ファミリーキャンプなど、家族でのアウトドアレジャーを快適にしてくれるのがファミリーテント。雨はもちろん夏の強い日射しから家族を守ってくれてプライバシーを確保できるのもメリットです。

今回は、便利なファミリーテントを選ぶ時のポイントをキャンプ初心者にもわかりやすく解説。人気のファミリーテントも紹介するので、ぜひチェックして家族のレジャーに活用してください。

ファミリーテントの選び方

形状をチェック

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テントの形状で主流なのが半球型の「ドーム型テント」です。全方向からの風に強くコンパクトなので登山用テントとしても人気のタイプ。スリーブと呼ばれるテント生地に2本のポールを通して、真ん中でX字状に交差させるだけなので設営も簡単です。

家族登山などをする方におすすめ。テントの上にかぶせるフライシートが付いたダブルウォールタイプを選ぶと雨にも強く、入口前に前室と呼ばれるスペースが確保でき荷物置き場として利用できます。

居住性をより高めたファミリーテントが「ロッジドーム型テント」です。テント内が、リビングスルームとベッドルームなどに仕切られていて使い勝手に優れているのがメリット。モデルによって2ルームタイプや3ルームタイプなどのバリエーションがあるのが特徴です。さらにドームテントに比べて高さがあるのもポイント。ターフが一体化しているので、開放的で入り口前を広々と使えます。

サイズをチェック

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テントの場合、大きさを表す目安として「3〜4人用」などと記載されているのが一般的です。しかしこれは「4人まで寝られる」という意味なので荷物などのことを考えると1人分差し引いて捉えた方が安心。つまり「3〜4人用」のファミリーテントは3人用と考えるとよいでしょう。

一般的に言って、シュラフを使って寝る時の1人分スペースは210×55cm程度です。細かくチェックしたい方は、テントの床面積を確認して収容人数を割り出すとよいでしょう。また、自動車を使ったキャンプではなく家族登山をする場合は収納時のサイズや重量もチェックしておくと安心です。

ポールをチェック

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ポールに使われる代表的な素材はアルミ合金やグラスファイバーです。いずれも軽量化を図るために中空構造を採用しています。ポールを大きく湾曲させて、その復元力でカタチを保つドーム型テントでは強度と柔軟性があるジュラルミンなどのアルミ合金製ポールが主流です。

ポールの強さを重視する方はアルミ合金製ポールを採用したファミリーテントを選ぶとよいでしょう。リーズナブルなファミリーテントではグラスファイバーが採用されています。なお、太さは直径8〜20mm程度が一般的。極端に細いモノは強度に不安があるので避けたほうが無難です。

耐水圧をチェック

テントを覆って雨や雪を直接受けるフライシートや地面に接するフロアのグラウンドシートは水が侵入しやすい部分です。そのためテントのフライシートやグラウンドシートはコーティング処理が施されて防水性能が高められています。

テントの防水性能を表す指標が耐水圧。どの水圧までなら水漏れが起こらずに耐えられるかを表した数値です。数字が大きいほど防水性が高いことを示しています。

天候が急変しやすく風も強い山岳で使用される登山用テントは耐水圧1500mm以上が一般的。したがって家族登山で使用するファミリーテントは1500mmを目安とするとよいでしょう。整地されたオートキャンプ場で使用する場合でも耐水圧1000mmほどのファミリーテントであれば安心です。

ファミリーテントのおすすめモデル

コールマン(Coleman) アテナ スクリーン2ルーム

繊維を格子状にして強度を高め、リップストップファブリックをテント生地に採用した、コールマンのロッジドーム型テントです。2ルーム構成で4人用。室内面積は約300×240cmと広々していて、145cmと高さもあるのがメリットです。

耐水圧が2000mmと高いのもポイント。メッシュドアとベンチレーションを装備して通気性を確保しています。価格は6万円前後と4人用の2ルーム構造ロッジドーム型テントとしてはリーズナブルなおすすめのファミリーテントです。

コールマン(Coleman) アテナ トンネル2ルームハウス/LDX

コールマンのトンネル型2ルームテントです。入り口前に大きなひさしを用いて広い空間を実現しているのがメリット。室内も約360×240cmと広々としていて高さも180cmと余裕のサイズです。

メインポールは直径18.5mmの太いアルミ合金製。フライ部分の生地に丈夫なポリエステルリップストップを採用して耐水圧2000mmと防水性能が高く、雨の中でも快適にキャンプを楽しめます。

メッシュドアおよびベンチレーションを装備して通気性も充分です。夜の照明で便利なランタンハンガーや小物の収納ができるメッシュポケットも備えて使い勝手も良好。やや高価ですが、ファミリーキャンプすることの多い家族におすすめのファミリーテントです。

