釣りにおいて重要な役割を担う「リール」。種類としては大きく分けてスピニングリールとベイトリールの2タイプがありますが、特に最近はベイトリールの汎用性が広がっており、さまざまな釣りに使われています。
そこで今回はベイトリールを特集。おすすめモデルをご紹介します。種類やギア比、ブレーキシステムの違いついても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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ベイトリールの選び方
ベイトリールの種類をチェック
ロープロ型
「ロープロ型」はパーミングしやすいのが特徴。「パーミング」とはハンドルを持つ手とは逆の手でリールを押さえることを意味しており、ロープロ型は比較的手に収まりやすいのが特徴です。
なお、最近のロープロは軽量かつコンパクト化を図っているモデルが増加。より軽くて小さいルアーを投げられるベイトフィネスリールの多くが、ロープロ型を採用しています。
丸型
「丸型」とは昔からあるクラシックスタイルのベイトリール。剛性に優れているほか、比較的重厚感があり、手元をブラさずにしっかりとリーリングできるのが特徴です。
巻き感がよいので、バス釣りではクランクベイトやスピナーベイトなども巻物系で多用。また、海釣りではジギングでも使われることが多く、パワフルなファイトにもしっかりと対応できます。
ギア比をチェック
ノーマルギア
ギア比とは、ハンドル1回転あたりの糸巻き量を比率で表したもの。数値の定義はとくに決まってはいませんが、最近では6:1あたりがノーマルギアの目安です。
なお、目安のギア比はリールの進化とともにアップ。発売当初ハイギアと呼ばれていたモデルであっても、それから何十年も経てばノーマルギア扱いということもあります。メーカーによっても製品によっても変わってくるので、意識しておきましょう。
ローギア
ローギアとはギア比が低いリールのこと。最近のベイトリールでは5:1以下であることが多く、ハンドル1回転あたりの糸巻き量が少ないので、よりスローに巻けるのが特徴です。
また、巻き心地が軽いのもポイント。引き抵抗の大きいディープクランクなどでもあまり疲れることなく、巻き続けられるのが魅力です。
一方、感度がやや鈍いのが注意点。ルアーの動きが手元にしっかりと伝わらないほか、バイトなのか、根掛かりなのかの判断がしづらいこともあります。
なお、ソルトではローギアのことを「パワーギア(PG)」と表記する場合がありますが、これはハンドル1回転あたりの巻き上げる力が強いため。意味合いとしては同じなので覚えておきましょう。
ハイギア
ハイギアとはギア比が高いリールのこと。最近のベイトリールでは7:1以上であることが多く、より高いギア比はエクストラハイギアと呼ばれる場合もあります。
ハイギアの特徴はハンドル1回転あたりの糸巻き量が多いこと。リーリング時の抵抗が強いので巻き続けるとしんどさを感じますが、ルアーのピックアップが早くでき、テンポよくキャストできるのが魅力です。
また、掛けてからスムーズに魚を寄せられるので、ランディング途中のバラシが軽減できるのもポイント。さらに、感度にも優れているので、ルアーの動きが手元にしっかりと伝わるほか、障害物へのタッチや地形変化の把握なども容易で、バイトにも素早く対応できます。
ブレーキシステムをチェック
遠心ブレーキ
遠心ブレーキとは、リール内部にあるブロックパーツによって制御するシステム。スプールの回転によって遠心力が働き、ブロックパーツが外側に寄ることでブレーキがかかります。
ブレーキの力はスプール回転の初速にかけて強く働き、失速していくに連れて弱まるのが特徴。ロングキャストはもちろん、ピッチングやフリッピングなどの接近戦におけるキャストがしやすいのもポイントです。
なお、ブレーキの特性上、バックラッシュには注意が必要。「バックラッシュ」とはキャスト時に糸が絡んでしまう現象のことで、スプールの回転に対してラインの放出量が追いつかないために発生するトラブルです。
回避する方法としては回転しているスプールに対して親指を軽く当ててラインの放出を抑える「サミング」が重要。釣り初心者の方にとっては慣れが必要となるので、意識してみましょう。
マグネットブレーキ
