海釣りのなかでも人気のターゲットとして知られる「真鯛(マダイ)」。エサ釣りはもちろん、最近はルアーで狙うことも多く、なかでも「タイラバ」は多くのアングラーから親しまれています。
そこで今回はタイラバで使うロッド、いわゆる「タイラバロッド」を特集。おすすめモデルをご紹介します。購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- タイラバとは?
- タイラバロッドの特徴
- タイラバロッドの選び方
- タイラバロッドのおすすめメーカー
- タイラバロッドのおすすめモデル|ダイワ
- タイラバロッドのおすすめモデル|シマノ
- タイラバロッドのおすすめモデル|メジャークラフト
- タイラバロッドのおすすめモデル|ジャッカル
- タイラバロッドのおすすめモデル|がまかつ
- タイラバロッドのおすすめモデル|アブガルシア
- タイラバロッドのおすすめモデル|テイルウォーク
- タイラバロッドのおすすめモデル|その他
- 番外編:タイラバロッドはタイラバ以外の釣りでも使える?
タイラバとは?
「タイラバ」とはマダイを釣るためのルアーのひとつ。「タイカブラ」や「ゴムカブラ」などとも呼ばれることがありますが、タイラバの「タイ」は「鯛」、「ラバ」はラバーを意味しています。
タイラバの歴史は古く、ヘッド(重り)とフックからなる漁具のカブラに海藻をつけたのがはじまり。その後、海藻の代わりにゴムやビニールが使われるようになり、現在の形になりました。ちなみに、ゴムやビニールの部分は「ネクタイ」と呼称。タイプとしてはストレートとカーリーの2種類があります。
釣りとしては船からマダイを狙うスタイル。船の流し方にもよりますが、狙う水深は100m前後で、タイラバが着底したら巻き始めるシンプルな釣りです。
釣り方としては一定の速度で巻き上げる「等速巻き」が基本。なお、アタリがないときや食いが渋いときは、早巻きやフォールを織り交ぜたり、ストップ&ゴーで緩急をつけたりすることもあります。
タイラバロッドの特徴
タイラバの釣りは100g近いタイラバを船べりから軽く投げて、落として、巻く、いわゆる「縦」の釣り。遠投をしないバーチカルな釣りが王道で、巻き上げることがポイントとなります。
よって、メインとなるのはベイトタックル。タイラバ専用のベイトロッドはタイラバを食い込ませるためにしなやかさを意識しながらも、魚の引きの強さに負けないよう、バットがしっかりしているのが特徴です。
なお、横方向に探りたい場合はキャスティングを考慮したスピニングタックルも選択肢のひとつ。その際は45〜80gのタイラバを遠投できるロッドがおすすめです。
タイラバロッドの選び方
ロッドの長さをチェック
タイラバのロッドの長さは、フィートであれば7ft前後、メートルであれば2m前後がメイン。専用ロッドの傾向としてはグリップエンドが長めです。これは脇に挟むことを考慮してのこと。掛けた際にロッドがもっていかれないないようにするほか、長時間巻き続けても疲れにくいようにするためです。
なお、スピニングタックルは海面を警戒して浮かないマダイに効果的。船べりからバーチカルに狙うベイトタックルとは違い、ロングキャストが必要となります。使い勝手を考えると、長さとしてはフィートで7ft以上、メートルで2m以上が目安となるので、意識しておきましょう。
ロッドの硬さをチェック
ロッドの硬さはアイテムによって異なり、柔らかい順に大別して紹介すると、ライト(L)、ミディアムライト(ML)、ミディアム(M)、ミディアムヘビー(MH)、ヘビー(H)などがあります。
柔らかいロッドは軽いルアーを投げやすく、しなやかに曲がるのが特徴。一方、硬いロッドはパワーがあり、重量級のマダイとのやり取りもしっかりと対応できます。
タイラバは安定したリーリングと、即アワセせずにルアーを食い込ませることが重要。一定の速度で巻き続けること、向こうアワセに近い感覚でハリ掛かりさせることなどを考えると、特に初心者の方は柔らかめのロッドのほうがおすすめです。
なお、上級者になると、どれくらいの水深を狙い、どれくらいの重さのタイラバを使うのか、どれくらいのサイズのマダイを狙うのかによって、選択肢が変わります。傾向としてはよりタフな状況であれば柔らかめ、より深場や大物狙いであれば硬めを選ぶのがおすすめです。
調子で選ぶ
乗せ調子(胴調子)
タイラバで釣るコツはアタリが出たら即アワセをせずに巻き続けること。巻き続け、マダイが下に突っ込んでからアワセるくらいが目安です。
