梅雨時期の湿気だけでなく、冬場は衣類を乾燥させるアイテムとしても活躍してくれる「除湿機」。洗濯物の生乾き臭はもちろん、カビ対策にも効果が期待できる製品ですが、除湿して乾いた風をいかに洗濯物に効率よく当たられるかがポイントとなります。

そこで今回は除湿機のおすすめ製品をピックアップ。除湿機の種類や選び方についてもご紹介するので、特に部屋干しを頻繁に行う方はぜひチェックしてみてください。

除湿機とは?

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「除湿機」とはその名の通り、湿気を除去する白物家電。方法としては湿気を含んだ空気を冷やしたり、吸湿材に水分を吸着させて湿気を取り除いたりするのが主流ですが、いずれにせよ空間全体のジメジメした不快感を解消してくれる便利なアイテムです。

なお、各製品はメーカーやタイプによって、サイズや性能、機能の数などに差がありますので、よく吟味して家庭やオフィスに最適な除湿機をチョイスしましょう。

除湿機と衣類乾燥機の違い

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除湿機を設置すると部屋の湿度が下がるので、部屋干しした洗濯物は乾きやすくなりますが、より早く洗濯物を乾かしたい方におすすめなのが「衣類乾燥機」です。

衣類乾燥機とは、除湿機の機能に「送風」をプラスしたタイプで、いわば除湿機と扇風機がセットになったモノ。風の力を加えることで湿気を取り除くだけではなく、洗濯物の乾燥にも効果を発揮します。

除湿機って本当に部屋干しに効果があるの?

除湿機は部屋干しにも効果が期待できます。例えば小さめのタオル8枚を部屋干しした場合、完全に乾くまでには7時間以上を要することもありますが、除湿機を活用すると2時間程度で乾くこともあります。部屋干しを頻繁に行う方は、ぜひ活用しましょう。

なお、部屋干し時間が5時間以上続くと不快なニオイが発生すると言われています。対策ポイントとしては2つで、ひとつは部屋干しをしている部屋の扉を閉めること、もうひとつは除湿機を洗濯物から40cm以上離した上で、洗濯物の真下に配置することです。

洗濯物は重量の関係上、水が下に溜まっていきます。除湿機から出る風を洗濯物の下に当てることによって効率的な乾燥ができるので、部屋干しを頻繁に行いたい方はぜひ覚えておきましょう。

除湿機の種類

コンプレッサー方式の除湿機

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コンプレッサーとは「compress=圧縮する」という意味で、空気を圧縮するシステムのこと。空気を冷やすことによって結露を発生させ、空気中の水分を取り出す方式を指します。

空気の温度差によって水分をコントロールするので、気温が高いとより除湿能力が高くなるのがメリット。特に除湿機の利用が夏場に集中するという方はコンプレッサー方式がおすすめです。

デシカント方式の除湿機

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デシカントとは「desiccant=乾燥剤」という意味で、乾燥剤(ゼオライト)を用いて水分を除去する方式。室温の違いによる除湿能力に変化がないので、季節を問わず使えるのがメリットです。

なお、デシカント式は除湿の過程で本体から温風が出るため、部屋の温度が上昇する点には注意が必要。また、消費電力が大きいのでやや電気代がかさむというデメリットもあります。

ハイブリットタイプの除湿機

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ハイブリットタイプの除湿機はコンプレッサー方式とデシカント方式の機能を併せ持ち、双方のメリットを使い分けながら除湿するタイプ。価格はやや高くなりますが、年間を通して使用できるのがメリットです。なお、本体サイズは大きくなりがちなので設置スペースには注意しましょう。

除湿機の選び方

除湿範囲で選ぶ

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除湿機はカバーする範囲が広ければよいというものではなく、使用する部屋の広さに応じた製品を選びましょう。その方がオーバースベックにならず、電気代の節約にもなります。なお、同じ製品でも木造と鉄筋の家で使うには除湿範囲が異なるのがポイント。部屋の広さだけではなく、家の構造も意識しましょう。