マグネットブレーキとは、磁力でブレーキをかける仕組み。リールの内部に小さな磁石が数個取り付けられており、スプールが回転に応じて近づいたり離れたりすることでブレーキの強弱を調節するのが特徴です。
キャスト直後から後半まで均一にブレーキがかかるのもポイント。外的要因に左右されにくく、向かい風でも比較的キャストしやすいのも魅力です。
DCブレーキ
DCブレーキの「DC」とは「Digital Control(デジタルコントロール)」の略で、シマノが開発した電子制御するブレーキシステムのこと。マイクロコンピューターがスプールの回転数を感知し、適したブレーキングをするのが特徴です。
キャスト時に糸が絡まる「バックラッシュ」が起こりにくく、ストレスなく安定して飛距離を出せるのもポイント。なお、ほかのブレーキシステムと異なり、ブレーキが効いている際は独自の音を発するので、その点は留意しておきましょう。
ドラグ性能をチェック
リールにおける「ドラグ」とは、スピニングであればベイルを返した状態、ベイトであればクラッチがオンの状態において、ラインの放出具合をコントロールする部分。フルロックの場合では遊びがないので、ラインを引っ張ってもまったく出ませんが、ドラグが緩いと軽く引っ張っただけでラインが出ます。魚を「いなす」ことに大きく関わってくるため、しっかりと調節するのが重要です。
魚とのやりとりに置き換えると、バイトしてから魚が走り出した場合は急に負荷がかかるので、とくにドラグがフルロックの状態だとラインブレイクする恐れがあります。一方、ドラグが緩いとわずかな力でラインが滑り出してしまうため、しっかりとフッキングが決まらないのが難点。パワフルな魚と対峙する場合はドラグの性能が重要になるので、ぜひチェックしておきましょう。
ベイトリールのおすすめモデル|ロープロ型
シマノ(SHIMANO) 19 SLX MGL 71XG
コスパ重視でベイトリールを選びたい方におすすめのモデル。ストレスなくキャストできる「マグナムライトスプール」や、簡単に遠心ブレーキの調節ができる「SVS∞(インフィニティ)」など、基本的な機能をひと通り揃えているものの、比較的価格が控えめに設定されているのが特徴です。
本製品は左巻きで、ラインキャパはナイロン12lbが100m。ギア比は8.2:1のエクストラハイギア仕様です。なお、ラインナップには7.2:1のハイギアと6.3:1のノーマルギアも用意。重さはいずれのモデルも200gを切っており、軽量なのも魅力です。
シマノ(SHIMANO) 21 SLX BFS XG LEFT
初めてベイトフィネスリールの購入を検討している方におすすめのモデル。価格帯としては控えめながら機能性は十分で、軽量ルアーをしっかりとキャストできるのが特徴です。
本製品は左巻きで、ギア比は8.2:1のXG。ラインナップにはノーマルの6.3:1も用意されています。マグネットブレーキを採用しており、重さは170g。ラインキャパはフロロ8lbで45mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 23 SLX DC 70HG
同社のDCブレーキを搭載したベイトリール。シリーズラインナップはギア比6.3:1のノーマル、7.2:1のハイギア、8.2:1のエクストラハイギアが用意されており、いずれも重さは200gと軽量に仕上がっているのが特徴です。
本製品は右巻きのハイギアモデルで、ラインキャパはナイロン12lb100mが目安。遠投はもちろん、サイドハンドキャスト、スキッピング、ピッチングなども気兼ねなくできるおすすめの1台です。
シマノ(SHIMANO) 19 スコーピオン MGL 150XG
立ち上がりの軽いMGLスプールを採用したベイトリール。汎用性の高い遠心ブレーキを採用しており、ロングキャストはもちろん、ピッチングもしやすいのが特徴です。
本製品は右巻きで、ギア比は8.5:1のエクストラハイギア仕様。重さは215gが目安です。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は91cm。ラインキャパはナイロン16lbが100mと、太めのラインがしっかりと巻けるのも魅力です。
なお、ラインナップには7.4:1のハイギア、6.2:1のノーマルギアも用意。充実した機能が備わっていながらも価格は控えめなので、幅広いユーザーにおすすめできる1台です。
