本格的にオーディオを楽しめる「パッシブスピーカー」。音楽が好きな方であれば、気になっている方も多いのではないでしょうか。しかし、パッシブスピーカーは別途アンプが必要など、初心者にはハードルが高く感じる場合があります。
本記事ではパッシブスピーカーの特徴や選び方のポイントとともに、おすすめアイテムをご紹介。パッシブスピーカーに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- パッシブスピーカーとは?アクティブスピーカーとどう違う?
- パッシブスピーカーの選び方
- パッシブスピーカーのおすすめメーカー
- パッシブスピーカーのおすすめ|ブックシェルフ型
- パッシブスピーカーのおすすめ|トールボーイ型
- パッシブスピーカーのおすすめ|フロア型
パッシブスピーカーとは?アクティブスピーカーとどう違う?
パッシブスピーカーとは、別途アンプと接続して使うタイプのスピーカーのことです。アンプの組み合わせを変えることで、自分好みに音のカスタマイズを楽しめます。
また、パッシブスピーカーは音質がよいモノや高出力なモノが多いのもメリット。本格的なオーディオ環境を構築したい場合におすすめです。
一方、アンプを内蔵しているスピーカーはアクティブスピーカーと呼ばれます。パソコンやスマートフォンなどに直接繋げたい場合は、アクティブスピーカーが適しています。
パッシブスピーカーの選び方
形状で選ぶ
小型モデルが多く省スペースで設置できる「ブックシェルフ型」
パッシブスピーカー入門としておすすめなのが「ブックシェルフ型」です。小型モデルが多く、さまざまな場所に設置が可能。本棚などに置けるサイズ感であることから、ブックシェルフ型と呼ばれています。
比較的リーズナブルな製品がラインナップされているのも、ブックシェルフ型のスピーカーの特徴です。また、種類が豊富なのもポイント。音質・予算・大きさ・デザインなど、さまざまな要素を踏まえてスピーカーを選びたい方におすすめです。
テレビの横などに設置するのに適した「トールボーイ型」
縦に細長い形状なのが「トールボーイ型」のスピーカー。テレビのサイドなどに設置しやすいため、テレビと繋げる用のスピーカーとして使うのがおすすめです。AVアンプとの相性がよいスピーカーも多くラインナップされています。
同じシリーズでサブウーファーやセンタースピーカーが展開されている製品であれば、ホームシアターの構築にも便利です。また、スタイリッシュな見た目のアイテムが多いのもポイント。インテリアとの調和を楽しみたい方にもおすすめです。
本格的なオーディオを楽しめる「フロア型」
本格的にオーディオを楽しみたい方におすすめなのが「フロア型」のパッシブスピーカーです。床に直接置いて使用するタイプ。大型なので設置には広めのスペースが必要ですが、大音量で迫力のあるサウンドを鳴らせます。
音質が優れているのもポイント。しかし、フロア型のパッシブスピーカーを使うためには、パワフルな高性能アンプが必要になります。専用のオーディオルームがある方など、本格的なオーディオ環境を構築したい方に適しています。
スピーカーの性能で選ぶ
低音から高音まで楽しみたいなら「再生周波数帯域」をチェック
低音から高音までバランスよく再生したい方は、再生周波数帯域をチェックしてみてください。再生周波数帯域とは「Hz(ヘルツ)」で表される数値で、スピーカーが再生できる音域の広さを指します。「34Hz~44kHz」のように表記されるのが特徴です。
なお、再生周波数帯は、高音質音源である「ハイレゾ」の定義にも使われる数値。ハイレゾ音源を鳴らすためには、40kHz以上の再生が可能なパッシブスピーカーを選びましょう。
音量を重視するなら「ワット数」をチェック
大きな音量で楽しみたい方は、パッシブスピーカーのワット(W)数も要チェック。出力のワット数が大きければ、大音量で音を出すことができます。100W前後のモデルであれば、迫力のあるオーディオ環境を実現可能です。
