釣具メーカーのなかでもリール開発に定評がある「シマノ」。さまざまな釣りで使われるスピニングリールにおいてもこれまで培ってきた技術とノウハウが注ぎ込まれており、多くのアングラーに支持されています。
そこで今回は、シマノのスピニングリールに注目。おすすめのモデルをご紹介します。魅力や特徴についても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- シマノ(SHIMANO)のスピニングリールの魅力・特徴
- シマノ(SHIMANO)のスピニングリールのおすすめモデル
- シマノ(SHIMANO)のスピニングリールの番手の読み方は?
- シマノ(SHIMANO)の独自の技術
- シマノのスピニングリールの売れ筋ランキングをチェック
シマノ(SHIMANO)のスピニングリールの魅力・特徴
高い品質
シマノのスピニングリールの特徴は巻き心地のよさ。同社は自転車パーツでも世界的に有名で、技術力の高さはリールの品質に通じるところがあります。
リールを選ぶうえで重要となるのが「ギア比」。ギア比5~6をノーマルギア、より低い比率をローギア、より高い比率をハイギアとしています。
ギア比が高いほどハンドル1回転あたりの糸巻き量も増加。よってローギアはゆっくりと巻く釣りに、ハイギアはテンポの早い釣りに向いています。巻き感はローギアのほうが軽く、ハイギアのほうが重め。巻きに対する感度はローギアよりもハイギアのほうが高めです。
シマノのスピニングリールはギア比を問わずいずれもクオリティが高いので、違いがより実感できるのも魅力。なお、ローギアのことを「パワーギア(PG)」と表記されることがありますが、これはハンドル1回転あたりの巻き上げる力が強くなるためです。意味合いとしては同義なので、意識しておきましょう。
豊富なラインナップ
シマノのスピニングリールはラインナップが豊富なのもポイント。汎用性の高いモデルがランク別に揃っているほか、メバリングやアジングなどのライトゲームに適した「ソアレ」、シーバスブランドの「エクスセンス」、エギングブランドの「セフィア」、トラウトブランドの「カーディフ」など、専門性に特化したシリーズも用意されています。
番手のサイズもさまざま。1000番はトラウトやソルトのライトゲーム、2000〜2500番はルアー全般、特にバスやエギングのメインになります。3000番は十分なラインキャパが必要となるシーバス釣り、4000番はオフショアで青物狙う際の目安。小さい番手であれば小規模エリアで繊細に魚を狙う際に、大きい番手であれば遠投してパワフルな大型魚を狙う際に適しています。
狙うターゲットによって適したラインの太さ、さらには糸巻き量も異なるので、選ぶ際はサイズやスペックをしっかりと確認しておきましょう。
優れたドラグ性能
シマノのスピニングリールはドラグも優秀。「ハイレスポンスドラグ」「ラピッドファイアドラグ」「リジッドサポートドラグ」「エリアドラグ」「DURAクロス」などが代表的で、ジャンルや価格帯に応じて最適化を図っているのが特徴です。
ちなみに、スピニングリールにおける「ドラグ」とはベイルを返した状態においてラインの放出をコントロールする部分。フルロックの場合ではラインを引っ張っても出ず、逆にドラグが緩いと軽く引っ張っただけでラインが出ます。
調節の目安としては、ラインをグーッと引っ張った際にスプールが回転し、ドラグ音がして、少し出る程度。フルロックだとラインブレイクする恐れがあり、ドラグが緩いとフッキングが決まらないのでミスにつながります。
同社のリールはシビアなドラグセッティングをできるのが魅力。特に魚を掛けてから獲るまでの過程で重要となるので、しっかりと確認しておきましょう。
ライントラブルの少なさ
スピニングリールをキャストする場合はラインがスパイラル状に放出されるので、いかにスプールからスムーズにラインが出るかもポイント。抵抗を抑えることで飛距離がアップするほか、きれいに解き放たれることでライントラブルの軽減にもつながります。
その点において大きく貢献しているのが、多くの製品に採用している「AR-Cスプール」。同社独自の加工技術で軽量化を図っているほか、スプールリングに特殊な形状を施しており、操作時のストレスが少なく、キャストの安定性にも寄与しています。
また、上位機種に採用されている「インフィニティループ」も注目すべき特徴。スプールに対してかなり密にラインを巻くことによって、気持ちのよい抜けるようなキャストフィールやスムーズなラインの送り出しが可能です。気になる方はぜひチェックしてみてください。
シマノ(SHIMANO)のスピニングリールのおすすめモデル
シマノ(SHIMANO) 22 サハラ 4000XG
初めてスピニングリールの購入を検討している方におすすめのモデル。安価でありながら耐久性が高く、釣り初心者でも気兼ねなく使えるのが特徴です。
