釣具メーカーのなかでもリール開発に定評がある「シマノ 」。さまざまな釣りで使われるスピニングリールにおいてもこれまで培ってきた技術とノウハウが注ぎ込まれており、優れた製品を数多く展開しているのが特徴です。

そこで今回はシマノのスピニングリールにフォーカス。おすすめのモデルをご紹介します。特徴についても説明するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

シマノ(SHIMANO)のスピニングリールの特徴

大手メーカーならではの高い品質

By: fishing.shimano.co.jp

シマノのスピニングリールの特徴は巻き心地のよさ。同社は自転車パーツでも世界的に有名で、その精巧なつくりはリールの品質の高さに通じるところがあります。

なお、スピニングリールを選ぶうえで重要となるのが「ギア比」。この比率が異なることによって、使用感に変化が出てきます。数値の定義は特に決まっていませんが、スピニングリールにおいてはギア比5後半~6:1程度のノーマルギアが基準。より低い比率をローギア、高い比率をハイギアとして、高ければ高いほどハンドル1回転あたりの糸巻き量も増えていきます。

ローギアはゆっくりと巻く釣りにマッチ。一方、ハイギアはライン回収が早くできるほか、フッキングからランディングまでの魚の取り込みがスムーズにできます。

また、巻き感はローギアのほうが軽く、ハイギアのほうが重め。シマノのスピニングリールはギア比を問わずいずれもクオリティが高いので、違いがより実感できるのも特徴です。

豊富なラインナップ

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シマノのスピニングリールはラインナップが豊富なのもポイント。魚種を問わない汎用性の高いシリーズが価格帯別に揃っているほか、メバリングやアジングに適した「ソアレ」、シーバス用の「エクスセンス」、エギング向きの「セフィア」、トラウトの「カーディフ」など、専門性に特化したモデルも用意されています。

ちなみに同社のスピニングリールを比較する際は、型番の表記ルールを把握しておくことが重要。大きさを表す四桁数字の番手に次いで、スプールの深さ・サイズ・ギア比・ハンドル形状がアルファベットの頭文字で記載されます。

例えば「C3000SDHHG」であれば、大きさは3000番台で形状は「C」のコンパクト仕様。スプールは「S」の浅溝で、「DH」はダブルハンドル、「HG」はハイギアとなります。なお、製品によっては該当する項目が異なるので、アルファベット記号と内容はしっかりと確認しておきましょう。

ライントラブルを軽減するAR-Cスプールが魅力

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スピニングリールをキャストする場合はラインがスパイラル状に放出されるので、いかにスプールからスムーズにラインが出るのかがポイント。抵抗を抑えることで飛距離がアップし、きれいに解き放たれることでライントラブルの軽減にもつながります。

「AR-Cスプール」とは同社独自の加工技術で軽量化を図ったスプールのこと。スプールリングに特殊な形状を施すことでストレスが少ないほか、キャストの安定性にも寄与しています。

シマノ(SHIMANO)のスピニングリールのおすすめモデル

シマノ(SHIMANO) 21 アルテグラ C2000S

同社スピニングリールにおけるスタンダードシリーズ「アルテグラ 」の21年モデル。価格は控えめながらハイエンドクラス「18 ステラ」にも採用されている「マイクロモジュールギアⅡ」を搭載しており、上位機種と同じパーツを採用しているのが特徴です。

本製品は重さ185gの2000番。ギア比は5.1:1のノーマルギアで、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは69cmです。糸巻き量はナイロン4lbが100m、フロロ4lbが85m・PE0.8号が110mとなっています。コスパ重視で選びたい方におすすめです。

シマノ(SHIMANO) 18 ソアレ BB C2000SSPG

ソルトのライトゲーム全般で使えるスピニングリール。アジング専用のドラグを搭載しています。番手は2000番で、重さは200g。ギア比は4.3:1のローギア(パワーギア)仕様、スプールは浅溝のスーパーシャロースプールを採用しています。

