本体に音を増幅するアンプが内蔵されている「アクティブスピーカー」。パワードスピーカーとも呼ばれており、別途アンプを購入しなくても使える点で人気を集めています。

ただし、さまざまな種類の製品が展開されているので、どれを選べばよいか迷ってしまいがち。そこで今回は、おすすめのアクティブスピーカーをご紹介します。

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アクティブスピーカーとは?

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アクティブスピーカーとは、音声信号を増幅するアンプを筐体に内蔵しているタイプのスピーカーです。パワードスピーカーやアンプ内蔵スピーカーとも呼ばれており、アンプを別途購入する手間やコストを削減できるのが魅力です。

また、アンプを設置するためのスペースが必要ないのもメリット。コンパクトなデザインの製品も多く、デスク上に設置するスピーカーとしても人気です。なかには、アクティブスピーカーとパッシブスピーカーを組み合わせた製品もあります。

パッシブスピーカーとの違い

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パッシブスピーカーは本体内にアンプを内蔵しておらず、別途アンプを用意して使用するタイプのスピーカーです。アンプを内蔵しているアクティブスピーカーのように単体では音を鳴らせませんが、出力が大きく音質に優れています。

製品にもよるものの、パッシブスピーカーはアクティブスピーカーに比べると価格が高め。購入コストを抑えたい場合にはアクティブスピーカーがおすすめです。また、最近では高音質なアクティブスピーカーも増えています。

パッシブスピーカーについて詳しくはこちら

アクティブスピーカーの選び方

出力(W数)をチェック

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アクティブスピーカーを購入する際は、事前に出力(W数)を確認しておくのも重要なポイント。出力数は「W」という単位で表記されており、スピーカーが音源から入力できる電力の大きさを表します。電力の大きさに応じて、再生できる音の大きさも変化するので確認してみてください。

パソコンと接続してデスク上に設置する場合は、使用する範囲にもよりますが1~5Wほどのアクティブスピーカーでも十分使用可能。リビングに設置してスピーカーから離れた場所で音楽を鑑賞する場合は、15W以上のモデルがおすすめです。

音声入力方式をチェック

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アクティブスピーカーが備えている入力端子は、製品ごとに異なります。搭載されている入力端子は、ステレオミニ端子・XLR端子・TRSフォーン端子・RCA端子・USB端子などさまざまです。

パソコンと接続する場合にはUSB端子搭載モデルが便利。ノイズが入りにくく、クリアなサウンドを再生できる点もおすすめです。

サブウーファーの有無をチェック

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サブウーファーとは、低音を再生するために設計されているスピーカーのことです。アクティブスピーカーには、メインのスピーカーとは別にサブウーファーが付属しているモノも存在します。パワフルで迫力のある音を求める場合に適しています。

サブウーファーが付属した製品は左右のスピーカーに加えて「.1ch」が加えられ、2.1chなどと表記されるのが一般的です。

電源タイプをチェック

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アクティブスピーカーの電源タイプにはいくつか種類があるので、用途や環境に合ったモデルを選びましょう。例えば、AC電源タイプは、コンセントから給電できます。AC電源の本体内に内蔵していれば、よりすっきりとした配線が可能です。

USB給電タイプは、パソコンのUSBポートなどに接続するだけで使用できます。パソコンと接続して使用したい方はUSB給電タイプがおすすめです。

屋外使用や持ち運びには「Bluetoothスピーカー」を

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Bluetoothスピーカーとは、スマホやパソコンなどのBluetooth対応機器と無線で接続できる音響装置のこと。ケーブルを使用しなくてもデータのやり取りを行えるため、スピーカーと離れた場所からでもスマホなどに入っている音楽を再生できます。

基本的にBluetoothスピーカーは、バッテリーを内蔵しており、屋外など電源がない場所でも使用可能。また、優れた防水性能を備えたモデルなら、水辺でも音楽を楽しめます。

屋外で迫力あるサウンドを楽しみたい方は、20W以上のW数に対応したモデルがおすすめ。普段から持ち運ぶ機会が多い方は、コンパクト・軽量なモデルもチェックしてみてください。

Bluetoothスピーカーについて詳しくはこちら

アクティブスピーカーのおすすめメーカー

ジェイビーエル(JBL)

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アメリカに本社を構える老舗の音響機器メーカー「ジェイビーエル」。1946年に創立されて以来、プロ性能を持った家庭用スピーカーを多く製造してきました。

