ドキュメントや写真を印刷するのに欠かせない「プリンター」。在宅ワークや自宅学習、年賀状作成など家庭でも大量印刷する機会が増えたものの、印刷代が気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、キヤノンから新発売されたインクジェットプリンター「G3370」をご紹介。特大容量タンクを搭載しており、低ランニングコストで大量印刷向けのモデルです。

キヤノン(Canon)のインクジェットプリンターの魅力

キヤノンは1937年に創業した、カメラ・業務用ビデオ・プリンターなどを展開する大手精密機器メーカーです。1970年に国内で初めて普通複写機を発売。キヤノンのプリンターの国内シェアはトップクラスで、プリンターや複写機業界をリードする存在となっています。

キヤノンの家庭用インクジェットプリンターは、現代の幅広いニーズに合ったシリーズに分かれているのが特徴です。

「PIXUSシリーズ」が代表的で、そのなかでも写真や文書など家庭のニーズにしっかり応えられる高機能で高画質な「TSシリーズ」、高画質・高機能ながら低ランニングコストを実現している「XKシリーズ」などに分かれています。低ランニングコストで大量印刷ニーズに応えられる「Gシリーズ/GXシリーズ」などもあり、使い方に応じて選びやすいのが魅力です。

家庭向けプリンターのほかに、高速印刷・高耐久・大量印刷などビジネスシーンにもぴったりなレーザービームプリンター「Sateraシリーズ」もラインナップしています。

大量印刷向けのGシリーズから新モデル「G3370」が発売。ランニングコストを抑えられる

特大容量タンク「ギガタンク」を搭載し、大量印刷できるキヤノンの家庭向けプリンター「Gシリーズ」から新発売された「G3370」。1枚当たりの印刷コストを大幅に抑えられ、低ランニングコストで印刷できるのが特徴です。

A4普通紙の場合、ランニングコストは1枚当たりモノクロ約0.4円、カラー約1.0円と非常に安く印刷することが可能。コンビニプリントやカートリッジ式のプリンターと比較しても、圧倒的に安いことが分かります。

仕事でドキュメント印刷する方、年賀状や学校からのプリントを印刷する方、学校の課題を印刷する学生など、コロナ禍で自宅でのプリンター利用が増えた家庭におすすめです。

特大容量タンクを搭載。インクの補充もさらに簡単に

G3370は低ランニングコストなだけでなく、一度の補充で大量印刷も可能です。インクボトル各色1本で、A4普通紙が標準モードでブラック約6000枚、カラー約7700枚。エコノミーモードであればブラック約7600枚、カラー約8100枚印刷でき、インクの交換頻度が少なくて済みます。

インクの残量は本体左下と右下にあるインク窓から確認しやすい仕様。インクを補充する際は本体のスキャナーユニット/カバーを開き、インクキャップをつまんで開けるだけで補充が可能です。

インクキャップは開閉時にインクが手に付きにくい押上式。つまみやすい形状で、バネが付いているため簡単に押し上げられました。バネの力で開いた状態を保持でき、インクを注入する際も手で押さえておく必要がありません。難しいと感じがちなプリンターのメンテナンスですが、簡単にできるのもG3370の魅力です。

4色ハイブリッドインクできれいかつスピーディーに印刷できる

G3370は写真も文字も美しく印刷できる「4色ハイブリッドインク」を採用。ブラックは顔料インクでにじみにくく、ドキュメントの文字がくっきり印刷できます。シアン・マゼンタ・イエローのカラーは、発色がよく写真印刷に強い染料インクで、鮮明に色彩を表現することが可能です。

また、モノクロの場合約11.0ipm、カラーの場合約6.0ipmと印刷速度が向上。大量印刷をする際にスピーディーかつ美しく印刷できるのは、特に嬉しいポイントです。

実際にG3370とコンビニプリントでそれぞれ同じデザインの年賀状を印刷し比較してみたところ、G3370で印刷した年賀状の方が文字・イラストともに明らかに色彩が鮮やかでした。

コンビニ印刷は1枚あたり60~70円かかるうえ、はがき印刷のフチなしが設定できませんでしたが、G3370では印刷代が圧倒的に安いうえ美しく印刷でき、フチなし印刷も行えます。

スマホからのプリントがしやすく年賀状印刷にもぴったり

本製品はパソコンだけではなく、スマホと連携しやすいのも魅力です。プリンター本体のQRを読み込むだけでスマホと接続ができる「QRコードダイレクト接続」やスマホ写真や文書などが簡単にプリントできる無料アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」など様々な機能やアプリが備わっています。

もちろん「Apple AirPrint」や「Mopria」にも対応しているので、プリンタードライバーなどをインストールせずとも、iOSとAndroid端末から手軽に印刷を行えます。

また、キヤノンではこれからの時期に役立つ年賀状やはがき作成・印刷アプリ「PIXUSはがきクリエイター」を無料で配信。2023年卯年版の場合、年賀状のデザインが350点以上に加え、喪中・寒中見舞いデザインも60点以上収録されています。

住所録は最大1000件まで無料作成が可能。直感的な操作でスマホから年賀状や寒中見舞いなどが簡単に作成・印刷できるため、忙しい年末年始に重宝します。

「PIXUSはがきクリエイター」について詳しくはこちら

デザインも一新。ビジネスにも使えるパワーがありながら家庭になじむ

前モデルG3360からデザインが一新されたG3370。ビジネス用のプリンターにも引けを取らないパワーがありながら、収納時は約416×337×177mmとコンパクトで家庭に置きやすいデザインも魅力です。

カラーは従来がブラックのみだったのに対し、本製品はブラック・ホワイトの2色をラインナップしています。ホワイトはキヤノンのプリンターのなかでも人気が高く、さまざまなインテリアになじみやすいカラーです。

1.35型のバックライト付きモニターで視認性&操作性がアップ

従来のG3360が2行液晶だったのに対し、G3370では1.35型のバックライト付き液晶モニターを搭載し、視認性がアップしています。

コピー・スキャン・メンテナンスなどのシンプルなメニュー画面や、凹みのある押しやすい形状に改良されたボタンもポイント。操作性に優れており、初めてプリンターを使う方にもおすすめです。

文書だけでなく写真プリントも沢山する方は機能性とコスパのバランスに優れた「XK110」がおすすめ

文書だけでなく写真印刷も沢山する方は、機能性とコスパに優れた「XKシリーズ」から新発売された「XK110」がおすすめです。

インクは染料と顔料の5色ハイブリッドを採用しており、より写真をきれいに印刷することが可能。写真のシーンを自動解析し、美しく補正する「自動写真補正」など、特に写真印刷にぴったりの機能が搭載されています。

本製品には「Switch UI」機能が搭載されているのもポイントです。よく使う機能に合わせて、メニュー画面にあるショートカットボタンをカスタマイズすることが可能。仕事時・学習時・プライベート時など、使う人物やシーンによって使い分けられます。

ほかにも、「モノクロ」と「カラー」それぞれのボタンを1回押すだけで印刷できる「1プッシュコピー」や、用紙の表と裏を入れ替えずとも両面印刷できる「自動両面プリント」など、使い勝手に優れた機能が満載です。

製品情報

キヤノン(Canon) インクジェットプリンター G3370

・ブラック

・ホワイト

キヤノン(Canon) インクジェットプリンター XK110