水槽を設置するのに欠かせない「水槽台」。通常のスチールラックや棚よりも耐荷重があるため、水や底砂などを含めると非常に重い水槽をしっかり支えられます。しかし、初めて使う方は、どれを選べばよいか迷うこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、水槽台のおすすめをご紹介します。タイプや素材などの違いもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
水槽台のメリット
水槽台はさまざまなメリットがあります。まずは、腐食しにくい点です。水に耐性のある素材を使用しているため、水槽のメンテナンス時に水が溢れてしまった場合などでも安心。また、地震などによって落下しないように、揺れに強い構造をしているのもポイントです。
さらに、デザイン性の高いモノが展開されているのも魅力。インテリアにこだわりのある方でも、部屋の雰囲気にあわせておしゃれなモノを選べます。
水槽台の選び方
サイズをチェック
水槽台のサイズは、設置する水槽の大きさにあわせて選んでみてください。水槽台の幅と奥行に対して、実際に水槽を載せられるか確認するのが大切です。デザインによっては、対応する水槽のサイズが水槽台より大幅に小さい場合もあるので留意しておきましょう。
また、快適にアクアリウムを観賞するうえで、高さも重要なポイントです。ハイタイプやロータイプなどが展開されており、同じ大きさの水槽を設置しても見える位置が変わります。立った状態で観賞したい場合はハイタイプ、座ったまま観賞したい場合はロータイプなど、観賞するときの視線の高さにあわせて選びましょう。
耐荷重をチェック
水槽自体の重さや水、底砂なども含めると非常に重量があります。安定して設置でき、かつ重みによって破損しないように、水槽台の耐荷重をしっかり確認しましょう。
また、幅90cm以上の水槽を飾りたい方は、床の耐荷重もあわせてチェックしてみてください。建築基準法では、住宅の居室において、耐えられる積載荷重の最小値が「m²あたり180kg」と定められています。幅90cm以上の水槽や水槽台の重さを合計すると、200kgを超える場合もあるので注意が必要です。
タイプで選ぶ
タイプは主に「フレームタイプ」と「キャビネットタイプ」が展開されています。フレームタイプは枠のみのシンプルな構造で、比較的リーズナブルなのが特徴です。水槽台の換気が不要で、熱気や湿気がこもりにくいのがメリット。また、組み立てを簡単にできます。
キャビネットタイプは、扉が付いた箱型の水槽台です。フィルターや餌、メンテナンス道具などを隠して収納できます。背面が開いている「オープンスタイル」の場合は、ケーブルを通しやすく、さまざまな器具を取り付けられるのもポイントです。
素材で選ぶ
素材は、スチールや木材を多く使用しています。スチール製の水槽台は、強度が高く耐久性に優れているのが特徴。また、耐水性が高いのもポイントです。しかし、海水魚を飼育するために塩水を使用する場合は、サビ止め塗料を塗る必要があります。
木製の水槽台は、あたたかみのあるインテリア性に優れたモデルが多いのが特徴です。耐水性はやや低めなので、水がこぼれた際にきちんと拭き取るようにしましょう。
耐震性をチェック
水槽台を選ぶときは、耐震性に優れているか確認することも大切です。まず、重心の位置に着目して選んでみてください。重心が低いほど揺れ幅を軽減でき、水槽の転倒や落下を防げます。特に、重量のある水槽を、低めの位置に設置できるロータイプのモデルがおすすめです。
また、天板に枠を付ける「落とし込み加工」が施されたモデルも、耐震性が高いのが特徴。3面落とし込み加工のモノは、水槽を壁面にぴったり添わせて設置できます。4面落とし込み加工のモノは、より転倒・落下予防につながるのがポイントです。
収納スペースをチェック
アクアリウムを楽しむうえでは、魚の餌やメンテナンス道具、水槽用クーラー、エアーポンプなどさまざまなモノが必要です。アクアリウム用品をキレイにしまいたい方は、収納スペースをチェックしましょう。
