アウトドアにおいて、快適な居住空間を作るのに欠かせない「テント」。なかには、雨に強いスペックを備えたモノも展開されています。内部への浸水をしっかり防止できるテントがあれば、雨のなかでも安心してキャンプを楽しむことが可能です。
そこで本記事では、雨に強いテントを選ぶときのポイントを解説。さらに、おすすめの製品をピックアップしてご紹介します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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雨に強いテントとは?

By: logos.ne.jp
雨に強いテントは、水に強いポリエステルやナイロンを使用しており、耐水圧に優れているのが特徴。一般的に、耐水圧が1500mm以上のテントであれば、大雨にも対応できます。ただし、耐水圧が高ければ高いほど、通気性が落ちる点には注意しましょう。
通気性が悪いテントの場合、夏は蒸し暑く、冬は結露しやすい傾向があります。高い耐水圧と、優れた通気性を両立させるためには、効率的に換気を行えるベンチレーション付きのテントを選ぶのがおすすめです。
そのほか、ダブルウォールタイプのテントも雨天時の使用に適しています。本タイプは、フライシートとインナーテントで構成された2重構造のテントです。壁が2枚ある分、テント内に雨が浸水するリスクを軽減できます。
また、壁と壁の間に、広々とした前室スペースを確保できるのもメリット。テント内に荷物を置いたり、濡れずに後片付けができたり、雨による影響を抑えて快適に使用できます。
雨に強いテントのおすすめ|ファミリー
コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームエアー LDX+ 2000039083
広いリビングスペースを確保できる、2ルームタイプのファミリーテントです。スペースに余裕があるため、家族でゆったりくつろげます。大型テントでありながら、1人で本体を建てられる「アシスト機能」が付いているのも魅力です。
フライシートの耐水圧は、寝室部分が約3000mm、リビング部分が約2000mm。そのほかの耐水圧は、ルーフフライが約3000mm、インナーテントのフロアが約2000mmです。いずれも雨に強いスペックで、浸水リスクを軽減できます。
本体上部には、効率的な換気をサポートするベンチレーションを搭載。夏場の雨など、蒸し暑さが厳しいシーンで使用する方はチェックしてみてください。
コールマン(Coleman) タフワイドドームV 300 スタートパッケージ 2000038138
雨風に強い、おすすめのファミリーテントです。外側のフライシートとインナーテントのフロアは、いずれも耐水圧約2000mmの高スペックを備えています。さらに、アルミフレームを採用することで、強風下でも安定しやすいのが魅力です。
本製品はフロアサイズが大きく、定員は5〜6人。また、壁が立ち上がるフレーム形状により、広々とした居住空間を確保できるのもメリットです。圧迫感が少なく、家族で快適に過ごせるテントを探している方に適してます。
スノーピーク(snow peak) ランドネストシェルター TP-259
キャンプ初心者にもおすすめのファミリーテントです。フレーム構成がシンプルで、対称的な構造を採用しているのが特徴。比較的簡単に立ち上げられるので、テント設営に慣れていない方でも気軽に扱えます。
2ルームタイプの本製品は、リビングと寝室が一体化しており、テント内が広々しているのが魅力です。テーブルやチェアを設置したり、大きな荷物を置いたりできるため、雨天時でも家族でゆったりキャンプを楽しめます。
フライシートに、PUコーティングと撥水加工が施されているのもポイント。耐水圧は、スカート部分を除いて1800mmです。スカートは、雨の吹き込みや、冬場の冷気の侵入を防ぐのに重宝します。
ディーオーディー(DOD) ヤドカリテント T6-662
2ルームタイプのワンポールテントです。広々した寝室とタープスペースを確保できるのが魅力。雨が強い場合は、フルクローズ状態でも使用できます。大人6名まで対応できるので、家族やグループでのキャンプにおすすめです。
本製品の耐水圧はフライシートが2000mm、インナーテントのフロアが5000mm。雨漏りや地面からの染み込みなどをしっかり抑えられます。
