写真や文書を印刷するのに欠かせないアイテムが「プリンター」。ブラザーからは家庭向けの使いやすいモデルや、FAX・スキャナーなどが組み合わされたビジネス向けの多機能モデルまで幅広い種類がラインナップしています。
そこで今回は、ブラザーのおすすめプリンターをご紹介。特徴や印刷方式の違い、チェックしておきたい機能などもあわせて解説するので、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
ブラザーのプリンターの特徴とは?

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ブラザーのプリンターの特徴は、機能が充実していること。プリントだけではなく、スキャンやコピー、FAXができるモデルや、パソコンだけではなくスマートフォンやタブレットからワイヤレスでプリントできるモデルもあります。
また、種類が非常に充実しているのもポイント。レーザープリンターとインクジェットプリンターの違いだけではなく、各プリンターごとに搭載されている機能やサイズも異なるので、用途に合うモノを見つけられます。
ブラザーのプリンターの選び方
印刷方式で選ぶ
インクジェットプリンター

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インクジェットプリンターは、液体状のインクを用紙に直接吹き付けてプリントするタイプ。使用されるインクには主に顔料インクと染料インクの2種類があり、片方のみ対応したモデルやブラックは顔料インク、カラーは染料インクと分けているモデルもあります。
染料インクは写真向きで、鮮やかな色を表現しやすいのが特徴。一方、顔料インクは耐水性に優れており滲みにくいものの、濃淡の表現は得意ではありません。両方を組み合わせたモデルであれば、さまざまな用途に対応できます。
インクジェットプリンターの多くは写真を鮮やかにプリントできるため、家庭用としておすすめです。
レーザープリンター

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レーザープリンターは、トナーを使用して印刷するタイプ。本体内部の帯電させたドラムに粉末状のトナーを付着させ、用紙に転写して印刷する仕組みです。ドラムに印字内容を印刷する過程でレーザーを使用するので、レーザープリンターと呼ばれています。
レーザープリンターは、プリントにかかる時間が短い点が魅力。ドラムの印刷イメージを用紙に押し付けてプリントするため、少しずつインクを塗布するインクジェットタイプよりもプリントにかかる時間が短く、ビジネスシーンに適しています。
一方、多くの場合レーザープリンターはインクジェットプリンターと比較して解像度が低め。グラフや文書などは鮮明にプリントしやすいので、プレゼン資料やレポートの作成などにおすすめです。
タイプで選ぶ
スキャナーやFAXも使える「複合機」

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プリント以外の機能も組み合わされているタイプが「複合機」です。コピーやスキャンに活用できるフラットベッドを搭載しているモデルや、自動原稿送り機能を搭載したモデル、FAXを送信できるモデルなどがラインナップされています。
モデルによっては、本体からではなくパソコンからFAXを送信できる機能も搭載。ビジネスに必要なさまざまな機能が1台に凝縮されているので、ブラザーのプリンターをオフィスに導入したい場合におすすめです。
プリント機能のみの「単機能タイプ」

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ブラザーのプリンターのなかでも「単機能タイプ」は、プリント機能のみを搭載しています。スキャンやFAXなどの機能を使えない点はデメリットではあるものの、本体サイズがコンパクトなモデルが多いため、設置場所を選びにくい点が魅力です。
また、価格を抑えた製品が多いのもポイント。スキャンやFAXは使わずプリント機能のみで十分という方は、単機能タイプのプリンターを選んでみてください。
A3など対応する用紙のサイズをチェック

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ブラザーのプリンターは、モデルによって対応している用紙サイズが異なるので注意が必要。多くのモデルはA4サイズまでの用紙に対応しているため、A3のような大型サイズの用紙にプリントしたい場合は、対応モデルかどうかを事前にチェックしましょう。
また、A4以外の用紙にプリントしたい場合は、用紙をストックしておくカセットが複数用意されているモデルもおすすめ。使用頻度の高いA4用紙とA3用紙を両方セットしておけば、用紙を取り換える手間をかけずにプリントできます。
各種機能をチェック
インク交換の手間が省ける「ファーストタンク」