水槽台の多くは、サイズに比例して収納スペースも広くなるのが特徴です。水槽用クーラーやエアーポンプなどを水槽台内に設置したい場合は、高さが足りるかもあわせて確認してみてください。製品のなかには棚で仕切られたモデルもあり、餌など細かな用品をすっきり収納できます。
デザインをチェック
水槽台はデザイン性もチェックしたいポイントです。木目を生かしたナチュラルな印象のモノや、異素材を組み合わせたスタイリッシュなモノなど幅広く展開されています。また、取っ手が付いたモノや、取っ手のないフラットタイプなど細かなデザインもあわせて確認してみてください。
さらに、カラーによっても与える印象が変わります。さまざまな要素を考慮しつつ、ほかのインテリアとテイストをあわせると、統一感が出るのでおすすめです。
水槽台のおすすめ
ジェックス(GEX) アクアラックスチール 600
組み立てが簡単なフレームタイプの水槽台です。スチール製なので強度が高く、耐久性に優れています。耐荷重は上下段ともに100kg以下です。水槽サイズは、幅60×奥行30cmに対応しています。
本製品は、上下2段に水槽を設置できるのがポイント。2つの水槽を使用しており、かつスペースを有効活用したい方におすすめです。カラーはホワイトとブラックの2色展開。水槽やインテリアにあわせてカラーを選んでみてください。
ジェックス(GEX) アクアラック ウッド 600BR
落ち着いた色味で木目調のデザインがおしゃれな水槽台です。リビングなどに設置しても、ほかのインテリアと馴染みやすいのが嬉しいポイントです。扉は取っ手が付いていないフラットタイプで、すっきりした印象を与えます。
本製品はキャビネットタイプなため、アクアリウム用品を隠して収納可能です。乱雑な印象を抑えたい方にもおすすめ。なお、幅60×奥行30cm以下の水槽に対応し、耐荷重は100kg以下です。
ジェックス(GEX) アクアラック シェイプ 600
美しい木目調のデザインが魅力的な水槽台です。前後をリバーシブルで使えるので、アクアリウム用品を隠したい場合など使い方にあわせて柔軟に変更できます。
ドライバー不要なので、簡単に組み立てられるのもポイント。幅60cm×奥行30cm以下の水槽に対応できるため、大きめの水槽を設置したい方におすすめです。
山崎実業 水槽ラック 1962
スタイリッシュで機能的な水槽台です。横幅60cmの大型水槽が設置できます。上段と下段の2段構造を採用しており、下段に飼育備品を収納できるのがメリット。下段に収納したモノを隠すための扉が搭載されているので、生活感をなくして水槽を設置したいときに重宝します。
棚の耐荷重は上段が約125kgで、下段は約10kg。扉を開けたままにすればちょっとした作業台として活用できるので、用具などを一時的に置きたいときに便利です。
オルカ(Orca) エクセルキャビネット ウッディ30
幅30cmの水槽に対応した木製の水槽台です。天板と側板の厚さは3cmなので、強度が高く安定して設置できます。底板は底上げされているため、水などによる腐食を防ぐのもポイント。高さは80cmと、椅子に座ったままでも観賞しやすいのが特徴です。
キャビネットタイプなので、魚の餌やメンテナンス用品などを隠して収納できます。やわらかい雰囲気の木目調のデザインで、ナチュラルテイストのインテリアなどと好相性です。
マーフィード(Marfied) 水槽台 ウッドキャビ
3面落とし込み加工を施した水槽台です。地震などの揺れによって水槽がズレるのを防ぎます。幅90×奥行60cmの水槽を設置可能。また、左奥に穴が空いているので、オーバーフロー水槽にも対応しているのが特徴です。
水槽を置く前であれば前面の支柱を取り外せるため、扉よりも大きなろ過槽を設置できます。本製品は、木目を活かした塗装で高級感があるのも魅力。機能性とデザイン性に優れたモデルを探している方におすすめです。
ニッソー(NISSO) アクアウッドスタンド450 NCS-079
簡易転倒防止具を搭載したキャビネットタイプの木製水槽台です。黒を基調としたデザインで統一することで、インテリア家具や部屋の内装に馴染みやすいのが特徴。キャビネット内に飼育用品やメンテナンス用具を収納できます。
