グリーンまわりからのアプローチで活躍するアプローチウェッジ。スコアメイクの鍵を握る重要なクラブのひとつです。しかし、製品によってロフト角やバウンス角の違いなど特徴が異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アプローチウェッジのおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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アプローチウェッジとは?

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アプローチウェッジは、ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間に位置するショートゲーム専用のクラブです。ロフト角は48〜53°程度が一般的。「ギャップウェッジ」とも呼ばれています。
主に70〜90ヤードほどの短距離寄せショットで威力を発揮。高い弾道と適度な転がりのよさが特徴です。バウンス角によって難しいライからの対応も可能。ピッチ&ランショットに適した設計です。
アプローチウェッジの選び方
ロフト角とバウンス角をチェック

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ロフト角とは、シャフトを地面と垂直にした際のシャフト軸とフェース面がなす角度を指します。ピッチングウェッジとサンドウェッジの間の飛距離を埋められるよう、ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間の角度を選ぶのがおすすめです。
バウンス角は、クラブ底面の水平ラインからのふくらみがなす角度のこと。角度が小さいと地面に刺さりやすく、大きいと地面に刺さりにくいのが特徴です。初心者の方には角度が大きいハイバウンスの製品が適しています。
ネックの形状をチェック

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アプローチウェッジは、いくつかのネック形状に分かれます。操作性に影響するためしっかりとチェックしましょう。主にグースネック、セミグースネック、ストレートネックがあります。
グースネックは、シャフトよりもヘッドが後ろにくる設計で、ボールをつかまえやすいのが大きな特徴です。セミグースネックは、グースネック・ストレートネックの中間的な性能を持つバランスのよい形状。ストレートネックは、ヘッドがシャフトの延長線上にある作りで、操作性に優れる上級者向けのタイプです。
初心者の方にはグースネックかセミグースネックがおすすめ。自分のレベルや好み、ショットのイメージなどに合わせて選んでみてください。
ソールの広さ・形をチェック

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ソールとは地面と接する部分のことで、広さや形状によって打ちやすさが変わります。ソール幅が広いタイプは、地面にあたる面積が大きく、地面に刺さりにくいのが特徴。ダフリを抑えられるので、初心者の方におすすめです。
狭いソールは地面と設する面積が小さいため振り抜きやすく、操作性に優れています。初心者よりも上級者にぴったりなタイプです。
シャフトの重さをチェック

