自宅でのDIYやハンドメイドに便利な「グルーガン」。片手でも使いやすい手軽さがあり、本格的な接着作業などに活用されています。しかし、種類が豊富で、どのモデルを選べばよいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、グルーガンのおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントも解説するので、自分に合ったアイテムを選んでみてください。
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グルーガンを使うメリットとは?
グルーガンのメリットは、さまざまな素材を素早く接着できる使い勝手のよさです。プラスチック・木材・布・革などの幅広い素材に対応しており、仮止めから本格的な接着まで多岐にわたる用途で活躍します。接着剤が乾くまでの待ち時間が短いので、作業の効率化を期待できるのも魅力です。
グルーガンには、グルースティックの種類によって接着力が変わる特徴もあります。融点が高いタイプには硬さがあるので、強度が必要な場面での使用におすすめです。また、融点が低くやわらかいタイプは、デリケートな素材の接着に適しています。
グルーガンの選び方
電源方式をチェック
ハンドメイドには充電切れがないコード式がおすすめ
コード式のグルーガンは、充電切れを気にせずに使用できるのが魅力です。安定した温度でグルースティックを溶かし続けられます。長時間の作業にも対応できるので、繊細な作業が求められるハンドメイドにもおすすめです。
また、電源から電力を供給できるコード式は、バッテリー式に比べて高温を維持しやすい傾向に。特に厚みのある素材を接着したり、接着後の強度を求めたりする作業などに便利です。
ただし、電源コードの長さに応じて、作業範囲が限られてしまう点は留意しておきましょう。
取り回しのよい充電式と電池式は野外での使用に最適
コードレスで取り回しのよい充電式・電池式のグルーガンは、野外での使用に適しています。電源が不要で場所を選ばずに接着できるので、庭やガレージでのDIYなどに便利。特に充電式は電池交換の手間がなく、充電しながら繰り返し使用できるのが魅力です。
また、コードレスで取り回しがよいため、広範囲に動きながら作業しやすいのもメリット。さらに、コードを束ねる必要がないため、準備や片付けの手間を省けます。
ただし、充電式や電池式は、バッテリーの残量を考慮する必要があります。長時間の作業では電源不足に陥る場合もあるため、予備のバッテリーや稼働時間の節約といった工夫も心がけましょう。
用途に合わせてノズル温度のタイプを選ぼう
工作程度ならコストが抑えられる低温タイプがおすすめ
低温タイプのグルーガンは、工作や軽作業におすすめです。低温タイプの温度設定は120~135℃と比較的低く、熱に弱い素材の接着作業も安心して対応できます。ハンドメイドの初心者でも扱いやすいのが魅力です。
また、低温タイプは、強力な接着力を求めない工作やハンドメイドなどに適しています。融点が低いため、作業をスムーズに進めやすいのも特徴です。
一方で、強度を求める作業や熱に強い素材への接着には適していません。コストを抑えながら、趣味の範囲で楽しむ創作作業などに活用するのがおすすめです。
重たいモノや外で使うモノの接着なら高温タイプがベスト
接着物の重量や強度を考慮するなら、高温タイプのグルーガンに注目しましょう。一般的な高温タイプの融点は約170~200℃に設定されていることが多く、重たいモノも固定できる強力な接着力を期待できます。
また、高温で溶けたグルーは冷えて固まるまでの時間が長いのも特徴。複雑な形状や大きなモノでもムラなく接着できます。作業中に位置調節をする余裕があるので、花びらを開かせるようなフラワーアレンジメントにもおすすめです。
ただし、高温タイプはケガのリスクを伴います。また、熱に弱い素材には適していないため、用途に合ったモデルを選びましょう。
快適に使うなら予熱時間にも注目しよう
作業を効率的に進めるなら、予熱時間の短いモデルをチェックしましょう。予熱時間とは、グルーガンが使用可能な温度に達するまでの時間を指します。予熱時間が短いモデルであれば、作業をスムーズに開始できます。
予熱時間は製品によって異なり、短いモノでは約15秒、長いモノでは数分程度です。予熱時間がかかるモデルを選ぶ場合は、卓上設置できるスタンドの有無も確認しておきましょう。
細かい作業多いなら液ダレしないモノを要チェック
