首元を冷やすことで一時的にクールダウンできる「ネッククーラー」。徒歩や自転車で通勤する場合をはじめ、スポーツをする際などさまざまなシーンで活躍するアイテムです。

ひと口にネッククーラーといっても、電動タイプやタオルタイプなど種類が豊富。そこで今回は、おすすめのネッククーラーをご紹介します。選び方もあわせて解説するので、チェックしてみてください。

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• 目次
• ネッククーラーの魅力は？
• ネッククーラーと首掛け扇風機との違いは？
• ネッククーラーの選び方
• ネッククーラーのおすすめモデル｜電動タイプ
• ネッククーラーのおすすめモデル｜タオルタイプ
• ネッククーラーのおすすめモデル｜PCM素材タイプ
• ネッククーラーの売れ筋ランキングをチェック

ネッククーラーの魅力は？

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ネッククーラーは首元をダイレクトに冷やせる点が魅力。首元は頸動脈と経静脈という2つの太い血管が通っており、脈拍を測れるほど皮膚が薄い場所です。皮膚が薄い分、血管を冷やしやすく、冷えた血液が体中をめぐることで涼しさを感じられます。

また、ネッククーラーはハンズフリーで使えるので、スポーツやアウトドアで使うのに便利。水で濡らすだけで使える製品や室内で使うのに適したモノもあり、室内室外における暑さ対策におすすめです。

ネッククーラーと首掛け扇風機との違いは？

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ネッククーラーと首掛け扇風機は、暑さ対策に使える点で共通していますが、冷却方法に差があります。首掛け扇風機は風を出すことで涼しさを得られるのがポイント。しかし、屋外の気温が非常に高い場合は熱風になってしまい、涼しさを感じにくいこともあります。

一方、ネッククーラーは冷却プレートや保冷剤を使って直接肌を冷やせるので、気温に関係なく涼しさを感じられます。また、ネッククーラーは電気を使用しないタオルタイプやPCM素材のモノもあり、運転音を気にせず使用できるのが魅力。静かな場所でも快適に過ごせます。

ネッククーラーの選び方

種類で選ぶ

USBなどで充電して使う「電動タイプ」

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電動タイプのネッククーラーは一般的にUSBなどで充電し、電源を入れるとアルミプレートに通電して冷却する仕組み。涼しい空気が送風される扇風機（ファン）機能を搭載したモノや、暖房機能を備えたモノもあります。

長時間安定した冷却効果が続くのがポイントです。製品によっては数時間続けて運転できるモデルもラインナップ。見た目がスタイリッシュなので、街中でも違和感なく装着できます。スーツで外回りをする営業職の方やファッション性にこだわりたい方などにおすすめです。

保冷剤や冷却ジェルなどを使う「タオルタイプ」

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タオルタイプは、細長いベルト状のタオルに、冷たく凍らせた保冷剤や冷却ジェルを差し込んで使うタイプ。即効性があり短時間でクールダウンできます。

ただし、保冷剤が溶けるまでの間しか効果が持続しないので、炎天下での長時間の使用には不向き。また、保冷剤と首とのフィット感が気になることもあります。その場合は生地がやわらかいモノや、凍ってもやわらかさを保つ冷却ジェルタイプがおすすめです。

ほかにも、ネッククーラーに内蔵された高分子ポリマーに水分を含ませることで、気化熱を利用した冷感効果が得られるタイプもラインナップ。特殊素材で一定の温度をキープするタイプもあります。ほどよいひんやり感が持続するので、冷たすぎる保冷剤が苦手な方にもおすすめです。

室内で使うなら「PCM素材タイプ」

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PCM素材とは約28℃以下で凍る冷却素材のこと。元々は外気温の急激な変化から宇宙飛行士の体を守るために発明された新素材です。通常、水は0℃で氷結しますがPCM素材は約28℃で氷結するため、冷凍庫や冷蔵庫のない環境でも活躍します。

PCM素材は短時間で氷結するうえ、省電力で使えるのがメリットですが、電動タイプやタオルタイプに比べると冷却効果が弱いのがポイント。じんわりと首回りを冷やせるので、キーンとした冷たさが苦手な方におすすめです。

また、PCM素材のネッククーラーは軽量な製品が多く、作業中や仕事中にも使いやすいのが魅力。室内で使用すれば、エアコンなどの省エネ効果も期待できます。

サイズで選ぶ

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ネッククーラーを選ぶときは、サイズを確認するのが大切。首にしっかりと当たるタイプを選ぶことで、より冷却効果を感じられます。

