毎日のちょっとした瞬間から旅の思い出まで、日々撮りためている写真。いつか印刷してアルバムにしようとしても、写真を選んでプリントするのが手間に感じている方も多いと思います。

今回ご紹介するのはインスタントカメラプリンターiNSPiC ZV-123。撮ってその場でプリント、すぐに思い出を手元で楽しめます。実際に使ってみた感想や活用シーンをレビューするのでぜひチェックしてみてください。

iNSPiC ZV-123を開封!

付属品をチェック

今回ご紹介するのはiNSPiC ZV-123のパールホワイト。本体のコンパクトさが伝わってくる箱の中にはiNSPiC ZV-123本体に加え、USBケーブル・リストストラップ・保証書・クイックガイド・キヤノン用ZINK™フォトペーパーパック(10枚)が入っています。

「キヤノン用ZINK™フォトペーパーパック」に含まれるフォトペーパーはシールになっていて、プリントしたらそのままアルバムや手帳に貼り付けが可能です。

サイズ感をチェック

iNSPiC ZV-123の魅力はなんといってもその小ささです。大きさは縦121×横80×高さ22mm。iPhone 8と比べるとそのコンパクトさが分かります。手に収まりがよいのはもちろん、ポケットやカバンにサッと入れて出かけられるサイズ感が魅力です。

用紙カバー側は細かい凹凸のある質感に仕上げられており、持った時に手から滑り落ちにくいのもポイント。手の大きさにかかわらず、安心して使えます。

まずはカメラで撮影

初心者でも使いやすいカメラ

iNSPiC ZV-123の使い方は簡単。フォトペーパーをセットしたら、シャッターの隣にある電源ボタンを長押しします。撮影時は被写体から30cm以上離れてファインダーを覗き、シャッターを押すだけ。ISO感度やホワイトバランスなどは自動調節されるので、初心者の方でも安心です。

用紙カバー側には1:1か3:2のアスペクト比が選べる「アスペクト比設定ボタン」や直前の写真を再度プリントできる「再プリントボタン」があります。

シーンに合わせて便利な自撮りミラー・LEDリングライト

本体でひときわ目を引くのがレンズ周りに配置された「自撮り用ミラー」。自撮りをする時にカメラを撮影者側に向けると、魚眼レンズで撮影したときのように広範囲に撮影者の周囲を映し出します。腕の長さに構えても数人が余裕で写るので、家族での外出やパーティーシーンにもおすすめです。

ミラーを囲むようにLEDライトを搭載しており、光が当たりづらいところでも顔色を明るくきれいに撮ることが可能です。

撮ってその場でプリント

撮った写真がすぐ手元に

シャッターを押して撮影が終わると、自動的にプリントが開始されます。印刷にかかる時間はおよそ50秒。プリント面が撮影者側を向いた状態でフォトペーパーが排出されます。一般的にイメージされる写真用紙と比べると、薄くて柔らかい印象。シール紙なので、切ったり貼ったりするのが簡単です。

直前に印刷した写真は用紙カバー側にある「再プリントボタン」でもう一度印刷可能。友人や家族と写真を撮ったら、その場で人数分プリントして配れるので、思い出づくりにぴったりです。

アプリを使ってスマホからもプリント可能

専用アプリ「Canon Mini Print」とスマホをBluetoothでペアリングすれば、スマホのカメラロールの写真も、SNSに投稿した写真もアイコンをタップし画像を選ぶだけの簡単操作で印刷が楽しめます。

写真にメッセージやスタンプを入れたり、コラージュしたり、フィルターやフレームなどの加工も自由自在。さらに、アプリではセルフタイマー設定によるリモートシャッターも可能なので、離れたところにカメラを置いて撮影するときに便利です。

充実のアプリコンテンツ

カメラロールに保存してある1枚の写真に3つの異なるフィルターを適用してみました。同じ写真でも全く違う印象に仕上がり、並べてディスプレイするとインテリアのひとつとしておしゃれです。フィルターのほかにも、ざっと60種類ほどあるフレームやテキスト入れ機能なども用意されています。

加工した写真はデータとして端末に保存することも可能。ほかにも、画質調節やフィルター、数は少ないですがアプリのカメラ使用時には顔加工もできて、撮影そのものを楽しめそうです。

プリントした写真の活用例|送別会・パーティーに

誕生日や送別会などで大事な人にメッセージを送るとき、思い出の写真を1枚添えるだけで色紙やカードが素敵な贈り物になります。

用紙はシールになっているので、台紙にそのまま貼るだけでOK。アプリを使って写真自体にメッセージを文字入れすることもでき、複数人から写真とメッセージを集める送別会のようなシーンでも活躍します。

パーティシーンにiNSPiC ZV-123を持っていけば、その場で写真を撮って配れて、思い出をビビッドに残せます。

プリントした写真の活用例|ライフログに

写真シールと専用リフィルで育児日記を手軽に

子供と出かけた日の夜は育児日記を更新するまでもなくクタクタ。iNSPiC ZV-123を使えば、ワンタッチで子供との毎日を残しておけます。マークスのシステム手帳用リフィルには、iNSPiCに対応した育児日記リフィルがあり、4分割プリントした写真が縦でも横でもきれいに収めることが可能です。

アプリなどで育児を記録している方もいると思いますが、写真と共に子供の成長記録や思い出を書き残せば、カタチあるモノのあたたかみを感じられること間違いなし。

マークスのシステム手帳に付け足して使えるので、明日のスケジュールを確認しながら無理なく続けられます。iNSPiC対応レフィルは育児のほか、カフェ、トラベルから選択可能です。

ケースと手帳を合わせておしゃれに

iNSPiCには専用ポーチ(キヤノンオンラインショップ限定)があり、用紙やケーブルも同時にセットできるので、持ち歩きにも保護ケースとしても使えます。専用ポーチはストライプ・水彩ピンク・ブラウンの3種があり、マークスのシステム手帳と揃えて持つのもおしゃれです。

iNSPiCラインナップ

キヤノン(Canon) インスタントカメラプリンターiNSPiC ZV-123

撮ってうれしい!を、すぐプリント。カメラ機能付きミニフォトプリンター。

キヤノン(Canon) ミニフォトプリンター iNSPiC PV-123

スマホの写真をどこでもプリント。手のひらサイズのミニフォトプリンター。

キヤノン(Canon) ミニフォトプリンター iNSPiC CV-123

カメラで撮ってその場でプリント♪シンプルなiNSPiC。

フォトペーパー

キヤノン(Canon) キヤノン用ZINK™フォトペーパーパック

詰め替え用のフォトペーパーは20枚入りと50枚入りの2種類を展開。いずれもシールになっており、手帳やアルバムに切り貼りしてさまざまな使い方を楽しめます。