モニターのなかでも横幅の広さが段違いの「ウルトラワイドモニター」。モニターを2台並べてデュアル環境にするのとは異なり、つなぎ目がないので違和感なく視点移動できるのが魅力です。数はまだ少ないものの、今では各社が力を入れ始めてラインナップも増えてきています。

今回は、おすすめのウルトラワイドモニターを選び方とともにご紹介。おすすめメーカーも挙げているので、参考にしてみてください。

ウルトラワイドモニターとは?

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ウルトラワイドモニターとは、一般的な外付けディスプレイよりも横幅が広い製品を指します。画面の縦横の比率を表すアスペクト比は4:3や16:9が一般的ですが、ウルトラワイドモニターの場合、21:9や32:9といった横方向に長いモノがラインナップされています。

ウルトラワイドモニターは、画面上の情報を複数表示させたり、ゲーミングで迫力のある映像を楽しんだりと幅広い用途にピッタリ。さらに、動画編集で使用する際にも、タイムラインを広く表示できるため、画面の見やすさを重視する方におすすめです。

ただし、通常のモニターよりも設置スペースが必要になるので、購入前にデスクの寸法を確認しておきましょう。

ウルトラワイドモニターのメリット

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ウルトラワイドモニターは、作業効率の向上に役立ちます。通常のモニターよりも、多くの情報をまとめて映し出せるため、マルチタスクを快適に行いたい方におすすめです。

また、ゲームプレイを有利に進められるのもメリット。敵の様子を広い範囲で観察しやすく、ゲームフィールドで起こっている出来事に対して、素早いアクションを行えます。

ウルトラワイドモニターの選び方

モニターサイズで選ぶ

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ウルトラワイドモニターを購入する際に重視したい点はモニターサイズです。最近発売されている製品は25〜35インチのモデルが中心で、選択肢も多くなっています。

ウルトラワイドモニターを活かしたいなら、種類が豊富な35インチ前後を要チェック。広い表示領域を確保できるため、作業はもちろんゲームでも使えるのが魅力です。

ただし、横幅が広いので、購入前に設置する場所の広さが足りているかを確認する必要があります。どうしても置けない場合は小さいサイズのモノをチョイスしたり、壁掛けをしたりなど、設置方法を工夫してみてください。

解像度で選ぶ

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ウルトラワイドモニターで見ておきたいのが解像度。3440×1440のUWQHD解像度をはじめ、2560×1080や3840×1600、なかにはフルHDを4枚並べるよりも大きな5120×2160の5K2K解像度を有したモノまであります。

基本的にはどれも横幅が広く、ゲームやクリエイターソフトの表示領域を増やすことが可能です。画質にこだわりを持つなら、3840×2160の4K解像度に迫るモノを選ぶのもおすすめ。ただし、パソコンのスペックやプレイするゲームが解像度に対応していないと、モニターの性能を十分に発揮できない可能性もあるため注意が必要です。

モニターの形状で選ぶ

平面タイプ

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平面タイプは一般的なモニターと同じ感覚で使用できるため、単純に横のスペースを広げて、仕事や作業の効率を上げたい方におすすめです。

特にフォトショップやCADなどデザイン系のツールを扱う場合には、湾曲タイプだと直線や曲線がわかりにくく感じたり、加工・編集の際に求めている仕上がりと異なるモノができ上がったりするので、平面タイプを選んでみてください。

湾曲タイプ

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湾曲タイプは、モニターが横方向に弧を描くように曲がった製品です。正面から見た際に包み込まれるような没入感と、画面全体を見渡した際に快適な距離感が得られます。

用途としては、ゲームや映画鑑賞などがおすすめ。ゲームの場合は、平面だと画面端が見にくいのに対し、湾曲タイプなら少ない視点移動で情報を把握できます。映画鑑賞の場合は、曲面スクリーンの「IMAX」や3画面表示の「ScreenX」のように、高い没入感で視聴可能です。

なお、正面から見れば画面全体とちょうどよい距離感になりますが、左右から見ると画面の遠近感が上手く取れないことがあります。複数人で同じ画面を共有する場合には不向きなので注意が必要です。

ゲーミングならリフレッシュレートと応答速度もチェック

リフレッシュレートは144Hz以上が人気

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ウルトラワイドモニターをゲーミング用途に使用する方は、リフレッシュレートに注目してみてください。リフレッシュレートとは、ディスプレイの画面情報が、1秒間に何回切り替わるかを示します。Hzによって表現され、数値が大きくなるほど滑らかな映像を楽しめるのが特徴。