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ブラザーのプリンターのうち、一部のモデルは「ファーストタンク」と呼ばれるインクカートリッジに対応。「ファーストタンク」は、通常のインクカートリッジ数本分のインクが充填されているので、インクを長持ちさせられます。
インク交換の手間を省けるのはもちろん、万が一に備えてインクをストックしておく必要もないのがポイント。また、交換頻度が少なくなるため、ゴミを削減しやすい点もメリットです。
両面プリント

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ブラザーのプリンターに搭載されていると便利な機能のひとつが「両面プリント」です。1枚の用紙の裏と表にプリントできるので、プリントに必要な用紙の枚数を単純計算で半分に削減できます。用紙を節約しながら使いたい方におすすめです。
また、両面コピーに対応していると、さらに便利に使用可能。1度のスキャンで原稿の裏と表をまとめて読み取れるため、スキャンやコピーにかかる時間や手間を大きく削減できます。
レーベル印刷

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レーベル印刷とは、CDやDVD、ブルーレイディスクなど、光学ディスクのレーベル面に好みの画像やタイトル、メニューなどをプリントできる機能のこと。写真や動画、録画したテレビドラマやアニメなどを光学ディスクで管理している方におすすめの機能です。
モデルによって、印刷用トレイの位置が異なる点には注意。また、背面からトレイを出し入れするスタイルの場合は、トレイを引き出せる程度のスペースが背面に必要なので、プリンターの設置場所を事前に確認しておきましょう。
自動原稿送り機能(ADF)

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ブラザーのプリンターのなかには、自動原稿送り機能を搭載したモデルもラインナップされています。自動原稿送り機能とは、コピーやスキャンをする際、複数枚の原稿をまとめてセットすると自動で1枚ずつ送り処理できる機能です。
自動原稿送り機能が搭載されていると、大量の原稿をスキャンしたりコピーしたりする際に時短が可能。セットできる枚数はモデルによって約20~80枚程度と差があるので、利用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
USBから印刷できるダイレクトプリント

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ブラザーのプリンターの多くは、有線や無線でパソコンと接続し、パソコン内に保存してあるデータをプリントします。一方、一部のモデルはUSBポートを搭載しており、USBメモリを接続してプリントするダイレクトプリント機能を利用可能です。
ダイレクトプリントのメリットは、パソコンを経由せず、USBからすぐにプリントできること。USBメモリにデータを保存する機会の多い方は、ダイレクトプリント対応モデルをチェックしてみてください。
アプリでスマホ・タブレットから印刷できるモデルも