自宅で映画などを手軽に楽しみたい場合は、約30〜50Wのモノでも十分に楽しめます。構築したいオーディオ環境などに合わせて、ぜひワット数も確認してみてください。
聴く音楽の種類に合わせて「ユニット数」を選ぶ
パッシブスピーカーは、1つのユニットで低音から高音までをカバーする「フルレンジ」と、2つ以上のユニットで音を出す「マルチウェイ」をラインナップ。マルチウェイは、低音用のウーファーと高音用のツイーターに分かれた「2ウェイ」などがあります。
一般的にユニット数が多いほど、低音から高音まで幅広い帯域をカバーできるのが特徴。ロック・テクノ・ヒップホップなど、音に迫力や臨場感を求める方はユニット数の多いスピーカーがおすすめです。
一方、ユニット数が少ないほど、音がまとまりやすく自然なサウンドを楽しめます。ボーカルの存在感を味わいたい方はフルレンジがおすすめです。
低音を楽しみたいなら「エンクロージャーの形状」をチェック
低音は、スピーカーを囲う箱の部分である「エンクロージャー」の形状によっても大きな影響を受けます。ユニットをエンクロージャーで包み込んだ「密閉型」は、クリアな低音を出せるのが特徴。原音に忠実なサウンドを楽しみたい方におすすめです。
エンクロージャーに空気孔をあけた「バスレフ型」は、低音が強化される傾向にあります。低音に厚みが欲しい方におすすめです。
バスレフ型の派生ともいえる「パッシブラジエーター型」は、空気孔の代わりに、電子回路を持たないスピーカーユニットを搭載したタイプ。バスレフ型と同様に厚みのある低音を楽しめます。バスレフ型よりも小さく収まるため、小型スピーカーに採用されることが多いタイプです。
高音質で音楽を聴きたいなら「ハイレゾ対応モデル」を選ぶ
高音質なハイレゾ音源を鳴らすためには、ハイレゾ対応モデルを選びましょう。ハイレゾとは、CDよりも多い情報量を持つデータのこと。ライブの臨場感やボーカルの空気感など、CDでは再現しきれなかった原音に近い音を楽しめます。
ハイレゾ対応スピーカーを探す場合は、40kHz以上の帯域をカバーしているかどうかをチェックしてみてください。
アンプよりインピーダンスが大きいモノを選ぶ
インピーダンスは電気の抵抗を表す数値で、単位は「Ω(オーム)」です。数値が大きいほど電気が流れにくいことを意味します。パッシブスピーカーのインピーダンスは4~8Ω前後が一般的です。
パッシブスピーカーを選ぶ際は、アンプよりインピーダンスが大きいモノを選ぶのが基本。アンプからの電気信号が過剰に流れることがないため、安全に駆動できます。アンプの適応範囲外のスピーカーを接続すると、スピーカーやアンプの破損につながる可能性があるため、注意が必要です。
対応する端子をチェック
パッシブスピーカーは、スピーカーケーブルでアンプと繋げて使用します。そのため、選ぶ際は手持ちのケーブルの端子に対応しているかどうかを確認するのが大切です。端子が合わない場合は、変換ケーブルなどの導入も検討してみてください。
また、パッシブスピーカーの場合は有線接続が基本で、Bluetoothに対応しているモノはほとんどありません。ワイヤレスで音楽を聴きたい場合は注意が必要です。
デザインで選ぶ
スピーカーは部屋の中でも目立つ位置に置かれることの多いモノ。気に入ったデザインの製品であれば、おしゃれなインテリアとしても楽しめます。スピーカーはブラックのモノが多いですが、なかにはあたたかみのある木目デザインの製品もラインナップされており、好みに合わせて選べます。
たとえばテレビの横にトールボーイ型のパッシブスピーカーを設置するのであれば、テレビや壁紙と調和するかどうかを考慮して選ぶのがおすすめです。
パッシブスピーカーのおすすめメーカー
ヤマハ(YAMAHA)