よって、特に初心者の方はオートマチックに掛かるロッドがおすすめ。「オートマチックに掛かる」ということは「より食い込みやすい」ことを意味し、ブランクスに魚の重みを乗せて掛けることを指します。
そうしたロッドは竿全体を見た場合、曲がる支点がグリップ寄りにあるのがポイント。それを乗せ調子または胴調子と呼びます。なお、これはもともと和竿での呼称。英語ではスローテーパーと呼びます。ぜひ覚えておきましょう。
掛け調子(先調子)
タイラバ釣りのなかでも「タフコンディション時の繊細なアタリを取りたい」方や「食い渋り時でもアングラー側から積極的に仕掛けていきたい」という方は掛け調子または先調子のロッドがおすすめ。このタイプは穂先から曲がるのが特徴で、英語ではファストテーパーと呼びます。
アタリが出たらしっかりと送り込むのはタイラバの基本ですが、掛け調子のロッドであれば、よりアングラーの意向に則したフッキングが可能。よって、クッション性の高いロッドよりはややハリがあるロッドが多い傾向にあります。
なお、タイラバロッドのラインナップとしては少数派で、どちらかというと上級者向けなので、その点は留意しておきましょう。
タイラバロッドのおすすめメーカー
ダイワ(Daiwa)
「ダイワ」は国内大手の釣具メーカー。ロッドやリール、ルアーはもちろん、ラインやアパレル、小物などさまざまなアイテムを展開しています。
タイラバロッドのシリーズ名は「紅牙(コウガ)」。ラインナップにはベイトロッドはもちろん、キャスティングゲームで使うスピニングロッドも用意されています。
シマノ(SHIMANO)
「シマノ」は世界的に知られている日本の大手釣具メーカー。リール開発に定評があるほか、ロッドやルアーなど幅広いジャンルの製品を展開しています。
タイラバロッドのシリーズ名は「炎月(エンゲツ)」。なお、ベイトロッドは製品によって右巻き用と左巻き用とに分かれていることがあり、型番の語尾に「RIGHT」とあれば右巻き用、「LEFT」とあれば左巻き用を示しています。購入する際は注意して選ぶようにしましょう。
メジャークラフト(Major Craft)
「メジャークラフト」は大阪府に拠点を構える釣具メーカー。エギングをはじめ、シーバスやショアジギングなどのソルトウォーターから、トラウトやバスのフレッシュウォーターまで、幅広いゲームフィッシングのアイテムを展開しています。
タイラバロッド単体のシリーズはなく、「ソルパラ」や「クロステージ」などソルト全般を扱うラインナップに複数用意。なお、いずれも比較的リーズナブルなので、価格重視で購入を検討したい方におすすめです。
ジャッカル(JACKALL)
「ジャッカル」は琵琶湖の畔に居を構えるフィッシングメーカー。バスを中心に、ソルトやトラウトの製品も展開しています。各アイテムはそれぞれの分野で培ってきた経験やノウハウを踏襲。さらにはフィールドテストでのフィードバックがしっかりと反映されているのも魅力です。
タイラバロッドに関してはライト(L)よりも柔らかいウルトラライト(UL)、スーパーウルトラライト(SUL)、エクストラスーパーウルトラライト(XSUL)なども用意。ショートベイトロッド、ロングベイトロッド、キャスティングで使うスピニングロッドなども揃っています。
タイラバロッドのおすすめモデル|ダイワ
ダイワ(Daiwa) 紅牙 X 69MHB-S
タイラバ初心者におすすめのエントリーモデル。パワーはMHとやや硬めですが、ブランクスのテイストとしては乗せ調子で扱いやすく、浅場から深場までカバーできるのが特徴です。
仕様としては持ち運びに便利なセンターカット2ピースで、長さは6ft9inの2.06m。重さは104g、ジグウェイトは40~150g、ラインはPEで0.5~1.2号が目安です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 N69MB-S・K
タイラバロッドのなかでもしなやかに曲がる乗せ調子の1本。リトリーブの安定性とバイトに対する喰い込みのよさを兼ね備えているのが特徴です。
穂先は感度と強度に優れたソリッドティップの「メガトップ」を採用。カーボン含有率は88%とやや控えめで、クッション性に配慮しているのもポイントです。
長さは6ft9inの2.06mで、重さは97g。パワーはMで、ジグウェイトは30~120g、ラインはPEで0.5~1号が目安です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 K65HB-S・K
