ルアーフィッシングをする際に重要なのがリール。快適に使い続けていくにはメンテナンスが不可欠ですが、内部構造が精密なので保管方法や持ち出し方法も気を付ける必要があります。
そこで今回はリールケースのおすすめをご紹介。大手釣具メーカーの製品を中心にピックアップしたので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
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リールケースの選び方
種類で選ぶ
ハードタイプ
ハードタイプは、硬い素材を採用したリールケース。耐久性が高く、外からの衝撃をしっかりとガードできるのが特徴です。内部にある程度のスペースがあったり、仕切りがあったりすれば、替えスプールやハンドルパーツ、メンテナンスグッズなども同梱することが可能。まとめて持ち歩けるのが魅力です。
セミハードタイプ
セミハードタイプはハードタイプほど硬くはないものの、形崩れしにくいのが特徴。チャック付きのポーチタイプが多く、手持ちしやすいのも特徴です。既存でスポンジなどが用意されていれば、耐衝撃性も良好。なお、よりクッション性を持たせたい場合はタオルなどを入れて対応するのがおすすめです。
ソフトタイプ
ソフトタイプは、柔らかい素材を採用したリールケース。リールの形状にフィットさせやすく、ロッドにセットしたまま持ち運べます。タックル一式を車載するのにも便利。また、部屋にタックルを飾る場合でも、ラインに付くホコリなどをケアできるのでおすすめです。
リールのサイズや台数に合わせて選ぶ
リールケースは小さければ1台、大きければ複数台収納できますが、いずれもサイズ感を把握しておくことが重要。リールの番手によって大きさは異なるため、注意が必要です。特にスピニングリールはラインナップが豊富なので、リールケースの目安となるサイズ表記は確認しておきましょう。
例えば、2500番と3000番などの近い番手であればそれほど問題はありませんが、管釣りで使う2000番とソルトジギング用の6000番を持ち合わせるにはサイズに大きな違いがあります。
また、スピニングリールはハンドルの取り外しや折り込みが可能ですが、ベイトリールの場合は右ハンドル、左ハンドルで固定されているので、収納する際は意識しておきましょう。
リールケースのおすすめ
シマノ(SHIMANO) リールガード PC-030L
ベイトリールを収納するリールケース。耐衝撃性のある3mm厚のクッション生地を採用したカバーで、ロッドをリールにセットしたままの状態で装着できるのがおすすめのポイントです。
サイズは同社のベイトリールが目安。なお、ロープロ型は問題ありませんが、「カルカッタ」などの丸型は大きさの兼ね合いがあるので、200番以下であれば対応できます。
シマノ(SHIMANO) リールガード PC-031L
スピニングリールをカバーするリールケース。サイズラインナップが豊富で、1000番に対応するSS、2000〜C3000番に対応するS、3000〜C5000番に対応するM、5000〜30000番に対応するLが用意されています。
カラーはブラックとレッドの2色で、好みのカラーを選べるのでおすすめ。なお、SS~Mは濡れたラインやリールが乾きやすいメッシュを配置し、Lはリールが濡れにくい防水クロロプレンゴムを配置するなど、仕様が異なるため購入する際は意識しておきましょう。
シマノ(SHIMANO) リールガード PC-032L
電動リール用のリールケース。ロッドとリールをセットした状態で装着できるのはもちろん、電源コードを巻き込んで収納できるのがおすすめのポイントです。
3mm厚のクロロプレンゴム生地を採用しており、耐衝撃性に優れているほか、水濡れもケア。サイズは400番・600番に対応するS、800番・1000番・2000番に対応するM、3000番に対応するL、4000番・6000番・9000番に対応するXLをラインナップしています。
シマノ(SHIMANO) OCEA リールガード PC-233N
ジギングで使う同社の両軸リール「オシアジガー」に対応したリールケース。持ち運び時はもちろん、ボートのロッドホルダーを使用する際もカバーを付けたまま差せるのでおすすめです。
サイズはMとLの2種類で、Mは同製品の1000~1500番に対応。300番以下の丸型ベイトリールにも装着できます。 Lは製品の2000~3000番に対応。ハンドル部分がカバーから飛び出してしまう点には留意しておきましょう。
シマノ(SHIMANO) リールポーチ PC-029R
手持ち・肩掛けに対応するリールケース。ビジネスバッグのように気軽に持ち運べるのが特徴で、汎用性が高いのが特徴です。本製品はLサイズ。同社スピニングリール10000番×4個+20000番×3個が同梱の目安です。