コールマン(Coleman) タフワイドドームⅣ/300 4〜5人用

通気性や居住性など、テントとして優れた性能を備えたコールマンドーム型テントです。インナーテント左右下部にあるメッシュ窓から外気を取り入れ、テント内の暖まった空気を上部メッシュ部から排気します。入り口部分には防虫ネットを備えて、蒸しやすい日本の夏キャンプに最適なファミリーテントです。

テント内フロアサイズは300×300cmの大型サイズ。テント上部を大きく押し上げる構造で、高さも185cmと大人が立ったまま着替えができるのがメリットです。メインポールは直径14.5mm。強度と柔軟性が優れたアルミ合金を採用しています。

オートキャンプ場などで便利なAC電源コード引き込み口を装備。LED照明などを吊るせるランタンハンガーを天井に備えて便利機能が充実したファミリーテントです。3万円前後とリーズナブルな価格も魅力。コスパも重視しつつ基本性能が高いファミリーテントを探している方におすすめします。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CS 3ルームドームテント 4人用 UA-15

コスパの高いキャンプ用品で人気があるキャプテンスタッグの4人用3ルームドームテントです。2人用インナーテントを左右にレイアウト、中央ルームはリビングスペースや荷物置き場として利用できます。約6.3畳の広さが魅力です。

フライシートのOリングにトグルを通すだけの吊り下げ式で設営もラクラク。グラスファイバー製ポールは4本とも同じ長さなので初心者でも迷うことなく設営できます。しかも、3ルームだけでなく、1ルームや2ルームテントとしても利用可能。人数に応じて利用シーンが広がるのがメリットです。

テント左右にベンチレーションを装備して、窓もメッシュ製で通気性もよいので暑い時期でも快適。1万円台と安い価格も魅力なおすすめのファミリーテントです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オルディナスクリーン 2ルームドームテント 5~6人用 M-3117

メッシュを使った土間スタイルのリビングスペースサイズが280×280cmと広く、開放的なキャプテンスタッグの2ルームドームテントです。左右に装備されたひさしを張り出せばさらにリビングスペースも広げられます。

テントスペースのフロアサイズは270×270cm。細かい目の1mmメッシュを採用しているので、通気性が良好ながらプライバシーも守れるのがメリットです。

インナーテントの前後に大型の出入り口があるので大人数で利用しても出入りが簡単。フライシートとグラウンドシートは耐水圧1000mmのポリエステル製で、縫い目からの水の侵入を防ぐシームレス加工を施しています。

重量は約16kgで収納サイズは幅70×奥行き20×高さ20cmとコンパクトです。5~6人用の大型テントでありながら、価格は2万円台とコスパが高いのが魅力。ブルーの色使いもおしゃれなおすすめのファミリーテントです。

モンベル(montbell) ムーンライトテント9型 8〜9人用

大人数で利用できるモンベルの8〜9人用ドーム型ファミリーテント。日本の山と気候に合った登山用テント作りで評価が高いモンベルの定番モデルだけに、オートキャンプを楽しむ初心者から家族登山に挑戦する上級者まで幅広い方におすすめできるハイクオリティなファミリーテントです。

フロア部分は耐水圧2000mmのウレタン・コーティング。フライシートも耐水圧1500mmと雨の多い日本でも安心の防水性能を備えています。重量11.7kgと8〜9人用ファミリーテントとしては軽いのがメリットです。友人家族なども連れて大人数でキャンプを楽しむという方におすすめします。

アライテント(Arai Tent) ベーシックドーム6 5人用(最大6人)

国産テントメーカー老舗、アライテントのベーシックな5人用ドーム型テント。積雪期の本格登山でも使用できる信頼性の高さが魅力です。ポールは丈夫で柔軟性あるジュラルミンを採用。テント本体とフライシートの生地は引き裂き強度が高いリップストップナイロンを使用しています。

大きな特徴はテントの前後に2つの入り口を装備している点です。メインの入り口は防虫ネットを備えて出入りがしやすいファスナー式。そして反対側には積雪期に利用しやすい吹き流し式を採用しています。

アライテントの定番テントなので、オプションが充実して拡張性が高いのがメリット。別売のインナーフレームを使用すればさらに強度と居住性を高めることが可能です。重量約3.8kgの軽量ファミリーテント。寒い時期でも積極的にアウトドアレジャーを楽しむ方におすすめします。

ケシュア(Quechua) ファミリーテント ARPENAZ 4.1

リビングルームとベッドルームの2ルーム構成を採用したケシュアの4人用ファミリーテントです。リビングルームは5.9m²で高さが最高190cmと成人男性が立っても安心。ベッドルームも210×240cmと充分な広さを確保しています。

前方と後方にベンチレーションを備えて風通しがよく、結露も起こりにくいのがメリットです。重量9.8kg、収納バッグに収めると60×24×24cm。4人用2ルームファミリーテントとしては軽量コンパクトです。最大のポイントはコスパの高さ。価格は1万円台という安いファミリーテントです。設営も簡単なのでファミリーテントは初めてという方におすすめします。