水槽で熱帯魚や水草などを飼育する「アクアリウム」。趣味として始める方が多く、自分だけの世界を楽しめます。さまざまなアイテムがありますが、そのなかでも水槽用ライトは水槽内をきれいに照らしたり、生物を元気に育てたりするために必要です。

そこで今回は、おすすめの水槽用ライトをご紹介します。ライトの種類・光の単位・設置方法など選ぶポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

水槽ライトで使われる光の単位は?

By: amazon.co.jp

ケルビン(K)

ケルビンは光の色温度を示した数値で、単位はK(ケルビン)です。数値が低いほど赤みを帯びた柔らかい光で、高いほど青みがかった透明感のある光になるのが特徴。例えば、昼の太陽光は約5500~7500K程度です。

色温度は、水槽内をどのような雰囲気の光で照らしたいかだけでなく、光合成などの観点から飼育する生物の種類によって選んでみてください。

熱帯魚や水草を飼育する際は、7000〜8000K程度あれば十分です。サンゴの場合は生息している水深の深さによって異なり、10000〜20000K程度必要な種類もいます。

ルーメン(lm)

ルーメンはライトから発射される光の量を表しているため、明るさを求める場合はこの単位を確認してみてください。単位はlm(ルーメン)と記載します。

ライトのルーメン値は30cm水槽なら500〜900lm、60cm水槽なら1000~1800lm、90cm水槽なら2000~3000lmがおすすめです。ただし、ルーメン値が高くてもライトが大きくない場合は照射範囲が限られるので、水槽の隅々まで光が行き届かない場合があります。

ナノメートル(nm)

太陽光は、赤・青・緑・黄などのさまざまな波長が合わさって白色に見えています。その波長を表すのがナノメートルです。単位はnm(ナノメートル)と記載します。

水草などの光合成に必要な数値で、400〜500nmの青系波長や600~700nmの赤系波長を発するライトを組み合わせて使用してみてください。明るいライトを選ぶだけでは、光合成を効率的に行えないので注意が必要です。

ルクス(lx)

ルクスはルーメンと関係性があり、1ルクスは「1平方メートル当たりの1ルーメンの照度」と定義されています。単位はlux(ルクス)です。

ルーメンはライト自体の明るさを示しているのに対し、ルクスは照らされた面の明るさを示しているのが特徴。ただし、ライトと光を当てる面の距離によって数値が変動するため、水槽用ライトでは表記されていない場合があります。

水槽ライトの選び方

ライトの種類で選ぶ

LED

By: amazon.co.jp

LEDライトは光が明るいだけでなく、消費電力が少なく蛍光灯などに比べて長寿命です。現在では、多くのメーカーで販売されているほど一般的なので、アクアリウム初心者の方におすすめ。

かつては赤系の波長が少なく水草の光合成に適さないとされていましたが、最近は赤系の波長が多いモノもありしっかり水草を育てられます。

LED素子の種類が豊富なため、色を自由に組み合わせ好みの明るさに調節できるのもメリット。水が温まりにくく、飼育している生物に適した水温も維持できます。そのほか、比較的軽量で設置しやすいのもポイントです。

メタルハイドライト(メタハラ)

By: kamihata.co.jp

メタルハイドライトは野球場などのナイター設備にも使われるほど強い光を発します。大型の水槽でも下までしっかり光が届くので、水草だけでなくサンゴやイソギンチャクなどの飼育にもおすすめです。

直線的な光のため、水面が波打つと水の揺らぎを演出できるのもポイント。ただし、熱を放出するので水温が高くなりやすく、冷却対策が必要になりランニングコストがかかります。また、ライトの値段も高いモノが多いのが特徴です。

蛍光灯

By: rakuten.co.jp

蛍光灯は光の波長をバランスよく含んでいるため、水草を育てるのに適しています。価格は比較的安いのが特徴です。蛍光灯のなかでも3種類に分類され、グロースターター式・インバーター式・ラビットスタート式があります。

グロースターター式は品番が「FL」ではじまり、アクアリウムで使用するのに一般的な蛍光灯です。インバーター式は品番が「FHF」ではじまり、大幅に消費電力を抑えられた蛍光灯。ラビットスタート式は品番が「FLR」ではじまり、始動補助装置によりスイッチを入れるとすぐ点灯します。

ただし、LEDライトと比べると消費電力が多く交換時期も早いのがデメリットです。

設置方法で選ぶ

By: amazon.co.jp

ライトによって設置方法はさまざまで、自立式タイプ・クリップタイプ・吊り下げるタイプ・水槽に直接載せるタイプなどがあります。

ライトの種類が似ていても設置方法によって光の届き方が異なるため、どのように光を照らしたいかを考慮して選びましょう。水面に届く熱を和らげたり、ライトに受ける湿度の影響を軽減させたりもできます。そのほか、ライト交換や掃除など、メンテナンスのしやすさにも注目して選んでみてください。