快適にゲームプレイをするには、144Hzに対応したモデルがおすすめです。リフレッシュレートの数値が低いと、FPSやレーシングゲームといった動きの速いジャンルをプレイする際に、チラつきやボヤケが発生してしまう可能性があります。

ただし、ウルトラワイドモニターでリフレッシュレートの数値を最大限に反映させるためには、出力元であるデバイスのスペックにも注意しなければなりません。また、Nintendo SwitchとPS4は最大60Hzまで、PS5は最高120Hzまでしか対応していない点に留意しておきましょう。

応答速度は1ms以下のモデルがおすすめ

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ゲーミングを有利に進めたい方は「応答速度」の数値にも注意して選びましょう。応答速度とは、モニターの色が別の色に変化するまでに必要とする時間のことです。映像の残像感を抑えたい方は、応答速度の数値が「1ms以下」のモノがおすすめ。とくに、アクションゲームやFPSを中心にプレイする方は、応答速度にこだわりましょう。

ウルトラワイドモニターのおすすめメーカー

LGエレクトロニクス(LG Electronics)

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LGエレクトロニクスは、韓国の総合家電メーカーです。テレビやモニター、生活家電などを幅広くラインナップ。特に強い分野はテレビ・モニターで、高画質かつ安価な有機ELモデルを数多く展開しています。

ウルトラワイドモニターに関しては、比較的幅広いラインナップから選べるのが魅力です。低価格モデルから高価格なハイエンド機まであるため、予算に応じたモデルを選べます。

エイスース(ASUS)

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エイスースは、高品質かつオリジナリティのある製品を開発しているパソコン関連製品のメーカーです。ウルトラワイドモニターは平面・湾曲ともにラインナップされており、クリエイター向けとゲーマー特化の製品があります。

特に有名なのは「ROG」シリーズと呼ばれるモデル。ゲーマーのために開発されたモニターで、クールなデザインと長時間の利用に配慮された設計が魅力です。

エムエスアイ(MSI)

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エムエスアイは、1986年に設立された台湾のメーカー。パソコンの心臓部であるマザーボードや、グラフィックを左右するビデオカードの分野でトップクラスの生産量を有しています。

ウルトラワイドモニターは、ゲーマー向けに開発された「Optix」シリーズが有名。リフレッシュレートが高く、快適にゲームが楽しめます。

デル(Dell)

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デルは、アメリカのテキサス州を拠点とするメーカーです。注文を受けてから完成品を作る「BTO」の先駆者としても知られています。同社はパソコンの分野で世界レベルのシェアを持っていますが、モニターも有名。なかには49インチの大画面モニターもラインナップされており、作業の効率化が図れます。

ウルトラワイドモニターのおすすめモデル

LGエレクトロニクス(LG Electronics) 29インチウルトラワイドモニター 29WN600-W

29インチのIPSパネルを搭載したウルトラワイドモニター。2560×1080ピクセルの表示領域を備えているため、複数のウインドウを並べて表示することが可能です。モニターをもう1台設置する必要がなく、作業効率の改善が期待できます。

「OnScreen Control」機能を搭載しているのも本モデルの特徴。明るさやコントラストといった設定がWindows上で操作できます。また、ビデオチャット画面・書類・Webサイトなどを同時に表示させるのも簡単。リモートワークなどでも重宝します。

HKC 29インチ ウルトラワイドモニター

価格の安いウルトラワイドモニターを探している方におすすめのモデルです。ゲーミングモニターに多く採用されている、VAパネルを搭載しているのが特徴。応答速度が4msと比較的速いため、ゲームを気軽に楽しみたい方にもピッタリです。

湾曲ディスプレイを採用しているので、ワイドな画面の端から端まで容易に確認できます。ビジネスシーンでも活躍する便利なモデルです。

エムエスアイ(MSI) 30インチ ゲーミングモニター Optix MAG301CR

ゲーミングPCでも人気の「MSI」から発売されている、ゲームに特化したウルトラワイドモニターです。リフレッシュレートが200Hzと、非常に高速な液晶パネルを搭載しているのが特徴。FPSなど動きの激しいゲーム映像も滑らかに描画することが可能です。また、応答速度が1msと速いため、残像の少ない映像を映し出せます。

解像度はWFHD(2560×1080)で、湾曲タイプを採用しているのもポイント。ディスプレイの端から端まで容易に見渡せるので便利です。手頃な価格のゲーミングモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) 34インチ ゲーミングモニター 34GN73A-B

2560×1080の解像度を備えた、34インチのウルトラワイドモニターです。ゲームを広い画面で楽しみたい方におすすめのモデル。144Hzの高リフレッシュレートパネルを搭載しているため、FPSなど動きの激しいゲームでも滑らかな表示ができます。HDR(High Dynamic Range)にも対応しており、黒つぶれが発生しにくいのも魅力です。

