ショートゲームの精度を上げるのに重要な役割を果たす「ウェッジ」。グリーンまわりのアプローチショットやバンカーショット、深いラフからのショットなどさまざまなシーンで使われるため、スコアメイクに大きく影響を及ぼすゴルフクラブです。
そこで今回は、ウェッジのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、自分のプレースタイルに合ったウェッジを見つけてスコアアップを目指しましょう。
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ゴルフのウェッジとは?
ウェッジとは、短い距離のショットで使用されるゴルフクラブのことです。おもに、グリーンまわりやピンまで100ヤード以内のアプローチショット、バンカーショット、深いラフからのショットといったシーンで使います。
クラブフェースが上を向いており、ボールを遠くに飛ばすよりも正確性を重視しているのが特徴。ボールを高く打ち上げたりバックスピンをかけたりしやすいため、ショートゲームの精度向上やスコアアップに役立つゴルフクラブです。
ウェッジは、大きく4種類に分けられます。飛距離の出る順にピッチングウェッジ・アプローチウェッジ・サンドウェッジ・ロブウェッジ。それぞれ役割や使用シーンが異なるため、しっかり把握して使い分けることが大切です。
なお、ラウンド時にはアイアンセットに含まれるピッチングウェッジに加えて、単品のウェッジを2~3本追加するセッティングが一般的といわれています。
ウェッジの種類
ピッチングウェッジ
ピッチングウェッジはボールを高く打ち上げて、グリーン上でボールを止めるのに適したウェッジです。また、ボールが落ちた後の転がる距離も計算して打つ「ピッチエンドラン」や、転がして目標に近づけていく「ランニングアプローチ」といった、転がしのアプローチでも活躍します。
ウェッジのなかでは最もロフト角が少ないタイプで、ロフト角は一般的に44~47°程度。飛び系と呼ばれるモデルのなかには、37°程度のモノもあります。ロフト角にもよりますが、飛距離は約100~120ヤードです。
ピンやグリーンを直接狙いたいときにぴったりで、番手としては9番アイアンの1つ下に位置します。アイアンセットに含まれているケースも多いウェッジです。
アプローチウェッジ
アプローチウェッジは、ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間に位置するウェッジです。ランがピッチングウェッジより少なく、サンドウェッジより多いのが特徴。飛距離の差を埋めるのに役立つので、ギャップウェッジとも呼ばれています。
ロフト角は約48~53°で、フルショット時の飛距離目安は90ヤード前後。ボールが適度に上がるため、グリーンまわりでピッチエンドランやロブショットを打ちやすいのがメリットです。深いラフなどタフな状況からの脱出時にも活躍します。
サンドウェッジ
サンドウェッジは、おもにバンカーショットで使用するウェッジ。ボールを上げやすいように、バウンス角が大きいのが特徴です。バンカー以外でも、深いラフからのショットで活躍。ボールを高く上げるロブショットにも適しています。
ロフト角は54~58°程度で、飛距離目安は80ヤード前後です。バウンス角やソール幅によって使い勝手が異なりますが、グリーンまわりのアプローチ全般で使える万能性を備えているのが魅力。多くのゴルフクラブセットに含まれているウェッジです。
ロブウェッジ
ロブウェッジはロフト角が60°以上あるのに加えて、ソールに厚みがあるのが特徴です。バンカーを越したいときやグリーンにのせたいときなど、高いボールを上げるロブショットを打つのに適しています。
フルショットでも飛距離目安が50ヤード程度なので、距離を出しすぎたくない際にも活躍。細かいコントロールが必要な場面で便利なウェッジです。
一方、距離感を掴みにくかったり、トップになりやすかったりする面があるのが難点。ほかのウェッジの扱いに慣れて、スコアアップを目指したい中級者以上におすすめのタイプです。
