羽がなくても快適な風を生み出す「羽なし扇風機」。回転部が露出していないので、安全性が高いのが特徴です。また、スタイリッシュな見た目で、インテリアで映えるアイテムとしても人気を集めています。
そこで今回は、羽なし扇風機のおすすめ機種をご紹介。あわせてメリットや選び方についても解説します。
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- 目次
- 羽なし扇風機のおすすめモデル
- 羽なし扇風機のおすすめモデル|ハンディ・首掛け
- 羽なし扇風機の売れ筋ランキングをチェック
- 羽なし扇風機のメリット
- 羽なし扇風機のデメリット
- 羽なし扇風機の仕組み
- 羽なし扇風機の選び方
- 羽なし扇風機のおすすめメーカー
羽なし扇風機のおすすめモデル
ダイソン(dyson) Dyson Purifier Hot+Cool Gen1 空気清浄ファンヒーター HP10
A4サイズに収まる幅と奥行きで置き場所を選ばないコンパクトな羽なし扇風機。空気清浄機能を搭載しており、夏は空気清浄ファンとして、冬は空気清浄ファンヒーターとして使えるのが特徴です。定期的なフィルター交換のみの簡単お手入れで使用できます。
最大350°の首振り機能を搭載しているのも魅力。角度が調節できるため、部屋のどの位置に置いても部屋全体に風を送りだせます。独自のAir Multiplierテクノロジーによって気流を増幅させるため遠くの空気まで引き寄せて空気を循環させます。
夜間の運転に便利な「ナイトモード」を搭載しているのもポイント。ディスプレイを減光して静音運転を行うため、快適な睡眠環境を作れます。遠隔操作が可能なリモコンも付属。1台で3役をこなすことができるおすすめのモデルです。
ダイソン(dyson) Pure Cool 空気清浄テーブルファン DP04 N
卓上扇風機としても活用できるコンパクトな羽なし扇風機。本体サイズ幅35.2×奥行22.3×高さ69.1cmと小型で、限られたスペースにも置きやすいのが特徴です。首振り機能を搭載しており、シーンに応じて45°・90°・180°・350°の4段階で角度が調節できます。
空気清浄機能を搭載しており、部屋の空気をキレイにする効果が期待できるのもおすすめポイント。グラスHEPAフィルターが、微細な粒子を除去すると謳われています。
また、専用アプリ「Dyson Link」によるスマホとの連携も可能。室内と屋外の空気の状態を、リアルタイムで確認できるのもメリットです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) タワーファン 木目調タイプ TWF-C73M
インテリアに馴染みやすい木目調デザインを採用したおしゃれな羽なし扇風機です。和室・洋室問わず合わせやすく、空間にあたたかみをプラスできるのが魅力。重量約3kgと軽いのに加え、持ち運びに便利な持ち手が付いているので、部屋間の移動も容易です。
送風口が41.5cmと縦に広いうえ、左右65°の首振り機能を搭載しているのが特徴。広範囲に送風できるため、リビングなど広い空間での使用におすすめです。3段階の風量調節と、0.5時間・1時間・2時間・4時間の切タイマーも搭載。強モードでも50Hzで27Wと消費電力が低く、省エネ性能に優れているのもポイントです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) DCモーター タワーファン TWF-CD83
室温センサーを搭載しており、自動で適した風量が出てくるタワー型の羽なし扇風機。朝・昼・晩の気温差に合わせて、風量を自動調節するため、快適な1日を過ごせます。
また、DCモーターを採用しているため、風量を手動で微調整することも可能。10段階から調節できます。リズム風モードにすることで、風量に強弱をつけ、自然に吹いてくる風に近い送風を再現しているのもポイントです。
就寝時には、おやすみモードがおすすめ。騒音値は、風量レベル1~4の場合、35dB未満まで抑えられます。運転時の稼働音が静かなので、快適な睡眠環境を整えられるモデルです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) タワーファン メカ式 上下ルーバー TWF-D82T