日本を代表する楽器メーカーである「ヤマハ」。オーディオの分野でも世界的に高い評価を得ています。楽器製作のノウハウをパッシブスピーカー作りにも活かしているのが魅力です。
外観の美しさもヤマハの特徴。また、センタースピーカーやサブウーファーなどもラインアップされており、同じメーカーの製品でホームシアターを構築したい方にもおすすめです。
ソニー(SONY)
テレビやスマホ、デジカメをはじめとするさまざまなアイテムを展開している総合電機メーカー「ソニー」。イヤホンやスピーカーなどのオーディオ分野も高品質な製品を数多く揃えており、国内外で高い人気を集めています。
ソニーのパッシブスピーカーは、ナチュラルなサウンドを鳴らせるのが魅力。専用のユニットを搭載したモノなどクオリティにこだわっています。デザイン性の高さもポイント。スピーカーをインテリアとしても楽しみたい方にもおすすめです。
パッシブスピーカーのおすすめ|ブックシェルフ型
ヤマハ(YAMAHA) スピーカー NS-B500
ヤマハのパッシブスピーカーです。全面のバッフル部分は、黒鏡面ピアノフィニッシュ仕上げで高級感を演出。外観のデザインのよさを引き立てています。台形のフォルムも特徴。平行面を少なくすることにより、回折現象をおさえ、クリアなサウンドを実現しています。
キャビネットの角部分をくさびの原理で結合するなど、伝統の技法が用いられているのもポイント。これにより、不要な振動をおさえています。
ヤマハ(YAMAHA) スピーカー NS-B750
「曲げ練り」の技法を用いたエンクロージャーが特徴のパッシブスピーカーです。天板を曲線で仕上げることにより、平行面を減らしているのがポイント。キャビネット内部の定在波や、キャビネット表面での回折現象をおさえ、クリアな音を実現しています。
キャビネットのコーナーは、くさびの原理を使った「総三方留め構造」。不要な振動をおさえて音の響きを生み出します。
本製品は直径130mmのウーファーと、100kHzまでの再生に対応したドームツイーターを組み合わせた2ウェイ構成。抜けのよいサウンドで、ポップスやジャズなどさまざまなジャンルの音楽を聴くのにおすすめです。
ヤマハ(YAMAHA) NS-BP200
豊かな低音再生を再生するブックシェルフ型スピーカーです。高さと奥行きの設計にこだわった深型スタイルのデザインに仕上げています。コンパクトサイズながら、深みのあるサウンドを楽しむことが可能です。低音域のクオリティにこだわりたい方にも適しています。
スピーカーユニットには、12cmのコーン型ウーファーと、3cmのソフトドームツイーターを採用。立ち上がりがよく、キレのあるサウンドを楽しめます。三点支持脚により、不要な振動をおさえられるのもポイントです。
本体の表面は、楽器をモチーフにしたピアノブラック調のデザインを施しています。シンプルな設計ながら高級感を与えられるのが魅力。デザイン性が高くて、置くだけでインテリアとしても映えます。音質だけでなく、デザイン性の高さを重視している方にもおすすめです。
ジェイビーエル(JBL) 165mm 2ウェイ ブックシェルフ型スタジオモニター 4309
JBLのスタジオモニターシリーズのパッシブスピーカーです。大きさは高さ419×幅260×奥行き227mmと比較的コンパクトで、デスク上での使用にも対応します。
ウーファーの直径は165mmで、JBL伝統のピュアパルプコーンを搭載。また、本製品はフロントバスレフ方式で迫力の低音を生み出します。
JBLのスタジオモニターらしいブルーのカラーリングも魅力。落ち着いた雰囲気のパッシブスピーカーを探している方におすすめです。
ジェイビーエル(JBL) CONTROL 1 PRO
サウンド性能と設置のしやすさを両立したブックシェルフ型スピーカーです。フラットな周波数特性と安定した出力を実現した「CONTROL 1」機構を採用しています。コンパクトサイズながらクオリティの高いサウンド再生が可能です。
