すりたてのゴマやスパイスの香りや風味などを楽しめる「すり鉢」。ゴマだけでなく、山芋をすってとろろにしたり、じゃがいもをつぶしてポテトサラダを作ったりなどの使い方もできます。しかし、製品ラインナップが豊富のため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、すり鉢のおすすめ製品をご紹介。選び方のポイントも解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- すり鉢の使い道は?どんなレシピが作れる?
- すり鉢のおすすめ|櫛目あり
- すり鉢のおすすめ|櫛目なし
- すり鉢の売れ筋ランキングをチェック
- すり鉢の選び方
- 番外編|すり鉢の使い方
- 番外編|すり鉢の洗い方
- 番外編|すり鉢はほかのアイテムで代用できる?
すり鉢の使い道は?どんなレシピが作れる?
すり鉢とは、食材をすりつぶしたりペースト状にしたりする際に使う調理器具のこと。一般的には、内側に櫛目(くしめ)が付いているモノが多く、棒状のすりこぎで食材を溝に当てて使います。
力加減や時間によって好みのすり具合を調節しやすいのがメリット。すりたての食材の香りや風味を楽しむことができ、レシピの幅も広がります。ゴマ和え用のゴマをすったり、ポテトサラダ用にふかしたじゃがいもをつぶしたりと、さまざまな料理に使用可能です。
また、白和えを作る際に、すり鉢を使って豆腐などをすると滑らかさがアップします。さらに、ペースト状の離乳食や介護食作りにも使用可能。薬やスパイス、ニンニクなどをすりつぶしたいときにも活躍が期待できます。
実用性に優れたシンプルなモノから、食卓に出す器としても使えるおしゃれなモノまでさまざまなすり鉢があるので、好みに合ったモノを探してみてください。
すり鉢のおすすめ|櫛目あり
うつわ魯庵 青磁唐草尺スリ鉢 523-0010a
縁に描かれた唐草模様が、エキゾチックな雰囲気を演出しているすり鉢。テーブルにそのまま出せる、おしゃれなデザインが魅力です。サイズは約直径15.2×高さ6.6cm。少人数の家庭での使用に適しています。
高級感の漂う美濃焼なので、来客時にドレッシングやタレを作り、そのまま食卓に出せる点もポイントです。自宅で料亭気分が楽しめます。
TAMAKI すり鉢 ブラックモルタル7号
ブラックとブラウンのカラーコンビネーションが目を引く、スタイリッシュなすり鉢。シックな色使いが高級感と重厚感を演出しています。ゴマ和えやドレッシングを作って、そのままテーブルに出すのもおすすめ。おしゃれな食卓を演出できます。
サイズは約直径22×高さ9cm。3〜4人家族の使用に適しています。底面には滑り止め加工が施されているため、安定した状態で使用可能。電子レンジや食洗機にも対応しているので、調理や後片付けの手間を省きたい方にもおすすめです。
せともの本舗 天目波紋 7寸丼
マットなボディとツヤ感のある縁のコンビネーションが美しい、スタイリッシュなすり鉢です。約直径23×高さ9cmの7寸サイズ。2〜4人分の食材を一度にすりつぶせます。
また、櫛目は波紋状の粗いモノを採用。大きめの食材でもスムーズにすりおろせます。さらに、注ぎ口が備わっているため、ドレッシングなどの液体を注ぎやすいのもポイント。デザイン性と実用性を兼ね備えたすり鉢です。
東屋 擂鉢 七寸
高級感と重厚感を兼ね備えた伊賀焼のすり鉢。大きさは、約直径21×高さ9cmの7寸サイズ、重さは約1100gです。すりつぶす食材をしっかりと受け止めるので、安定感があります。
どっししとしたビジュアルに対して、櫛目は美しく繊細。ゴマや豆腐などを滑らかにすりつぶせます。付属のすりこぎ棒は国産の山椒を採用。木の皮の質感を残した無骨な佇まいがポイントです。シックで大人の雰囲気のため、食卓にそのまま出してもおしゃれに映えます。