耐荷重は約100kg以下。横幅452×奥行305×高さ600mmの小型設計が施されており、狭い場所でも設置しやすいのがメリットです。背面がオープンスタイル仕様のため、配線しやすいのも魅力です。
ニッソー(NISSO) 水槽台 ウッドデコスタンド630 NCS-075
耐荷重が大きい水槽台です。上段は約150kg以下、下段は約50kg以下の耐荷重を実現しています。2段構造を採用しているのもポイント。下段には飼育用品などを収納できます
本体サイズは横幅63×奥行36×高さ55cm。横幅が大きい水槽も設置できます。本体をシンプルなデザインにすることで、アクアリウムを引き立てられるのも魅力です。
DEWEL 水槽台 木目 8613
3段構造を採用したフレームタイプの水槽台です。収納するモノにあわせて、2段目の棚板の高さが調節できます。ラックの側面にフックをかけられるのも便利。汎用性の高いモノを探している方におすすめです。
棚板の耐荷重は上段から約100kg・約50kg・約5kgまで。サイズは横幅約65×奥行30cmで、大型の水槽が設置できます。脚部はがたつきを防止できるアジャスターが搭載されており、多少凹凸がある場所で設置する際も安心です。
棚板の4隅に面取り加工が施されているのもポイント。小さな子供やペットがいる家庭でも設置しやすいのがメリットです。
QAY 水槽台 プロスタイル 900L
重厚感のあるキャビネットタイプの水槽台です。黒を基調としたシックなデザインで、インテリアなどに違和感なく馴染みます。キャビネット内部の棚を取り外しができるのが魅力です。サイズは約横幅91×奥行46×高さ70cmなので、大きい水槽を設置する際に重宝します。
棚板にオーバーフロー用の穴が搭載されているのもポイント。キャビネットの後方はオープン仕様で、配線などがしやすいのも特徴です。デザイン性と機能性を両立させたモノを探している方におすすめです。
Goldlife 木製水槽台 GL-007
キューブ形状の木製水槽台です。サイズは横幅約20×奥行20cmで、キューブ水槽の設置に適しています。台の下は飼育備品を収納できるほか、インテリア用品などを置いて楽しめるのが魅力です。
コンパクトなので、場所を選ばず設置しやすいのがメリット。1つ1つ手作りされている製品なので、味のある水槽台を探している方はぜひチェックしてみてください。
YIFANFS 水槽台
フレームタイプの水槽台です。サイズは約横幅60×奥行40×高さ74cmで、大きめのアクアリウムを楽しみたいときに重宝します。棚は2段構造を採用し、下段に観葉植物やインテリア雑貨を設置できるのも魅力です。
上段と下段の隙間は約56cm空いているため、モノを設置しやすいのが特徴。下段と床の間に隙間を作ることで、床掃除しやすい仕様なのも嬉しいポイントです。
カラーはホワイトとブラックの2色が展開されており、部屋の内装や水槽の雰囲気にあわせて選べるのもポイント。厚さ約4cmのスチールパイプで作られているので、スタイリッシュで頑丈なモノを探している方にもおすすめです。
Aka Supaku オープンラック
耐荷重約120kgを実現した3段構造の水槽台。スチール製の脚部と木製の棚を組み合わせているのが特徴です。棚の横幅は約80cmで、1段あたり約40kgの耐荷重を実現しています。
2段目の棚はC字型デザインが施されており、置いたインテリアなどが後ろに落下するのを防止します。脚部にはアジャスターを搭載。高さの微調節ができるので、安定した状態で設置したい方におすすめです。
水槽台のAmazon・楽天市場ランキングをチェック
水槽台のAmazon・楽天市場の売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。
水槽台は、サイズやタイプ、素材などを含めるとさまざまな種類が展開されています。重量のある水槽を一度設置してしまうと簡単に交換できないので、製品の特徴をしっかりチェックして選びましょう。なかには、デザイン性の高いモノもあり、自分が作ったアクアリウムの世界観に合うモノを選ぶのがおすすめです。