イヤホンやヘッドホンが人気ですが、クオリティの高いサウンドを再生できるアクティブスピーカーも多数展開。原音に忠実な音が魅力的なモニタースピーカーもラインナップされています。

ヤマハ(YAMAHA)

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静岡県に本社を置く日本の総合楽器メーカー「ヤマハ」。音響機器から楽器まで多彩な製品を取り扱っているメーカーですが、品質に優れたアクティブスピーカーも人気を集めています。

ヤマハのアクティブスピーカーは、手頃な価格ながら高音質なサウンドを再生できるコスパの高さが魅力。DTMで使用する場合にもおすすめです。

フォステクス(FOSTEX)

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「フォステクス」は、音響機器や部品を製造するフォスター電機が運営するブランドです。比較的リーズナブルな価格で購入できるにもかかわらず、高音質のサウンドが再生可能なアクティブスピーカーを展開。DTMはもちろん、DJプレイをする際のモニタースピーカーとして使いやすい製品も取り扱っています。

また、CD以上の情報量を備えたハイレゾ音源対応モデルもラインナップされており、臨場感のある音を求める場合にもおすすめです。

アクティブスピーカーのおすすめ|人気

ジェイビーエル(JBL) Pebbles アクティブスピーカー JBLPEBBLES

ジェイビーエル(JBL) Pebbles アクティブスピーカー JBLPEBBLES 2013
縦置きのほか、横置きにも対応

USBポートに接続するタイプのアクティブスピーカーです。パソコン用のスピーカーにおすすめのモデル。側面のパネルで電源のオン・オフや音量の調節が行えます。パソコン側のOSと同期して音量が変えられるなど、使い勝手も良好です。電源はUSBポートから給電されるため、ACアダプターを使う手間が省けます。

また、接続が簡単なのもポイント。本体一体型のケーブルで、左右のユニットとパソコンを繋ぐだけですぐに使いはじめられます。未使用時にはケーブルを本体に収納できるため、保管や移動の際に便利です。

本製品は縦置きのほか、横置きにも対応。接地面にゴム足が配置されているので、ずれる心配を軽減できます。3.5mmのステレオミニジャック用ポートを搭載しており、パソコン以外の機器でも利用可能です。

ヤマハ(YAMAHA) パワードモニタースピーカー MSP3A

ヤマハ(YAMAHA) パワードモニタースピーカー MSP3A 2021
小規模スタジオなどでのプロユースにおすすめ

軽量ボディに22Wのパワーアンプを搭載したアクティブスピーカー。独自技術「ツイステッドフレアポート」を採用しているのが特徴です。ポート形状に工夫を施すことで、気流の乱れを抑制しクリアな低音域を実現しています。

本製品は、小規模スタジオなどでのプロユースにおすすめのモデル。入力端子にXLR・TRS・RCAを採用しており、さまざまな機器が接続できます。

さらに、フロントパネルにトーンコントロールつまみを搭載しているのもポイント。設置環境に合わせて音質が調節できるので便利です。オプションのブラケットを利用すれば、天井から吊り下げたり壁面に取り付けたりと多様な設置方法に対応できます。

フォステクス(FOSTEX) アクティブスピーカー PM0.3H

フォステクス(FOSTEX) アクティブスピーカー PM0.3H 2017
コンパクトボディながら迫力ある重低音を再現可能

15W+15Wの高効率アンプを内蔵したアクティブスピーカーです。手頃な価格にもかかわらず、ハイレゾ音源に対応しているのが特徴。気軽に高音質なサウンドを楽しみたい方におすすめです。テレビで映画を鑑賞するシーンなどでも活躍します。

また、直径7.5cmのグラスファイバー振動板ウーハーと直径1.9cmのシルクドームツイーターを搭載。木製ケースに組み込むことで、自然な響きを実現しています。リアバスレフ方式を採用しており、コンパクトボディながら迫力ある重低音が再現できるのも嬉しいポイントです。

さらに、RCAピンジャックとステレオミニジャック入力に対応しています。パソコンやオーディオプレーヤーでのリスニング用途にもピッタリなので、気になる方はチェックしてみてください。

クリエイティブ・メディア(Creative) Pebble Plus アクティブスピーカー SP-PBLP-BK

クリエイティブ・メディア(Creative) Pebble Plus アクティブスピーカー SP-PBLP-BK 2020

手頃な価格ながら、サブウーファーを備えた2.1ch仕様のアクティブスピーカー。より深みのある低音が再現できるなど、コスパに優れたアクティブスピーカーを求める方におすすめです。

