ヘッドスピードに自信がない方や、力まずにスイングしたい方に人気の「軽量ドライバー」。ひとくちに軽量ドライバーといっても、メーカーや製品によって特徴が異なるため、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの軽量ドライバーをご紹介。選び方のポイントも解説するので、自分にぴったりなモノを選んでみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
軽量ドライバーを使うメリット
振りやすくなる
ゴルフクラブのなかで最も長いドライバー。自分に合った重量よりも重いドライバーを使っていると力んでしまいやすく、スムーズなテイクバックが難しくなってしまう可能性があります。
自分に合った軽量ドライバーであれば、スムーズにバックスイングしやすいのがメリット。また、ダウンスイングでも無理な負荷がなく、フィニッシュまで振り切れます。
特にドライバーショットとアイアンショットを比較して、ドライバーショットのほうが力んでしまう方には、軽量ドライバーがおすすめです。
ヘッドスピードが上がる
軽量ドライバーは重いドライバーよりも速く振りやすいのが魅力です。ヘッドスピードが上がればその分ボールの初速も速くなるので、ヘッドスピード不足で飛距離が伸びない方は、軽量ドライバーに替えることで飛距離アップが期待できます。
ドライバーが重すぎてスムーズなバックスイングができない場合は、軽量ドライバーに替えることでバックスイングが改善される可能性も。また、ミート率をより高めたい方もチェックしてみてください。
安定したスイングで打てる
重すぎるドライバーを選んでしまうと、ドライバーの重さに負けてインパクト時には振り遅れたり、スイングの軌道がブレたりする可能性があります。
自分に合った軽量ドライバーを使用すれば、力まずにスイングできるため、スイングの安定感を高めやすいのがメリット。スイングの安定感が高まれば、大きなミスなどを軽減できます。
また、軽量ドライバーならラウンドを通して比較的安定したスイングを行いやすいのもポイント。ラウンドの終盤でティーショットのミスが目立つ方は、ぜひ試してみてください。
軽量ドライバーの選び方
スイングバランスをチェックしよう
軽量ドライバーを選ぶ際は、総重量だけでなくスイングバランスもチェックしておくのがおすすめです。
スイングバランスとは、ゴルフクラブを振った時に感じられるヘッドの重さのこと。ヘッド自体の重量が重い場合だけでなく、シャフトが長いモノや重いモノ、グリップが相対的に軽いモノはスイングした際にヘッドが重く感じられます。
一般的にスイングバランスが重いドライバーは、ハードヒッター向き。パワーやヘッドスピードに自信がない方が使うと振りにくいほか、ダフリなどのミスを誘発してしまう可能性があります。
スイングスピードに合ったしなるシャフトを選ぼう
自分のスイングスピードに合ったシャフトを選ぶのも重要なポイント。シャフト選びでは、重さと硬さに注目しましょう。
シャフトの種類は大きく分けて、スチール製とカーボン製の2種類。スチール製は重量があり、カーボン製は軽い傾向にあるので、軽さを重視する場合にはカーボンシャフトがおすすめです。ただし、自分のスイングスピードに対してあまりに軽すぎると、無駄な動きが入ってスイングが不安定になりやすいため留意しておきましょう。
硬さについては、やわらかいほうから順にL・A・R・SR・S・Xと表記されます。やわらかいシャフトの方がしなりやすく、スイングスピードが遅くても飛距離が出しやすい傾向にあります。
ヘッドスピードに自信がない方は、まずRから試すのがおすすめです。ただし、同じRやSという表記でも、メーカーによって硬さは多少異なる点には注意してみてください。
安定した飛距離を出すならロフトの角度に注目
安定した飛距離を出すためには、ヘッドのロフト角にも注目。ロフト角とは、シャフト平行線とフェースの傾斜角度の差のことです。数字が小さいほど低く前方に飛びやすく、大きいほど弾道が高く飛びやすくなります。
