離乳食や介護食づくりに役立つおかゆメーカー。鍋を使う調理方法とは異なり、ほったらかしでおいしいおかゆを食べられます。家電タイプ・電子レンジタイプ・炊飯器タイプ・魔法瓶タイプなど、ラインナップは豊富です。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるため、あらかじめ特徴をチェックしておきましょう。
今回は、おかゆメーカーのおすすめアイテムをピックアップ。おかゆメーカーの魅力や選び方も解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
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おかゆメーカーの魅力とは?
鍋を使っておかゆを作る場合、水の量や火加減を細かく調節する必要があります。おかゆメーカーは、火やガスを使わないため、ほったらかし調理が可能なのが魅力。調理を任せている間に、洗濯をしたり育児をしたりと、時間を有効活用できます。
また、離乳食や介護食づくりにも重宝。急な体調不良時や胃腸を休めたいときなどにも使える、便利なアイテムです。
おかゆだけでなく、おかずやスープづくりをおこなえる調理モードを搭載した製品もラインナップ。製品次第で、おかゆだけではなくさまざまな料理に活用できるのも魅力です。
おかゆメーカーのおすすめ
象印マホービン(ZOJIRUSHI) マイコンおかゆメーカー EG-DA02
機能性と使いやすさを兼ね備えたおかゆメーカーです。外鍋に水を入れて炊く「湯煎炊き」を採用しており、内鍋を包み込みながら加熱するのが特徴。マイコンのはたらきで温度や時間を管理するため、お湯の沸点である100℃を継続できます。優れた温度管理により、おいしいおかゆづくりが可能です。
「発芽玄米がゆ」と「玄米がゆ」の専用コースを搭載。火が通りにくい玄米も、芯までふっくら炊きあげます。また、ヨーグルトや豆腐を作れるコースも内蔵。自家製ヨーグルトは約5時間、豆腐は約70分で調理できるのが魅力です。
炊きあがり時間を予約する「デジタルタイマー」を備えています。食べたい時刻に合わせて、炊きあがり時間を3〜12時間まで1時間単位で予約設定が可能です。
リッチェル 電子レンジ用おかゆクッカーR
電子レンジを使って簡単に調理できるおかゆクッカー。電子レンジに調理を任せられるのがポイントです。炊いたごはんだけでなく、お米からでもおかゆを作れるのが特徴。1食分の調理に適しているので、離乳食や介護食づくりにもおすすめです。煮沸消毒にも対応しているため、清潔な状態を保てます。
パッキンタイプの泡受けが付属しているのもポイント。おかゆ調理時に発生するねばりのある泡を受け止めて、ふきこぼれを防ぎます。カップの内側とスプーンには、凹凸のあるエンボス加工を施しています。ごはんをすりつぶしやすく、好みのかたさに仕上げられるのが魅力です。
カップは、水量目盛りを記しており、食器だけでなく計量カップとしても活用できます。また、容器には取っ手が付いているので、すりつぶすときに力をかけやすいのが特徴です。
OSK おかゆクッカー
離乳食や介護食づくりに適した電子レンジタイプのおかゆクッカーです。お米からでもごはんからでも電子レンジを使うだけで、簡単におかゆを調理できます。電子レンジの加熱後、容器はそのまま食器として使用可能です。一杯分のおかゆづくりをおこなえます。
「ふきこぼれ防止カバー」が付属。おかゆを作るときに出る泡がふきこぼれるのを防ぎます。電子レンジに調理を任せられるのがポイントです。容器やスプーンには、お米をすりつぶすための凹凸を設けています。好みのやわらかさに調節可能です。
本体は折りたたみ式を採用しています。使わないときは、コンパクトにまとめて収納できるのが特徴。容器はポリプロピレン素材なので、万が一落としても割れにくいのが嬉しいポイントです。
イワキ(iwaki) おかゆこがま KMC202-BL
ぽってりとしたフォルムと笑顔のデザインがかわいいおかゆメーカーです。本体に耐熱ガラス、フタに耐熱温度140℃のポリプロピレンを採用しています。
炊飯器に入れてごはんとおかゆを同時に炊けるので、調理時間を短縮したい方におすすめ。忙しい朝はもちろん、家族が体調を崩したときにも重宝します。