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シャフトの重さは操作性や振り抜きに影響するため慎重に選びましょう。一般的に所有しているアイアンと近い重さのモノを選ぶのがおすすめです。重さが違いすぎると、操作性に違和感を覚える場合も。重さを近くすることで、ショット時の感覚の統一が図れます。
なお、重めのシャフトは安定しやすい傾向があるので、安定感重視の方はやや重めのアプローチウェッジを検討するのも選択肢のひとつです。
アプローチウェッジのおすすめ|初心者
ブリヂストン(BRIDGESTONE) B シリーズ BRM2 HF ウェッジ 48°
テクノロジーとやさしさを両立させたアプローチウェッジ。キャビティ部分を拡大しており、余剰重量を作り出しています。慣性モーメントが増大し、寛容性を高めているのが特徴です。
本製品はV-SOLEに対応しています。ダフリを抑えてショットを打てるのが魅力。バンス角もアップしているので、初心者の方にもおすすめです。
フォーティーン(FOURTEEN) FR-5 ウェッジ パールサテン仕上げ 48°
やさしさと構えやすさに優れた、グースネック形状を採用しているスタンダードタイプのアプローチウェッジ。すべてのゴルファーのニーズに対応できる汎用性の高さを有しています。シンプルでやさしいので、成功体験を積み重ねてスキルアップしたい初心者の方におすすめです。
リーディングエッジのバンパー部分がインパクトの許容性を高め、安定したショットを可能にします。ハイスピンミラー鍛造フェースと横方向のレーザーミーリングにより、さまざまなライやウェットな状況でも安定したスピンショットを放てるのがポイントです。
ダンロップ(DUNLOP) クリーブランドゴルフ CVX 2 ZIPCORE ウェッジ 52°
やさしさを徹底追求したアプローチウェッジ。ZIPCOREテクノロジーと拡大したキャビティ部により、上下左右の慣性モーメントを増大させています。ミスヒットに対する寛容性が高く、安定したショットを実現できるのがメリットです。
V-SOLEを採用しており、ダフリを軽減できるのもポイント。初心者から中級者におすすめのモデルです。
キャスコ(Kasco) DOLPHIN WEDGE 52° N.S.PRO950GH neo DW-120G
やさしさ・抜けのよさ・操作性に優れたアプローチウェッジです。独自のクアッドソール設計で刺さりにくく、安心してショットに臨めます。セミグースネック仕様でボールをつかまえやすい構造です。
ヒールグルーブがヘッドのブレを軽減。方向性と安定性を高めます。番手別逆さ富士溝設計により、アプローチショット時に求められるスピン性能を発揮するのもポイント。アプローチが苦手な初心者の方におすすめです。
キャスコ(Kasco) DOLPHIN WEDGE 50° NS PRO 950GH neo DW-123
独自のソール形状「クアッドソール X」を採用したアプローチウェッジ。抜けがよいほかフェースを開かずに打てるのが特徴。スイングを変えずにやさしく打てます。また、刺さりにくいため、初心者の方にもおすすめです。
打球部が肉厚で打感に優れているのもポイント。スピン性能も良好なので、ゴルフを始めたばかりの方やアプローチショットの技術向上を目指す方におすすめです。
キャロウェイ(Callaway) OPUSウェッジ クロム 52° Sグラインド
プロフィードバックで磨かれたウェッジ。約19か月かけて改良を重ね、6番目に試作されたシェイプを採用したモデルです。2本増えたフェース溝により、ラフや湿ったライでのスピン量とコントロール性が向上しています。
ティアドロップ型がより強調された美しいシェイプが特徴。初心者の方でも扱いやすい、おすすめの製品です。
プロギア(PRGR) PRGR 0 ウェッジ 52°
競技レベルの性能を追求したアプローチウェッジ。ツアーモデルながらやさしさを備えているので、初心者の方にもぴったりです。フェース面に縦マイクロミーリング処理を施すことで、雨の日やラフからでも安定したスピン量を発生させます。
本製品のロフト角は52°で、バウンス効果と操作性を向上させるために、トゥヒールを大きめに削っているのが特徴です。洗練された美しい見た目もポイント。レベルアップ後も使いやすいおすすめの製品です。
アプローチウェッジのおすすめ|中・上級者
フォーティーン(FOURTEEN) DJ-6 ウェッジ 50°
ダフリに強いキャニオンソールを採用したアプローチウェッジ。バンパーソールが適度にヘッドを地面に入り込ませるほか、キャニオンバンスが地面を受け止めることで深く潜らずボールを前に押し出します。打ちやすさとやさしさを生み出しているのが特徴です。
やわらかいS20C軟鉄を用いた鍛造ヘッドで、インパクト時に吸い付くような打感を実現。シアターブレード構造により振動と重心を制御し、打感とやさしさを両立しています。技術向上を目指す中級者におすすめの製品です。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) BITING SPIN ウェッジ 50°
ヘッドシェイプにバイティングスピンIXミーリングを搭載したアプローチウェッジ。縦溝と斜めの溝を組み合わせているのが特徴で、厳しい条件下でもスピン性能を発揮します。コントロール性能に優れ、しっかりとショットを放てるのが魅力です。
ブレードに厚みをもたせた高重心デザインを採用し、スピン性能を高めているのもポイント。中級者におすすめのモデルです。
ミズノ(MIZUNO) T24 ウェッジ ソフトホワイトサテン仕上げ 50°S-TYPE 5KJSB22790
高性能かつフィーリングに優れたアプローチウェッジです。「新クワッドカットプラス グルーブ」を採用しています。スコアラインを増やしており、ボールとの接触面積が広いのが特徴。フルショットでもスピン性能は良好です。
本アイテムはS-TYPEの製品で、フルショットを多用する方や、グリーンまわりでバウンス効果を求めている方におすすめ。スピン性能の高さを重視している方はチェックしてみてください。
ダンロップ(DUNLOP) クリーブランドゴルフ RTZ ツアーサテン ウェッジ 48°

