扇風機より省スペースでスタイリッシュなタワーファン。羽がなく安全に使えるので子育てファミリーやペットを飼う家庭にも人気です。最近は凝ったデザインやおしゃれな色使いのタワーファンも登場しているので、インテリアにこだわる方にもおすすめ。今回はタワーファンの特徴と人気モデルを紹介します。

タワーファンとは?

タワーファンと扇風機の違い

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タワーファンは内部に搭載されたシロッコファンをモーターで回転させて風を送る仕組みです。対して、扇風機は大きな羽を回して風を出すので、構造そのものが違います。

もう1つの違いは風を出す面の広さ。タワーファンは縦の送風面積が広いですが横が狭いので送風口の面積が狭いです。扇風機は羽の部分から送風するため、送風面積は羽の大きさと同じなので、タワーファンよりは広くなります。

本体価格を比較すると、構造が複雑な分タワーファンの方が高め。扇風機はごく単機能なモデルを選べば3000円以下でも購入が可能。タワーファンは見た目もおしゃれに作られているため、5000円以下のモデルはほとんどありません。

タワーファンの特徴

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タワーファンは、通常の扇風機とは異なる細長いデザインと、縦長な形状による省スペースが最大の特徴。部屋が狭くて扇風機が置けない方にもおすすめ。扇風機は羽の部分を首ふりさせるとさらに広いスペースが必要ですが、内部スイングのタワーファンを選べば首振りのスペースが不要。タワーファンの底面部分が置けるスペースさえあれば問題なく設置できます。

タワーファンは送風口の幅が狭く首振り角度も小さいモデルが多いので、部屋全体に風を対流させるのではなく特定のスポットに送風する目的で使用するのがおすすめ。自分がいつもいる場所に向けて風を送る使い方が最適です。送風口の縦幅が長いので、立って作業するキッチンでの使用にも向いています。

扇風機の特徴

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扇風機は安定した風量で風を広範囲に送れるのが特徴。広い部屋にいる複数の人に風を当てて使いたい方におすすめです。上下に角度を変えて左右に幅広く首ふりができるので、エアコンの冷房や暖房を部屋全体に対流させて効率的に湿度調整をすることも可能。弱風では物足りない方にも強風が得意な扇風機の方が向いています。

扇風機についてもっと知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

タワーファンのメリット・デメリット

タワーファンのメリット

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タワーファンの最大のメリットは見た目のスタイリッシュさです。扇風機を置くとどうしても生活感が出ておしゃれなインテリアに合わないと感じる方におすすめ。スリムで都会的なデザインのモデルが多いため、置くだけでおしゃれな空間を演出できるのも魅力です。

タワーファンは底面部分が置けるスペースがあれば設置できるので、扇風機が置けない狭い場所でも設置可能。トイレや書斎、子供部屋や脱衣所などの小さな部屋の隅にもスッキリ収まります。

タワーファンは本体裏側のフィルターにホコリがたまる仕組みになっており、ファンそのものにホコリがたまりにくいのもメリット。扇風機のように羽が見えないため、小さな子供が誤って手を入れて怪我をする危険もほとんどありません。スリムな本体は収納にも便利。タワーファンの幅と高さのスペースがあればすっきり片付けられます。 

タワーファンのデメリット

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タワーファンは通常の扇風機に比べて音が大きいモデルが多いのがデメリット。最近はかなり静音設計になっていますが、扇風機に慣れていた方が使うとかなり音が気になる場合もあります。モデルによってはルーバーの角度を上下に動かせないのも難点。左右にしか風を送れないモデルは送風範囲が狭くなります。

また、扇風機は本体を分解して羽や枠を洗えますが、タワーファンは構造的に内部を分解できず掃除がしにくいのが難点。扇風機のように羽がむき出しではないのでホコリが付きにくい設計ですが、それでも長期間使用すればホコリがつくので、綺麗に掃除をしてから使いたい方にとっては不満点です。

スリムでコンパクトに設計されているモデルは、地震や接触で倒れる可能性もあるので要注意。モデルによっては重量が重いモノもあるので、小さな子供やペットがいる家庭では倒れてきても問題のない場所に設置した方が安全です。

タワーファンの選び方

静音性を意識するならDCモーターをチョイス

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タワーファンには交流で羽を回すACモーターと、直流で羽を回すDCモーターを搭載したモデルがあります。DCモーターは制御が簡単できめ細かに風量を調整可能。さらにモーターそのものが静音設計なので、運転音が気にならないのがメリットです。

