手縫いのように手軽に縫い物ができる「ハンディミシン」。ちょっとした裾の補修や小物作りに便利なアイテムです。糸のセットや使い方が簡単で、電動式や手動式、コード式や電池式などさまざまな種類のモノが販売されています。

そこで今回は、ハンディミシンのおすすめモデルをご紹介。初心者向けのシンプルなモノから、本格的に縫えるモノまで幅広くピックアップしているので、参考にしてみてください。

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ハンディミシンとは?

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ハンディミシンとは、片手で持って縫えるコンパクトなサイズのミシンです。通常のミシンのようにテーブルに設置する手間がなく、ちょっとした縫い物やほつれ直しなどをすばやくできるのが魅力。手縫いのように手軽に裁縫をしたい場合におすすめのアイテムです。

本格的な裁縫には向きませんが、簡易的な補修などは可能です。なかには、デニムのような厚手の生地を縫えるモデルも販売されているので、裾上げなどをしたい方はチェックしてみてください。

ハンディミシンのメリット・デメリット

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ハンディミシンは、通常のミシンより軽量でコンパクトなため、場所を取りにくく持ち運びがしやすい点がメリット。カバンに収まるサイズのモノも多いので、旅行や出張など、出先での洋服のほつれ直しなどをすることも可能です。

また、片手で操作できるモノが一般的。カーテンを吊るしたままほつれを補修したり、洋服をハンガーにかけたまま袖口を縫ったりと、ちょっとした補修に手間がかからない点も魅力です。

一方、下糸がなく上糸のみで縫うモノや返し縫い機能が付いていないモノも多く、縫ったあとの糸が解けやすいのがデメリット。なかには、下糸が付いているモデルや、縫い終わりに結ぶ工程が不要なモデルも販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。

ハンディミシンのおすすめメーカー

マクロス

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「マクロス」は、1992年に創業した東京都に本社を構える企業です。調理家電や一般家電などのオリジナル製品の企画・開発をはじめ、国内外の家電や雑貨の仕入れ・販売、ネット通販事業など幅広い事業を手掛けています。

同メーカーのハンディミシンは、1〜2mmの厚手の生地に対応しているのが特徴。ウール・レザー・デニム・シルクなど幅広い生地を縫えるので、ズボンの裾上げやカーテンの補修、洋服のお直しといった多様な用途におすすめです。

セーブ・インダストリー

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「セーブ・インダストリー」は、1976年に創業した新潟に本社を構える企業です。生活用品やアイデア製品などの企画・開発、製造、販売までを一貫しておこなっています。

人気の電動ハンドミシン「アミーガー」は、片手で持ちやすいスリムな設計が特徴です。カーテンを吊るしたまま補修したり、スカートを履いたまま裾の補修をしたりといった場面に便利。初心者の方にもおすすめです。

ハンディミシンのおすすめ|電動式

マクロス ハンディミシン ラフィ MEH-74

マクロス ハンディミシン ラフィ MEH-74 2019

レトロでおしゃれなデザインのハンディミシンです。コンパクトなので、使いたいときにサッと取り出して手軽に使えるのが魅力。厚さ1mmまで対応しているため、幅広い生地を縫えるのが特徴です。

乾電池で駆動する電池式を採用し、コードレスで使えるのも魅力。近くにコンセントがない場所でも使用できるので、外出先で使えるモデルを求めている方にもおすすめです。

さらに、電源スイッチをロックできる「安全ロック」を備えており、誤作動を予防し安心して使える点もメリット。おしゃれかつ汎用性の高いハンディミシンを探している方はチェックしてみてください。

マクロス ハンディミシン フィンリー MEH-136

マクロス ハンディミシン フィンリー MEH-136 2021

白とピンクを基調とした、かわいらしいデザインの電気式のハンディミシンです。速度を2段階から選択でき、好みの速度で縫えるのが特徴。ゆっくり縫いたい初心者にもおすすめです。

糸1本で縫えるチェーンステッチを採用しており、手軽にセットできるのも魅力。汎用性が高く、洋服の袖・裾やカーテン、小物作り、デニム生地などもしっかり縫えます。

乾電池式、USB接続式の2種類から選択できるのもメリット。汎用性の高いモデルを求めている方はチェックしてみてください。

セーブ・インダストリー アミーガー 電動ハンドミシン SV-1655

セーブ・インダストリー アミーガー 電動ハンドミシン SV-1655 2008

片手で縫い物ができる電動式のハンディミシン。スカートを履いたまま補正、カーテンを吊るしたまま補修など、ちょっとした縫い物やほつれを直せるのが特徴です。

ジーンズ生地の2枚重ねほどの、厚手のモノにも対応可能。また、不意に起動してケガするのを予防できる「安全スイッチストッパー」が付いているので、安心して持ち運べます。

