ソルトのルアーフィッシングのなかでもオフショアジギングのひとつとしてジャンルが確立している「スロージギング」。釣りとしては近海から中深海の魚を狙うのが特徴で、タックルの細分化が進んでおり、専用ロッドのラインナップも充実しています。

そこで今回はスロージギングで使うロッドに注目。おすすめのモデルをご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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スロージギングロッドとは?

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「スロージギングロッド」とはその名の通り「スロージギング」で使うロッドのこと。「スロージギング」とは「オフショアジギング」から派生したジャンルで、ロッドをしならせてじわっとシャクることから「スローピッチジャーク」、竿全体が曲がるスローテーパー気味のロッドを使うことなどから「スロー系ジギング」とも呼ばれます。

釣りとしてはいかにメダルジグをゆっくりとフォールさせるか、いかにスライドを織り交ぜて喰わせの間を作れるかがキモ。具体的には水深100m前後や中深海にいるアカムツやクロムツ、キンメダイなどを狙います。

なお、スロージギングの場合は汎用性の高いスピニングリールのほか、巻き上げる際に力が求められること、ラインの出し入れが片手で行えることなどから両軸(ベイト)リールが頻繁に使われます。よってロッドのラインナップもベイトロッドが多めなので、検討する際は意識しておきましょう。

ジギングロッドとの違いは?ジギングロッドで代用できる?

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言葉の意味合いとして「ジギングロッド」と「スロージギングロッド」の違いは広義か狭義かの違い。ジギングロッドは広義で、ジギングで使うロッド全般のことを指します。

ジギングは岸から釣る「ショアジギング」と船から釣る「オフショアジギング」に大きく2分。オフショアジギングはジグを遠投するキャスティングゲームと、ジグを縦に落とし込むバーチカルな釣りに分かれ、スロージギングは後者に該当します。

なお、ジギングロッドとスロージギングロッドとの違いは見た目も顕著。操作性の観点からスロージギングロッドのほうがブランクスは細めです。

また、どちらもクリップは長めですが、スロージギングではロッドを脇に抱えてシャクるので、セパレートグリップを採用し、クリップエンドはかなり短め。代用はできなくもないですが、操作性はそれ専用に開発されているスロージギングロッドに分があります。優位性の違いは理解しておきましょう。

スロージギングロッドの選び方

ロッドの種類をチェック

ベイトロッド

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スロージギングロッドにおいてラインナップが多いのがベイトロッド。ベイトリールはロッドに対して上についており、巻き上げる際にしっかりと力が入るのが特徴です。

スロージギングでは深場の魚を掛けて水面近くまで上げなければならないので、理にかなっていると言えます。また、クラッチのオンオフでラインの出し入れができるので、フォールスピードの微調整も容易です。

なお、スロージギングロッドのグリップはセパレートとはいえ、かなり長め。これは巻き上げ時に脇に挟む、またはグリップエンドを体に当てて支えることなどを考えてのことです。そうした仕様も購入を検討する際はぜひチェックしておきましょう。

スピニングロッド

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ソルトルアーフィッシングにおいてラインナップが多いスピニングロッド。トラブルが少ないほか、ドラグ性能が高く、魚をうまくいなしながら寄せられるのが特徴です。

ただし、スロージギングではメタルジグをゆっくり落としてじんわり上げるスタイルなので、スピニングロッドは少数派。ロッドよりも下にリールが付くので、シャクリやすいのはポイントですが、どちらかというと高速ジャークやハイピッチジャークに向いています。

もちろんスロージギングに対応したスピニングロッドもありますが、数は少ないのでそうした点はおさえておきましょう。

ジグの重さと狙う水深に合った番手をチェック

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スロージギングロッドに限らず、シリーズ化されたジギングロッドのなかには型番の最後の数字が番手を示しているモデルもあります。その場合は、ロッドの長さは統一されていますが、数字が上がるにつれて、より深場に対応。それに合わせてロッドの自重、適合ジグウェイト、適合PEラインも上がっていきます。

なお、番手の違いによってロッドのアクション、つまり竿の硬さや柔らかさは変わらず同じ。単純にロッドのパワーが上がっているのではなく、あくまでも操作するジグの重さと狙う水深によって使い分けることになるので、注意しておきましょう。

硬さをチェック

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一般的にロッドは硬さが分かれており、パワーの表記が異なります。柔らかい順に並べると、L(ライト)・ML(ミディアムライト)・M(ミディアム)・MH(ミディアムヘビー)・H(ヘビー)が代表的。スロージギングロッドでは番手か、このアルファベット表記のいずれかで示しています。