シマノ(SHIMANO) 21 スコーピオンMD 300XG
バスはもちろん、シーバスなどの大型魚種にも対応できるベイトリール。最大ドラグ力は8g、ラインキャパはPE5号で140mとパワフルなスペックを備えており、淡水・海水を問わず使えるのが特徴です。
本製品は通常ハンドルの右巻きですが、ラインナップは通常ハンドルの左巻き、さらにはロングハンドルの右巻き・左巻きの計4タイプを用意。ギア比は7.9:1のエクストラハイギアで統一されています。
シマノ(SHIMANO) 22 バンタム XG
剛性に優れたタフネス仕様のベイトリール。シリーズラインナップはギア比6.2:1のノーマル、7.1:1のハイギア、8.1:1のエクストラハイギアが用意されており、ラインキャパはナイロン16lb100mが目安です。
本製品は右巻きのエクストラハイギアモデルで、重さは225g。リーリングの巻き感やキャスト時の抜け感もよいので、巻物系からカバー撃ちまでしっかりと対応できるのも魅力です。
シマノ(SHIMANO) 23 メタニウム 101XG
同社のベイトリールで人気の高い「メタニウム」の23年モデル。前モデルの20メタニウムとの大きな違いはラインキャパで、こちらはナイロン14lbを100m巻けるのが特徴です。
本製品は左巻きのエクストラハイギアモデルで、ギア比は8.1:1。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は86mが目安です。なお、同シリーズの100番台には7.1:1のハイギアも用意。それぞれ右巻き・左巻きがラインナップされています。
シマノ(SHIMANO) 22 アルデバラン BFS XG LEFT
テンポよくキャストしたい方におすすめのベイトフィネスリール。FTB(フィネスチューンブレーキシステム)と呼ばれるマグネットブレーキを採用することによって、軽いルアーでも投げやすく、サイドハンドやピッチングはもちろん、スキッピングなどのテクニカルなキャストにも対応できるのが特徴です。
本製品は左巻きで、ギア比8.9:1のエクストラハイギアですが、7.8:1のハイギア含めた計4種類をラインナップ。いずれも重さは130gで、ラインキャパはフロロ6lb・8lbともに45mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 23 アンタレス DC MD XG
ハイエンドクラスのベイトリール。同社におけるフラッグシップモデルで、遠投性能はもちろん、優れたDCブレーキによるキャスタビリティのよさ、巻心地の滑らかさなどもレベルが高く、隙のない仕上がりとなっているのが特徴です。
本製品は右巻きのエクストラハイギアモデルですが、シリーズラインナップはギア比7.4:1のハイギアと7.8:1のエクストラハイギアの2タイプに、それぞれ右巻き・左巻きを揃えた計4種類。いずれも重さは235gで、ラインキャパはナイロン20lb100mが目安です。
ダイワ(Daiwa) タトゥーラ SV TW 103SHL
軽量ルアーから重量級のジグまでカバーできるマグネットブレーキ仕様のベイトリール。シリーズラインナップはギア比6.3:1のノーマル、7.1:1のハイギア、8.1:1のエクストラハイギアが用意されており、重さは190g、ラインキャパはナイロン16lbでMAX80mが目安です。
本製品は左巻きのハイギアモデル。クランクベイトやスピナーベイト、テキサスリグやラバージグのほか、シャッドやスモラバにも対応できるおすすめの1台です。
ダイワ(Daiwa) アルファス エア TW 8.6L
ベイトフィネスリールのなかでも汎用性の高いマグネットブレーキ仕様のおすすめモデル。バスのほか、トラウト、ソルトのライトゲームなど、幅広いフィールドで使えるのが特徴です。
本製品は左巻きのギア比8.6:1モデルですが、右巻き、さらにはギア比7.1:1もあり、ラインナップは計4種類。いずれも重さは160gと軽量で、ラインキャパはナイロン6lb・8lbで45m、ハンドル1回転の糸巻き量は75cmが目安です。
ダイワ(Daiwa) ジリオン SV TW 1000XHL