例えば、除湿機の容量が4〜5Lであれば、木造で6~8畳、鉄筋で13~16畳をカバー。容量が6~8Lであれば、木造で8~10畳、鉄筋で16~20畳が許容範囲。容量が8~11Lであれば、木造で10~14畳、鉄筋で20~28畳が目安となります。

衣類乾燥機能の性能で選ぶ

最近の除湿機は、衣類乾燥機能を重視したモデルが数多くリリースされていますが、製品によって搭載している機能は大きく異なります。送風が中心からサイドに広がるタイプなのか、上下に稼働するタイプなのか、左右両端までしっかり風が当たるかなどは事前に確認しておきましょう。

排水タンクの容量で選ぶ

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除湿機を使用した後は、排水タンクに水が溜まっていきます。排水タンクが小さいモノだとすぐに容量いっぱいになってしまい、水を捨てる手間が増えているので、その点は留意しておきましょう。

一方、排水タンクの容量が大きいモノはその分本体も大きくなるため、コンパクトタイプの除湿機を求めている方は注意して選んでみてください。

各種機能で選ぶ

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メーカーごとに搭載されている独自機能もしっかりとチェックしておきましょう。電気代を抑えるエコモードが搭載されているのか、夜間でもストレスなく使える静音モードがあるのか、洗濯物の乾き具合を把握する赤外線センサーがあるのかなどは使い勝手に関わっている部分なので、除湿機にどこまでの用途を求めるは事前に整理しておきましょう。

お手入れのしやすさで選ぶ

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除湿機は水を使うアイテムなので、適切にお手入れをしないとカビが発生してしまい、不衛生な状態になります。そのため、メンテナンスのしやすさはとても重要。特にフィルターは定期的な掃除が必要なので、取り外しやすさは必ず確認しましょう。

なお、本体内部を乾燥させる機能が搭載しているモデルは、湿気対策に効果が期待できます。カビの抑制にも関わっている部分でもあるので、気になる方はぜひチェックしておきましょう。

除湿機のおすすめメーカー

シャープ(SHARP)

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シャープの除湿機はコンプレッサー方式がメイン。除湿機にプラズマクラスターイオン発生器を付加させることで、ニオイやウイルス対策にも効果が期待できると謳っているのが特徴です。

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは梅雨時期の部屋干しにしっかりと対応できるモデルはもちろん、年間を通して利用できるハイブリッドタイプの除湿機もラインナップ。総じてスペックが高い製品が多く、その分価格もやや高めです。

コロナ(CORONA)

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コロナはコンプレッサー方式の除湿機がメイン。除湿機だけでなく、衣類乾燥除湿機やコンパクトなモデルをリリースしており、季節や環境に合わせた製品が取り揃っています。

三菱電機(MITSUBISHI)

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三菱電機の除湿機はエアコン同様、洗濯物の乾き具合にあわせて送風を行うシステム「ムーブアイ」を搭載しているモデルがあります。コンプレッサー方式がメインですが、部屋干しに特化した製品が充実しているのもポイントです。

象印マホービン(ZOJIRUSHI)

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生活家電を豊富に取り揃えている象印マホービンは、デシカント方式がメイン。製品ラインナップのなかには360°送風機能を搭載しているモデルもあり、洗濯物の乾燥をバックアップしてくれる製品が揃っています。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

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リーズナブルな価格の家電製品を幅広く展開しているアイリスオーヤマ。コンプレッサー方式とデシカント方式両方のモデルを取り扱っています。シンプルな操作パネルを搭載しており、使いやすいのが魅力です。

部屋干しにおすすめの除湿機おすすめ人気モデル

シャープ(SHARP) プラズマクラスター除湿機 CV-G120

除湿可能面積が約30畳までとリビングにおすすめの除湿機。天井から床まで風を届ける「広角自動スイングルーバー」が搭載され、2段干しや丈の長い衣類もしっかり乾燥させるのが特徴です。

