EIZOは、モニターなどの映像関連機器を取り扱う日本のメーカーです。ビジネス向けのモデルやクリエイター向けのモデルを数多くラインナップしています。

本記事ではEIZOのおすすめモニターをご紹介。選び方などについても併せて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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EIZOのモニターの魅力

目に優しい機能が搭載されている

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EIZOのモニターは、目への負担を減らす効果が期待できる機能を搭載しています。長時間快適に作業を進められるので便利です。「Paperモード」は、画面の色味を暖色系にし、紙のような見え方にすることでブルーライトを軽減できると謳われています。

「Auto EcoView」機能を搭載したモデルであれば、周囲の環境に合わせて画面の明るさを自動で調節可能。ちょうどよい明るさで使用できます。手動で調節する手間を省けるのもメリットです。

そのほか、「EyeCare調光方式」による輝度調節に対応したモデルであれば、低輝度時の画面のチラつきを抑えられます。

色の画面表示がきれい

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EIZOのモニターは、色の画面表示がきれいなのも魅力のひとつ。多くのモデルが、広視野角で色鮮やかな映像を表示できるIPSパネルを搭載しています。角度のついた位置から見ても色の変化が少なく、きれいな映像を表示可能です。

特に、クリエイター向けの「ColorEdge」シリーズは、現実に忠実なより美しい映像を表示できるのが特徴。クリエイティブな用途以外にも、写真の鑑賞や映画を視聴したいときなどに活躍します。

色域の広さを示すsRGB・Adobe RGB・DCI-P3などのカバー率を確認すれば、より具体的なスペックを把握できます。

スタンドや接続の機能性が高い

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調節幅の広いスタンドや豊富な接続端子を搭載したモデルが多いのも魅力のひとつ。機能性の高さを重視する方にもおすすめです。

スタンドの調節機能には、主に上下の角度を調節できるチルト機能、左右の角度を調節できるスウィーベル機能、高さ調節機能、90°回転させられるピボット機能があります。EIZOのモニターはさまざまな調節機能に対応しているモデルが多く、向きや角度を変更可能です。

映像入力端子にはHDMI・DisplayPort・DVIなどがあり、どの端子をいくつ搭載しているかも確認しておくと安心。有線LANポートやUSB Type-A/Type-C端子を搭載したモデルも展開されているため、用途に合わせて選んでみてください。

EIZOのモニターのおすすめ

エイゾー(EIZO) FlexScan EV2760

エイゾー(EIZO) FlexScan EV2760 2020

27インチサイズのディスプレイを搭載した、ビジネス向けのモニター。解像度は2560×1440のWQHD画質で、液晶パネルには広視野角で色鮮やかな映像を表示できるIPSパネルを採用しています。

3辺フレームレス仕様のスタイリッシュなデザインもポイントのひとつ。マルチウィンドウ環境の構築にもぴったりです。専用ソフト「Screen InStyle」を活用すれば、モニターの設定を保存しておけるのも便利なポイント。複数人が使用する環境の場合や複数のデバイスを使い分けている場合にもおすすめです。

「Auto EcoView」機能により、画面の明るさは周囲の環境に合わせて自動で調節されます。そのほか、本製品は表面は光の映り込みが気になりにくいアンチグレア仕様。また、ブルーライトを軽減できる「Paperモード」なども搭載しています。スタンドはチルト・スイベル・高さ調節・ピボットの豊富な機能に対応しています。

エイゾー(EIZO) FlexScan EV4340X

エイゾー(EIZO) FlexScan EV4340X 2024

高精細な映像を表示できる解像度3840×2160の4K画質に対応した、EIZOのモニター。加えて、42.5インチサイズの大画面ディスプレイを採用しています。

複数の資料やブラウザのタブを1画面内に表示でき、広い作業領域を確保できるのもメリットのひとつです。また、最大4台までのパソコン画面を同時に表示できる「PbyP(Picture by Picture)」機能と、小窓表示ができる「PinP(Picture in Picture)」機能にも対応しています。

映像入力端子はHDMI×2・DisplayPort・USB Type-Cを搭載。4W×2出力のスピーカーを内蔵しており、音質を重視する方にもぴったりです。

エイゾー(EIZO) FlexScan EV3450XC

エイゾー(EIZO) FlexScan EV3450XC 2024

34.1インチサイズのウルトラワイドディスプレイを採用した、EIZOのモニター。湾曲仕様なので画面の端まで視界に入りやすく、作業に没頭できます。解像度は3440×1440なので、高精細な映像を表示できると同時に広い作業領域を確保可能です。

500万画素のWebカメラと、エコーキャンセリング機能を搭載したマイクを内蔵しているのも特徴。さらに、クリアな音声を再生できる4W×2出力のステレオスピーカーも内蔵しています。テレワークでオンライン会議をする機会が多い方にもおすすめのモデルです。

映像入力端子は、HDMI×2・DisplayPort・USB Type-C。加えて、有線LANやUSBハブなどの豊富なインターフェース類を搭載しているのも魅力のひとつです。