ラインナップの豊富さと耐久性が魅力のベイトリール。マグネットブレーキ採用したシリーズで、ギア比は5.5:1のローギア、6.3:1のノーマルギア、7.1:1のハイギア、8.5:1のエクストラハイギアの4タイプが用意されています。
いずれも重さは175gで、ハンドルの長さが90mmに統一されているのもポイント。ラインキャパはナイロン16lbでMAX80mが目安です。
ギア比の違いはありますが、それぞれ近しいフィーリングで使い分けができるので、単品指名買いはもちろん、複数台の購入を検討している方もぜひチェックしておきましょう。
ダイワ(Daiwa) SS AIR TW 8.5R
マグネットブレーキを採用した軽量かつコンパクトなベイトフィネスリール。ナイロンやフロロカーボンのほか、PEにも適合の目安が記されており、より多彩で果敢なアプローチにも対応できるのが特徴です。
ギア比は8.5:1のみで、重さは145g。本製品は右巻きですが、左巻きも用意されており、いずれもハンドル1回転あたりの糸巻き量は74cm、ラインキャパはナイロン6lb・8lb、PE0.8号で45mが目安です。
ダイワ(Daiwa) スティーズ A TW HLC 8.1L
重量級のルアーをバンバンキャストしたい方におすすめのモデル。シリーズラインナップのギア比は6.3:1、7.1:1、8.1:1の3タイプがあり、マグネットブレーキを採用しています。
いずれも重さは190gで、ラインキャパはナイロン16lbで100mが目安。本製品はギア比8.1の左巻きで、ロングキャストのほか、カバー撃ちもしやすく、ボートでもオカッパリでも扱いやすいのが魅力です。
ダイワ(Daiwa) スティーズ A II TW 1000XHL
淡水・海水を問わず使えるおすすめのベイトリール。シリーズとしては17年に登場した「スティーズ A」から進化した23年発売の「スティーズ A II 」で、よりタフに仕上がっているのが特徴です。
ラインナップはマグネットブレーキ仕様で、重さは190gで統一。ギア比は6.3:1のノーマルギア、7.1:1のハイギア、8.5:1エクストラハイギアの3タイプありますが、従来モデルよりもスプールが浅溝化しており、ラインキャパはナイロン14lbで100m・PE2号150mが目安です。
本製品は左巻きのエクストラハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は90m。キャスト&リトリーブを繰り返す釣りに向いているモデルなので、テンポやリズムを重視したい方におすすめの1台です。
ダイワ(Daiwa) スティーズ AIR TW 500XXH
ベイトフィネスリールにおけるハイエンドクラスのおすすめモデル。タフコンディション化したフィールドやスレているハイプレッシャーエリアで活躍してくれる1台で、これまでスピニングリールでカバーしていた領域を手返しのよいベイトリールでまかなえるのが特徴です。
また、重さは135gと軽量に仕上がっているのもポイント。スプールは28mm径の小口径かつ肉抜きしたAIRスプールを採用しており、スモールプラグやライトリグを気持ちよくキャストできるのも魅力です。
なお、本製品はマグネットブレーキを採用した淡水専用モデルで、ギア比は6.8:1と9.1:1の2種類があるうちの後者。左巻きで、ラインキャパはナイロン6lb・8lbで45mが目安です。
ダイワ(Daiwa) IMZ リミットブレイカー TW HD-C XH
ハイテク仕様のベイトリール。デジタル制御によるブレーキシステムを採用しており、安心してフルキャストできるのが特徴です。
本製品は右巻きですが、左巻きもあり、いずれもギア比は8.4:1。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は100cmが目安です。ラインキャパはナイロン20lb・PE4号で100mと、太めのラインにも対応。国内外のモンスターを仕留められるスペックを備えています。
また、Bluetooth接続によってアプリと連携できるのもポイント。淡水・海水を問わず使えるので、さまざまなデータを記録し、参考にできるのも魅力です。現代のテクノロジーが詰まったベイトリールを試してみたい方はぜひチェックしておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 X