本製品は4000番で、重さは280g。ギア比は6.2:1のエクストラギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは99cmが目安です。
ラインキャパはナイロン4号で150m、PE2号で240mと、淡水の下流域や海釣りに適合。釣行頻度が増えてきた方やそろそろ自前のタックルを用意したいと考えている方は、ぜひチェックしておきましょう。
シマノ(SHIMANO) 21 ナスキー C2000S
コスパの高いおすすめのスピニングリール。本製品は2000番のノーマルギアで、トラウトやソルトのライトゲームに適した1台です。
重さは210gで、ギア比は5:1。ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは66cm、ラインキャパはナイロン4bで120m、PE0.8号で110mが目安です。
機能面ではリールの回転を支えるメインギア部分にはタフネス仕様の「HAGANEギア」を採用しているほか、リーリング後の動きに安定感をもたらす「サイレントドライブ」が搭載されているのも魅力。控えめな価格帯ながら汎用性の高いおすすめのモデルです。
シマノ(SHIMANO) 22 ミラベル C2000S
低価格ながら軽いスピニングリールを探している方におすすめのモデル。本製品は2000番で、重さは180gと200gを切っており、キャスト&リトリーブを繰り返す釣りに向いているのが特徴です。
ギア比は5:1のノーマルギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは66cm。ラインキャパはナイロン4lbで100m、PE0.6号150mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 21 アルテグラ 2500SHG
シマノのスピニングリールにおけるスタンダードモデル。リーズナブルながらハイエンドクラスのリールにも採用されている「マイクロモジュールギアⅡ」を搭載しており、価格帯に見合わぬ快適な巻き心地を体感できるのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは220g。ギア比は6:1のハイギアで、ラインキャパはナイロン5lbで110m、PE0.8号で150mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 18 ソアレ BB C2000SSHG
アジング専用のドラグを搭載したロングセラーモデルのスピニングリール。リトリーブ時のレスポンスを損なうことなく、防水性能を高めた「CORE PROTECT」や、なめらかな巻き心地が持続する「HAGANEギア」などが採用されており、使い勝手に配慮されているのが特徴です。
本製品は2000番で、重さは200g。ギア比は6:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きは79cmが目安です。ラインキャパはナイロン4lb90m、PE0.8号100mに対応。機能性十分ながら価格帯は控えめで、コスパに優れているのも魅力です。
シマノ(SHIMANO) 18 セフィアBB C3000SDH
シマノのエギングブランド「セフィア」シリーズのスピニングリール。スプールはシャロースプールで、ハンドルはダブルハンドルを採用しているのが特徴です。
本製品は3000番で、重さは235g。ギア比は5:1のノーマルギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、ラインキャパはPE0.8号で150mが目安です。
また、内部には頑強な「HAGANEギア」を搭載しており、シャクリがしっかりとできるのもポイント。エギングに求められる要素が詰まったおすすめのモデルです。
シマノ(SHIMANO) 20 エクスセンス BB C3000MHG
シマノのシーバスブランドとして知られる「エクスセンス」シリーズのスピニングリール。耐久性が高いほか、重さは240g、ドラグは最大9kgとパワフルで、大物にも十分対応できるのが特徴です。
本製品のギア比は6:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は88cm。ラインキャパはPE1.5号で120mが目安です。なお、ラインナップは計4種類で、4000番も2機種用意。購入を検討する際は、スペックの違いをしっかりと確認してから選ぶようにしましょう。
シマノ(SHIMANO) 19 ストラディック 2500SHG