AMDの「FreeSync」に対応しているのも本モデルの特徴。パソコンに同社のグラフィックボードを実装している場合、モニターのリフレッシュレートとボードのフレームレートを同期させる機能です。画面のずれの発生を防ぎやすく、ゲームに集中できます。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) 34インチ ウルトラワイドモニター 34WK95U-W

5K2K表示が可能な34インチのウルトラワイドモニターです。非常に広い作業領域と、比較的設置場所が決めやすい手頃なサイズを両立したモデル。国際規格で定められた色領域「sRGB」を135%カバーする「Nano IPS ディスプレイ」を搭載しています。色の再現性に優れているため、クリエイティブな作業をおこなうプロの現場におすすめです。

Thunderbolt 3規格に対応したUSB Type-C端子を備えているのもポイント。映像信号を受けるDisplay Portとして利用できるほか、充電ポートとしても使用できる便利な端子です。85WのPDに対応しているので、ノートパソコンへの充電と映像の表示がケーブル1本でおこなえます。

フレームレスデザインを採用しているため画面への没入感は良好。シンプルなシステム構成で、作業の効率化を図りたい方にピッタリのモデルです。

エイスース(ASUS) 34インチ ウルトラワイドゲーミングモニター ROG SWIFT PG348Q

エイスースのゲーミングブランド「ROG」の名を冠したウルトラワイドモニターです。34インチの曲面液晶ディスプレイを搭載するモデル。視野角の広いIPSパネルを採用しているため、横長画面の隅々まで容易に確認ができます。

リフレッシュレートが100Hzと高速なのが特徴。動きの激しい戦闘シーンを滑らかに表示することが可能です。映像に集中でき索敵行動がしやすいので、一瞬のチャンスも見逃しません。リフレッシュレートが60Hz・100Hzと切り替えられるのもポイントです。

エイスース(ASUS) 34インチ プロフェッショナル液晶ディスプレイ ProArt PA34VC

クリエイターにおすすめのウルトラワイドモニターです。UWQHD(3440×1440)の解像度を持つ34インチ液晶を搭載。フルHDの2.4倍という広い表示領域で、画像の加工や動画の編集作業が効率的におこなえます。sRGBカバー率100%で、優れた色再現精度を有しているのもポイントです。

「ASUS ProArtキャリブレーション技術」を搭載しているのも本モデルの特徴。接続する機器に合わせて最適な色設定がおこなえるおすすめのモデルです。

エムエスアイ(MSI) 34インチ ゲーミングモニター Optix MAG342CQRV

100Hzの高リフレッシュレートパネルを搭載した、34インチのゲーミングモデルです。曲面ディスプレイを採用しているため視認性は良好。「ナイトビジョンモード」を搭載しているので、暗いシーンでもしっかりと視界を確保できます。

エルゴノミクスデザインを採用しているのも本モデルの特徴。高さ調節をはじめ、チルトや回転機能が付いているので、見やすいポジションにセットできます。使い勝手に優れたモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

デル(Dell) 34インチ 曲面ゲーミングモニター ALIENWARE AW3420DW

34インチの曲面ディスプレイを搭載したデルのウルトラワイドモニター。120Hzの高リフレッシュレートパネルを採用しているのが特徴です。

また、NVIDIAの「G-Sync」にも対応しているため、ティアリングを抑えた滑らかな描画が可能。さらに、ゲーム状況に応じて変化する照明機能が備わっており、プレイ中の雰囲気を盛り上げます。FPSタイトルを頻繁にプレイする方におすすめのモデルです。

エイサー(Acer) 34インチ ウルトラワイドモニター CB342CKsmiiphzx

34インチのウルトラワイドモニターです。平面モデルながらIPSパネルを採用しているため、画面端の映像も鮮明に見られます。HDMI×2とDisplayPortを備えており、2台の機器を同時に接続できるのが特徴。2画面表示機能を利用した多様な使い方が可能です。

PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能を利用すれば、パソコン作業をしながらサブ画面でニュース番組の確認も可能。利便性に優れたおすすめのモデルです。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 34インチ ゲーミングモニター GigaCrysta LCD-GCWQ341XDB

比較的手頃な価格で購入できる、ゲーミングモニターを探している方におすすめのモデルです。オーバードライブ機能をオンにすると、応答速度を2msへ高速化できるのが特徴。動きの速いシーンでも残像感を抑えられるので便利です。