なお、竿の曲がり(テーパー)はアクションで表記。先調子であれば穂先から曲がり、胴調子であればグリップ側に支点が寄り、竿全体が曲がります。先調子順に並べるとファストアクション、レギュラーアクション、スローアクションがざっくりとした目安。スロージギングロッドではゆっくりと落とし、じんわり誘う釣りなので、竿全体で綺麗に弧を描くテーパーがほとんどです。

長さをチェック

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スロージギングロッドの長さは6ft台がほとんど。短いレングスであれば5ft、なかには4ft台のモデルもありますが、7ft以上のロングロッドは稀です。

スロージギングは船からの釣りになるので、操作のしやすさや取り回しのよさが重要。釣りとしても船べりからジグを落とし込むバーチカルな縦の釣りなので、ロングロッドの恩恵はそれほどありません。

あるとすればフォール時の優位性。レングスがある分、フォール時のラインテンションにゆとりがあり、よりナチュラルにジグを落とせることには寄与します。

ただ、長くて重いとリフトがしんどく、特に深場であれば水の抵抗も強くなるので注意。体の大きさや手首の強さにもよりますが、平均的な日本人の体格であれば6ft台から選ぶのが無難です。

なお、大物狙いで硬さやパワーを求める方、より繊細さを求める方であればショートレングスも候補。その際はスペックをしっかりとチェックしておきましょう。

ブランクスの種類をチェック

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ロッドのブランクスには、筒状の「チューブラー」か、竿先のティップ部分のみブランクスが詰まった「ソリッドティップ」、もしくは芯が詰まっている「フルソリッド」の3つがあります。

市場に流通している数としてはチューブラーのほうが多く、どちらかというと操作性重視の方におすすめ。ソリッドティップは、より繊細なアタリを取れることと、キャスティングの振り抜きの双方を意識した仕様で、竿先の感度を上げて喰い込みを重視したロッドです。フルソリッドは掛けてからのクッション性に長けているのが特徴。それぞれ使用感が異なるので、意識しておきましょう。

チューブラー

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「チューブラー」は竿の中身が詰まっておらず、ロッドが筒状になっているのが特徴。最近のロッドはティップからベリー、バットまでカーボンシートを巻いたチューブラーのカーボンロッドが主流です。

使うシーンとしてはキャスト&リトリーブを繰り返す釣りから、ちょい投げして落とし込むバーチカルな釣りまで対応。弾性や長さの違いによっても異なりますが、総じて汎用性があるのも魅力です。

ソリッドティップ

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「ソリッドティップ」とは穂先部分にカーボン素材が詰まっているロッドのこと。先端にクッション性があるほか、ルアーへの喰い込みもスムーズで、ショートバイトでもしっかりと魚を乗せられるのが特徴です。

また、ソリッドティップは小さなモーションでロッドを細かく操作する際にもおすすめ。より軽量なルアーを操作する繊細な釣りに向いています。ただし、折れやすいので、使用する際は竿先に負荷がかかりすぎないよう注意しましょう。

フルソリッド

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「フルソリッド」はブランクスの中身が詰まっているロッドのこと。オールソリッドとも言われることがありますが、いずれも竿の曲がりに対して粘りがあり、ブレにくく、トルクフルなのが特徴です。

一方、チューブラーに比べて中身が詰まっている分重たくなるので、そこは注意点。ブランクスをより細身にすることで回避している場合もありますが、そうしたモデルはハイエンド機種に分類されている場合がほとんどです。

また、感度や操作性はチューブラーのほうが良好。フルソリッドを遠投性が求められるキャスティングゲームで用いるのは稀で、オフショアの落とし込みで使うショートロッドであればシリーズにラインナップされている場合があります。興味がある方はぜひチェックしておきましょう。

スロージギングロッドのおすすめメーカー

シマノ(SHIMANO)

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「シマノ」は世界的に知られている日本の大手釣り具メーカー。リール開発に定評があるほか、ロッドやルアーなど幅広いジャンルのアイテムを展開しています。

スロージギングロッドに関してはエントリーからミドル、ハイエンドクラスまで網羅されており、価格帯と機能性によってモデルが分かれているのも特徴。予算や懐事情、さらには釣行頻度やアングラーのレベルに合わせて選びやすいのが魅力です。

ダイワ(Daiwa)

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「ダイワ」は国内大手の釣具メーカー。ロッドやリール、ルアーはもちろん、ラインやアパレル、小物などさまざまなアイテムを展開しています。

