国内のプリンター市場で大きなシェアを持つプリンターメーカー「ブラザー」。コンパクトで設置しやすく、多彩な便利機能がリーズナブルな価格で入手できるため、コスパを重視するユーザーにも人気があります。
そこで今回は、ブラザーのおすすめプリンターをご紹介。ブラザー機ならではの魅力やプリンターの選び方も解説するので、新規での導入や買い替え用のプリンターを見つける参考にしてみてください。
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ブラザーのプリンターの魅力

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ブラザーのプリンターは、省スペース設計が魅力です。デスク上などの限られたスペースにも設置が簡単。また、フロントオペレーションを採用しており、給紙やインク交換などの作業を前方から行えます。
印刷コストが比較的安めなのもメリット。独立型のインクカートリッジを採用しており、各色のインクを最後まで無駄なく使い切れます。インク交換の頻度を減らせる大容量の「ファーストタンク」を搭載したモデルも用意されているため、日常的に大量の印刷を行う方にもおすすめです。
便利機能が手軽に入手できるのもポイント。A3出力やファクス機能に対応したモデルもリーズナブルな価格で提供されているので、ビジネス用途でも重宝します。
ブラザーのプリンターの選び方
プリント方式で選ぶ
インクジェット

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インクジェットプリンターは、用紙に液体のインクを吹き付けて印刷を行うタイプです。発色がよく、繊細な色再現に優れているのも特徴。写真をきれいな色彩で印刷したい方にもおすすめです。
顔料インクを使用したモデルは水濡れに強く、書類や年賀状の印刷にぴったり。一般的な書類印刷から写真印刷まで、さまざまな用途に対応できます。しかし、染料インクで印刷した場合、水に触れると色がにじみやすくなるという欠点もあります。
ブラザーでは「PRIVIO」のブランド名で展開。プリンター本体の価格が比較的安く、消費電力が少ないので、家庭用プリンターとして人気があります。
レーザー

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レーザープリンターは、粉状の樹脂であるトナーを静電気で付着させ、熱と圧力で用紙に色を定着させるタイプ。レーザービームを使用して印刷データのパターンを描くことが名称の由来です。
印刷スピードが高速なのがレーザープリンターの特徴。起動が早く、数十枚単位の大量印刷も短時間で用意できるため、オフィスなどでのビジネス用途におすすめです。しかし、プリンター本体やランニングコストがやや高額になります。
ブラザーではビジネス向けに「JUSTIO」のブランド名で展開。複合機でも省スペース設計のモデルが多く、デスクやカウンターの片隅にも手軽に設置できるので、小規模オフィスや店舗にも導入されています。
機能をチェック
スキャン機能

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スキャン機能は、紙の書類をプリンター内に読み込み、PDFなどのデジタルデータに変換する機能のことです。パソコンなどの端末で管理しやすいデジタル文書で保存できるため、万が一紙の原本を紛失した場合でも慌てる必要がなくなります。資料・名刺・領収書などを大量に保管する場合にもおすすめです。
ブラザーのプリンターにはスキャン作業をスムーズに行える機能もあります。「おまかせ一括スキャン」を使えば、複数点の原稿を1回のスキャンでまとめて取り込み可能です。また、原稿の傾きを補正する機能や、白紙や用紙の地色を除去する機能も利用でき、文書の整理が効率よく行えます。
ファックス機能

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ファックス機能は、電話回線やインターネットを通じて文書や画像を送受信する機能のことです。Eメールやクラウドストレージが普及する前に誕生した技術ですが、現在でも発注や受注などの業務で活用する企業や店舗が多くあります。
ブラザーの家庭用プリンターにもファックス機能を搭載したモデルが豊富。比較的手頃な価格で入手できるので、ファックス機能が取引先とのやり取りに必要なSOHOワーカーにもおすすめです。電話機が付属するモデルも選べます。
さらに、「PCファクス送受信」もブラザーのプリンターで便利なファックス機能です。送受信データをパソコン画面上で確認してから、必要な文書のみを印刷できます。
コピー機能