置き場所を選ばないスタイリッシュな設計の羽なし扇風機です。限られたスペースに設置しやすいスリムタイプなので、一人暮らしの部屋にもおすすめ。本体には持ち手が付属しており、使いたい場所に合わせて簡単に持ち運びもできます。
風量調節は、弱・中・強の3段階搭載。その日の暑さに合わせて、風量をコントロールできます。シンプルな操作ダイヤルのため、使いやすさも良好です。
また、上下のルーバーは別々の角度に設定可能。頭から足元まで涼しい風を届けられます。左右首振り機能を搭載しているので、複数人で使用するときにもおすすめです。
本体は、清潔感を与えるシンプルなデザインを採用。落ち着いたカラーを展開しているので、インテリアに馴染みやすいのも特徴です。
山善(YAMAZEN) リモコンDCスリムファン YKSR-WAD903
室温に応じて風量を変えるセンサー運転に対応したタワーファン。そよ風のような微風からパワフルな強風まで、シーンに合わせて8段階で風量を調節できるのが特徴です。風量の1段階目は静音モードで、運転音33dBと静かなため、睡眠時も快適に使えます。
1~8時間の切タイマーを搭載しているのも魅力。1時間ごとに設定できるため、ライフスタイルに合わせた使い方ができます。また、左右方向に50°の首振り運転が可能。本体がスリムなので、首振り運転を行ってもスペースを圧迫しません。
送風口が広く、体全体で風にあたれるのもポイント。本体のフィルターが取り外しでき、簡単にお手入れできます。タイマー設定や風量調節が手元でできるリモコンも付属。直感的に操作できる、使い慣れない方でも使いやすいおすすめのモデルです。
山善(YAMAZEN) YAMAZEN タワーファン YSS-X78
キッチンや脱衣所などの狭いスペースにぴったりの、タワー型羽なし扇風機です。送風口が広いため、風が吹き出る面積が広いのが特徴。風量調節はやさしい微風から、しっかりとした強風まで、3段階から調節可能です。
操作は、本体上部に取り付けられたダイヤルスイッチでおこないます。簡単に起動できるため、操作がシンプルなモデルを探している方におすすめです。
また、左右にスイングする首振り機能も搭載。スリムなので、首振り運転をしても邪魔になりにくいのが魅力です。
シロカ(siroca) 大風量タワーファン ビューンタワー SF-T151
最大330°の首振りが可能で、広いリビングや寝室での使用におすすめの、タワー型羽なし扇風機。首振りの角度は、75°・120°・330°から調節できます。サーキュレーターとして、冷房や暖房器具と併せて活用するのもおすすめです。
また、同ブランド独自の技術である「ふわビューンUZU」により、大風量ながらムラなく心地よい風を届けられるのが特徴。送風時の最大到達距離は、約20m以上と謳われています。
本体のカバーと中に組み込まれたファンは、取り外してサッと水洗い可能。取り外しする際の工具も不要です。汚れが気になったときにお手入れができる、衛生的なタワーファンを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
コイズミ(KOIZUMI) タワーファン KTF-0542
強い風がまっすぐパワフルに届くタワーファン。広い吹出口を採用しており、ソファや椅子に座った状態で足元から体の全身まで風が届くハイタワー設計なのが特徴です。すっきりとした縦型のモダンなデザインを採用しており、インテリアを崩さずに設置できます。
風量は8段階で自分好みに設定可能。さらに、室温に応じて自動で風量をコントロールする「おまかせモード」や、風量を一定間隔で切り替えるリズムモード、風量を徐々に弱くなるよう切り替えて冷え過ぎを防ぐ「おやすみモード」なども搭載しています。
約60~270°まで4段階の可動範囲を選べる左右自動首振り機能を搭載しているのも魅力。ルーバーは手動で上下に動かせます。便利な入・切タイマーも搭載。しゃがまずに操作できるシンプルな上操作部と、離れた場所からでも使えるリモコンも備えた、おすすめのモデルです。