タイラバロッドにおける掛け調子の1本。穂先は感度と強度に優れたソリッドティップの「メガトップ」を採用しているほか、カーボン含有率は93%とやや高めで、シャープにフッキングできるのが特徴です。
長さは6ft5inの1.96mで、重さは113g。パワーはHと硬めで、ジグウェイトは40~120g、ラインはPEで0.8~1.5号が目安です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 D610HB-S・K
タイラバロッドのなかでも電動リール用のモデル。ディープ攻略やドテラ流しで使うのにおすすめの1本で、ジグウェイトは60~350gと重めまで扱えるのが特徴です。
「ドテラ流し」とは船のエンジンを切り、潮や風に任せて自然に流していく釣法のこと。穂先は感度と強度に優れたソリッドティップの「メガトップ」を採用しており、アタリがしっかりと拾えるのも魅力です。
長さは6ft10inの2.08mで、重さは114g。パワーはHと硬めで、ラインはPEで0.6~1.5号が目安です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 C65MHS-S・K
キャステイングタイラバで使うスピニングロッド。「キャステイングタイラバ」とは通常の縦方向のタイラバではなく、キャストして横方向ないし斜め方向に引っ張って誘う釣りで、広範囲をサーチするのに適したモデルです。
ジグウェイトは20~65gと軽めで、遠投に耐える仕様となっているのも特徴。長さは6ft5inの1.96m、重さは116g、パワーはMHで、ラインはPEで0.6~1.2号が目安です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 MX N611MLB TG・W
しなやかさと粘りを兼ね備えたおすすめのタイラバロッド。パワーはMLとやや柔らかめで、掛けてからの曲がりを十分堪能できるのが特徴です。
穂先は感度と強度に優れたソリッドティップの「メガトップ」を採用。カーボン含有率は81%とやや控えめで、喰い込みのよさも魅力です。
長さは6ft11inの2.11mで、重さは100g。ジグウェイトは30~200g、ラインはPEで0.5~1.2号が目安です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 MX K64XHB-MT・W
掛け調子のタイラバロッドのなかでもXHパワーに設定された硬めの1本。穂先は感度と強度に優れたソリッドティップの「メガトップ」を採用しているほか、ブランクスのカーボン含有率は98%と高めで、思いっきりフッキングできるのが特徴です。
長さは6ft4inの1.93m、重さは96gと100g以下で、軽めに仕上がっているのもポイント。ジグウェイトは60~150g、ラインはPEで0.8~1.5号が目安です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 MX D68MHB-TG・W
電動リール用のタイラバロッドのなかでも汎用性の高いモデル。浅いレンジから深場まで対応できる1本で、ジグウェイトは60~300gと幅広いのが特徴です。
長さは6ft8inの2.03mで、重さは122g。パワーはMHとやや硬めで、ラインはPEで0.5~1.5号が目安です。なお、カーボン含有率は76%と控えめ。ロッドとしてはやや重さがありますが、比較的オートマチックに掛けられるのが魅力です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 AIR N610MHB TG
長さ6ft10in・2.08mのタイラバロッド。ブランクスの中身が詰まっているフルソリッド仕様で、クッション性がある乗せ調子の1本です。
フルソリッドながら重さは105gと軽量なのもポイント。パワーはMHで、ジグウェイトは60~300gと幅広く、重量級のタイラバを使ったディープ狙いにも有効です。ラインはPEで0.5~1.5号が目安。細めから太めのラインまで使えるのも魅力です。
ダイワ(Daiwa) 紅牙 EX N68HB-SMT
ハイエンドクラスのタイラバロッド。タイプとしては乗せ調子で、ティップに超弾性チタン合金の「SMT(スーパーメタルトップ)」を採用しており、繊細なアタリをしっかりと取れるのが特徴です。