雨の日でも換気できる「リアサイドウォール」が付いているのもポイント。本体トップのベンチレーションと相まって、優れた通気性を発揮します。
ロゴス(LOGOS) Tradcanvas PANEL オーニングドゥーブルXL 71201011
ロゴス独自の「PANEL SYSTEM」を搭載したファミリーテントです。前面シートにクロス状のフレームを組み込むことで、フルクローズしたときの強度を向上しています。
2本のキャノピーポールを使用して、タープとして利用できるのも便利なポイント。フレームの湾曲によって雨だまりを防止できるため、雨天時でもそのまま使用できます。雨のなかでも、開放的なキャンプを楽しみたい方におすすめです。
フライシートには、防水・撥水加工が施されており、耐水圧2000mmのスペックを実現。さらに、縫い目の隙間にシームテープ加工を施すことで、防水性を向上しています。
雨に強いテントのおすすめ|ソロ
コールマン(Coleman) ツーリングドーム ST 2000038141
ソロキャンプやツーリングキャンプにおすすめのテントです。横幅が210cmと広めに作られているため、体格のよい方でもゆったりと過ごせるのが魅力。また、背が高い前室が備わっており、雨天時でも荷物やシューズを濡らさずに置いておけます。
テントの生地素材にはポリエステルを採用。フライシートとフロアは、耐水圧約1500mmのスペックを確保しています。
本製品は、設営が簡単なのもメリット。ポールポケット式が採用されているため、1人でもスムーズに設営できます。
コールマン(Coleman) インスタントアップドーム S 2000039089
インナーテントをワンタッチで立ち上げられるソロテント。雨のなかでも、素早く設営・撤収できるモノを探している方におすすめです。
本体正面には、荷物の保管や雨よけに便利な、広い前室空間を確保できます。「サイドフラップ開閉機能」により、雨の侵入を軽減しながら、前室を有効的に使用できるのも魅力です。
本製品の耐水圧は、フライシート・インナーテントのフロア共に約1500mmを実現。大雨にもしっかり対応できます。さらに、トップベンチレーションを搭載しているのもポイント。雨天時でも効率的に換気を行うことで、蒸し暑さを抑えられます。
モンベル(mont-bell) ムーンライト テント1 #1122762

雨が多い日本の気候に合わせて、保水しにくい生地を採用したソロテントです。複数配置されたベンチレーションと相まって、優れた通気性を発揮します。
耐水圧はフライシートが1500mm、インナーテントのフロアが2000mm。加えて、床面の隅やジッパーフラップなどの細部までシームテープ処理が施されています。浸水や雨漏りを気にせず使用できる、雨に強いテントを探している方におすすめです。
軽量かつコンパクトで、手軽に持ち運べるのもポイント。登山やツーリングなど、できるだけ荷物量を抑えたいシーンで重宝するテントです。
エムエスアール(MSR) エリクサー 1 37084
耐加水分解性と防水性を向上させたソロテントです。本製品の耐水圧は、フライシートが1500mm、インナーテントのフロアが3000mm。大雨でも安心して使用できるスペックを備えています。
本製品は正面に1箇所ペグダウンするだけで、三角形の前室を作れるのが特徴。前室のスペースは、シューズや小さめの荷物を濡らさず置いておくのに重宝します。
インナーテントと地面の間に敷く「フットプリント」が付属しているのもポイント。ボトム部分が汚れたり、穴が空いたりするリスクを軽減できます。雨で濡れた地面の上でも、できるだけ綺麗に使いたい方におすすめです。
バンドック(BUNDOK) ソロティピー 1 BDK-75
優れた耐水圧を有する、雨に強いソロテント。フライシートの耐水圧は3000mm、インナーフロアの耐水圧は5000mmです。本体トップにベンチレーションを備えているため、優れた通気性を確保できます。
フライシートの内側には、インナーテントを吊り下げられるほか、開放感のある前室を作れるのが魅力。室内だけでもゆったりと過ごせる、広々したソロテントを探している方におすすめです。
雨に強いテントを持っていれば、急な天候不良に対応できるのはもちろん、事前の天気予報を心配し過ぎる必要もありません。天候に関係なくキャンプに出かけたり、あえて雨ならではのキャンプを楽しんだりできるのがメリットです。本記事の解説やおすすめ製品を参考に、ぜひ自分にぴったりのテントを探してみてください。