コイズミ(KOIZUMI) ホット&クール ハイタワーDCモーター KHF-1226
椅子やソファに座っても全身にまんべんなく風を届けられるハイタワーファン。送風機能とファンヒーターの一体型で、1年を通して使えるのが特徴です。温風時と送風時ではディスプレイの色が変わるため一目で確認が可能。独自構造の上下独立した吹出口から快適な風を送りだせます。
送風時は風量を16段階から設定できるのも魅力。弱風から強風まで、好みやシーンに合わせて細かく設定できます。さらに、スイッチを押すと一気に最大風量になる「ターボ機能」も搭載。すぐに強風が欲しいときに便利です。
1~4時間を1時間単位で設定できるオフタイマーも搭載。温風時は5時間で自動オフになるため、消し忘れを防げます。また、人感センサーを搭載しているため、節電しての運転が可能。チャイルドロック機能付きの操作部とリモコンで簡単に操作できるおすすめのモデルです。
ツインバード(TWINBIRD) タワーファン EF-D914
内部のファンを取り外して丸洗いできるタワーファン。ホコリがたまりがちな本体の内側も簡単に掃除できるため、いつでも清潔に使えるのが特徴です。シーズンオフ中に汚れてしまってもすぐに洗って出せるため、衛生面が気になる小さな子供がいる家庭などでも快適に使えます。
温度センサーを搭載しているのも魅力。エアコンと併用した場合でも周囲の温度に合わせて風量を自動調整する「センサー自動運転」機能を搭載しています。また、風量は弱・中・強の3段階で手動設定も可能。リズム風モードも搭載しているため、多彩なニーズに対応できます。
左右首振り運転に対応しているのもポイント。最大70°の首振りで幅広い範囲に風を送れます。さらに、手で風向調整レバーを操作すれば上下も最大70°の風向調節が可能。8時間の連続運転で作動するオートオフ機能や自分で設定するタイマー機能も備えた、使い勝手のよいおすすめモデルです。
モダンデコ(Modern Deco) DC スリムタワーファン JXTF01
縦・横・斜めの角度調節が可能なタワー型のスリムファン。手動で本体の角度を縦・左右45°・左右90°の5段階で切り替えられるのが特徴です。角度が真横ならば部屋干しの送風にも便利。本体の向きを調節すると液晶操作パネルも正位置に動くため、見やすく快適に使えます。
送風口が縦に開口しており、足元までまんべんなく風を送り届けられるのも魅力。最大風量は約9.2m³/分、最大風速は420m/分で、パワフルです。風量はそよ風のような微風からパワフルな強風まで5段階で設定可能。リズム風モードやおやすみモードなども搭載しています。
マイナスイオン機能を搭載しているのもポイント。電源がついている間は常にマイナスイオンを放出します。最大12時間の範囲を1時間単位で設定できるオフタイマーや、前回使用時の設定を引き継ぐメモリー機能なども搭載。おしゃれで使い勝手のよいおすすめのモデルです。
スマリー(Smaly) コードレススリムファン NG-RF22
好きな場所に持ち運んで使える充電式の羽なし扇風機です。約4~4.5時間の充電で、最長約11時間と長時間の連続使用が可能。電源を気にせず使えるのが特徴です。重量約980gと軽いうえ、持ち手付きでラクに持ち運べます。
風量は好みに合わせて、弱・中・強の3段階で調節可能。左右90°の首振り機能により、広い範囲に送風できるのもメリットです。ミスト機能を搭載しているのもおすすめポイント。冷房より冷えすぎず、周囲の温度を最大5℃低下させる効果も期待できます。
テクノス(TEKNOS) テクノイオン搭載ミニタワー扇風機 MI-106
省スペースで使えるコンパクトな羽なし扇風機。本体サイズ幅13×奥行15×高さ33cmの小型設計で、卓上扇風機としても使用できるのが特徴です。勉強やデスクワークの際も重宝します。重量約1.6kgと軽いので、部屋間の移動も容易。使いたい場所に持ち運んで使える手軽さが魅力です。
風量はシーンに応じて弱・中・強の3段階で調節が可能。左右約90°の自動首振り機能を搭載しているため、広い範囲に風を送れます。消臭効果があると謳われている独自の「テクノイオン」を搭載しているのもポイント。優れた機能を有しながら手頃な価格で購入しやすいので、コスパ重視の方にもおすすめです。