エイゾー(EIZO) FlexScan EV2781

エイゾー(EIZO) FlexScan EV2781 2022

27インチでWQHD解像度のモニターです。デスクのサイズを問わず設置しやすいサイズ感ながら、高解像度による広い作業領域も確保できます。

映像入力端子にUSB Type-Cを採用しており、ケーブル1本で映像出力とノートパソコンへの給電ができるのもメリット。そのほか、HDMIとDisplayPortを1ポートずつ搭載しています。また、USB Type-Aハブが4ポートあるのも便利なポイント。ポート類の少ないノートパソコンと接続した際などに特に役立ちます。

そのほか、1画面内に2つのデバイスからの映像を同時に表示できる「Picture by Picture(PbyP)」機能などにも対応。スタンドは、チルト・スイベル・高さ調節・ピボットに対応しているので、設置環境に合わせて細かく調節できます。

エイゾー(EIZO) FlexScan EV3240X

エイゾー(EIZO) FlexScan EV3240X 2023

31.5インチサイズの大画面ディスプレイを採用した、EIZOのモニター。画面内に多くの情報を表示でき、細かい文字も鮮明に映しだせます。映像入力端子はHDMI×2・DisplayPort・USB Type-C。Type-Cポートは、ノートパソコンなどへ最大94W出力で給電できます。

さらに、有線LANポートや合計4ポートのUSBハブなども搭載。豊富なインターフェース類があるのが便利なポイントです。そのほか、明るさを周囲の環境に合わせて自動で調節する「Auto EcoView」機能や、画面の色味を暖色にしてブルーライトを軽減する「Paperモード」などにも対応しています。

エイゾー(EIZO) ColorEdge CS2740

エイゾー(EIZO) ColorEdge CS2740 2019

クリエイティブな用途にぴったりなColorEdgeシリーズの液晶モニターです。画面のサイズは27インチで、細かい箇所まで鮮明に表示できる3840×2160の4K画質。作業領域が広く画面を広々と使えるのも便利なポイントです。

さらに、Adobe RGBを99%カバーしているので、現実に近い忠実な色味を再現できます。映像制作や写真編集、イラストの制作などにおすすめのモデルです。写真プリントの色合わせソフト「Quick Color Match」や、ハードウェア・キャリブレーション時に使用する専用ソフト「ColorNavigator」なども用意されています。

映像入力端子はHDMI・DisplayPort・ USB Type-Cを搭載。Type-C接続であれば、ケーブル1本でノートパソコンへの給電と映像の出力ができるので便利です。そのほか、マウスのUSBレシーバーやUSBメモリの接続に便利なUSB Type-Aハブも2基搭載しています。

エイゾー(EIZO) ColorEdge CG2420-Z

エイゾー(EIZO) ColorEdge CG2420-Z 2019

キャリブレーションセンサーを内蔵したEIZOのカラーマネジメントモニター。専用ソフト「ColorNavigator」を使用して、手軽にモニターをキャリブレーションできます。画面のサイズは24.1インチで、液晶パネルにはアンチグレア仕様のIPSパネルを採用。解像度は1920×1200です。

Adobe RGBも99%カバーしています。スタンドはチルト・スイベル・高さ調節・ピボットに対応。好みや設置環境に合わせて細かく調節できます。また、マグネットで簡単に着脱できる遮光フードも同梱。光の映り込みを軽減でき、画面に集中できます。

映像入力端子は、HDMI・DisplayPort・DVI-Dを搭載。さらに、USB Type-Aハブが3ポートあるのも便利なポイントです。

エイゾー(EIZO) DuraVision FDF2182WT-L

エイゾー(EIZO) DuraVision FDF2182WT-L 2021

さまざまな施設に導入できる産業用モニターです。画面のサイズは21.5インチで、10点マルチタッチによる入力にも対応しています。指でのタッチ操作はもちろん、スタイラスペンでの操作もできるので、便利です。手袋をしているときなどにも役立ちます。

手の側面が触れることによる誤入力を防止する「パームリジェクション」機能にも対応。ストレスなくタッチ操作やペン入力が可能です。さらに、側面のボタンでタッチパネルの有効と無効を素早く切り替えられます。

液晶パネルには、TN方式のモノよりも視野角が広めで発色がよいVAパネルを採用。映像入力端子はHDMI・DisplayPort・D-Sub 15ピンで、USB Type-Aハブも2ポート搭載しています。

EIZOのモニターは修理できる?処分方法は?