2Wayフルレンジ構造は、低音域から高音域まで原音を忠実に再現。また、独自の保護回路は、低音域と高音域のドライバどちらも保護する役割があります。
設置方法は据え置きと壁掛けの2通りです。専用の壁面取付金具を使用することで、簡単に設置できます。
ケーイーエフ(KEF) HiFi スピーカー Q150
コンパクトながら迫力のサウンドを楽しめるパッシブスピーカーです。大きさは高さ303×幅180×奥行き278mmで、さまざまな場所に設置できます。
CFD設計のバスレフポートを採用。ポートから音が漏れるのを防ぎ、クリアな中音域を実現しています。カラーはステインブラック・ステインホワイト・ウォールナットの3種類。インテリアとのコーディネートを楽しめるのも魅力です。
また、同じシリーズ内で、センタースピーカーやサラウンドスピーカーなどをラインナップしているのもポイント。ホームシアターを構築したい方にもおすすめです。
ダリ(DALI) SPEKTOR 1
デンマークのスピーカーメーカー「ダリ」による、現代的でシャープな外観のパッシブスピーカー。カラーはウォルナット・ブラック・ホワイトの3色で、インテリアと合わせやすいのが魅力です。
大きさは高さ237×幅140×奥行き195mmとコンパクト。重さも2.6kgと軽量で、さまざまな場所に設置できます。
ウーファーは表面に凹凸のあるウッドファイバーコーンを搭載。共振をおさえたクリアなサウンドがポイントです。ソフトドーム・トゥイーターで高精度な高音域を実現しているのも特徴。音源のもつ情報をしっかりと引き出します。
デノン(DENON) SC-A37
小型のブックシェルフ型パッシブスピーカーです。大きさは高さ239×幅148×奥行き138mmで、重さは2.5kg。卓上や本棚など、さまざまな場所に設置できます。
エンクロージャーは密閉型で、引き締まったサウンドがポイント。映画などの鑑賞時に臨場感をもたらします。ハイレゾ音源に対応しているのも魅力です。カラーは高級感のあるブラックと、落ち着いた雰囲気の木目がラインナップされています。
Wharfedale スピーカー DIAMOND 210
サウンド性能に優れたブックシェルフ型スピーカーです。半楕円状のリブを設計することで、分割振動をおさえられます。独自のダイアモンドパターンのリブが歪みを低減するため、楽曲本来のリアルなサウンドを届けられるのが魅力です。
大型のマグネットを採用しており、コンパクトサイズながら迫力のある低音を再生可能。極薄ファブリックのソフトドーム型ツイーターには、歪みの少ない磁気回路を使用しており、ミッドレンジ帯域の再現性に優れているのもポイントです。
キャビネットは、剛性の高い複合構造素材を搭載。キャビネットが原因のノイズをおさえられるので、反射音による音色の変化を防ぎます。
イクリプス(ECLIPSE) 8cm口径フルレンジスピーカー TD508MK3
卵型のエンクロージャーが目を引くパッシブスピーカー。デザイン性の高いスピーカーを探している方におすすめです。
卵型はデザイン的なメリットだけでなく、音響的な効果があるのもポイント。同一半径面が存在しないことにより、内部定在波や、前面バッフル角での回析効果を抑制します。
搭載されているユニットは80mmのフルレンジ型。振動板はグラスファイバー製のモノを採用しており、ナチュラルでクリアな音を鳴らせるのが魅力です。
スタンドは-10~30°の範囲で無段階に角度調節が可能。リスニングポジションの細かなチューニングも簡単におこなえます。また、別売りのブラケットを使用すれば壁や天井への設置にも対応。さまざまなスタイルで音楽を楽しめます。
パッシブスピーカーのおすすめ|トールボーイ型
ヤマハ(YAMAHA) スピーカー NS-F700