長さは6ft8inの2.03mで、重さは100g。感度の高さだけでなく、軽さも魅力です。パワーはH、ジグウェイトは45~200g、ラインはPEで0.5~1.5号が目安で、ヘビー級のタイラバまで使えるのもポイント。ストレスなくタイラバをやり続けられる満足度の高い1本です。
タイラバロッドのおすすめモデル|シマノ
シマノ(SHIMANO) ソルティーアドバンス タイラバ B69M-S
「これから本格的にタイラバを楽しみたい」という初心者アングラーにおすすめの1本。本製品はさまざまなジャンルのロッドが揃う同社エントリーシリーズのタイラバモデルで、価格帯が控えめなのが特徴です。
タイプとしてはスパイラルガイドを採用したベイトモデルで、糸絡みに配慮しているのもポイント。長さは6ft9inの2.06m、重さは122gで、ルアーウェイトは40~150g、ラインはPEでMAX1.2号が目安です。
シマノ(SHIMANO) クロスミッション BB B66ML-S
ソルトで使うベイトロッドのなかでもコスパの高いモデル。タイラバはもちろん、スーパーライトジギングもカバーできる1本で、比較的リーズナブルな価格帯ながらバーチカルな縦の釣り全般に対応できるのが特徴です。
長さは6ft6inの1.98m、重さは108g。パワーはML、タイラバのジグウェイトはMAX100g、ラインはPEでMAX1.2号が目安です。
シマノ(SHIMANO) クロスミッション B66M-S
ややライトめなオフショア用のベイトロッドを探している方におすすめの1本。タイラバやライトジグを近海から中深海まで対応できるモデルで、汎用性に優れているのが特徴です。
長さは6ft6inの1.98m、重さは121g。パワーはM、タイラバのジグウェイトはMAX150g、ラインはPEでMAX1.2号が目安です。
シマノ(SHIMANO) クロスミッション XR S66ML
オフショアでのキャスティングゲームに適したスピニングロッド。タイラバであればキャスティングタイラバ、ジギングであれば軽量ルアーで小型の青物を狙うスーパーライトジギング、エギングであればティップランエギングに対応できるのが特徴です。
長さは6ft6inの1.98m、重さは101gと比較的軽めなのもポイント。パワーはML、タイラバのジグウェイトはMAX80g、ラインはPEでMAX1.2号が目安です。
シマノ(SHIMANO) フリーゲーム XT B69M-S/BOAT
タイラバで使えるベイトのパックロッドを求めている方におすすめの1本。本製品は仕舞寸法56.2cmとコンパクトに収納できる4ピースモデルで、持ち運びに便利なのが特徴です。
長さは6ft9inの2.06mで、重さは112g。パワーはMで、バーチカルな釣りでのウェイトは40〜150g、ラインはPEで0.6〜1.2号が目安です。
シマノ(SHIMANO) エンゲツ BB B69MH
エンドリーモデルながら大物まで狙えるタイラバロッド。使用するシーンの目安は水深50~120m+αで、潮が速い状況でも対応しやすいのが特徴です。
長さは6ft9inの2.06mで、重さは148g。パワーはMH、ジグウェイトは45~200g、ラインはPEで1.5号がMAXです。価格帯としてはやや控えめなので、コスパは良好。初心者から中級者までのタイラバアングラーのおすすめの1本です。
なお、本製品は「B69MH」ですが、同シリーズには同スペックでより仕舞寸法が短い「B69MH-S/2」も用意されています。購入を検討する際は意識しておきましょう。
シマノ(SHIMANO) エンゲツ TT B69ML-S
スタンダードな乗せ調子のタイラバロッド。ソリッドティップを採用しているのが特徴で、違和感なくタイラバを食い込ませ、ベリーからバットまですんなりと曲がるのが特徴です。
長さは6ft9inの2.06mで、重さは138g。パワーはML、ジグウェイトは30~100g、ラインはPEで1号がMAXです。なお、シリーズラインナップはパワー別に並んでいるので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
シマノ(SHIMANO) エンゲツ SS B66MH-FS/RIGHT
フルソリッド仕様のベイト右巻き用タイラバロッド。クッション性が高く、強烈な引きに対しても十分対応できるのが特徴です。
