暖炉のある暮らしを手軽に楽しめる「暖炉型ヒーター」。おしゃれなデザインが特徴で、インテリアとしても活躍します。広範囲に適した大型モデルからスポット暖房を行えるコンパクトモデルまで、ラインナップも豊富です。
今回は、暖炉型ヒーターのおすすめアイテムをご紹介。選び方もあわせて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
暖炉型ヒーターとは?
暖炉型ヒーターとは、実際に暖炉で薪を燃やしているような雰囲気を味わえる暖房器具です。コードを繋ぐだけの電気式は、直火を利用する暖炉よりも扱いやすいので、子供がいる家庭でも快適に使用できます。
本物のような炎の質感とゆらめきを再現。なかには、温風を出さずに疑似炎だけを灯せる製品も存在します。視覚的にも楽しめるため、リラックスタイムにも活躍。オフシーズンは、おしゃれなインテリアとしても使用できます。
また、工事をしたり薪を補充したりする必要がないので、暖炉と比べてランニングコストを抑えられるのもメリット。卓上型や足元に置けるコンパクトサイズの製品もあり、用途に合わせたアイテムを見つけやすいのもポイントです。
暖炉型ヒーターの電気代はどれくらい?
暖炉型ヒーターは、家電のなかでも電気代がかかりやすいアイテム。電気料金目安単価31円/kWhを基にした場合、消費電力1000Wの暖炉型ヒーターの電気代は1時間で約31円です。
電気代を抑えたい方は、省エネ運転機能を備えたモデルに注目。また、エアコンの暖房と併用するなどサブの暖房機として使用するのもおすすめです。
暖炉型ヒーターのおすすめメーカー
ディンプレックス(Dimplex)
ディンプレックスは、1961年に設立されたイギリスを代表する生活家電の老舗ブランドです。世界で初めてオイルヒーターを製造・販売したパイオニアと知られており、電気暖房器分野において世界で高いシェアを占めています。ビルトイン電気暖炉やインテリア暖炉、オイルフリーヒーターをメインで販売しています。
暖炉型ヒーターに関しては、インテリアに溶け込むスタイリッシュなデザインのモデルを多数ラインナップ。水蒸気で本物の炎のようなゆらぎを実現できる「オプティミストシリーズ」と、光の反射と屈折を利用してゆらゆら揺れる炎を再現できる「オプティフレームシリーズ」を展開しています。
ニトリ
ニトリは、北海道札幌市に本社を置く家具やインテリアを手掛ける大手メーカー。「お、ねだん以上。」をキャッチコピーとしたCMが有名で、高コスパな製品を販売しているのが魅力です。
暖炉型ヒーターに関しても、比較的リーズナブルに購入できるモデルをラインナップ。また、インテリアとして季節問わず使えるイルミネーション機能も搭載しています。安全機能も充実しているため、安心して設置できます。
エスケイジャパン(SKJapan)
エスケイジャパンは、福岡県に本社を置く生活家電をメインで手掛ける人気メーカーです。ヒーターや扇風機などの季節家電をはじめ、キッチン家電や生活家電、テレビ、カーナビなど幅広い分野の製品を展開。コスパに優れた製品を多く販売しています。
暖炉型ヒーターも、低コストで導入できるモノをラインナップ。初めて暖炉型ヒーターを購入する方にもおすすめです。そのほか、自動で電源をオフにする機能を備えたモノも。電源の消し忘れを防げて便利です。
暖炉型ヒーターのおすすめ
ディンプレックス(Dimplex) タイニーストーブ TNY12J
置き場所に困りにくいコンパクト設計が魅力の暖炉型ヒーターです。最大1200Wの高出力に対応し、足元から体の芯までしっかりとあたためられます。
光の反射と屈折を利用した独自技術を採用し、自然な炎のゆらめきを再現できるのも魅力のひとつ。約33dBの静音設計を実現しているため、寝室などに設置しやすいのもおすすめポイントです。
ディンプレックス(Dimplex) ルシア LUCIII12J
リアルな焚き火のようなパチパチとした効果音を楽しめる暖炉型ヒーター。また、光の反射と屈折を利用した独自技術で自然な炎を再現できます。臨場感のある演出が可能なおすすめモデルです。
18〜30℃までの温度調節機能を搭載。30分〜8時間の範囲で設定できるオフタイマーを搭載しているため、電源の消し忘れを防げて便利です。サーモスタット機能を備えている点もメリット。小さい子供やペットがいる家庭でも安心して使えます。