アンドエヌイー(&NE) ハレとケ 石見焼 すり鉢 大 NMS-266L
鋭い櫛目が入ったすり針です。おろし器を専門とする元重製陶所の職人によって手作業で仕上げられています。硬質の陶土を高温で焼成させた石見焼で、丈夫なのが特徴。柔らかい食材はもちろん、ゴマやナッツを細かくすりつぶすのにおすすめです。
深型の形状を採用しているので、すっている食材の飛び散りを抑えやすいのがポイント。加えて、裏面には滑りにくいシリコンを搭載しており、手を添えなくても安定しやすいため、より快適に調理できます。
約直径14.5×高さ8cmとサイズはやや小さめで、一人暮らしの方にもぴったり。また、モダンな印象のおしゃれなデザインは、食卓に出して使うのにおすすめです。
光陽陶器 白縦型すり鉢L 3〜4人用
シックな美濃焼のすり鉢です。サイズは15.2×16.5×9.7cm。コンパクトな大きさながら、縦に深さがあり、食材がこぼれにくいのが特徴です。広がりを抑えたデザインなので、安定感のある使い心地が叶います。
注ぎ口が備わっており、ドレッシングなどの液状のモノも注ぎやすいのがポイント。スタイリッシュな見た目のため、食卓にそのままサーブするのもおすすめです。
元重製陶所 すべらないすりばち 4.5号
直径13.5cmの小さいサイズ感のすり鉢です。底が広めの構造のため、ぐらつきにくく安定感に優れています。さらに、底面にはシリコンを搭載しており、滑りにくい点がメリットです。
原料には国産の粘土を100%使用。有害な釉薬は一切用いておらず安心して使用できます。食洗機にかけられるほか煮沸も可能。電子レンジも使えるので調理の手間を省けます。
かわいいパステルカラーで、キッチンや食卓に華やかな雰囲気を添えられるデザインです。小ぶりなサイズのため、日常の料理に加え赤ちゃんの離乳食作りにもぴったり。出産祝いにもおすすめです。
元重製陶所 シリコン付定番すり鉢
どっしりとした存在感がある大きめサイズのすり鉢です。大きさは約直径31×高さ12.5cm。ゆとりのあるサイズ感なので、だし汁を加えた調理にも使えます。一度にたくさん調理したい方や大人数の家庭の方におすすめです。
底には滑り止めのゴム付き。食材をすりつぶす際に滑りにくく、がたつきにくいのが特徴です。テーブルに傷が付くのも防げます。大きいサイズのすり鉢が欲しい方はぜひチェックしてみてください。
元重製陶所 もとしげ すり鉢
すり鉢専門メーカーである「元重製陶所」が手掛けたすり鉢。底が広いつくりで、安定感に優れています。底面にはシリコンゴムの滑り止めを搭載。食材をすりつぶす際に、ぐらつきにくいのが特徴です。
また、深く切り立った形状で食材が中心に集まりやすいのがポイント。すりつぶす際に、食材が外に飛び出してしまう不便さを軽減できます。
さらに、デザインはスタイリッシュでマットな質感。ドレッシングや和え物などを作ったあと、食卓にそのままサーブすることも可能です。サイズは約直径11×高さ6cm。小ぶりなので、一人暮らしや少人数の家庭におすすめです。
ヤマキイカイ(YAMAKI:IKAI) すり鉢 常滑焼 11号
昔ながらのオーソドックスなデザインのすり鉢です。大きさは約直径33×高さ14.5cm。どっしりとした重厚感のあるサイズのため、大きめの野菜などをすりつぶすことも可能です。さまざまな調理での活躍が期待できます。
また、本体の重さは約3000g。大きめで重みがあるので作業中も滑りにくく、安定した状態で使用できます。大人数の家庭の方や一度に多くの食材を調理したい方におすすめです。
絵器彩陶 すり鉢 波紋 8号 e002-358
作業時間を短縮しやすい陶器製のすり鉢です。曲線を描く波紋の櫛目が入っており、効率的に食材をすりつぶせると謳われています。でき上がりまでにかかる時間・力が半分で済むので、手の疲れを軽減したい方などにおすすめです。
