イヤーパッドを耳に乗せるように装着する「オンイヤーヘッドホン」。圧迫感が少ない軽快な装着感と、小型かつ軽量で持ち運びやすいモデルが多くラインナップされているのが特徴です。

そこで今回は、おすすめのオンイヤーヘッドホンをワイヤレスタイプと有線タイプに分けてご紹介。選び方も解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

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オンイヤーヘッドホンとは?

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オンイヤーヘッドホンとは、イヤーパッドを耳に乗せるようにして装着するタイプのヘッドホンのことです。耳を覆うように装着するオーバーイヤーヘッドホンと比較すると、軽快な装着感を楽しめます。

コンパクトで軽量なモデルが多い点もメリットのひとつ。また、低価格帯の製品が充実しているため、はじめてのヘッドホンとして選ぶのにもおすすめです。

オーバーイヤーヘッドホンについて詳しく知りたい方はこちら

オンイヤーヘッドホンのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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ソニーは、音響・映像・ゲームなど多種多様なジャンルで製品・サービスを展開している総合電機メーカーです。オンイヤーヘッドホンにおいても、ワイヤレスタイプから有線タイプまでラインナップ。ファッショナブルなデザインのモデルも展開しています。

なかでも、MP3やYouTubeなどの圧縮音源をCD音質相当に変換する「DSEE」搭載のワイヤレスタイプに注目。高音から低音まで、バランスに優れた高音質サウンドを楽しめます。

有線タイプでは、ハウジングを折りたためる「クイック折りたたみ機構」を採用したモデルが便利。コンパクトな状態でバッグなどに収納して持ち運びできます。

ジェイビーエル(JBL)

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ジェイビーエルは、アメリカのカリフォルニア州に本拠を構えている、1946年設立の老舗音響機器メーカーです。高品質な製品を手がけているブランドとして知られており、家庭用から業務用、カーオーディオまで幅広く製品を展開しています。

オンイヤーヘッドホンにおいても、さまざまなモデルをラインナップ。Bluetooth対応のワイヤレスタイプでは、最長約57時間もの再生時間を実現しているモデルを展開しています。

また、安心して使用できる機能を備えた子ども用モデルにも注目。音量が85dBを超えないように設計しているなど、安全に配慮された機能が充実しています。

オーディオテクニカ(audio-technica)

オーディオテクニカ(audio-technica)

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オーディオテクニカは、東京都町田市に本社を置く日本の音響機器メーカーです。創立は1962年と古く、当初はレコードプレーヤーのカートリッジやトーンアームを展開。以降、ヘッドホンやマイクなどの市場にも参入し、現在では数多くの製品を取り扱っています。

現在ヘッドホンは、リーズナブルなエントリーモデルからプロ仕様のハイエンドモデルまで、幅広くラインナップ。オンイヤーヘッドホンもいくつか取り扱っているので、ぜひチェックしてみてください。

オンイヤーヘッドホンのおすすめ|ワイヤレス

オーディオテクニカ(audio-technica) SOLID BASS ATH-WS330BT

オーディオテクニカ(audio-technica) SOLID BASS ATH-WS330BT

迫力のある重低音サウンドが楽しめる「SOLID BASS」シリーズのオンイヤーヘッドホンです。ドライバーユニットには専用に設計された「40mm SOLID BASSドライバー」を採用しています。オンイヤータイプながら力強いサウンドを再生できるのが魅力です。

イヤーパッドには、弾力性の高い低反発ウレタンを採用。圧迫感が少なく、長時間快適に着けられます。本体には、再生/一時停止や音量調節などの操作ができるマルチファンクションボタンを搭載。また、ハウジング部分はフラットな状態に折りたためるので、首に掛けやすいのも便利なポイントです。