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EIZOのモニターは、公式サイトの「修理申込みフォーム」より、修理の申し込みが可能。専任のスタッフおよびスペシャリストが修理をするので、安心して預けられます。また、公式サイトで修理料金の目安も掲載。モデルや症状によって料金が異なるので、併せて確認しておきましょう。

モニターを処分したい場合は、リサイクルに出すのがおすすめ。パソコン3R推進協会のリサイクル受付センターを利用することで、EIZOのモニターを回収してもらえます。公式サイトにも回収申し込みのリンクや、回収の手順などを記載。処分を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

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EIZOのモニターの選び方

シリーズで選ぶ

ビジネスや趣味での使用に適した「FlexScan」

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「FlexScan」シリーズは、オフィスやテレワークなどのビジネス用途にぴったりな製品が揃っています。普段使いや趣味での使用にもおすすめです。

サイズや解像度の異なるモデルが数多く揃っており、ラインナップも豊富。用途や環境に合ったモデルを見つけられます。Webサイトを閲覧したり、縦に長い資料をチェックしたりする機会が多い方は、縦の表示領域が広い解像度1920×1200に対応したモデルが便利です。

映像の精細さを重視する方は4K画質に対応したモデルがおすすめ。ビジネス用途であれば、作業効率の向上にも役立ちます。そのほか、スクエアタイプのモニターや、湾曲ディスプレイを採用したウルトラワイドモニターなども展開しているので、チェックしてみてください。

クリエイターにおすすめの「ColorEdge」

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「ColorEdge」シリーズには、現実に近い色味を表示できるクリエイター向けのモニターが揃っています。イラストや3DCG、動画コンテンツを制作する方におすすめです。

デジタルシネマ規格のDCI-P3やAdobe RGBなどのカバー率も高く、一般的なモニターよりも広い色域を実現しています。画面のサイズは24~30インチ前後のモデルをラインナップしているので、環境に適したサイズを選択可能です。

フルHD以上の高解像度のデータを取り扱う方は、WQHD~4K解像度に対応したモノをチェックしてみてください。

耐久性のある産業用モニターを探しているなら「DuraVision」

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高耐久な産業向けのモデルが揃う「DuraVision」シリーズ。工場や駅、学校、空港など、さまざまな場所で使用できるように設計されています。また、堅牢性が高いので、不特定多数が触れるような環境でも安心です。

「DuraVision」シリーズには、サイズなどのスペックが異なる複数のモデルが揃っています。10点マルチタッチに対応したモノが多いのも特徴のひとつです。スタイラスペンでの操作も可能なので、幅広い環境で快適に使用できます。一般用途とは異なる厳しい環境でも安心かつ快適に使用できるのが魅力です。

サイズ・形状をチェック

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モニターを選ぶ際、画面のサイズもチェックしておきたい重要なポイント。EIZOのモニターは幅広いサイズのモデルをラインナップしています。用途や環境に合ったモデルを選ぶことで、より快適に使用可能です。

設置スペースが限られているなど、小さめのモニターを探している方は、24インチ以下のモデルがおすすめ。24~27インチ前後のモデルは、ちょうどよいサイズ感で製品数も豊富です。設置スペースに余裕のある方や解像度の高さを重視する方は、27インチ以上のモデルをチェックしてみてください。

解像度を重視するなら4Kモデルがおすすめ

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モニターの解像度は画面の縦と横のドット数をかけた数値です。数字が大きいほど解像度が高く、より高精細な映像を表示できます。EIZOでは解像度1920×1080のフルHDモニターのほかに、さまざまな解像度のモデルを取り扱っています。

解像度の高さを重視する方は、解像度3840×2160の4Kモニターがおすすめ。高精細で美しい映像を表示できるのはもちろん、より広い作業領域を確保できるのもメリットです。

色についての機能性をチェック

自動で色調整ができる「キャリブレーションセンサー内蔵モデル」

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より正確な画面の色を再現するためには、モニターをキャリブレーションする必要があります。キャリブレーションとは、画面の色や明るさを正しくすること。工場出荷時にキャリブレーションされている場合でも、使用しているうちに画面の色味が変わっていくため、定期的なキャリブレーションを行うのがおすすめです。

EIZOのキャリブレーションセンサーを内蔵したモデルであれば、専用の装置を使用することなく、ハードウェア・キャリブレーションが可能です。

専用の装置を接続する手間がかからないのもメリットのひとつ。無料で利用できる専用ソフト「ColorNavigator 7」に対応していれば、設定を細かく調節できます。

鮮やかな色で表現できる「Adobe RGBモデル」

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「Adobe RGB」はアドビが提唱するカラースペースの規格で、sRGBよりも表現できる色の範囲が広いのが特徴。印刷分野で必要とされる標準色をカバーしているので、幅広いシーンで役に立ちます。

一眼レフカメラで撮影した画像データを取り扱う方や、高性能なインクジェットプリンタで自分の作品を印刷したい方は、Adobe RGBのカバー率を確認しておきましょう。

EIZOでは、Adobe RGBを99%カバーするモデルもラインナップしています。忠実な色を再現できるので、モニターで表示したままの色味で印刷可能です。

MacユーザーはType-C対応モデルを選ぶ

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EIZOのモニターには、USB Type-Cに対応したモデルもラインナップしています。MacBookなどを使用しているMacユーザーは要チェック。モニターにUSB Type-Cポートがあれば、MacBookなどのノートパソコンとケーブル1本接続できるので便利です。

また、使用するケーブルの本数を減らせるので、デスク周りをすっきりと整理できます。映像と音声の出力に加え、データの転送やノートパソコンへの給電ができるのもメリットです。