釣具メーカーのなかでもタフなリールを数多く開発している「アブガルシア」。バスフィッシングを牽引してきたブランドなだけあって、ベイトリールにおいては歴史と伝統がありますが、最近はスピニングリールも続々とラインナップされており、注目すべきモデルも数多く揃っています。
そこで今回はアブガルシアのスピニングリールに注目。おすすめの製品をご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- アブガルシア(Abu Garcia)とは?
- アブガルシア(Abu Garcia)のスピニングリールの特徴
- アブガルシア(Abu Garcia)のスピニングリールのおすすめモデル
- 番外編:アブガルシア(Abu Garcia)のリールケースおすすめ
アブガルシア(Abu Garcia)とは?
「アブガルシア(Abu Garcia)」とは老舗のリールメーカー。もともとはスウェーデンの会社でしたが、1990年代後半にアメリカの企業が買収し、現在の日本国内の流通はその子会社の「ピュア・フィッシング・ジャパン」が統括しています。
ラインナップしてはベイトリール・スピニングリールともに豊富で、機能性に優れたアイテムを数多く展開。また、淡水・海水を問わず使えるモデルが多く、汎用性が高いのも魅力です。
アブガルシア(Abu Garcia)のスピニングリールの特徴
アブガルシアのスピニングリールの特徴はコスパのよさ。十分な機能性は備わっているものの、価格帯としては比較的控えめなので、メインとしてはもちろん、サブとしての需要が高いのも特徴です。
また、耐久性が高く、長く使い続けられるのもポイント。さらにシリーズラインナップも豊富で、価格帯のランクに応じたアイテムがしっかりと揃っているのも魅力です。
ジャンルとしてはバス・トラウト・シーバス・エギ・ライトゲーム・ジギングなどを含め、ルアーフィッシング全般をカバー。実力や経験に基づいてステップアップを図りやすいので、幅広いアングラーにおすすめできるブランドです。
アブガルシア(Abu Garcia)のスピニングリールのおすすめモデル
アブガルシア(Abu Garcia) カーディナル III SX 2000S
同ブランドのロングセラーシリーズとして知られる「カーディナル」のSXの3代目。1000〜5000番のラインナップが揃っているほか、いずれも安価で、気兼ねなく購入できるのが特徴です。
本製品は2000番のシャロースプールで、重さは236g。ギア比は5.2:1のノーマルギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは69cm、ラインキャパはナイロン・フロロ4lbで100m、PE0.6号で100mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) カーディナル III STX 2500SHD
エントリーモデルとしておすすめのスピニングリール。本シリーズの「STX」は「SX」と比べてベアリングの数が多く、より滑らかに回るのが特徴です。
また、価格帯はそれほど変わりませんが、付属する替えスプールに違いがあるのもポイント。SXは本体のアルミスプールと深溝のグラファイトスプール、STXは本体のアルミスプールと同型色違いのアルミスプールが同梱しています。
本製品は2500番のダブルハンドル仕様で、重さは268g。ギア比は5.8:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは82cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) スーペリア 4000SH
豊富なサイズラインナップが揃っているスピニングリール。下は1000番から上は5000番まで用意されており、ソルトシーンにおいてはライトゲームからショアジギングまで対応できます。
シリーズ共通で比較的安価ながら、ボディにDURAMETAL(高強度アルミ鋳造合金)を採用しているのもポイント。耐久性に配慮されており、番手別に買い揃えやすいのも魅力です。
本製品は4000番で、重さは288g。ギア比は6.2:1、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは98cm、ラインキャパはナイロン・フロロ共通で16lb150m、PE2号で220mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) オーシャンフィールド 3000H/3000SH
ソルトゲームにおすすめのスピニングリールシリーズ。高性能耐食性素材を採用した「HPCRベアリング」を搭載しており、耐久性はもちろん、巻き取りの滑らかさにも配慮されているのが特徴です。
本製品は3000番で、重さは288g。ギア比は5.8:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは82cmが目安です。ラインキャパはナイロン・フロロ共通で8lb110m、PE1.2号で150m。なお、デフォルトの状態であれば「3000H」ですが、同梱されている浅溝の替えスプールをセットすると「3000SH」となります。購入を検討する際は意識しておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) ロキサーニ 2500SH
コスパに優れたおすすめのスピニングリール。ボディにDURAMETAL(高強度アルミ鋳造合金)を採用しており、タフなシーンでも安心して使えるのが特徴です。
本製品は同シリーズにおける初代モデルで、番手は2500番。重さは228gで、ハンドル素材はカーボン、ハンドルノブは平ノブを採用しています。
ギア比は6.2:1のハイギア仕様で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは87cm。ラインキャパはナイロン・フロロ6lbで100m、PE0.8号で150mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ロキサーニ SP 2500SH
初代ロキサーニを継承する2代目の後継機。従来のモデルから軽量化やコンパクト化を図りつつも、大口径のギアが入っており、トルクフルに巻けるのが特徴です。
機能面としてはフリクションフリー構造を採用しており、巻き感がスムーズなのもポイント。ボディはワンピースのDURAMETAL(高強度アルミ鋳造合金)を採用しており、ブレにくいのも魅力です。
本製品は2500番で、重さは210g。ギア比は6.1:1のハイギア仕様で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは86cm、ラインキャパはナイロン・フロロ6lbで100m、PE0.8号で150mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ ロケット 3000S
