ファミリーでのキャンプには、それ相応の大きさのテントが必要になります。人数に合わないテントを選ぶと、不便なばかりか、使わずじまいになってしまうことにもなりかねません。

そこで今回は、おすすめのファミリー向けテントをご紹介します。家族みんなで快適に使えるテントをぜひ探してみてください。

テントの種類

ロッジ型

By: amazon.co.jp

ロッジ型は、広い空間を確保できる居住性の高いテント。テントの側面がほぼ垂直になっており、室内の隅でも高さを確保しやすいのがメリットです。空間を無駄なく利用できるため、ファミリーテントにも適しています。

90年代に人気があったタイプですが、その後商品ラインナップが少なくなっているのはデメリット。ただし、最近は人気が回復傾向にあります。居住性を重視したい方は、重点的にチェックしておきましょう。

ドーム型

By: amazon.co.jp

ドーム型は、登山やトレッキングにおける定番テントです。多くのメーカーが製品をリリースしており、選択肢が豊富。1人用〜ファミリー用まで、さまざまなサイズのテントが揃っています。さらに、雨・風にも強く、本格的登山でも使用できるモデルが多いのが特徴です。

設営の基本は、テント生地上部のスリーブと呼ばれる通し穴にポールを通すだけと簡単。しかも、他タイプに比べるとリーズナブルな傾向にあります。ファミリーテント選びで、まずチェックしておきたい基本のテントです。

ツールーム型

By: amazon.co.jp

ツールーム型は、ドーム型の居住性と機能を拡張した人気のテント。ベッドルームに加えて、リビングスペースも備えています。また、ドーム型に比べて高さがあるため、開放感があるのがメリットです。

なお、ドーム型でリビングスペースを確保する場合は、テント設営後にタープを張る必要があります。そのため、二度手間になりますが、ツールーム型の場合は、そのような手間がかかりません。また、タープとテントがセットになっているため、収納性が優れているのもポイントです。

さらに、リビングスペースのメッシュ部分が大きいので、暑い季節でも快適に使えます。テントで過ごすことが多い方におすすめのタイプです。

ティピー型

By: amazon.co.jp

テントの天井中心部を1本のポールで支えるのがティピー型テント。円錐形をしており、比較的大人数でも使いやすいのが特徴です。別名、モノポールテントとも呼ばれています。

構造がシンプルなため、テント設営が容易なのがメリット。テント側面部のペグ(杭)を地面に打ち付けて(ペグダウン)、支柱となるポールを真ん中に立てるだけです。他タイプのテントに比べてペグダウンの回数が多くなりますが、ペグダウン自体は簡単な作業なため、慣れれば初心者でも短時間で簡単に設営できます。

とんがり屋根の可愛らしい形状もポイント。キャンプシーンだけでなく、野外フェスなどでも使用する人が多くなっている注目のテントです。

ファミリーテントの選び方

使用人数に応じたサイズを選ぶ

By: amazon.co.jp

テントの大きさは「○人用」と表されます。しかし、これはあくまでも最大収容可能人数。何人がテントで寝られるかを表しているにすぎません。荷物などを考慮すると、記載されている人数から1人差し引いて捉えるのが一般的です。

初心者、および子供連れのキャンプは荷物が多くなる傾向があります。夜ゆっくり寝られないと、翌日の行動に差しさわりが生じてしまうので要注意。余裕のあるサイズのテントを選ぶと安心です。

また、親子での登山など、徒歩によるアウトドアアクティビティの場合は、携行性を考慮して収納時の重量・サイズもチェックしておきましょう。

設営のしやすさで選ぶ

By: amazon.co.jp

テントの種類によって、設営のしやすさは異なってきます。設営しやすいテントの代表格がドーム型です。基本は、テントのスリーブに2本のポールを通して天井部で交差させるだけ。その後フライシートを上から覆います。初心者でも簡単に設営できる人気のテントです。

また、ツールーム型の設営も基本はドーム型と同じです。ただし、リビングスペースがあるため、キャノピーポールと呼ばれる支柱を立ててタープを張ります。さらに、1本のポールを支柱とするティピー型も設営が簡単なテントです。

雨や風がある場合は、設営に意外と手こずるもの。初心者の方は設営のしやすさもチェックしておきましょう。できれば家の中や庭などで設営の練習をしておくと安心です。

耐水性もチェック

テントはフライシート・インナーテント・グラウンドシートから構成されるのが一般的。雨を直接受けるフライシートや地面に接するグラウンドシートは、特に水が侵入しやすい部分です。そのため、フライシート・グラウンドシートの耐水性はチェックしておきましょう。

テントの耐水性は「耐水圧」で表されます。どの程度の水圧まで、水が侵入しないかを表しています。キャンプの場合、耐水圧1500mm以上のテントを選んでおくと安心です。高い山は雨および風が強い傾向にあるので、ファミリーでの登山の際は2000mmを目安にするとよいでしょう。

