写真や書類の印刷を自宅で行える「プリンター」。コピー機能やスキャナー機能を搭載したモデルも多く登場しており、さまざまなシーンで活用できます。頻繁に使わなくとも、持っておくと便利なアイテムです。
そこで今回は、一人暮らしの方におすすめのプリンターをご紹介。選び方についても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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一人暮らしにプリンターって必要?
現在は、コンビニのマルチコピー機を活用すれば、コピーはもちろん、PDFデータの印刷や写真・名刺の印刷まで可能です。しかし、印刷頻度や手間を考えると、自宅にプリンターを用意したほうがマルチコピー機よりコスパがよい場合もあります。
一般的に、マルチコピー機でA4サイズを印刷すると、モノクロが1枚10円、カラーが1枚50円です。一方で、プリンターのインク費用は、モノクロが1枚1~3円程度、カラーが1枚8~12円程度。つまり、頻繁に印刷する場合はプリンターを持っていたほうがランニングコストを削減できます。
また、プリンターが自宅にあれば、作業中すぐに印刷できるのもメリット。コンビニまで行く手間が省けるため、自宅作業が多い方はプリンターの購入を検討してみてください。
一人暮らし向けプリンターの選び方
単機能か複合機か
プリンターの種類は、大きく分けて単機能と複合機の2種類。それぞれ機能や価格が異なるため、使用用途に合わせてコスパのよいモデルを選ぶことが重要です。
単機能は、印刷機能に特化したタイプ。コピーやスキャナーなどの機能は備わっておらず、文書や写真などを印刷する機能のみを搭載しています。その分本体価格が複合機よりも安いケースが多く、安いプリンターを購入したい方におすすめです。
複合機は印刷のほか、コピー・スキャナー・FAXなどの機能が搭載されたタイプ。印刷まわりの作業を1台で行えるため、複数の機器を購入しなくて済みます。自分の用途に合わせて選んでみてください。
設置場所に合わせたサイズを選ぶ
一人暮らしでワンルームなどに住んでいると、せっかくプリンターを購入しても、設置場所に困ることがあります。そのため、部屋や設置予定の場所に合ったサイズを選ぶのも大切です。
部屋があまり広くない場合は、棚やボックスなどに収まるコンパクトモデルがおすすめ。スリムなタイプなら圧迫感なく設置できます。また、机の上に設置する場合は、よりコンパクト性を追求したモバイルプリンターがおすすめです。
ワイヤレス機能の有無で選ぶ
プリンターの接続方法は、主に有線とワイヤレスの2種類。有線接続のみのモデルの場合、プリンターをパソコンの近くに設置して、直接ケーブルをつなぐ必要があります。そのため、設置場所が限られてしまうのが難点です。
一方で、ワイヤレス機能があれば、離れていてもWi-FiやBluetooth接続で印刷が可能。あまり設置場所を気にしなくてよいので、空いているスペースに配置しやすいのがメリットです。
また、ワイヤレス機能付きのプリンターのなかには、スマートフォンやタブレットと接続して印刷できるモノもあります。パソコン以外から印刷をしたい場合は、ワイヤレス機能付きのモデルから選んでみてください。
ランニングコストで選ぶ
プリンターは随時インクを交換する必要があるので、ランニングコストを考慮して選ぶのも重要。一般的に、購入したプリンターと同じメーカーの純正インクを使用します。そのため、あらかじめインクの価格や印刷コストも確認しておきましょう。
また、ランニングコストを節約するなら、インクカートリッジの独立型モデルがおすすめ。一体型の場合、1色なくなるとカートリッジごと交換しないといけないケースがほとんどです。なかには、大容量インクに対応したモデルも発売されているので、気になる方はチェックしてみてください。
一人暮らしにおすすめのプリンター
エプソン(EPSON) カラリオプリンター EW-056A
コンパクト設計で省スペースに設置できる一人暮らし向けのプリンターです。無線LANに対応しており、スマホとワイヤレスで接続して写真やPDFなどの文書を手軽にプリントできるのが特徴。専用アプリを使用することで、スマホから初期設定も簡単にこなせます。
くっきりと文字を印刷しやすい「くっきりブラック」を採用しているのも魅力のひとつ。なくなった色のインクだけ交換できる独立インクカートリッジを採用しているので、ランニングコストを抑えられる点もメリットです。
