登山に欠かせないアイテムのひとつである「登山リュック」。重い荷物を背負い長時間歩き続ける登山において、リュック選びは重要です。身体にフィットしているかどうかだけでも、快適さは変わります。

とはいえ、各ブランドから多種多様な登山リュックがラインナップされているため、自分に合うモノを探すのは大変。そこで今回は、おすすめの登山リュックを容量別にご紹介します。登山を安全かつ快適にしたい方はチェックしてみてください。

登山リュックとは?

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登山リュックとは、登山を快適にするための機能が備わったリュックのこと。通常のリュックとは異なり、荷物を最小限の負担で運べるように設計されています。ほかにも、登山リュックには肩にかかる荷重を腰に分散させる「ウエストベルト」や、体の負担を軽減する「背面パッド」が付いているのが特徴です。

クッション性の高い「肩ベルト」、荷物が動かないように固定できる「コンプレッションベルト」など、機能性に優れたベルトが多く付属しているモデルも多数ラインナップされています。さらに、ポケットが多く必要なモノが取り出しやすいように配置されているのも、登山リュックの特徴のひとつです。

登山リュックは体へのフィット感が重要なため、サイズ展開が豊富。身長・体型・性別に合わせて選べるようになっており、背面の長さを調節できるモデルも多く存在します。

登山リュックの選び方

自分の体型に合ったサイズを選ぶ

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登山リュックは自分の体型に合ったサイズを選ぶことが大切です。サイズ選びの基本となるのが「背面長」。首の後ろの突起した骨(第7頸椎)から背骨に沿って垂直に下り、両腰骨の上端部分を結ぶ線と交差する部分までの長さです。この背面の長さからリュックのサイズを選びます。

41cm以下ならXSサイズ、41~46cmならSサイズ、46~51cmならMサイズ、51cm以上ならLサイズがひとつの目安です。背面長の長さが合っていないと、摩擦で擦れたり疲れやすくなったりします。登山リュックの性能を最大限に引き出すためにも、自分の体型に合ったモノを選びましょう。

また、登山用リュックには、肩に掛かる荷重を腰に分散させるための「ウエストベルト」が付いています。短くてきついモノや長くて緩いモノは避けましょう。長さが合っていても、硬い・細い・薄いなど違和感があるモノは長い間使うには不向きなので購入の際のポイントにしてみてください。

容量で選ぶ

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登山といっても日帰りや宿泊、遠征など日程によって荷物の量が異なります。また、防寒対策が必要な地域や季節によっても荷物の量は変わるので、シーンに適した容量の登山リュックを選びましょう。

容量の目安としては、10~20Lが軽いハイキングや日帰り登山、普段使いに適したサイズ。20~35Lは、日帰り登山や荷物が少ない山小屋での1~2泊に適しています。35~50Lは、山小屋泊や荷物が少ないテント泊に対応。50~80Lは、冬の登山やテント泊、20kg以上の荷物を持っていく際におすすめです。100L以上の容量は、海外遠征や国内の長期縦走など長期間の滞在にも対応します。

機能で選ぶ

1気室か2気室か

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登山リュックには、内部が仕切りで上下に分かれている2気室と、仕切りのない1気室があります。2気室は用途別にパッキングしておけるので、必要な道具にアクセスしやすく便利です。

ただし、人によっては2気室が扱いにくいと感じる場合もあります。多くのモデルは仕切りがジッパー式になっているため、2気室・1気室の切り替えが可能です。用途に合わせて使い分けもできます。

トップリッド(雨蓋)は付いているか

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メイン気室の上に蓋をするように被さっているのがトップリッドです。トップリッドは雨蓋(天蓋)とも呼ばれ、内部への雨の侵入を予防する役目があります。トップリッドの多くには収納スペースがあり、出し入れしやすいため登山に必要な小物類を入れておくのに便利です。

また、モデルによっては着脱式になっており、ヒップバッグとして利用できます。トップリッドは登山リュックのほとんどのモデルに付いていますが、軽量化のために付いていないモデルも存在するので、しっかりチェックしておきましょう。

