釣具のなかでも重要な役割を果たす「リール」。淡水や海水の影響をもろに受けるほか、内部構造が複雑なので、定期的なメンテナンスが必要です。長く気持ちよく使い続けていくために、しっかりとお手入れをしていきましょう。

今回は、リールメンテナンス用のグリスを特集。おすすめのアイテムをご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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リールメンテナンス用グリスとは?

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「リールメンテナンス用グリス」とは、リールをメンテナスするためのグリスのこと。スピニングリール(レバーブレーキタイプも含む)やベイトリール(両軸リール)、電動リールなど、すべてのリールが該当します。

使用後のリールは水洗い・水拭き・乾燥が基本。さらに、不定期的に油を差すことで円滑なリールの回転性を維持できます。自身のリールを少しでもよいモノにしたいと考える方は、ぜひその有効性を認識しておきましょう。

リールメンテナンス用グリスは必要?使うメリットは?

釣具のリールはいわば精密機器なので、雨風はもちろん、泥や波しぶき、海水にさらされると、ポテンシャルを十分発揮できなくなります。リールグリスは、その部分をケアするアイテムです。

使うメリットとしては、従来通りの性能を維持するのに効果的。場合によっては、それ以上の性能を引き出す可能性もあります。

なお、リールグリスは購入時のリールの箱に同梱されていることが多いので、まずはデフォルトのアイテムをチェック。取扱説明書に注油箇所などが記載されているので、まずはそこから確認してみましょう。

リールメンテナンス用グリスとオイルの違いは?どう使い分ける?

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リールメンテナンス用のアイテムには、グリスとオイルの2種類があります。粘度に違いがあり、前者は粘度が高く、後者は粘度が低め。質感としては、グリスは傷薬などで使う軟膏、オイルはサラダ油のような液体に似たイメージです。

リールメンテナンス時はどちらか一方でまかなってしまうアングラーも多くいますが、注油すべき箇所に対して適材適所で使うのが理想。リールのパーツ名と場所は、取扱説明書などを見て確認しておきましょう。

例えば、スピニングリールであれば、グリスはハンドルノブの根元、ギアの歯、ベアリング、ベールを支える部分。オイルはローラークラッチなどが該当箇所にあたります。一方、ベイトリールは、ハンドルノブの根元やクラッチ部分がグリス。スプール軸やベアリングなどはオイルを垂らすのが一般的です。

なお、本記事ではグリスとオイルを項目分けせず、さらに言葉もリールグリスで統一しています。その点はぜひ留意して読み進めてください。

リールメンテナンス用グリスの選び方

ギアグリスかドラググリスかチェック

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リールグリスは、大別するとギアグリスとドラググリスに分かれます。厳密にはドラグに使うグリスは専用のモノが推奨されるので、ドラググリスはドラグ専用のグリス、ギアグリスはギア、さらにその他のパーツにも対応できるグリスと認識しておきましょう。

ちなみに、「ギア」とはリール内部にある歯車状のパーツのこと。巻き心地やハンドル1回転あたりの糸巻き量による「ギア比」などが変わってきます。

一方、「ドラグ」とはラインの放出具合をコントロールする部分の総称のこと。スピニングリールであればベイルを返した状態、ベイトであればクラッチがオンの状態においてラインが出ますが、ドラグの締め具合によって調節が可能で、しいてはそのドラグの性能が釣果を左右します。

なお、ギアグリスもドラググリスも該当する各々のパーツに塗り込むことになります。取り外し方や洗浄方法、実際の塗り方などは別途確認しておきましょう。

グリスの粘度をチェック

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グリスは製品によって粘度が分かれており、粘度の高い低いによって形状や使用感などに違いがあります。形状は粘度が高いほど弾力や粘り気があり、粘度が低いほど水に近く、サラサラとした質感。瞬間接着剤で例えるなら、前者がゼリー状、後者が通常の液体タイプです。

粘度が高いタイプは耐久性を上げ、粘度が低いタイプは回転性能を上げると認識しておくのが使い分けの目安。使い分けるのが理想ですが、予算やコストとの兼ね合いもあるので、購入を検討する際は考慮しておきましょう。