USBバスパワーに対応しているため、パソコンのUSBポートに接続するだけで使用可能。また、3.5mmAUX入力ポートを搭載しており、テレビやスマホのサウンドが聴けるのも便利です。

高ゲインモードを搭載しているのも特徴。5V2A出力が可能なUSB電源アダプターに接続することで、総合8Wのパワフルなサウンドを楽しめます。

マッキー(MACKIE) マルチメディアモニター CR3-XBT

マッキー(MACKIE) マルチメディアモニター CR3-XBT 2020

アクティブスピーカーとパッシブスピーカーを組み合わせた製品です。ハイヘッドルームパワーアンプによる、クリアな中高域サウンドが特徴。ナチュラルで原音に近いサウンドを再現します。音楽制作や動画の編集などを行いたい方におすすめです。

標準フォン・RCA・ステレオミニAUX入力を搭載しており、さまざまな機器との接続が可能。Bluetoothを内蔵しており、対応デバイスと接続して気軽に音楽を楽しみたい方にもおすすめです。

フロントに配置されたグリーンのラインもポイント。デスクトップをおしゃれに彩りたい方にもおすすめです。フロントにボリュームコントロールやヘッドホン出力端子を配置しているなど、使い勝手のよさも考慮されています。

アクティブスピーカーのおすすめ|高級・ハイエンド

ジェイビーエル(JBL) 4305P STUDIO MONITOR

ジェイビーエル(JBL) 4305P STUDIO MONITOR 2022

音楽スタジオなどで使われてきたスタジオモニターシリーズのアクティブスピーカーです。プロの現場で使われてきた音質はそのままに、Bluetooth接続など日常で使用するのに便利な機能が搭載されています。音楽制作からリスニングまで幅広い用途におすすめです。

USB-B・XLR/6.3mmフォンジャック・3.5mmAUXなど、多彩な入力に対応しているのもポイント。パソコンやテレビなど、さまざまな機器との接続に対応しています。

音像の再現に優れたHDIホーンも搭載。直径133mmのウーファーが迫力の低音を生み出します。300Wと高出力のアンプを内蔵しており、大音量で音楽を楽しみたい方にもおすすめです。

ケーイーエフ(KEF) ワイヤレス HiFi スピーカー LS50 Wireless II

ケーイーエフ(KEF) ワイヤレス HiFi スピーカー LS50 Wireless II 2022

正確でクリアなサウンドが楽しめるアクティブスピーカーです。ツイーターをベース・ミッドレンジコーンの音響中心に配置した「Uni-Qテクノロジー」がポイント。干渉による音の歪みを抑えます。ドライバー裏側からの不要なサウンドを軽減する「Metamaterial Absorption Technology」も特徴です。

AirPlay 2・Google Chromecast・Bluetooth 5.0など、さまざまなワイヤレスストリーミングに対応。対応のデバイスと接続して気軽に音楽を楽しめます。

デザイン性が高く、カーボンブラック・チタニウムグレイ・クリムゾンレッドなどカラーバリエーションも豊富。インテリアとのコーディネートを楽しみたい方にもおすすめです。

エアパルス(AIRPULSE) A100 Active Speaker

エアパルス(AIRPULSE) A100 Active Speaker 2022

リボンツイーターを搭載したアクティブスピーカー。アルミニウムリボンダイアフラムを搭載しており、感度や解像度などに優れているのが魅力。部屋の反射などの影響を抑えて再生できるのもポイントです。

ミッドウーファーは硬質の陽極酸化アルミニウム合金コーンで作られており、歪みの少ないリアルな音を再現可能。また、AUX・PC・USB・光デジタル・Bluetoothなど多彩な入力方法に対応しています。デスクトップで気軽に音楽を楽しみたい方からオーディオ環境をしっかりと整えたい方まで、幅広い方におすすめです。

外観はピアノラッカー仕上げで、上品な見た目も特徴。カラーバリエーションはブラック・ホワイト・レッドです。

エアパルス(AIRPULSE) A300 Pro

エアパルス(AIRPULSE) A300 Pro 2023

アナログ・デジタル両方の入力に対応したアクティブスピーカー。USB・Bluetooth・RCA・XLRなど、多彩な入力に対応しており、さまざまな機器との接続が可能です。デジタル入力の周波数は最大192kHzで、音源の魅力を高音質でしっかりと引き出します。