テントの素材には防水加工されたナイロンやポリエステルが使われているのが一般的。ともに耐水性は良好ですが、ナイロンは水を含むと重くなり、乾きにくい性質があります。また、紫外線によって変色・劣化しやすいのもデメリット。日光・雨を直接受けるフライシートはポリエステル素材のモノを選ぶと安心です。

ファミリーテントのおすすめメーカー

コールマン(Coleman)

By: amazon.co.jp

コールマンは、1900年に設立されたアメリカのキャンプ用品ブランドです。当初はガソリン式ランプを製造していましたが、オートキャンプが流行りだすと、バーナーを2つ並べた「キャンプストーブ」の販売を開始。現在はテントをはじめ、ランタン・クッキングウェアなどキャンプ用品全般を取り扱っています。

コールマンのテントは、ツールーム・ドーム型の品揃えが充実。価格2〜10万円のモデルが多く、比較的購入しやすいのがメリットです。ちなみに、日本キャンプ協会・日本オートキャンプ協会・自然保護協会などに所属しており、アウトドア活動の普及にも努めています。

スノーピーク(snow peak)

By: amazon.co.jp

ブランド名の「スノーピーク」は、日本百名山の1つである谷川岳が由来。クライマーであった創業者が、自らの経験に基づいて、オリジナルの登山用品を1958年から販売しています。

「人生に、野遊びを」がスノーピークの企業スローガン。1980年代からキャンプ用品をリリースしています。地表にダメージを与えない焚火台など、それまでになかったユニークな商品が多いのがポイント。テントも機能的かつデザイン性が高いことで定評があります。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

https://www.amazon.co.jp/dp/B06XB848CG?tag=s02a3-22

By: amazon.co.jp

キャプテンスタッグは、「金物の町」新潟県三条市にあるパール金属のアウトドアブランドとして1976年にスタートしたブランド。バーベキューコンロなど、キャンプ用クッキング製品の品ぞろえが豊富です。

アウトドア用品では「使いやすさ」「購入しやすさ」を重視しているのが特徴。そのため、テントもリーズナブルなモデルが多く、コスパ重視の方におすすめのブランドです。

ファミリーテントのおすすめモデル

コールマン(Coleman) エクスカーションティピー 325

コールマン(Coleman) エクスカーションティピー 325

2万円前後で購入できるコールマンの4人用テントです。初心者の女性でも30分以内で設営できる人気のモデル。ティピー型テントですが、前室を備えているのがポイントです。荷物置き場になるほか、出入りの際に雨風が吹き込んでくるのを軽減してくれます。

インナーテント上部には2つのベンチレーション、そしてメッシュポケット・電源コード引き出し口・ランタンハンガーを備えており、使い勝手がよいのもメリットです。

リーズナブルなエントリーモデルながら、基本を押さえたテント。耐水圧はフライシート・グラウンドシートともに1500mmと、十分な防水性能を備えています。大人2人・子供2人家族のキャンプ入門用としておすすめです。

コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス

コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス

テントとスクリーンタープがセットになった、コールマンの4〜5人用ツールームテントです。クロスポールとトンネル式フレームワークを組み合わせた構造に加え、直径16mmの丈夫なアルミ合金製メインポールにより、風に強いのがメリットです。

フライシートはUVカット・防水加工をしたポリエステル製。グラウンドシートは210Dという厚手のポリエステルを使用しています。ともに、耐水圧2000mmと耐水性能も優秀です。

ポールをしっかり固定できるアシストクリップが付属しており、1人でも設営はラクラク。また、インナーテントが吊り下げ式なので、雨の時でもインナーテントを濡らさずに設営撤収できます。初心者におすすめのリーズナブルなファミリーテントです。

スノーピーク(snow peak) ヴォールト テント&タープ エントリーパック TT SET-250

スノーピーク(snow peak) ヴォールト テント&タープ エントリーパック TT SET-250

ツールーム型テントと、ヘキサ(六角形)タープがセットになった4人用モデルです。タープ・フライシート・グラウンドシートにはポリエステル素材を採用。防水加工PUコーティングが施されており、耐水圧が1800mmと高いのがメリットです。さらに、タープおよびフライシートはUV加工・テフロン加工済み。紫外線の影響を受けにくく、汚れもつきにくいテントです。

インナーテントはフライシートに吊り下げることにより設営可能。インナーを外してフライシートだけでシェルターとしても利用できます。価格5万円台と、スノーピーク製品のなかでは比較的リーズナブルなのもポイントです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) UA-35 CSクラシックス オクタゴン460UV