手軽に使えて、持ち運びしやすいハンディミシンを求めている方はチェックしてみてください。

サンコー(THANKO) 本棚にしまえてしっかり縫える ちゃちゃっとミシン C-HMM21W

サンコー(THANKO) 本棚にしまえてしっかり縫える ちゃちゃっとミシン C-HMM21W 2022

持ち運びしやすい電動式のハンディミシンです。アルカリ乾電池で起動する電池式を採用し、コードレスで使用できるのが特徴。約36時間連続で稼働できるので、時間を気にせず使えるのもポイントです。

布の厚さは0.35〜1mm程度に対応しており、ハンカチや雑巾、布マスクなど幅広い縫い物に対応できます。

コンパクトなサイズなので、本棚や引き出しなど省スペースで収納できるのもメリット。自動布送りや下糸があるため、しっかりと縫える点もおすすめです。

ベルソス(VERSOS) 電動ハンディミシン VS-H010

ベルソス(VERSOS) 電動ハンディミシン VS-H010

付属のUSBケーブルからも給電可能なハンディミシン。USBケーブル式でバッテリー残量を気にせず使えるだけでなく、乾電池式でコードレスでも使用できるため、場所にとらわれずに縫い物ができるのがメリットです。

約220gの軽量設計で、外出先に手軽に持ち運べるのも魅力。操作がシンプルで扱いやすいため、初心者にもぴったりです。

また、安全装置付きで誤作動を予防できるので、安全に持ち運びが可能。比較的リーズナブルに購入できるため、コスパを重視している方にもおすすめです。

Yosishop ハンドミシン ITE001

Yosishop ハンドミシン ITE001 2024

軽量かつコンパクトで、手軽に持ち運べるハンディミシンです。カバンに収納できるため、旅行や出張などに携帯しやすいのが魅力。シンプルな直線縫いのみに対応しているので、初心者が扱いやすいのもおすすめポイントです。

厚さ0.35〜1mm程度に対応しているため、薄手の生地や弾力性のない生地の縫い物にぴったり。雑巾や小物、ズボンの裾上げなどに使いたい方にもおすすめです。

また、糸やハサミなど裁縫に便利なアイテムが同梱されているので、購入してすぐに使い始められる点もメリットです。

富士パックス販売(Fujipacks Hanbai) 電池式お手軽ミシン ぬえーる FP-366

富士パックス販売(Fujipacks Hanbai) 電池式お手軽ミシン ぬえーる FP-366

下糸がなく間違えてもすぐにやり直せる電動式のハンディミシン。電池式を採用しており、コードレスで使用できるのが特徴です。

カーテンを吊るしたまま、スカートを履いたままなど一般的なミシンでは難しい補修が手軽におこなえるのもポイント。一般的なミシンでは入らない袖口の補修にもぴったりです。スタイリッシュなデザインなので、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

Neping 電動ハンドミシン L100505

Neping 電動ハンドミシン L100505 2023

プラスチック製でサビにくく長持ちしやすい、電動式のハンディミシンです。乾電池式と充電式の2種類の電源方式に対応しているため、さまざまな場所で使えるのが魅力。0.05〜3.5mmの幅広い厚さが縫えるので、豊富な生地に対応できるのも特徴です。

また、縫い模様を12種類から選択でき、汎用性が高いのも魅力。縫い模様はダイヤルを回すだけで簡単に切り替えられるため、利便性も優れています。

グリップ部分は握りやすく設計されており、片手で手軽に使えるのもメリット。小型かつ軽量なため、旅行や出張などへ持ち運びしやすいのもおすすめポイントです。

ハンディミシンのおすすめ|手動式

Qiilu ハンディミシン

Qiilu ハンディミシン 2019

コンパクトで約83gと軽量な手動式のハンディミシンです。糸通し器と針ボビンが搭載されており、正確に糸通しできるのが特徴。洋服やズボンをきれいに縫えます。

また、操作が簡単なため初心者でも扱いやすいのがポイント。比較的リーズナブルに購入できるので、コスパを重視している方にもおすすめです。電源不要で持ち運びしやすく、旅行や出張への携帯にもぴったりです。

Mdikawe ハンディミシン RQB35Q5VVWGX3AGMGM27

Mdikawe ハンディミシン RQB35Q5VVWGX3AGMGM27 2024

数秒で手軽に糸を交換できる「前糸スイッチ」を搭載した、手動式のハンディミシン。コンパクトでさまざまな角度からアプローチできるため、ズボンを履いたまま、カーテンを吊るしたままでも手軽に補修できます。

繊細なシルクから丈夫なデニムまで、幅広い生地に対応しているのも魅力。接地面積が小さく、省スペースのデスクで快適に作業できるのがメリット。リーズナブルに購入できるので、初心者が手に取りやすいのもおすすめポイントです。

ハンディミシンの選び方

電動式か手動式かで選ぶ

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電動式は、自動で針が動くため手動式よりもスピーディに縫えるのが特徴。長時間の縫い物に適しています。厚手の生地に対応するモデルも多いので、ズボンの裾上げにもおすすめです。自動で布を送りながら縫えるので、手動式よりも縫い目が安定しやすい傾向があります。