リボンツィーターと直径165mmのアルミニウムコーンウーハーの組み合わせも特徴。歪みを抑えたクリアなサウンドを再現できます。

タンノイ(TANNOY) REVEAL 802

タンノイ(TANNOY) REVEAL 802 2017

リスニングに加え、音楽制作で使用したい方におすすめのアクティブスピーカーです。8インチのウーファーにより低音をしっかりと再生できるのがポイント。音のディティールまでこだわりたい方におすすめのモデルです。

入力はXLRバランス接続と、1/4標準ジャックのアンバランス接続に対応。スマートフォンや音楽プレイヤー、タブレットなどさまざまなデバイスと接続できるのが魅力です。アンプの出力は100Wで、大きな音も余裕を持って再生可能です。

背面にはHI BOOST・HI CUT・NEUTRALのイコライザーが付属。好みにあわせたセットアップも簡単に行えます。

アクティブスピーカーのおすすめ|小型

ジェイビーエル(JBL) CLIP4 アクティブスピーカー JBLCLIP4

ジェイビーエル(JBL) CLIP4 アクティブスピーカー JBLCLIP4 2021

カラビナを搭載した、ユニークなデザインが特徴のアクティブスピーカーです。携帯に適した製品を探している方におすすめのモデル。リュックのループやベルト通しなどに引っ掛けて気軽に持ち歩けます。フル充電で約10時間駆動するため、バッテリー残量をほとんど気にせずに1日中再生することが可能です。

IP67等級の高い防塵・防水性能を搭載しているのもポイント。キャンプ・海水浴・山歩きなど、アウトドアでの利用にピッタリです。

アンカー(ANKER) SoundCore 2 アクティブスピーカー A3105

アンカー(ANKER) SoundCore 2 アクティブスピーカー A3105 2017

高性能なモバイルバッテリーやUSB充電器で人気のブランド「アンカー」が手掛けるアクティブスピーカーです。独自の「BassUpテクノロジー」を採用しておりパワフルな低音出力が可能。低音域を重視する方におすすめのモデルです。1回の充電で最大24時間の連続再生可能なため、1日中音楽を楽しむシーンでも電池切れの心配を軽減できます。

2台同時ペアリングに対応しているのがポイント。本モデルを2台接続すれば、大迫力のステレオサウンドが楽しめます。IPX7等級の防水性能を備えているので、屋外へも安心して持ち出すことが可能です。

Bang & Olufsen BEOSOUND EXPLORE アクティブスピーカー

Bang & Olufsen BEOSOUND EXPLORE アクティブスピーカー 2021

優れた防塵・防水性能に加えて、高い堅牢性も備えたアクティブスピーカー。アウトドアでもハイクオリティな音楽を楽しみたい方におすすめのモデルです。

また、ストラップと専用のカラビナが付いているため、リュックに取り付けたりテント内に吊り下げたりと多彩な使い方ができます。底面にラバー加工が施されており、さまざまな場所で安定して置けるのも便利なポイントです。

本体素材にはアルミニウムを採用。表面にアルマイト加工を施すことで、高い耐久性を実現しています。多少ラフに扱っても表面が剥がれずに長く使い続けることが可能です。

ソニー(SONY) アクティブスピーカー SRS-XB13

 ソニー(SONY) アクティブスピーカー SRS-XB13 2021

IPX7相当の防水性能を搭載したアクティブスピーカーです。キッチンやバスルームで、気軽に音楽を楽しみたい方におすすめのモデル。Bluetooth接続に対応しているため、ワイヤレスでスマホと簡単に繋げられます。本体に操作ボタンを備えており、スマホが近くになくても再生や一時停止ができるので便利です。

また、直径4.6cmのフルレンジスピーカーユニットを搭載。独自技術「Sound Diffusion Processor」との組み合わせにより、低音から中高域まで高音質なサウンドが楽しめます。

ボーズ(Bose) SoundLink Flex アクティブスピーカー

ボーズ(Bose) SoundLink Flex アクティブスピーカー 2022

携帯性に優れた、ポータブルタイプのアクティブスピーカーを求める方におすすめのモデル。コンパクトなうえ、重さが0.58kgと軽量なので気軽に持ち歩けます。ユーティリティループが付いており、指に引っ掛けられるのも便利です。

「PositionIQテクノロジー」を搭載しているのが特徴。置き方や場所に応じて音質を自動で調節する便利な機能です。仰向けに置いたりリュックからつり下げたりと、異なる状況下でも安定した高音質が期待できます。

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