プリンターが自宅にないと文書や写真をすぐに印刷できないので何かと不便です。高精細印刷や高機能は不要だと考えている方にとっても、プリンターとして最低限の機能を持っているモノがあるだけで、ふとしたときに必要なモノを印刷できるため便利に使えます。

そこで今回は、1万円以下で購入できるおすすめのプリンターをご紹介します。選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1万円以下のプリンターの選び方

用途で選ぶ

写真印刷

写真を鮮やかにプリントしたい方は、色調と発色が繊細な「染料インク」を採用したインクジェットプリンターがおすすめです。写真を印刷したときに色の再現度が高いため、自宅プリントでも満足できる写真を印刷できます。撮影した写真を友人や同僚にプレゼントするのが趣味の方も、染料インクタイプを選ぶことで相手に喜んでもらえる1枚を印刷可能です。

できるだけきれいに印刷したい場合は、インク色の数もチェックしましょう。インクジェットプリンターにはインクが4・6・8色のモノがありますが、色数が多ければ当然、色の再現性が高くきれいな写真を印刷できます。6色タイプは4色タイプより価格が割高ですが、型落ちモデルなどを狙えば1万円以下でも購入可能です。

さらに、「フチなし印刷」ができるかどうかもポイント。写真用紙のフチまで印刷したほうが見栄えがよいため、気になる方はチェックしてみてください。

文書印刷

レポートや書類などの文書印刷がメインの場合は、色が安定してくっきり印刷できる顔料インクを採用したプリンターがおすすめです。顔料インクは耐水性や耐光性に優れているため、大切な書類を水や光でにじませてしまうトラブルを低減できます。また、にじみにくい特性もあるので、内容が細かいレポートや文字数が多いビジネス文書などを印刷するのにも適しています。

大量に文書を印刷する場合は、両面印刷の機能があるモノを選ぶと用紙コストをカット可能。両面印刷機能を搭載したモデルは本体価格がやや高めですが、用紙コストが半分になるためトータルコストを抑えられます。ビジネス文書やプレゼン資料などを大量印刷する頻度が高い場合は、両面印刷対応モデルがおすすめです。

給紙枚数も大切なチェックポイント。文章を印刷する頻度が高いなら、1度に100枚程度のA4用紙を給紙できたほうが楽に使えます。また、スマホの文書やUSBメモリの文書を印刷できるかどうかも確認しておくと安心。安いモデルのなかには、ネットワーク接続が非対応だったりUSBメモリが読み込めなかったりするモノもあるため、事前によく確認しておきましょう。

複合機かどうかで選ぶ

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プリンターにスキャナーやコピーの機能が合体した複合機モデルは、自宅で運転免許所などのコピーを印刷したり、大切な書類をスキャンしてパソコンに保管したりするなど、さまざまな用途に使えて便利です。

単なるプリンターとしてだけでなく、これらの機能を使いたい場合は複合機モデルを選びましょう。

1万円以下のプリンターのおすすめメーカー

エプソン(EPSON)

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エプソンはインクジェットプリンターの「カラリオ」シリーズで有名な情報関連機器メーカー。ハイスペックモデルから単機能モデルまで広くラインナップを揃えているため、欲しい1台が見つかります。

低価格モデルでもスキャナーやコピー機能を搭載しているのも特徴。どのモデルもコンパクトでデザインがおしゃれなので人気があります。

キヤノン(Canon)

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カメラやビデオなどの映像機器やプリンターや複写機などの事務機器に強みを持つキヤノン。インクジェットプリンターのピクサスは、印刷する内容に合わせて最適なモノを選べるようラインナップの幅を広げています。

カメラを手掛けるキヤノンだけあり、写真印刷にこだわったモデルが多いのも特徴。シンプルなデザインと使いやすさが人気の理由です。

ヒューレット・パッカード(HP)

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ヒューレット・パッカードはパソコン関連製品を開発しているアメリカの企業。現在は本体の会社分割を受け、HP Inc.の日本法人として日本HPが分離・設立されています。

プリンターは、ほとんどのモデルが複合機機能と無線LANを内蔵。安いモデルでも両面印刷機能を搭載しており、汎用性が高いのが特徴です。

1万円以下のプリンターおすすめ

エプソン(EPSON) A4インクジェットプリンター複合機 Colorio EW-052A

必要な基本機能をコンパクトボディに凝縮した、安いA4インクジェットプリンター複合機です。収納時のサイズは幅39×奥行き30×高さ14.6cmと小型。また、接続方式に無線LANを採用しているので、置き場所の自由度が高いのも魅力です。

液晶モニターは非搭載ですが、連携したスマホの画面を使って直感的に操作できるのがポイント。さらに、Wi-Fi Direct機能も備えているので、専用アプリ「Epson iPrint」をスマホにインストールすればゲストのスマホからもパスワード不要でワイヤレス印刷が楽しめます。

色合いがイマイチな写真を自然な色調に自動補正する「オートフォトファイン!EX」も搭載。リーズナブルで使い勝手のよいおすすめのモデルです。

エプソン(EPSON) A4インクジェットプリンター複合機 Colorio EW-452A

低価格ながら便利な機能が充実した、A4インクジェットプリンター複合機です。基本的な機能や印刷画質は下位モデルのEW-052Aとほぼ同じですが、本製品は自動両面プリントや連携したAIスピーカーからの音声操作などに対応。使い勝手がより向上しています。

前面パネルには1.44型の液晶モニターを搭載。印刷の際は画像を見ながら選べるほか、画面に表示されたQRコードをスマホで読み取れば接続がワンタッチで行えます。無線LAN接続とWi-Fi Direct接続を同時に使用できるのもポイントです。