スロージギングロッドに該当するシリーズは「ヴァデル」「ブラスト」「アウトレイジ」「ソルティガ 」と豊富。スロージギング初心者から、中級、玄人向きのモデルも多く、アングラーのレベルや経験に合わせたラインナップを数多く取り揃えているのが魅力です。

メジャークラフト(Major Craft)

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「メジャークラフト」はリーズナブルな製品が揃う釣具メーカー。シーバスやエギング、ライトゲーム、ジギングなどのソルトウォーターから、トラウトやバスのフレッシュウォーターまで、幅広いゲームフィッシングのアイテムを展開しています。

スロージギングロッドに感じても複数ラインナップを用意しており、価格帯に幅があるのもポイント。お手頃なモデルも見つけやすいので、メインロッドを探している方はもちろん、サブロッドを求めている方にもおすすめです。

ジャッカル(JACKALL)

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「ジャッカル」は琵琶湖の畔に居を構え、バスを中心にソルトやトラウトの製品も展開しているフィッシングメーカー。各アイテムはそれぞれの分野で培ってきた経験やノウハウを踏襲しており、フィールドテストでのフィードバックをしっかりと反映されているのも特徴です。

スロージギングロッドのラインナップはそれほど多くはありませんが、それぞれコンセプトがはっきりしており、アングラーが狙うターゲットや釣りのスタイルに合わせやすいのが魅力。購入を検討する際は事前にどこでどんな釣りがしたいかをイメージして判断するようにしましょう。

ゼスタ(XESTA)

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「ゼスタ」は静岡のフィッシングメーカー。ソルトの分野に精通しており、特にロッドに関してはショアジギング、オフショアジギング、オフショアキャスティング、ライトゲーム、エギングなど、さまざまなジャンルのアイテムを揃えています。

スロージギングロッドに関してはシリーズが豊富で、ベイトモデルはもちろん、スピニングモデルのラインナップも充実。満足度の高いモデルを数多く取り揃えているので、購入を検討する際は細部の違いまでしっかりとチェックするようにしましょう。

スロージギングロッドのおすすめ|シマノ

シマノ(SHIMANO) 21 グラップラー BB タイプ スロー J B66-3

シマノ(SHIMANO) 21 グラップラー BB タイプ スロー J B66-3

初めて本格的なスロージギングロッドの購入を検討している方におすすめのベイトモデル。同社がこれまで培ってきた技術やノウハウが踏襲されながらも価格は控えめで、コスパに優れているのが特徴です。

本製品の長さは6ft6inの1.98mで、重さは125g。適合ジグウェイトはMAX260gで、適合ラインはPEでMAX2.5号が目安です。なお、シリーズとして複数番手が用意されているので、型番語尾はしっかりと確認しておきましょう。

シマノ(SHIMANO) 19 グラップラー タイプ スロー J B68-1

シマノ(SHIMANO) 19 グラップラー タイプ スロー J B68-1

ミドルクラスのスロージギングロッド。タイプとしては同社1番のベイトモデルで、水深60m前後を狙う際におすすめです。

本製品の長さは6ft8inの2.03mで、重さは110g。適合ジグウェイトはMAX160gで、適合ラインはPEでMAX1.5号が目安です。ブランクスのカーボンテープは「スパイラルX」、さらには「ハイパワーX」を採用。軽さと粘り強さを兼ね備えた1本なので、初心者からのステップアップを図りたい方はぜひおさえておきましょう。

シマノ(SHIMANO) 20 ゲーム タイプ スロー J B66-2

シマノ(SHIMANO) 20 ゲーム タイプ スロー J B66-2

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ワンランク上の操作性が体感できるスロージギングロッド。グリップジョイントタイプの2ピースベイトロッドで、ブランクスがきれいに曲がるのが特徴です。

本製品の長さは6ft6inの1.98mで、重さは128g。適合ジグウェイトはMAX200gで、適合ラインはPEでMAX2号が目安です。ゆっくりと落として誘うのはもちろん、ロッドをしならせてじわっとシャクる際も快適。狙う水深は80m前後が適性なので、100m以浅でスロージギングをやりたい方におすすめの1本です。

シマノ(SHIMANO) 24 オシア ナチュラルジャーク S 64-1

シマノ(SHIMANO) 24 オシア ナチュラルジャーク S 64-1

同社のジギングロッド「オシアジガー」においてクイックジャークとナチュラルジャークの2ラインナップがあるシリーズ。本製品は後者のスピニングモデルで、ジギングロッドのなかでもスロージギングもこなせるのが特徴です。