テンポの早い釣りが展開できるハイギア仕様のスピニングリール。サイズは複数用意されていますが、シリーズ共通でギア比7:1と高めに設定されているのが特徴です。
本製品は3000番で、重さは225g。スプールは浅溝で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは108cmが目安です。ラインキャパはナイロン・フロロ12lbで120m、PE2号で150m。ハイギアの恩恵を感じられるおすすめのアイテムです。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ SP ロケット 3000S
ハイギアモデルのなかでも特にギア比が高いおすすめのスピニングリール。巻きに対する抵抗感はやや強めですが、ラインの回収スピードが早く、キャスト&リトリーブをスピーディーに繰り返せるのが特徴です。
本製品は3000番で、重さは210g。ギア比は7.6:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは115cm、ラインキャパはPE1.2号150mが目安です。ギア比でスピニングリールを使い分けたいアングラーはぜひチェックしておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ SP ビースト 4000SH
安心して使えるタフネス仕様のスピニングリール。快適な巻き心地に持続性があるほか、耐久性も高く、ハードに使いこなせるのが特徴です。
また、大口径ドライブギアを採用しており、トルクフルに巻けるのもポイント。長く使うことを考慮すれば価格帯もコスパに優れています。
本製品は4000番で、重さは225g。ギア比は6.1:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは100cm、ラインキャパはPE2号220mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ ALX シータ 3000SH
同ブランドにおけるミドルクラスのスピニングリール。リトリーブ時の巻き上げの軽さに配慮しており、キャストからルアー操作、魚とのファイトに至るまで、スムーズに対応できるのが特徴です。
ローター部分にはカーボン繊維で強化されたエンジニアリングプラスチックの「C6カーボンローター」を採用。ハンドルは高弾性のカーボン素材を積層構成した「Duracarbonハンドル」で、軽量と耐久性を兼ね備えているのも魅力です。
本製品は3000番で、重さは230g。ギア比は6.2:1、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは96cm、ラインキャパはPE1.2号150mが目安です。中級者向けモデルへの買い替えを検討している方はぜひおさえておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ MGX シータ 2000S
巻き心地の軽さが魅力のスピニングリール。従来モデルから改良した「フリクションフリー」をメインシャフトの支持構造に採用しているほか、回転するピニオンギアと前後に動くメインシャフトの間に隙間を設けており、快適に巻き続けられるのが特徴です。
本製品は2000番で、重さは168g。ギア比は5.2:1、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは69cm、ラインキャパはPE0.6号100mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) レボ MGX 2500S
繊細な操作が求められるシーンで活躍するスピニングリール。自重が軽いので1日中使い続けても疲れにくいほか、わずかなアタリに対してもしっかりと反応できるのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは185g。ギア比は5.2:1、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、ラインキャパはナイロン・フロロ6lb100m、PE0.8号100mが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ゼノン 2500SH
軽さのアドバンテージを十分に感じる同社ハイエンドクラスのスピニングリール。感度がよく、繊細なアタリも拾えるのが特徴です。
また、軽量性と耐久性に配慮したローター部分の「C6 V-Rotor」もポイント。巻き心地はスムーズで、緩急をつけたルアー操作にもしっかりと対応できます。
本製品は2500番で、重さは148gと軽め。ギア比6.2:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは87cm、ラインキャパはナイロン・フロロ6lb100m、PE0.8号150mが目安です。
番外編:アブガルシア(Abu Garcia)のリールケースおすすめ
アブガルシア(Abu Garcia) アブ リールカバー
4種類ある同社のリールカバー。スピニングリールを収納するアイテムは「SP-MULTI」と呼ばれるポシェットタイプで、サイズは約15×9.5×9cmのSと、約17×11×11cmのMをラインナップしています。
特徴としてはロッドにリールを付けたままでも装着が可能なところ。汚れた状態や濡れた状態でもカバーできるので、手持ちはもちろん、車載する際にも便利です。
なお、もう2種類はベイトリールに対応する製品で、表記は「LP」。サイズは約11×13.5×2cmのSと、約12×15×2cmのMがありますが、こちらはリールを包み込むタイプで、ハンドルノブが突出します。購入を検討する際はスピニングリール対応か、ベイトリール対応かをしっかりと確認するようにしましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) リールケース2
セミハードタイプのクッションパッド入りリールケース。複数台収納できるのが特徴で、サイズは約17×12×17cmのSと、約26×12×17cmのMの2種類をラインナップしています。
上蓋の裏側はメッシュポケットになっており、小物の収納も可能。本体の側面の上部には取っ手が付いており、持ち運びにも便利です。
「アブガルシア」は国内で流通しているリールだけでなく、並行輸入品の海外モデルの購入も可能。ただし、そうした製品は価格が高騰していたり、事前の情報が乏しかったり、ソース元のサイトが英語であったりと、確認するのに慎重にならざるを得ない部分が多くあります。購入を検討する際は注意しておきましょう。