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コピー機能は、紙の書類を読み取って複製を印刷する機能のことです。原本となる紙の書類さえあれば、手軽に複製を何枚でも作成可能。課題プリントやプレゼン資料の予備を用意したり、本人確認書類を印刷したりするのに重宝します。
ブラザーの複合機にはコピー機能が搭載されています。書類の裏表を1枚の用紙にまとめて印刷できる「両面コピー」に対応したモデルもあり、用紙やインクの使用量を効果的に削減可能です。
さらに、「ブックコピー機能」も便利。見開きの本をコピーする際に傾きを自動補正し、中スジを除去可能です。講義や会議などで本の記述を資料として扱う場合にも役立ちます。
接続方法をチェック

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プリンターの接続方法には主に無線LAN・有線LAN・USBの3種類があります。ブラザーでは多くのプリンターが無線LANに対応。電波が届く範囲ならどこからでも印刷指示を受信できるため、置き場所の自由度が高くなります。
スタンダード以上のモデルでは有線LANにも対応。ルーターとLANケーブルで繋いで使用します。ルーターのLANケーブルが届く範囲にプリンターを設置する必要があるものの、無線LANのように遅延が起こりにくいので安定した印刷が可能です。
USB有線接続に対応しているとより便利。パソコンとプリンターを直接USBケーブルで繋ぐ必要がありますが、ほとんど遅延のない安定した確実な印刷が可能です。また、一部のモデルではUSBメモリを使ったダイレクトプリントが利用できます。
対応用紙サイズや印刷スピードをチェック

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ブラザーでは全ての家庭用プリンターでA4印刷が行えます。A4サイズでも十分に大きく印刷できますが、より大きな印刷が必要な場合は、上位モデルやビジネスモデルに搭載されているA3印刷がおすすめ。A4と比べて約2倍の印刷領域を得られるため、仕事で使う資料の印刷や子供の繰り返し学習などに重宝します。
日常的に大量印刷を利用する場合は、印刷スピードもプリンター選びで重要。スペック表では、1分当たりに印刷できる枚数という意味の「ipm」という単位を付けて掲載されています。ビジネス用途では、必要な印刷枚数や時間を考慮して、適切な印刷速度のモデルを選択するようにしましょう。
アプリ・スマホ対応の有無をチェック