糸巻き量はナイロン3lbで100m、フロロ3lbで95m、PE0.8号で100mと、細めの糸をしっかりと巻けるのもポイント。また、ギアの噛み合わせを頑強にした「X-SHIP」、ウォームシャフトをドライブギア上部に配置して手元に重心を近づけた「Gフリーボディ」も魅力です。

シマノ(SHIMANO) 17 ソアレ CI4+ C2000SS PG

軽さと操作性の高さが魅力のスピニングリール。ローター部分の構造や厚みの調節をしているほか、ベールのチタン化、それに伴うトータル重量の軽量化を図っており、スムーズにリーリングできるのが特徴です。

本製品は重さ160gの2000番。ギア比は4.3:1のローギア仕様なうえ、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは57cm、糸巻き量はナイロン3lbが100m、フロロ3lbが95m、PE0.8号が100m巻けます。

なお、ラインナップにはハイギア仕様の「2000S HG」、さらには500番のノーマルギアも用意。特にノーマルギアは自重140gと軽いので、気になる方はぜひチェックしておきましょう。

シマノ(SHIMANO) 18 セフィアBB C3000SDH

同社のエギングシリーズ「セフィア」のスピニングリール。番手は3000番、ギア比は5.0:1のノーマルギアです。また、スプールはシャロースプール、ハンドルはダブルハンドルとなっているのが特徴です。

ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm。糸巻き量はPE0.8号で150mが目安。また、内部には頑強なHAGANEギアを搭載しており、シャクリがしっかりとできます。エギングに求められる要素が詰まったおすすめのモデルです。

シマノ(SHIMANO) 19 セフィアSS C3000SDH

エギングを楽しむアングラーのなかでも脱初心者を目指す方におすすめのモデル。価格帯としてはミドルクラスに位置する製品で、防水性が強化されているほか、滑らかな巻き心地を体感できるのが特徴です。

番手は3000番、ギア比は5.0:1のノーマルギア。ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、糸巻き量はPE0.8号で150mが目安です。重さは220gで、スプールはシャロースプール、ハンドルはダブルハンドル仕様となっています。

また、スムーズなシャクリができる「リジッドサポートドラグ」を搭載しているのもポイント。リフト&フォールをリズミカルに行いたい方や、より緩急を意識してエギの動きにメリハリをつけたい方はぜひおさえておきましょう。

シマノ(SHIMANO) 17 セフィアCI4+ C3000SDH

重さは195gのハイエンドクラスのエギングリール。軽量で耐久性の高い素材「 CI4+」をボディやローターだけでなく、ハンドルにも採用しており、ストレスなくエギをシャクリ続けられるのが特徴です。

番手は3000番で、ギア比は5.0:1のノーマルギア。スプールはシャロースプール、ハンドルはダブルハンドル仕様となっています。

ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは73cm、糸巻き量はPE0.8号で150m。なお、カスタムパーツも豊富に揃っているので、気になる方はそちらも併せてチェックしておきましょう。

シマノ(SHIMANO) 20 エクスセンス BB C3000MHG

同社のシーバスシリーズ「エクスセンス」のスピニングリール。番手は3000番、モデルとしては価格帯が控えめな「ソアレBB」クラスの製品で、コスパに優れているのが特徴です。

ギア比は6.0:1、ハンドル1回転あたりの糸巻き量が88cm。ラインキャパはPE1.5号で120mと、やや太めのラインをしっかりと巻けるのも魅力です。

また、耐久性が高いほか、最大ドラグは9kgと、パワフルなのもポイント。ランカークラスの大物が掛っても安心できるおすすめのモデルです。

シマノ(SHIMANO) 21 エクスセンス 3000MHG

ハイエンドクラスのシーバスリール。軽さとスプール回転のなめらかさを両立させた「マイクロモジュールギアⅡ」、キャスト性能を向上させた「ロングストロークスプール」、機構部のガタつきを抑制する「サイレントドライブ」などを揃えているのが特徴です。