各種ポケットをチェック

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登山リュックには、トップやフロント、サイド、ウエストポケットなど収納スペースが豊富にあります。モデルによって深さや広さが異なるのでチェックしておきましょう。サイドポケットは水筒やトレッキングポールなど頻繁に出し入れするモノを入れることが多いので、歩きながら取り出せる作りであるとラクです。

ウエストポケットは行動食を入れておくと、歩きながら摂取できます。ゼリー飲料などかさばるモノを入れる場合は、大きめのポケットであると便利です。何をどこに入れるかある程度決めておくと、選びやすいのでおすすめです。

登山リュックのおすすめブランド

コロンビア(Columbia)

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幅広い世代から支持されているアメリカのアウトドアブランド「コロンビア」。デザイン性の高さに定評があり、アパレルブランドとして地位を確立しています。アウトドア向けに製造されているため機能性や耐久性も良好です。

登山リュックは中型サイズを豊富に展開しており、普段使いにも適しています。また、コロンビアは「適正な価格」をテーマとしているため、リーズナブルな価格で購入できるのも魅力です。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)

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アウトドア用のウェアやリュックをメインに取り扱う、アメリカ発祥のメーカー「ザ・ノース・フェイス」。シンプルなモノから個性的なモノまで幅広く取り扱っており、デザイン性の高さからファッションアイテムとして若者にも人気を集めています。

ファッション性だけでなく、使いやすいポケットを多数完備していたり、夜間でも安心なリフレクターが付いていたりと機能性にも富んでいるのが特徴。登山リュックの種類は豊富で、容量が30L近いモノから100Lにまで対応した製品もラインナップしています。

カリマー(karrimor)

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初心者からプロの登山家まで高い信頼を得ているイギリス発のアウトドアブランド「カリマー」。プロの登山家や冒険家のフィードバックを元に開発を続けているため、デザイン性と機能性に優れているのが特徴です。

1990年の登場以来ロングセラーとなっている「リッジ」は、背負いやすく疲れにくいと人気を集めています。3タイプの背面長をラインナップしており、自分の体にフィットしやすいリュックが選べるのも魅力です。国内でラインナップされているモデルは、日本人の体型に合わせて設計されています。

グレゴリー(GREGORY)

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タウンユース向けのバックパックで広く知られている「グレゴリー」。人間工学に基づいたデザインと品質の高さで登山者からも人気を集めています。グレゴリーの登山リュックは、背負い心地に注力した開発を行っているのが特徴です。

背面はグレゴリー独自の技術により、安定した歩行と通気性を実現しています。人間工学に基づいて設計されているため、さまざまな体型にフィットしやすく、登山リュックを着ているような感覚で背負えるのが魅力です。

オスプレー(OSPREY)

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登山やトレッキングで人気の「オスプレー」。小型から大型まで幅広く展開し、多様な目的に合わせた高性能登山リュックを製造しています。オスプレーのリュックは背面が4タイプに分類されており、好みやシーンに合わせて選べるのが特徴です。背面長が調節できるモデルもラインナップしています。

また、コンパートメントに素早くアクセスできるサイドファスナーや、リュックを背負ったままトレッキングポールが着脱できるなど、本格的な登山にも十分な機能を備えているのが魅力です。

登山リュックのおすすめモデル|30L

コロンビア(Columbia) エッセンシャルエクスプローラー30L

クッション性のあるショルダーパッドとメッシュ素材を組み合わせた登山リュック。通常、身体と密着するショルダーパッドは摩擦や体温により熱を発生しますが、本製品はブロック状に切り抜かれたパッドとメッシュ素材を使用しており、夏場の登山でも快適です。

クッション素材は「テックライト」を採用しており、長時間背負っていても身体に負荷がかかりにくい仕様。トップリッド裏にはメッシュポケット、ファスナーポケットを備えているほか、フロント左右にポールホルダーやスリーブポケットもあるので収納性も良好です。

本製品にはレインカバーが付属しているのも嬉しいポイント。ボトム部に収納しておけば、悪天候にもすぐ対応が可能です。ウエストパッドとベルトは取り外し可能のため、日帰りの登山以外にタウンユースとしても機能します。