巻き・耐久性・飛び・価格帯のトータルバランスに優れたおすすめのスピニングリール。軽さとリーリングのなめらかさに寄与した「マイクロモジュールギアⅡ」や、リトリーブのガタつきを抑えた「サイレントドライブ」などを搭載しており、コスパに優れているのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは220g。ギア比は6:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは89cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。発売から年数が経過しているモデルですが、淡水・海水を問わず、ライトリグ・ライトゲームで使える1台なので、気になる方はぜひおさえておきましょう。
シマノ(SHIMANO) 19 セフィア SS C3000SDH
同社のエギングシリーズ「セフィア」におけるミドルクラスのスピニングリール。発売から月日が経っているロングセラーモデルとしても知られており、価格も落ち着いているのが特徴です。
本製品は3000番のダブルハンドル仕様で、重さは220g。ギア比は5:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 20 ヴァンフォード C3000HG
軽さと強さを兼ね備えたおすすめのスピニングリール。価格帯としてはミドルクラスに位置するアイテムですが、耐久性と汎用性が高く、コスパに優れているのが特徴です。
本製品は3000番で、重さは180g。ギア比は6:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは89cm。ラインキャパはナイロン・フロロ4号100m、PE2号200mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 21 ソアレXR C2000SSPG
シマノのライトゲームブランドとして知られる「ソアレ」のスピニングリール。「ハイレスポンスドラグ」を採用しており、ライトラインでもドラグの負荷をかけすぎずに対応できるのが特徴です。
本製品は2000番で、重さは155g。ギア比は4.6:1のローギア(パワーギア)で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは62cm。ラインキャパはナイロン3lb100m、フロロ3lb95m、PE0.8号100mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 21 コンプレックスXR 2500 F6 HG
巻き心地・操作性・感度に優れたおすすめのスピニングリール。淡水・海水問わないモデルで、さまざまなシーンで安心して使えるのが特徴です。
シリーズラインナップは2000番と2500番のみで、それぞれにノーマルギアとハイギアを展開。本製品は重さ175gの2500番で、ギア比は6:1のハイギア、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は89cmが目安です。
ラインキャパはナイロン6lbが110m、フロロ6lbが100m、PE1号が150m。ライトリグやスモールプラグのキャストはもちろん、パワーフィネスにまで対応できるおすすめの1台です。
シマノ(SHIMANO) 18 カーディフ CI4+ 1000SHG
シマノの渓流ブランド「カーディフ」のスピニングリール。操作性と感度に優れており、エリアトラウトでも使いやすいのが特徴です。
本製品は1000番で、重さは170g。ギア比は4.6:1で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは62cm、ラインキャパはナイロン3lb100m、フロロ3lb95m、PE0.8号100mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 21 セフィア XR C3000SDHHG
シマノのエギングブランド「セフィア」のスピニングリール。瞬時にドラグの調節ができる「ラピッドファイアドラグ」やスプールの安定性に寄与した「リジッドサポートドラグ」を備えており、使い勝手に優れているのが特徴です。
本製品は3000番のダブルハンドル仕様で、重さは185g。ギア比は6:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは89cm、ラインキャパはPE0.8号150mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 23 エクスセンス XR 4000MXG
シマノのシーバスブランド「エクスセンス」のスピニングリール。なめらかな巻き心地が持続する「マイクロモジュールギアⅡ」やリーリングのガタつきを抑える「サイレントドライブ」を備えており、長時間のキャスト&リトリーブにも十分耐えられるのが特徴です。
