車の上に設置する「ルーフテント」。車に付けたままにできるため、キャンプ場でのテント設営や持ち運びなどの手間を軽減できます。しかし、一口にルーフテントといっても種類や組み立て方がさまざまのため、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ルーフテントのおすすめアイテムをご紹介します。選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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ルーフテントとは?

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ルーフテントは車の上に設置するテントのことで「ルーフトップテント」とも呼ばれています。一般的なテントに比べて手間をかけずに設営でき、荷室にテントを積み込む必要がないため、荷室容量も削減可能。また、キャンピングカーを購入するより、導入費用が比較的リーズナブルなのも特徴です。

1人用から家族で就寝できる広々タイプまで、さまざまなルーフテントがラインナップ。用途に合わせて適したモノをチェックしてみてください。

ルーフテントのメリット・デメリット

メリット

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アウトドアやキャンプ場でのテント設営は、初心者ほどハードルが高く、撤収や持ち運びが面倒な場合も。しかし、ルーフテントなら車の上に付けたままにできるため、持ち運ぶ必要がなく、設営や撤収もスムーズに行えます。

また、1人用から家族用までラインナップされており、車種に関係なく快適に就寝しやすいのもメリット。なかには、四方が網戸になるタイプもあり、夏場の蒸し暑さを軽減できます。

デメリット

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ルーフテントの高さによっては、取り付け後に立体駐車場などの高さ制限を超えてしまうことも。ルーフテントによって車高が高くなるので、利用する施設への駐車は可能か、事前に確認が必要です。

また、20万円以上の製品が多いのもデメリット。キャンピングカー購入と比較してリーズナブルな価格で購入できるものの、費用を抑えたい方は留意しておきましょう。

なお、ルーフテントは、ルーフレールが付いた車でないと取り付けができません。ルーフレールが標準搭載されていない車には、取り付けが必要。安いモノで2万円程度と、別途費用がかかります。

ルーフテントの選び方

まずは自分の車に取り付けられるかチェック

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自分の車にルーフレールが付いている場合は、購入したいルーフテントが取り付けられるかチェックしたいポイント。使用中や走行中に安全面で問題がないように正しく設置しましょう。設置に不安がある場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。

また、ルーフレールが付いていない車を所有している方は、ルーフレールも別途購入する必要があります。購入したいルーフテントに適合するルーフレールが、自分の車に付けられるかどうかも確認すると、購入後の失敗を防げるので安心です。

最大積載量を超えると、自動車の屋根が凹む可能性がある点にも注意が必要。車の耐荷重を確認し、ルーフテントに人が乗っても耐えられる重さかどうかを確認しましょう。特に、軽自動車は屋根部分の耐荷重が高くない車種も存在します。

種類をチェック

テント型

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一口にルーフテントといっても、種類はさまざま。なかでもテント型は、キャンプで使用する通常のテントのような形なので、4人家族でも十分なスペースを確保しやすいのがメリットです。

家族での利用だけでなく、1人用としても荷室容量を確保できて便利。ルーフテントで広さを重視したい方におすすめです。なお、テント型はほかのタイプと比べて、組み立てが面倒。1人で使用する場合には、組み立て方や設営時間も考慮してルーフテントを選ぶ必要があります。

タワー型

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タワー型のルーフテントは、4つの柱で屋根を支える長方形タイプです。テント内の広さも確保されており、モデルによっては4人家族に対応可能な製品も。また、種類に関しては「全自動タイプ」「ダンパータイプ」「手動ハンドルタイプ」が展開されています。

なお、大人が座るには天井が低いため子供はルーフテントで、大人は車内で過ごす方も。デイキャンプやちょっとした休憩などにおすすめです。天井が低く広さが確保されているため、荷物置きとして活用するのも適しています。

シェル型

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シェル型は名前の通り、貝殻のような形をしたルーフテントです。ワンタッチ開閉可能で、1人でも設営しやすいため、ソロキャンプでの利用におすすめ。また、1人での利用なら荷物スペースも確保できて、快適にキャンプができます。