手動式は、手のひらに収まるコンパクトなモノが多く、袖口のほつれ直しやボタン付けなどの細かい部分を縫うのに適しています。カバンに入れて携帯しやすいので、出先で洋服のほつれなどをサッと直したい場面にぴったりです。

また、電動式よりも手動式のほうが安価な傾向にあるので、ハンディミシンを手軽に試してみたい方も要チェック。ただし、ミシンの針の運動を手動でおこなうので、縫い目が安定しにくい点には注意が必要です。

使い勝手のよさで選ぶ

針が高い位置に上がるモデルがおすすめ

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ハンディミシンの使いやすさを重視する方は、布の挟みやすさもチェックしましょう。針の上がる高さは機種によってさまざまで、針が高い位置に上がるモデルだと布をスムーズに挟めるのでおすすめです。

電動式の場合は、ダイヤルを回して上まで針を持ち上げた際に、針が高い位置まで上がるかがポイント。針が十分な高さまで上がらないモノだと、布が針に引っかかってしまうこともあります。針が高い位置まで上がるモデルなら、スムーズに布を入れられます。

糸通しリングは垂直なモデルがおすすめ

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ハンディミシンを使う前に手こずる作業が、糸通しリングに糸を通す工程。糸通しリングは、針穴より先に糸を通す部分です。リングが押さえに対して傾いて設置されていると糸を通しにくいので、垂直に設置されているモデルがおすすめです。

また、糸通しリングのほかにも、数箇所に糸をセットする必要があります。各リングが正面に向いているモノや、糸を通す順番が書かれているモノだと、スムーズに準備できます。細かい作業が苦手な方や、初心者はチェックしてみてください。

下糸ありかチェック

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ハンディミシンを選ぶ際は、下糸があるモノかどうかをチェックするのもおすすめです。実は、ほとんどのハンディミシンには下糸がありません。そのため、一般的なミシンより糸がほつれやすいのがデメリットといえます。

下糸ありのハンディミシンなら、上下2本の糸でしっかり縫うことが可能。ほつれにくく仕上がるので、厚めの生地を縫うのに適しています。縫い目の耐久性が求められるズボンの裾上げや、袖の丈詰めにもぴったりです。

サイズ・重量・形状などの持ちやすさをチェック

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ハンディミシンを選ぶ際は、自分の手にあっているサイズのモノを選びましょう。一般的に20cm程度のモノのラインナップが豊富ですが、なかには30cm程度の大きいモノやホチキスサイズのモノもあります。外出時に持ち運びたい場合は、カバンに入れて携帯しやすい製品がおすすめです。

ハンディミシンは片手で持って操作する機会が多いので、重量も大切。長時間使う場合は軽量のモノが適しています。また、細身のモノや据え置きしやすいモノなど、製品によって形状もさまざまです。用途に適した形状のモノを選ぶようにしましょう。

電池式かコード式かで選ぶ

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電動式のハンディミシンを選ぶ際は、電源の種類もチェックしましょう。コードレスで使いたい方には、乾電池を入れて使う「電池式」がおすすめ。取り回しがよく、コンセントのない場所でも使えるので、旅行など外出先で使用するのにぴったりです。

ただし、電池の購入費がかかる点がデメリット。コストを抑えたい方は、コンセントから給電する「コード式」を検討しましょう。

コード式は、電池式よりもパワフルに縫えるモノが多いのが特徴。ACアダプターで接続するタイプが多いですが、USB接続のタイプもあります。パソコンなどとつないで使用できるので、オフィスで使いたい場合にも便利です。

一方、コンセントがない場所では使えないのがコード式の難点。製品によってはコード式と電池式の2Wayタイプも存在するので、気になる方はチェックしてみてください。

付属品をチェック

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ハンディミシンを初めて使う場合は、裁縫に必要なアイテムが付属しているモノがおすすめです。糸通しがあれば、針穴への糸通しをスピーディにおこなえます。糸を巻いて整理しておけるボビンが複数個あれば、色ごとに糸を巻きなおす手間が省けて便利です。

また、ACアダプターや乾電池が別売りなこともあるので、コスパ重視の方は駆動に必要なアイテムがそろっているかもチェックしておきましょう。そのほか、予備のミシン針などがあると便利です。

ハンディミシンの基本的な使い方

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ハンディミシンを上手に扱うためには、基本的な使い方を理解しておくことが重要です。製品によって糸のセット方法や使用方法などが異なるので、説明書などを確認して正しく使用しましょう。

通常のミシンと大きく違う点は、縫い終わりに糸が解けないように結ぶ必要があること。下糸や返し縫いがないモノも多く、結び忘れると糸が簡単に解けてしまう場合があります。縫い終わったら裏面の糸を長めに残して切り、手縫いのように玉どめなどをして解けないようにしましょう。

また、使用する機種が対応している生地の種類や厚さを事前に確認するのも大切。デニムなどの裾上げをしたい方は、厚手の生地を縫えるモデルを選んでみてください。機種によっては、かたい布などに対応していない場合もあるので、注意が必要です。