本製品の長さは6ft4inの1.93mで、重さは152g。適合ジグウェイトは70〜160gで、適合ラインはPEでMAX2.5号が目安です。スロージギング専用ロッドと比べてやや重く、グリップも太めなのもポイント。スピニングロッドでオーソドックスなジギングもスロージギングも行いたいという方はぜひチェックしておきましょう。

シマノ(SHIMANO) 19 オシアジガー インフィニティ B63-4

シマノ(SHIMANO) 19 オシアジガー インフィニティ B63-4

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きれいに曲がるスロージギングロッドを求めている方におすすめの1本。ブランクスには粘り、バットには大型の獲物の引きをしっかりと受け止める強靭さがあり、スロージギングの醍醐味を思う存分堪能できるのが特徴です。

操作性も高く、軽快にシャクれるのもポイント。基本のワンピッチジャークはもちろん、スピードやリズムに変化をつけたジャークにも柔軟に対応できます。

本製品の長さは6ft3inの1.91mで、重さは146g。適合ジグウェイトは140〜350gで、適合ラインはPEでMAX3号が目安です。

シマノ(SHIMANO) 24 オシアジガー インフィニティ モーティブ B610-2

シマノ(SHIMANO) 24 オシアジガー インフィニティ モーティブ B610-2

スロージギングロッドのなかでもロングロッドを求めている方におすすめの1本。本シリーズは長さ6ft10inの2.08mで統一されており、比較的長めを採用しているのが特徴です。

スロージギングにおけるロングロッドのメリットはフォール時の優位性。レングスがある分、フォール時のラインテンションにゆとりがあり、よりナチュラルにジグを落とせるのが魅力です。

本製品は水深100m前後を狙うのに適した2番で、重さは143g。適合ジグウェイトは100〜230gで、適合ラインはPEでMAX2号が目安です。

シマノ(SHIMANO) 21 オシアジガー リミテッド B62-3

シマノ(SHIMANO) 21 オシアジガー リミテッド B62-3

ハイエンドクラスのスロージギングロッドを求めている方におすすめのモデル。ブランクスは高弾性かつ細身で、感度と操作性に優れているのが特徴です。

本製品の長さは6ft2inの1.88mで、重さは138g。適合ジグウェイトは120〜280gで、適合ラインはPEでMAX2.5号が目安です。青物狙いの速い潮回りでは110m前後、中深海や根魚狙いであれば200~250mラインが使いどころのメイン。スペック的にはど真ん中に位置する1本で、汎用性が高いのも魅力です。

スロージギングロッドのおすすめ|ダイワ

ダイワ(Daiwa) ヴァデル SJ 63B-3

ダイワ(Daiwa) ヴァデル SJ 63B-3

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エントリーモデルのスロージギングロッドのなかでも近海から中深海狙いで使うのにおすすめの1本。価格帯は控えめでありながら、比較的軽めで操作性もよく、コスパに優れているのが特徴です。

本製品の長さは6ft3inの1.91mで、重さは115g。適合ジグウェイトは150〜260gで、適合ラインはPE1〜2.5号が目安です。

ダイワ(Daiwa) ブラスト SJ 63B-4

ダイワ(Daiwa) ブラスト SJ 63B-4

オーソドックスなスロージギングロッドのなかでも大型の青物や根魚、さらには中深海のアカムツやクロムツまで狙えるおすすめの1本。水深300m前後ラインまでカバーでき、汎用性が高いのが特徴です。

本製品の長さは6ft3inの1.91mで、重さは120g。適合ジグウェイトは200〜330gで、適合ラインはPE1〜3号が目安です。スタンダードモデルのなかでも重めのジグ、太めのラインを使いたい方はぜひおさえておきましょう。

ダイワ(Daiwa) アウトレイジ SJ 61B-3

ダイワ(Daiwa) アウトレイジ SJ 61B-3

同社のスロージギングロッドのなかでもミドルクラスのモデル。ハイエンドクラスに近い性能を兼ね備えながらも価格帯としてはワンランク下で、感度・操作性・強度・価格のトータルバランスに優れているのが特徴です。

本製品の長さは6ft1inの1.85mで、重さは114g。適合ジグウェイトは180〜330g、適合ラインはPEでMAX3号が目安です。軽さを求めつつも、重めのジグや太めのラインが使いたいという方はぜひ試してみてください。

ダイワ(Daiwa) ソルティガ SJ 61B-4

ダイワ(Daiwa) ソルティガ SJ 61B-4

軽量でありながらトルクのあるブランクスを採用したおすすめのスロージギングロッド。番手別にシリーズ化されたベイトモデルで、長さは6ft1inの1.85mで統一されているのが特徴です。