基本機能が充実したシンプルかつコンパクトなプリンターを求めている方はチェックしてみてください。
エプソン(EPSON) エコタンク EW-M754
インクボトルタイプのプリンターです。A4用紙のカラー印刷が1枚約3.0円と安いだけでなく、交換用のインクボトルもカートリッジ式と比べて低価格で購入できます。
本体カラーは白と黒の2色展開で、スタイリッシュなデザインが特徴。タッチパネルが4.3型と大きいため、操作がしやすく人気があります。
Wi-Fi接続に対応しており、スマートフォンやタブレットからも印刷が可能。自動電源機能を搭載しており、電源ボタンを押さなくても利用できます。
エプソン(EPSON) カラリオプリンター カラリオ EW-456A
手頃な価格で購入できる高コスパな一人暮らし向けプリンターです。普通紙でも文字や細線をシャープに表現できる「くっきりブラック」を搭載。カラー染料インクを使うことで、普通紙でも発色のよいカラープリントが可能です。
自動両面プリントに対応しているため、用紙の消費量を半分に抑えられるのも魅力のひとつ。また、写真プリントにも活用可能です。人物写真や風景写真を自動で見分けて、自然で適した色に補正する「オートフォトファイン!EX」も搭載しています。
フリップUIで、簡単に操作できるのもポイント。対応したAIスピーカーと接続すれば、音声でコンテンツのプリントが可能です。
エプソン(EPSON) プリンター インクジェット複合機 Colorio W-452A
基本的な機能が揃ったプリンター。印刷・コピー・スキャン機能を搭載している複合機ながら、コスパに優れた人気モデルです。
本体カラーは白のみですが、丸みを帯びたコンパクトなデザインで、リビングやほかの家具と馴染みやすいのもポイント。一人暮らしの方でも設置しやすいのが魅力です。
ワイヤレス機能が付いているため、パソコンから離れた場所でも利用可能。専用アプリの「Epson Smart Panel」を使えば、スマートフォンやタブレットからも印刷できます。
また、インクカートリッジが独立しているのもポイント。なくなった色のみ交換できるため、ランニングコストを抑えられます。
エプソン(EPSON) A4モバイルプリンター PX-S06
重さ約1.7kgの軽量性に優れたモバイルプリンターです。サイズが309×159×61mmと小型で、カバンや引き出しに収まるスリムさが魅力。印刷用紙はA4まで対応しています。
内蔵バッテリーを標準搭載しており、電源ケーブルにつながなくても使用可能。オプションの外付けバッテリーを装着すると、合計約410枚の印刷できます。また、パソコンからUSB充電できるのもポイント。外出時でもバッテリー切れのリスクを軽減できます。
一人暮らしでプリンターを置くスペースがない方や、机の上に置いて使いたい方におすすめ。Wi-Fiの5GHz帯に対応しているため、2.4GHz帯の影響を受けにくく、さまざまな環境でスムーズに利用できます。
キヤノン(Canon) プリンター A4インクジェット PIXUS TS203
リーズナブルな価格が魅力のプリンターです。単機能のシンプルなモデルなので、印刷機能のみを使いたい方におすすめ。コンパクトデザインのため、一人暮らしでも場所を選ばずに設置できます。
本製品は、大容量インクに対応しており、カラーインクは一体型カートリッジ。大容量インク使用時のランニングコストは、A4カラー1枚で約16.2円です。たまに印刷したいという方におすすめです。
キヤノン(Canon) PIXUS インクジェット複合機 TS5430
丸みのあるコンパクトなデザインが特徴的な一人暮らし向けプリンター。本体前面に「ステータスバー」を搭載し、給紙中・エラー・プリント完了などをLEDで手軽に把握できるのが特徴です。
置き場所や用途で選べる「2WAY給紙」と、セットした用紙を検知する「自動紙幅検知」を搭載しているのも魅力。表と裏をまとめて印刷できる「自動両面プリント」を備えているので、両面印刷で用紙の表裏を入れ替える手間を省けます。
比較的リーズナブルに購入できるため、コスパを重視している方にもおすすめです。
キヤノン(Canon) プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS3530