ブラザーのプリンターのなかには、アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットから印刷できるモデルもあります。パソコンを持っていない方や使い慣れていない方でも、手軽に写真や資料などをプリント可能です。
スマートフォンやタブレットから印刷したい場合は、Wi-Fi Directに対応しているかどうかもチェックしたいポイント。Wi-Fi Directに対応していると、無線LANのない場所でも、プリンターと端末をワイヤレスで直接接続してデータをプリントできます。
ブラザーのインクジェットプリンターのおすすめ
ブラザー(Brother) A4インクジェット複合機 DCP-J926N
機能が充実していながら価格が安い、ブラザーのおすすめプリンター。4色インクに対応しており、写真も文書も見やすくプリントできます。インクの使用量を抑えるエコモードを搭載。また、インクが切れた場合にモノクロでプリントする機能にも対応しています。
パソコンと接続したりUSBから印刷したりできるほか、スマートフォンとの連携もサポート。Wi-Fi Directに対応しているので、無線LAN環境が整っていない場合でもスマートフォンとワイヤレスで接続し、写真やレポートなどをプリントできます。
そのほか、年賀状の印刷も可能。スマホ専用の年賀状アプリを使ってテンプレートを選んだり、保存してある写真を使ったりなど、オリジナルの年賀状作りまで楽しめます。
コピーやスキャンなどの機能にも対応。25~400%まで拡大・縮小できるほか、2枚分または4枚分の原稿を1枚にまとめてコピーする機能も利用できます。
ブラザー(Brother) プリンター HL-J7010CDW
多機能で便利なブラザーのおすすめインクジェットプリンター。A4用紙の場合、カラーであれば約30枚、モノクロであれば約40枚を1分間プリントできる、スピードの速さが特徴です。用紙サイズは、A3や1200mmまでの長尺に対応しています。
大容量カセットを2段搭載しており、最大給紙枚数約600枚を実現。上段と下段でサイズの異なる用紙をセットできるので、用紙交換の手間も軽減可能です。
インターネットへの接続にも対応。EvernoteやDropboxといった定番のクラウドサービスに保存したデータをプリントしたり、スキャンしたデータをパソコンを経由せずにクラウドサービスにアップロードしたりできます。
また、ダイレクトプリントに対応しているのもポイント。本体にUSBポートを接続し、保存してあるデータを直接プリントできます。
ブラザー(Brother) A4インクジェット複合機 DCP-J4140N
インク交換の手間を抑えられる、ブラザーのおすすめプリンター。ファーストタンクと呼ばれる大容量インクカートリッジを採用しているので、長期間インクを交換せずに使用できます。また、万が一インクが切れても約200枚までプリントできるサブタンクを備えているのも魅力です。
Wi-Fi Directのほか、AirPrintやMopria Print Serviceに対応しているため、iPhoneやスマートフォンから簡単にプリント可能。NFCに対応したスマートフォンであれば、プリンターに近づけるだけで簡単に印刷できます。
コピーやスキャンなどの機能も充実。見開きの本を綺麗にコピーできる「ブックコピー機能」や、スキャンしたデータを直接PDFに変換する機能などを搭載しています。また、複数の原稿を並べて、一括でスキャンすることも可能です。
そのほか、自動原稿送り機能の搭載も特徴のひとつ。コピーやFAXなどの原稿を自動で1枚ずつ、最大20枚まで送れます。
ブラザー(Brother) A4インクジェット複合機 MFC-J904N
コンパクトながら多機能なブラザーのおすすめプリンター。自動両面プリントに対応しているので、用紙を節約しながらプリントできます。また、手差しトレイを使用した封筒へのプリントも可能。さらに、CDやDVDに直接プリントできる、レーベル印刷にも対応しています。
そのほか、はがき印刷も可能。専用のスマートフォンアプリを使用すると、スマートフォン内に保存してある写真を活用して簡単に年賀状を作成できます。テンプレートが豊富に用意されており、年賀状以外にも活用可能です。
WPSに対応しているのもポイント。WPSをサポートした無線LANルーターなら、ワンタッチでパソコンに接続できます。豊富なOSに対応している点も特徴。Windows 11のほか、macOSやChrome OSでも利用できます。
本製品はFAXにも対応。パソコンを利用してFAXを送信したり受信したりする機能も搭載されています。
ブラザー(Brother) インクジェットプリンター MFC-J6999CDW
250枚の紙を収納できるトレイを3段搭載しており、用紙サイズで仕分けて収納できるインクジェットプリンター。1分間でA4カラーを約20ページ印刷可能で、オフィスの作業効率の向上が期待できるアイテムです。また、紙資源を節約したい場合には、自動両面プリント機能が重宝します。
大容量のインクカートリッジに対応しているため、インク交換の手間が省けるのがポイント。1枚当たりのインクコストが低く、ランニングコストを削減したい方にもおすすめです。