電動タイプの場合、首に合わせてサイズを調節できるモノをチョイスすると安心。自分好みのフィット感で装着できるため、首のサイズにかかわらず使用可能です。タオルタイプは、首に合わせて巻ける製品を豊富にラインナップしています。

重さもチェック

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ネッククーラーを選ぶ際は、重さも重要なチェックポイントです。ネッククーラーは首から下げて使用するため、重い製品を長時間装着していると肩こりが気になる場合も。首への負担が気になる方は、なるべく軽い製品を選ぶのがおすすめです。

200g程度の製品であれば、首への負担も軽く快適に過ごせます。タオルタイプやPCM素材タイプだけでなく、電動タイプでも200g程度の軽量な製品が販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。

タオルタイプの場合は素材もチェック

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タオルタイプは首元に直接触れるため、使われている素材も要チェック。一般的に使用されているパイル地は、やわらかい触り心地が特徴です。

綿100％の素材は汗を吸い取りながらやさしく首にフィット。保冷剤の硬い触感をやわらげるのが魅力ですが、厚すぎると保冷剤の冷たさを阻害してしまうので注意が必要です。

ポリエステルなどの化学繊維を使用したスムース地は、生地自体にひんやりとした触感があり、冷感がよりアップするのがポイント。「接触冷感素材」などと謳っているモノもあります。

繰り返し使用する際の衛生面が気になる方は、防菌防臭加工が施された製品や洗濯可能な製品もチェックしてみてください。

ネッククーラーのおすすめモデル｜電動タイプ

サンコー(THANKO) ネッククーラー Evo TK-NEMU3

冷却力が長時間持続するペルチェ冷却装置を採用したネッククーラーです。冷却プレートは、外気温から最大で約-15℃冷えると謳われています。

冷却モードの種類は、弱モード・強モード・ゆらぎモードの3種類です。弱モードは室内で温度調節をするときに役立ち、強モードは屋外の暑さ対策に活用できます。ゆらぎモードは、弱モードと強モードを自動で繰り返しながら快適な冷たさを持続するのが特徴です。

高い冷却性能を備えていながら、静音性に優れているのもポイント。室内でも周囲を気にせずに使用できます。また、折りたたみ式のため、使わないときはコンパクトにまとめて収納可能です。

サンコー(THANKO) ネッククーラーSlim TKNNC22

軽量で快適に使えるネッククーラー。重量は約140gと軽量で、バッテリーの重心をできるだけ身体に近づけることで後ろにずれにくい仕様が特徴です。重さを感じにくいので、長時間使用しても快適な付け心地を維持できます。

首回りの大きさは約37～50cmまで調節可能。小柄な方から大柄な方まで首のサイズに合わせて使えるため、家族で使う際にも便利です。

充電式でコードレスでも使用でき、満充電で最長2時間の連続運転が可能。また、別売りのモバイルバッテリーに繋げば最長10時間30分使用できるので、長時間使用したい方にもおすすめです。

強モード・弱モードに加え、強～弱を自動で繰り返す「冷感持続ゆらぎモード」を搭載。暑い屋外ですぐに体を冷やしたいときや長時間快適に過ごしたいときなど、シーンに応じて選べます。

ソニー(SONY) ウェアラブルクーラー REON POCKET 4 RNP-4

冷温両対応で、季節を問わず使えるソニーのネッククーラーです。COOL/WARMレベルは4段階で調節でき、レベル4でも約4時間使用できる大容量バッテリーを備えています。

高効率で空気の循環ができるデザインに加え、放熱機構が大きめなのがポイント。高い吸熱性能を実現しているため、快適に使用できます。

専用アプリを通じてスマホとネッククーラーの連携が可能。温湿度センサー、3つの温度センサー、加速度センサーを搭載していることにより、アプリで設定した冷却温度に合わせて自動調節したり、周囲の環境変化に応じて温度を切り替えたりと、さまざまな機能を活用できます。

着脱に合わせて運転開始・停止を自動で行う「AUTO START/STOP機能」も便利。また、水滴やホコリが侵入しにくい防滴防塵性能を備えています。主張の少ないデザインも魅力で、高性能なおすすめのネッククーラーです。

コイズミ(KOIZUMI) ネッククーラー KNC-0511

首元にぴったりフィットするネッククーラーです。首を包み込む設計なので、振動で落ちにくいのが特徴。伸縮式のアームとアタッチメントにより、首のサイズに合わせて装着感を調節できます。安定感に優れているので、ウォーキングや家事をするときにも便利です。