サイズ設定できる可動式の仕切りが付いているほか、内側に小物の収納に適したメッシュポケットが用意されているのもポイント。1つにまとめて収納できるおすすめのアイテムです。
シマノ(SHIMANO) リールスプラッシュガード BP-037S
ロッドに装着したリールをすっぽりと覆う便利なアイテム。雨風はもちろん、ボート同船では波しぶきにも配慮できるのでおすすめです。
カラーはブラックとライムイエローの2種類。好みに合わせて選べます。適合リールサイズは同社スピニンリールであれば4000番、両軸リールであれば3000番が目安です。
ダイワ(Daiwa) HD リールカバー A
耐衝撃性に強い「ハードシェル構造」を採用した、おすすめのリールケース。内部にはクッション性の高い素材が入っており、傷が付くリスクを軽減できるのも特徴です。
製品ラインナップは4種類。ベイトリールの収納に対応する「CV-S」のほか、スピニングリールの収納はサイズに合わせて「SP-S」「SP-M」「SP-L」が用意されています。本製品は「SP-L」です。
ダイワ(Daiwa) ネオリールカバー A
ラインナップな豊富なリールケース。両軸やベイトリール、スピニングリール、電動リールに対応する製品がそれぞれ用意されており、買い揃えることで各リールを丁寧に扱えるのが特徴です。
素材には5mmで肉厚のクロロプレンを採用しています。アイテムによってロゴやその位置が異なるのもポイント。さまざまな釣りを楽しんでいる方におすすめです。
アブガルシア(Abu Garcia) Reel Case
セミハードタイプのリールケース。内部にはクッション材が入っており、外部からの衝撃はもちろん、内部における傷付きもケアできるのがおすすめのポイントです。
本製品はMサイズですが、Sサイズもラインナップ。Sサイズはオーソドックスサイズのベイトリール、スピニングリールであれば3000番までが目安です。一方、Mサイズは同クラスであれば2個収納が可能で、仕切りを外せば、ある程度大型のリールにも対応できます。
アブガルシア(Abu Garcia) ネオプレーンリールポーチ LP用
オーソドックスなおすすめのリールケース。ブラック地に定番のロゴが大きく入っているのが特徴で、ロッドにセットした状態でカバーできる仕様です。
ラインナップは3種類あります。本製品は、同社「Revo」シリーズなどのロープロ型のベイトリールに対応するLP用。ほかにも、丸型の「Ambassador」の6000番に対応するモデル、スピニングリールに対応するモデルが用意されています。
サンライン(SUNLINE) リール&スプールケース SFP-0714
横開きタイプのリールケース。サイズは130×210×105mmですが、3000番までのスピニングリール1台に対して、替えのスプールが2個、替えのハンドル1~2本が収納目安です。
内部には仕切りがあるので、使い方によってはフックやシンカーなどの小物も収納できます。縦積みが可能で、スーツケースに整理して入れる遠征時や車載時にもおすすめです。
テイルウォーク(tailwalk) リールバッグ
ベイトリール・スピニングリールを問わず、ざっくりと収納できるおすすめのリールケース。大きさにもよりますが、2〜3個をまとめて持ち運びできるのが特徴です。
内部には凹凸のあるスポンジが入っており、耐衝撃性にも配慮。汎用性が高く、手持ちの収納用品を活用すれば替えのスプールやラインなども含めてワンセットにまとめられます。
テイルウォーク(tailwalk) リールカバー タイプBC
ロッドにセットしたリールにも装着可能な製品。本製品はベイトリール対応モデルで、上から覆い被せるように付けるのが特徴です。
素材には肉厚なクロロプレンを採用し、耐衝撃性を高めているのもポイント。サイズは本モデルのSのほかに、Mも含めた2種類があります。なお、スピニングリールモデルのSPにはS・M・Lの3パターンをラインナップ。まとめての購入を検討している方におすすめです。
ラパラ(Rapala) ネオプレーン リールカバー
ハンドル部分以外をカバーできるリールケース。ロッドを装着したままでもセットできるのが特徴で、タイプとしてはロープロ型のベイトリールに対応する製品です。
サイズは約幅75mm×直径60mm。形状は筒形を採用しています。なお、「ラパラ」はフィンランドのメーカーで、世界的に有名。ミノーの「カウントダウン」シリーズなどはどの国の釣具屋にも置いてあるといわれるほど、高い信頼性があります。興味がある方は、小物もしっかりとチェックしておきましょう。
パズデザイン(Pazdesign) システムボックス lll
遠くからでも目立つ赤い色のリールケース。リール専用のケースではありませんが、34×23×14mmと手頃なサイズ感で、汎用性が高くおすすめです。