ヘッドスピードが遅めの方は弾道が上がりにくい傾向にあるので、基本的にはロフト角が大きめのドライバーを選ぶのがおすすめ。各メーカーのドライバーは9.5°や10.5°を基準としていることが多いため、10.5°・11°・11.5°を選びましょう。
ただし、アッパースイング気味の方やボールが高く上がりすぎると感じる場合には、9などのロフトが立っているドライバーも試してみてください。
軽量ドライバーのおすすめ
キャロウェイ(Callaway) PARADYM MAX FASTドライバー
ヘッドの中間部に360°カーボンシャーシを取り入れた軽量ドライバーです。ヘッドはボールを捕まえやすいドローバイアス設計。加えて、ヘッド後部には約5gのウェイトを搭載し、慣性モーメントを高めています。
独自のAI FLASHフェースも注目ポイント。ミスヒットした際のボール着弾地点のバラツキを軽減できます。また、JAILBREAKテクノロジーによる、優れたボール初速も魅力です。
ブルーを基調とした、高級感のあるデザインもおしゃれ。初心者やスライスが出て飛距離をロスしやすい方におすすめの軽量ドライバーです。
キャロウェイ(Callaway) GREAT BIG BERTHAドライバー
キャロウェイの独自技術を豊富に搭載した軽量ドライバーです。ヘッドにAIが設計したFLASHフェースと、AILBREAK AI スピードフレームを搭載。さらに、40g台の軽量シャフトを採用することで、総重量290g以下を実現しています。
FLASHフェースはオフセンターヒットに強いのも特徴。低スピンかつ高初速のボールを打ちやすいので、飛距離の安定感を高めたい方にもおすすめです。
ネックにアジャスタブルホーゼルが付いており、別売りの専用トルクレンチを使ってロフト角とライ角の調節が可能。ティーショットの安定感を高めて、スコアアップを図りたい方はぜひチェックしてみてください。
テーラーメイド(TaylorMade) ステルス グローレ ドライバー DW-JJB68
アメリカの人気ゴルフブランド「テーラーメイド」の軽量ドライバーです。ヘッドはチタン製フレームをベースに、カーボンクラウンとカーボンソールを採用して軽量化とドローバイアス設計を実現しています。
「60層のカーボンツイストフェース」も注目ポイント。ボールの初速アップはもちろん、ミスヒット時のボール初速の低下を軽減し、ショットの安定性を高めています。また、貫通型スピードポケットにより、フェース下部で打ってしまうミスに強いのも魅力です。
カーボンソールのトウ側に「アコースティックアジャスター」を搭載し、心地よい打音を実現。しっかりと飛ばせる軽量ドライバーを求めている方におすすめです。
ピン(PING) G430 HL MAXドライバー
軽量な大型ヘッドを採用し、振りやすさを追求した軽量ドライバーです。ヘッドだけでなく、シャフトもグリップも軽量化することで、総重量を減らしつつバランスを最適化。また、シャフトはヘッドが走りやすい46インチの長尺仕様です。
ヘッドには超極薄の反発フェースを採用することで、ボールの初速をアップ。さらに、フェース上下のロフトを最適化する独自技術によって、上下に打点がズレた際の飛距離ロスを軽減しています。
クラウン部分に空気抵抗を軽減する、タービュレーターを備えているのも特徴のひとつ。速く振り抜きやすい軽量ドライバーを探している方におすすめです。
プロギア(PRGR) LS ドライバー HHP
ヘッドスピード40m/s前後の方に向けて設計された軽量ドライバーです。後方のソール部を下げた、独特な構造のヘッドが特徴。低重心化によって、高弾道・低スピンのショットが打ちやすくなっています。
高精度CNCミルドカップフェースを採用することにより、優れた反発性能を実現。また、シャフトは手元の剛性を抑えつつ、先端の剛性を高めて軽量化と方向性の安定を両立しています。