また、フタをしたまま電子レンジで加熱できるため、おかゆのあたため直しや離乳食、介護食づくりにもおすすめ。ポリプロピレン製のスプーンが付属し、ガラスを傷つけにくいのもポイントです。
目盛りが付いており、分量を確認しやすく洗い物を減らせるのもメリット。食材の色やニオイが移りにくいうえ、食洗機にも対応しているので、お手入れも簡単です。
カクセー(Kakusee) 電子レンジ専用炊飯器 紀州備長炭配合 ちびくろちゃん 2合炊き CK-003
おかゆメーカーの機能を兼ね備えたおすすめの電子レンジ専用炊飯器。お米からごはんやおかゆを作れるほか、雑穀米・蒸しパン・カレーなど幅広いメニューに対応します。好みやメニューに合わせてかためにしたりやわらかめにしたり、ごはんの食感を調節しやすいのもメリットです。
素材に備長炭粉末配合の耐熱ポリプロピレンを採用。遠赤外線効果でお米の芯まで熱が伝わりやすく、少量でもごはんをおいしく炊きあげられます。耐熱温度は140℃、耐冷温度は-20℃です。
0.5合から炊ける2合炊きの炊飯器で、食べたい分だけ無駄なく炊飯できるのがおすすめのポイント。0.5合の場合は最短7分でごはんが炊きあがるので、忙しい朝にも重宝します。
山善(YAMAZEN) ミニライスクッカー YJG-M150
おかゆも作れる、少量炊きのミニライスクッカーです。コンパクトサイズかつ軽量化を実現。幅をとりにくいので、限られたキッチンスペースでも気軽に使用できます。使わないときも、すっきり収納しやすいのがポイントです。
白米やおかゆだけではなく、炊き込みごはんや赤飯づくりもおこなえます。12時間までの予約炊飯機能があり、あらかじめ設定しておけば、起床後や帰宅後すぐにおかゆを味わえるのが魅力です。
本体全面には、液晶パネルを配置。炊飯の予約や保温時間などをランプの点灯で知らせます。炊飯ボタン・おかゆボタン・保温/取消ボタンを備えており、直感的に操作が可能です。
マクスゼン(maxzen) 1.5合炊飯器 RC-MX154
一人暮らしや少人数世帯に適した、おかゆも作れるコンパクトサイズの炊飯器です。内釜の水深が深い少量炊き専用の炊飯器なので、お米が踊るように対流が生まれてふっくらおいしいごはんに炊きあがります。ごはんが乾きにくいのもポイントです。
炊飯コースは、早炊き・予約・おかゆ・炊飯の4種類。離乳食を作るときはおかゆモード、指定した時間にごはんを食べたいときは予約モードにするなど、用途やライフスタイルに合わせて炊飯コースを使い分けられます。おかゆモードは、ほったらかし調理が可能です。
内釜や内蓋は取り外しできます。丸洗いにも対応しているため、いつでも清潔な状態を保てるのが魅力です。各パーツはコンパクトサイズなので、シンクが狭くても簡単にお手入れできます。
三ツ谷電機 meets 三合炊き炊飯器 ごはん屋さん GHN-350
1台で幅広いメニューに対応し、おかゆも作れる炊飯器です。白米だけでなく玄米・おかゆ・スープにも対応しており、モードを選択するだけで簡単に調理が可能。タイマー機能や保温機能を搭載しており、ライフスタイルに合わせて使いやすいのもメリットです。
少量のお米を炊くのに適した3合炊き炊飯器で、一人暮らしや二人暮らしの方におすすめ。炊飯器とおかゆメーカーの両方を購入する必要がなく、導入コストを抑えやすいのもポイントです。
内釜はフッ素樹脂加工が施されているため、汚れがこびり付きにくくお手入れも簡単。キッチンや食卓の雰囲気に馴染みやすい、シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力です。
ROOMMATE マイコン炊飯ジャー 極UMADAKI RM-210H
ベーシックな5つの炊飯コースを搭載した炊飯器タイプのおかゆメーカーです。白米・無洗米・早炊き・おかゆ・玄米コースを搭載し、シーンに応じて使い分けられるのがメリット。具材たっぷりの炊き込みご飯や、雑穀米、赤飯なども炊けます。
スチーム皿が付属し、野菜や肉などを使った蒸し料理を作れるのもポイント。ごはんとおかずを同時に調理できるため、洗い物や調理時間を減らしたい方におすすめです。
内ブタや蒸気口などパーツを分解でき、隅々まで洗いやすく清潔に保ちやすいのも魅力。本体には持ち手付きで、持ち運びや炊飯器まわりの掃除をする際の移動も容易です。