収納時のサイズは幅37.5×奥行き30×高さ17cmとコンパクト。染料3色と顔料ブラックによるインク構成を採用しているので、写真も書類もきれいに印刷できます。

エプソン(EPSON) A4インクジェットプリンター PX-105

ビジネスシーンでも活躍するコスパに優れたA4インクジェットプリンターです。本体の価格が安いことに加えて、A4カラー文書が約13.1円、A4モノクロ文書が約4.1円と印刷コストが低いのも特徴。消費電力も低いので大量印刷が経済的に行えます。

4色から構成される全色顔料インクを採用。水に濡れたりマーカーでなぞったりしても印刷内容が滲みにくいので、会議や営業などで使用する資料の印刷にも適しています。また、独立型のカートリッジを採用しているので、全色を無駄なく使い切れるのも魅力です。

デスクに置けるコンパクトデザインのボディは最高5万ページの印刷に耐えられるのもポイント。接続方式は有線LANと無線LANの両方から選べます。

キヤノン(Canon) A4インクジェットプリンター複合機 PIXUS TS3330

スマホからの多彩なプリントが手軽に楽しめる、A4インクジェットプリンター複合機です。安い価格ながらWi-Fiダイレクト接続に対応。Wi-Fiルーターがない環境でもワイヤレス印刷ができます。また、印刷指示を飛ばせば本体の電源がオフ状態からでも印刷を開始できるのもポイントです。

スマホ用の無料アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」を使えば、スマホ内はもちろん、クラウドやSNSにアップした画像も印刷が可能。「スマホ自動写真補正機能」を使えば失敗プリントも軽減できます。

インク構成は染料3色と顔料ブラックを組み合わせた4色ハイブリッド。コンパクトで置き場所を選ばないのも魅力のおすすめモデルです。

キヤノン(Canon) A4インクジェットプリンター複合機 PIXUS TS5330

より使いやすくなったハイエントリーモデルのA4インクジェットプリンター複合機です。基本的な機能や印刷画質は下位モデルのTS3330と共通していますが、本モデルはさらに便利な機能が充実しています。

前面パネルに備える1.44型の有機ELには、スマホとのペアリングが簡単に行えるQRコードを表示可能。また、前面カセットと背面トレイによる「2WAY給紙」にも対応しているので、置き場所や用途で印刷スタイルが選べます。

各トレイには普通紙を最大100枚ずつセットできるのも特徴。さらに、「自動両面プリント」にも対応するので、用紙コストを節約しつつ大量の印刷が行えます。

キヤノン(Canon) A4インクジェットプリンター PIXUS TS203

印刷機能のみに特化したコスパのよいA4インクジェットプリンターです。コピーやスキャンなどの機能は搭載していませんが、安い価格で入手できるのが特徴。パソコンからの印刷機能をメインで使いたい方におすすめです。

インク構成は染料3色と顔料ブラックを組み合わせた4色ハイブリッド。大容量カートリッジを使用すれば、L判写真が約21.7円、A4カラー文書が約14.1円で印刷できます。

Wi-Fi機能は非搭載のため、使用時はUSBケーブルでパソコンとの接続が必要。ただし、置き場所を選ばないコンパクトなデザインなので、リビングやデスクスペースにも簡単に設置できます。

ヒューレット・パッカード(HP) A4インクジェットプリンター HP Officejet Pro 6230

低価格ながらレーザープリンターに匹敵するシャープな印刷画質が得られる、A4インクジェットプリンターです。インク構成には4色からなる全色顔料インクを採用。保存性や耐水性に優れているので、ビジネスシーンでの活用におすすめです。

印刷コストが安いのも魅力。全色独立型のカートリッジを採用しており、A4カラー文書を約8.4円の安さで印刷できます。自動両面印刷機能を使えば、用紙コストを半分に節約できるの魅力です。

1分当たりの印刷速度がA4カラーで約10枚、A4モノクロで約18枚と高速なので、急な会議や来客にもスピーディーに対応可能。さらに、「デュアルバンドWiFi」機能によって、オフィスでも快適なワイヤレス印刷が進められます。

ポラロイド(Polaroid) モバイルフォトプリンター Polaroid ZIP Mobile Printer

スマホで撮った写真をその場ですぐに印刷できるモバイルプリンターです。サイズは幅7.5×奥行き2.2×高さ11.5cm、重さ190gと軽量コンパクトなので気軽に携帯可能。スマホとはBluetoothで簡単に連携できるので、旅行やパーティーで友人たちと思い出の写真を手軽にシェアできます。

印刷には5×7.6cmサイズの専用ZINK Paperを使用。用紙内に封入された色素結晶が熱を受けることで発色する印刷方式を採用しており、水分でにじみにくいので手が汚れる心配がありません。また、用紙の裏面はシールになっているので、日記帳やフォトブックへ簡単に貼り付けて楽しめるのも魅力です。

コダック(KODAK) インスタントプリンター P210

旅行先でも高画質な写真印刷が楽しめるモバイルプリンターです。4段階のプロセスで美麗なプリントを仕上げる昇華型熱転写技術「4PASSテクノロジー」を採用。表面にはラミネート加工が施されているので、水濡れや指紋汚れにも強く、高画質な写真が楽しめます。

印刷には写真用紙とインクリボンが一体になった専用のカートリッジを使用。カートリッジ内の用紙は途中で別売のシールタイプ用紙にも入れ替えできます。

重さは245g、サイズは幅13.3×奥行き7.9×高さ2.6cmと携帯性も良好。スマホとの接続にはBluetoothを使用しますが、専用アプリを使えば簡単なレタッチに加えて、フィルターやスタンプによる装飾も楽しめます。