ブラックを基調とした、シックなカラーリングも魅力。振りやすくてボールが上がりやすい軽量ドライバーを探している方におすすめです。
ダンロップ(DUNLOP) ゼクシオ13ドライバー
ダンロップの人気シリーズ「ゼクシオ」の軽量ドライバーです。オフセンターショット時にたわみやすくした、独自のフェースが特徴。ミスヒットしても、たわみによって高初速のショットが打ちやすく、安定感のあるドライバーショットをサポートします。
打点がバラツキやすい初心者ゴルファーの方はもちろん、飛距離の低下で悩んでいるベテランのゴルファーにもおすすめの軽量ドライバーです。
タイトリスト(Titleist) TSR1ドライバー
ヘッドだけでなくシャフトからグリップまで軽さを追求した軽量ドライバーです。ヘッドは深重心化と低重心化によって、高い打ち出し角を実現。また、部位によって厚さに差を設けたフェースは、高い反発性とミスへの許容性を備えています。
空力デザインにより、ヘッドスピードの加速をサポートできるのも魅力。また、シャフトにはオリジナルの「TSP120」を採用しています。シャフト全体がしなるのでヘッドが走り、高い打ち出し角のショットが打ちやすいのが特徴です。
ネックにはSureFitホーゼルが付いており、スイングや好みに合わせて16通りのロフト角とライ角の組み合わせを設定できるのもポイント。振りやすさはもちろん、弾道にもこだわりたい方におすすめの軽量ドライバーです。
ミズノ(MIZUNO) ST-X 230 ドライバー 5KJDB46751
ウレタン樹脂と一体成型された鉄芯ステンレスで反発力を高める技術、コアテックチャンバーが特徴の軽量ドライバーです。フェースの素材には、たわみやすくて高強度なフォージドβチタンを採用しています。
フォージドβチタンフェースの裏側には、ニューコアテックフェースを搭載。フェースの中心部を厚く、周辺部を薄くすることでたわみを増幅し、反発性能を高めています。
ヘッドを返しやすいドローバイアス設計なので、プッシュスライスのミスが出やすい方にもおすすめ。また、ネック部分にはロフト角・ライ角のセッティングが可能なクイックスイッチを搭載しています。
本間ゴルフ BERES NX ドライバー
日本の老舗ゴルフメーカー、本間ゴルフの軽量ドライバーです。格子状の凹凸を備えたソリッドカーボンクラウンを備えているのが特徴。クラウン部分が素早くたわみ、戻ることでインパクト時のエネルギーロスを軽減します。
フェースの上部まで高い反発が得られるエリアを拡大したアッパーL-CUPフェースにより、力強いロ―スピンショットを打ちやすいのも魅力。また、ヘッド下部のフェース寄りにブースタースロットを配置することで、ボールの初速を高めています。
ウエイトをヘッド後方ヒール寄りに内蔵して、つかまり性能を高めているのもおすすめポイント。さらに、シャフトを回転させずにロフト角・ライ角・フェースアングルを調節できるので、フィーリングにこだわりたい方にも適しています。
マジェスティ(MAJESTY) MAJESTY Royale DRIVER
0.4mmの極薄クラウンを採用したチタン・モノコックボディによる、低・深重心設計が特徴の軽量ドライバーです。ヘッドのサイド部ギリギリに重量を配置することで慣性モーメントを高め、優れた安定性とつかまり性能を実現しています。
重量はRシャフトで278g。軽量なうえ、高速スイングを実現しやすいパワーE.I.シャフト「MAJESTY LV550」を採用しているので、パワーに自信がない方でもしっかりと振り切れます。より速いスイングスピードで飛距離を伸ばしたいゴルファーにおすすめの軽量ドライバーです。
軽量ドライバーはヘッドの構造やロフトの角度、シャフトの種類などが違えば振った際の感覚が大きく異なります。メーカーごとに独自のテクノロジーを搭載している場合も多いので、自分のスタイルや好みに合ったモノを選ぶことが大切です。ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りの軽量ドライバーを見つけてみてください。