ベイトリール初心者から中級者におすすめのモデル。比較的リーズナブルな価格帯ながら機能性は十分で、コスパに優れているのが特徴です。
本製品はノーマルギアの右巻きですが、シリーズラインナップが豊富なのも魅力。ギア比5.4:1のローギア、6.7:1のノーマルギア、7.3:1のハイギアがあり、それぞれ右巻き・左巻きが用意されています。
いずれもマグネットブレーキを採用しているほか、重さは204gと軽量なのもポイント。ラインキャパはナイロン・フロロ16lb、PE3号で100mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 SX-HS-L
機能性・重さ・価格帯のバランスに優れたおすすめのベイトリール。最大ドラグ力が11.2kgと高めながら、重さは212gと軽く、さらに価格も控えめに設定されているのが特徴です。
シリーズとしては遠心ブレーキを採用しており、本製品はハイギアの左巻き。ラインナップはギア比6.7:1のノーマルギア、7.3:1のハイギアにそれぞれ右巻き・左巻きを用意した計4種類を揃えています。
ラインキャパはナイロン・フロロ16lbで115m、PE3号で120mと太めがきっちり巻けるのもポイント。メイン機種としてはもちろん、サブ機としてもおすすめのモデルです。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 ウィンチ
ギア比の低いローギアタイプのベイトリールを求めている方におすすめのモデル。ギア比は5.4:1、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は59cmで、軽い巻き感でキャスト&リトリーブを繰り返したい釣りに向いています。
本製品は右巻きですが、左巻きもあり、重さはどちらも220g。シリーズとしては遠心ブレーキを採用しており、ラインキャパはナイロン・フロロ16lbで150m、PE3号で160mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 STX-SHS
ミドルレンジのベイトリールを求めている方におすすめのモデル。ギア比のラインナップは6.7:1と8.1:1の2タイプがありますが、いずれも重さは220g、ラインキャパはナイロン・フロロ16lbで115m、PE3号で120m目安です。
シリーズとしては遠心ブレーキを採用しており、本製品はギア比8.1の右巻き。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は89cm、ハンドルの長さは95cmが目安です。また、最大ドラグ力は11.2kgと高めなのもポイント。耐久性も高く、淡水・海水を問わず、安心して使えるのが魅力です。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ5 ロケット
ギア比の高いベイトリールを求めている方におすすめのモデル。遠心ブレーキを採用しており、ギア比が10.1:1、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は112cmで、手返しよく撃っていけるのが特徴です。
本製品は右巻きですが、左巻きもあり、重さはどちらも215g。ラインキャパはナイロン・フロロ16lbで115m、PE3号で120mが目安です。
なお、兄弟機種に「レボ5 SX-ロケット」がありますが、違いはギア比と重さとベアリングの数。機能性は劣りますが、その分価格帯に還元され、若干安めに設定されています。購入を検討する際は予算との兼ね合いを考慮して判断するようにしましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン MG7-L
同社のハイエンドシリーズにおけるバーサタイルリール。コンパクトな形状かつ重さ135gとかなり軽量に仕上がっているのが特徴で、トゥイッチやジャークなどのロッドワークがしやすいのが魅力です。
本製品は左巻きですが、右巻きもあり、ギア比は7.5:1で統一。マグネットブレーキを採用しており、ラインキャパはナイロン・フロロ12lbで100m、PE1.5号で150mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン LTX-L