使用感としては高粘度のグリスは塗りやすさ、付けやすさがあり、パーツに対して留めておきやすいのが特徴。一方、低粘度のグリスは垂らしやいので、パーツに油を行き渡らせる、浸透させる、馴染ませることに長けています。

なお、潤滑性や揮発性まで含めると一概には言えず、どちらかというとグリスとオイルとの違いに関わってくるので、その点も留意しておきましょう。

添加物をチェック

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リールグリス・オイルには、添加物・添加剤を入れることで製品の特徴づけしているアイテムが多々あります。粘度や潤滑性に関わる油膜、耐摩耗性、異音や振動の抑制、防水性、防錆性などにも影響してくるポイントなので、チェックしておくのがおすすめです。

なお、添加物の有無の前にリールグリス・オイルのタイプを把握しておくことも重要。種類としては鉱物油と化学合成油の2種類があり、前者は安価で、後者は高価です。

また、効果にも違いがあり、化学合成油のほうが高性能。不純物を可能な限り排除していたり、不純物を含まずに高純度に精製していたりすることで、より潤滑性や油膜の持続性、浸透性などに優れています。

添加物による違いはもちろん、そもそもの油としての違いもぜひ意識しておきましょう。

メーカー純正品か他メーカー製品かチェック

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リールグリスは、リールメーカーが作った純正品とリールメーカー以外が作った非純正品に分けられます。

リールメーカーの多くは、同社の純正品リールグリスの使用を推奨。それ以外のリールグリスを使用した場合は保証対象から除外され、メーカー対応の修理やオーバーホールを受けられなくなるので注意しましょう。

一方、非純正品はラインナップの豊富さなどが違います。ブランドによってはアイテムの説明が充実していたり、入っている成分の明確な記載があったりする場合もあります。なお、非純正品の使用は自己責任となる点は留意しておきましょう。

リールメンテナンス用グリスのおすすめ|ギアグリス・オイル

シマノ(SHIMANO) B-100

シマノ(SHIMANO) B-100
全てのリールに使用可能で便利

同社リールの箱に同梱されていることが多いリールグリス。使用箇所はスピニングリールであればローラークラッチ部、ベイトリールであればブレーキリング部が該当します。

形状としてはコンパクトで、内容量は4.5g。スプール軸部やベアリング全般に使えるほか、対応する機種もスピニングリール・ベイトリール・両軸リール・電動リールなど、すべてのリールが該当します。

シマノ(SHIMANO) SSRO-01


シマノ(SHIMANO) SSRO-01
淡水用のベイトリールにおすすめ

液体の色が黄色っぽいリールグリス。スピニングリール・ベイトリール・両軸リール・電動リールなど、すべてのリールに使えます。特に、淡水用のベイトリールで使うのに推奨されているアイテムです。

使用箇所はスプール軸を中心に、ウォームシャフト、ベアリング部分のほか、外観部品の防錆用途にも対応。先端が赤いキャップの小型ボトルに入っており、内容量は4.5gが目安です。

シマノ(SHIMANO) リールオイルスプレー SP-003H


シマノ(SHIMANO) リールオイルスプレー SP-003H
ピンポイントで油を差しやすいのが魅力

オイルタイプの「SP-013A」とグリスタイプの「SP-023A」のスプレー缶2本セット。いずれも内容量60mlの鉱物油で釣行頻度が高く、定期的にリールグリスを使いたい方におすすめです。

ノズルが細く長く、ピンポイントで油を差せるのもポイント。オイルはラインローラーやローラークラッチに、グリスはギアなどに吹きかけるなど、適材適所で使い分けができるのも魅力です。

なお、それぞれバラ売りもしているので、単体での購入も可能。補充や買い足しをしたい際は検討してみてください。

シマノ(SHIMANO) ザルス リールオイルスプレー SP-015L


シマノ(SHIMANO) ザルス リールオイルスプレー SP-015L

不純物を可能な限り排除した化学合成油のリールグリス。スプレー缶タイプで使いやすく、防錆効果と回転性能アップを図れるのが特徴です。

形状としてはオイルで、パーツに吹きかけて使用。スピニングリールであればラインローラーやローラークラッチ、ベイトリールであればブレーキ部分、また双方のベアリングにも使えます。