また、ルアーの飛距離アップが見込める「ロングストロークスプール」もポイント。さらに安定したドラグ性能に寄与する「リジットサポートドラグ」を採用しているのも魅力です。
本製品は4000番で、重さは225g。ギア比は6.2:1のエクストラギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは101cm、ラインキャパはPE2号150mが目安です。
なお、他のラインナップには3000番を3機種用意。重さやギア比、ドラグ力、ラインキャパなどに違いがあるので、購入を検討する際はしっかりとチェックしておきましょう。
シマノ(SHIMANO) 20 ツインパワー C3000MHG
シマノのスピニングリールにおけるロングセラーモデル。たわみや歪み、ネジレを抑制する金属ローターを搭載しており、タフに仕上がっているのが特徴です。
本製品は3000番で、重さは215g。ギア比は6:1のハイギア仕様で、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは89cm、ラインキャパはPE1.5号で120mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 21 ツインパワー XD C5000XG
剛性がありながらスピーディーな釣りに対応できるスピニングリール。リーリングのなめらかさが持続する「マイクロモジュールギアⅡ」やリトリーブのガタつきを抑える「サイレントドライブ」、飛距離アップが見込める「ロングストロークスプール」を採用しており、ソルトのジギングやキャスティングゲームで使いやすいのが特徴です。
本製品は5000番で、重さは245g。ギア比は6.2:1のエクストラハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは101cm。ラインキャパはナイロン5号で150m、フロロ5号で135m、PE3号で200mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 21 ツインパワー SW 6000HG
モンスタークラスを仕留めるのにおすすめのスピニングリール。強さと耐久性を備えているのはもちろん、トルクフルな巻き、大遠投が可能なキャステイング性能も兼ねており、豪快な釣りにしっかりと対応できるのが特徴です。
本製品は6000番で、重さは420g。ギア比5.7:1ののハイギアで、ハンドル1回転あたりに糸巻き量は103cm。ラインキャパはナイロン6号160m、PE4号210mが目安です。大海原での大物を狙いたい方はぜひチェックしておきましょう。
シマノ(SHIMANO) 23 ヴァンキッシュ C2500SXG
軽さのアドバンテージを十分に感じられるおすすめのスピニングリール。シリーズ共通で重さに配慮しているほか、耐久性・巻き心地・ドラグ性能もよく、快適に操作できるのが特徴です。
本製品は2500番で、重さは150g。ギア比は6.3:1のエクストラハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは87cm、ラインキャパはナイロン5lbで110m、フロロ5lbで100mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 21 エクスセンス C3000MHG
ハイエンドクラスのシーバス用スピニングリール。軽さとスプール回転のなめらかさを両立させた「マイクロモジュールギアⅡ」、キャスト性能を向上させた「ロングストロークスプール」、機構部のガタつきを抑制する「サイレントドライブ」などを揃え、隙のない仕上がりとなっているのが特徴です。
本製品は3000番で、重さは180g。ギア比は6:1のハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は89cm、ラインキャパはPE1.2号で150mが目安です。
シマノ(SHIMANO) 22 ステラ C3000XG
シマノのスピニングリールにおけるフラッグシップモデル。ギアの耐久性を高めた「インフィニティクロス」、ラインをより密に巻ける「インフィニティループ」、軽快なリーリングが持続する「インフィニティドライブ」を採用しており、高次元の釣りを展開できるのが特徴です。
また、巻き感のなめらかさを追求した「マイクロモジュールギアII」や、巻き上げ時の異音を徹底的に排除した「サイレントドライブ」などもポイント。シルキーな巻き心地で感度が高いのも魅力です。
本製品は3000番で、重さは210g。ギア比は6.4:1のエクストラハイギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは94cm、ラインキャパはナイロン・フロロ4号100m、PE2号200mが目安です。
シマノ(SHIMANO)のスピニングリールの番手の読み方は?