シェル型はリーズナブルな製品も多数ラインナップされており、ルーフテント入門者にぴったり。1〜2人用なので大人数の使用には向きませんが、手軽にルーフテントを楽しめるのがメリットです。

組み立て方をチェック

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ルーフテントの組み立て方は、大きく分けて「手動式」「ダンパー式」があります。手動式は、既に設置されているテントのはしごなどを引っ張ることによって、手軽にテントが設営できるタイプです。

一方でダンパー式は、内部に取り付けられたダンパーの圧力によって自動で立ち上がり、設営するタイプ。自動で立ち上がるため、設営に時間と手間を軽減したい方におすすめです。

耐水性をチェック

ルーフテントは、通常キャンプで使用するテントとは違い、車の上に付けたままの場合があります。そのため、雨風の影響をダイレクトに受けてしまうことも。購入の際は、耐水圧をチェックしましょう。

耐水圧は小雨程度なら500mm、雨なら1000〜1200mm、大雨なら1500mmが目安。ルーフテントの場合は製品の劣化やキャンプ中の急な雨に耐えられるよう、1500mmを基準に選ぶのがおすすめです。

駐車場の高さ制限に注意

ルーフテントを購入する際に注意したいのが駐車場の高さ制限です。車にルーフテントを設置することで、車高が高くなり、いつも利用している施設の駐車場に入らないことも。ルーフテント購入前に、立体駐車場を利用可能かを確認しましょう。

一般的な立体駐車場の高さは、平均2〜2.5mが目安。いつも利用している駐車場の高さと、ルーフテント設置後の車高を確認してみてください。

ルーフテントのおすすめ|テント型

スーリー(THULE) ルーフトップテント テプイ エクスプローラー クケナム3 901301

スーリー(THULE) ルーフトップテント テプイ エクスプローラー クケナム3 901301
紫外線やカビに強くオールシーズン対応可能

厚さ6.5cmの高密度マットレスが付いているテント型のルーフテントです。室内でより快適に過ごせます。また、メッシュパネルが各所に配置されているうえ、レインフライの取り外しによりパネルを全て開放可能。通気性に優れています。

ポリコットンブレンドの表面加工が施された高品質素材を採用しているのもポイント。紫外線やカビに強くオールシーズンに対応します。使用時のサイズは244×142×132cmと、3人で過ごすのにぴったりです。

室内には大きめのポケットが4ヶ所備わっており、小物類などの収納に便利。快適性と利便性の高さを兼ね備えたルーフテントを探している方におすすめです。

スーリー(Thule) テプイ エクスプローラー エアー2 901200

スーリー(Thule) テプイ エクスプローラー エアー2 901200

キャノピー付きのテント型ルーフテントです。ポリコットンブレンドの表面加工が施された高品質素材を採用し、紫外線やカビへの耐久性に優れているのが魅力。オールシーズンに対応するだけでなく、長期間のキャンプトリップを快適に楽しめます。

メッシュパネルを備えているので通気性も良好。レインフライは取り外せるため、夏場での使用を考えている方にも適しています。また、マットレスは厚さ6.5cmの高密度設計なのもポイント。休憩から車中泊まで幅広いシーンで活躍します。

設営時のサイズは約213×122×96cmと、大人2人で就寝できるスペースを確保しやすいのもメリット。丈夫なルーフテントを探している方におすすめです。

ヤキマ(YAKIMA) ルーフテント SkyRise HD S 8007436

ヤキマ(YAKIMA) ルーフテント SkyRise HD S 8007436

天窓が設けられている手動式のルーフテントです。夜に星空を眺めて楽しめます。厚さ6.4cmのフォームマットレスも付いているため、寝心地がよく快適に過ごしやすいのも魅力です。取り外しての洗濯も可能なので、手入れもしやすく衛生的に使用できます。