DisplayHDR 400に対応しているのもポイント。白飛びや黒つぶれの少ない、見やすい画面でゲームをプレイすることが可能です。

JAPANNEXT 34インチ ウルトラワイドモニター JN-VC34102UWQHDR

100×100mmのVESA規格に対応したウルトラワイドモニターです。壁掛けやモニターアームなど多様な取り付け方法が選べます。

視野角が広く、コントラストの高いP-VAパネルを採用しているのもポイント。映像が綺麗なため、写真や映画の観賞に適しています。また、リフレッシュレートが100Hzあるので、ゲームを楽しむのにもおすすめです。

エイサー(Acer) 35インチ ゲーミングモニター Predator Z35bmiphz

エイサーのゲーミングブランド「Predator」シリーズのウルトラワイドモニターです。9W+9Wのステレオスピーカーを内蔵。外部スピーカーなしでも迫力のサウンドでゲームが楽しめます。プレイヤーを包み込むような湾曲デザインを採用しているため、画面への没入感も良好です。

応答速度は4msと高速。残像の少ないクッキリとした映像が見られます。また、表示の崩れや映像のもたつきを改善できる「G-Sync」にも対応しているなど、ワイド画面でゲームを堪能したい方におすすめのモデルです。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) 37.5インチ ウルトラワイドモニター 38WK95C-W

マルチタスクを駆使したパソコン作業だけでなく、映画や動画の鑑賞にもおすすめのウルトラワイドモニターです。HDR10に対応しているため、明暗差の大きな映像もクッキリと表示することが可能。sRGBカバー率は99%あり、色の再現性にも優れています。

10W+10Wのステレオスピーカーを搭載しているのもポイント。映画を大迫力かつハイクオリティなサウンドで視聴することが可能です。

また、Bluetooth接続ができるため、スマホの音楽を楽しむワイヤレススピーカーとしても利用できます。シンプルなデザインのスタンドには、高さ調節やチルト機能が付いているので便利です。

エイゾー(EIZO) 37.5インチ ウルトラワイドモニター FlexScan EV3895

曲面パネルを採用している37.5インチのウルトラワイドモニターです。UWQHD+(3840×1600)の広い表示領域を備えているため、複数のウインドウを立ち上げて効率的に作業がおこなえます。

有線LANポートを搭載しているのが特徴です。USB LANアダプター機能を備えており、LAN端子のないノートパソコンでも容易にネットワークへ接続することが可能。Wi-Fi環境のないオフィスでも重宝するおすすめのモデルです。

フィリップス(Philips) 43インチ SuperWide 液晶ディスプレイ 439P9H1/11

アスペクト比が32:10のウルトラワイドモニターです。デュアルディスプレイ環境をシンプルにしたい方におすすめのモデル。一般的なモニターを2台並べたような表示領域が1台で実現できます。

また、電源供給ができる「USB Type-Cドッキングステーション」を内蔵しているのもポイント。ノートパソコンの充電と映像の表示がケーブル1本で済むため、デスクの上がスッキリと整理できます。

エイスース(ASUS) 49インチ ゲーミングモニター ROG Strix XG49VQ 49インチ

アスペクト比が32:9と横長の49インチゲーミングモニター。144Hzの高リフレッシュレートパネルを採用しており、目まぐるしく展開するシーンも滑らかに表示できます。

「FreeSync2 HDR」技術を搭載しているのが特徴。HDR画面の表示処理に伴う遅延を抑え、明暗差の大きな映像を鮮明かつスムーズに描画できます。

「GamePlus」機能を備えているのもポイント。画面上に照準などの表示ができるため、ターゲッティングがしやすくゲームを有利に進められます。

デル(Dell) 49インチ ワイド曲面モニター U4919DW

解像度が5120×1440と広大な表示領域を備えた、49インチのウルトラワイドモニターです。パソコン作業の効率化を図りたい方におすすめのモデル。複数のウインドウを並べて配置できるため、Webサイトの内容を参照しながら文書を作成するといったことが簡単にできます。

入力インターフェースはDisplayPortと2つのHDMIポートを搭載。2台のパソコンの画面を同時に表示することも可能です。デスクトップパソコンを使いながらノートパソコンのデータを確認するなど、さまざまなシーンで活躍します。

エイサー(Acer) 49インチ ウルトラワイドモニター EI491CRPbmiiipx

できるだけ広い視野でゲームをプレイしたい方に適した、アスペクト比32:9のウルトラワイドモニター。広範囲の状況がいち早く把握できるため、戦闘を有利に進めることが可能です。DisplayHDR 400に対応しており、影に潜む敵も容易に発見できます。

VESA規格(75×75mm)に対応しているのも本モデルの特徴。壁やモニターアームへ取り付けられるので、デスク上のスペースが限られている方にもおすすめです。