最大70時間の連続再生が可能なバッテリーを搭載。また、10分間の充電で約4時間使用できる急速充電にも対応しています。

ソニー(SONY) ワイヤレスステレオヘッドセット WH-CH520

ソニー(SONY) ワイヤレスステレオヘッドセット WH-CH520 2023

抑えめな価格ながらもさまざまな機能を有した、コスパのよいオンイヤーヘッドホンです。ハウジングの形状は密閉型で、口径30mmのダイナミック型ドライバーを搭載しています。加えて、圧縮音源をCD相当の高音質にアップスケーリングして再生できる独自の「DSEE」機能にも対応。音楽ストリーミングサービスの音源なども、より高音質なサウンドで再生できます。

イヤーパッドには低反発のウレタンフォームを採用。ヘッドクッションも備えているので、快適な着け心地を得られます。また、ハウジング部分をフラットな状態に折りたためるのも便利なポイント。本体重量は約147gと軽量なので、携帯性も良好です。そのほか、ハウジングに再生/一時停止や音量調節などの操作ができるリモコン類も搭載されています。

バッテリー駆動時間は最長50分。3分充電するだけで約1.5時間使用できる急速充電機能「クイック充電」にも対応しています。Bluetoothのバージョンは5.2で、対応コーデックはSBCとAAC。さらに、2台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント接続機能も搭載されています。

ジェイビーエル(JBL) JBL Tune 520BT JBLT520BT

ジェイビーエル(JBL) JBL Tune 520BT JBLT520BT 2023

口径33mmのドライバーユニットを内蔵した、密閉型のオンイヤーヘッドホンです。JBLらしい迫力のある重低音サウンドが楽しめます。Bluetooth 5.3に対応。安定したワイヤレス接続を実現しているのもポイントです。専用アプリ「JBL Headphones」も用意されており、好みに合わせてサウンドのカスタマイズなどができます。

本体重量は157gと軽量で、コンパクトに折りたたみ可能。柔軟性に優れたイヤーパッドを搭載しているので、装着性も良好です。最大再生時間は約57時間。5分充電するだけで約3時間再生できる急速充電機能も搭載しています。

マーシャル(Marshall) ワイヤレスオンイヤーヘッドホン MAJOR V

マーシャル(Marshall) ワイヤレスオンイヤーヘッドホン MAJOR V 2024

高音質かつデザイン性にも優れたオンイヤーヘッドホン。ダイナミック型ドライバーを内蔵しており、明瞭で迫力のあるサウンドを再生できます。再生周波数帯域は20Hz~20kHzで、インピーダンスは32Ω。風切り音を気にすることなく通話ができる性能の高いマイクを内蔵しているのもポイントのひとつです。

バッテリー駆動時間は最大約100時間。長時間使用できる大容量バッテリーを内蔵しているので、1日中音楽を楽しめます。また、急速充電機能の「クイックチャージ」機能にも対応しており、充電がなくなってもすぐに再び使用可能。ワイヤレス充電にも対応しているので便利です。

本体は耐久性に優れているだけでなく、コンパクトに折りたたみ可能。そのほか、本体には専用アプリで登録した機能に素早くアクセスできる「Mボタン」を搭載しています。

アマゾンベーシック(AmazonBasics) ワイヤレスオンイヤーヘッドホン MB6073B

アマゾンベーシック(AmazonBasics) ワイヤレスオンイヤーヘッドホン MB6073B

コスパのよいオンイヤーヘッドホンです。抑えめな価格ながらもBluetoothによるワイヤレス接続に対応しています。本体はシンプルなデザインなので、ファッションやシーンを問わず使用可能です。

ドライバーユニットのサイズは口径32mmで、迫力のある低音とクリアで豊かな中高域を再生できます。ヘッドバンド部分のサイズは調節可能で、イヤーカップの折りたたみにも対応。また、マイクを内蔵しているので、クリアな音声でハンズフリー通話も楽しめます。

バッテリーの連続駆動時間は、フル充電状態で約35時間。気軽に使用できるモデルを探している方やなるべく予算を抑えたい方は、ぜひチェックしてみてください。

アンカー(ANKER) Soundcore H30i A3012

アンカー(ANKER) Soundcore H30i A3012 2024

最大70時間の連続再生が可能な大容量バッテリーを内蔵した、密閉型のオンイヤーヘッドホンです。ドライバーユニットには、オンイヤーながらも40mm径の大型ドライバーを内蔵しています。迫力のあるサウンドを再生可能です。