冷却モードは、LOW・MID・HIGHの3段階。暑さが厳しいときは「HIGH」にするなど、状況に応じて冷却モードを切り替えられます。コードにはリモコンが付属しているので、操作が簡単です。

持ち運びに便利な収納ベルトと収納ポーチが付属しています。コンパクトにおさまるため、バッグにすっきり入れられるのが特徴です。通勤時や通学時にも活用できます。

アテックス(ATEX) モノルルド ウェアラブル クールホット＆ファン AX-HKL105

首筋をダイレクトに冷やすペルチェ素子と、心地よい風を届けるファンを搭載したネッククーラーです。暑さが厳しいときも効率よく首元を冷やします。本体には、柔軟性のある可動式アームを採用。首のサイズに合わせて広がるので、スムーズに着脱できます。

約15分で自動停止する「オフタイマー」を搭載しているため、電源を切り忘れる心配がありません。余計なバッテリー消費を防げるのもポイントです。

TORRAS COOLiFY ネッククーラー FG1A

フリーサイズ設計のアームで、首に合わせて調節しやすいネッククーラー。フィット感を重視したい方に適しています。冷却面積が広いので、広範囲に冷感を伝えられるのも特徴。5000回転/分の大風量ファンで、パワフルに送風ができます。

本体重量は約200gと軽量。長時間装着した際に、首や肩にかかる負担を軽減します。

ドウシシャ(DOSHISHA) Tempo Loop PCX-04B

機能性と使いやすさを兼ね備えたネッククーラーです。ワンタッチネクタイのように首から掛けて使用します。マットな質感と柔らかいループが首元にフィットするので、装着感が良好です。

ペルチェ素子を用いたプレートを搭載しています。プレートを首の後ろに当てることで、ひんやりとした冷たさを感じられるのが特徴です。冷却モードは2段階から調節できます。その日の気温や過ごしやすさに合わせて切り替えられるのも魅力です。

給電方法は、充電式とUSB電源の2通り。モバイルバッテリーからの給電にも対応しているので、コンセントがない環境でも充電できます。1回の充電で冷却の弱モードなら約6.5時間、強モードなら約3時間の連続使用が可能です。

YIHAI JP ネッククーラー LB02

冷却モードと加熱モードを備えたアイテムです。熱伝導率と反射性の高いアルミプレートが温度変化をおさえるので、快適な状態をキープできます。冷却モードと加熱モードはいずれも3段階の温度調節に対応。その日の気温に合わせてコントロール可能です。

本体には、温度やバッテリー残量などを表示するLEDスクリーンを内蔵。視認性に優れています。静音性が良好なのもポイント。屋内でも周囲を気にせず使用可能です。

HBEERS ネッククーラー

機能性と安全性を追求したネッククーラーです。空気を取り込む吸気口はブレードレス構造なので、髪が巻き込まれるリスクを低減可能。ほかにも、過熱保護・過充電保護・過電圧保護など、安全性に配慮した設計を採用しています。

左右のアームは180°の調節に対応。首のサイズに合わせて自由自在にフィット感を変えられます。安定した状態で使えるのがポイントです。

首の後ろ部分には接触冷感のはたらきがある「ステンレススチールヒートシンク」を搭載。装着してからすぐに心地よい冷たさが感じられます。

ネッククーラーのおすすめモデル｜タオルタイプ

白元アース アイスノン 首もとひんやり氷結ベルト

屋外・屋内問わず使用できるネッククーラー。首にフィットしやすい構造を採用しています。パイル地とスムース地の両面仕様で、好みの肌触りが選べるのも特徴です。

冷たさを感じにくくなった場合は、冷凍庫に入れて凍らせるだけで繰り返し使用可能です。また、カバーに入れるための氷結ゲルが2個付属しているので、入れ替えながら使い続けられます。

専用の洗浄カバーが付いており、お手入れも簡単。汚れが付着したときはすぐに洗えるので、アウトドアシーンでも気軽に活用できます。

白元アース アイスノン 極冷えタオル

テイジンの接触冷感素材「COOLSENSOR EX」を採用したネッククーラーです。触れるとひんやり冷たさを感じる素材で、心地よさが持続します。水に濡らして絞った後、振るだけで冷たくなるので便利。繰り返し使い続けられます。

UVカット率約95%を謳っているのもポイント。夏のアウトドアシーンやスポーツシーンなどにおすすめです。使わないときは通常のタオルのように折りたたんで収納可能。ポケットやバッグにも入れやすく、気軽に持ち運びできます。