エスアイエス(SIS) Lunon ライスクッカー BMB-16A
4種類の調理メニューを搭載した炊飯器タイプのおかゆメーカーです。約30~40分で白米を炊けるほか、おかゆなら約60分、玄米なら約80~90分で調理可能。また、火加減や時間を気にせずほったらかしで、簡単においしいスープを作れるのもポイントです。
1~12時間まで30分単位で炊きあがり時間を調節できる、タイマー機能も便利。起床時間や帰宅時間に合わせて調理できるため、できたてのおいしいおかゆが味わえます。
タッチセンサー式で直感的な操作が行えるので、機械の操作が苦手な方にもおすすめ。内フタ・内釜・蒸気口・蒸気キャップは分解でき、お手入れも簡単です。
サーモス(THERMOS) 真空保温調理器シャトルシェフ KBJ-3001
保温力に優れた専用の容器で調理する真空保温調理器です。調理器を加熱して沸とうさせた後に、保温容器に入れてフタを閉めるだけで簡単におかゆを作れます。
保温中は火やガスを使わないため、つきっきりで見守る必要はありません。おまかせ調理をしている間に洗濯や育児をするなど、時間を有効活用できます。
「ステンレス製魔法びん」と同じ保温力を発揮するのが特徴。とろ火にかけたようにじっくり熱を通します。おかゆが焦げる心配もありません。強化ガラスを採用したフタは透明なので、調理中もおかゆの状態を把握できます。何度もフタを開ける必要がなく、急激な温度変化を防げるのもポイントです。
調理鍋は、トップコーティング・ミドルコーティング・プライマーコーティングの3層のフッ素コーティングを施しています。汚れがこびりつきにくく、お手入れも簡単です。
山本電気(YAMAMOTO) 旬彩Pro YE-CM17B
多彩な調理を楽しめる万能調理器です。特許技術の薄型かつ高性能モーターを搭載。高性能モーターのはたらきにより、やさしく食材をかきまぜます。
料理に関係なく、ムラの少ない均一な食感に仕上げられるのが特徴。食材と調味料を入れてボタンを押すだけのシンプルな構造のため、料理が苦手な方でも簡単に使いこなせます。
調理モードは、おかゆ・豆乳・発酵・温泉玉子の4種類。おかゆモードは、七草がゆやもち麦のリゾットなどの調理をおこなえます。また、3種類の煮込みモードを内蔵しており、本格的な煮込み料理を作れるのも魅力です。ぶり大根や肉じゃがなどのやわらかい食材でも、形崩れの心配はありません。
容器・カッター・かくはん羽根・パッキンなどのパーツは取り外し可能です。本体以外は丸洗いに対応しています。
ゼンケン(ZENKEN) スープリーズR ZSP-4
おかゆメーカーとしても活用できる全自動タイプのスープメーカーです。スープ・食べるスープ・おかゆ・ミキサーの4つのモードを搭載。ポタージュスープやおかゆのほか、具だくさんスープやスムージーも作れます。
カットした食材や水などの材料を入れてメニューを選択するだけで、簡単に調理が可能。スープモードではペースト状にできるため、離乳食や介護食づくりにも活用できます。
スープモードと食べるスープモードでは2時間の保温や再加熱もでき、家族で食事の時間が異なる場合にも便利。容量は800mlと大きめで、4人までの使用におすすめ。油を使わずに野菜をたっぷり摂れるので、ダイエット中の方や健康志向の方にもおすすめです。
サーモス(THERMOS) 真空断熱スープジャー JED-400
ステンレス製魔法びん構造により保温・保冷力に優れたスープジャー。6時間の保温効力は60℃以上、保冷効力は11℃以下と謳われています。
保温しながら具材に熱を通す「保温調理」で、おかゆやスープを作れるのが特徴。熱湯で予熱したスープジャーに沸とうさせたお湯や米、好みの具材を入れ、3時間以上保温することで手軽におかゆを作れます。
本体サイズ約幅9.5×奥行9.5×高さ12.5cmとコンパクトなうえ、重量約300gと軽いのもポイント。学校や職場など外出先にも手軽に持ち運べる、携帯用のおかゆメーカーが欲しい方にもおすすめです。
本体・外フタ・内フタは食洗機に対応しているため、お手入れが簡単。フタを少し回すと中の圧力を逃すクリックオープン構造により、フタの開閉もスムーズです。
おかゆメーカーの選び方
調理方法や用途に合ったタイプをチェック
スイッチ1つで炊飯器感覚で使える「家電タイプ」