長さは6ft6inの1.98mで、重さは149g。パワーはMH、ジグウェイトは45~200g、ラインはPEで1.5号がMAXです。ディープレンジから大物を引っ張り上げる際もことも可能。やや重めではありますが、フルソリッドのよさを体感したい方におすすめの1本です。
シマノ(SHIMANO) エンゲツ XR FS-B66M/RIGHT
フルソリッドかつ低弾性のカーボンを採用したベイト右巻き用のタイラバロッド。やや重めではありますが、ロッドがしっかりと曲がるのが魅力で、掛けてからしっかりと魚をいなせるのが特徴です。
長さは6ft6inの1.98mで、重さは149g。パワーはM、ジグウェイトは40~150g、ラインはPEで1.2号がMAXです。魚の引きを十分に楽しみたい方はぜひおさえておきましょう。
シマノ(SHIMANO) エンゲツ エクスチューン N-B70M+-FS/LEFT
ロングレングスの左巻き用タイラバロッド。タイプとしては十分なクッション性と粘りがあるフルソリッドで、ティップからバットまでスムーズに曲がるのが特徴です。
長さは7ftの2.13mで、重さは162g。パワーはM+と若干硬めで、バーチカルな釣りでのウェイトは45〜180g、ラインはPEでMAX1.2号が目安です。
シマノ(SHIMANO) エンゲツ リミテッド B610M-S/LEFT
ハイエンドクラスの左巻き用タイラバロッド。ジャンルとしては乗せ調子の1本で、粘り強く、深場や潮の流れが速い場合にもしっかりと対応できるのが特徴です。
長さは6ft10inの2.08mで、重さは140g。ロッドのレングスの長さをいかし、魚の引きを受け止めるのも本製品のポイントです。パワーはM、ジグウェイトは40~130gで、ラインはPEで1.2号がMAX。満足度の高いタイラバロッドを求めている方はぜひ候補として検討してみてください。
タイラバロッドのおすすめモデル|メジャークラフト
メジャークラフト(Major Craft) NEW ソルパラ 鯛ラバ SPXJ-B692MLTR/ST
リーズナブルな価格帯ながら汎用性の高いおすすめのタイラバロッド。長さは6ft9in、パワーはML、ジグウェイトはMAX120g、ラインはPEで0.6〜1.2号が目安で、80〜100gのタイラバを使うのに適しています。
また、ティップは感度が高いソリッドティップを採用。アクションもエクストラファストと先調子で、掛け調子なのもポイントです。
同ジャンルのタイラバロッドは比較的上級者向けで、高価格帯のモデルが多めですが、本製品は安価。「試してみたいけどなかなか手が出せない」という方に候補となる1本です。
メジャークラフト(Major Craft) 三代目 クロステージ 鯛ラバ CRXJ-B662ULTR/ST
ULパワーと柔らかめのタイラバロッド。長さは6ft6in、ジグウェイトはMAX80g、ラインはPEで0.4〜1号が目安で、内海や潮が比較的遅い湾内で使うのがおすすめです。
また、ティップはわずかなアタリにも反応できるソリッドティップ、アクションは先調子のエクストラファストを採用。ショートバイトも獲り込める掛け調子の1本です。
メジャークラフト(Major Craft) ジャイアントキリング 鯛ラバモデル ソリッドティップモデル GXJ-B68LTR/S
穂先にソリッドティップを採用したおすすめのタイラバロッド。長さは6ft8in、パワーはL、テーパーはエクストラファストアクションで、ルアーウェイトはMAX80g、ラインはPEで0.4〜1号が目安です。
竿先での操作がしやすく、繊細にタイラバを動かせるのもポイント。また、ブランクスには十分なレングスと柔軟性があり、バット部分でしっかりと踏ん張れるのも魅力です。
メジャークラフト(Major Craft) ジャイアントキリング 鯛ラバモデル ドテラモデル GXJ-B70MHTR/DTR
ドテラ流し用のタイラバロッド。本製品は水深100m前後に適したモデルで、ディープの魚を自然に流して根こそぎ狙えるのが特徴です。
長さは7ft、パワーはMHで、テーパーはレギュラーファストアクション。ルアーウェイトはMAX200g、ラインはPEで0.6〜1.5号が目安です。なお、ガイドは糸絡みに配慮したスパイラルガイド仕様なので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
メジャークラフト(Major Craft) ジャイアントキリング 鯛ラバモデル 電動鯛ラバモデル GXJ-B63MTR/ES