ディンプレックス(Dimplex) マイクロストーブ MCS12J
光の反射・屈折で独自の炎を表現する暖炉型ヒーターです。低電力のLEDライトを用いているので、毎月の電気代が気になる方にもおすすめです。
2段階で出力を切り替えられる仕様。適用畳数は木造住宅で3畳、コンクリート住宅で8畳なので、一人暮らしの部屋や寝室、子供部屋などへの設置に適しています。高級感のあるスタイリッシュなデザインで、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
ディンプレックス(Dimplex) フォートローズ2G3 FORII12JGIII
水蒸気で自然に近い立体的な炎を実現できる特許技術を採用した暖炉型ヒーターです。不規則な炎のゆらぎが深いくつろぎをもたらします。薪サウンド機能により、薪のはぜる音を楽しめるのも魅力です。
最大出力1100Wのヒーター機能を搭載しているのもポイント。暖房目安は最大7畳です。また、イルミネーション機能付きで、季節を問わずインテリアとして活躍します。リモコンを使った遠隔操作ができるので、使い勝手も良好です。
ニトリ ミドルワイド暖炉型ファンヒーター BLT-999B-8
立体感のある炎を楽しめる暖炉型ヒーターです。炎を演出する炎パネルを正面だけでなく、側面にも配置しているのが特徴。光源に消費電力が少ないLEDを採用しているので、電気代を安く抑えたい方にもおすすめです。
炎パネルのみを点灯できるイルミネーション機能も搭載。1年中インテリアとして楽しめるのも魅力です。ヒーターの出力は500W・1000Wの2段階で切り替えられるため、シーンに応じて使い分けられます。
エスケイジャパン(SKJapan) 暖炉型温風ヒーター SKJ-CX1200DG
ガラスパネルを採用したスタイリッシュなデザインの暖炉型ヒーターです。リアルな炎を再現し、暖炉のある暮らしを手軽に実現できます。運転開始から3時間経過すると自動で電源が切れる仕様。電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防げます。
出力を600W・1200Wの2段階で切り替えられるのも特徴。比較的リーズナブルに購入できるので、コスパを重視する方にもおすすめです。
ベルソス(VERSOS) 暖炉型電気ファンヒーター VS-HF6200BK
コンパクト設計で置き場所に困りにくい暖炉型ヒーターです。イルミネーション機能を搭載しており、ヒーターを使わずに照明単体で使用できる点もメリットです。
本体下部に吹き出し口を備え、足元から心地よい温度であたためられるのも魅力のひとつ。また、600W・1200Wの2段階で出力を切り替えられます。比較的リーズナブルに購入できるため、コスパを重視する方にもおすすめです。
モダンデコ 暖炉照明付き セラミックファンヒーター lcht02
省スペースで設置できるタワータイプの暖炉型ヒーターです。電源を入れてから約2秒で温風が出ると謳っており、立ち上がりを待たずにあたたまれるのが特徴。左右最大80°の自動首振り機能を搭載し、広範囲にムラなく温風を届けられます。
約41dBの静音設計により、勉強や読書など集中したいシーンで使いやすいのも魅力。また、最大8時間まで設定できる自動OFFタイマーを備えているので、電源の消し忘れを予防できます。
本体上部のタッチパネルで直感的に操作可能。付属のリモコンで遠隔操作ができるのもメリットです。加えて、本体背面のポケットにリモコンを収納できます。
モダンデコ 暖炉調 コンパクトセラミックファンヒーター lcht06
レトロなデザインが特徴の暖炉型ヒーターです。人の動きを感知して自動で電源のオン・オフを切り替える「人感センサー」を備えており、効率よく部屋をあたためられるのが特徴。電源を入れてから送風開始までわずか約2秒の速暖性を実現している点もメリットです。
連続運転モードに設定すると、最大5時間の連続運転ができます。しっかりと部屋をあたためたい場合に重宝します。約1.8kgと軽いうえ、取っ手付きで移動しやすいのも利点。自宅内で場所を変えながら使いたい方にもおすすめです。
トップランド(TOPLAND) 暖炉型セラミックヒーター SC-DCH300
コンパクト設計で卓上にも設置できる暖炉型セラミックヒーターです。消費電力は300Wで手元をあたためられるのが特徴。約840gの軽量設計なので、さまざまな場所に持ち運べます。