就寝中や赤ちゃんのいる部屋や就寝時など、音を気にせず送風したいなら、DCモーターを搭載したタワーファンがおすすめ。

風の向きを変えられるかをチェック

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タワーファンを購入する前に必ずチェックしたいのが、上下への風向切り替えが可能かどうかという点。安いモデルの中には上下のルーバーを動かすことさえできないモノもあり、広範囲に風を送れません。上下ルーバーを手で調節できるか、または自動で調整可能かどうかをしっかりチェックしましょう。

左右の風の向きについては、どのくらいの角度まで首ふりできるかをチェック。タワーファン本体が左右に動くモデルは比較的広範囲に首ふりできますが、内部の送風ファン部分だけが回転するタイプは左右の首ふり角度が狭い場合があります。

人によっては、送風中に本体そのものが動く首振り動作が気になる場合もあるので、この点もよく確認してから購入しましょう。

電気代をチェック

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タワーファンの仕様書に明記されている消費電力は、一番ワット数の高い強風時の消費電力がほとんどで30~40Wが標準的です。消費電力が40Wであれば、1日24時間連続で使っても26円ほど。30Wなら1日の電気代は約19円です。この少しの差でも毎日積みあがると電気代に多少の差が出てくるので、電気代を抑えたいなら消費電力をしっかりチェックしましょう。

冷暖房に対応しているかをチェック

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タワーファンの中には水や保冷剤を入れて冷風扇と同じように使えるモデルや、ファンヒーターとしての暖房機能を持つモノがあります。どちらの機能も簡易的な冷暖房ですが、特定の場所を集中的に冷やしたり温めたりするのに効果的です。

タワーファンを冷風扇や電気ファンヒーターのように使う可能性があるかをよく考えてみましょう。別々の機器を2台購入する可能性があるなら、最初から冷暖房機能がついたタワーファンを買った方が経済的です。

その他、機能をチェック

安全機能

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高さのあるタワーファンは軽くぶつかっただけでも倒れる可能性があります。小さな子どもやペットが下敷きになる可能性があるため、安定感のある倒れにくいモデルを選びましょう。

転倒すると自動で電源がOFFになる「転倒時自動電源OFF機能」も重要。特にファンヒーター機能があるモデルは倒れたまま運転すると危険です。温度が上昇しすぎると電源が自動で切れる「温度過昇防止機能」もあると安心して使えます。

リモコン

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最近のタワーファンにはリモコンが付いていますが、中にはリモコンがないモデルもあるので要チェック。離れた場所から風量や向きを変える際にはリモコンがあると便利です。リモコンでどこまでの操作が可能かもチェックしましょう。

風量や風向きしか変えられないモデルもあるので、自分の使い方に合ったリモコンが付属されているモデルを選んだほうが便利に使えます。

温度センサー

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運転開始時から室温が下がったことを認識して、自動的に風を弱められる「温度センサー」を搭載したモデルもあります。これにより、冷やし過ぎと電気の無駄を防止できるのが魅力です。

ただし、温度センサーが搭載されていても、液晶画面に室温を表示するだけに留まるモデルもあるので注意しましょうが必要。温度センサーにどこまで求めるかをよく考え、自分に合ったタワーファンを選びましょう。

タワーファンのおすすめランキング

第1位 ダイソン(Dyson) タワーファン エアマルチプライアー AM07

ダイソンのタワーファンは発売当初から斬新なデザインで人気を集めています。パワフルなのにスムーズな風を送りだせる秘密は「エアマルチプライアーテクノロジー」によるもの。

スリット状の開口部を通過した空気を加速して高速気流に変化させ、円形パーツ上部を流れて本体後方と周辺に低気圧を形成。吸い込んだ空気と気圧の変化で周辺空気を巻き込みパワフルな涼風を生み出します。

従来機と比べ、最大60%静かになった運転音が大きな特徴です。本体内部の乱気流を大幅に削減し、空気がよりスムーズに流れる通り道を再設計。新採用のヘルムホルツ式空洞により、モーターのノイズを抑えることにも成功しています。

本製品は静かな空間を保ちたい方におすすめ。風量調節10段階、首振り角度は左右70°、タイマー機能も装備しているので使い心地も聴講です。シンプルで使いやすいリモコンも付属しています。

第2位 日立(HITACHI) スリムファン HSF-DC930

DCモーター搭載による静かな運転音が特徴の日立のタワーファン。風量は微風から強風まで6段階あり、リビングでくつろぐ時間や就寝時など、さまざまなシーンに合わせて切り替えられます。