設営時のサイズは215×124×107cmと、大人2人程度で使いやすい広さ。また、素材にはPUコーティングが施されたポリエステル生地を採用しています。

耐水圧3000mmと大雨に耐えられる高い防水性能を備えているのもメリット。さらに、テント用や収納時用の防水カバーが付属しているのもポイントです。スムーズな撤収をサポートするハシゴの自動クローズ機能も搭載しています。

ヤキマ(YAKIMA) ルーフテント SkyRise Small Red 8007407

ヤキマ(YAKIMA) ルーフテント SkyRise Small Red 8007407

鮮やかなレッドカラーが印象的なルーフテントです。テント本体やレインフライの素材には、通気性に優れている210デニールナイロンを採用。また、本体重量は約42gと軽量のため、耐荷重制限が厳しい車種でも取り付けやすいアイテムです。

設置時のサイズは約123×210×126cmと、大人2人でも就寝できる広さなのがポイント。加えて、メッシュウィンドウが搭載されており、空気の入れ替えもスムーズに行えます。

厚さ約6.3cmのフォームマットレスは、取り外し可能なカバーが付属しているのもメリット。洗濯などのお手入れもしやすく、扱いやすいルーフテントを探している方におすすめです。

ワイルドランド(WILD LAND) 全自動ルーフテント パスファインダーII

ワイルドランド(WILD LAND) 全自動ルーフテント パスファインダーII
スムーズにセッティングができるルーフテント

リモコンの操作により、全自動でスムーズな設営が可能なテント型のルーフテント。設営や撤収作業の手間を省けるのが魅力です。3cmの厚さがあるマットレスや、屋根代わりとなるハードシェルが付いており快適に過ごせます。

テント内の寸法は200×140×100cmと、2~3人でも余裕を持って過ごしやすいサイズ感。収納時には、厚さ28cmとコンパクトに折りたためます。

テント生地には耐水圧2000mmのリップストップポリコットンを採用しており、高い防水性を備えているのもメリット。セッティングがしやすく、雨風からの影響も受けいにくいルーフテントを求めている方におすすめです。

スミッティビルト(SMITTYBILT) ルーフテント オーバーランダーXL 2883

スミッティビルト(SMITTYBILT) ルーフテント オーバーランダーXL 2883
ファミリーやグループで使いやすい大型サイズ

オフロードパーツのブランドとして高い人気を集めている「スミッティビルト」が展開するルーフテント。設営時のサイズは約310×193×130cmと大きめで、3~4人での宿泊に適しています。

LEDの室内灯が付いており、キャンプや車中泊の際に便利です。収納時は厚さ約28cmに折りたためるので、駐車場を利用する際に車高を抑えられるのもポイント。大型でファミリーやグループでも使いやすく、利便性にも優れたおすすめのルーフテントです。

ダーチ(DARCHE) INTREPIDOR 1600 T050801515C

ダーチ(DARCHE) INTREPIDOR 1600 T050801515C

天窓を備えた、テント型のルーフテントです。設営時のサイズは240×160×125cmと、大人2人で使いやすい広さ。また、重量は63kgと比較的軽量なのもポイントです。

テント生地には、耐久性・防水性に優れているリップストップポリコットンキャンバス素材を採用。さらに、ベースボードは頑丈な圧縮アルミニウムで作られています。高い強度を備えているルーフテントを探している方におすすめです。

6.5cmの厚さがあるマットレスや、虫の侵入を防ぐ細かいメッシュパネルが付いているのも魅力。機能性に優れたルーフテントを求めている方にも適しています。

ルーフテントのおすすめ|タワー型

サンパーシー(SANPERCY) ルーフテント

サンパーシー(SANPERCY) ルーフテント

多くの車種に取り付けが可能なルーフテントです。幅90×高さ4cm以上のルーフキャリアがある普通車・SUV・ミニバンなどに取付けられます。油圧昇降式のため、設営や収納がしやすいのも特徴。展開時のサイズは約215×130×110cmと、高さもあり広々としたスペースが確保できます。

テントの入り口が固定できる金具も付いており、出入りがしやすく便利。また、収納時には高さ約29.5cmとコンパクトに折りたたみができ、車高を抑えられるのもおすすめポイントです。