本体価格を抑えたい一人暮らしの方におすすめのプリンターです。印刷・コピー・スキャナーと基本的な機能が搭載された複合機モデルで、リーズナブルな価格が魅力。コンパクトボディのため、設置しやすいのも嬉しいポイントです。
Wi-Fiに対応しており、専用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」を使えばスマートフォンからも印刷可能。Wi-Fiルーターがなくてもプリントできます。
また、本体に触れなくても自動で電源がオンになる機能も内蔵。パソコンとプリンターの位置が離れている場合でも、毎回電源ボタンを押しに行かなくて済むのがメリットです。
大容量インクに対応しており、ランニングコストを節約可能。あまり頻繁に印刷しない方や、安いプリンターを探している方におすすめです。
キヤノン(Canon) PIXUS カラーインクジェット複合機 TS8630
コンパクトながら充実した機能を搭載したハイスペックな一人暮らし向けプリンターです。L判写真を約10秒でスピーディーに印刷できるのが特徴。安定した色と豊かな表現力を実現する「6色ハイブリッドインク」にも対応しています。
QRコードをスマホで読み込むだけでスマホとプリンターを接続できる「QRコードダイレクト接続」に対応しているのもポイント。機械の操作が苦手な方でもコピーなどの基本的な操作を手軽に行える「かんたんモード」も備えています。便利機能が充実した高機能モデルを求めている方におすすめです。
キヤノン(Canon) PIXUS A4インクジェット複合機 XK500
高画質な写真を低コストで印刷できるハイスペックな一人暮らし向けプリンターです。L判の写真を1枚約11.1円と従来のモデルより低コストで印刷可能。写真を大量に印刷したい方にもおすすめです。
スマホアプリと連携することで、スマホから写真やSNSなど幅広いモノを印刷できるのも魅力のひとつ。QRコードをスマホで読み込むだけで簡単に接続できる「QRコードダイレクト接続」にも対応しています。
また、4.3型大型液晶を搭載し、プリンターだけでさまざまな操作ができるのもポイントです。
ブラザー(Brother) プリビオ カラーインクジェット複合機 DCP-J528N
基本機能が充実した高コスパな一人暮らし向けプリンターです。鮮やかな写真、くっきりした文書をランニングコストを抑えて印刷できる「できる4色インク」を採用しているのも特徴。自動両面プリント機能を使用することで、用紙の使用量も半分に抑えることができ、非常に経済的です。
専用アプリと連携することで、スマホから写真やドキュメントなどを手軽に印刷可能。タッチパネル液晶の搭載により、直感的に操作できる点もメリットです。比較的リーズナブルで、ランニングコストも抑えられるプリンターを求めている方はチェックしてみてください。
ブラザー(Brother) プリビオ カラーインクジェット複合機 DCP-J928N
1台でさまざまな機能が使える多機能な一人暮らし向けプリンターです。プリント・コピー・スキャンの基本機能に加えて、ADFや自動両面プリント、スマホ接続、レーベルプリントなどの便利機能も充実。本体の正面にインク交換や給紙、タッチパネルが配置されているため、扱いやすいのもポイントです。
スマホアプリと連携することで、スマホから写真やドキュメントのプリント、インク残量の確認、メンテナンスが行えるのも魅力。「LINE」のトークからもプリントできます。多機能で便利な複合機を求めている方はチェックしてみてください。
ブラザー(brother) プリンター A4インクジェット複合機 CP-J926N
多機能なインクジェットプリンターです。印刷・コピー・スキャナーなどの基本的な機能を備えているのが特徴。CD・DVD・Blu-ray Discのレーベル面にも印刷できます。
ランニングコストは、A4用紙1枚あたりカラー約9.9円、モノクロ約3.0円です。カラーインクの場合、1回のインク交換で約500枚の印刷が可能。4色独立インクで、インク交換が本体前面から行えるのも嬉しいポイントです。
サイズは400×341×172mmとコンパクトのため、一人暮らしに向いています。原稿の自動送り装置「ADF」を搭載しており、コピー原稿を手動で差し替える手間が省けるのも魅力です。
一人暮らしの場合は機能だけでなく、プリンターのサイズにも注目して選ぶのが大切です。また、本体価格だけを見て購入すると、インク代などのランニングコストがかえって高くなる場合もあります。使用用途や頻度に合ったモデルを探してみてください。