初心者であれば、クラブセッティングのなかにロブウェッジがなくても問題なくラウンドできます。優先度はほかのウェッジのほうが高いですが、短い距離のショットが苦手な方はロブウェッジを取り入れるのも選択肢に入れましょう。
ウェッジの選び方
ロフト角で選ぶ
ロフト角とは、ゴルフクラブを垂直に構えた際のフェース部分と垂直線の角度のことです。ロフト角は飛距離やボールの弾道の高さに大きく影響する部分なので、しっかり確認しておきましょう。
フェース面が斜めであるほどロフト角が大きい、垂直に近いほどロフト角が小さいといわれます。ロフト角が大きいとボールが高く上がりやすく、ロフト角が小さいと弾道が低くて飛距離が出やすいのが特徴です。
ウェッジを選ぶ際は、ピッチングウェッジのロフト角を基準にするのがおすすめ。ピッチングウェッジのロフト角から4~6°の間隔で均等にセッティングすると、飛距離の打ち分けがしやすいのがメリットです。
ロフト角に規定はなく、メーカーやモデルごとにロフト角を設定しています。ウェッジの種類だけでなくロフト角もチェックして、均等な間隔で揃えることが大切です。
ソール幅で選ぶ
ソールとは、ヘッド部分の底のことです。ソールの幅が広いほど地面との接地面積が増えるため、スイング時に地面を滑りやすいのが特徴。多少ボールの手前を打っても滑ってインパクトできるので、ダフリなどのミスを軽減するのに役立ちます。
また、バンカーからボールを脱出させやすいのもメリット。ミスへの寛容性が高まるため、初心者はソール幅が広いやさしいウェッジを選ぶのがおすすめです。
ただし、ソール幅が広いほど芝の抵抗を受けてヘッドの抜けが悪化したり、ヘッド部分が地面で跳ねてミスショットを招いたりするケースがあるのを留意しておきましょう。
ソール幅が狭いモデルや多面ソールタイプは地面との接地面が少ないので、地面からの抵抗を受けにくいのがポイント。ミスへの寛容性は低下しますが、操作性が高いため中・上級者に適しています。
バウンス角で選ぶ
バウンス角とはシャフトを地面に対して垂直にした際、どの程度ソールが出っ張っているかを表す数値。フェースとソールの境界線であるリーディングエッジから、ソールが出っ張っている部分までの角度のことです。
バウンス角が0~8°程度をローバウンス、12~16°程度をハイバウンスと呼びます。バウンス角が大きいほどヘッドが地面に刺さりにくいうえ、地面の上を滑りやすいのが特徴です。
初心者やダフリが多い方は、バウンス角が大きいモデルを選ぶのがおすすめ。ミスを軽減するのにも役立つため、バンカーやラフからの脱出が苦手な方にもぴったりです。
一方、ローバウンスのウェッジは、薄いラフや土の地面からでもボールを拾い上げやすいのがメリット。リーディングエッジが鋭角なのでザックリのミスを起こしやすい面がありますが、ソール幅が広ければバンカーショットなどをやさしく打てるのがポイントです。
ネックの形状で選ぶ
グース
ネックとは、シャフトとヘッドをつなぐ部分のことです。基本的には、つかまりが変わらないように、アイアンのネック形状と合わせて選ぶのがおすすめ。ただし、操作性や寛容性を重視したい場合は、アイアンのネック形状と大差ないモデルも選択肢に入れましょう。
グースとはガチョウのことで、リーディングエッジが後ろに引っ込んでガチョウの首のような形状をしているのがグースネックです。右利きの場合フェースが右側に配置されるので、少し遅れてボールをミートするのが特徴。ボールをつかまえやすく、しっかりインパクトできます。
弾道を低く抑えられるため、ショットの安定感を高めたいときにぴったり。ヘッド軌道が安定してミスへの寛容性が高いので、初心者に適しています。
セミグース
セミグースネックは、グースネックとストレートネックの中間に位置するタイプ。操作性と寛容性を兼ね揃えているのが魅力です。また、和芝・洋芝の両方に対応できるなど、オールラウンドに活躍します。
アイアンがグースネックでウェッジに操作性を求める場合や、アイアンがストレートネックでウェッジに寛容性を求める際にぴったり。使い勝手のよい万能タイプです。
ストレート
ストレートネックは「出っ歯」とも呼ばれており、グースネックと比べてリーディングエッジが前に出ているのが特徴。ボールの下にリーディングエッジをスムーズに入れられるため、ボールを高く上げやすいのがメリットです。