カーブした櫛目により、すっている食材が自然と内側へ戻るため、すり針からこぼれにくいのも特徴。加えて、すりつぶした食材を入れたまま電子レンジで加熱可能です。
クラフトマンハウス 赤だるま ミニすり鉢 K4230
だるまのかわいいデザインが魅力的な陶器製のすり針です。倒しても起き上がるだるまは縁起物として親しまれているため、普段使いはもちろん、祝いの席などにおすすめ。高さ4.5×直径10.5cmのミニサイズなので、1人分のソースや和え物を作るのに便利です。
すり鉢に合ったサイズの木製すり棒もセットになっているのもメリット。すり棒は紐付きで、フックがあれば吊り下げられます。
キントー(KINTO) すり鉢&すりこぎ TAKU 27732
ココットのようなおしゃれなフォルムが目を引くすり鉢。ミニマムかつスタイリッシュなデザインのため、そのまま食卓に出せます。磁器製なので溝に食材が詰まりにくく、洗いやすいのもポイント。いつでも清潔に保てます。
大きさは約直径10×高さ5.5cm。離乳食や1食分のドレッシングを作るのに適したサイズ感です。また、竹製のすりこぎ棒が付属しておりセットで使えるアイテム。1人暮らしの方や出産祝いのプレゼントにもおすすめです。
ナガオ ミニすり鉢セット
約直径8.7×高さ3.8cmのコンパクトなすり鉢。手のひらほどの大きさで、重さも105gと軽量なため扱いやすいのがポイントです。
さらに、味わい深い天然木のすりこぎ棒も付属。あたたかみのあるすり鉢の磁器の質感と相まって、食卓に素朴な雰囲気を演出できます。離乳食やすりゴマを作りたいときに適した、ミニサイズのすり鉢を探している方におすすめです。
ニトリ(NITORI) すり鉢 18cm 8974032
直径17.5×高さ7.5cmのすり鉢。オーソドックスな定番デザインで、日常での使い勝手のよいアイテムです。約600gの重さで、どっしりと重厚感があるのがポイント。底面にはシリコンゴムが施されているので、作業中に滑りにくく、がたつきにくいのも特徴です。
入手しやすいリーズナブルな価格なのも魅力。手軽に使える安いすり鉢が欲しい方にぴったりです。
KIHARA SITAKU すり鉢
キッチンツールだけでなく、器としても使用できる「SITAKU」シリーズのすり鉢です。サイズは直径10×高さ3.5cmと非常に小ぶり。少量のゴマなどをすりつぶしたいときや、離乳食を作るときなどに便利です。
また、電子レンジや食洗機も使用できるため使い勝手にも優れています。さらに、白の磁器のシンプルな佇まいも魅力。すり鉢を初めて購入する方やコンパクトな製品が欲しい方におすすめです。
まるくぱーじゅ おはなのすり鉢
上から内側を覗くと、お花の模様に見えるすり鉢です。側面に花びらの形にデザインされた縦の櫛目、底面に丸い粒と尖った粒を組み合わせた突起が加工されています。櫛目と尖った粒で食材を細かくすりすぶし、丸い粒で茹で野菜などを効率よく押しつぶしやすいのが魅力です。
口径約13.3×高さ6.3cmと小ぶりなので、少量の調理にも便利。また、強化磁器を使用し、電子レンジ・オーブンに対応しているため、別容器に移すことなく手軽に加熱できます。白色で料理が映えるので、作った料理を入れたまま食卓に出すのにもおすすめです。
リッチェル(Richell) すり鉢セット
赤ちゃんの離乳食作りで重宝するすり鉢・すりこぎ棒のセット。すり鉢にはポリプロピレン、すりこぎ棒には天然木を採用しています。持ち手と注ぎ口が備わっており、使い勝手に優れているのが特徴です。
すり鉢のサイズは幅14×高さ4.5cm。食器棚に入るコンパクトさが魅力です。重量は55gと軽量なので、日常での取り扱いやすさも良好。手軽に使えるプラスチック製のすり鉢が欲しい方におすすめです。
ケユカ(KEYUCA) 離乳食調理器 9点セット