電動リールでのドテラ流しにおすすめのタイラバロッド。本製品は比較的潮流の早い場所での使用に適したモデルで、穂先はソリッドティップ、ガイドはスパイラルガイドを採用しています。
長さは6ft3in、パワーはMで、テーパーはレギュラーファストアクション。ルアーウェイトはMAX120g、ラインはPEで0.6〜1.2号が目安です。
メジャークラフト(Major Craft) NEW フルソリ 鯛ラバ FSTR-B67ML
フルソリッド仕様のタイラバロッド。長さは6ft7in、パワーはML、テーパーはファストアクションで、ルアーウェイトはMAX130g、ラインはPEで0.6〜1.2号が目安です。
本製品は先調子ですが、フルソリッドの恩恵を受け、ブランクスがスムーズに曲がるのが特徴。大物の強烈な引きもしっかりと受け止められ、十分にいなせるのも魅力です。
メジャークラフト(Major Craft) レッドバック 5G RB5-B610L/S
ブランクスを「R360構造」という製法で仕上げたおすすめのタイラバロッド。素材は繊維メーカー「東レ」の「T1100Gカーボン」を採用しており、軽さや強度、粘り強さを備えているのが特徴です。
長さは6ft10in、パワーはLで、テーパーはレギュラーファストアクション。穂先はソリッドティップを採用しており、感度も良好です。
ルアーウェイトはMAX120g、ドテラ流しであればMAX150gまで対応し、比較的オールラウンドに使えるのもポイント。ラインはPEで0.6〜1.2号が目安です。
タイラバロッドのおすすめモデル|ジャッカル
ジャッカル(JACKALL) ビンビンスティックRB BSRB-C66SUL
タイラバ初心者におすすめの1本。パワーはSUL(スーパーウルトラライト)とかなり柔らかめですが、極端にフィネス寄りのテーパーではなく、内海のバーチカルから外海のドテラ流しまで対応できるのが特徴です。
長さは6ft6inの1.98mで、重さは117g。ジグウェイトはMAX120g、ラインはPEで0.6〜1号が目安です。
ジャッカル(JACKALL) ビンビンスティックVCM BS-C511SUL-VCM
ショートレングスのタイラバロッド。しなやかな乗せ調子のテーパーで、バイトからグイッと食い込ませ、深くフッキングする「送り掛け」に対応できるのが特徴です。
長さは5ft11inの1.8mで、重さは128g。レングスは短めですが、ブランクスの素材はグラスとカーボンをコンポジットしており、やや重めです。パワーはSUL(スーパーウルトラライト)とかなり柔らかめ。ジグウェイトはMAX120gで、ラインはPEで0.6〜1号が目安です。
ジャッカル(JACKALL) ビンビンスティック エクストロ BXS-C69XSUL
タフコンディション時やハイプレッシャーフィールドで活躍するややマニアックなタイラバロッド。テーパーのパワーは極端に柔らかいXSUL(エクストラスーパーウルトラライト)で、ショートバイトにもしっかりと対応できるのが特徴です。
長さは6ft9inの2.06mで、重さは122g。ジグウェイトはMAX120g、ラインはPEで0.6〜1号が目安です。バラシ軽減を追求した1本なので、興味がある方はぜひチェックしておきましょう。
ジャッカル(JACKALL) ビンビンスティックHS BS-C69L-HS
タイラバロッドのなかでも柔らかめの掛け調子モデル。しなやかさがあるものの、ハリも感じられ、掛けてから獲るまでの流れがスムーズにできるのが特徴です。
本製品は同社のおける高感度シリーズの1本で、ソリッドティップを採用しているのもポイント。長さは6ft9inの2.06mで、重さは123g。パワーはL、ジグウェイトはMAX160g、ラインはPEで0.6〜1号が目安です。
ジャッカル(JACKALL) ビンビンスティック シュプリーム BSP-S65ML
軽快に操作できるスピニングモデルのタイラバロッド。ジグウェイトはMAX45gと比較的ライトめのタイラバに向いたモデルで、長さは6ft5inの1.96m、重さは94g、パワーはML、ラインはPEで0.6〜1号が目安です。
ブランクスには高弾性・高強度のカーボンを採用。穂先はチューブラーのティップで、キャスタビリティに優れているのも特徴です。
タイラバロッドのおすすめモデル|がまかつ
がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ 桜幻 鯛ラバーR S64M-solid.RF