シマノ(SHIMANO) DG04 ACE-2

シマノ(SHIMANO) DG04 ACE-2

スピニングリールを除く、ベイトリール・両軸リール・電動リールに使えるリールグリス。注油箇所としてはギア部分で、ボトルから少量取り必要な部分に塗り込んだり、付着させたりして使用するタイプの製品です。

内容量は30gが目安。アイテムとしては手に収まるサイズ感なので一見小さく感じますが、1度に使うグリスの量は微々たるものなので、ひとつのボトルでかなりメンテナス頻度をまかなえます。

シマノ(SHIMANO) DG13 SR-G


シマノ(SHIMANO) DG13 SR-G

スピニングリールで使うリールグリス。淡水・海水を問わず使える製品ですが、どちらかというと大口径ギアに塗布するアイテムで、ジギングなどで使う大型番手のスピニングリールのギアメンテナンスで使うのがおすすめです。

なお、小型のスピニングリールのギアメンテナンスには同社製品の「DG06 SHIP-0」が候補。内容量はどちらも30gが目安です。

ダイワ(Daiwa) リールオイルII


ダイワ(Daiwa) リールオイルII

黄色っぽいオイルが入った同社リール専用のアイテム。小さめのボトルに細めのノズルが付いており、油を差しやすいのが特徴です。

内容量は10mlが目安。比較的安価なので、気兼ねなく使いやすいのも魅力です。釣行頻度が高くメンテナンスの回数が多いものの、そこまでコストをかけたくないという方は、ぜひおさえておきましょう。

ダイワ(Daiwa) スーパーフィネスルーブII


ダイワ(Daiwa) スーパーフィネスルーブII

ベイトフィネスリール専用を謳うリールオイルです。内容量は15ml。不純物を含まず高純度に精製した化学合成油で、摩擦抵抗を低くし、スプールの回転向上を図れるのが特徴です。

また、本製品はKTFの共同開発なのもポイント。KTFは、長年日本のバスプロ業界に携わる沢村幸弘氏のチューンドファクトリーブランドで、カスタムスプールやチューンパーツなどは多くのアングラーから支持されています。気になる方はぜひチェックしておきましょう。

ダイワ(Daiwa) リールガード スプレーセット


ダイワ(Daiwa) リールガード スプレーセット

オイルタイプとグリスタイプのスプレー缶2本セット。いずれも内容量100mlで、前者はボールベアリングなどの回転系パーツに、後者はその他各所に使うのがおすすめです。

ノズルが長く、細部への注油がしやすいのもポイント。ダイワリールを愛用している方で、定期的なメンテナンスを心がけたい場合はぜひ購入を検討してみてください。

ダイワ(Daiwa) REVボールベアリング用オイル


ダイワ(Daiwa) REVボールベアリング用オイル

ベイトリール・両軸リールのボールベリアリング専用リールグリス。タイプとしては添加剤入りで、油膜をつくり、滑らか回転を維持できるのが特徴です。

内容量は50mlが目安。また、ベアリングの異音や振動を抑えるのもポイントです。焼きつけをケアできるので、リールの耐久性にも配慮できます。

ダイワ(Daiwa) SLP WORKS SLPW メンテナンスグリス 104


ダイワ(Daiwa) SLP WORKS SLPW メンテナンスグリス 104

ダイワ製品のカスタムパーツやオプションパーツを取り扱う「SLP WORKS」のリールグリス。ギヤを支持するボールベアリングやベイトリールのウォームシャフトなどの防錆・潤滑を目的としたアイテムで、同社のリールを長く快適に使い続けたい方におすすめです。