少量の離乳食作りに便利なアイテムです。小型のすり針・おろし器・こし器のセット。すり鉢に付属の目皿とフタを取り付ければ、電子レンジで野菜などを蒸せるのがメリットです。
付属のこし器・ヘラ・すりこぎ棒以外は、煮沸・電子レンジ・薬液による消毒に対応しているので、衛生的な状態で使いやすいのもおすすめポイント。また、使わないときは付属品の多くを重ねてコンパクトにまとめられるため、省スペースですっきり収納できます。
貝印 ミニすり鉢 SELECT100 DH3020
茶碗のような、ころんとした丸いフォルムのすり鉢です。素材にはホワイトのセラミックを使用しています。テーブルにそのまま出せる、きれいめな雰囲気が魅力。洋食・和食どちらの食卓にも馴染みます。
また、手入れがしやすいのもポイント。内側に釉薬がかかっており目詰まりもしにくいため、洗いやすく清潔に保ちやすいのがメリットです。大きさは、約直径10.2×高さ6.4cm。小ぶりなサイズ感なので、赤ちゃんの離乳食作りにも適しています。
さらに木製のすりこぎ棒付き。ワンセットですぐに使えるので、すり鉢を初めて購入する方にもおすすめです。
すり鉢のおすすめ|櫛目なし
千陶千賀陶器 溝のないすり鉢
四日市萬古焼のすり鉢。木曽ヒノキのすりこぎ棒とのセットです。萬古焼ならではのザラザラとした質感を利用し、薄めに釉薬をかけているので、溝がなくてもしっかりとすれます。
サイズは、約直径16×高さ7.5cmとコンパクト。底面が広く安定感に優れており、ぐらつきにくいため効率よく調理を進められます。
また、注ぎ口が備わっていて、すった食材を注ぎやすいのもポイント。シンプルでスタイリッシュなデザインなので、ゴマや豆腐をすったあと食材を和え、そのまま器として食卓で使うのもおすすめです。
かもしか道具店 すりバチ 大きめ
内側に溝がない構造のすり鉢。溝に食材が詰まる心配がなく洗いやすい点が特徴です。器としてそのままテーブルに出せます。
また、注ぎ口が備わっているためタレやソースを注ぎやすいのもポイント。サイズは直径19cm、注ぎ口を含む幅が20cmです。
底面が広いうえ重量も870gあるので、安定して作業を行えます。使い勝手がよい溝なしのすり鉢を探している方におすすめです。
理系雑貨 理系雑貨キッチン すり鉢 大小セット 乳棒付 104413467
磁器製のすり鉢とすり棒のセットです。化学実験などで固形物を粉状にするのに使われる乳棒・乳鉢を、キッチン用すり鉢として応用したアイテム。内面に櫛目はありませんが、釉薬が施されておらずザラザラとしているため、食材をすりつぶしやすいのが特徴です。
ペッパーや岩塩といった調味料を細かくつぶしたり、茹でた野菜などをすりつぶして離乳食を作ったりするのにおすすめ。また、内寸5cm・10.5cmの2個のすり鉢が付属しているので、食材の量に合わせて使い分けられます。
ヨシカワ EAトCO Sulu mortar and pestle スル スリバチ
シンプルなステンレス製のすり鉢。内側に溝がないものの、特殊加工が施されているため快適に食材をすれます。本体とフタは食洗機も使えるので、お手入れも簡単。国産ヒノキ製のすり玉がセットのおしゃれなアイテムです。
付属のシリコン製のフタは、作業する際のマットとしても使用できます。使用後はほこりよけとして使用し、コンパクトに収納可能。スタイリッシュでデザイン性に優れたすり鉢セットです。
OUNONA すり鉢
ステンレスのクールな質感がスタイリッシュな雰囲気を演出しているすり鉢。におい移りしにくく、ニンニクやスパイス、薬などをすりつぶすのに適しています。
錆びにくく丸洗いできるので、清潔に保ちやすいのもポイント。付属のプラスチックのフタを付けて使用すると、中身が飛び散るのを防げます。重さは約1270gと重厚感があるため、安定した状態で使用できます。ステンレス製のシンプルなすり鉢が欲しい方におすすめです。
