文章や資料の作成に役立つ「自動両面印刷対応」のプリンター。年賀状の作成などに活用でき、プライベートシーンでも役立ちます。手動で用紙を裏返す手間が省ける点や、作業効率の向上に繋がるのも魅力です。
近年さまざまなメーカーから製品が発表されているため、どれを選べばよいか迷いがちです。本記事では、おすすめの自動両面印刷対応のプリンターをピックアップ。選び方もご紹介します。
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自動両面印刷対応のプリンターの選び方
プリンターの種類を選ぼう
発色や再現度にこだわるならインクジェットプリンター
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インクジェットプリンターは、ノズルからインクを打ち出し、用紙に塗布して印刷するタイプのプリンター。色の再現性が高く、発色にも優れています。文書や書類、資料の作成はもちろん写真の印刷に適している点も魅力です。
また、インクジェットプリンターはレーザープリンターと比較して価格の安いモデルが多いのが特徴。コストを抑えたい方や、はじめて自動両面印刷対応のプリンターを購入する方におすすめです。コンパクトサイズのモデルも多く、さまざまな場所に設置できます。
印刷スピードを重視するならレーザープリンター
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レーザープリンターは、トナーを熱で溶かし用紙に圧着させて印刷するタイプのプリンター。インクジェットプリンターと比較して印刷スピードが速いため、伝票やバーコード、処方箋といった早さが求められる書類の印刷に適しています。
なお、レーザープリンターには白黒の印刷に特化したモノクロレーザープリンターと、カラーレーザープリンターの2種類があります。用途に応じて使い分けられるのも魅力です。
対応する用紙のサイズをチェック
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自動両面印刷対応のプリンターを購入する際は、対応する用紙のサイズを事前にチェックしましょう。A3サイズの用紙に対応しているモデルでは、パンフレットなどの使用が制作可能。資料作成の際、A4サイズだと文字が小さくなってしまうというケースでも役立ちます。
なかには、A3やA4だけでなく、B5用紙やはがきに対応しているモデルもあります。チラシを作ったり年賀状を作成したりと、幅広い用途で使用できるのが魅力です。
給紙トレイの使いやすさをチェック
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給紙トレイが使いやすいかどうかもプリンターを選ぶ際に重要な要素のひとつです。給紙トレイが2段仕様になっているモデルは、異なるサイズの用紙を同時にセットできるのが特徴。都度、用紙サイズを変更する手間が省けます。
なかには、ボディの前面に給紙トレイが搭載されているモデルもあります。後ろに壁があっても用紙がセットでき、設置場所が限定されない点も魅力です。
ランニングコストをチェック
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レーザープリンターは1枚あたりの印刷コストが安いため、ランニングコストを抑えたい場合はレーザープリンターを選びましょう。
インクジェットプリンターを購入する場合は、大容量インクタンクを搭載したモデルがおすすめです。印刷できる枚数が増えるだけでなく、1枚あたりのコストも削減可能。なかには、A4のカラー文書が一度に約1000ページを印刷できる製品もあります。
便利な機能をチェック
ADF（自動原稿送り装置）
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ADFとは、セットした複数の原稿を自動で取り込みスキャンをする機能のことです。データ化したい文書が大量にあっても1枚ずつ自動的に読み込んでくれるため、プリンターのそばに居続ける必要がありません。
プリンターにつきっきりになる必要がない分、別の作業に時間を使えるのも魅力。同じ資料をスキャンしたり、反対に一部の資料をスキャンし忘れたりといったミスを減らせます。
同時両面スキャン機能
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自動両面印刷対応のプリンターのなかには、同時両面スキャン機能が搭載されているモデルがあります。スキャンをする資料を都度裏返す必要がなく、作業を効率化できる点が魅力です。
さらに、スキャン中は用紙に触れないため、用紙を傷つけるリスクが少ないのもポイント。大切な資料や文書を取り扱う際におすすめの機能です。
SDカード・USBからのダイレクトプリント対応
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SDカードやUSBメモリに保存されたデータを直接印刷できるモデルもあります。デジカメなどで撮影した写真をすばやくプリントできる点が魅力です。
さらに、SDカードやUSBメモリからダイレクトに印刷できるモデルは、パソコンを必要としないので手軽に印刷できるのがメリット。気軽に使えるモデルを探している方やパソコンを持っていない方にもおすすめです。
自動両面印刷対応のプリンターのおすすめ
キヤノン(Canon) PIXUS XK120