番手は3000番で、重さは195g。ギア比は5.8:1のノーマルギア、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は86cm。ラインキャパはPE1.2号で120mが巻けます。

キャスタビリティが求められる湾奥からロングキャストが必要となる河口部の汽水域、干潟、さらには磯場のヒラスズキにも対応。なお、ラインナップにはひと回り大きい4000番も用意されていますが、エクストラハイギア仕様のみとなっているので、留意しておきましょう。

シマノ(SHIMANO) 21 コンプレックス XR 2500 F6 HG

リーリングの軽さ・高い操作性・優れた感度を備えたスピニングリール。バスフィッシング専用と謳われていますが、海水での使用も可能なので、ソルトシーンはもちろん、淡水と海水が混在する汽水域でも使えるのが特徴です。

番手のラインナップは2000番と2500番のみで、それぞれにノーマルギアとハイギアを展開しています。本製品は重さ175g、2500番のハイギアモデル。ギア比は6.0:1、ハンドル1回転あたりの糸巻き量は89cmです。

ラインキャパはナイロン6lbが110m、フロロ6lbが100m、PE1号が150m。ライトリグやスモールプラグはもちろん、パワーフィネスにまで対応できるところも注目すべき点です。

シマノ(SHIMANO) 18 カーディフ CI4+ 1000SHG

同社の渓流シリーズ「カーディフ」のスピニングリール。番手としては1000番サイズと小さめで、ギア比6.0とハイギア仕様となっているのが特徴です。

本製品は操作性と感度に優れており、特にエリアトラウトで使いやすいのが魅力。170gと軽量なのもポイント。ラインキャパはナイロン3lbが100m、PE0.8号が100m、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは79cmとなっています。

シマノ(SHIMANO) 19 ストラディック 4000XG

トータルバランスに優れた4000番のスピニングリールです。重さは280g。軽さとリーリングのなめらかさに寄与した「マイクロモジュールギアⅡ」やリトリーブのガタつきを抑えた「サイレントドライブ」などを搭載しており、快適に使えるのが特徴です。

本製品はギア比6.2:1のエクストラハイギアで、1回転あたりの糸巻き量は101cm。糸巻き量はナイロン4号で150m、フロロ4号で145m、PE2号で240mとなっています。

ソルトのショアライトジギングや本流域でのサクラマス、イトウ狙いなど、大型かつパワフルな魚を相手する際におすすめのモデルです。

シマノ(SHIMANO) 20 ヴァンフォード C3000HG

軽さと強さを兼ね備えたおすすめのスピニングリール。価格帯としてはミドルレンジに位置するアイテムですが、耐久性も高く、使い勝手に優れているのが特徴です。

本製品は3000番で、重さは180g。ギア比は6:1のハイギア、ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは89cmとなっています。糸巻き量はナイロン・フロロともに4号が100m、PE2号が200mと十分で、汎用性が高いのもポイントです。

なお、上位モデルとの違いはボールベアリングの数。リーリング時の滑らかさに関わる部分で、本シリーズは7個ですがハイエンド機種はそれよりも多くを搭載しています。比較する際はぜひ確認しておきましょう。

シマノ(SHIMANO) 20 ツインパワー 4000MHG

シマノのスピニングリールにおけるロングセラーモデルです。重さは255g。たわみや歪み、ネジレを抑制する金属ローターを搭載しており、タフなシーンでも安心して使えるのが特徴です。本製品は4000番で、ギア比は5.8:1のハイギア仕様。ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは95cmとなっています。

糸巻き量はナイロン・フロロ4号で90m、PE2号で150mが目安。Mスプール搭載で1~1.5号のPEラインを使用する釣りに適しており、ソルトシーンにおいては磯のショアジギングやサーフのフラットフィッシュ、淡水ではサクラマスやイトウで使いやすいモデルです。