ある程度の長さがありながら軽量なタイラバロッド。長さ6ft4inの1.93mで、重さは98gと100g以下となっているのが特徴です。
本製品はアンダーハンドでコンスタントにキャストするモデルで、テーパーはメーカー独自の「ソリッドレギュラーファストアクション」に設定。パワーはMで、ジグウェイトは40〜180g、ラインはPEで0.5〜1.2号が目安です。
また、リトリーブ中の巻き感度が高いのもおすすめのポイント。さらに、フォール時のアタリやラインテンションまで把握できるのも魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ 桜幻 鯛ラバーS B68UL-solid
ハイプレッシャーなタフコンディション時にも活躍してくれるおすすめのタイバラロッド。パワーはULとかなり柔らかめで、フィネスな釣りを実践できるのが特徴です。
ルアーウェイトは30〜80gと軽めで、対応するレンジとしては比較的浅め。長さは6ft8inの2.03m、重さは120g、ガイドはスパイラルガイドで、ラインはPE0.5〜1号が目安です。
がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ 桜幻 鯛ラバーXX B67FL-solid
細身で軽いおすすめのタイラバロッド。パワーはULより柔らかいFL(フェザーライト)で、かすかなショートバイトをもしっかりと拾えるのが特徴です。
長さは6ft7inの2.01m、重さは95gと100g以下で、十分なレングスがありながら軽快に操作できるのもポイント。ルアーウェイトは20〜80gで、ラインはPE0.5〜1号が目安です。
タイラバロッドのおすすめモデル|アブガルシア
アブガルシア(Abu Garcia) オーシャンフィールド タイラバ OFTC-692LS-80
「タイラバ」と銘打っているものの、比較的さまざまな場面で使える万能竿。価格帯も控えめのロングセラーモデルで、コスパ重視のソルトロッドを求めている方におすすめの1本です。
長さは6ft9inの2.06mで、重さは130g。パワーはL、ジグウェイトは60〜120g、ラインはPEで1.5号までが目安です。また、ソリッドティップを採用したファストアクションも本製品の特徴。竿先の感度のよさと柔らかめのブランクスによる先調子がポイントとなるロッドです。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティーステージ プロトタイプ タイラバ XTRC-702LT100
掛け重視のタイラバロッド。穂先は中身が詰まったソリッドではなく空洞のチューブラーで、オートマチックな「乗せる」フッキングだけでなく、積極的に「掛ける」フッキングにも対応できるのが特徴です。
長さは7ftの2.13mで、重さは144g。パワーはL、テーパーはレギュラーファストアクションで、ルアーウェイトは60〜180g、ラインはPEでMAX1.2号が目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) エラディケーター セブン スペシャル ESSS-74UL60-FS-Limited
フルソリッド仕様のスピニングロッド。長さ7ft4in(2.24m)のロングレングスモデルで、重さは144g、パワーはUL、テーパーはレギュラーアクション、ルアーウェイトは20〜180g、ラインはPEでMAX1.2号が目安です。
ブランクスはかなり柔らかめですが、バット部分には4軸カーボンの「テトラアクシャルカーボン」を採用し、しっかりしているのもポイント。「ベイトではなく、スピニングでタイラバをしたい」という方におすすめの1本です。
タイラバロッドのおすすめモデル|テイルウォーク
テイルウォーク(tailwalk) タイゲーム TZ C71XUL/FSL
タフコンディション時の喰わせを意識したおすすめのタイラバロッド。フルソリッドを採用しているため、同ブランドとしてはやや価格帯が高めですが、しなやかに曲がるのが特徴です。
長さは7ft1inで、重さは128g。パワーはXUL、テーパーはスローアクションで、ジグウェイトはMAX120g、ラインはPEでMAX0.8号が目安です。クッション性の高いロングレングスのフルソリッドロッドを求めている方はぜひおさえておきましょう。
テイルウォーク(tailwalk) タイゲーム SSD C69ML/FSL