下村企販 家事問屋 片口ごますり 43111
軽量かつコンパクトなすり鉢です。全長約11cmのミニサイズのほか、重さは50gと比較的軽いのが特徴。場所を取りにくいため、食卓で使うのにおすすめです。
フチの片方がすぼまった片口タイプなので、すったゴマを料理の上にかけたり別容器に移したりできます。櫛目がないため、ゴマが残りにくいのもメリットです。
丈夫で錆びにくい18-8ステンレス製なので、長く愛用しやすいのもポイント。さらに、特殊なブラスト加工によるマットな色合いに仕上がっており、おしゃれな食卓を演出したい方にもおすすめです。
NewlineNY ステンレススチール ハンドマッシャー&ボウル NY-SSHMB-A5802
ステンレスならではのスタイリッシュな見た目を楽しめるすり針です。直径12.2cmと小ぶりなため、少量の食材をすりつぶす場合に活躍します。サフラン・鷹の爪・ニンニクなどの食材を粉砕するのにおすすめです。
食洗機を使って、楽に手入れしやすいのもメリット。使い勝手のよいすり鉢を探している方も、ぜひチェックしてみてください。
Kakoe Kitchen すり鉢・すりこぎ棒セット
重厚感のある石のすり鉢・すりこぎ棒セットです。素材には100%天然の花崗岩を採用。丈夫で傷や汚れに強いため、長く使い続けられます。
また、においが付きにくく、ニンニクやスパイスなどのすりつぶしも可能。離乳食作りからとろろ・つみれの調理まで幅広く使えます。丸洗いできるので手入れも簡単。油分のない食材なら水洗いのみで済ませられます。
すり鉢の大きさは約直径13×高さ10cmで、すりこぎ棒の長さは約15.5cm。重量はすり鉢が約1900gで、すりこぎ棒が約380gです。どっしりとした重みがあり、安定した状態で使用できる製品です。
ベラール(BERARD) オリーブの木 乳鉢&乳棒セット すり鉢
フランスの老舗メーカーのすり鉢とすりこぎ棒のセットです。素材にオリーブの木を用いています。天然木ならではの美しい質感がポイント。硬くて丈夫なうえ、経年による風合いの変化も楽しめるアイテムです。
ころんとした丸みを帯びたおしゃれなデザインも特徴。高級感のある木目と相まって、スタイリッシュな雰囲気を演出します。あたたかみのある木製のすり鉢が欲しい方におすすめです。
イケア(IKEA) エーデルステン 乳棒&乳鉢 大理石 202.016.20
素材に大理石を採用したすり鉢です。付属のすり棒も同じ素材で作られているのが特徴。ハーブといった柔らかい食材はもちろん、スパイス・ナッツ・コーヒー豆・錠剤などを細かく砕きたい方におすすめです。
上下両面に、深さの異なる器を搭載しているのもポイント。ひっくり返すことで、食材の量に合わせて便利に両面を使い分けられます。
どっしりとした重厚感のあるシックなデザインも魅力。キッチンのインテリアとしてもおすすめのすり鉢です。
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すり鉢の選び方
用途や食材の量に合わせてサイズを選ぶ
すり鉢は製品によってさまざまなサイズが展開されています。用途や食材の量に合ったモノを選びましょう。基本的に、すり鉢は「号」や「寸」の単位で表記されています。1号・1寸は直径約3cmを指すため、記載されている号や寸の数字×3cmで計算してみてください。
1~2人分の調理に使うには6号が便利。小さすぎず大きすぎない手頃なサイズで、ドレッシング・和え物・ポテトサラダなど汎用的に使いやすいのが特徴です。
また、2~4人であれば7号、5人以上には8号以上がおすすめ。とくに、だし汁を加えるときは大きなサイズが重宝します。とんかつソース用のゴマや薬味など少量の食材に使う場合や、離乳食を作る場合には4~5号程度の小さいサイズを選んでみてください。
食材に合わせて素材を選ぶ
陶器製