ベルソス(VERSOS) 羽なし扇風機 VS-S90
卓上・床置き・壁掛けが可能な3way仕様の羽なし扇風機。上下方向に約180°の範囲で無段階の角度調節が行えるほか、左右90°の自動首振り機能を搭載しているのが特徴です。扇風機としてはもちろん、部屋の空気を循環させるサーキュレーターとして使えるのも魅力。通年活躍するおすすめの羽なし扇風機です。
リモコン付きで離れた場所からの操作も可能。風量は、リモコン操作時は7段階、本体操作時は無段階で細かく調節できます。就寝時に便利な1時間と2時間のオフタイマーを搭載しているのもポイント。1日8時間の使用で1カ月あたりの電気代が約162.24円と安く、ランニングコストを抑えられるのもメリットです。
パナソニック(Panasonic) Hot&Cool DS-FWX1201
冬は温風、夏は涼風で使用できる円筒タワー形状のファンヒーター。温風は5段階、涼風は9段階から設定でき、1年を通してどの部屋にも設置しやすいのが特徴です。独自の「ナノイーX」を搭載しており、気になるニオイなどの除去も同時に行えます。
やさしく体を包み込むような「3D気流」に対応しているのも魅力。左右のスリットから本体の形状に沿って風を送りだす「コアンダ効果」を活用し、やさしい気流を生み出せます。また、人の動きに合わせて運転を行う「ひとセンサー」も搭載。節電効果も期待できます。
お手入れが簡単にできるのもポイント。フラップがないシンプルな形状で拭きやすく、吸気部のフィルターはスライド式ですぐに取り出してお手入れできます。オン・オフタイマー付きで就寝時なども安心。チャイルドロックや二重安全転倒OFFスイッチなどの安全機能も搭載した、使いやすいおすすめのモデルです。
羽なし扇風機のおすすめモデル|ハンディ・首掛け
ドウシシャ(DOSHISHA) 大風量ネックファン ZSF-050B
パワフルな風量で首まわりを冷やせる、首掛けタイプの羽なし扇風機です。ハンズフリーで使用でき、通勤通学や作業時などに便利。全体に吹き出し口が付いており、左右と後ろから風が出る仕様です。風量は、弱・中・強の3段階で調節可能。満充電の状態で最大6時間駆動し、日中の外出時も快適に過ごせます。
本体には、弾性のある樹脂素材を採用。適度にしなるため、スムーズに着脱できます。また、スタイリッシュなデザインも本アイテムの魅力。コーディネートの邪魔をしにくく、自然に装着できるのでおすすめです。
グローバル・ジャパン くるっと収納コンパクトネックファン
コードの長さを調節でき、子供から大人まで幅広く使えるネックファン。羽根が露出していない構造で、髪を巻き込む心配が少ないのがポイントです。風量は、周囲の気温に合わせて3段階で調節できます。
コードを収納するとコンパクトなサイズになるため、バッグに入れてもかさばらずに持ち運べます。コードは360°自由に動かせるので、卓上に置いたりベビーカーに巻き付けたりといった使い方も可能。幅広いシーンで活躍するおすすめの扇風機です。
カラーは、ホワイト・ブルー・ピンク・ベージュの4色展開。USB Type-Cに対応しており、気軽に充電できるのもポイントです。
ジスライフ(JISULIFE) ハンディファン Life5 JL-FA42
パワフルな風量と静音性を両立させたハンディファン。大容量のバッテリーを備え、満充電で最大7時間駆動します。モーター音を気にせず、さまざまな場所で快適に使用可能です。
羽根が見えない構造により、髪の毛や指を巻き込みにくいので安心。内部にホコリが入りにくく、清潔に保ちやすいのもポイントです。
軽量かつコンパクトな設計で、携帯性に優れています。さらに、落下防止のストラップが付属。ナチュラルな色味を採用しており、おしゃれに持ち運べるのでおすすめです。
羽なし扇風機のメリット
羽なし扇風機のメリットは安全性が高い点です。リビングファンのように回転する羽が露出していないので、怪我のリスクを軽減できます。小さな子供やペットがいる家庭にもおすすめです。また、従来の扇風機よりもムラの少ないスムーズな風を生み出すという特徴があります。