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) UA-35 CSクラシックス オクタゴン460UV

定員7〜8人用の大型ティピータイプテント。フロアの形状は、空間を効率的に利用できるオクタゴン(八角形)を採用しています。インナーテントのサイズは奥行き450×幅420×高さ300cm。中心部のポールは丈夫なスチール素材を使用しています。また、前室部ひさし用のポールが2本付属しているのもポイントです。

フライシートとグラウンドシートはポリエステル製。それぞれ耐水圧2000mmと3000mmに対応しており、防水性能が高いのもメリットです。18本のペグは軽くて扱いやすいジュラルミン製。ハンマーも1本付属しています。価格は2万円台と7〜8人用の大型テントとしては安く、コスパの高いおすすめモデルです。

ロゴス(LOGOS) neos PANELスクリーンドゥーブル XL-AI XL ツールーム型

ロゴス(LOGOS) neos PANELスクリーンドゥーブル XL-AI XL ツールーム型

1996年にリリースされた、ロゴスの5人用定番テントです。ベッドルームとリビングスペースを備えた2ルーム構造を採用しています。リビングスペースの前面は、キャノピーポールで支えるだけで自立。インナーテントを外して、フライシートだけで設営すれば、さらに開放的なスクリーンタープとなります。

フライシート・グラウンドシートの素材には、難燃性のポリエステルタフタを使用。耐水圧は、フライシートが2000mm、グラウンドシートが3000mmに対応しています。フライシート中心部から湾曲している形状のため、雨水が溜まりにくい構造なのもポイントです。

フライシート全面下部にはマッドスカートを配置。雨水や虫の侵入を防ぎます。また、ジッパー付きの電源コード口を備えており、冷気・雨水を遮断しながら電気を取り込むことが可能です。さらに、車体連結用ジョイントも標準で付属。オートキャンプで利用しやすいファミリーテントです。

ロゴス(LOGOS) ナバホ Tepee 400 ティピー型

ロゴス(LOGOS)  ナバホ Tepee 400 ティピー型

側面にアメリカ先住民ナバホ族の伝統的織り柄を使った、ユニークデザインのティピー型4人用テントです。6個のフラッグを付けた、4本のロープが付属しています。テントサイトでも野外フェスでも目立つテントで、子供も判別しやすいのがメリットです。

設営が簡単なのも魅力。インナーテントのペグを固定した後、フライシートを掛けてポールを立てます。最後に、フライシートのロープを張ったら出来上がりです。収納時のサイズは幅56×高さ21cmと持ち運びも簡単。専用キャリーバッグも付属しています。なお、重量は5.8kgです。

さらに、換気性も良好。インナーテント上部はメッシュ仕様となっており、フライシート天井部の換気窓は外からでも開閉できます。また、地面の冷気や湿気を遮断するインナーマットはクッション性を備えており、地面の凹凸にもしっかり対応。テントへの雨水の侵入を防ぐグラウンドシートも付属した、おすすめのテントです。

オガワ(ogawa) ティエラ ラルゴ 5人用ロッジドーム 2760

オガワ(ogawa) ティエラ ラルゴ 5人用ロッジドーム 2760

オガワの5人用テントのハイエンドモデル。幅310×奥行き620×高さ210cmという、余裕ある空間が特徴のロッジ型テントです。スタンダードモデル「ティエラ5-EX」に比べて、長さを約100cm延長したことにより、約1.34倍のリビングスペースを確保しています。

フライシートは耐水圧1800mmのポリエステル素材。グラウンドシートは耐水圧10000mm以上の完全防水仕様となっています。なお、フライシートにはUVカット加工を施してあるため、素材劣化の原因となる紫外線に強く、耐久性も良好です。さらに、テフロン加工済みなのもメリット。油をはじく撥油性、汚れにくい防汚性、そして耐摩擦性に優れています。ただし、総重量は22.0kgと重め。オートキャンプでおすすめの大空間テントです。

ダンロップテント(DUNLOP) VS40テントセット ドーム型 4人用

ダンロップ(DUNLOP) VS40テントセット ドーム型 4人用

オールシーズン使える、ダンロップのコンパクトな4人用ドーム型テントです。総重量約2520gと4人用テントとしては軽量。インナーテントにフライシートを備えたダブルウォール構造を採用しており、雨風に強いモデルです。

フライシートとインナーテント素材には、軽量なポリエステルリップを採用。グランドシートには厚手のポリエステルタフタを採用しています。ポリエステル素材はナイロンに比べて水分吸収率が低いため、水に濡れても重くなりにくく乾きが速いのがメリットです。また、ポリエステルは紫外線に強いほか、耐久性も優れています。

さらに、設営のしやすさも本モデルのメリットです。吊り下げ式を採用しており、4隅のスリーブにポールをセットした後、ポールをインナーテント上部のスクリューフックに掛けるだけ。登山を楽しむファミリーにおすすめのモデルです。