ツーリングでのテント選びの特徴の一つは登山と違って多少の余裕があること。収納サイズや設営の手軽さに制約はありますが、プラスワンの贅沢を加えられる点が嬉しいです。広めの前室を持つタイプや、多少重くてもワンタッチで設営ができるタイプ、積雪期を考慮しなくてよいのなら3シーズン用を選ぶ手もあります。今回は、ツーリングのおすすめテントをご紹介します。豊富なバリエーションからおすすめしていますので、ぜひ、お気に入りのツーリングテント見つけてくださいね。
アライテント(ARAI TENT) エアライズ1 34224405
アウトドア用品の老舗として人気が高いアライテント。コンパクトで軽量なのに加え、設営がしやすいという登山でも使える特徴があります。エアライズは豊富なオプションを利用して4シーズンの利用が可能。
また、オプションのDXフライにより広い前室をつけることも可能になっています。エアライズ1が1人~2人用、エアライズ2が2人~3人用、エアライズ3が3人~4人用です。
アライテント(ARAI TENT) トレックライズ1 0320100
アライテントのトレックライズは3シーズン用のテントで、大きな換気口とメッシュ製の大きな入口が特徴です。通気性のよさは特に夏シーズンの居住性に影響するので暑いと眠れないという方にとっては選択条件を満たしたツーリングテントですね。エアライズのよさを引き継いでいて、設置のしやすさも申し分ありません。
オプションのDXフライの他に非常に広い前室となるトレックタープBeyondもあり、雨天でも仲間と過ごせる空間を作れるのは大きな楽しみになるでしょう。
アライテント(ARAI TENT) ドマドームライト1 0350500
アライテントの、こちらは特徴的なタイプ。ツインルームとも言えるほど広い前室を持ち、土間のように使えることから名前もドマドームです。テント内を就寝スペースとして前室に小さなテーブルや食器を並べたりしたらもはや基地。
2人用のドマドームライト2もあり、籠って自宅のようなひと時を味わえるのはかなり楽しいはずです。
MSR ハバNX 37746
極限の軽さ、耐久性にこだわった玄人好みのメーカーであるMSR。快適な居住性を提供するエクスペリエンスシリーズの3シーズンテントです。ハバは1人用。重さ1.12kgの超軽量ながらしっかりとした広さを確保しています。
MSR エリクサー2 37762
MSRの3シーズンテントであるエクスペリエンスシリーズでワンランク買いやすい価格帯のシリーズです。とはいえ、フットプリントも付属しているので雨などにも強く優れた製品になっています。
こちらのツーリングテントは2人用で、左右両方に入口と前室があり、お互いの行動を邪魔しない便利さはすばらしいですね。
モンベル(mont-bell) ムーンライトテント 1型 1122286
日本のメーカーであるモンベルは高温多湿な環境にも対応した防水性、通気性のよさと設営のしやすさを兼ね添えた豊富なラインアップが特徴です。この定番のツーリングテントはその歴史ある実績が品質の証と言えます。
抜群の防水性、通気性かつ設置が簡単であることから信頼のおけるロングセラー製品となっています。シンプルな良品を迷わず買いたいという方に最適です。
モンベル(mont-bell) クロノスドーム1型 1122370
こちらも同じくモンベルの定番製品です。居住性を重視した3シーズンのツーリングテントで、独自設計によって天井が高くなっています。前室も十分な広さがあり、余裕のある快適なキャンプを楽しむことができるでしょう。重さも2.1kgと問題なく、通気性も優秀で通常のキャンプ場ならばどこでも使えるバランスのよさが特徴とも言えるでしょう。
コールマン(Coleman) ツーリングドームST 170T16400J
コールマンのコンパクトシリーズの1~2人用テント、ツーリングドームSTです。高くて広い前室が特徴で調理をするのにも十分な広さがあり、これがお目当てで購入する方も多いです。前後にメッシュが装備されているので通気性もよく、総じて居住性を求める方に最適なタイプです。
ロゴス(LOGOS) ROSY ツーリングドーム 71806004
ファミリー向けのイメージがあるロゴスですが、選びやすい1人用のテントも出ています。こちらのROSYツーリングドームは最新モデルとなり、軽量で組み立てが簡単。重量2.4kgで耐水性と通気性も兼ね添えている上にリーズナブルな価格設定でシンプルながら欲しいメリットが詰まったアイテムになっています。
ロゴス(LOGOS) プレミアム ソロツアーズ-N 71805509
ロゴスのプレミアムシリーズは高性能標準仕様が特徴。耐風性、耐水圧が強化されており、過酷な条件でも安定して使用できるツーリングテントです。耐水圧はフライシートで3,000mm、フロアシートで10,000mm。さらに、撥水加工によって高い防水機能を持ちます。
ベンチレーションも考えられて装備されており、高い防水性能により結露にも対応。 Cの字型に開くことができるドアは上下部分のシートを別々に巻き上げることができ、これも大型のベンチレーションとして機能するため、シーンに応じて換気をコントロールできるようになっています。
テントの選び方は人それぞれですが、ツーリング向けの場合は設置のしやすさと前室の広さで人気を集めることが比較的多いようです。選ぶ際はそれらに加えて悪天候に備えた仕様を持つものが必要でしょう。例え急に雨が降っても広い前室にこもって調理をするのもまた楽しいもの。余裕がある製品を選ぶのも一つの手と言えるでしょう。