機能性と使いやすさを重視している方には、「家電タイプ」がおすすめです。「家電タイプ」は、お米と水をセットしてスイッチを押すだけで、簡単においしいおかゆを作れます。マイコン制御のはたらきを利用して火力を自動調節するため、面倒な操作をする必要はありません。泡のふきこぼれや焦げつきを気にせず、ほったらかし調理が可能です。
「家電タイプ」のなかには、「タイマー予約」機能を搭載した製品も存在します。「タイマー予約」は、あらかじめ時刻を設定しておくことで、時刻通りに炊飯をおこなえる機能です。早朝や帰宅後にできたてのおかゆを食べられます。
離乳食や介護食用に少量を作れる「電子レンジタイプ」
「電子レンジタイプ」は、電子レンジの加熱でおかゆを調理します。お米と水を入れた専用容器を電子レンジで加熱するだけなので、比較的簡単に調理できます。
離乳食や介護食用など、少量のおかゆを作りたいときにも重宝。加熱後、容器をそのまま食器として使用できるのもメリットです。
電子レンジタイプを選ぶときは、炊く前の白米か炊いた後のごはんを使用するのか、あらかじめ確認しておきましょう。炊いたごはんや冷めたごはんを使用できる製品は、短時間でおかゆづくりが可能です。
普通のごはんと同時に作れる「炊飯器タイプ」
「炊飯器タイプ」は、一般的な炊飯器におかゆモードを搭載した製品です。体調がよくない日や胃腸を休めたいときなど、おかゆを作りたいときだけ使えるのが特徴。炊飯器とおかゆメーカーの両方を購入する必要がなく、導入コストをおさえられます。限られたキッチンスペースを有効活用できるのも魅力です。
本体前面に操作パネルを設けており、ボタンを押すだけで簡単に使いこなせます。炊きあがりまでの時間を液晶パネルに表示するため、時間を把握しやすいのもポイントです。機能性だけでなく、使いやすさにもこだわっています。
お湯を入れて置いておくだけの「魔法瓶タイプ」
「魔法瓶タイプ」は、保温性に優れた専用容器を利用しておかゆを作る製品です。あたためた専用容器のなかに、ごはんを入れるだけで簡単におかゆを作れるのがポイント。保温力を活用するため、ほったらかし調理をおこなえます。
朝、専用容器に熱湯とごはんを入れておけば、ランチタイムにおいしいおかゆを味わえるのが魅力です。
魔法瓶タイプを選ぶときは、あらかじめ調理時間をチェックしておきましょう。ほかのタイプと比べて時間がかかる傾向にあります。時間に余裕があるときにおすすめです。
食べる人数や量に合わせて容量を選ぼう
家族で食べるなら1合以上
家族で食べるのにたくさんのおかゆを作りたいときは、1合以上の製品がおすすめ。大容量の製品は、朝ごはん用とお弁当用で使い分けられます。ライフスタイルに合わせて、容量を炊き分けられるのもポイントです。
おかゆメーカーは、大容量モデルほど本体サイズは大きくなる傾向があります。キッチンスペースやシンクが狭いキッチンの場合は、本体の大きさも確認しておきましょう。
1人分なら0.5合程度
一人暮らしの方は、少量炊きに対応した製品がおすすめです。0.5合は、お茶碗一杯分程度のおかゆを食べられます。
少量炊きに対応した製品は、比較的コンパクトサイズを実現しています。シンクが狭いキッチンでも各パーツを洗いやすいのが特徴です。
パーツが細かく分解できるとお手入れが簡単
衛生面を重視している方は、本体の洗いやすさをチェックしておきましょう。内釜や内蓋、パッキンなどを取り外せる製品は、細かい部分に溜まる汚れも落としやすいのがポイントです。丸洗いにも対応していると、常に清潔な状態を保てます。
調理鍋の内側に特殊なコーティングを施している製品は、汚れがこびりつきにくいのが特徴です。万が一、汚れが付着したときも簡単に汚れを落とせます。
赤ちゃん用なら煮沸消毒できるモノを選ぼう
赤ちゃんが使用するなら、煮沸消毒に対応しているのかチェックしておきましょう。煮沸消毒をおこなえる製品であれば、離乳食用のおかゆを気軽に作れます。
ただし、製品ごとに煮沸消毒できるパーツが異なる場合もあります。あらかじめ、煮沸できるパーツなのか確認しておくことが大切です。
おかゆメーカーは、自宅で簡単におかゆをつくれるのが特徴です。手軽さを重視している方は家電タイプや魔法瓶タイプ、少量炊きを求めている方は電子レンジタイプ、普通のごはんも食べたい方は炊飯器タイプを選びましょう。衛生的に使い続けるために、お手入れのしやすさを確認しておくことも大切です。