細かい作業が多い方には、液ダレしにくいモデルがおすすめです。グルーガンから余分なグルーが垂れてしまうと、繊細な作業を行いにくいケースも。作業効率を低下させないためにも、液ダレ防止機能を搭載するモデルに注目しましょう。
本体内部に液ダレ防止設計が施されたモデルなら、溶けたグルーの漏れや逆流を効果的に軽減できます。作業中のミスやグルーの無駄遣いを防げるので、より快適にDIYやハンドメイドに集中しやすいのがメリットです。
本体のサイズと持ちやすさをチェック
グルーガンを快適に使いこなすなら、本体サイズと持ちやすさをチェックしましょう。モデルにより本体サイズはさまざまですが、使用者の手にフィットするサイズ感が理想的です。窮屈さや余白のないサイズ感であれば、本体をコントロールしやすく、長時間作業の負担軽減にもつながります。
ペンのように握って使用できる「スティックタイプ」のモデルも便利。特にフラワーアレンジメントのように、細かい作業で活用したい方におすすめです。
安全に使うための便利な仕様をチェック
グルーガンを安全に使うためには、便利な仕様に注目しましょう。たとえば、手元を照らせるLEDライトの搭載モデルは、作業効率と安全性の向上につながります。ライトで手元を照らせば、暗い作業環境での操作ミスを軽減できるのがメリットです。
電源のオン・オフを手軽に操作できる「電源スイッチ付き」のモデルもおすすめ。使用後にワンタッチで電源を停止できる操作性のよさが魅力です。
グルーガンのおすすめ|コード式
エスケー11(SK11) ピタガン EX GM-130
電源スイッチ付きで、コンセントを抜き差しせずに電源のオンオフを切り替えられるコード式のグルーガンです。木材・紙・布・皮革・プラスチックなどの接着が可能。予熱時間は3分程度と長めですが、倒れにくい大型のスタンドが付いているため、待ち時間は卓上に設置できて便利です。
液漏れ防止機能を搭載しているほか、ノズル部分が床面に対して平行で先端部から液漏れしにくいのもポイント。また、シリコン製耐熱ノズルを採用しており、安全性にも配慮されています。リース作りや模型の製作など幅広い用途で使えるおすすめのグルーガンです。
ネセクト(NESHEXST) グルーガン 50W ケース付
握りやすい大型トリガーを採用したコード式のグルーガンです。グルーガンの量を調節しやすく、効率的に作業を進めたい方におすすめ。ノズル内部に液ダレ抑制スプリングを内蔵しており、電源がオンの状態でもグルーガンが垂れたり漏れたりするのを予防できます。
さらに、本体には電源スイッチを搭載。電源ランプも備えているため、通電状態をひと目で確認できます。スイングスタンドも付いており、予熱するときや使用後冷却するときにも便利です。電源コードが1.5mと長めで、コンセントが近くにない場所で作業しやすいのもメリット。
持ち運びや保管に役立つ専用収納ケースも付属しています。家庭用としてはもちろん、プロ用としても活躍するおすすめのグルーガンです。
エムワイママ(MYmama) グルーガン スターター セット 1520
コード式グルーガンとスタンド、グルー10本がセットになった製品です。初めてグルーガンを購入する方におすすめ。先端のノズルが細く、小さなパーツ付けやアクセサリー作りといったハンドメイドで使用するのにも適しています。
また、液ダレしにくい設計のため、作業中に机や作品を汚しにくいのもメリット。温度は約180℃の高温タイプで、造花・金属・木製品・布・プラスチック・電子配線板などさまざまな素材に対応しています。
さらに、付属するスタンドは滑り止めが付いており、安定感も良好。本体はマットな質感のスタイリッシュなデザインなので、見た目にこだわりたい方もチェックしてみてください。
太洋電機産業(goot) ホットボンド トリガー付 HB-80
デコボコしている素材や柔らかな素材の接着にも使えるコード式グルーガンです。木・布・皮革などの接着やプラスチック・金属・ガラスの仮止めに対応。さらに、室内の装飾やダンボールの梱包、靴やカバンの補修など幅広いシーンで活躍します。
接着は約10秒、完全硬化は約1~4分で行えるため、スピーディーに作業を進められるのもメリットです。また、「安全ヒューズ」を内蔵しており、ヒーターへの過電流対策が可能。160℃と高温の温度設定で、しっかりとした接着力も期待できるおすすめのグルーガンです。
イチネンアクセス(ICHINEN AXESS) RELIEF スイッチ付き mini グルーガン グルースティック5本付き 20362
手元に電源スイッチを搭載したコード式のグルーガンです。使用中に電源コードを抜き差しする手間が掛からず、スムーズに作業ができます。電源ヒューズを内蔵しており、安心して使いやすいのもおすすめのポイントです。