カリマー(karrimor) ランクス 28

強度が高く、軽量なナイロン生地を使用した、日帰り登山やハイキングに適したリュックです。ミディアムサイズで容量は28L、重量は990gのスペック。PEバックパネルプレート内蔵で背中のフィット感が向上し、疲れにくい設計です。

フロント部はストレッチ性のあるメッシュポケットを完備し、小物や薄手のウェアを収納できます。ほかにも、ヒップベルトとトップリッドにはジッパー式のポケット付き。さらにはドリンクを携行できるサイドポケットもあるなど収納性は良好です。

トップリッド裏もメッシュ素材を使用しているので視認性がよく、何を収納しているのかがひと目で分かります。ストックが携行できるポールキャリアも完備しており、本格的に登山を楽しみたい方におすすめのモデルです。

モンベル(mont-bell) バーサライト パック 30

登山リュックのなかでも、手頃な価格でエントリーモデルとしておすすめの製品。エントリーモデルといえども、高い機能性を備えています。重量は605gと非常に軽く、強度に優れた独自素材を採用。

背面パッドは取り外しが可能で、マットとしても使えます。身体との接触部は3Dメッシュパネルを使用しているため、快適さも実現。トップリッドは、後頭部が当たりにくい形状に設計されているほか、底部にはポケットもあしらわれているので便利です。

ほかの登山リュックと同様にヒップベルトポケットや、ストックを携行するためのサイドストラップなどを採用しているのも嬉しいポイント。チェストベルトは必要に応じて高さを調節できるので、フィット感も得られます。

登山リュックのおすすめモデル|40L

コロンビア(Columbia) バークマウンテン37Lバックパック

2気室と1気室の切り替えが可能で、多彩な収納ポケットを備えている登山リュック。メイン収納部はファスナーの開け閉めにより好みの気室に変更できます。使用頻度の少ない寝袋などのギアを底に入れても、スムーズにアクセスが可能です。

トップリッド裏やウエストベルト、本体側面にはメッシュポケットが付いていて、細かな道具を収納するのに便利。付属のレインカバーをボトムパネルに収納しておけば、急な悪天候でも即対応できます。本体側面にはハイドレーションチューブ用の通し穴も設けてあり、機能性は良好。サイズをMとLから選べるのも魅力の製品です。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) テルス45

ザ・ノース・フェイスの1泊程度の登山泊に対応した、47L容量の登山リュックです。フロント部はファスナーとボタンによる開閉でアクセスしやすいポケット付きで、内側には付属のレインカバーも収納可。トップリッドにも容量が大きめのポケットが完備されており、利便性に優れた製品です。

サイドポケットは、マチ付きで絞りが可能なのも特徴。メイン収納部へはボトム部からもアクセスできるので、必要なギアをすぐさま取り出せます。かさばりがちな大きめの荷物は、ボトムコンプレッションで固定すれば携行に便利。

バックパネルは身体へのフィット感を高めた設計で疲れにくく、通気性も備えているため快適です。47Lの容量がありながらも、ザ・ノース・フェイスのなかでも比較的安いモデルなので、登山初心者の方におすすめ。カラーはどんな服装でも合わせやすいブラックとベージュに加え、おしゃれなカモ柄も取り揃えています。

カリマー(karrimor) リッジ 40

容量が40Lの汎用性が高い登山リュック。バックパネルには「活性炭加工」が施されたメッシュ素材を配置しており、吸汗速乾性に優れています。メッシュ素材でない箇所は背中との空洞が空くことで蒸れを軽減した設計になっているのも特徴です。

フロント部はマチ付きのポケットを採用しており、ウェアなどを収納可。本体のトップリッド前後にあるベルトを調節すれば、頭とのクリアランスが確保されるので、頭を上に向けがちな岩場を上る際に便利です。本製品は、2気室に対応したモデルで種類分けして道具を収納できるのもポイント。

ハイドレーションを装備した際も、チューブを本体内部から専用のホールに通せるほか、ショルダーハーネスに固定もできるので邪魔にななりにくいのが魅力です。カラーはオレンジ・ライトブルー・ブルー・ブラウンの4色に対応しています。