専用アプリをスマホにインストールすれば、クラウド上のデータも手軽にプリント可能。使い勝手に優れたインクジェットプリンターです。
ブラザーのレーザープリンターのおすすめ
ブラザー(Brother) レーザープリンター HL-L3230CDW
家庭用として使いやすいブラザーのおすすめレーザープリンター。一般的なA4用紙の場合、カラー・モノクロを問わず1分間に約24枚のスピードでプリントできます。普通紙だけではなくコート紙にも対応。チラシやメニューなどの作成にも活用できます。
給紙と排紙に2通りの方法が用意されている点も魅力のひとつ。カセットと手差しの両方に対応しているため、封筒のような厚紙もストレート排紙ができます。できるだけ反りや折れなどを抑えながらプリントしたい場合におすすめです。
ワイヤレスでプリントできる点も特徴。専用のアプリをインストールすると、iPhoneやAndroidスマートフォンなどから写真や文書を直接プリント可能です。Wi-Fi Directもサポートしているので、無線LAN環境がなくても利用できます。
そのほか、自動両面プリント機能も搭載。用紙代を抑えながら運用できます。
ブラザー(Brother) レーザープリンター HL-L2375DW
オフィスに気軽に設置できる、ブラザーのおすすめレーザープリンター。1分間に約34枚の高速プリントが可能なので、スムーズな業務をサポートします。標準用紙トレイは、A4用紙を約250枚セット可能。はがきもまとめて30枚セットできます。
印刷設定があらかじめ6種類登録されている点も特徴。用途に合わせたプリント機能を素早く呼び出せます。また、本体の天面には液晶画面を搭載。設定をチェックできるので、初心者でも簡単に使用できます。
さらに、セキュリティ機能も充実。ログイン登録を済ませていれば、印刷者のIDを用紙に印刷できるため、機密情報の漏洩を予防可能です。
そのほか、フラットかつコンパクトな設計も魅力。デスクやラックなどに無理なく設置できるため、さまざまなオフィスで使用できます。給紙や排紙、トナーの交換などの操作は前面から可能。掃除もしやすく、メンテナンス性に優れています。
ブラザー(Brother) A4カラーレーザー複合機 MFC-L9570CDW
ブラザーのレーザープリンターのなかでも高性能なフラッグシップモデル。本体上部に7インチの大型液晶ディスプレイを搭載しています。設定や機能を簡単にチェックできるうえ、タッチパネルを採用しているので、直感的に操作可能です。
カラー・モノクロの両方で、1分間に約31枚の高速プリントをできるのが特徴。自動両面プリントにも対応しているため、用紙の消費量を抑えながら利用可能です。また、排紙と給紙は各2通りの方法に対応。厚紙や封筒は、反りにくいストレート排紙でプリントできます。
本製品は、自動原稿送り機能も搭載。最大で約80枚の原稿をセットし、自動で送りながらコピーできます。さらに、フラットベッドスキャナーを利用したコピーのほか、カードコピーにも対応。免許証などの身分証明書も簡単にコピーできます。
そのほか、両面同時スキャンにも対応。両面に印刷されている原稿を1枚の用紙の両面にコピーしてプリントできます。
ブラザー(Brother) レーザープリンター MFC-L3770CDW
プリント以外の機能も充実した、ブラザーのおすすめレーザープリンター。カラー表示に対応した3.7インチのタッチパネルが搭載されています。使い慣れたスマートフォンやタブレットのように、指先だけで直感的な操作が可能です。
対応している最大用紙サイズはA4。多目的トレイや背面排紙などを活用すれば、厚紙や封筒などにもプリントできます。また、自動両面プリント機能も搭載。複数ページを1枚の用紙に収める機能も用意されているので、用紙を節約できます。
コピー機能を利用する際、セットできる原稿の枚数は約50枚まで。両面同時スキャンに対応しているため、両面に印刷された原稿も1度のスキャンで読み取れます。スキャンしたデータは、指定したパソコンのフォルダに自動で保存可能です。
そのほか、FAX機能も搭載。受信したFAXをクラウドに転送したり、パソコンからFAXを送信したりできます。
ブラザー(Brother) A4モノクロレーザー複合機 DCP-L2550DW
本体のサイズがコンパクトで、ちょっとしたスペースにも設置しやすいレーザープリンター。A4サイズの自動両面プリント機能を搭載しており、紙を節約しながら印刷したい方におすすめです。
給紙やカートリッジの交換は前面から可能で、メンテナンスしやすいのが特徴。また、Wi-Fi Directに対応しているため、無線LAN環境がない場所でもスマホやタブレットと接続できるレーザープリンターです。
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ブラザーからは、豊富な種類のプリンターがラインナップされています。家庭で写真や年賀状をプリントしたい場合は、コンパクトなインクジェットプリンターがおすすめ。オフィスで使用する場合は、レーザープリンターの複合機が適しています。本記事を参考に、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。