フルソリッドかつスパイラルガイドのタイラバロッド。長さは6ft9in、重さは145gで、パワーはML、ルアーウェイトはMAX180g、ラインはPEでMAX0.8号が目安です。
テーパーはパラボリックで、いわゆるスローアクションの乗せ調子(胴調子)。やや重ためですが、その分価格に還元されており、フルソリッドながら比較的安価なのも注目すべき点です。
タイラバロッドのおすすめモデル|その他
ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks) シーウォーク タイラバ 60F
ハリの強いショートレングスのタイラバロッド。長さは6ftの1.85m、重さは100gで、ルアーウェイトは60〜120g、ラインはPEで0.6〜1号が目安です。
穂先はソリッドティップを採用しており、感度も良好。フォール時はもちろん、リフトする際のリーリング時もブレにくく、安定して巻けるのも魅力です。
なお、本製品の使用で推奨される水深は潮流などにもよりますが、30〜100m程度とされているので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
エバーグリーン(EVERGREEN) ポセイドン スパリッドマスター PSMC-68UL/MLST
比較的浅いエリアでのタイラバでおすすめのロッド。ULパワーのティップにMLパワーのバットを組み合わせた1本で、掛けた際はブランク中心付近までしなやかに曲がり込み、取り込む際は安心してリフトできるのが特徴です。
長さは6ft8inの2.03mで、重さは105g。ルアーウェイトは40〜80g、ラインはPEで0.5〜1.2号が目安です。穂先はソリッドティップですが、短めのショートソリッドティップを採用。一方、バット部分は4軸クロスを採用しており、大物の引きをしっかりと受け止められるのも魅力です。
スミス(SMITH) グラビテーション GRVC-LCT60ML
ショートレングス・MLパワーのタイラバロッド。テーパーのアクションはモデレートファストとややレギュラー寄りとファストで、どちらかというと掛け調子(先調子)の1本です。
長さは6ftで、重さは140g。ジグウェイトは100gまでで、ラインはPEで0.6〜1.5号が目安です。取り回しがよく、アンダーハンドでのキャストもしやすいので、その点もおさえておきましょう。
天龍(TENRYU) レッドフリップ RF642B-M/VDK
ディープレンジまで狙える掛け調子のタイラバロッド。ブランクスはチューブラー、パワーはM、テーパーはファストアクションで、「早掛け」や「送り掛け」に対応できるのが特徴です。
長さは6ft4inの1.93mで、重さは116g。ジグウェイトは60〜180g、ラインはPEでMAX1.2号が目安です。なお、ティップには中弾性カーボン、ベリーからバットは高弾性カーボンと、弾性を変えているのもポイント。先端にはクッション性がありつつも、根元にいくにつれてシャープに仕上がっているのが魅力です。
番外編:タイラバロッドはタイラバ以外の釣りでも使える?
まず、タイラバロッドといってもベイトロッドとスピニングロッドに分かれます。前者はタイラバをフィールさせ、リーリングする縦の釣り。後者はロングキャストして引っ張ってくる横の釣りで、それぞれ違いがあります。
ソルトのバーチカルな釣りでベイトタックルを使うとなると、タチウオ狙いのジギング(サーベリング)や中深海のスロージギングが代表的。似てはいますが、タイラバのほうがどちらかというと巻き重視で、ロッドをシャクったり、煽ったりすることはあまりなく、操作性に違いがあります。
一方、スピニングタックルの場合は船からロングキャストして広範囲を探る釣りと共通。使用するメタルジグの重さや狙う水深を考慮したうえで、キャスティングゲームに適したライトめのジギングロッドを選ぶのがおすすめです。
タイラバロッドを他の釣りで代用することは可能ですが、ロッドのパワーやアクション、さらにはジグウェイトやラインの太さの適合も考慮したうえで判断するようにしましょう。
タイラバに限らず、ベイトリールを選ぶうえで悩ましいのが「右巻きか、左巻きか」という点。利き手で巻くか、ロッド操作するのかによって分かれてきます。前者であればより力強く、よりスムーズに巻けるのがポイント。後者であればよりロッドの操作がしやすくなります。タックルを揃える際は事前に考えておきましょう。