スタンドが付いているため、作業中に机に仮置きするのにも便利。電源コードは約1.5mと長めで、取り回しやすさも良好です。木・紙・革・布などの接着に対応しています。価格も比較的安いので、気軽に使えるグルーガンを探している方もチェックしてみてください。
WORKPRO グルーガン 小型 スティック20本付
人間工学に基づいて設計された、持ちやすいコード式グルーガンです。トリガーも大きく、スムーズに作業ができます。電源コードが約1.6mと長く、コンセントから距離が離れていても使いやすいのがメリットです。
金属・木・布・プラスチック・セラミックスなどの素材に対応。ハンドメイドや小物の補修などに便利です。また、液漏れ保護スリーブや液漏れ防止ノズルを備えており、安全性にも配慮されています。
本体を冷却する際に役立つスタンドや、耐熱保護カバーも搭載。安い価格ながら、機能性にも優れたおすすめのグルーガンです。
Blufree 中大型 プロ 超強力グルーガンキット グルースティック10本付き
ほどよいサイズ感と人間工学に基づいた設計により、手にフィットしやすいコード式のグルーガンです。品質の高いプラスチックを採用しているため、高温時に本体が変形しにくいのがメリット。熱伝導率の高い高純度銅ノズルを使用しており、グルーガンが溶け残りにくい仕様です。
液漏れ防止機能が備わっているため、安全性にも配慮されています。また、60Wと100Wに電力を切り替えて使えるのも便利なポイント。アクセサリー作りなどのハンドメイドから木材の接着といったDIYまで、幅広い用途で使えます。
グルーガンのおすすめ|コードレス
高儀(Takagi) EARTH MAN 乾電池式コードレスグルーガン GG-210CL
単3形アルカリ乾電池4本で駆動する、コードレスタイプのグルーガンです。連続使用時間は約45分と長く、長時間使いたい方にも適しています。本体の重さは150gと軽量で取り回しやすいため、屋外で作業したい方にもおすすめです。
ノズルの温度設定は125℃の低温タイプ。フラワーアレンジメントのほか、木・革・布・紙などの固定や接着、プラスチック・金属・ガラスなどの仮止めにも対応しています。LEDライト付きで、暗い場所でスムーズに作業しやすいのもメリットです。
ボッシュ(BOSCH) コードレスグルーガン GLUEPEN
ペンのように使える、スティックタイプのグルーガンです。予熱時間が約15秒と短く、効率的に作業を行えるのが特徴です。ハイパワーな3.6Vリチウムイオンバッテリーを搭載した充電式。本体はバッテリーを含めて約100gと軽量で取り回しやすく、外出先や屋外でも活躍します。
また、人間工学に基づいて設計されており、持ちやすいのもメリット。先端部はシリコンカバーにより過度な高温化を防げるほか、独自の液ダレ防止機能を搭載しています。コンパクトで手軽に使いやすい、おすすめのグルーガンです。
EZARC グルーガン 2500mAh
コードレスタイプながら、連続使用時間が約1時間と長いグルーガンです。高性能PTCヒーターにより約15秒で予熱できると謳われています。予熱完了ランプや通電ランプを備えているため、ひと目で電源の状況を確認できるのがメリットです。
5分間操作しない場合に、自動で電源が切れる「自動電源オフ」機能も搭載。電源の切り忘れを対策でき、安心して使用可能です。
本製品はスチール・木・プラスチック・布・タイル・セラミックなどの素材に対応。LEDライトや液ダレ防止機能など便利な機能も搭載しています。手芸や工作にもおすすめのグルーガンです。
グルーガンの使い方
グルーガンの使い方は「予熱」「接着」「冷却」の流れが基本です。使用開始前には、グルーが適切な温度まで溶けるのを待ちます。電源を入れてからグルーが流動しやすい状態になるまで、15秒~2分ほどの予熱時間を見込んでおきましょう。
グルーの予熱が完了したら、接着したい箇所にノズルを向けてトリガーを引きます。グルーの接着量は、トリガーの引き具合で調節しましょう。グルーがスムーズに切れない場合は、適量を出し終えた直後にノズルを軽く回転させるのがポイントです。
使用後には、本体やノズルをクールダウンします。クールダウン中は、ノズルを下向きにして設置するのが重要です。グルーの逆流による内部へのダメージを軽減できます。
グルーガンを活用すれば、手間のかかる接着作業を効率化できるのがメリットです。モデルにより設定温度や安全機能が異なるため、用途に合ったモノを選ぶのがポイント。今回ご紹介したおすすめのモデルや選び方のポイントを参考に、自分に合ったグルーガンを見つけてみてください。