本製品はミドルレンジからディープを狙うのに適したややパワーのあるモデルで、重さは112g。適合ジグウェイトは200〜350gで、適合ラインはPEでMAX3号が目安です。

ダイワ(Daiwa) ソルティガ SJ AGS 55B-2 TG

ダイワ(Daiwa) ソルティガ SJ AGS 55B-2 TG

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ショートレングス・フルソリッド仕様のスロージギングロッド。型番語尾に付いている「TG」は「THRILL GAME(スリルゲーム)」の略で、がっちりとロッドが曲がるのが特徴です。

ブランクスは高弾性かつ高強度で、掛けてからの安心感が高いのもポイント。ガイドにはカーボンフレームの「AGS」を採用しており、軽さと感度に優れているのも魅力です。

本製品の長さは5ft5inの1.65mで、重さは114g。適合ジグウェイトは120〜200g、適合ラインはPEで0.8〜2号が目安です。

スロージギングロッドのおすすめ|メジャークラフト

メジャークラフト(Major Craft) 三代目 クロステージ スロージギング CRXJ-B63/3SJ

メジャークラフト(Major Craft) 三代目 クロステージ スロージギング CRXJ-B63/3SJ

豊富なラインナップが揃う同社「クロステージ」シリーズのスロージギングロッド。タイプとしてはグリップ脱着式の1ピースモデルで、価格帯控えめながらスムーズに曲がるのが特徴です。

本製品の長さは6ft3inで、テーパーはレギュラーアクション。適合ジグウェイトは80〜180g、適合ラインはPEで0.6〜2号が目安です。番手としては3なので、パワーとしてはまずまず。スロージギング初心者でも扱いやすいおすすめの1本です。

メジャークラフト(Major Craft) ジャイアントキリング スローモデル GXJ-B66/5SJ

メジャークラフト(Major Craft) ジャイアントキリング スローモデル GXJ-B66/5SJ

中深海でのスロージギングでおすすめのモデル。穂先のティップにはある程度のハリをもたせつつも、ベリーからバットを含めたブランクス全体がしっかりと曲がり、安心してリフトできるのが特徴です。

本製品の長さは6ft5inで、テーパーはレギュラーアクション。適合ジグウェイトは120〜300g、適合ラインはPEで0.8〜3号が目安です。番手としては5なので、パワーは十分。水深200m超えでも扱いやすく、トルクがあるのも魅力です。

メジャークラフト(Major Craft) ジャイアントキリング 5G スロージギングモデル GK5SJ-B66/2

メジャークラフト(Major Craft) ジャイアントキリング 5G スロージギングモデル GK5SJ-B66/2

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ブランクスに繊維メーカー「東レ」の「T1100Gカーボン」を採用したおすすめのスロージギングロッド。素材としての軽さがあるものの、強度の高さ、粘り強さなども兼ね備えており、使い勝手に優れているのが特徴です。

本製品の長さは6ft6inで、テーパーはレギュラースローアクション。適合ジグウェイトは100〜250g、適合ラインはPEで0.8〜2号が目安です。

スロージギングロッドのおすすめ|ジャッカル

ジャッカル(JACKALL) バンブルズRB BBRB-SJ-C661

ジャッカル(JACKALL) バンブルズRB BBRB-SJ-C661

同社のエントリー向けジギングロッドシリーズ「バンブルズRB」のスロージギングモデル。本製品は比較的軽めのジグを操作するのに適したややライトめの1本で、小〜中型の青物、タチウオ、マダイ、根魚を狙うのにおすすめのロッドです。

長さは6ft6inの1.98mで、重さは122g。適合ジグウェイトはMAX160g、適合ラインはPEでMAX1.5号が目安です。

ジャッカル(JACKALL) バンブルズ BB-C62-2S

ジャッカル(JACKALL) バンブルズ BB-C62-2S

同社オフショアジギングロッド「バンブルズ」シリーズのなかでも近海のジギングゲームに適した1本。本製品の長さは6ft2inの1.88m、重さは182gと、レングスのわりに重めで、トルクフルなモデルに仕上がっているのが特徴です。

なお、スロージギングロッドは細身のセパレートグリップを採用していることが多いですが、本製品はやや太めのストレートグリップを採用。適合ジグウェイトはMAX160g、適合ラインはPEでMAX2.5号が目安です。