小林製薬 首もと氷ベルト

水と氷によるダブル冷却を採用したネッククーラーです。冷凍庫で凍らせたジェルパックと、水に濡らしたカバーを用いて首元を冷やします。冷たさが約60分持続すると謳われているので、屋外の軽作業や散歩などにもおすすめです。

ジェルパックは、ぬるくなっても凍らせることで繰り返し使用できます。本体のカバーは抗菌防臭加工を施しており、衛生的に使えるのもポイントです。

また、カバーは長さ調節ができます。首の周囲長50cmまで対応しているため、子供から大人まで使用可能です。

ミズノ(MIZUNO) ネッククーラー 32JY9134

吸水性の高いスイムタオルと接触冷感素材の2層構造を採用したネッククーラーです。水に濡らせば繰り返し使用できます。部活・スポーツ観戦・登山などのアウトドアシーンにおすすめです。

サイズは約8×100cmで、使用しているメイン素材は綿です。シンプルながら使い勝手のよいタオルタイプのネッククーラーを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

シーブリーズ(SEA BREEZE) クールタオル

ボディケアブランドのシーブリーズが展開しているネッククーラーです。水でタオルを濡らして絞った後、振るだけでタオルをすばやく冷却できます。UVカット率96%を謳っているのも特徴。夏など日差しが気になる時期にぴったりです。

ネッククーラーのサイズは約縦30×横95cm。さりげなく施されたシーブリーズのロゴがおしゃれです。カラーラインナップが豊富なので、デザインを重視する方にも適しています。

しろくまのきもち Summer Days Scarf BGW-SDF

おしゃれにひんやり感を楽しめるネッククーラー。スカーフのポケットにクールシートをセットして使用するタイプで、クールシートは70ccの水があれば約30秒で冷却効果を得られるのが特徴です。屋外でも使用しやすく、真夏の熱中症対策に重宝します。

首に巻いてからスカーフのループにもう片方の先端を通すだけで、簡単に装着できるのが便利。ループの上下どちらから通すかによって、スカーフとネクタイの2種類の着用方法を選べます。カラー展開が豊富なので、自分らしいおしゃれを楽しみたい方におすすめです。

スカーフの素材は土に埋めれば自然分解する再生繊維を使用し、環境にやさしいのが特徴。リネンタッチの高級感のある接触冷感生地を採用することで、付け心地のよさとひんやり感を実現しています。

ネッククーラーのおすすめモデル｜PCM素材タイプ

コジット(COGIT) COOLOOP

NASAが手がけた特殊素材「PCM」を用いているネッククーラーです。28℃以下になると自然凍結する性質で、あらかじめ冷却しておく必要がありません。約27℃の温度をキープでき、暑さ対策にぴったりです。

本体中央の厚みは約2.5cm。幅が広いタイプなので、首元をしっかり冷やせます。また、結露しにくいため、肌や衣類が濡れるリスクを軽減可能です。

トラスコ中山(TRUSCO) クールネックバンド 冷やりんネックS COOLHNS

すぐに凍って溶けにくいPCM素材を採用したネッククーラーです。保冷時間の目安は、屋外で約90〜120分間。冷感素材は溶けずに約28℃を維持します。冷たさを感じにくくなった場合は、冷凍または流水で冷やすことで繰り返し使用可能です。

軽量で持ち運びしやすいのがポイント。また、耐久性に優れているので、長く使い続けられます。結露しにくいのも魅力です。

ヒロ・コーポレーション(Hiro Corporation) ネッククール 000000039042

シンプルなデザインで、通勤時や通学時にもおすすめのネッククーラー。28℃以下であれば、流水でも氷結するので、屋外でも繰り返し気軽に使用できます。サイズはM・Lの2サイズがラインナップされており、Mサイズは約120g、Lサイズは約130gと軽量で、首への負担が少ないのが魅力です。

80kgの圧力テストに合格した耐久力の高さもポイント。さらに、特殊コーディング技術でオイルの浸透をブロックでき、オイル漏れを気にせずに使用できます。安心して使える、おすすめのネッククーラーです。

エフ・オー・インターナショナル(F.O.INTERNATIONAL) ICE RING キッズ Sサイズ

累計販売本数が100万本を突破した、人気の高い子供用ネッククーラー。冷凍庫で10分、冷水で15分間冷やすと、28℃以下で凍結します。冷却効果の持続時間は、外気温は25～36℃で60分以上。登園や通学時、外遊びなどに役立ちます。

首周りは約25cmで、質量は60g前後と軽量です。デザインもおしゃれで多種多様なのが魅力。子供でも安全に使えるネッククーラーを探している方におすすめです。