本体重量は約183gで、人間工学に基づいて設計されています。加えて、イヤーパッドにはクッション性の高い素材を採用。長時間快適に装着できます。

Bluetooth 5.3に対応しており、安定した接続性を実現しているのもメリットのひとつです。コーデックはSBCとAACに対応しています。

エディファイアー(Edifier) オンイヤーヘッドホン WH500

エディファイアー(Edifier) オンイヤーヘッドホン WH500

クリアな音声で通話が楽しめる高品質なマイクを内蔵した、ワイヤレスタイプのオンイヤーヘッドホン。ヘッドホンで通話をする機会が多い方におすすめのモデルです。ドライバーユニットには、クリアで力強いサウンドを再生できる、30mmの複合振動板ダイナミックドライバーを採用しています。

さらに、音楽リスニング向けの「ミュージックモード」と、遅延を抑えられる「ゲームモード」が用意されているのも特徴のひとつ。本体のマルチ機能ボタンで素早くモードを切り替えられます。音楽だけでなく、ゲームや動画を楽しみたい方にもぴったりです。

Bluetoothのバージョンは5.2で、2台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント接続機能も搭載。バッテリー駆動時間は最大40時間で、10分の充電で6時間再生できる急速充電にも対応しています。

そのほか、専用アプリ「Edifier Connect」も利用可能。アプリを活用すれば、指定した時間に電源をオフにする「シャットダウンタイマー」の設定や、イコライザーの調節などができます。

ビーツ(Beats by Dr. Dre) Beats Solo 4

ビーツ(Beats by Dr. Dre) Beats Solo 4 2024

おしゃれなデザインで人気の高い、密閉型のオンイヤーヘッドホンです。独自のアコースティック設計による40mmトランデューサーを内蔵しており、パワフルかつバランスのよいクリアなサウンドを再生できます。ヘッドトラッキングと空間オーディオにも対応しているので、音に包まれているような臨場感を味わえるのも魅力のひとつです。

本体は軽量かつ人間工学に基づいてデザインされています。加えて、ソフトなイヤークッションやサイズを調節できるスライダーを搭載しており、快適な着け心地を実現。バッテリーは最大50時間の連続再生が可能です。10分で最大5時間使用できる急速充電機能「Fast Fuel」にも対応しています。

本製品は、USB Type-Cと3.5mmステレオミニプラグによる有線接続も利用可能。有線接続であれば、より高音質なサウンドを再生できます。

オンイヤーヘッドホンのおすすめ|有線

オーディオテクニカ(audio-technica) オンイヤーヘッドホン ATH-EP100

オーディオテクニカ(audio-technica) オンイヤーヘッドホン ATH-EP100 2015

楽器のモニター用途にぴったりな密閉型のオンイヤーヘッドホンです。口径40mmのダイナミック型ドライバーを内蔵しており、クリアなサウンドを再生できます。再生周波数帯域は18~22000Hzで、インピーダンスは43Ω。本体重量は約97gと軽量なので、長時間快適に装着できます。

ケーブルの長さは2mと長めのため、楽器などに余裕をもって接続可能です。接続端子には、3.5mmステレオミニプラグを採用。さらに、電子ピアノなどの楽器との接続に役立つ、6.3mm金メッキステレオ標準アダプターも同梱されています。

オーディオテクニカ(audio-technica) オープンバックヘッドホン ATH-P100M

オーディオテクニカ(audio-technica) オープンバックヘッドホン ATH-P100M 2008

広がりのあるサウンドを再生できる開放型の有線オンイヤーヘッドホンです。ドライバーユニットには、口径30mmのダイナミック型ドライバーを内蔵しています。再生周波数帯域は20~20000Hzで、インピーダンスは32Ωです。

本体は約60gの軽量設計なので、長時間装着できます。イヤーパッドには柔らかい素材を用いているため、着け心地も快適です。ケーブルの長さは1.5m。長めなので取り回しやすく、快適にコンテンツを楽しむことが可能です。