また、前方下向きに最大で70°まで送風できるため、床に置いた靴などの乾燥させる際にも便利。満足度の高いモデルを探している方におすすめです。

シャープ(SHARP) プラズマクラスター除湿機 CV-G71

シャープが長年培ってきたプラズマクラスター機能を搭載した除湿機。生乾き臭や汗の臭、タバコの付着臭などをスポット消臭する効果が期待できるので、ニオイに敏感な方におすすめの1台です。

また、ホコリブロックプレフィルターが搭載されているのも特徴。このフィルターがあることによって、同社の従来製品と比較して1.3倍のホコリを取ることが可能なほか、広範囲に送風できるような機構になっています。

幅304×奥行203mmのコンパクトサイズにまとまっているのもポイント。本体上部には持ち運びしやすい取っ手も搭載しているので、移動や排水も容易で使い勝手も良好なモデルです。

パナソニック(Panasonic) 衣類乾燥除湿機 F-YZP60

本体重量が5.8kgと軽量な除湿機。上部には持ち運びに便利な取っ手を搭載しており、水タンクも本体下部の前面から引き出すだけの簡単設計なので、扱いやすい製品です。

本モデルの特徴は、便利に使えるセンサーを搭載しているところ。例えば、エコナビ機能を使えば洗濯物の量を自動で見極めて風量を調整することができるほか、洗濯物の乾燥を自動で判別して電源をオフにする「カラッとセンサー」を搭載しているので、ムダがないのもポイントです。

さらに、コンパクトながら送風幅が約100cmと幅広いのも魅力。洗濯物を並べて干してもしっかりと乾かすことができるおすすめの除湿機です。

パナソニック(Panasonic) 衣類乾燥除湿機 F-YC120HPX

木造11畳・コンクリート造23畳に対応したパワフルな除湿機。165cmのワイド送風に対応しているので、多くの洗濯物を一気に乾かしたい方に向いている1台です。

急いで洗濯物を乾かしたいという方にぴったりの「少量速乾モード」も搭載。比較的広大なスペースで除湿機を活用したい場合や多くの洗濯物を乾かす必要がある方におすすめの除湿機です。

コロナ(CORONA) 衣類乾燥除湿機 CD-P6317

1日最大6.3Lの除湿が可能なモデル。3.5Lの大きなタンクを搭載しているので、外出や睡眠前などもタンクの水を捨てる手間がない点が魅力の製品です。

2kgの洗濯物であれば、130分で乾燥させるパワフルな仕様。風向きは上方向から水平方向まで自由に設定できるので、効率的に洗濯物に風を当てることが可能です。

標準モードでの電気代は1時間当たり約5円ですが、節約モードを使用すれば1時間当たり約3円の電気代で稼働。使用しないときは、内部乾燥モードで本体を清潔に保てるので、長く使える除湿機を求めている方にもおすすめの1台です。

コロナ(CORONA) 衣類乾燥除湿機 コンプレッサー方式 CD-H1817

低消費電力で稼働するDCモーターを搭載している除湿機。タンクは4.5Lの大容量で、外出中や就寝中などでも除湿機をフル活用したい方におすすめです。

湿度は5段階調節に対応。室温が10℃を下回るとヒーター付きのパワフル除湿運転が開始されるので、梅雨だけでなくウインターシーズンでも活躍が期待できるおすすめの1台です。

三菱電気(MITSUBISHI) 衣類乾燥除湿機 MJ-180MX

木造19畳・鉄筋39畳に対応した除湿機。1日18Lを除湿できるので、広い部屋で使用したい方におすすめの1台です。

本製品は、衣類乾燥・除湿・浴室カビガードの3つの運転モードを搭載。衣類乾燥モードには夜干し機能、除湿モードでは冬モードなど、細かい設定ができるのが特徴です。

銀イオン抗アレルフィルター、プラチナ抗菌フィルターなどの除菌機能を多数搭載しているのもポイント。お部屋の空気を快適にしたい方は要チェックです。

三菱電機(MITSUBISHI) 衣類乾燥除湿機 MJ-120MX

洗濯物の乾き残りを「光ガイド」で知らせてくれる三菱の除湿機。約180cmのワイド送風で一気に広範囲を乾かせるところも特徴です。乾燥時間の目安は、体操着1枚で約37分。少量の衣類を乾燥したいときにも活躍します。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) 衣類乾燥除湿機 RJ-XA70-WL