ブラザーでは多くのプリンターでスマホとの連携機能を搭載しています。Wi-Fi電波の届く範囲内なら、スマホ向けに用意された専用のアプリを使って印刷の設定変更や指示が可能。スマホから直感的に操作でき、基本的な印刷機能を簡単に使用可能です。
また、プリンターで「Wi-Fi Direct機能」が使えるとより便利。スマホとプリンターを直接ワイヤレス接続できるので、Wi-Fiのない環境でも快適に使用できます。
ブラザーのプリンターのおすすめ
ブラザー(brother) PRIVIO DCP-J528N
標準的な機能が揃うブラザーの家庭用インクジェットプリンター複合機です。染料カラー3色と顔料ブラックを組み合わせた「できる4色インク」を採用しており、写真も文書もきれいに印刷可能。本体の価格が安いので、気軽にプリンターを導入したい方にもおすすめです。
エントリーモデルながら「自動両面プリント機能」が利用でき、用紙コストを抑えられます。2.7インチのタッチパネルを搭載しているのも便利。プリンターを初めて使う方でも直感的に操作できます。
幅40×奥行34.3×高さ15.1cmと省スペース設計なのも魅力。一人暮らしのワンルームにも手軽に設置できます。接続方式は無線LANとUSB有線に対応。スマホとは「Wi-Fi Direct機能」で直接接続でき、年賀状の作成用も含めた多彩な専用アプリも利用可能です。
ブラザー(brother) PRIVIO DCP-J928N
家庭にあると便利な機能が充実したインクジェットプリンター複合機です。ブラザーでも人気のスタンダードモデル。無線LANとUSB有線に加えて、有線LANにも対応しているので、Wi-Fiの電波が混線しがちな地域や物件にもおすすめです。
本体サイズは幅40×奥行34.1×高さ17.2cmとコンパクト。上部には最大20枚のA4原稿をセットして自動で読み取る「ADF」を搭載しており、大量の書類もスピーディーに連続スキャン可能です。また、蓋を開ければ、読み取り台に並べた原稿をまとめてデータ化できる「おまかせ一括スキャン」も利用できます。
印刷速度はA4カラーで約16.5ipm、A4モノクロで約17ipm。カラーとモノクロとで速度に差がほとんどないため、カラー印刷の使用頻度が多い場合にも重宝します。本プリンターでは、CDやDVDなどを自作する際に役立つレーベル印刷も利用可能です。
ブラザー(brother) PRIVIO DCP-J1800N
用紙の使い方が広がるブラザーの家庭用インクジェットプリンター複合機です。幅40×奥行34.3×高さ17.2cmの小型ボディに、自動両面プリントやADFなど多彩な便利機能を搭載。スタイリッシュなデザインはグッドデザイン賞を受賞しています。
ブラザー独自の「自動カット機能」を備えているのもポイント。プリンターにカッターが内蔵されており、A4用紙があれば、A4でもA5でも印刷できるのが特徴です。自分で切ったり用紙を交換したりする手間が不要。用紙の使用量を約半分まで減らせるので、印刷コストを抑えたい方にもおすすめです。
接続方法は無線LAN・有線LAN・USB有線の3種類に対応。USBメモリからのダイレクトプリントや、Wi-Fi Direct機能を使ったスマホとの連携もサポートしており、多様な使用スタイルでプリンターを活用できます。
ブラザー(brother) PRIVIO DCP-J4143N
家庭と仕事の両方で活躍するブラザーの高性能インクジェットプリンター複合機です。4色全てに顔料インクが採用されており、文字だけではなく、グラフや写真まで明瞭に印刷できるのが特徴。水濡れにも強いため、手に持って扱うことが多いビジネス文書の印刷にもおすすめです。
大容量インクカートリッジの「ファーストタンク」に対応している点にも注目。標準モデルとの比較で約16本分の黒色インクと約10本分のカラーインクを搭載しており、1回のインク交換で1年以上使用可能です。1枚当たりの印刷コストも、A4カラーで約4.1円、A4モノクロ約0.8円まで節約できます。
家庭用のインクジェットプリンターとしては印刷速度が速いのもポイント。A4カラーで約19ipm、A4モノクロで約20ipmと高速なので、大量印刷もスムーズに行えます。
ブラザー(brother) PRIVIO MFC-J739DN
ファックス機能を手頃な価格で入手できるブラザーの家庭用インクジェットプリンター複合機です。エントリーモデルとしては珍しく、ファックス機能を搭載。パソコンの画面上で内容を確認してから印刷できる「PCファクス送受信」にも対応しているので、コストを抑えつつ、ファックス機能を利用したい方にもおすすめです。
専用の受話器がプリンターに付属するのも便利。取りたくない着信を無視する「おことわり機能」や、登録した番号からの着信を拒否する「迷惑電話番号指定」などの便利機能も利用可能です。着信音を鳴らさず留守電並行できる「おやすみモード」も備えており、寝室の近くでも安心して設置できます。
本プリンターは2種類の給紙方法に対応。背面の手差しトレイに加えて、前面2段給紙トレイも備えており、2種類の用紙を同時にセットできます。接続方法は無線LANとUSB有線が利用可能です。
