手のひらサイズの携帯用コンロとして知られている「アルコールストーブ」。特にアウトドアシーンで使用するアイテムです。火力はあまりないのでバーナーとしては心許ないですが、炎は幻想的で、特にソロキャンパーには根強いファンがいます。

そこで今回はアルコールストーブのおすすめモデルをご紹介。燃焼の仕組みや製品の選び方についても解説するので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

アルコールストーブとは?

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アルコールストーブとは、その名の通りアルコール燃料を使用するキャンプ道具。ストーブと聞いて暖房器具をイメージするかもしれませんが、実際は携帯用コンロのことで、湯沸かしや簡単な調理ができるのが特徴です。

コンパクトかつシンプルな構造で、寒い場所でも簡単に着火できるのがメリット。ただ、火力調節のつまみや自動着火装置などはないので、用途としては限定的です。

燃焼時間は容量や小口の数にもよりますが、だいたい30分が目安。火口の数を減らせば弱火、塞がなければ強火となるので、ある程度のコントロールはできます。製品によっては専用のフタなどが用意されている場合もあるので、気になる方は確認しておきましょう。

アルコールストーブの選び方

容量と燃焼時間をチェック

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アルコールストーブを購入する際は、容量と燃焼時間を確認しましょう。調理に使用する方は長時間燃焼する容量が大きいタイプがおすすめ。燃焼中に燃料を足せないため、容量チェックは重要です。

ただし、容量が大きいと、アルコールストーブも大きくなるため、用途に合ったサイズを選ぶことも大切。また、火力や、気温によっても燃費は異なります。火力の強いものや、冬季の使用を考えている方は、容量の大きいものがおすすめです。

調理をするなら火力調節機能をチェック

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アルコールストーブで調理をするなら、火力調節機能の付いたものが便利。本体に付いているわけではありませんが、火消し蓋を利用して火力を調節することが可能です。方法は簡単で、火消し蓋を点火しているアルコールストーブのうえに置き、隙間を調節することで、中火や弱火など調理に合わせた火加減にできます。

付属品をチェック

安定感が高まる「五徳」

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五徳とは、クッカーやシェラカップなどを置くためのアイテムです。五徳付きのアルコールストーブなら、クッカーを載せた際の安定感が高く、安心して調理が可能。クッカーを載せた途端に炎が消えてしまうこともありません。

ただし、五徳の脚の長さによって火力効率が変わるため、注意が必要です。火力効率をあげるには、最も高温になる青い炎の先端部とクッカーの高さを揃えるようにしましょう。

「風防」があれば風が強い日も安心

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「風防」とは風からアルコールストーブを保護する壁のことで、数枚のプレートを組み立てて使用します。アルコールストーブは火力自体が弱く、風が吹くと火力が弱くなることや、火が流れてしまい燃費が悪くなることがあるため、用意しておくと便利。

風防を立てれば、風の強い日も安心してアルコールストーブを使用することが可能です。また、アルコールの気化を促すことになるので、火力を高められます。軽量で収納時はコンパクトになるため、持ち運びも容易です。

大きいサイズの風防を選べば、プレートの枚数を増減できるため、幅広い大きさのアルミストーブに対応が可能。なお、風が強いと風防ごとアルミストーブまで倒れてしまう危険があるため、使用時はしっかりと固定されていることを確認しましょう。

安全に火を消せる「火消し蓋」

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アルコールランプには、本体自体に火を消す機能はなく蓋をして消火します。燃えているアルコールストーブに蓋をかぶせるだけなので、特に複雑な作業は必要ありません。持ち手が付いたタイプは、より安全に使えるのでおすすめです。

アルコールストーブのおすすめメーカー

トランギア(trangia)

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「トランギア」はアウトドア系の調理器具を取り扱うスウェーデンのブランド。取っ手付きのアルミ製飯ごう「メスティン」が有名で、多くのユーザーから支持されています。

アルコールストーブ単体はもちろん、関連アイテムのラインナップが豊富なのも魅力のひとつ。調理時にあると便利な五徳も複数用意されているので、合わせてチェックしておきましょう。

バーゴ(VARGO)

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「バーゴ」はアメリカのアウトドアブランド。スポークなどのカトラリーやマグカップ、鍋などを扱っており、チタンやステンレス製のアイテムを多く揃えているのが特徴です。

アルコールストーブは複数展開していますが、いずれも軽さと耐久性を兼ね備えており、使い勝手は良好。長く使い続けられるアイテムを探している方におすすめです。

エバニュー(EVERNEW)

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「エバニュー」は1923年にスタートした日本のブランドです。ネーミングは”いつも新しいなにかを追い求める”を表す造語で、その姿勢は製品開発に反映されています。

アウトドア事業への進出は、スポーツ用品と併行して小型調理器具のコッへルの製造を始めたのがきっかけ。1994年には世界で初めてチタン製コッヘルを発売し、話題となりました。