ネックが直線的でフェースの開閉がしやすいので、弾道の高さやスピンのかけ方をコントロールしやすいのも魅力。操作性を重視したい方や、状況に合わせてショットを打ち分けたい中級者以上におすすめのタイプです。
シャフトの重量で選ぶ
シャフトとはウェッジの棒の部分のことで、重さに大きく影響します。ウェッジはフルショットよりコントールショットをする機会が多いため、少し重めのモノを選ぶとアプローチ時の安定感が増しやすいのがポイントです。
初心者は、使用しているアイアンと同程度の重さか、やや重たいモノを選ぶのがおすすめ。アイアンからの番手の流れで重さに統一感を持たせることで、無理のないスイングをしやすいのが魅力です。
アプローチ時の安定感を重視したい方はやや重め、振りやすさを重視したい方はアイアンと同じくらいの重さであれば、フォームのズレやミスショットを軽減するのに役立ちます。
なお、シャフトの素材には、カーボン製とスチール製の2種類があります。素材・長さ・硬さもアイアンセットに合わせると、ダフリやトップのミスを予防しやすいのがメリットです。
ウェッジのおすすめメーカー
キャスコ(kasco)
「キャスコ」は、1959年に香川県で創業したゴルフ用品メーカーです。ゴルフクラブ・ボール・グローブ・バッグ・ウェア・シューズなど、さまざまなゴルフギアを販売。「新発想」「新素材」「新技術」を用いた、高品質モデルが多数揃っています。
キャスコのウェッジは「ドルフィンウェッジ」が人気です。やさしい設計を採用しており、スイング時の抵抗を軽減しながらさまざまなライやバンカーからの脱出をサポート。プレースタイルに合ったモデルを見つけやすいのも魅力です。
タイトリスト(Titleist)
「タイトリスト」は、アメリカの老舗ゴルフ用品メーカーです。X線を活用した、1球1球の品質が均一で一定であるゴルフボールの開発からスタート。現在では、アメリカのPGAツアーを含む世界中のツアーで、ゴルフボールの使用率がナンバー1です。
ゴルフボール以外にも、ゴルフクラブ・ギア・アパレルなど幅広く展開。革新的なアイテムも数多く開発しています。高性能・高品質なアイテムを求めている方におすすめです。
タイトリストのウェッジは、設計者の名前を冠した「ボーケイ ウェッジ」が人気。ゴルフボールと同様、世界でも日本でも多くのプレーヤーから高い支持を得ています。高性能テクノロジーを搭載しているため、ショートゲームの精度を上げたい方におすすめです。
コブラ(cobra)
「コブラ」は、1973年に誕生したゴルフブランド。性能の向上を目指し、革新的なテクノロジーを搭載したモノを販売しています。高機能ながら、価格が比較的リーズナブルなアイテムが多いのが魅力です。
コブラのウェッジは、「スネークバイト」と呼ばれる超精密CNCミルドグルーブを採用しているのが特徴。フェースの溝がボールに噛みつくように引っ掛かるため、優れたスピン性能を発揮します。ロフト角によって溝を変えているので、安定した弾道を実現するのもメリットです。
ウェッジのおすすめ|初心者向け
第1位 キャスコ(kasco) ドルフィンウェッジ DW-123
「潜らない・刺さらない・跳ねない」と謳うクアッドソールXを搭載したウェッジです。トゥ・センター・ヒールでバウンス角を変化させることで、スイング時の抵抗を軽減。砂に潜りにくいので、バンカーからのスムーズな脱出をサポートします。
リーディングエッジの浮きを抑えながらバウンス角を付けた山型の形状により、芝や砂に刺さるのを予防。つま先上がりやつま先下りのライでも、構えやすいのが特徴です。また、トゥ・ヒールの接地長が短いため、トップやホームランの発生を抑制します。
ソールは幅広設計で、やさしさを向上。打球部は肉厚なので、心地よい打感も得られます。バンカーやラフからのショットが苦手な方におすすめです。
第2位 クリーブランドゴルフ(Cleveland Golf) SMART SOLE FULL-FACE ウェッジ
大型ヘッドを搭載したウェッジです。フルフェース仕様なので、ショット可能な面積が広いのが特徴。寛容性が高いため、ショットの安定感が高まります。また、フェース下部には2本のショットアライメントラインをあしらっており、まっすぐ構えやすいのがポイントです。