同社のハイエンドシリーズにおけるベイトフィネスリール。マグネットブレーキと浅溝のスプールを採用しているのが特徴で、ラインキャパはナイロン・フロロ6lbで70m、PE1号で100mが巻けます。
本製品は左巻きですが、右巻きもあり、重さは150gで共通。ギア比も8.3:1で統一されており、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は78cmが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン ビースト9
同社のハイエンドシリーズにおけるパワー系リール。ハンドル側には大口径ギアが採用されているものの、スプール径は32mmで、パーミング側はコンパクトに握れるのが特徴です。
ギア比は6.8:1と9.5:1の2種類が用意されており、本製品は後者の右巻き。左巻きも併せて、ラインナップは計4種類を揃えています。マグネットブレーキを採用しており、重さはすべて195g。ラインキャパはナイロン・フロロ16lb、PE2号で100mが目安です。
ベイトリールのおすすめモデル|丸型
シマノ(SHIMANO) 22 カルカッタコンクエスト 200XG
巻きにこだわりたい方におすすめのベイトリール。本製品は後発の200番台・右巻きのエクストラハイギアですが、先んじて発売された同シリーズの「21カルカッタコンクエスト」にはノーマルギアやハイギア、さらにはひと回り小さい100番台も左右揃っており、豊富なラインナップから選べるのが特徴です。
遠心ブレーキを採用しており、重さは235g。ギア比7.5:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は89cm、ラインキャパはナイロン20lb100mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 23 カルカッタコンクエスト BFS XG
スモールクランクやシャッドなどの巻物で使うのにおすすめのベイトフィネスリール。同シリーズの特徴であるシルキーな巻き心地はもちろん、遠心特性をいかしたマグネットブレーキの採用によって、キャストの安定性と伸びを実感できるのが特徴です。
本製品は右巻きで、ギア比は8.9:1のエクストラハイギアですが、左巻き、さらには7.8:1のハイギアも揃えた計4種類をラインナップ。いずれも重さは195gで、ラインキャパはフロロ6lb・8lbともに45mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 20 カルカッタ コンクエスト DC 101
ストレスなく巻物を操作したい方におすすめのベイトリール。本製品はDCブレーキを採用した重さ240gの100番台で、ギア比は5.6:1のノーマルギア、ラインキャパはナイロン12lbで100mが目安です。
なお、ラインナップにはハイギアのほか、ひと回り大きい200番台も用意。200番台はより太いラインをたっぷり巻けるので、ソルトで大物を狙いたい方はこちらがおすすめです。
シマノ(SHIMANO) 23 カルカッタコンクエストMD 300XGLH
国内外の大型魚種に対抗できるおすすめのベイトリール。耐久性の高さや巻き心地の滑らかはもちろん、遠心ブレーキとマグネットブレーキをミックスしており、安心してキャストできるのが特徴です。
シリーズとしては300番台と400番台が用意されているほか、それぞれ通常ハンドルとロングハンドルがあり、計6種類をラインナップ。いずれもギア比は7.5:1、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は101cmが目安です。
本製品は右巻き・ロングハンドル仕様の300番台。ラインキャパはナイロン20lbで160m、PE6号120mと、太めラインをガッツリ巻けるのも注目すべき点です。淡水・海水を問わずモンスタークラスを仕留めたい方はぜひおさえておきましょう。
シマノ(SHIMANO) 22 オシアコンクエスト 300PG
オフショアで使うのにおすすめの両軸(ベイト)リール。シリーズとしては遠心ブレーキを採用した300番台のノーマルギア(パワーギア)、ハイギア、エクストラハイギアが揃っており、ラインキャパはいずれもPE3号で250mが目安です。