その後もさまざまな製品を開発しており、軽さ・強さ・精巧さを兼ね備えるアイテムは、国内外から高く評価されています。

アルコールストーブのおすすめ製品

トランギア(trangia) アルコールバーナー

トランギア(trangia) アルコールバーナー

販売開始から50年以上が経った今でもソロキャンパーに愛されているロングセラーアイテム。50ccの燃料で約25分間燃焼します。

着火後すぐの強火効果はないものの、本体が温まると火力が強くなるため、ちょっとした調理でも活躍するのが魅力です。キャンパーには不可欠な炊飯も、1合なら15分ほどで完成。火からおろし、蒸らせばおいしいご飯が食べられます。

火消しを兼ねた火力調節用の蓋は火加減を調節できるため、焦げ付きなどの失敗も軽減。コンパクトで、クッカーのなかにすっきり収まります。蓋には使い残しの燃料を持ち運べるリングが付いていますが、こぼれてしまう可能性もあるため、使い方は事前に確認しておきましょう。

バーゴ(VARGO)チタニウム デカゴンストーブ

バーゴ(VARGO)チタニウム デカゴンストーブ

五徳一体型のアルコールストーブ。クッカーを載せれば調理することも可能です。燃焼時間は約20分と長く、2カップのお湯が7分ほどで沸騰します。サイドバーナーになっているため、平型クッカーとの相性がよく、逆に縦長のクッカーには不向きな設計です。

底面が広く、安定性は良好。クッカーを置いた際のぐらつきを軽減しているので、調理の際も安心です。直径が107mmとコンパクトで、クッカーに重ねて収納もできるのもポイント。

なお、本製品に限らず加圧式アルコールストーブを着火させるには慣れが必要。使用する際はプレヒートを行うことと、アルコール燃料を注入する際は満タンにすることが大切なので、留意しましょう。

エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ

エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ

34gと軽量なエバニューのアルコールストーブ。8×5cmとコンパクトながら火力が強く、中央と側面の2段から炎が出る仕様です。クッカーに重ねて持ち運べるのも魅力のひとつ。

火力調節機能がないため、火加減の調節は難しいものの、湯沸しなどには最適。400mlのお湯なら約5分で沸騰します。内面には30mlと60mlの目盛りが付けられており、燃焼時間は30mlの燃料で約5分、60mlの燃料では約11分です。

火力が強い分、やや燃費が悪いものの、ソロキャンプでは十分活躍します。チタンの青い焼き色も美しく、幻想的な炎が魅力のアルコールストーブです。

フリーライト(FREELIGHT) フレボRストーブ

フリーライト(FREELIGHT) フレボRストーブ

サイクロン状の美しい炎と、急速な立ちあがりがおすすめのアルコールストーブです。着火から10秒を待たずに本燃焼になり、その後も安定した火力を維持します。燃焼効率のよさも魅力で、40mlのアルコールなら約10分30秒燃焼。加えて、燃焼性能も高く400mlのお湯なら5分程度で沸騰します。

サイクロン状の美しい青い炎は、横から見た姿はもちろんですが、真上から見た際に現れる8角形の星のような輪郭は、炎の姿を楽しみたい方におすすめ。重量は、本体7gと軽量。カトラリーと合わせても17gで、登山やツーリングでも荷物になりません。

アウトドアシーンに精通したベテランキャンパーが開発に携っているのもポイント。機能性と美しさを兼ね備えたアルコールストーブを探している方にぴったりのアルコールストーブです。

Outfun アルコールバーナー

Outfun アルコールバーナー

多機能型でリーズナブルなアルコールストーブ。火力調節機能付きなので、汎用性が高いのが特徴です。火力調節は火消し蓋も兼ねているので、アルコールが燃焼するまで待つ必要もなく、残ったアルコールを再利用することもできます。

五徳も付属しているほか、カラーも複数あるので用途別に使い分けることも可能。強火にはならないものの燃費はよく、300mlのお湯であれば約5分で沸騰するので、ちょっとした調理にも対応できます。

パスファインダー(PATHFINDER) アルコールストーブ

パスファインダー(PATHFINDER)アルコールストーブ

「パスファインダー」はアメリカで軍人や漁師をやっていたデイブ・カンタベリーが立ちあげたブランド。自身が運営するアウトドアスクールで実際に使っている、耐久性の高いアイテムを揃えています。

本製品はアルコールバーナーのうえに、メッシュのレギュレーターを乗せることでストーブとして使用することが可能。素材にはステンレススチールを採用しており、耐久性は良好です。

サイズは直径8cm×高さ7cmとやや大きめなので、ヤカンでの湯沸かしをする際も安心して使えます。使い勝手重視でアルコールストーブを選びたい方はぜひチェックしておきましょう。