耐衝撃性に配慮し、内部にクッションを採用しているのがポイント。仕切りもあるので、小型から中型リールの収納に対応できます。フタの裏には、小物の収納に便利なファスナー付きポケットが2つ用意されているのも魅力です。
パズデザイン(Pazdesign) クロロプレーンリールケース
ロゴが映えるリールケース。4000番クラスのスピニングリールに対応しているので、ソルトシーンで使いやすいのが特徴です。
素材はクロロプレンで、傷をケアできるのもポイント。内ポケット付きで、本体とハンドルを分けて収納できます。単品購入はもちろん、まとめ買いして、リールの製品別、さらにはラインの太さ別に使い分けて整理したい方にもおすすめです。
サーティフォー(34) 34リールバッグ
複数のリールを収納できるショルダータイプのリールケース。肩掛け・タスキ掛けが可能で、リールをまとめて持ち歩きたい方におすすめです。
なお、「サーティフォー(34)」 はアジングに精通する家邊克己氏が開発に携わるブランド。アジングはナイロンやフロロカーボン、PEのほか、最近はエステルラインを使用するアングラーも増えてきています。それぞれのラインに合わせてスピニングリールを用意したい方は、ぜひチェックしておきましょう。
プロマリン(PRO MARINE) ラウンドリールカバー
リーズナブルでコスパの高いリールケース。リールをセットしたままでも装着できるタイプで、面ファスナーでの取り外しによってスムーズに対応できるのが特徴です。本シリーズはスピニングリール用のモデルで、本製品はMサイズ。3000〜4000番にマッチします。
渓流ルアーやアジング、メバリングであれば小さいサイズを、シーバスやエギングであれば中間サイズを、豊富な糸巻き量を必要とするジギングであれば大型サイズを選ぶのがおすすめです。
プロマリン(PRO MARINE) ハードマルチケース
横開きのボックス形状でハードタイプのリールケース。耐衝撃性に配慮しているのはもちろん、安心して持ち運べるのが特徴です。
本製品はSサイズですが、ほかにもLLサイズまでラインナップ。基本的に1ケースあたり1つのリールを収納します。
サイズ感としてはSが小型のベイトリール、Mが小型のスピニングリール、Lが中型のスピニングリール、LLは大型のスピニングリールが目安。より具体的な大きさを知りたい方は、事前にしっかりと確認しておくのがおすすめです。
クロスファクター(CROSS FACTOR) ベイトリールカバー
安価で気兼ねなく使えるリールケース。タイプとしてはベイトリール専用で、ロッドとはセパレートで使うので、リール単体をカバーする仕様です。
留めは面ファスナーで、やや長めに設定されているのも特徴。しっかりと締め込むことによってタイトめに収納できるのがおすすめのポイントです。なお、ハンドルノブがカバーから飛び出してしまう点には留意しておきましょう。
プロックス(PROX) マルチリールバッグ
外側にはハード素材、内部にはクッション性のある素材を採用したリールケース。ボディは軽量樹脂のポリエステル仕上げで耐久性が高いほか、取っ手付きで、持ち運びにも便利なのが特徴です。
スピニングリール・ベイトリールのどちらにも対応。本製品はLサイズですが、一回り小さいMサイズも用意されているので、気になる方はチェックしてみてください。
プロックス(PROX) マルチパーテーションバッグ
軽量性と耐久性を意識したセミハードタイプのリールケース。クッションでリールをソフトに保護しつつ、サイズに合わせて仕切りを変更できるのが特徴です。
本製品のサイズは320×320×120mmで、点数はスピニングリール・ベイトリールを問わず、6個まで収納可能。フタ部分には小物類の収納に便利なダブルファスナーポケットのほか、視認性の高いメッシュポケットも付いています。
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) セミハードタックルケース
汎用性の高いセミハードタイプの収納ケース。脱着式パーテーションにより最大8つに仕切ることが可能で、リールに関してはスピニングリールやベイトリールはもちろん、フライリールにもマッチするのが特徴です。
内部にクッション性があるのもポイント。釣りだけでなく、カメラやレンズを収納する専用グッズとしても活用できます。本製品はSサイズで、カラーはブラックですが、一回り大きいサイズや別のカラーも展開されているので、気になる方はチェックしてみてください。
リールの保管方法はさまざま。そのままタックルボックスに入れる方もいれば、リール購入時に同梱されている袋を使う方もいます。また、リールは水まわりで使うため湿気には注意が必要。精密機器なのでカメラの防湿庫のようなところに管理する方もいます。簡易的な場合でも乾燥剤を一緒に入れるのがおすすめです。ぜひ試してみてください。