おいしい水を飲みたい時や、キレイな水を使いたい時に便利なアイテム「整水器」。似たような製品に浄水器がありますが、整水器は浄水した後に電気分解を行い、イオンや水素が多く含まれたアルカリイオン水を生成できるのが大きな特徴です。

そこで今回は、整水器の選び方とおすすめモデルをご紹介します。浄水器との違いも解説するので、気になる方はチェックしてみてください。

整水器とは?

整水器と浄水器の違い

整水器は、水道水に含まれる塩素やカビ臭・農薬などの不純物を浄水フィルターで除去できると謳われているのが特徴です。その後、電気分解することにより、アルカリイオン水を生成。アルカリイオン水には水酸化物イオンや水素が多く含まれており、胃腸症状改善に効果があるとされています。

一方、浄水器は浄水フィルターによって、水道水から不純物を除去するためだけのアイテムです。電気分解をしないので、アルカリイオン水を作ることはできません。整水器に比べて浄水能力は劣りますが、リーズナブルな価格で購入できるのがメリットです。

整水器の選び方

取り付けのタイプをチェック

据置型

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据置型の整水器は、比較的リーズナブルな価格で購入できるのが特徴。本体をキッチンシンクのまわりに設置するのが一般的ですが、シンクから離れた場所に設置できるモデルもあります。

浄水を行うカートリッジと、電気分解を行う本体を分けたモデルもリリースされており、本体サイズがコンパクトなのが特徴。費用を抑えて整水器を導入したい方には、据置型がおすすめです。

ビルトイン型

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整水器本体をキッチンシンク下に設置するのがビルトイン型。そのため、キッチンまわりがスッキリするのがメリットです。アンダーシンク型とも呼ばれます。

浄水能力などは据置型より優れており、本格的な整水器を探している方におすすめ。ただし、本体価格が高いうえに、取り付け工事費がかかることは考慮しておきましょう。

除去能力をチェック

整水器による水道水の除去対象物質は、日本工業規格「JIS S320」によって13種が定められています。カルキやカビ臭・濁りのほか、農薬(CAT)・溶解性鉛などです。農薬は内分泌かく乱作用を有すると言われています。また、溶解性鉛は、胎児や乳幼児の知能障害を引き起こす可能性があると疑われている物質です。

JISの他にも、浄水器協会(JWPA)によって、陰イオン界面活性剤・ベンゼンなど6種類の物質が除去対象に指定されています。除去できる物質は整水器の商品紹介などに記載されており、不純物除去能力の参考になるので、チェックしてみてください。

メーカーをチェック

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは、アルカリイオン整水器をはじめ、還元水素水生成器・浄水器・ミネラル調理浄水器など、幅広く製品を展開しているのが特徴です。

また、スタイリッシュなデザインでコンパクトなので、シンクまわりがスッキリします。価格は2〜6万円前後とリーズナブル。また、浄水用カートリッジの寿命が長く、1年ほど使えるためランニングコストを抑えられるのも魅力です。

日本トリム(NIHON TRIM)

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1982年に設立された日本トリムは、整水器の大手メーカーです。翌年の1983年から、整水器「TRIM ION」を販売開始。現在、「TRIM ION」シリーズは、業務用も含めて約10モデルと製品ラインナップが充実しています。

同社は研究開発力に定評があり、九州大学などの研究機関と共同研究を行っているのが特徴。日本はもとより、アメリカ・イギリスなどの医学誌・学術誌へ、多くの論文を発表しています。価格は10万円以上と高価ですが、本格的な整水器を探している方におすすめのメーカーです。

整水器のおすすめモデル

パナソニック(Panasonic) アルカリイオン整水器 TK8051

パナソニック(Panasonic) アルカリイオン整水器 TK8051

アルカリイオン水・浄水・酸性水など、合わせて7種類の水を生成できるパナソニックのハイスペック整水器です。アルカリイオン水はpH8.5〜10.0まで、0.5刻みで4段階。そのほかに弱酸性のpH5.5、そして洗い物に適したpH3.0の酸性水を作れます。浄水カートリッジの濾過材にセラミック入り活性炭・中空糸膜を採用しており、浄化能力が高いのがポイント。JIS規格で指定された除去対象物質13種をすべて除去できると謳われています。

本製品はセパレート式を採用しており、蛇口につける浄水カートリッジと、本体の電気分解槽を離して設置可能。蛇口リモコンの切換ボタンで使いたい水を選べるので、わざわざ本体に手を伸ばして操作する必要がありません。パイプクリーニングシステムを搭載しているのもメリット。24時間ごとに酸性水を10秒ほど流すことによって、吐水パイプを清潔に保ちます。高機能でトータルバランスに優れた整水器です。

パナソニック(Panasonic) アルカリイオン整水器 TK-AJ11

パナソニック(Panasonic) アルカリイオン整水器 TK-AJ11

1万円前後とリーズナブルな価格が魅力のモデルです。セパレート式なので浄水をするカートリッジと、電気分解を行うアルカリスタンドを離して設置できます。

用途に合わせて、5つの水を作れるのがポイント。日常飲料水用のpH9.5、そしてpH9.0やpH8.0のアルカリイオン水に加え、浄水を生成できます。さらに、洗顔などに最適なpH6.0の弱酸性水に対応しているのもメリットです。

JIS規格で指定された除去対象物質のうち、溶解性鉛・トリハロメタン類などの5物質のほか、浄水器協会指定の4物質に対応しています。カートリッジの交換目安は約1年、約4000Lの水を浄水できるのでランニングコストが抑えられるのがポイント。リーズナブルな整水器を探している方におすすめのモデルです。

日本トリム(NIHON TRIM) 連続生成型電解水素水整水器 TRIM ION HYPER

日本トリム(NIHON TRIM) 連続生成型電解水素水整水器 TRIM ION HYPER

幅24×奥行き11×高さ24cmとコンパクトな整水器です。対面式キッチンなどに設置しても見た目がスッキリします。JIS規格で指定された13物質、および浄水器協会自主規格の6物質を80%以上除去できると謳われている浄水能力の高さが魅力です。

そのほか据置型ながら、取水量が大きいのが特徴。電解水素水・酸性水なら最大で約4L、浄水は約5L取水できます。カートリッジ1本で8tの水を浄水可能です。

日本トリム(NIHON TRIM) 混合水栓一体型電解水素水整水器(アンダーシンク型) TRIM ION GRACIA

ドイツの水栓メーカー・グローエ社製高級水栓を採用した、デザイン性が高い整水器です。シンクの下に本体を設置するビルトインタイプ。水栓先端にはスイッチがついており、ストレートとシャワーの切り替えができます。また、先端部を伸ばすとホースになっているので、ハンドシャワーとしても使えるのがメリット。洗い物やシンクの手入れも簡単です。

浄水部には濾過能力が高いマイクロカーボンカートリッジを使用しており、JIS規格指定の全13物質および浄水器協会規格の6物質を除去できるとされています。水は電解水素水・電解酸性水・浄水・水道水の4種類を選んで使えるのもポイント。飲用はもちろん料理・洗い物など、様々な用途に利用できます。取り付け工事費込で40万円超と高額ですが、本格的な整水器を探している方におすすめのモデルです。