低ランニングコストで気軽に写真や文書を印刷できる自動両面印刷対応のプリンターです。A4普通紙でカラー1枚約4.1円、モノクロ約1.6円の低コストを実現しており、印刷をたくさんする方におすすめ。大型のタッチパネルを備えているので、操作しやすいのが特徴です。
給紙口が前後の2箇所に配置されている「2WAY給紙」を採用しているのも魅力のひとつ。設置の自由度が高く、場所に合わせて設置できます。
自動電源オンとWi-Fi 5GHzに対応しており、スマホやパソコンからワイヤレスで手軽に印刷できる点もメリット。読み込むだけでプリンターと簡単に接続できる「QRコードダイレクト接続」にも対応しています。
キヤノン(Canon) PIXUS TS8630
L判の大きいサイズの写真も約10秒とスピーディに印刷できる自動両面印刷対応のプリンターです。印刷画質を落とさずにすばやく印刷できるのが魅力。6色ハイブリッドインクを採用しているので、画像安定性に優れ写真も文字もくっきりとプリントできます。
それぞれのインクタンクが独立した「独立インクタンク」を採用しているため、少なくなった色だけ交換可能。前後2箇所に給紙口を採用した「2WAY給紙」により、設置の自由度が高いのも魅力です。
Wi-Fi 5GHzと自動電源オンにより、スマホやパソコンからプリントを指示できる点もメリット。写真の印刷がしやすいモデルを求めている方におすすめです。
キヤノン(Canon) PIXUS XK500
繊細で高画質な写真を印刷できる「プレミアム6色ハイブリッドインク」を採用した自動両面印刷対応のプリンター。L判写真を約10秒とスピーディに印刷できるのが特徴です。
前後の2箇所に給紙口を配置した「2WAY給紙」を採用しているのも魅力のひとつ。設置の自由度が高いのが魅力です。背面給紙トレイには、はがきや名刺などをセットできます。
LINEを使って直接写真や文書などをプリントできる「PIXUSトークプリント」に対応している点もメリット。写真印刷する機会が多い方におすすめの多機能モデルです。
エプソン(EPSON) カラリオプリンター EW-456A
高品質な印刷ができる自動両面印刷対応のプリンターです。文字や線がくっきりと印刷ができ、ビジネス文書の印刷におすすめ。カラー染料インクを使用することで、普通紙でも発色の優れたカラープリントが可能です。
それぞれのインクカートリッジが独立した設計のため、なくなった色だけ交換できるのもポイント。シンプルな1.44型カラー液晶を採用し、文字が大きくて見やすく簡単に操作可能です。
スマホ・タブレット専用アプリを使用することで、手軽に書類や写真を印刷できる点もメリット。自動電源オフを搭載しているので、無駄に電力を消費するのを抑えられます。
ブラザー(Brother) DCP-J928N
A4用紙を最大20枚まとめてスキャンできる自動両面印刷対応のプリンターです。スキャンしたデータはスマホやPCに保存可能。ページ数の多い書類もまとめてスキャンできて便利です。
スマホアプリと連携することで、写真やドキュメントを手軽にプリントできるのが特徴。また、急にカラーのインクが切れたときも、黒インクのみで最長30日間印刷できる「クロだけ印刷」にも対応しています。
タッチパネルや前面給紙など、ほかにも便利な機能を搭載。初心者の方でも扱いやすいモデルです。
ブラザー(Brother) DCP-J528N
コンパクトサイズかつ標準的な機能が充実した自動両面印刷対応のプリンター。スマホの専用アプリと連携することで、写真・ドキュメントのプリントが手軽にこなせます。
アプリを使って年賀状を簡単に作れるのも魅力のひとつ。毎年年賀状を作成している家庭におすすめです。年賀状以外にもお祝いや暑中見舞いなど、さまざまなテンプレートを用意しています。シンプルかつ扱いやすいプリンターを求めている方はチェックしてみてください。
ブラザー(Brother) MFC-J7300CDW
高耐久で大量の印刷に対応した自動両面印刷対応のプリンターです。インクジェットで約30万ページ印刷できる耐久性を実現。カラー1枚約6.5円、モノクロ1枚約1.7円と低ランニングコストを実現。大量に印刷してもコストを抑えられます。
また、スピーディに印刷できるため、まとめて印刷する際の待ち時間が少ない点もメリット。最大600枚の給紙、最大100枚の排紙に対応しているので、用紙をセットしたり回収したりする手間も省けます。
家庭でもビジネスでも使える大容量プリンターを求めている方におすすめです。
キヤノン(Canon) Satera A4 モノクロレーザー複合機 MF272dw
コピー・プリント・スキャンをこなせるエントリーモデルの自動両面印刷対応のプリンター。1分で約29枚片面印刷できる高速印刷に対応しているため、1度に大量の印刷をしたい方にもおすすめです。
専用アプリと連携することで、スマホやタブレットからプリントができるのも魅力。5行の液晶パネルを採用しているので、直感的に操作できます。
スタイリッシュながらコンパクトデザインのため、省スペースですっきりと設置できるのもポイント。省エネ設計なので、電気代が気になる方にもおすすめです。
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ライターからヒトコト
近年、さまざまなメーカーから自動両面印刷対応のプリンターが発表されています。メーカーによってはもちろん、モデルによっても搭載されている機能や対応している用紙のサイズが異なるため、ニーズに合わせて選ぶのがおすすめです。本記事を参考に、お気に入りの自動両面印刷対応プリンターを手に入れてみてください。