内容量は10gとやや少なめ。ハンドクリームのようなパッケージなので、使い勝手には慣れが必要です。不慣れな方は綿棒や爪楊枝などを使って対応するようにしましょう。

アブガルシア(Abu Garcia) アブ リールグリス


アブガルシア(Abu Garcia) アブ リールグリス

アブリールの純正品リールグリスです。内容量は29.57ml。サイズは35×120×19mmのチューブタイプで、塗りやすく、持ち運びにも便利なのが特徴です。

定期的なメンテナンスで使うのはもちろん、タックルボックスやルアーケースのサイドに入れて常備しておくことも可能。使いたいときに使いやすいアイテムです。

オフィスZPI F-0 エクストラロングキャスト


オフィスZPI F-0 エクストラロングキャスト

遠投性能を重視したい方におすすめのリールグリス。内容量は7mlと少なめですが、修正液のようなペンタイプで塗りやすいのが特徴です。

シリーズ共通で硬度の高いダイヤモンド粒子の効果があるのもポイント。潤滑性が高いほか、耐久性維持にも寄与します。通常のベイトリール、軽量ルアーを使うベイトフィネスリールでのキャスタビリティ向上を図りたい方におすすめです。

オフィスZPI F-0 ナノフィネス


オフィスZPI F-0 ナノフィネス

ベイトリールのなかでも、フリッピングやピッチングなどのショートディスタンスの釣りで使うにおすすめのリールグリス。シリーズ共通で含まれている硬度の高いダイヤモンド粒子の効果により、潤滑性と耐久性の向上を図れるのが特徴です。

修正液のようなペンタイプで、持ち運びやすいのもポイント。内容量は7mlと少なめです。液体は低粘度で、ベアリングの異音や振動をしっかりと抑えられるのも魅力です。

IOS FACTORY IOS-01 PRO


IOS FACTORY IOS-01 PRO

非純正品のリールグリスおけるロングセラーモデル。やや粘度が低く、さらっとした質感で、淡水・海水はもちろん、季節を問わず使い続けられるのが特徴です。

内容量は10mlが目安。キャップの裏にはスポイトがあり、塗りやすいさに配慮しているのも魅力です。注油箇所としては、スピニングリールであればメインシャフト・ラインローラー・ベアリングなど。ベイトリールあればスプール軸なども候補です。

IOS FACTORY IOS-02 PRO


IOS FACTORY IOS-02 PRO

添加剤を強化することでやや粘度を高めたおすすめのリールグリス。防水性や耐久性もケアでき、長く安心して使い続けられるようにメンテナンスできるのが特徴です。

内容量は10mlが目安。キャップの裏がスポイトになっているタイプです。また、淡水や海水のほか、季節を気にせず使えるのもポイント。注油箇所も幅広く、汎用性が高いのも魅力です。

IOS FACTORY IOS-007 PRO


IOS FACTORY IOS-007 PRO

同社のラインナップのなかでも、かなりの低粘度に分類されるアイテム。より繊細さを求める釣りのリールに適しており、ベイトフィネスやエリアトラウト、さらにはアジングやメバリングなどのライトゲームのリールに使うのがおすすめです。

回転性能の向上を図りつつも、異音や振動を抑えるギリギリの粘度に設定されているのもポイント。また、低揮発の性分が多く含まれているものの、樹脂やゴム類に対する劣化が控えめなのも魅力です。

内容量は10ml。キャップの裏はスポイトになっています。価格帯としては高めですが、気になる方はぜひ試してみてください。

IOS FACTORY IOS ギアグリス


IOS FACTORY IOS ギアグリス

リールの巻き心地に関わるギア専用のリールグリス。スピニングリール・ベイトリールはもちろん、淡水・海水の用途も問わず、多くのリールで使えるのが特徴です。

タイプとしては化学合成油で、対応温度領域が広いのもポイント。夏場でも分離することなく、冬場でも軽くシルキーに回るのも魅力です。

また、揮発性が低く、効果が長続きすると謳われています。内容量は8gと少なめですが、ギアに塗布量はそもそも少ないので、複数台のリールのギアをまとめてメンテナンスしたい方におすすめのアイテムです。