好みの風量にタッチするだけでダイレクトに風量を切り替えられる機能も便利。首ふり角度約55°の内部スイングなので、本体が首振りするタワーファンを好まない方におすすめです。

また、室温に合わせて風量を自動で変える温度センサー機能も優秀。28℃以上では設定風量で運転し、それ以下になると自動で風を弱めるので、体を冷やし過ぎることがなく省エネにもつながります。

液晶表示には見やすいバックライト付き液晶を採用。タイマー機能もあり便利です。最大消費電力が18Wと低く電気代がかからないのも魅力。取り外し可能なフィルターは手入れも簡単です。

第3位 山善(YAMAZEN) スリムファン YSR-SD1002

木目調のデザインで人気がある山善のスリムファン。部屋のインテリアを木目調に統一したい方におすすめです。落ち着いたカラーなので、和室にも洋室にもしっくり馴染みます。DCモーターを搭載したことにより、運転音が気にならないので、リビングで静かに過ごしたい方や寝室で使いたい方に適した1台です。

首振り角度55°の内部スイングは見た目にも煩わしさがなく快適。2段階で本体角度を調節できるので、上向きに送風して部屋の空気を対流させることも可能。5段階の風量調節やタイマー設定も便利で、着脱式のフィルターは手入れが簡単です。静音モードで運転すれば寝室で優しい眠りにつけます。

第4位 テクノス(TEKNOS) DCモータースリムタワーファン TI-1203DC

テクノスのタワーファンはスリムなデザインが特徴的。底面のサイズは直径約30cmなので、狭い場所にもスッキリ設置できます。DCモーター搭載で省エネ設計なのも魅力。消費電力は20Wと低く、電気代の負担になりにくいので、長時間の運転にも適しています。静音設計なので、赤ちゃんがいる部屋や寝室にもおすすめです。

また、リモコンのテクノイオンボタンを押せば、イオンのパワーで部屋の空気を消臭する効果もあります。首振り角度65°で広範囲に心地よい風を送風可能。8時間切りタイマーやリズム風とおやすみ風などのモードも快適。これだけの機能で1万円以下という価格も魅力です。

第5位 ダイソン(Dyson) タワーファン エアマルチプライアー AM02

ダイソンのAM02はAM07の旧モデル。AM02にない機能は、ヘルツホルム空洞採用による運転音60%削減、最大40%省エネ、10段階の風量調節とタイマー設定(15分~9時間の範囲)です。それ以外はAM07とほぼ変わりません。機能面に納得できれば、旧モデルのAM02のほうが安く購入できるのでおすすめです。

羽根がない斬新なデザインは2010年度にグッドデザイン賞大賞を受賞。おしゃれな空間に本製品を置けば、さらにおしゃれな空間を演出できます。手を入れても怪我をすることなく子供がいても安心。さっと拭くだけで手入れも簡単です。首振り角度80°、8段階の風量調整で暑さに合わせて快適に使えます。

第6位 ドウシシャ(doshisha) お手入れタワーファン ピエリア FTS-1001

日本発のシロッコファンを搭載し、取り外して手入れもできるタワーファン。タワーファンは羽についた汚れやホコリを掃除できないのが難点ですが、その問題を一気に解決したモデルです。ワンシーズン使ったらシロッコファンを綺麗に掃除して保管できるので、翌シーズンも快適に使えます。ハウスダストやホコリに弱い方におすすめです。

首振り角度は80°。上下ルーバーを手で調節できるので、風向きを変えるのも簡単です。3段階の風量調節と切タイマーはシチュエーションに合わせて使えるのも便利。さらに、LEDで温度と操作状況を確認可能です。タッチセンサー付パネルは操作がしやすく見やすいので、家電が苦手な方でも安心して扱えます。

第7位 コイズミ(KOIZUMI) ホット&クール プレミアムタワーファン KHF-1280/W

コイズミのプレミアムタワーファンは、送風ファンとしても電気ファンヒーターとしても使える1台2役のモデル。DCモーターを採用し、独自のスライドヒーター機構を搭載した送風機能が付いているので寒い冬は足元から体を温めることも可能。ヒーターを切って送風のみで使えば、音の静かなタワーファンとして活躍してくれます。

首振り角度は45°、90°、180°の3段階。16段階の風量調節と強い風が一気に吹き出す「ターボ機能」は、部屋の温度や湿度に合わせて切り替えられるので便利です。

本体前面にある人感センサーは人の動きを感知して自動的に電源のON/OFFが可能。切り忘れを防止し省エネに効果もあります。1台で1年中使えるので、収納する必要がないのも魅力です。