スロージギングロッドのおすすめ|ゼスタ

ゼスタ(XESTA) スローエモーション サミットエディション B645

ゼスタ(XESTA) スローエモーション サミットエディション B645

同社が培ってきた経験とノウハウが注ぎ込まれたおすすめのスロージギングロッド。ガイドを多めに配置することで感度アップを図っているほか、ガイド同士の間隔を狭めることで、リフト&フォールをより快適にできるのが特徴です。

本製品の長さは6ft4inの1.93mで、重さは158g。適合ジグウェイトはMAX500g、適合ラインはPEで1.5〜3号が目安です。番手としては5番と重量級のジグを使うのに適しているモデルなので、中深海から大物を抜き上げたいという方はぜひチェックしておきましょう。

ゼスタ(XESTA) スローエモーション フルデプス B64-MH

ゼスタ(XESTA) スローエモーション フルデプス B64-MH

スロージギングロッドのなかでも深場専用に開発されたおすすめシリーズ。中弾性と高弾性のカーボンをミックスしたブランクスを採用しており、操作のしやすさと粘り強さを兼ね備えているのが特徴です。

本製品は水深500mレンジをカバーできるモデルで、長さは6ft4inの1.92m。重さは196gと重めではありますが、適合ジグウェイトは700gがアベレージで、大きめのジグをリフトするためのセッティングになっています。

適合ラインはPEでMAX2号が目安。ショートバイトのキンメダイ、リアクション気味に喰ってくるクロムツに対応できるロッドを求めている方におすすめの1本です。

ゼスタ(XESTA) スローエモーション for パワーピッチジャーク B52-PPJ

ゼスタ(XESTA) スローエモーション for パワーピッチジャーク B52-PPJ

カンパチやヒラマサ、ブリなどの大型青物をスロージギングで狙いたい方におすすめのシリーズ。スローピッチはもちろん、キレのあるハイピッチで誘いたい際にも有効なモデルで、ショートレングスのパワー系ロッドを取り揃えているのが特徴です。

本製品の長さは5ft2inの1.58mで、重さは154g。適合ジグウェイトは500gがアベレージで、浅場のハイピッチであれば200gくらいから、深場のスローピッチであれば700gまでいけます。

適合ラインはPEでMAX5号が目安。ガイドはオールダブルフットの大口径ガイドを採用しており、太めのラインを安心して使えるのも魅力です。

ゼスタ(XESTA) スローエモーション for ショートピッチジャーク B5101

ゼスタ(XESTA) スローエモーション for ショートピッチジャーク B5101

スロージギングロッドのなかでもジグの移動距離が短いショートピッチジャークに適したシリーズ。ピンポイントをしつこく攻めたい、狙いたいレンジに何度もルアーを通したい、バイトの取りこぼしを減らしたい方におすすめのモデルです。

本製品の長さは5ft10inの1.78mで、重さは133g。適合ジグウェイトは120gがアベレージで、適合ラインはPEで1.2号が目安です。比較的ライトめなテイストに仕上がっているので、購入を検討する際は意識しておきましょう。

ゼスタ(XESTA) スローエモーション for スピンスロージャーク S652

ゼスタ(XESTA) スローエモーション for スピンスロージャーク S652

しなやかに曲がるおすすめのスピニングロッド。スロージギングロッドとして使う場合のジグウェイトは250gまでカバーでき、比較的汎用性が高いのが特徴です。

また、スピニングリールのよさであるドラグ性能をいかして、魚の突っ込みをしっかりといなせるのも魅力。長さは6ft5inの1.95m、重さは139gで、適合ラインはPE2号が目安です。

ゼスタ(XESTA) パワーピッチジャーク スピンパワー ピッチスタイル S62-PPJ

ゼスタ(XESTA) パワーピッチジャーク スピンパワー ピッチスタイル S62-PPJ

ファストテーパー寄りのブランクスを採用したスピニングロッド。スロージギングロッドとして使う場合のジグウェイトは400gまでが目安で、ハイピッチジャークにもスローピッチジャークにも対応できるのが特徴です。

長さは6ft2inの1.88mで、重さは187g。レングスのわりにやや重めですが、適合ラインはPE3号で、近海のブリやヒラマサ、カンパチなどの大型青物を狙うのに適しています。

なお、本製品のブランクスは白ですが、同ラインナップにはブランクスが黒の「ブラックモデル」もあるので、購入を検討する際は意識しておきましょう。

スロージギングロッドのおすすめ|その他のブランド

テイルウォーク(tailwalk) スローバンプ SSD 633/FSL

テイルウォーク(tailwalk) スローバンプ SSD 633/FSL

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同社のスロージギングロッドにおけるスタンダードモデルシリーズ。ラインナップにはチューブラーとフルソリッドの2タイプを用意しており、どちらか一方の購入を考えている方はもちろん、どちらも揃えたいという方にもおすすめです。