自由自在に風向きを調整できる除湿機。横方向には、60・90・180・360°の4パターンの送風にプラスして、上下ルーバーで上方向60°・下方向30°・上下方向90°まで範囲を指定できるので、多くの洗濯物を乾かしたい方におすすめします。

夜干し(静音)・エコ・乾燥・循環送風の4つの運転モードから最適なモノを選択可能。なお、1人あたりの1日分の洗濯物量は約1.5kgと一般的に言われていますが、本製品は2kgの洗濯物の乾燥に要する時間は約50分とスピーディなので、一人暮らしの方にとっては時短効果も期待できます。

「ナノプラチナ乾燥」と呼ばれる方式を採用することによって、部屋干しの不快な臭いもカバー。使い勝手良好なので、なにかと重宝する1台です。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 衣類乾燥除湿機 DCE-6515

取り扱いが簡単なおすすめの除湿機です。操作パネルでは、目標湿度を40・50・60%の3つから選択可能。目標湿度を下回ると、除湿が停止され送風モードになるのもポイントです。

タイマーは2・4・8時間から選択することができるので、隙間時間に活用できるのも便利。また、大型のフラップが採用されているため、洗濯物に多くの風が当たり洗濯物が乾きやすいのも魅力なほか、電気代は1時間当たり約5円と経済的にもおすすめの除湿機です。

アイサイラー(iSiLER) 除湿機 AX2

9~15畳の範囲をカバーする除湿機。サイズは228×150×373mmとコンパクトで、リビングルームや寝室、キッチン、子ども部屋、書斎など、場所を選ばず設置できるのが特徴です。

稼働時の音はたった40dbとかなり静か。図書館レベルの音量なので、家庭に導入するはもちろん、オフィスや店舗の会議室などにもおすすめです。価格も1万円以下とリーズナブルなので、コスパ重視で除湿機を探している方はしっかりチェックしておきましょう。

リオランド(RioRand) コンパクト除湿機 800ml RR-0031

丸みのあるフォルムがおしゃれでかわいい除湿機。活性炭内蔵の空気清浄機能も搭載しているのが特徴で、湿気だけでなく、お部屋内の空気の状態をクリーンに保てるのも魅力の製品です。

タンクの容量は800mlで、本体の使用室温は15~35℃。稼働の静音性も良好なほか、「知能動態液晶モニター」を採用しており、除湿表示や温度表示、霜取り表示、清浄表示、湿度表示などをまとめて確認できるのもポイントです。

デイク(Deik) コンパクト除湿乾燥 D2

タンク容量700mlとコンパクト仕様の除湿機。価格は5000前後と比較的リーズナブルなので、除湿機を寝室や書斎、子ども部屋などさまざまな場所に置きたい方やオフィス用の卓上据え置き除湿機を探している方におすすめです。

自動停止機能を搭載しているほか、最大除湿量は1日あたり300ml。一人暮らし用途でも十分に活用できるので、引っ越し祝いのプレゼントなどにも最適な製品です。

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除湿機の電気代は?

環境や状況によって異なりますが、コンプレッサー方式の除湿機を1ヶ月間連続運転した場合の電気代はおおよそ4000円。また、デシカント方式の除湿機を1ヶ月間連続運転した場合では、電気代はおおよそ1万円が目安です。

除湿機のメンテナンス費用

除湿機で必要なお手入れはタンクや細部の洗浄など。パーツ交換に関してはエアフィルターなどが劣化ないし破損してしまった場合のみなので、メンテナンスには膨大な費用や手間はかかりません。除湿機を購入する際は本体価格とランニングコストを優先して検討しましょう。