深くて狭い溝形状を採用しているので、優れたスピン性能を発揮。ラフやウェットなど、条件が悪いときでも、しっかりスピンをかけられます。
ソールはワイドな3層構造により、地面への潜り込みを予防しながら滑りやすいのが魅力。ダフリやチャックリといったミスショットを減らすのに役立ちます。
ロフト角は4種類ラインナップされており、すべてのタイプにリーディングエッジバンスを採用。ミスに強いモデルを選びたい方におすすめです。
第3位 クリーブランドゴルフ(Cleveland Golf) RTX 6 ZIPCORE ウェッジ
ラフやウェットからのショットでも、優れたスピン性能を発揮するウェッジです。フェースブラストとレーザーミーリングパターンをロフト角別に分けたHydraZipフェースを採用。悪条件でも安定したスピン量を実現するのがおすすめポイントです。
フェースには、最大19本の深くて狭い溝をあしらっているのが特徴。高いスピンを生み出しながら、優れたスピンコントロール性能を発揮します。さらに、独自の製法により耐久性が向上しているため、スピン性能が長く持続するのも魅力です。
ネック部分にインサートしたセラミックピンを大型化することで、大きな余剰重量を創出して上下慣性モーメントが増大。打点位置に近い場所に重心を配置しているので、飛距離や方向性の安定感が向上します。
第4位 フォーティーン(FOURTEEN) DJ-6 ウェッジ
「ダフリに強い」を追求したウェッジです。「道具でスピンをかけられる、そしてよりやさしく寄せられる」をコンセプトにした人気のDJシリーズ。ヘッドを地面に入り込ませながら前に押し出すため、ダフリを予防してスムーズなショットをサポートします。
最適重量配分設計を採用しており、ブレードトップトゥ側とソール後部に重量を配置。インパクト時の安定性が向上するのが魅力です。また、シアターブレード構造によって、手に伝わる振動と重心を制御。心地よい打感とやさしさを兼ね揃えています。
フェースには、ラフや雨天時でも安定したスピン性能を発揮させる溝形状をあしらっているのが特徴。100切りを目指すゴルファーにおすすめです。
第5位 フォーティーン(FOURTEEN) RM-α ウェッジ
ハイスピンミラー鍛造フェースを採用したウェッジです。ルールぎりぎりの溝形状により、ラフや雨天時でもスピン性能の低下を抑制。安定感のあるショットをサポートします。
バック面ソール連結部を絞り込んで、余剰重量を効率的に上下へ配分。さらに、バック面のトゥ側のボリュームを持たせた設計を採用しているので、打点が左右にズレてもしっかりスピンをかけられます。
やさしさを追求したソールと、中上級者に人気のソールを融合させた専用のMソールを搭載。リーディングエッジ側には緩やかにバンパー部分を持たせているため、ザックリのミスを予防します。レベルアップやシングルを目指す方におすすめです。
第6位 キャロウェイ(Callaway) CB ウェッジ
やさしさを最優先に設計したウェッジです。大きなヘッドやキャビティ構造のバックフェース部により、グリーンまわりのショットが苦手な方も安心感を得やすいのがおすすめポイント。高い慣性モーメントを備えているため、ミスヒットに強いのが魅力です。
高強度で柔らかい431ステンレスを使っているので、心地よい打感も味わえます。さらに、独自のウレタン・マイクロスフィアも搭載しているため、インパクト時のフィーリングが向上するのがメリットです。
フェース面には37Vグルーブを採用。フェース上の角を鋭く設計しているので、安定したスピン性能やコントロール性を発揮します。また、幅広でユニークな形状のソールを搭載。リーディングエッジには面取りもしているため、ダフリ予防に効果的です。
クラブセッティングやレベルに合わせやすいよう、ロフト角が48~60°まで2°刻みで7種類がラインナップされています。
第7位 キャロウェイ(Callaway) JAWS RAW ウェッジ
独自の37Vグルーブをノーメッキで仕上げたウェッジです。エッジがダイレクトに効く「生溝」により、優れたスピン性能を発揮するのが魅力。フルショットだけでなく、スイングスピードを抑えたときでも安定感のあるスピン量を実現します。