シマノのスピニングリールは表記ルールを把握しておくことが重要。順番としては、頭文字の「C」の有無、サイズを表す四桁数字、次いでスプールの深さ・ハンドル形状・ギア比がアルファベットの頭文字で記載されます。
頭文字のCはコンパクトの意味。Cがあればスプールのサイズに対してボディのサイズが小さくなり、Cがなければスプールとボディのサイズは同一になります。
スプールは無印のノーマルスプール、Sのシャロースプール、SSのスーパーシャロースプール、SSSのスペシャルシャロースプールの4種類。ハンドルは無印のシングルハンドルとDHのダブルハンドルがあります。
ギア比はPGのパワーギア、無印のノーマルギア、HGのハイギア、XGのエクストラハイギアが代表的。なお、パワーギアはローギアと同義です。
例えば「C3000SDHHG」であれば、コンパクト仕様の3000番。スプールはS、ハンドルはDH、ギアはHGとなります。
シマノ(SHIMANO)の独自の技術
HAGANEギア・マイクロモジュールギアⅡ
スピニングリールの中核を担うのが「ギア」。同社では歯車の「HAGANEギア」、その噛み合わせの対象となる円柱の「マイクロモジュールギアⅡ」が代表的なパーツで、多くの製品に採用されています。
「HAGANEギア」は金属の塊を高圧でプレスし、切削することなくミクロン単位の精度で仕上げているのが特徴。「精密冷間鍛造」と呼ばれる同社の技術によって硬く、強いギアに仕上げており、リーリング時のなめらかさに寄与しています。
また、「マイクロモジュールギアⅡ」も同社の高い製造技術によって鍛造。音鳴りの低減を図っているほか、フィーリングのよい巻き心地にも貢献しています。
Xシップ&サイレントドライブ
「Xシップ」とは、同社のスピニングリールに採用されているギアシステムのこと。ドライブギアの大径化、ピニオンギアとドライブギアの配置の最適化、ピニオンギアのベアリングによる2点サポートなどが特徴で、負荷がかかる頑強なギアの噛み合わせでも軽快なリーリングを維持できるのが魅力です。
「サイレントドライブ」はスピニングリールの内部構造のこと。ボディ全体の基本設計、駆動関連部品を精査し、各種パーツのガタつきや隙間、揺れを徹底的に排除することでリールの回転性能の向上を図っています。
マグナムライトローター
「マグナムライトローター」とは、同社のスピニングリールの一部製品に採用されているローターのこと。ローターとはラインローラー、ベイル、ベイルアームから構成させているラインの巻き取り構造のことで、スプールにラインを巻き付けるためのパーツのことを指します。
左右非対称のローター構造を採用しており、操作性と感度の向上を図っているほか、回転の軽さにも寄与。さらにラインローラーの軽量化、ベールのチタン化、ローターの厚みと配置の最適化を行い、回転慣性の低減にも配慮しています。
ロングストロークスプール
「ロングストロークスプール」とは、同社のスピニングリールの一部製品に採用されているスプールのこと。スプールとはラインを巻き付ける部分のことで、ロングストロークスプールは通常のスプールよりも幅広かつ縦長形状になっているのが特徴です。
よりスプールにラインをストックできることによって、キャスト時のライン放出にかかる抵抗が少なくなり、キャストフィールのスムーズさや飛距離アップを図れるのがポイント。また、キャスト後半に懸念されるライン減りによる失速も軽減できるので、極小のルアーでもラストの伸びが感じられます。
シマノのスピニングリールの売れ筋ランキングをチェック
シマノのスピニングリールのランキングをチェックしたい方はこちら。
シマノには「夢屋」というカスタムパーツのブランドがあり、同社のスピニングリールに合うスプールやハンドルなどを揃えています。替えスプールはラインの種類や太さのバリエーションを増やしたい時に便利。ハンドルは既存の製品から長さを変えたい際の選択肢となります。興味がある方はぜひチェックしておきましょう。