天板のラウンドフォルムが特徴的なトールボーイ型パッシブスピーカーです。「曲げ練り」の技法が用いられており、独特の高級感があるのがポイント。平行面を減らすことで、キャビネット内部の定在波やスピーカー表面での回折現象をおさえ、クリアな音を実現する効果もあります。
剛性の高いキャビネットもポイント。「スラントパーテーション」や「バーチカルラダー補強」により、不要な振動をおさえつつ、音の響きを生み出しています。
160mmのウーファーと130mmのミッドレンジにはA-PMD振動板を搭載。DC-ダイヤフラム方式ドームツイーターを加えた3ウェイ方式で、クオリティの高い低音・中音・高音再生を実現しています。
ヤマハ(YAMAHA) スピーカー NS-F210
スリムでスタイリッシュな見た目が魅力のトールボーイ型パッシブスピーカー。スタンド部分も幅236×奥行き236mmとコンパクトで、設置しやすいのがポイントです。
ウーファー2台とツイーターの組み合わせによる2ウェイ構成。アルミコーン型のウーファーで、キレのある中低音域が鳴らせます。バランスドーム型ツイーターとの組み合わせにより、バランスのよいサウンドを再生可能です。
端子はバナナプラグ対応のネジ式で、4mのスピーカーケーブルが付属しています。
ソニー(SONY) 3ウェイ・スピーカーシステム SS-CS3
ハイレゾリューション・オーディオのポテンシャルを引き出す設計を採用したトールボーイ型パッシブスピーカーです。「広指向性スーパートゥイーター」を採用したり、メイントゥイーターの配置にこだわったりなど、音作りにこだわっています。音の立ち上がりがよく、スピード感のあるサウンドを届けられるのが魅力です。
中域と低域の再現性に優れたウーファーユニットには、独自の「MRC」素材を使用しています。パワフルで滑かなユニットを実現しており、力強い低音と迫力のあるボーカル再生を兼ね備えているのが特徴です。
アンプからの音楽信号をリアルに再現する高品位なオーディオパーツを配置。また、不要な振動をおさえるために、耐久性に優れたエンクロージャーを使用しているのもポイントです。
ダリ(DALI) OBERON 5
ダリの特許技術「SMC」を採用したトールボーイ型パッシブスピーカーです。機械的な歪みを低減することにより、中音域の豊かさや細かな表現力を実現しています。エンクロージャーはバスレフ型で、低音をサポート。ポートは背面に設置されています。
おしゃれなデザインも魅力。ダークウォルナット・ブラックアッシュ・ライトオーク・ホワイトとカラーバリエーションも豊富で、インテリアとのコーディネートを楽しみたい方にもおすすめです。
ダリ(DALI) SPEKTOR 6
ダブルウーファーを搭載しており、パワフルなサウンドを鳴らせるトールボーイ型パッシブスピーカーです。25mmのソフトドームツイーターとの組み合わせにより、細やかな音色も実現しています。
エンクロージャーは2つのポートを持つバスレフ型。ポートはリアに配置されています。大きさは高さ972×幅195×奥行き313mm、1本の重さは13.8kgです。設置に便利なスパイクとラバーフットが付属しています。
ポークオーディオ(polk) フロアスタンディング・スピーカー Monitor MXT70
ハイレゾに対応しているパッシブスピーカー。25mmのテリレン・ドーム・トゥイーターにより、40kHzまで超高音域再生ができます。165mmのウーファー2基と200mmのパッシブラジエーター2基による、クリアで伸びやかな中低音も魅力です。
カラーはマットなブラックで落ち着いた雰囲気を演出。インテリアにも自然に溶け込むデザインがポイントです。
ポークオーディオ(polk) フロアスタンディング・スピーカー Signature Elite ES60
165mmのマイカ強化ポリプロピレンドライバーを3基搭載したパッシブスピーカーです。軽量ながら剛性が高く、不要な振動をおさえます。ツイーターはハイレゾ対応のテリレン・ドーム型。最大40kHzの伸びやかな高音が魅力です。