独自のZ-ALLOY素材とZIPCORE技術を採用したアプローチウェッジ。炭素含有量をアップさせたりネック部にセラミックピンを使用したりすることで、軽量化を実現しています。余剰重量を最適配分しているのがポイントです。
深く狭いグルーブがスピンを生み、悪天候下でもボールコントロール性能を発揮します。許容性と操作性のバランスに優れたソールを用いているのも特徴。精密なアプローチと高度なスピンコントロールを求める中・上級者の方におすすめです。
ダンロップ(DUNLOP) クリーブランドゴルフ RTZ ブラックサテン ウェッジ 50°
高度な技術力で作り上げた中・上級者向けのアプローチウェッジです。ブラックサテン仕上げによるスタイリッシュなデザインが魅力。機能性だけでなく、見た目にもこだわりたい方におすすめです。
独自合金のZ-ALLOYとZIPCORE技術を組み合わせているのが特徴。レーザーミーリングによってスピン量が安定しているのもポイントです。さまざまな状況下でもスピン性能を維持できます。また、重心位置を打点近くに設計することで、高い飛距離安定性と方向安定性を実現しているのもメリットです。
ダンロップ(DUNLOP) クリーブランドゴルフ RTX DEEP FORGED 2 ウェッジ 52°
優れた打感とスピン性能を追求したアプローチウェッジ。S20C軟鉄に独自の熱処理を施し、打点部を厚肉化しているのが特徴です。やわらかい打感を実現しています。
スピン性能を高めた「HydraZipフェース」とスピンコントロール性能を有した「ULTIZIPグルーブ」を採用。ラフやウェット時でもしっかりとスピンを生み出します。シャープでスタイリッシュなヘッドも魅力。繊細なアプローチショットを打ちたい中・上級者の方におすすめです。
キャロウェイ(Callaway) CB ウェッジ 48°
やさしさに優れたアプローチウェッジです。高強度かつやわらかい431ステンレススチールを採用しており、心地よい打感を実現。キャビディバックを大きく設計しているので、グリーンまわりが苦手なゴルファーにも適しています。高慣性モーメントにより、ミスヒットにも強いモデルです。
フェース面に37Vグルーブとフェースブラスト処理が施されているため、安定したスピン性能を発揮します。ワイドなトライレベル・ソールがダフリを軽減するのも魅力。グリーンまわりで自信をつけたい中級者におすすめです。
キャロウェイ(Callaway) JAWS FORGEDウェッジ クロム 52°
生溝と軟鉄鍛造技術が融合したアプローチウェッジです。人気のX FORGEDウェッジを彷彿とさせる「JAWS FORGEDウェッジ」を採用。やや丸みを帯びたリーディングエッジと高めのヒール部により、ボールを拾いやすいのが特徴です。
抜けがよく操作性が高いCグラインドを用いています。スピン性能と操作性を求める中・上級者の方におすすめです。
アプローチウェッジの売れ筋ランキングをチェック
アプローチウェッジのランキングをチェックしたい方はこちら。
アプローチウェッジは、ロフト角やバウンス角、ソールの形状などによって性能が大きく変わります。自分のスイングタイプやプレースタイルを考慮して選ぶことが重要です。初心者の方は寛容性の高さを、上級者の方はスピン性能や操作性を重視すると、よりプレーの幅が広がります。