また、イルミネーション機能を搭載。ヒーターを使わずにインテリアとしても楽しめます。転倒時自動OFF機能や温度ヒューズといった安全装置を備えているのもおすすめポイントです。
ジャパンスマイル 暖炉型ファンヒーター xr-d860
省スペースで設置できるタワー型の暖炉型ヒーターです。左右範囲70°の自動首振りモードにより、広範囲に熱を届けられるのが特徴。付属のリモコンを使用すれば遠隔操作も可能です。
また、本体上部に操作ボタンを配置しているため、立ったまま操作できる点もメリット。8時間まで1時間単位で設定できるタイマーも搭載しています。高温検知時や本体転倒時に自動で電源をオフにする機能を備えるなど、安全面に配慮されているのもおすすめポイントです。
ウェイモール (WEIMALL) 暖炉型 ファンヒーター
比較的リーズナブルに購入できる暖炉型ヒーターです。アンティーク調のおしゃれなデザインで、インテリアに溶け込みやすいのが特徴。イルミネーション機能を搭載しているため、オールシーズン間接照明として活用できます。
本体下部から温風が吹き出し、足元から体をあたためられるのも魅力。シンプルな操作性で扱いやすい点もメリットです。出力は600W・1200Wの2段階で調節できます。
転倒時自動停止機能・サーモスタット止機能・電流ヒューズ制御機能など安全装置が充実しているのもうれしいポイント。小さい子供がいる家庭にもおすすめです。
Heshare 暖炉型セラミックヒーター
スタンド付きでトイレや洗面所など湿気の多い場所でも使いやすい暖炉型ヒーターです。15〜35℃の範囲で1℃ごとに温度を調節できるのが魅力。周囲の温度に応じて自動で電源をオン・オフする機能を搭載しているので、節電効果が期待できます。
運転音は35dBと静かで、寝室への設置にもぴったり。風量は3段階で調節できます。遠赤外線リモコンが付属しているため、遠隔で操作できる点もメリット。多機能かつ汎用性に優れた暖炉型ヒーターを求めている方は、チェックしてみてください。
Tindon セラミックヒーター暖炉型 XY-612
小型かつ軽量で扱いやすい暖炉型ヒーターです。寝室・子供部屋・脱衣所・玄関など、さまざまな場所に持ち運んで使いやすいのが特徴。PTCセラミックスの加熱技術を採用しているため、素早くあたためられます。
イルミネーション機能の搭載により、ヒーターを使わずにオールシーズンインテリアとして楽しめるのも魅力。出力は600W・1000Wの2段階で調節でき、シーンに応じて使い分けられます。
運転開始から8時間経過すると自動で電源が切れる切タイマーを備えている点もメリット。電源の消し忘れを防げるので、安心して外出できます。比較的リーズナブルに購入できるため、コスパを重視する方にもおすすめです。
暖炉型ヒーターの選び方
適用畳数をチェック
適用畳数とは、部屋の広さに応じた暖房目安です。暖炉型ヒーターは製品ごとに適用畳数が異なるので、設置する部屋の大きさに合う製品を選びましょう。適用畳数よりも広い部屋で使用すると、部屋があたたまるまでに時間がかかり、余計な消費電力が発生します。
また、足元だけをあたためるスポット暖房として使用したい方は、適用畳数が小さいモデルがおすすめです。適用畳数が記載されていない製品は、パワーの目安となる消費電力をチェック。消費電力はW数で表されており、数値が高いモノほど消費電力も大きくなります。
炎の表現やリアルさをチェック
暖炉型ヒーターを視覚的に楽しみたい方は、炎の表現をチェック。暖炉型ヒーターの炎は、光の反射と屈折を利用することで、自然な炎のゆらめきや質感を表現します。
なかには、暖房機能をオフにしたまま炎だけを灯せる製品もラインナップ。疑似炎のイルミネーションでリラックスタイムを演出したい方にもおすすめです。調光機能を備えているモデルは、炎の明るさをコントロール可能。部屋の明るさや気分に合わせて調節できます。
タイプで選ぶ
設置型
設置型は、床に置いて使用するタイプです。暖炉型ヒーターの主流モデルでラインナップが豊富。自分好みの製品を見つけやすいのが魅力です。一方、設置型は本体サイズが大きくなる傾向があるので、あらかじめスペースを確保する必要があります。
なかには、コンパクトかつ軽量な製品も存在します。リビング・書斎・寝室など、使用する場所に合わせて持ち運びできる暖炉型ヒーターが欲しい方は、チェックしてみてください。
壁掛け型