接続端子には、3.5mm金メッキステレオミニプラグを採用しています。安い価格で購入できるモデルなので、すぐにヘッドホンが必要な方などもチェックしてみてください。

ロジクール(Logicool) USB Computer Headset H340

ロジクール(Logicool) USB Computer Headset H340 2018

シンプルなデザインを採用したマイク付きのオンイヤーヘッドホンです。USB Type-A端子によるデジタル接続に対応しており、クリアなサウンドが楽しめます。

右側のイヤーカップには、ノイズキャンセリングマイクを搭載。周囲の雑音を気にすることなくクリアな音声を届けられます。また、使用しないときはブームアームをヘッドホン内に収納できるので便利です。

イヤーパッドにはフォーム素材のクッションを採用。本体の軽量さと相まって、長時間快適に装着できます。ヘッドバンドの長さも調節可能です。ケーブルの長さは1.8mあるので、ヘッドホンを着けたままでも、ちょっとした場所の移動ができます。

アシダボックス(ASHIDAVOX) 音楽用ヘッドホン ST-90-05

アシダボックス(ASHIDAVOX) 音楽用ヘッドホン ST-90-05 2023

シンプルかつレトロなデザインを採用した、有線接続タイプのオンイヤーヘッドホン。長年高級ヘッドホンの開発を手がけてきた同社の知識と技術を活かして、製品化された一般向けのモデルです。ドライバーユニットには口径40mmのダイナミック型ドライバーを内蔵しており、小型ながらも全体域をしっかりと鳴らせる豊かなサウンドを実現しています。

また、5~40000Hzの再生周波数帯域に対応。本体重量は約110gと軽量です。加えて、堅牢性にも優れているので、安心して使用できます。

ケーブルの長さは約1.5m。接続端子には金メッキ仕様の3.5mmステレオミニプラグを採用しています。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) マルチメディアヘッドホン MM-HP208N

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) マルチメディアヘッドホン MM-HP208N 2015

コンパクトで多用途に対応したオンイヤーヘッドホンです。接続端子に3.5mmステレオミニプラグを採用しており、さまざまなデバイスと接続して使用できます。安い価格で購入できるモデルなので、複数台まとめ買いしたい方にもおすすめ。会社での導入を検討している方もぜひチェックしてみてください。

ドライバーユニットには、口径27mmのダイナミック型ドライバーを内蔵しています。再生周波数帯域は20~20000Hzで、インピーダンスは32Ω。本体重量はケーブルを含んで約58gです。軽量コンパクトなので、気軽に使用できます。

また、通気性に優れたスポンジタイプのイヤーパッドを採用しているのもポイントのひとつ。暑い季節も快適に着用可能です。ケーブルの長さは約2mあります。余裕のある配線が可能です。

ソニー(SONY) オンイヤーヘッドホン MDR-ZX110NC

ソニー(SONY) オンイヤーヘッドホン MDR-ZX110NC 2014

有線接続タイプながらノイズキャンセリング機能に対応した、密閉型のオンイヤーヘッドホンです。周囲の騒音を約95%抑えられると謳っており、環境を問わず音楽などのコンテンツに没頭できます。

ノイズキャンセリング機能を使用するためには別途電源が必要で、本モデルは単四型乾電池を1本使用。アルカリ乾電池であれば、80時間の連続使用が可能です。また、電源をオフにすれば、ノイズキャンセリング機能のない通常のヘッドホンとしても使用できます。

本体は、クイック折りたたみ機構により、コンパクトな状態に折りたたみ可能。カバンなどに入れて気軽に持ち運びできます。ドライバーユニットには、口径30mmのドライバーを内蔵。クリアでバランスのよい高音質なサウンドを再生できます。

再生周波数帯域は10~22000Hzです。ケーブルの長さは約1.2mで、接続端子には金メッキ仕様のステレオミニプラグを採用。そのほか、航空機用プラグアダプターも同梱されています。

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オンイヤーヘッドホンの選び方

接続方法をチェック

ワイヤレス(Bluetooth)