グリッチオイル(GLITCH OIL) TUMBLE WEED


グリッチオイル(GLITCH OIL) TUMBLE WEED

リールグリスを活用して防錆性を高めたい方におすすめのアイテム。ベアリングの回転性能を最大に引き上げる同社独自の高性能オイルをベースに、海水にも耐える仕様となっており、安心感を高められるのが特徴です。

内容量は15mlが目安。また、巻きの滑らかさが向上されるほか、飛距離アップが見込めるのもポイントです。

グリッチオイル(GLITCH OIL) PASSIVE


グリッチオイル(GLITCH OIL) PASSIVE

低粘度の万能オイルを求めている方におすすめのアイテム。同社独自のベースオイルに特殊潤滑剤や防錆剤を強化しています。摩擦を軽減し、リールのポテンシャルを十分引き出せるのが特徴です。

内容量は15mlが目安。スプール軸に垂らせば巻き心地の向上、ベアリングに垂らせば回転性能アップと防錆性をケアできます。

グリッチオイル(GLITCH OIL) ROSA


グリッチオイル(GLITCH OIL) ROSA

同社のオイルにおける中粘度のアイテム。メーカー独自の特殊潤滑添加剤を配合しており、潤滑性能と耐磨耗性能の向上を図れるのが特徴です。

内容量は15mlが目安。低粘度では水っぽく、高粘度では粘り気があり過ぎるという方におすすめの1本です。タフなシーンでリールを多用している方や、リールのちょっとしたシャリシャリ感やゴリゴリ感が気になる方はぜひ試してみてください。

BORED METHOD BALBOA


BORED METHOD BALBOA

淡水リール向けのアイテムを求めている方におすすめの低粘度オイル。同社のべースオイルにエステル化学合成油を使用することで、回転性能の向上を図れるのが特徴です。

内容量は15mlが目安。薄いながらも強い油膜をつくることより、快適性と持続性があるのもポイントです。また、耐水性のある添加剤を配合することによって防錆性にも配慮しています。

BORED METHOD CHIMERA


BORED METHOD CHIMERA

効果の持続性を求める方におすすめのリールグリス。内容量15mlの低粘度タイプのオイルで、揮発性の低い油膜を各種パーツに塗布できるのが特徴です。

本製品は湿度による乳化、さらには温度による酸化がしにくいのがポイント。経年によるものの粘性の変化を軽減し、軽快な使用感の維持に寄与できるのが魅力です。

BORED METHOD LIGHT DUTY


BORED METHOD LIGHT DUTY

同シリーズにおける定番オイル。汎用性の高さが特徴で、幅広いリールの各種パーツに塗布できます。潤滑性と回転性能の向上を図れるのが魅力です。

タイプとしては低粘度のオイルで、内容量は15ml。特段高価なわけではないので、コスパ的にもおすすめです。非純正品のリールグリスを試してみたい方はぜひおさえておきましょう。

M.T.C.W. MT-01


M.T.C.W. MT-01

同社とオイルメーカーとで共同開発した、内容量10mlのリール専用オイル。粘度は低く、油膜は薄めで、長く潤滑性を維持できるのが特徴です。

また、本製品は特殊フッ素配合、さらには超微粒子構造のオイルなのもポイント。隅々まで浸透するほか、耐久性の向上、回転性能の向上を図れるのも魅力です。

M.T.C.W. MTGG-B


M.T.C.W. MTGG-B

バス釣りで使うベイトリール用のリールグリス。内容量はヘアワックス程度で、使い方としては爪楊枝の先に少量つけ、各種パーツに塗布して使うのがおすすめです。

潤滑性や耐水性に優れているのがポイント。ベアリングにつければ異音や振動を抑えられ、レベルワインダー下のウォームシャフトの溝につければスムーズな回転が見込めます。

SFRプロテクタオイル


SFRプロテクタオイル

幅広い金属部品の潤滑に使えるおすすめの製品。リール専用のオイルではありませんが、知る人ぞ知るロングセラーアイテムで、十分な性能と使い勝手のよさを兼ね備えているのが特徴です。