本製品は後者の「FSL(フルソリッドブランクス)」で、より素直な曲がりを体感できるのが魅力。長さは6ft3in、重さは133gで、適合ジグウェイトはMAX300gと、比較的オールラウンドに使えるのが特徴です。

テイルウォーク(tailwalk) スローバンプTZ 5710

テイルウォーク(tailwalk) スローバンプTZ 5710

使い勝手に優れたおすすめのスロージギングロッド。本製品の長さは5ft7in、重さは180g、適合ジグウェイトはMAX800gで、比較的深場を狙うのにおすすめのモデルです。

ガイドはチタンフレーム、トルザイト(TZ)リングを採用しており、感度に配慮しているのもポイント。ブランクスはトルクフルで、強度も高く、大物の引きにもしっかりと耐えうる仕様となっています。

テイルウォーク(tailwalk) スローバンプ MPG C615-DM15

テイルウォーク(tailwalk) スローバンプ MPG C615-DM15

船釣り用のブランクス「マグナムパワーグラス(MPG)」を採用したハイエンドクラスのスロージギングロッド。シリーズラインナップは少なめですが、いずれもドラグ力が高く、安心してモンスタークラスの大物を仕留められるのが特徴です。

本製品の長さは6ft1in、重さは205gと、短く重めですが、ドラグ力はMAX15kgと、同ジャンルのロッドのなかではかなり高め。適合ジグウェイトはMAX500gが目安です。

天龍(TENRYU) ホライゾンMJ HMJ5101B-MH

天龍(TENRYU) ホライゾンMJ HMJ5101B-MH

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近海のハイピッチジャークも中深海のスローピッチジャークもカバーできるおすすめの1本。潮の速い、遅いにも柔軟に対応できるほか、緩急をつけたリフト&フォールもしやすく、汎用性が高いのが特徴です。

本製品の長さは5ft10inの1.78mで、重さは126g。スロージギングでの適合ジグウェイトは180〜400gで、適合ラインはPEでMAX3号が目安です。

天龍(TENRYU) ホライゾン プログレッシブ HPG66B-M

天龍(TENRYU) ホライゾン プログレッシブ HPG66B-M

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スロージギングのなかでも近海での釣りに適したおすすめのモデル。ブランクスのカーボン含有率は92%、グラスが8%で、シャープでありながら粘りもあり、Mパワーとも相まって、操作しやすいのが特徴です。

本製品の長さは6ft6inの1.98mで、重さは125g。適合ジグウェイトはMAX200gで、適合ラインはPEで0.8〜2号が目安です。

アブガルシア(AbuGarcia) ソルティステージプロトタイプ スロージギング XSPC-63-2-MAX200

アブガルシア(AbuGarcia) ソルティステージプロトタイプ スロージギング XSPC-63-2-MAX200

高弾性のブランクスを採用したおすすめのスロージギングロッド。カーボン含有率は100%で、操作性が高く、軽いジャークや短い移動距離のシャクリも的確にできるのが特徴です。

本製品の長さは6ft3inの1.9mで、重さは121g。適合ジグウェイトは50〜200g、適合ラインはPEで0.8〜1.5号が目安で、近海から水深200m程度の中深海の釣りに適しています。

オリムピック(OLYMPIC) プロトンUX 24GPTNUC-67-2-SJ

オリムピック(OLYMPIC) プロトンUX 24GPTNUC-67-2-SJ

魚種を問わず、近海スロージギング全般で使えるおすすめのロッド。ゆったりとジグを動かすのに適しているほか、ナチュラルなフォール、緩急を意識したストップ&ゴーなどもしやすく、操作性に優れているのが特徴です。

本製品の長さは6ft7inの2.01mで、重さは121g。適合ジグウェイトはMAX200gで、適合ラインはPEでMAX1.5号が目安です。

がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ ジグドライブR B60L

がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ ジグドライブR B60L

バイトを弾きにくいライト系のスロージギングロッドを求めている方におすすめのモデル。パワーはLと控えめで、繊細な釣りを展開できるのが特徴です。

長さは6ftの1.83mで、重さは137g。適合ジグウェイトは70〜170gで、適合ラインはPEで1〜2号が目安です。近海でのライトスロージギングを楽しみたい方はぜひチェックしておきましょう。