ブラザー(brother) MFC-J5800CDW
大判印刷が利用できるブラザーの高性能インクジェットプリンター複合機です。印刷面積は、A4の約2倍になるA3プリントに対応。加えて、4色全てに水濡れや擦りに強い顔料インクが採用されています。子供の課題プリントや、仕事に使う資料、図表を大判で印刷したい場合にもおすすめです。
大容量インクカートリッジの「ファーストタンク」にも対応。インク1セットでA4カラーが約5000枚、A4モノクロが約6000枚印刷できるので、インク交換の手間と頻度を軽減可能です。1枚当たりの印刷コストも、カラーで約4.1円、モノクロで約0.8円まで節約できます。
印刷速度も高速。カラー・モノクロともに約30ipmで印刷できるため、ビジネス用途でも快適に使えます。本プリンターは、ファックスやADFなどの便利機能も充実。前面の多目的トレイには最大100枚の用紙がセット可能です。
ブラザー(brother) MFC-J7700CDW
長尺印刷も行えるブラザーのA3対応インクジェットプリンター複合機です。ロール紙給紙とオートカッターを搭載しており、最大29.7×270cmの印刷が可能。これまで1枚ずつ個別で印刷していたPOPも、ひと繋ぎでまとめて仕上げられます。印象的なPOPで店の内外を飾りたい店舗にもおすすめです。
ロール紙を下段トレイに収納できるのも便利。ロール紙を使わない場合は、上下トレイ合計で最大850枚のA4用紙をセット可能です。印刷速度もカラー・モノクロともに約30ipmと高速。ロール紙を扱う場合でも、約76秒で120cmまで印刷できます。
「ファーストタンク」の採用によって印刷コストを節約できるのも本プリンターの魅力。ロール紙も120cmを約143円と安く印刷できるため、外注するよりコストを抑えられます。インク構成は4色全て顔料。ファックスやADFなども利用可能です。
ブラザー(brother) JUSTIO HL-L2460DW
家庭でも手軽に導入できるブラザーのモノクロレーザープリンターです。トナー交換や給紙など、全ての操作を前面から行えるフロントオペレーションを採用。置き場所の限られる部屋でも使いやすく、価格も安いので、リモートワークに使えるレーザープリンターを探している方にもおすすめです。
A4モノクロ文書が約5000枚印刷できる大容量トナーの搭載もポイント。1枚当たりの印刷コストを約3.3円まで抑えられます。印刷速度が約34ipmと高速な点にも注目。急な来客や会議で大量の印刷が必要になる場合にも重宝します。
手頃な価格ながら「自動両面プリント機能」が使えるのも便利。使用する用紙の枚数とコストを半分に減らせます。印刷方法は無線LANと有線LANの両方に標準で対応。本プリンターは約5万ページの印刷に耐える高耐久設計のため、長期にわたる使用も可能です。
ブラザー(brother) JUSTIO DCP-L2660DW
多彩な機能が利用できるブラザーのモノクロレーザープリンター複合機です。プリント機能に加えて、コピー機能やスキャン機能にも対応。最大50枚の原稿を連続読み取りできるADFや、厚みのある本などもセットできるフラットベッドも備えています。スキャンで多様な原稿を取り扱いたい方にもおすすめです。
スキャンした原稿データをプリンターから各種クラウドサービスへ直接転送できるのも便利。外出先でもスマホやタブレットを使って内容の確認が可能です。無線LANには混線に強い5GHz帯の電波を使用。ルーターの近くに電子レンジやパソコンなどがある室内でもストレスなく使えます。
印刷速度はA4モノクロで約34ipmと高速。1枚当たりの印刷コストは約3.3円で、自動両面プリント機能を使えば、より節約も可能です。
ブラザー(brother) JUSTIO MFC-L3780CDW
多機能をコンパクトに使える、ブラザーのカラーレーザープリンター複合機です。カラープリント・コピー・スキャン・ファックスにも対応しながら、幅41×奥行46.2×高さ40.1cmと省スペース設計なのが特徴。設置スペースをあまり広く取れない小規模オフィスや店舗にもおすすめです。
用紙コストを最大1/8まで減らせる自動両面プリント機能にも対応。さらに、ADFには裏表に印刷した原稿を1回の走行で読み取れる「両面同時スキャン機能」も備えています。ファックス機能では、クラウド転送やPCファクス送受信も利用可能です。
印刷速度はカラー・モノクロともに約30ipmと高速。印刷コストもモノクロで約3.2円、カラーで約19.3円と低く抑えられています。本プリンターはセキュリティ機能も充実。指定したパソコン以外からのアクセスを防ぐ機能も備えており、多人数がいるオフィスでも安心して利用可能です。
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本体価格が安いうえに多彩な便利機能を備えているのがブラザープリンターの魅力。ビジネス向けの機能が充実したレーザープリンターも豊富に用意されているので、使用目的に応じた選択も可能です。ぜひ、気になったブラザーのプリンターを入手して、日々の生活や仕事でうまく活用してみてください。