水槽ライトのおすすめ

コトブキ工芸(KOTOBUKI) フラットLED SS 900ブラック

コトブキ工芸(KOTOBUKI) フラットLED SS 900ブラック

“生活のロマンを創造する”というコンセプトを掲げる、コトブキ工芸のLEDライト。スライド式のリフトアップスタンドにより幅を12cmまで拡大できるため、幅90〜102cmの水槽に使用できます。

白・赤・青のLEDライトを採用しているので、水草などの光合成にぴったり。また、1830lmの非常に明るい光を水槽の隅々まで届けてくれます。光のモードは2種類あり、「Naturel Whiteモード」なら白色の明るい光、「Blueモード」なら幻想的な青い光を楽しめるのもポイントです。

放熱性の高いアルミを使用しておりライトの熱を抑制。そのほか、最も薄いところで2mmの極薄デザインなので非常に軽く、掃除するときも軽々取り外せます。

コトブキ工芸(KOTOBUKI) アクストLED 36

コトブキ工芸(KOTOBUKI) アクストLED 36

幅30〜40cm水槽用のLEDライトです。光は比較的熱を発しないので、水温上昇が起きにくいのが特徴。省エネで長寿命なため、ライトの交換頻度を抑えられるのもメリットです。

445lmの光で水槽全体を明るく照らせます。光の色温度は13000Kで、水草やサンゴなどの光合成もバッチリです。タッチセンサーで消灯・Naturel Whiteモード・Blueモードを簡単に切り替えられます。スタイリッシュなデザインで、水槽内の見た目を美しく引き立てられるのもポイントです。

ニッソー(NISSO) LED PGライナー600 ブラック

ニッソー(NISSO) LED PGライナー600 ブラック

低消費電力ながら水槽全体を明るく照らせる幅60〜65cmの水槽用LEDライト。水槽内の金魚などの魚や水草が美しく見えるので、存分に観賞を楽しめます。

発芽を促す640nmの赤LEDと成長を促す460nmの青LEDを採用しているため、水草などの飼育も安心です。タッチセンサーで全点灯・白点灯・赤青点灯の3モードを簡単に切り替えられます。

リフトアップスタンドは取り外しできるので、水槽に直置きも可能。点灯時はライト上部にブルーラインが光り、アクアリウムのアクセントになります。

ニッソー(NISSO) スマートタッチ300 ブラック

ニッソー(NISSO) スマートタッチ300 ブラック

滑らかなL字型デザインがスタイリッシュなLEDライト。水槽全体を幻想的な見た目にしたい方におすすめです。ライトは白LEDが15個、青LEDが3個搭載されているため、爽やかな明るい光で水槽内を照らせます。

タッチセンサーを採用しているのでオンオフが簡単。さらに、消費電力が少なく長寿命なのもメリットです。フレーム幅が16mm以下なら、枠ありでも枠なしでも設置できます。

ジェックス(GEX) クリア LED POWERⅢ 600

ジェックス(GEX) クリア LED POWERⅢ 600

シルバーカラーのスリムボディが洗練された印象を与える、幅60cm水槽用のLEDライト。白・赤・青の3色LEDを搭載しています。3点灯時の色温度は10000Kなので、水草などの光合成にも適しているのが特徴です。

また、1000lmの明るい光で水槽内をくっきり鮮やかに照らしてくれるのもポイント。リフトアップスタンドは取り外しできるため、水槽に直置きもできます。

ジェックス(GEX) CLEAR LEDリーフグロー

ジェックス(GEX) CLEAR LEDリーフグロー

幅30cm以下のグラスポットや小型の水槽に適応するLEDライトです。色温度は太陽光に近い6500Kなので水草などを育てられます。アクアリウムを手軽に楽しみたいけど、明るく照らし水草などの光合成にも対応するライトを探している方におすすめです。

アームは、位置や角度を簡単に調節できるのも特徴。設置方法は、スタンドを利用した自立式かアタッチメントを使い水槽の縁に取り付ける2WAYから選べます。

テトラ(Tetra) イージーエコライトホワイト EL-W

テトラ(Tetra) イージーエコライトホワイト EL-W

幅20〜45cmの小型水槽に対応したリーズナブルな蛍光灯です。明るく消費電力が低いインバーター式なので、電気代が気になる方にもおすすめ。

水草の育成にも適しているのが特徴です。また、反射板が搭載されているため水槽内を明るく照らします。ライト交換時は、カバーを上に曲げられるので簡単。気軽にアクアリウムを楽しめます。

カミハタ ファンネル2 150W 8000K

カミハタ ファンネル2 150W 8000K

ファンネル2は強い光を発するメタルハイドライト。水槽の隅々まで光を照らしてくれるだけでなく、色温度は8000Kあり、水草などを飼育するのに十分です。

熱量が多いタイプのライトですが、空気が流れ込みやすい作りになっているので高温になるのを防ぎます。アルミ製のため比較的軽く、設置しやすいのもポイント。本格的にアクアリウムを楽しみたい方におすすめです。