さらに、置き場所に左右されず汎用性が高いことも魅力です。羽なし扇風機はおしゃれでインテリアにも映えるデザインに仕上がっているモノが多く、自宅はもちろん、オフィスなどでも違和感なく設置可能。なかには、縦長の製品やスリムさ、コンパクトさに重点を置いた設計のモノもあります。
羽なし扇風機のデメリット
羽なし扇風機のデメリットは、羽あり扇風機と比べて本体価格が高い点です。製品ごとに異なるものの、本体価格が5万円以上の羽なし扇風機も存在します。多機能の製品ほど本体価格が高くなるので、予算と機能性に考慮しながら製品を選びましょう。
羽なし扇風機は、本体のモーターを動かして空気を放出する仕組みを採用しています。羽なしで快適な風を届けられる一方で、運転音が大きくなりやすい点は注意しましょう。静かに使いたい方は、静音性に優れた製品がおすすめです。
また、羽なし扇風機は複雑な構造のため、お手入れしにくい製品もあります。ホコリが付着したままだと不衛生なので、メンテナンスしやすい製品を選ぶのもポイントです。
羽なし扇風機の仕組み
羽なし扇風機は、外観からは見えず触れない場所に送風機能を搭載しています。例えばダイソンは、羽なし扇風機の核となる土台部分に羽とモーターを内蔵。また、土台にあいた吸引口から空気を吸い込んで、隠れた羽とモーターによって上部に風を送ります。
羽のない輪の中空部分から送風されているように見えますが、内側の後部にあいた1mmほどの細い隙間(スリット)から風を放射。気圧差で周囲空気を巻き込んで風を増幅して送り出しています。
羽なし扇風機の選び方
タイプで選ぶ
タワータイプ
タワータイプの羽なし扇風機は、細長いスリムな形状をしています。スリムファンやタワーファンとも呼ばれ、シンプルでインテリアに馴染みやすいスタイリッシュなデザインが特徴。狭いスペースに設置しやすく、およそ30cmのスペースで置くことができます。
リビング用としてはもちろん、キッチンや脱衣所などにも設置可能。縦に長いため風が広範囲に広がりやすく、立った状態で涼みたいシーンでも活躍します。置く場所を頻繁に変更したい場合には、設置場所のスペースにくわえて重量も要チェック。持ち手が付いているモデルなら、持ち運びしやすくて便利です。
卓上・壁掛けタイプ
羽なし扇風機のなかには、コンパクトなデザインで卓上や壁掛けで使える製品も販売されています。狭いスペースに設置したい場合におすすめのタイプです。生活感を出さず、スタイリッシュな部屋作りを楽しんでいる方にも適しています。
角度を調節できる壁掛けタイプなら、高い位置から心地よい風を送れるのもメリット。就寝時に自然な風に当たりたい場合にも役立ちます。卓上・壁掛け兼用タイプもあり、設置場所や用途に合わせて使い分けでき便利です。
ハンディ・首掛けタイプ
持ち運んで使える羽なし扇風機を探している方には、ハンディタイプがおすすめです。外出先で手軽に涼めるのがメリットで、必要なときにバッグから取り出して風に当たれます。軽量で携帯しやすいのもポイントです。
ハンディタイプを選ぶ際は、給電方式をチェック。USB給電式なら予備の電池が不要で、モバイルバッテリーがあれば急な充電切れにも対応可能です。なかには、卓上スタンドが付属し、テーブルの上などに置いて使える卓上兼用モデルもあります。
ヒーター付きなら冷風と温風切り替えられる
羽なし扇風機のなかには、冷風と温風を切り替えられる製品も展開されています。冷風と温風に対応した製品は、季節問わず使用可能です。暑いときは冷風、寒いときは温風にするなど、その日の気温や過ごしやすさに合わせて調節できます。
1台2役のはたらきをするため、冷房器具と暖房器具をそれぞれ購入する必要がないのがメリット。また、家電製品が増えないので、スペースを取るのも抑えられます。
冷風と温風を搭載した製品を選ぶときは、風量調節機能をチェックしましょう。風量を多段階で調節できる製品は、冷風と温風を細かくコントロールできます。
モーターの種類と静音性で選ぶ
羽なし扇風機のモーターには、ACモーターとDCモーターの2種類があります。ACモーターの風量調節が強・中・弱など3段階程度である一方、DCモーターは細かな風量調節が可能。超微風やおやすみモードを搭載したモデルなら、強い風圧が苦手な方にも適しています。