エンクロージャーはバスレフ型。特許取得の「パワーポート」が空気の流れをコントロールし、歪みや乱流を低減しています。また、開口部の表面積が大きく、しっかりとした低音が楽しめるのも魅力です。
カラーバリエーションはブラック・ホワイト・ブラウンの3色。インテリアとのコーディネートを楽しみたい方にもおすすめです。
ケーイーエフ(KEF) HiFi スピーカー Q550 Floorstanding Speaker
KEF独自の「Uni-Qドライバ」を搭載したトールボーイ型パッシブスピーカーです。ツイーターをウーファーの中心部分に配置することにより、フルレンジスピーカーのような音像定位のよさを実現しています。補助バスラジエターによる低音もポイントです。
音が均一に拡散されるのもUni-Qドライバの特徴。スピーカー正面だけでなく、幅広い位置で臨場感を得られるため、家族で映画などを楽しみたい方にもおすすめです。
クリプシュ(Klipsch) フロアスタンディングスピーカー RP-6000F II
鮮明でクリアなサウンドを再生するトールボーイ型パッシブスピーカーです。独自開発の大型90°×90°のシリコン複合ハイブリッドTractrixホーンを採用しています。スムーズな周波数特性を実現しており、高周波を効率よくリスニングエリアに広げられるのが特徴です。
歪みが少ない「Cerametallicウーハー」を搭載しているのもポイント。パワフルかつディティールの再現性に優れています。
本体背面には、「RP-500SA」を接続するための専用端子を配置しています。Dolby Atmosにアップグレードするなど、サウンドシステムを拡張したいときにも便利です。
ジェイビーエル(JBL) Stage A190 JBLA190W
正確なサウンドクオリティを謳うトールボーイ型パッシブスピーカーです。独自開発の「ハイデフィニション・イメージング・ウェーブガイド・デザイン」と、25mmアルミドーム型ツイーターを組み合わせています。こだわりの設計により、パワフルで躍動感のあるサウンド再生が可能です。
強力なダブルウーファーを搭載。高品質な低音域の再生をおこなえます。音楽や映画などのコンテンツの迫力があがり、自宅にいながら臨場感あふれるサウンドを楽しめるのが魅力です。
本体は、木製ツートンカラーのデザインに仕上げています。シンプルかつ上品な印象を与えられるのが特徴。サウンド性能だけでなく、デザイン性の高さを重視している方にもおすすめです。
パッシブスピーカーのおすすめ|フロア型
ソニー(SONY) 3ウェイ・スピーカーシステム SS-NA2ESpe
重厚感のあるデザインが特徴的なフロア型パッシブスピーカーです。専門の職人によるピアノ塗装で、光沢面の下に木目がうっすらと浮かんでいるのが特徴。高級感を演出できます。
3ウェイ構成で、165mmのウーファーには強固なアルミ振動版を採用。強力な磁気回路で駆動することで、迫力の低音を生み出します。130mm口径のスパイラル・プレス・ペーパー・コーンにより、滑らかな中音域を鳴らせるのもポイントです。
ミッドレンジとツイーターには独立したエンクロージャーを設けており、不要な振動を軽減。ナチュラルなサウンドが楽しめます。
タンノイ(TANNOY) Turnberry/GR
イギリスの高級スピーカーメーカー「タンノイ」のフロア型パッシブスピーカーです。天然ウォルナット無垢材を使用した高級家具のようなデザインが特徴。専用ウッドワックスが付属しており、木肌の美しさを保てます。
ウーファーとツイーターは同軸上に配置されており、臨場感のある正確な音像定位を実現。100Lの大容積エンクロージャーによる豊かな低音も魅力です。
フロント両サイドにポートを設置する「DPS(ディストリビューテッドポートシステム)」も特徴。解像度の高さを実現します。