すり鉢でさまざまな食材をすりつぶしたい場合は、陶器製のモノを選ぶのがおすすめです。陶器製は形とサイズのバリエーションが豊富なので、自分に合う使いやすい製品が見つかります。
また、陶器の櫛目は硬いため、野菜だけでなくゴマなどの硬い食材もしっかりすりつぶすことが可能。木製のすりこぎ棒との相性もよく、快適に作業できます。
さらに、陶器製のすり鉢にはおしゃれなデザインのモノが多く、そのまま食卓に出せるのが魅力。すり鉢を食器としても活用したい方は、陶器製のモノを選んでみましょう。ゴマや生姜をすりつぶしてタレを作り、野菜などを入れて和えれば一皿が完成するので、時短調理が叶います。
ステンレス製
粒こしょうや山椒などのスパイスをすりつぶすには、においが付きにくいステレンス製のモノが適しています。ニンニクや生姜などもにおいが強いので、ステンレス製のすり鉢を使うのがおすすめです。スパイスを使ったドレッシングやソースを頻繁に作る方は、ステンレス製のモノを選んでみてください。
また、色移りをしにくいのもメリット。色が移りやすいラズベリーやブルーベリーなどをつぶすのに適しています。汚れも落としやすく、食材がこびり付いても比較的きれいに洗い落とすことが可能。また、ステンレス製のモノは錆びにくく耐久性が高いため、長く愛用できます。
石製
石製のすり鉢もステンレス製のモノと同様に、においが付きにくいのがメリット。においの強い鷹の爪やサフランなどのスパイスをすりつぶすのに適しています。ほかの素材のすり鉢より強い力ですりつぶせるので、ナッツやコーヒー豆などの硬い食材を細かく砕きたい方におすすめです。
石製のすり鉢は錠剤の薬も簡単につぶせるため、薬がうまく飲めない子供やお年寄りがいる家庭にぴったり。おしゃれなデザインのモノが多いのも、石製のすり鉢の魅力です。汚れも簡単に落とせるので、手入れも楽にできます。
プラスチック製
軽量で扱いやすいモノが欲しい方には、プラスチック製のすり鉢がおすすめ。陶磁器や石のすり鉢と比べて軽いモノが多いので、作業や洗浄、持ち運びを楽に行えます。日常で手軽に扱えるのがポイントです。
一方、軽いゆえにぐらつきが気になるのがプラスチック製のすり鉢のデメリット。安定感を求めるなら、持ち手が付いているすり鉢を選びましょう。
すりやすさを左右するポイントをチェック
底面の広い安定したモノがおすすめ
力を入れて食材をすりつぶすとき、底面が狭いとグラつきやすく安定感にかけるため、思うように作業を行いにくいのが難点。すり鉢の転倒による破損やケガなどのリスクもあります。
底面が広く安定した製品はグラつきを防ぎ、作業をスムーズに行いやすいのが魅力です。すり鉢の使用にあまり慣れていない方でも、快適に作業ができるので、底面の広さも確認してみてください。
櫛目の粗さや形状も重要
多くのすり鉢は内面に櫛目が施されています。櫛目の粗さは、すりつぶす食材の大きさで選ぶのがポイント。細かい櫛目のすり鉢はゴマやナッツ類など、小さな食材を処理するのに適しています。粗く鋭い櫛目のすり鉢は、イモ類など大きめの食材をすりつぶすのに便利です。
さらに、櫛目の形状には縦型や波紋状などの種類があります。縦に櫛目が設けられているタイプは溝に入った食材を取り除きやすい点、波紋状はきめ細かくすりやすい点がメリット。波紋状は利き腕に関係なく使えるのも魅力です。
製品によっては櫛目がないすり鉢もあります。櫛目なしのタイプは、スパイスなどの食材を粉末状にする作業にぴったり。溝がなく洗いやすいのも特徴です。手入れのしやすさにこだわる方には櫛目が縦型のモノか、溝なしのモノを選んでみてください。
持ち手や注ぎ口があると便利
すり鉢に持ち手や注ぎ口が備わっているかも選ぶ際のポイント。持ち手があれば、食材をすりつぶすときにすり鉢を押さえて作業できるので、安定感があります。食卓に持ち運ぶときにも便利です。