内容量は15mlで、約1300滴分が使用の目安。各種リールのメンテナンスに使え、ポテンシャルを引き出してくれるのが魅力です。気になる方はぜひ試してみてください。

リールメンテナンス用グリスのおすすめ|ドラググリス

シマノ(SHIMANO) DG01 ACE-0

シマノ(SHIMANO) DG01 ACE-0

同社純正のドラググリス。レバーブレーキタイプを除くスピニングリール・ベイトリール・両軸リール・電動リールに使えるアイテムで、フェルトやカーボンのドラグワッシャーに塗布するアイテムです。

内容量は30mlが目安。なお、ソルトで使うスピニングリールには、それ専用の「DG12 DG-1」もラインナップされています。同社リールを複数台持ち、長く愛用し続けていきたいと考えている方は併せてチェックしておきましょう。

ダイワ(Daiwa) アルティメットトーナメントドラグ グリス


ダイワ(Daiwa) アルティメットトーナメントドラグ グリス

同社のスピニングリールのなかでも、「アルティメットトーナメントドラグ(UTD)を搭載したモデルに使えるリールグリス。フッ素系の固体潤滑剤を高比率で配合しており、長く安心してリールを使い続けられるようメンテナンスできるのが特徴です。

製品としてはチューブタイプで、内容量は15gが目安。塗布することで低摩擦・高耐水性を維持することが可能です。ドラグのポテンシャルを十分に発揮できるのが魅力です。

IOS FACTORY IOS しろくま


IOS FACTORY IOS しろくま

非純正品のドラググリスを探している方におすすめのアイテム。淡水・海水を問わず、スピニングリールとベイトリールのドラグワッシャーに塗布して使うアイテムで、汎用性が高いのが特徴です。

製品としては化学合成油で、やや粘性があるのもポイント。内容量は8gと少量ですが、容器が透明なので、減り具合がわかりやすいのも魅力です。

IOS FACTORY IOS デカクマ


IOS FACTORY IOS デカクマ

同社のドラググリスのなかでも、よりパワーを必要とする釣りで使ってほしいアイテム。淡水・海水を問わず、スピニングリールとベイトリールのドラグワッシャーに塗布して使う製品です。

大型番手のリールにマッチするのが特徴。硬いロッドや太いラインでモンスタークラスの魚を獲りたい方におすすめです。

内容量は15gが目安。価格帯としては高めですが、接近戦でカバーから魚を剥がしたい方や遠くで掛けた魚をなんとか寄せたい方、深場で掛けた魚をうまくいなしたい方はぜひおさえておきましょう。

M.T.C.W. MTDG-03


M.T.C.W. MTDG-03

少量の塗布での十分な効果が得られるドラググリス。特殊フッ素配合によってドラグの出が滑らかになるのはもちろん、ウレア系のグリスなので、樹脂やゴムを含めた各種パーツを痛めにくいのが特徴です。

また、本製品はシリーズ化されており、ラインナップが複数用意されているのもポイント。番手によって粘度が分かれており、数字が上がるほど粘度も高くなります。なお、ソルトのリールには型番末尾の「SW」が適合。購入を検討する際はしっかりと確認しておきましょう。

リールメンテナンス用グリスの使い方

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リールメンテナンスで重要なのは、取扱説明書をしっかりと読むことです。実物またはPDFを見ながらの作業になるので、事前に準備しておきましょう。リールは釣行後に汚れを落としておいたモノや、海での使用であれば塩抜きをしておいたモノが前提。事前の水洗い、乾燥を済ませた状態が対象です。

分解・注油する箇所は、リールの取扱説明書に記載されています。パーツを外したら、まずは水洗いでケアできなかった汚れをティッシュや綿棒などで拭き取るようにしましょう。

なお、その際にはパーツクリーナーを使うのもおすすめ。スプレータイプとつけ置きタイプがありますが、いずれもリールグリスの効果をより発揮できるので、購入しておくと便利です。

パーツへの塗布は細かい作業になるので、リールグリス・オイルのノズルが細くない場合は爪楊枝を使うと便利。つけすぎるとビタビタになるので、欲張らないようにしましょう。

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