タンノイ(TANNOY) ARDEN
380mmの大口径ウーファーを搭載しており、迫力の低音が鳴らせるパッシブスピーカー。ツイーターは33mmで、アルミマグネシウム合金ドームを採用しています。周波数特性は35Hz~30kHzです。
エンクロージャーは高密度素材を使用。ブレーシング加工により、高い剛性を実現しています。端子はタンノイオリジナルのモノを搭載。ドライバーシャーシとアンプのアース接続が可能で、高周波ノイズの侵入を低減します。
タンノイ(TANNOY) Tannoy Platinum F6
ボーカルや楽器の音色を忠実に再現するパッシブスピーカーです。ツィーターユニットとウーハーユニットをミッドとバス用に備えています。スピード感のある低音域を再生できるのも魅力です。
キャビネットには、内部ブレーシングを施すことで、不要な振動をおさえられる効果が期待できます。音の色付けが少なく、深みのある低音の再現が可能です。
インテリアに調和しやすいシンプルかつスタイリッシュなデザインに仕上げています。マットな質感や木目調のベース部分など、細かい設計にこだわっているのが特徴。置くだけでインテリアとしても映えます。
ジェイビーエル(JBL) 380mm 3ウェイ フロア型スピーカー S4700
直径380mmの大型ウーファーを搭載したフロア型パッシブスピーカーです。NDD磁気回路により迫力のあるサウンドを鳴らせます。
3ウェイ構成で、50mmと19mmのコンプレッションドライバーを搭載。それぞれが中高音域と超高音域を担当することにより、幅広い再生周波数特性を実現しています。
キャビネット外装はウォールナット・セミグロス・フィニッシュで落ち着いた雰囲気を演出。サイズは高さ1068×幅500×奥行き371mm、重さは54.5kgです。
ジェイビーエル(JBL) 300mm 2ウェイ フロア型スタジオモニター 4349
300mmの大型ウーファーを搭載したスタジオモニター。大型フェライトマグネットや同心円状のリブを配したピュアパルプ・ストレートコーンによる、パワフルなサウンドが魅力です。
「HDIウェーブガイド技術」を採用したツイーターが音を広範囲に拡散。幅広いリスニングスポットで音楽を楽しめます。大きさは高さ737×幅445×奥行き343mmで、重さは37.7 kgです。
ジェイビーエル(JBL) L100 CLASSIC
個性的なデザインが目を引くパッシブスピーカーです。300mmの大型ウーファー、125mmのミッドレンジユニット、25mmのドームツイーターを搭載した3ウェイ構成。迫力の低音から伸びやかな高音まで、バランスのよいサウンドが鳴らせます。
大きさは高さ637×幅390×奥行き372mmで、1本あたりの重さは26.7kg。別売りの専用スタンドを使えば、おしゃれに設置ができます。
ジェイビーエル(JBL) HDI-3600 JBLHDI3600GRO
水平方向100°×垂直方向80°の指向性パターンを発揮するパッシブスピーカーです。安定した指向性を確保するために、HDIウェーブガイド技術を採用しています。
振動板には、軽量かつ剛性に優れた「アルミ・マトリックスコーン」を配置。分割振動をおさえられるため、インパクトのある低音を再生できます。
モダンな印象を与えるデザインに仕上げているのも特徴。現代的な家具やインテリアにもマッチしやすく、デザイン性の高さを重視している方にもおすすめです。
パッシブスピーカーにはブックシェルフ型やトールボーイ型など、いくつかの種類があり、用途に合わせた製品を選ぶことが大切。また、価格の幅が広いため、まずは予算を決めるのがおすすめです。今回ご紹介したおすすめアイテムや選び方のポイントを参考に、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてください。