画面の両端が前方に湾曲している、曲面ディスプレイへの注目度が高まっています。横長画面による情報量の拡大に加え、全体的な臨場感のアップによる没入感、現実感の高さが魅力的でおすすめ。

ゲーム、映画など娯楽用にはもちろん、PC作業での効率向上も見逃せないメリット。その便利さとリアリティーは、4Kに次ぐ、いやそれ以上の映像新時代です。

今回は、そんな別世界を体感できる曲面ディスプレイの魅力と、おすすめモデルをまとめてご紹介します。

曲面ディスプレイとは

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曲面ディスプレイとは、表示画面が一般的な平面ではなく、両端が前方に湾曲しているディスプレイのこと。液晶層を圧着させた後に曲げるか、予め曲げたガラスに圧着させるかの2つの方法で製造されます。

普通の平面ディスプレイに比べ、高い技術が必要で、その分高コスト。しかし、独自のメリットがあるためおすすめです。

市場の反応も上々で、最近では大量生産によるコストダウンが進み、3万円台の低価格品も登場。画面は普通の16:9よりも、横長の21:9タイプが主流です。

主な需要はPC用ですが、今後は4K(3840×2160)のような高解像度映像素材向けのディスプレイとしても、一層の普及が期待されます。

おすすめの曲面ディスプレイ7選

エルジー(LG) 曲面ディスプレイ 34UC79G-B

商品価格 ¥ 67,287

IPSパネル、リフレッシュレート144Hz、FreeSyncに対応など欲しい機能を装備したおすすめ製品。手頃な価格の21:9曲面ディスプレイです。解像度は2560×1080ドット。

残像感を軽減する1ms Motion Blur Reductionにより、ゲームも滑らかに楽しめます。スケーラーチップを経由せず、映像を表示して遅延を抑えるDASモードも効果的。

また、暗い部分を明るく映し出すブラックスタビライザーにより、幅広い映像素材を美しく描写します。曲面ディスプレイで最も一般的な34インチの製品としては、バランスのよさでおすすめです。

エルジー(LG) 29インチ曲面ディスプレイ 29UC88-B

商品価格 ¥ 50,790

主流の34型よりやや小さめの29インチで、価格も手頃なおすすめ21:9曲面ディスプレイです。FreeSyncに加えて、ブルーライトを低減して目を守るブルーライト低減モードを搭載。また、ちらつきを抑制するフリッカーセーフにより、見やすく使いやすいです。

さらに、半円形のクレセントデザインのアークラインスタンドもスタイリッシュ。どこに置いても違和感がありません。5万円を切る価格もお買い得です。解像度は2560×1080ドット。緻密な画質でもおすすめ!

デル(Dell) 曲面ディスプレイ U3415W

商品価格 ¥ 104,782

定番の34型21:9曲面ディスプレイです。2014年発売と、曲面ディスプレイが流行り出す前の製品。しかし、完成度が高く、現在でも一線級の実力でおすすめです。液晶は広視野角のIPSパネル、解像度は3440x1440ドットで4Kに迫る高精細さ。

高さ調整ができるスタンドは、設置面も大きすぎません。置き場所の自由度が高いのもおすすめの理由。左右への首振りと角度調整も可能で、見やすさの追求も簡単です。

明るさやコントラストの他、色温度やガンマ値も調整可能。好みの画質への追い込みも楽しめますよ。やや高価なのと、各種設定が上級者向けなのは注意してください。PCやゲームでのヘビーユーザーにおすすめです。

ベンキュー(BenQ) 35インチ 21:9 ゲーミングモニター XR3501

商品価格 ¥ 99,800

世界初の35型144Hz対応21:9曲面ディスプレイです。解像度は2560×1080ドット。VA方式の1種であるAVMA+パネルを採用しています。黒の締まりとコントラスト比に優れたパネルです。

暗い場面の視認性を高めるBlack eQualizer機能と相まって、暗部のリアリティーと階調表現力が魅力。また、他社の曲面ディスプレイよりも湾曲を大きめに取っています。包み込まれるような現実感が魅力的。

応答性は標準的ながら、陰影感の表現に優れたディスプレイです。ゲームだけでなく、映画用にもおすすめ。

エイサー(Acer) 35インチ湾曲 Ultra Wide FHD解像度モニター Z35bmiphz

商品価格 ¥ 129,892

高性能な35型21:9曲面ディスプレイ。パネルはVA、解像度は2560×1080です。リフレッシュレートは、なんと最大200Hzに対応。NVIDIA G-SYNCにも対応するので、極めて滑らかな動きが堪能できます。

ちらつきを抑えるフリッカーレス機能も備えるので、長時間使用でも疲れにくいのもポイント。また、ゲームジャンルに応じた3種類のGame Viewモードを搭載するほどゲーム用に注力しています。

さらに、暗部の視認性を高めるDark Boost機能もゲームプレイに役立ちます。応答速度は4ms。DTS Sound対応の大出力9W+9Wのスピーカーも内蔵するので、本機だけで映像も音もリアルに楽しめます。

費用はかかっても、最高のゲーム用曲面ディスプレイが欲しい方におすすめです。

サムスン(SAMSUNG) カーブ・ド・モニター S32E511C

商品価格 ¥ 41,097

とにかく安価に曲面ディスプレイを導入したい方におすすめです。実売38000円程度と現在最安価クラス。画面は32型16:9で、VAパネル、解像度は1980×1080です。

フリッカフリー、ブルーライトカット、ゲームモードを備え、実用的には十分な性能・機能を持っています。曲面ディスプレイでは少数の16:9なので、初めて導入しても違和感がありません。初心者の1台目としてもおすすめできる実力機です。

エルジー(LG) 55V型有機ELテレビ 曲面型 OLED 55EG9100

商品価格 ¥ 188,000

21:9曲面ディスプレイとして最大級の55インチ機。チューナーを搭載したテレビタイプです。解像度3840×2160ドット4K解像度に加え、最新の映像デバイスである有機ELパネルを採用した最先端機。パネル最薄部約0.6cmと、まさに未来的なスペックです。

無色無光の完全な黒が再現可能な有機ELは、圧倒的なリアリティー。曲面の臨場感と合わせて、これまでにない現実感をもたらします。また、PC用では対応機がないHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応。HDR対応4K素材の真の表現を見せてくれます。

大型で高価ですが、最高の曲面ディスプレイを求める方におすすめです。

曲面ディスプレイのメリット

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平面ディスプレイの横幅を広げるだけでは、見づらいディスプレイになってしまいます。端のほうに行くにつれ、目との距離が離れ、良く見えなくなります。

一方、適度に画面の両端に向かって曲面になっていると、端側でも目との距離が正面とあまり変わりません。結果、現実に近い臨場感に。これはゲームや映画などの幅広い素材の視聴において、大いに没入感を高める効果があります。映り込みの少なさも集中度をアップ。

こうした感覚的な満足感に加え、実用面ではPC操作の作業スペースが増えるというメリットも。多パレットや複数ドキュメント、Webページ同時表示をしても余裕を持って表示できます(PBP、PIP機能)。

これにより仕事や作業、そして娯楽の効率アップが図れます。一度に自然に目に入る情報量もアップ。より多くの情報を瞬時に取り込んだ方が有利になるFPSなど、各種ゲームでも有利にプレイできおすすめ。

曲面ディスプレイの選び方

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選び方としては、まずは画面の精細さ。テレビでは4K解像度への対応が進んでいます。そして、PCやネット動画、ゲームも4K化の傾向に。曲面ディスプレイではこれから、という状況です。

フルHDを超える2560×1080が主流で、3440x1440以上ならかなり優秀。4Kである3840×2160の普及が期待されています。また、ゲーム使用で高性能が要求されるのが応答速度。普通は、5ms以上で一般的としては十分。ゲーム用には1msもあります。

さらに、ディスプレイの画面描画の速度を表すリフレッシュレートも重要です。高いほど滑らかな動きが楽しめます。普通は60Hzですが、144(120)Hz以上なら特に動きの激しいゲームにおいて有利です。

画面描画を滑らかにするAMD FreeSync、あるいはNVIDIA G-SYNCへの対応もポイント。大きさは34インチが主流。デスクトップ置きには大きく場所を取るので、サイズの選択と確認は慎重に行いましょう。曲面ディスプレイですので、幅と高さだけでなく、奥行きにもスペースを用意しておくことに注意してください。