また、静音性に優れているのも、DCモーターの特徴。就寝時や赤ちゃんが寝ている場所に設置する際は、ACモーターよりDCモーターのほうがおすすめです。運転音はdBで表示されており、40dB以下がおすすめの目安。40dB以上だと話し声程度の大きさの運転音で、就寝時の利用で気になる場合があります。
さらに、DCモーターは消費電力を抑えられるのも魅力です。電気代をなるべく節約したい場合に重宝します。ただし、DCモーター搭載モデルは高機能なぶん、ACモーター搭載モデルより高価格な傾向がある点には留意しておきましょう。
そのほかの機能で選ぶ
首振り機能
羽なし扇風機を選ぶ際には、首振り機能を搭載しているかをチェックしておきましょう。とくに、リビングなどで広い範囲に風を送りたい場合には必須です。設置場所と風を送りたい範囲を考慮して、首振り角度も確認しておきましょう。なかには、本体は首振りせず、内部のルーバーがスイングするタイプもあります。
首振り機能にくわえて、リズム風を搭載しているとさらに快適です。首振りと風の強弱の組み合わせによって、心地よい風に当たれます。左右だけでなくルーバーが上下に動くタイプもあり、より効率的かつ広範囲に風を送れるのでチェックしてみてください。
タイマー機能
寝室に羽なし扇風機を設置する際には、タイマー機能を搭載しているかをチェックしておきましょう。眠る時間帯を想定して切タイマーをセットしておけば快適に眠れます。設定できる時間はモデルによってさまざま。1時間単位で設定するモデルが主流ですが、細かく設定できるタイプもあります。
タイマー機能をうまく活用すれば、無駄な消費電力を抑えて節電効果が期待できるのもポイント。切り忘れが多い方におすすめです。
空気清浄機能
コンパクトな部屋に設置する場合は、空気清浄機能が搭載されているタイプがおすすめです。涼みながら部屋の空気を循環できるのが特徴。別途、空気清浄機を購入する必要がないのも魅力です。とくに、ペットや小さな子供のいる家庭など、空気の汚れが気になる場合に適しています。
ただし、フィルターの掃除を定期的におこなう手間がある点は留意しておきましょう。フィルターが劣化して交換が必要になる場合には、ランニングコストもかかります。また、高性能な空気清浄機と比べて性能が劣る場合もあるので注意が必要。シンプルなモデルより高価格になりがちな傾向もあります。
サーキュレーター
サーキュレーターとしても使用できる羽なし扇風機は、部屋の空気を循環させるのにも便利。とくに、エアコンと併用する際に活躍します。
エアコンの冷気や暖気を部屋の隅々まで行き渡らせることで、省エネ効果も期待できるのでおすすめです。
羽なし扇風機のおすすめメーカー
ダイソン(dyson)
ダイソンは、革新的な技術と高い製品開発力を実現した電気機器メーカーです。吸引力の強い掃除機や、羽のない扇風機など、機能性と使いやすさを兼ね備えた製品を手がけています。
ダイソンの羽なし扇風機は、1台にさまざまな機能を搭載しているのが特徴。扇風機だけでなく、ヒーターや空気清浄機としても使用できます。消臭機能を備えた製品は、ペットがいる家庭にもおすすめです。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、家庭用電化製品・住宅設備・店舗向けサービスなど、幅広い製品を扱っている電機メーカーです。
パナソニックの羽なし扇風機は、衛生面に配慮しているのが特徴。水から生まれた清潔イオン「ナノイーX」を搭載しています。室内に微粒子イオンを放出することで、浮遊する菌やアレル物質、花粉などを抑えられるのが魅力です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
アイリスオーヤマは、家電・寝具・インテリアなどの製品を手がけているメーカーです。多機能ながら、リーズナブルな価格帯の製品が揃っています。
アイリスオーヤマの羽なし扇風機は、コンパクトサイズかつスタイリッシュな仕様のモデルを展開。幅をとらず、狭いスペースにも設置できます。また、シンプルで落ち着きのあるデザインのため、インテリアに馴染みやすいのもポイントです。