フェース面以外にはメッキ処理を施しているため、ヒールやソールなどは錆びの発生を抑制。耐久性にも優れています。また、絶妙なウエイトバランス設計を採用。やさしさ・振りやすさが良好で、パフォーマンス力を向上させているのが魅力です。
Z GRINDやS GRINDなどソール形状が多彩なため、好みやスタイルに合わせて選びやすいのがメリット。ショートゲームの精度を高めたい方におすすめです。
第8位 テーラーメイド(TaylorMade) MG4 クローム ウェッジ
レーザーエッジング処理技術を施したHYDRO SPIN FACEを搭載したウェッジです。フェース面の溝が深いため、フェースとボールのあいだの水分や芝を逃がすのが特徴。優れたスピン性能を発揮するのが魅力です。
さらに、ノンメッキで削り出したままのグルーブを採用しているので、ウェットコンディションでも高パフォーマンスをサポート。シーンを問わず、安定して高いスピン量を生み出せるモデルを選びたい方におすすめです。
ショット時の抜けがよいミルドグラインドソールを搭載。フランジ部分には厚みがあるため、優れた操作性も備えています。番手ごとにトゥ側の肉厚を最適化。トップラインとリーディングエッジに丸みを持たせているので、構えやすくてターゲットを狙いやすいのもポイントです。
第9位 ミズノ(MIZUNO) S23 ウェッジ
センター重心設計を採用したウェッジです。スイートスポット近くで打ちやすいため、ヘッドが負けずに飛距離ロスが発生しにくいのが特徴。打点が多少ズレても飛距離が安定するので、スコアメイクに貢献します。
フェースは、シャープさと拾いやすさを兼ね揃えたラウンド形状を採用。ロフトごとにスコアラインの深さや幅を変えているため、ウェット時でも優れたスピン性能を発揮します。
44~62°とロフト角が充実しているので、用途やヘッドスピードに合わせながら選びやすいのがポイント。距離を安定させたい方やウェッジの飛距離に悩んでいる方におすすめです。
第10位 オノフ(ONOFF) FORGED WEDGE
優れた操作性とスピン性能を備えたウェッジ。厚めのトップブレードで構えやすいうえ、振り抜けがよいのが魅力です。高重心設計を採用しているので、上下の打点ブレに強いのがポイント。深いラフにも負けにくいため、ショットの飛距離や精度の安定感が向上します。
フェースレーザーミーリング仕上げを施しているので、ウェットなライからでもスピン量が安定するのがメリット。ヘッドスピードが低いショットでも、優れたスピン性能を発揮します。
ロフト別に適した、2種類のソール形状がラインナップされているのが特徴。56°・58°・60°にはバック面ソール側に3つのホールを設けており、重量配分を最適化してスピン性能が向上しています。ピンを直接狙いたい、強気のプレースタイルの方におすすめです。
第11位 キャスコ(kasco) ドルフィンウェッジ セミグースネック DW-120G
セミグース形状のウェッジです。フェースを開かなくてもクアッドソールが機能するため、潜る・刺さるを予防しやすいのがメリット。ボールのつかまりやソールの抜けもよいので、バンカーショットなどが苦手な方におすすめです。
ヘッドのブレを抑制したり、重心位置と打点位置を近づけたりする設計を採用。インパクトの力を効率的に伝えられるのに加えて、ミスヒットに強く打球の左右への方向安定性が向上しています。
番手別に、逆さ富士型溝をあしらっているのがポイント。シーンに応じたスピン性能を発揮するので、ショットの精度を高めるのに役立ちます。
第12位 広田ゴルフ(HIROTA GOLF) フォージド グースネック ウェッジ HT-011
グースネック形状のウェッジです。ボールに遅れてヒットするため、ややフェースが閉じた状態でインパクトしやすいのが特徴。ザックリを抑えながら、ボールのつかまりがよいのが魅力です。
ボールを包み込むような感覚で構えられ、安心感が向上するのもメリット。また、ソールは接着面積が小さくて振り抜きがよい設計を採用しているため、スムーズなスイングをサポートします。
