モバイルディスプレイとは、パソコンやスマホに接続するだけで、いつでもどこでもデュアルディスプレイ環境を構築できるコンパクトなディスプレイです。

近年では、スマホと同じような感覚で使えるタッチパネルを搭載したモデルもリリースされています。そこで、今回はモバイルディスプレイの基礎知識とおすすめの製品をご紹介します。

モバイルディスプレイとは?

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モバイルディスプレイとは、パソコンやスマホと接続するだけで、デュアルディスプレイ環境を作り出せる機器のこと。AC電源だけではなくUSBからでも給電できたり、映像の出力までUSB経由で行えたりなど、通常のディスプレイにはない機能が追加されています。

ただし、サイズは7インチ程度のものから15インチを超えるものまで、さまざまなモデルが販売されているのが近年の流れ。サーバーのメンテナンス作業に使うだけなら小さなサイズでも大丈夫ですが、Blu-rayを楽しんだりゲームをプレイしたりするなら、大画面モデルを購入するのがおすすめです。

モバイルディスプレイとタブレットの違い

モバイルディスプレイとよく似た製品に「タブレット」があります。形状は似ていますが、まったく異なる機器であることには注意してください。

モバイルディスプレイは、単体で使えるものではなく、PCやタブレットと接続することを想定して作られた機器のこと。ディスプレイを増やしたり大画面に映像を映し出したりするために使用します。モバイルディスプレイは、周辺デバイスを補助するための製品だと考えてください。

一方、タブレットは単体でアプリなどの操作が可能。スマホが大きくなった製品だと考えてください。

モバイルディスプレイの選び方

サイズと解像度で選ぶ

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モバイルディスプレイを購入する前に、サイズと解像度を確認しておきましょう。用途によって必要な性能は異なります。

モバイルディスプレイは、7~15インチ程度のサイズのモノが主流。Appleのスマホ「iPhone X」が5.8インチ程度なので、7インチはスマホより一回り大きいディスプレイといえます。ノートPCなどのディスプレイを増やす目的であれば、7インチモデルでも十分です。

ただし、ゲームをプレイしたりビジネスのプレゼンで使用したりするなら、より大画面のモデルを購入するのがおすすめ。また、頻繁に持ち運びするなら、あえてワンサイズ小さいモデルを購入する手もあります。

さらに、画面サイズだけではなく、解像度も重要。解像度が高いほど、より高精細な画像・映像を映し出すことができます。

重量で選ぶ

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モバイルディスプレイを持ち運んで使用する場合、重量を確認することも大切です。本体の重量が軽ければカバン入れて持ち運ぶ際もストレスになりません。

重量に関しては、軽ければ軽いほど便利なのが一般的。また、持ち運ぶならケースや保護カバーが付属しているモデルや薄さを意識して購入するのがおすすめです。

接続端子で選ぶ

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モバイルディスプレイは、USB接続・HDMI接続・VGA接続のいずれかを採用しているモノがほとんどです。USBタイプの場合は遅延が発生する場合もあるので、動画などを表示する場合はHDMIタイプまたはVGAタイプがおすすめです。

また、USB3.0ポートではないと動作しない場合や、電源の供給のためにUSBポートを2つ以上使用する場合もあるので、購入の際は自分のパソコンの外部出力端子やUSBポートの数を確認しておきましょう。

バッテリー搭載の有無で選ぶ

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モバイルディスプレイの中には、バッテリーを搭載しているモデルもあります。バッテリー内蔵モデルであれば、外出先でUSBが埋まっていていたり、AC電源を用意できなかったりした場合でも使用できます。

バッテリーがないタイプとしては、「USB給電」または「AC電源」の2種類。USB給電タイプは簡単に接続できるのが魅力ですが、電力が足りず暗く見えることもあります。AC電源タイプは電力を十分供給できるので明るく見える一方、電源の確保が必要です。

機能で選ぶ

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モバイルディスプレイの中には、製品特有の機能が搭載されていることがあります。例えば、タッチパネルを搭載しているモデルならば、スマホやタブレットと同じように直感的に操作できます。

ほかにも、縦置き横置きを感知して、自動的に画面が回転するモデルも存在。小規模なプレゼンの際にも顧客にわかりやすく伝えられるのでおすすめです。

モバイルディスプレイのおすすめ人気モデル|小型

プラネックス(PLANEX) タッチパネル対応 7インチ液晶モニター MOM-7

マルチタッチ対応のタッチパネルを搭載した7インチモバイルディスプレイ。Windows・Linux・Androidなど、さまざまなデバイスと接続できます。スマホに採用されているタッチ方式を使用しており、拡大・縮小・回転などの操作も簡単です。

VGA端子とHDMI端子の2種類の入力に対応しているのが特徴のひとつ。古いパソコンから最新パソコンまで、入力機器を選びません。また、壁掛けキットも付属しています。さらに、VESA規格に対応しているので、モニターアームに接続できるのもポイントです。

Kuman SC7J-1-JP

角度調整や回転が可能なスタンドを付属した7インチモバイルディスプレイ。普段使用しているパソコンのサブモニターから、車内で使用する車載用まで、用途を選ばない1台です。スタンドを固定する接着テープも付属しています。

本製品には、赤外線リモコンが付属。さまざまな操作を遠く離れた場所から行えます。また、VGA端子・HDMI端子・AV入力に対応しているので、さまざまなデバイスを接続できるところもポイントです。

アイ・オー・データ(I・O・DATA) WXGA(1280×800)対応 10.1型ワイド液晶ディスプレイ LCD-M101EB

背面に盗難防止ホールを装備した10.1インチモバイルディスプレイ。盗難の心配がなく、公共の場でも安心して使用可能です。また、LEDバックライトを採用しています。

本製品の重量は約600gなので、持ち運びも快適。VGA端子・HDMI端子・ビデオ入力・音声入力にも対応しています。コンパクトサイズながらモノラルスピーカーを搭載しているのも魅力です。

また、バックライトのちらつきがない「フリッカーレス」設計を採用。通常サイズのディスプレイと同様に、眼への負担を減らせるモデルです。

Diginnos モバイルモニター DG-NP09D

1920×1200の高解像を備えた8.9インチモバイルディスプレイ。小型でも、高精細な映像が楽しめるモデルを探している方におすすめです。

最大4.5時間駆動する内蔵バッテリーを搭載しており、電源いらずで動作するところが特徴。また、1.2W+1.2Wのステレオスピーカーから音声を出力できるところもポイントです。

入力方式は、MiniHDMI端子に対応。さらに、HDMIからMiniHDMIに変換するケーブルも付属しており、ゲーム機やカメラなどHDMI出力に対応しているデバイスとも接続できます。

cocopar xiaodang 10.1 2k

2K解像度(2560×1600)に対応した10.1インチモバイルディスプレイ。リーズナブルな価格ながら、高解像度液晶を搭載しており、コスパに優れたモデルを探している方におすすめです。

入力端子として、MiniHDMI端子を2つ装備。複数のデバイスで使用する際も、毎回ケーブルを抜き差しする必要がありません。さらに、ステレオスピーカーも内蔵しています。これだけの性能がありながら、本体の薄さは約9mmと極薄仕様で、扱いやすい1台です。

ゲシック(GeChic) モバイルモニタ On-Lap 1101F

ファミコンカラーを施した11.6インチモバイルディスプレイ。ゲーム好きの方におすすめのモデルです。また、スタンドの角度は55°・60°・65°の3パターンから選択できます。

入力端子は、HDMI端子・VGA端子に加えて、Mini DisplayPortを搭載。最新の映像出力に対応できるモデルを探している方にもおすすめです。また、ディスプレイにはノングレア加工が施されており、長時間使用での目が疲れも軽減できます。

ほかにも、フルHD解像度に対応、ステレオスピーカー内蔵など機能も十分。さらに、3.5mmの二股分配音声延長ケーブルまで付属しており、2つのイヤホンを接続できるところもポイントです。

ゲシック(GeChic) タッチモニタ On-Lap 1102I

10本指のマルチタッチを採用した11.6インチモバイルディスプレイ。Windows10環境でタッチジェスチャーやスタイラス操作を活用できるモデルを探している方におすすめです。

保護カバー三脚が付属しているところがポイント。外出時にも、強力なカバーでスクリーンを保護できるほか、三脚は40~80°の間で無段階に角度を調整できます。

ほかにも、タイマーによる自動電源オフ・電源ボタンロック機能・バックライトの使用時間カウンター機能など、多くの便利機能を搭載。プライベートだけではなく、業務用としても使えるモデルです。

モバイルディスプレイのおすすめ人気モデル|大型

cocopar new 13.3inch

リーズナブルな価格で、フルHD解像度にも対応した13.3インチモバイルディスプレイ。PC・ゲーム機・スマホなど、さまざまなデバイスを気軽に接続したい方におすすめのモデルです。

入力端子は、HDMI端子とVGA端子の2種類。HDMIケーブルは本製品に付属しており、購入後すぐに周辺機器と接続できます。また、ステレオスピーカーを内蔵しているので、スピーカーを別途購入する必要がありません。

また、75×75mmのVESA規格にも対応しており、モニターアームと接続が可能。持ち運びだけではなく、壁掛け用としても便利なモバイルディスプレイです。

ゲシック(GeChic) モバイルモニタ On-Lap 1503H

USBポートから電源の共有ができる15.6インチモバイルディスプレイ。フルHD解像度に対応しているほか、上下左右ともに160°の視野角を実現しており、置き場所を選びません。

別売りのHDMI/USBドックポートケーブルを使えば、ケーブルを正面から見えないようにまとめられます。別売りでスティック型PCを簡単に接続できる「リアドック」も販売されているので、スティック型PC用に使用したい方にもおすすめです。

入力端子は、HDMI端子とVGA端子の2種類に対応。また、スピーカーだけでなくヘッドホン端子も搭載してるので、音声出力にも困りません。

エーオーシー(AOC) E1659FWU-GP4R

USB経由でパソコンと接続し、専用のドライバーをインストールするだけで気軽に使える15.6インチモバイルディスプレイ。電力共有もUSBから行えるので、気軽に使えるモデルを探している方におすすめです。

画面の回転に対応しており、縦置き表示できるのが魅力。横向けから縦置きに変えるだけで、自動で画面が回転します。また、スタンドも縦・横両方に対応しているので安心です。

また、大画面モデルとしては価格がリーズナブルなところもポイント。ただし、解像度が1366×768であることには注意してください。

エイスース(ASUS) モバイルディスプレイ MB169B+

暑さ約8.5mm、重量約800gの15.6インチモバイルディスプレイ。USBケーブル一本で、電源供給とデータ伝送を行えます。また、ノングレア液晶を採用しており、目が疲れにくいのも特徴です。

本製品には、持ち運びに便利なスリーブケースが付属。また、スリーブケースを取り外すと瞬時にスタンドに早変わりする仕様なので、余計な荷物が増えません。

さらに、パソコン本体のグラフィックス処理を軽減する「ASUS EzLink技術」を採用。パソコンの映像処理にかかる負担を軽減し、快適にモニターを使用できます。縦置きすると、自動で縦表示になるところもポイントです。

エイスース(ASUS) モバイルディスプレイ MB16AC

USB Type-Cケーブルで接続できる15.6インチモバイルディスプレイ。USB Type-Aに変換するコネクタも付属しており、接続するデバイスを選ばないところも特徴です。

折りたたみ式スマートケースを付属しているところもポイント。スマートケースは、縦・横両方に対応できるスタンドにもなります。また、本体の右下にはペンを挿し込める穴が開いており、スマートケースがなくてもペンの力で本体を立たせられるユニークな仕様です。

cocopar 15.6インチモバイルモニター

最も薄い部分がわずか4.4mmの、15.6インチモバイルディスプレイ。重量も476gなので、大画面と携帯性を両立したモデルを探している方におすすめです。

操作ボタンを背面に配置することで、本体前面がスタイリッシュになっているのが特徴。また、本体側部は、入力用のMiniHDMI端子、給電用のUSB Type-C、3.5mmイヤホン端子だけを配置したシンプルな設計です。