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ワイヤレスタイプのオンイヤーヘッドホンは、Bluetoothで再生機器と接続します。ケーブルがないので、カバンの中でケーブルが絡まったり、使っているうちに断線してしまったりといったトラブルが発生しない点が魅力です。

圧縮した音源データを伝送する性質上、遅延が発生しやすく、有線と比較すると音質が劣る場合がほとんど。ただし、AACやaptX、LDACなどの高音質・低遅延なコーデックに対応したモデルを選ぶと、デメリットを最小限に抑えられます。

有線

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有線接続は、ケーブルを直接再生機器に接続して音楽を楽しむタイプ。有線タイプのオンイヤーヘッドホンの多くは充電不要で、デバイスと接続するだけで使えるのも魅力のひとつです。遅延がないため、音楽だけではなくゲームや動画の再生にも向いています。

デメリットは、絡まったり断線したりする可能性がある点。L字型のプラグやケーブル着脱式のオンイヤーヘッドホンを選択すると、トラブルを軽減できます。高音質なモデルが多いので、音質重視の方には有線タイプがおすすめです。

ハウジングのタイプをチェック

遮音性が高い密閉型

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ヘッドホンは、ドライバーユニットの背面にあるハウジングの構造によって「密閉型」と「開放型」に分けられます。密閉型はクローズド型とも呼ばれ、ハウジングが密閉されているのが特徴です。

ハウジングを密閉することによって、周囲に音が漏れにくく、高い遮音性を実現しています。音楽に集中したいときや、周囲を気にすることなく音楽を楽しみたいときなどにおすすめです。サウンドの傾向としては、力強い低音域を再生できます。

音の広がりを感じやすい開放型

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開放型のヘッドホンはオープン型とも呼ばれ、開放されているのが特徴です。数は少ないですがオンイヤーヘッドホンのなかにも開放型タイプがあり、ぬけのよいクリアなサウンドを楽しめます。また、音場が広い傾向があり、伸びのある高音域を再生できるのも魅力です。

耳が疲れにくいので、長時間のリスニングにもぴったり。ただし、ハウジングの構造的に音漏れしやすく、遮音性も低めです。場所や環境によっては、周囲に気を配る必要があります。基本的に、家などでじっくりと音楽を楽しみたい方におすすめです。

周波数特性をチェック

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オンイヤーヘッドホンの音にこだわるなら、周波数特性をチェック。周波数特性は、ヘッドホンが再生できる音域幅を表す指標です。たとえば「5Hz~50kHz」という表記は、5Hzの低音から50kHzの高音まで再生できることを意味しています。

低音を重視する音楽ジャンルが好みの方には、低めの音域に対応するモデルがおすすめ。一方、クラシック音楽のようにクリアな高音を楽しみたい方には、高域の再生能力に優れたモデルが適しています。

ハイレゾで楽しむなら40kHz以上を

ハイレゾ音源を最大限に楽しむためには、40kHz以上の高域周波数性能をもつオンイヤーヘッドホンがおすすめ。40kHz以上がハイレゾの基準となり、音のディテールと細かさを捉える性能に影響を与えます。

CDの音質を超えるハイレゾ音源は、より多くの音の情報を保持しているのが特徴。アーティストの息遣いやライブの空気感など、通常のオーディオでは聴き取りにくい細かなニュアンスまで楽しめます。スタジオ録音のクオリティをそのまま体感できるような音質にこだわりたい方には、40kHz以上に対応するモデルがおすすめです。

また、一般的なハイレゾ音源は「FLAC」のファイル形式を採用しています。モデルによっては、MP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ相当にアップコンバート可能。スマホで持ち歩いている音楽を高音質で楽しみたい方は注目してみましょう。

ノイズキャンセリング機能の有無をチェック

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ノイズキャンセリング機能とは、搭載されたマイクが周囲のノイズをキャッチし、逆位相の音を発してノイズを打ち消す機能のこと。電車や飛行機など騒がしい環境でも、必要以上に音量を上げずに音楽を楽しめます。しかし、ノイズキャンセリング機能を搭載したオンイヤーヘッドホンはほとんどなく、選択肢が限られる点に留意しましょう。