日本の職人が削った軟鉄鍛造により、プロや上級者が好む柔らかい打感を堪能できるのがポイント。ヘッド形状が大きめなので、レベルアップを目指す初心者にもおすすめです。
ウェッジのおすすめ|中・上級者向け
第1位 タイトリスト(Titleist) VOKEY SM10 ウェッジ
スピンを最大化するため、エッジまで精密にカットしたグルーブを搭載したウェッジです。打球エリアには特殊な熱処理を施しており、溝の耐久性が向上。溝はロフトごとに設計が異なります。
適切な重心設計により、正確な飛距離性能や弾道コントロール性能を発揮。ロフト角が大きいモノならピンを直接狙いやすい、低弾道のショットを打てるのがメリットです。
6種類のグラインドバリエーションを展開しているため、ショートゲームの精度向上をサポート。レベルアップやスコアアップを目指したい中・上級者にぴったりのおすすめモデルです。
第2位 コブラ(cobra) SNAKEBITE ウェッジ
フェースの溝がボールに噛みつくような「スネークバイト」を搭載したウェッジです。超精密CNCミルドグルーブが、シャープで大きな溝面積を備えているのがポイント。優れたスピン性能を発揮するので、イメージ通りのショットを実現しやすいのが魅力です。
独自のノッチデザインを採用しており、フェースを開いた際にリーディングエッジと芝が同じ高さになるのが特徴。ロフト角48~56°ではセンター寄り、58°・60°ではヒールよりのノッチデザインを配置しているため、フェースを開きやすいのがメリットです。
さらに、ロフト角によって溝の広さや深さを変えているので、ショット弾道の安定感が高まります。スピン量やスピンコントロールといった、スピン性能を重視したい方におすすめです。
第3位 ピン(PING) s159 ウェッジ
スコアアップを実現する多彩な機能を搭載したウェッジです。各溝の角度と間隔を最適化した新溝マイクロマックス・グルーヴが魅力。さまざまなシチュエーションに対応できるスピン量を確保するのに役立ちます。
フェースには、摩擦力が向上するブラスト加工を施しているのがポイント。また、CTPを搭載しており、重量周辺配分のバランスが優れているのもメリットです。
ロフト角やソールタイプが豊富なため、プレースタイル・クラブセッティング・好みに合わせて選びやすいのが魅力。高機能なのに加えてやさしい設計も採用しているので、グリーンまわりのプレー精度を高めたい中級者におすすめです。
第4位 ミズノ(MIZUNO) T24 ウェッジ
ツアーで培われた機能とフィーリングを備えたウェッジです。スコアラインを増やしており、ボールとの接地面積が増加。優れたスピン性能を発揮します。
フルショットでもアプローチショットでもスピン量が安定するように、ロフト別にスコアライン形状を採用しているのがポイント。さらに、ボールとフェースのあいだに入り込む雨や露をブロックするので、タフなシチュエーションでもショット精度を高めるのに役立ちます。
5種類のソールタイプがラインアップされており、好み・スイング・レベルに応じて選びやすいのがメリット。多彩なショットを身につけたい方におすすめです。
第5位 ブリヂストン(BRIDGESTONE) BRM2 ウェッジ
プロニーズを取り入れて、優れたスピン性能を備えたウェッジです。ミーリングパターンが大小7本入っているため、ボールの乗り感を味わえるのが特徴。くさび型スリットも配置しているので、ボールの食いつきや排水性が向上しているのもメリットです。
ロフト角は48~58°まで展開。グラビティコントロールデザインを採用しているため、アイアンからの振り感をキープしたり弾道を安定させたりするのが魅力です。
ヘッドは、思い通りに操作しやすいティアドロップ形状を採用。ソール形状も多彩なので、ショートゲームの精度向上に役立つおすすめモデルです。
ウェッジの売れ筋ランキングをチェック
ウェッジのランキングをチェックしたい方はこちら。
スコアメイクに欠かせないウェッジ。アプローチショットやバンカー・ラフからの脱出など、幅広い場面で活躍するゴルフクラブです。種類・設計・形状などさまざまですが、レベル・使用シーン・クラブセッティングを考慮しながら選ぶことが大切。お気に入りのウェッジを見つけて、ワンランク上のゴルフを楽しみましょう。