注ぎ口が備わっているモノは、すり鉢で作ったドレッシングなどを料理にかけたりする場合に重宝します。残った具材を保存するためにほかの容器へ移す作業もスムーズに行える点がメリットです。
そのまま食器として使えるデザインのモノも人気
食器としても使える見た目がおしゃれなすり鉢も人気。コンパクトで小鉢のようなフォルムのすり鉢は、そのままテーブルに並べても違和感がありません。周りにカラフルなデザインが施された、食器と遜色ないデザインのすり鉢も展開されています。
食器とすり鉢を兼用すれば、洗い物も減らせるので一石二鳥。幅広い用途で使えるおしゃれなモノはプレゼントにもおすすめです。
手入れのしやすさもチェック
快適に使うために、手入れのしやすさをチェックして選ぶのもポイント。内側に櫛目が設けられている製品はとくに、すりつぶした食材が溝に詰まりやすいのがデメリットです。
製品によっては手入れがしやすいよう、釉薬(ゆうやく)を用いたガラス質のコーティングが施されたすり鉢などもあります。コーティングされたモノであれば、溝に食材が詰まりにくく、汚れを落としやすいのがメリットです。
また、食洗機に対応しているすり鉢も展開されています。手洗いの手間が省けるので、すり鉢を使う機会が多い方は、食洗機対応の製品を選ぶのもおすすめです。
番外編|すり鉢の使い方
最低限用意するのは、すり鉢本体とすりこぎ棒、ゴマやじゃがいもなどのすりつぶしたい食材。すり鉢の滑りやテーブルなどへの傷付きを防ぐため、底に硬く絞ったフキンを敷いて作業を行いましょう。
準備ができたら、必要な量の食材をすり鉢に入れます。すりこぎ棒を利き手で握り、回しながら食材をすりつぶしていくのが基本的な使い方です。
ゴマのように細かい食材であれば、力を抜きすりこぎを回転することですれます。しかし、硬いナッツ類やイモ類など大きめの食材は、叩きつぶしたり押しつぶしたりする作業も必要。食材に応じてすりつぶし方を変えてみてください。
番外編|すり鉢の洗い方
すり鉢に櫛目のあるタイプは食材をすりつぶした後、溝に詰まっているモノを取りにくいのが難点。使用後は水かお湯にしばらく浸け、溝に詰まった食材や汚れをふやかしてから洗うのがおすすめです。
食材や汚れをふやかして浮かせた後は、スポンジを使えば比較的簡単に洗い流せます。それでも取り除けない汚れや溝の詰まりがある場合には、タワシを使ってみてください。
ただし、金属製のように研磨力の高いタワシは、すり鉢のコーティングや櫛目が傷付きやすいので注意が必要。きめ細かい溝に詰まった食材や汚れが取れない場合には、爪楊枝を使ってかき出すのも有効です。
番外編|すり鉢はほかのアイテムで代用できる?
すり鉢がない場合は、ほかのアイテムで代用できます。たとえば、ジッパー付き保存袋にゴマやスパイスを入れて袋を閉じたあとに、めん棒などですりつぶすのもおすすめ。ジッパーで密封されているため中身が飛び散りません。
また、少量のゴマやスパイスをすりつぶしたいときにはラップがおすすめ。こぼれないように具材をラップで包み、スプーンの裏や瓶の底などですりましょう。ラップを2重にすると破れにくくなります。
長芋や山芋でとろろを作りたい場合は、フードプロセッサーやおろし金で代用できます。素手でとろろを扱うと、手指がかゆくなることもあるので、ビニール手袋を装着するのがおすすめです。
さらに、離乳食で食材をペースト状にしたい場合もフードプロセッサーやおろし金が使えます。味噌こし器の使用も可能です。こし器に入れた食材をスプーンやめん棒などでつぶすだけで、簡単にペースト状にできます。
香り高いすりゴマをはじめ、各種スパイスの本格的な風味を満喫するのに役立つすり鉢。離乳食作りに役立つコンパクトなモノも人気ですが、普段使いしやすいアイテムを選ぶと長く使えます。食器として使える、デザイン性の高いモノもおすすめです。本記事を参考にして、自分に合ったすり鉢を見つけてみてください。