シマノ(SHIMANO) 21 ツインパワー XD C5000XG

剛性がありながらスピーディーな操作性にも対応できるスピニングリール。リトリーブのなめらかさが持続する「マイクロモジュールギアⅡ」やそのリトリーブのガタつきを抑える「サイレントドライブ」、飛距離アップが見込める「ロングストロークスプール」を採用しており、広大なフィールドを的確にサーチできるのが特徴です。

本製品は5000番で、ギア比は6.2:1のエクストラハイギア仕様。ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは101cmとなっています。糸巻き量はナイロン5号で150m、フロロ5号で135m、PE3号で200mが目安。青物狙いのジギングやキャスティングゲームにおすすめの1台です。

シマノ(SHIMANO) 21 ツインパワー SW 6000HG

モンスタークラスのターゲットを仕留めるためにおすすめの大型スピニングリール。圧倒的な強さと耐久性を備えているのはもちろん、トルクフルな巻き、さらには大遠投が可能なキャステイング性能も兼ねており、豪快な釣りにマッチするのが特徴です。シリーズとしては4000〜14000番まであり、ギア比も4点台のパワーギア(ローギア)、5点点台のハイギア、6点台のエクストラハイギアとさまざま展開しています。

本製品は6000番のハイギアモデルで、重さは420g。ギア比5.7:1、ハンドル1回転あたりに糸巻き量は103cmとなっています。ラインキャパはナイロン6号が160m、PE4号が210mほど。ショア・オフショアを問わず、大海原での大物狙いで使うのにおすすめです。

シマノ(SHIMANO) 19 ヴァンキッシュ C2500SXG

軽量化にこだわったスピニングリール。サイズラインナップは極小リグを操作する1000番からソルトの大物も狙える5000番まで揃っており、ターゲットやフィッシングスタイルにマッチしたモデルを選びやすいのが特徴です。

また、軽さを追求した結果、操作性と感度が向上しているのもポイント。耐久性にも配慮されており、釣りに集中できる環境をしっかりと整えられるのも魅力です。

本製品は重さ155gの2500番、ギア比は6.4:1のエクストラハイギア仕様です。ハンドル1回転あたりの糸巻き量は86cmで、ナイロン5lbが110m、フロロ5lbが100m、PE0.8号が150mほど。スピーディーな展開を望む方におすすめの製品です。

シマノ(SHIMANO) 18 ステラ C3000XG

満足度の高いハイエンドクラスのスピニングリール。数多くの番手が揃っており、さまざまな魚種にストレスなく対峙できるのが特徴です。

また、シルキーな巻き心地によって変化が感じ取りやすいのもポイント。理想的な歯形状にした「マイクロモジュールギア II」を搭載しているほか、巻き上げ時の異音を徹底的に排除した「サイレントドライブ」を採用することによって、軽快なリトリーブが持続するのも魅力です。

本製品は3000番で、ギア比は6.4:1のエクストラハイギア仕様。ハンドル1回転あたりの糸巻きの長さは94cmです。重さは210gで、糸巻き量はナイロン・フロロ4号が100m、PE2号が200mほど。淡水・海水を問わずあらゆるシーンで活躍するおすすめのモデルです。

シマノ(SHIMANO) 20 ステラSW 5000XG

ラフな釣りでの使用におすすめのスピニングリール。巻き心地の軽さと力強い巻き上げを追求しているほか、大型魚種にも十分対応できるドラグ力、過酷な状況下でも安心して使える耐久性などを備えているのが特徴です。

オリジナルの「ステラ」との違いは重さとドラグ力。本製品は5000番のエクストラハイギア仕様ですが、自重420gと重ためな一方、最大ドラグ力は13kgとパワフルです。

なお、サイズとしてはひと回り小さい4000番、大きい6000番もラインナップ。6000番以降からはローギア(パワーギア)がラインナップに加わるので、気になる方はぜひチェックしておきましょう。