仕事の資料のほか、子供の課題や家族の思い出写真などを印刷するのに、一家に一台は備えておきたい「プリンター」。しかし、ランニングコストが気になり、なかなか購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、キヤノンから新発売された、家族全員が使いやすいプリンター「XK120」をご紹介。きれいで速く、ランニングコストを気にせず印刷できる新製品の機能や魅力をレビューします。
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- 目次
- 低ランニングコストだから大量印刷でも安心
- 大型タッチパネルと分かりやすいUIでスムーズな操作性
- 高品質な印刷とスピードを両立
- 「QRコードダイレクト接続」や「Wi-Fiセットアップ」で簡単初期設定
- 使いやすくなった「Canon PRINT」や「PIXUSはがきクリエイター」で年賀状などの印刷も手軽に
- 製品情報
低ランニングコストだから大量印刷でも安心
※すべて税込価格
プリンターを選ぶ際に重視する方が多いのが、1枚あたりどの程度の印刷代がかかるかという点。XK120は低ランニングコストで、印刷代が安く済むことが大きなメリットのひとつです。
コンビニコピーはA4普通紙のカラーコピーで1枚当たり30~50円(税込)、XK120のA4普通紙カラーコピーの印刷代は約4.1円(税込)と、最大で7分の1以下のコストで印刷できることが分かります。
また、L判印刷の場合は、コンビニではフチなし印刷ができず、1枚あたり30~40円(税込)かかります。対して、XK120では約10円(税込)と3分の1以下の価格に抑えられました。
1枚あたりはわずかな差額ですが、仕事の資料や子供の宿題、年賀状など、たくさん印刷することを想定すると、大きな差が発生します。また、安く印刷できるのに加え、自宅でプリントすることでコンビニへ行くよりも時間の節約ができ、さらなる効率化を図れるのも魅力です。
大型タッチパネルと分かりやすいUIでスムーズな操作性
液晶画面は大きめの4.3型で使いやすい。パネル周りはすっきりとしたデザイン
XK120の操作パネルは、従来機種XK110の2.7型から4.3型へ大型化しているのがポイント。タッチパネルに表示される「コピー」「スキャン」「プリント」といった各ボタンが見やすく大きいため、操作しやすく感じました。
また、XK110は電源ボタンを含め、6つのハードキーが搭載されていましたが、XK120のハードキーは電源ボタン1つのみ。操作パネルだけでほとんどの操作を行え、すっきりとしたスタイリッシュなデザインも魅力のひとつです。
家族それぞれが使いたい機能に素早くアクセス。さらに使い分けしやすくなった進化版「Switch UI」
UI画面を切り替え、よく使う機能をショートカットとして設定できる「Switch UI」。XK120では、メニュー画面からUI画面を最大3つまで切り替えられます。それぞれのページに「仕事」「趣味」「学習」など、用途別に名前を設定可能。家族でそれぞれ使いたい機能をすぐに呼び出せるのが魅力です。
ショートカットは、仕事であればスキャナーをよく使う、学習であれば両面コピーをよく使うなど、それぞれのシーンでよく使う機能を割り当てられます。XK120に搭載されたさまざまな機能を、簡単操作ですぐに呼び出せるようになるのは便利なポイントだと感じました。
また、同じシーン名のページを複数作成しても、背景色やアイコンをカスタマイズすることで分かりやすく差別化できます。
高品質な印刷とスピードを両立
5色のハイブリッドインクで文書から写真まできれいに印刷
XK120は、低ランニングコストなだけではなく、きれいに印刷できるのも大きなポイント。ブラックの顔料インクと、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色染料インクを採用しています。
染料インクはクリアな発色で色鮮やかに印刷できるほか、インクが紙に染み込む性質があるため、光沢系の写真用紙にぴったり。一方で、ブラックの顔料インクはにじみにくいので、ドキュメントの印刷に向いており、さまざまな用紙への印刷を高品質で行えます。
実際に、同じ写真をXK120とコンビニプリントで比較してみましたが、明らかにXK120で印刷した写真の方が色鮮やかで、美しい仕上がりでした。
写真印刷は1枚約16秒。たくさんある思い出の写真もスピーディーに印刷
高品質ながら、L判フチなしの写真印刷が約16秒と速いのも魅力のXK120。思い出の写真は、まとめて大量に印刷することが多いものです。旅行先などで撮ったたくさんの家族写真も、スピーディーに印刷できます。
1枚あたりの印刷に20秒以上かかるプリンターが多いなか、1枚1枚の印刷時間を短縮できるのは嬉しいポイントです。写真印刷だけでなく、実際にA4普通紙カラー印刷を行ってみたところ、約7秒と非常にスピーディーに印刷できました。
また、本製品は背面給紙が最大100枚まで行えるのもポイント。背面給紙は用紙の残量が把握しやすかったり、厚めのはがき・写真用紙が印刷しやすかったりといったメリットがあります。
「QRコードダイレクト接続」や「Wi-Fiセットアップ」で簡単初期設定
Wi-Fi接続をする電子機器は、ひとつひとつ長いWi-Fiパスワードを入力するなど、初期設定に時間がかかるイメージがあります。
一方、XK120はスマホを使いQRコードを読み込むだけで「無線ダイレクト接続」ができるため、スマホで撮影した写真もスマホから手軽に印刷できます。
また、iPhone/iPad限定の機能として新方式の「Wi-Fiセットアップ」を採用し、スムーズなセットアップが可能。iPhoneやiPadに設定されているWi-Fi接続情報を使うことで、パスワード不要でセットアップができ、手間を大きく減らせます。
使いやすくなった「Canon PRINT」や「PIXUSはがきクリエイター」で年賀状などの印刷も手軽に
キヤノンのプリンターは、無料の専用アプリ「Canon PRINT」「PIXUSはがきクリエイター」と連携することで、さらに便利に使えます。
「Canon PRINT」はキヤノンのプリンターをより便利に使うためのパソコン・スマホアプリ。プリンターのセットアップや印刷、スキャンなど基本的な機能が使えるほか、インクなど消耗品の残量管理も手軽に行えます。
従来の「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」からUIが刷新。プリンター本体と同じアイコンが表示されるため、より分かりやすく、使いやすくなっているのもポイントです。
「PIXUSはがきクリエイター」は、スマホからはがき印刷ができる作成アプリ。年賀状・喪中見舞い・寒中見舞い・オリジナルデザインなど、700種類以上のテンプレートがあります。
年賀状デザインにはハンドメイドマーケットプレイス「Creema」で活躍する人気クリエイターが描いたイラストを採用するなど、おしゃれなテンプレートが満載。また、最大1000件までの住所録が無料で作成でき、宛名面の印刷は一度に100件行えます。
XK120は低ランニングコストで印刷スピードも速く、コスパに優れたモデルです。操作しやすい大きめのタッチパネルや、用途別にショートカットを作成できる「Switch UI」など、家族全員で使いやすい機能が備わっています。たくさんの写真や文書を高品質かつ安く印刷したい方は、ぜひチェックしてみてください。