第8位 ダイソン(Dyson) タワーファン ピュアクールリンク TP03

ダイソンの空気清浄機能付きタワーファン。PM0.1レベルの微細な粒子を自動で99.95%捕らえられる空気清浄機能はすぐれもの。送風ファンとして使用しながら部屋の空気をきれいにできるので、空気の汚れが気になる方にもおすすめです。

タワーファンとしての機能は、AM07とほとんど変わりなく使用できます。350°の首振り機能や自動で風量調整をするオートモードも便利。スマートフォンにダイソンリンクアプリをダウンロードすれば、部屋の空気の状態をモニターしてコントロールできます。タワーファンと空気清浄機の2台を置くスペースがない方にもおすすめのモデルです。

第9位 ドウシシャ(doshisha) タワーファン ピエリア FTS-904

本製品は大風量が自慢。スリムさが気に入りタワーファンを購入したのに、風量が足りないという不満を解消してくれる1台です。暑い日に部屋の隅々まで心地よい風を届けてくれるので、家族みんながいるリビングにおすすめ。シンプルなデザインはどんなインテリアにもマッチします。

首振り角度は最大270°と広範囲。30°、60°、90°、180°と好みに合わせて首振り角度を変えられる機能も便利です。ルーバーを手で調節すれば上下風向も変更可能。

風量調節は4段階で入切タイマーも細かく設定できるので、就寝中の使用にも最適。リモコンは本体に収納でき紛失の心配もありません。1万円台という価格も魅力的です。

第10位 ルームメイト(ROOMMATE) スリムタワー冷風扇 EB-RM13A

ルームメイトのタワーファンは冷風扇の機能も併せ持つすぐれもの。背面のタンクに水を入れてフィルターに吸収させて風を送れるため、通常の送風より冷たい風を感じられます。付属の保冷剤や氷もタンクに入れられ、暑い日はさらに涼しい風で心地よく過ごせるので、エアコンでは冷えすぎてしまう方におすすめです。

首振り角度は左右各45°。冷風と送風の切り替えや3段階の風量調節が可能なので、室温に合わせて快適に使えます。リビングでは連続モード、就寝時はリズムモードやおやすみのモードと切り替えて使うのもおすすめ。

切タイマーは0.5時間~7.5時間の間で細かい設定が可能。タワーファンとしても十分な機能があり、冷風扇としても使えるので1台あると重宝します。

第11位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) タワーファン KTWF-D82T

本製品は、省スペース設計なのにパワフルな送風が魅力。本体の底面部分は直径26cmとコンパクトなので、狭いキッチンやトイレなどのスペースが限られた場所にもすっきり設置できます。上下ルーバーは手動調節できるので、部屋中に送風してエアコンの風を対流させる使い方も可能です。

首振り角度は45°、風量調節は3段階まで可能。上下ルーバーを動かせるので、ホコリの掃除もしやすく清潔に使用できます。機能の充実したモデルにもかかわらず、1万円以下という価格も魅力。今ある扇風機やタワーファンにプラスして2台目として購入するのもおすすめです。

第12位 アピックス(APIX) タワーファン AFT-826R

アピックスのタワーファンは内蔵の温度センサーで気温を感知し、熱中症に注意が必要な気温になると自動で強風運転する「熱中症対策オート運転モード」が特徴。冷房が苦手で気づくと部屋の温度が上がりがちな方におすすめのモデルです。デジタル表示で部屋の温度がひと目でわかる機能も重宝します。

6段階の風量切り替えと切りタイマーもあり、リズム風とおやすみ風のモードも搭載しているので就寝時に使うと快適。女性に嬉しいアロマトレイ付きで、好きな香りのアロマオイルを送風に乗せて楽しめます。前面カバーを取り外し掃除機でゴミやホコリを吸い取れるので、ラクに手入れしたい方におすすめです。

第13位 テクノス(TEKNOS) タワーファン TF-820

とにかく安いタワーファンをちょっとした空間に置いて涼みたい方におすすめのモデル。タワーファンとして十分な機能を備えているにもかかわらず、3000円前後というコスパのよさが魅力です。西日の当たるトイレや脱衣所などに置くためにまとめ買いするのもおすすめ。色違いのブラックもあるのでインテリアに合わせて選べます。

本体には弱・中・強・切・首振り、を切り替えるダイヤル式のスイッチがあるのみで操作はとてもシンプル。タイマー機能はないので、リビングやダイニングでの使用がおすすめです。

音が静かで気にならないのも特徴。本体上部のハンドルを使えば女性でも簡単に移動させられます。最低限の機能を持つタワーファンを探している方におすすめです。