エバーグリーン(EVERGREEN) ポセイドン スロージャーカー PSLJ 603-6

エバーグリーン(EVERGREEN) ポセイドン スロージャーカー PSLJ 603-6

軽量かつ細身で高感度のスロージギングロッド。本製品は豪快な釣りを展開できるパワー系のモデルで、より重いジグを、より深いレンジで、より力強くリフトできるのが特徴です。

長さは6ft3inの1.91mで、重さは135g。適合ジグウェイトは150〜300gで、適合ラインはPE3号が目安です。深海で悠々と泳ぐ大物を仕留めたい方はぜひおさえておきましょう。

スミス(SMITH) オフショアスティック HSJ-CS66/M

スミス(SMITH) オフショアスティック HSJ-CS66/M

ブリやカンパチ、ヒラマサなどの大型青物にまで対応できるスロージギングロッド。ブランクスはつなぎのないハイパーフルソリッドカーボン仕様、ガイドはスパイラルガイドセッティングを採用しており、クッション性と糸絡みに配慮しているのが特徴です。

長さは6ft6inで、重さは149g。適合ジグウェイトは200gがアベレージで、適合ラインはPEでMAX3号が目安です。パワーはMで、力強くリフトできるのもポイント。ロッドをしっかりと曲げることでポテンシャルを発揮できるので、フルソリッドの粘り腰を体感したい方はぜひチェックしておきましょう。

ゴクスペ(Gokuspe) ゴクダイナミック スローテック ネオ SN642-2

ゴクスペ(Gokuspe) ゴクダイナミック スローテック ネオ SN642-2

フルソリッドのなかでもスリムさと粘り強さを兼ね備えたロッドシリーズ。ブランクスには同社の「コアエナジー」を採用しており、繊細なティップ、粘りのあるベリー、パワーのあるバットをしっかりと感じられるのが特徴です。

本製品はスーパーライトジギング向きの1本で、長さは6ft4inの1.95m。重さは165g、適合ジグウェイトは40~160gが目安です。

アレス(ARES) ブラックジャガー 神夢威 KB-603/5

アレス(ARES) ブラックジャガー 神夢威 KB-603/5

スムーズな曲がりと粘り強さが魅力のスロージギングロッド。ブランクスの素材には繊維メーカーの「東レ」が開発した「トレカ T1100G」と「ナノアロイ」を採用しており、細身でありながらしっかりと魚の引きを受け止められるのが特徴です。

本製品の長さは6ft3inの1.91mで、重さは145g。適合ジグウェイトは120〜250gで、適合ラインはPEでMAX2.5号が目安です。

ゴールデンミーン(Golden Mean) スローダンサー II SLS-64L II

ゴールデンミーン(Golden Mean) スローダンサー II SLS-64L II

スローテーパーアクションに統一されたロッドシリーズ。ジギングロッドらしく長めのセパレートグリップを採用しており、脇に挟んだり、グリップエンドを体に当てて支えられたりできるのが特徴です。

本製品は長さ6ft4in、L(ライト)パワーのスピニングロッドで、重さは169g。適合ジグウェイトは2〜3ozで、グラム換算すると約56〜84gと、比較的浅場向きです。適合ラインはPEで0.8〜1.5号。スロージギングにも対応できるライトジギング寄りの1本です。

シェアーズ(Share’s) solfiesta スパーサ スロージギング SJ632B/3

シェアーズ(Share's) solfiesta スパーサ スロージギング SJ632B/3

操作性に優れたスロージギングロッド。比較的価格帯が控えめでありながら、タイプとしてはグリップ脱着式の1ピースモデル、カーボン含有率は97%と高めで、シャープにリフト&フォールできるのが特徴です。

本製品の長さは6ft3inの1.92mで、重さは161g。適合ジグウェイトは60〜150gで、適合ラインはPEでMAX2号が目安です。なお、シリーズラインナップは3本。番手としては2番・3番・4番を揃えているので、購入を検討する際はスペックの違いをしっかりと確認しておきましょう。

ノービ(Noeby) NBRO-LESJ ベイト 6’5″ ML

ノービ(Noeby) NBRO-LESJ ベイト 6'5" ML

安価なベイトロッド。スロージギングロッドとしても使える1本で、「とにかくコストを抑えてスロージギングがどんなものかを体験したい」という方にとっては候補となる製品です。

長さは6ft5inの1.96m。適合ジグウェイトは30〜260g、適合ラインはPEで1.5〜3号が目安です。ジグウェイトや耐久性から判断して深場の大物を釣るには難しいところがありますが、比較的浅場を回遊する中型クラスの青物であれば釣果が見込めます。価格重視でスロージギングロッドを購入したい方は検討してみてください。