壁掛け型は、壁に設置して使用するため、薄型で圧迫感を与えにくいのがメリットです。リビングやダイニングなどの広い部屋におすすめ。スタイリッシュなデザインのモノが多く、インテリアとしても人気です。
壁掛けタイプの多くは、凹凸の少ないフラットなデザインを採用しているため、汚れが気になったときは気軽にお手入れできます。
安全機能をチェック
転倒時オフ機能
暖炉型ヒーターは、カーテンや絨毯、洗濯物などに触れると火災の原因になる場合があるため、不安な方は安全機能を備えているか要チェック。安全機能はメーカーや製品によって異なりますが、「転倒時オフ機能」や「過熱防止装置」などが存在します。
転倒時オフ機能は、万が一地震などの揺れで本体が転倒してしまった際に自動で電源がオフになる機能です。特に、小さい子供やペットがいる家庭は倒れてしまう可能性が高いのであると安心。安全機能のなかではオーソドックスな機能で搭載されている製品が多いため選択肢が幅広く、自分好みのデザイン・機能で選びやすいのもポイントです。
過熱防止装置付きモデル
暖炉型ヒーターのなかには、過熱防止装置が付いたモデルもラインナップ。本体の温度が上がり過ぎたら自動で運転を停止するため、安心して使用可能です。過熱防止装置は「サーモスタット」とも呼ばれます。
転倒時オフ機能と同様に、小さい子供やペットがいる家庭におすすめの機能です。
あると便利な機能をチェック
タイマー機能
暖炉型ヒーターを快適に使用したい方は、便利な機能を備えているかもチェックしましょう。電源の消し忘れなどを予防したい方には、タイマー機能を搭載したモデルがおすすめ。タイマー機能は、設定した時間に合わせて本体の電源をオン・オフできる便利な機能です。とはいえ、製品によってはオンタイマーのみ、オフタイマーのみのモノも存在するので、事前に確認しておきましょう。
オンタイマーは、起床時間や帰宅時間に合わせて部屋をあたためたいシーンにぴったり。オフタイマーは就寝時や外出時など電源の消し忘れを予防したいシーンで重宝します。
温度調節機能
温度やW数を調節できるモデルもラインナップ。基本的に高性能なモデルほど多段階で調節でき、自分に適した温度であたたまれて便利です。
また、最初は最大で使用し、部屋があたたまってきたら温度やW数を低めに設定することで、余分な電力消費を防げます。電気代を節約したい方もチェックしてみてください。
左右自動首振り機能
リビングなど広い空間を効率的にあたためたい方には、左右自動首振り機能を搭載したモデルがおすすめ。左右首振り機能は、名前の通り本体を左右にスイングさせて広範囲に熱を届けられる機能です。
しかし、製品によって首振りできる角度が異なる点には注意。広い範囲をカバーしたい場合は、首振りできる角度が大きいモノを選びましょう。また、本体の幅が広いモデルは、首を振らなくても広範囲をあたためられます。
イルミネーション機能
暖炉型ヒーターは、部屋をあたためるヒーターがメインの製品ですが、視覚的に揺らぐ炎を楽しめるインテリアとしても活躍するアイテムです。イルミネーション機能があれば、暖房の機能を使わなくても炎の演出だけを楽しめて便利。暖房を使わない季節でもインテリアとして使用できます。
また、イルミネーション機能を使って炎を演出し、暖房はエアコンを使うという使い分けも可能。省エネなエアコンを使うことで結果として電気代を節約できます。
調光機能を搭載しているかもあわせてチェック。調光機能を備えていれば、空間に合った明るさで炎を演出でき、間接照明のように使用できます。
加湿機能
部屋の乾燥が気になる方には、加湿機能を搭載したモデルがおすすめです。単体で部屋の暖房と加湿をこなせるため、加湿器を別途購入する手間やコストが省けます。
しかし、暖炉型ヒーターに搭載されている加湿機能は、加湿器に比べると控えめな点に注意が必要。部屋全体を潤したいシーンにはあまり適していないため、加湿器と併用するのがおすすめです。
なかには、加湿効果がある水蒸気を使って炎をリアルに演出できるモデルも販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。
暖炉型ヒーターは製品ごとに適用畳数が異なるので、部屋の広さに合わせて選ぶことが大切です。安全面が気になる方は、転倒時オフ機能や過熱防止装置などの有無もあわせてチェック。本記事を参考に、自分に合った暖炉型ヒーターを選んでみてください。