本製品のギア比は4.8:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は65cm。重さは350g、最大ドラグ力は8kgなので、青物狙いのジギングやマダイ狙いのタイラバで使うのがおすすめです。
シマノ(SHIMANO) 21 オシアジガー 2000NRXG
豊富なラインナップが揃うジギング向けの両軸(ベイト)リール。調節はメカニカルブレーキのみですが、番手やギア比の異なる計15種類がラインナップされており、重さや最大ドラグ力、ハンドル1回転あたりの糸巻き量、ラインキャパによって使い分けしやすいのが特徴です。
本製品は2000番の右巻き・エクストラハイギア仕様で、ギア比は7:1。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は132mが目安です。
重さは580gで、ラインキャパはPE4号300m。最大ドラグ力は10kgと大物にも十分対応できるスペックを備えています。
ダイワ(Daiwa) ミリオネア CT SV 70HL
オールマシンカットボディを採用したマグネットブレーキ仕様のベイトリール。トラブルが少なく、大小さまざまなルアーをスムーズにキャストできるのが特徴です。
シリーズラインナップはギア比6.3:1と7.2:1の2タイプに、それぞれ右巻き・左巻きを揃えた計4種類。本製品はギア比6.3:1の左巻きで、重さは210g、ラインキャパはナイロン16lbでMAX60mが目安です。
なお、各モデルの重さや最大ドラグ力、ラインキャパ、ハンドル長さなどに違いはなく、純粋にギア比とハンドル1回転あたりの糸巻き量で使い分けられるので、比較・検討する際はポイントを絞ってチェックするようにしましょう。
ダイワ(Daiwa) リョウガ 1016HL
ボディの強靭さと巻き心地の滑らかさが特徴のベイトリール。番手は1016と1520の2種類、ギア比も5.4:1と6.3:1の2種類に、それぞれ右巻き・左巻きを揃えており、ラインナップは計8種類が用意されています。
マグネットブレーキを採用している本製品は1016の左巻きで、重さは255g。ギア比6.3:1で、ラインキャパはナイロン16lbなら100m、PE1.5号なら200mが目安です。
なお、やや重さは気になる部分ではありますが、手元をブラさず巻けるのもこのシリーズのポイント。ディープクランクや大きめのスピナーベイトなど、引き抵抗の強いルアーを巻く際におすすめのモデルです。
ダイワ(Daiwa) キャタリナ 15H
大きめのシングルハンドルが付いたオフショア用のジギングリール。シリーズラインナップは「15H」と「15H-SJ」があり、前者はマダイやタチウオ、青物狙いに、後者はスロージギングで使うのがおすすめです。
どちらも右巻きのみで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は99cm。遠心ブレーキの採用や最大ドラグ力8kgは共通ですが、重さとラインキャパ、ハンドルノブの形状に違いがあります。購入を検討する際はぜひ意識しておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) アンバサダー 5600CA ファクトリーチューンド
重厚感のあるクラシカルなベイトリール。重さは356gとかなりヘビーですが、耐久性が高いほか、ラインキャパはPE6号120mとかなり太めと多く巻けるので、引きが強烈な魚種にも対応できるのが特徴です。
本製品は2点遠心ブレーキを採用したオールドスタイルで、ギア比は5.3:1のローギア。なお、シリーズには右巻き・左巻きの両方が用意されているほか、ひと回り小さい「4600CA」やひと回り大きい「6600CA」もラインナップされています。
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ベイトリールを選ぶうえで外せないのが、右巻き・左巻きのどちらにするべきかという点。右利きで右巻きを使えば力強くスピーティに巻ける、右利きで左巻きを使えば持ち替えることなくキャスティングからリトリーブに移行できることがポイントです。購入を検討する際は事前にどちらがよいか確認しておきましょう。