虫の侵入を防ぎやすいメッシュパネルを搭載しているのもメリット。さらに、夜間に室内が照らせるLEDライトも付いており、キャンプや車中泊でも快適に過ごせます。

kuhuuru ルーフテント kuh-rt-gr

kuhuuru ルーフテント  kuh-rt-gr

油圧式を採用しているタワー型のルーフテントです。ワンタッチで開閉できるため、設営の手間を軽減できるのが魅力。加えて、テント4面に窓を備えているので、車上から景色を楽しめます。

テント壁面と底面は、耐水圧3000mmを実現しているのもポイント。また、素材にABS樹脂を使用しており、耐衝撃性・耐熱性・耐寒性などを備えています。機能性の高いルーフテントを求めている方におすすめです。

ルーフテントのおすすめ|シェル型

AMIGOYO ルーフテント LXMYMX-BAXX-RTUZ-BAX55

AMIGOYO ルーフテント LXMYMX-BAXX-RTUZ-BAX55

油圧で昇降するダンパー式で、セッティングや収納がしやすいシェル型のルーフテント。流線形の屋根で空気抵抗が少ないのが特徴です。

ファスナー搭載の防虫ネットが付いているのも魅力。虫の侵入を防ぎ、快適に過ごせます。また、シューズやスマホなどの小物類を入れておける収納ポケットも便利です。

テントの素材には、280Tポリエステル生地を採用。耐水圧は2000mmと防水性にも優れているうえ、縫合部は防水テープによる補強が施されており、雨水の侵入を軽減できます。使い勝手に優れたおすすめのルーフテントです。

ギブソン(Gibson) ルーフテント GRAVIS

ギブソン(Gibson) ルーフテント GRAVIS

ワンタッチでの立ち上げが可能で、手軽にキャンプを楽しみたい方におすすめのルーフテントです。展開時のテント内のサイズは200×130cmと、大人2人で就寝できるスペースが確保できます。2枚構造の開口部で通気性がよく、防虫ネットも付いているので快適に過ごせるのも魅力です。

重量65kgと比較的軽量なのもポイント。収納時の高さは最大27.5cmで、4本のルーフキャリアを搭載している車両であれば、軽自動車から大型車まで幅広い車種へ取り付けられます。

iKaMPER BDV DUO Unassembled

iKaMPER BDV DUO Unassembled

コンパクトに収納できるルーフテントです。収納時の高さは18cmと、SUVなどのハイルーフ車でも車高を抑えられるのが特徴。さらに、上部にはサーフボードやコンテナボックスを取り付けられるスペースを搭載しています。

ハシゴはルーフテントの左右側面だけでなく、後方に付けられるのもポイント。キャンプ場・駐車場・浜辺など、サイトの状況に応じてレイアウトを変更できます。

展開時のサイズは142×270×150cmと、高さもあり広々としたスペースが確保しやすいのもメリット。また、スタイリッシュでシックなブラックカラーを採用しており、さまざまな車種に合わせやすいデザインも魅力です。

iKaMPER SKYCAMP 3.0 MINI

iKaMPER SKYCAMP 3.0 MINI

高い機能性を重視する方におすすめのシェル型ルーフテントです。ハードシェルには繊維強化プラスチックを採用しており、防音性や結露耐性に優れているのが特徴。断熱材も組み込まれているため、オールシーズンに対応しやすい製品です。

本体重量が約57kgと比較的軽量ながら、使用時のサイズは210×196cmと大きめ。また、耐荷重は約408kgを実現しているので、家族での使用にも適しています。

海東(Kaitou) ルーフテント

海東(Kaitou) ルーフテント

油圧昇降式を採用しているシェル型のルーフテントです。設営や収納がしやすいため、手間をかけたくない方などにおすすめ。また、テントフレームやハシゴにはアルミ素材を使用しており、軽量でサビにくいのが特徴です。

3000PUコーティングで撥水加工が施されているのもおすすめポイント。縫合部の特殊接着加工により、雨水が侵入しにくいのもメリットです。