オスプレー(OSPREY) ケストレル 48

オスプレーの人気モデル「ケストレル」の、連日の登山に最適な製品。バックパネルが立体構造になっていて蒸れにくく、快適性を向上しています。頻繁に使用するフロントポケットとサイドポケットは補強されており、耐久性も良好。

背面長は調節が可能なので、どんな身長の方でもフィット感を得られます。メイン収納部へはサイドジッパーからもアクセスできるので、すぐさまギアを取り出したい場合に便利。1気室と2気室の切り替えも可能で、好みに応じて収納方法を変えられる点も魅力です。

カラーはブラック・ブルー・グリーンの3色展開。いずれもシンプルで年齢を問わず使用できるデザインになっています。

登山リュックのおすすめモデル|50L

グレゴリー(GREGORY) バルトロ65

背負う人の体型に合わせて自動的にフィット感を高めてくれる、「オートフィット」機能を搭載したモデルです。ハーネスおよびヒップベルトにおいても、複数のサイズ変更に対応しており、フィット感を調節可能。

本体に取り付けられたストラップでリュックを締め付ければ、全体が押さえられてギアをしっかり固定します。バックパネルはメッシュ生地を採用しているほか、身体との空洞を設けており、優れた通気性を実現。シリコンパーツも配置しているため、滑りを予防する効果も期待できます。

メイン収納部は、本体上から下まで大きく開くU型ジップを採用しているので、ギアを取り出しやすいほか整理も簡単。ヒップベルトのポケットは防水性があるので、スマホなどの機器を入れるのに便利です。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) バンチー50

背面長が簡単に調節できる「DYNOLITEシステム」を搭載した登山リュック。使用者に合わせて調節すれば、背負いやすくなり、疲れも軽減されます。50Lの大容量ながらも、重量はSMサイズで1417gと軽量なのも魅力の製品です。

バックパネルはメッシュ状の生地を採用し、内側に空洞を空けることでベンチレーション効果が期待できます。メッシュ生地は「フラッシュドライ」機能により吸汗速乾性を完備。また、製品の形状を維持するアルミフレームを採用しており、身体にかかる負担を分散します。

本製品にはリフレクターも付いているので、夜間の視認性も良好です。ほかにも、ハイドレーションスリーブや2気室にも対応できるディバイダーを完備するなどの機能が充実。カラーはグレーとブルーの2色から選べます。

カリマー(karrimor) ジャガー 60+10

60+10Lと大容量で、長期の登山に対応できる登山リュック。本製品は、アルミチューブとバー組み合わせた「ハイブリッドフレーム」を内蔵することで、リュックの形状を保持し安定感を高めています。メイン素材には特殊なコーティングを施しており、防水性と耐摩耗性を両立した作りになっているのも特徴。

身体と接触するバックパネルには、活性炭加工されている「スーパークールメッシュ」を採用しています。活性炭の効果により、汗を速やかに吸収し発散するので快適。また、頭の可動域を広げたいときには、トップリッド前後にあるベルトでクリアランスを調節できる機能も付いています。

トップリッド内にあるポケットは、表と裏側どちらからでもアクセスできるので便利。付属のポールキャリアを使えばリュック本体にフィットするので、登山中の安定感を損ないにくいのもメリットです。ヒップベルトはPEプレートを内蔵しており、どんな体型の方でもフィット感を得られます。

オスプレー(OSPREY) ストラトス 50

2~3泊の登山に対応した高機能の登山リュックです。バックパネルはメッシュ生地で汗をかいても蒸れにくいほか、本体と身体の間にスペースを確保しているので通気性に優れています。ウエストベルトにメッシュ生地が採用されているのも嬉しいポイント。

本製品は「Stow on the Go トレッキングポールアタッチメント」付きで、リュックを背負いながらストックを携行できるのが魅力。背面長は調節できるので、身長を問わずフィット感を得られます。

フロント部にはジッパー付きの大容量ポケットがあり、脱いだウェアを収納するのに便利。また、本体側面のジッパーを開ければメイン気室にも即アクセスできるため、トップリッドを開けずとも中身を取り出せます。

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