ワイドモニターをさらに横に広げた「ウルトラワイドモニター」。今までモニターを複数台使用していた方とっては、1台のモニターに集約できるとあって、「快適なPC作業が行えるようになった」との声も聞きます。

そこで今回は、おすすめのウルトラワイドモニターを紹介します。基礎知識や選び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ウルトラワイドモニターの使用目的を考えよう

WEBサイト制作をはじめ、CAD、画像編集、動画作成などのクリエイティブワークに役立つウルトラワイドモニター。仕事での利便性に注目されがちですが、実はこのほかにもさまざまな用途があります。

ゲーミング用

ウルトラワイドモニターは、ゲーミング用のモニターとしてもおすすめです。ウルトラワイドの解像度に対応しているゲームの場合、通常のモニターと比べて見える範囲が横長に広がります。例えば、FPSならばターゲットの動きをいち早く察知できるので、ライバルよりも有利な条件で戦うことができるのです。

また、ゲーム画面が広がることによってHPバーやマップなどUIの占める割合が減り、よりゲームの世界への没入感がアップします。ゲームを気軽に楽しみたいプレイヤーはもちろん、ベテランゲーマーの方にもおすすめです。

映画鑑賞用

ウルトラワイドモニターは映画のスクリーン比率に則した、いわゆる「シネスコサイズ」。シネスコとは「2.35:1」のアスペクト比のことですが、ウルトラワイドモニターで表示するのに最適なサイズなのです。

もちろん一般モニターでもシネスコサイズの映画を鑑賞することはできますが、ウルトラワイドモニターなら上下の黒帯が入らないので、より映像に集中できます。映画をもっと楽しみたいという方におすすめのモニターです。

ウルトラワイドモニターのメリット

ウルトラワイドモニターは画面が大きいだけではありません。ほかにも「パソコン周りの整理整頓に役立つ」というメリットがあります。作業効率を上げるためにマルチモニターを採用する場合、モニターの台数分コンセントやケーブルが必要になるため、配線が複雑になりがち。

しかし、ウルトラワイドモニターならば1台でOK。パソコン周りがスッキリするのでおすすめです。たこ足配線は火災の原因になります。ケーブルが多くて悩んでいるという方は、ウルトラワイドモニターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ウルトラワイドモニターの選び方

サイズで選ぶ

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サイズは、25~34インチ程度のものが一般的。25インチであれば横幅60cm程度、34インチであれば横幅80cm程度が目安です。ゲーミング用としてウルトラワイドモニターを採用するのならば、メリットを最大限生かすためにも34インチの製品をおすすめします。

リフレッシュレートで選ぶ

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リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に何回画面を書き換えることができるかを表したものです。単位はHz(ヘルツ)を用います。

例えば、リフレッシュレートが30Hzであれば1秒間に30回書き換え、60Hzであれば1秒間に60回書き換えることが可能です。この数字が大きいほど映像が滑らかになります。ただし、大きければいいというわけではないので注意しましょう。

例えば、1秒間に120回書き換えを行うモニターだとしても、パソコン本体が1秒間に30回しか映像を更新できていないのならば、モニターの性能を生かすことができません。場合によってはマシンスペックを上げる必要もあります。

解像度で選ぶ

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解像度とは、画面にどれだけのピクセルがあるのかを表したものです。例えば、1980×1080のモニターなら、横方向に1980ピクセル、縦方向に1080ピクセルあることを意味します。解像度が高いほど、画像が精細に見えたり、多くの情報を表示したりすることが可能です。

解像度だけならばウルトラワイドモニターよりも4Kモニターの方が高いのですが、4K対応のゲームはマシンに高いスペックを要求します。高フレームレートで安定してゲームを遊びたい場合は、ウルトラワイドモニターがおすすめです。

ウルトラワイドモニターのおすすめ

LGエレクトロニクス(LG Electronics) 34UC79G-B

横に大きいウルトラワイドモニターの魅力を生かせる34インチモデルです。ゲーミングに適した曲面モニターとなっていて、迫力ある臨場感が楽しめます。また、リーズナブルな価格ながら、リフレッシュレートは144Hz。FPSや格闘ゲームなど、コンマ数秒を競うゲームにおすすめです。

1コマ毎に黒い画面を挿入する「1ms Motion Blur Reduction」機能によって、残像感が抑えられているのもポイント。また、マシンとモニターのリフレッシュレートを同期させる「FreeSyncテクノロジー」、タイムラグを軽減する「DASモード」、暗くて見づらいシーンを明るくする「ブラックスタビライザー」など、ゲームを快適に遊ぶための工夫が随所に施されています。

エイスース(ASUS) PG348Q

コスパ良好なウルトラワイドモニター。解像度は3440×1440ピクセルに対応。現行販売されているウルトラワイドモニターの中ではハイレベルな映像を楽しむことができます。リフレッシュレートは最大100Hz。なお、背面のボタンで自由にリフレッシュレートを切り替えることができるのもポイントです。

最大の特長はNVIDIAの「G-SYNC」に対応しているところ。入力遅延などを抑える技術で、よりストレスフリーで映像が楽しめます。また、ブルーライトやフリッカー(画面のちらつき)を最小限にする「ASUS Eye Careテクノロジー」も搭載されているので、長時間のゲームプレイもしっかり対応できます。

エイサー(Acer) Z35bmiphz

本体の台座部分にライトがついていたり、ベース部分に赤いアルミが使われていたりと、メカニカルなデザインが特徴のウルトラワイドモニター。

色調整や照準点など、液晶設定を自分好みにカスタマイズできるのがポイントです。設定は3つまで保存することができるため、ゲームに合わせたユーザー好みの設定に切り替えることも容易。また、リフレッシュレートは144Hzで、滑らかな映像が楽しめます。

NVIDIAの「G-SYNC」に対応していることはもちろんですが、それ以外にも「NVIDIA ULMB」と呼ばれる画面のブレを軽減するテクノロジーを搭載。高フレームレートでも鮮明にゲームをプレイできます。

ベンキュー(BenQ) XR3501

35型の大型サイズでありながら、144Hzのリフレッシュレートを採用したウルトラワイドモニター。視野角が広いAMVA+パネルを採用しており、ダイナミックな映像美を体感できます。他にも、ゲーム内での暗い場面が見やすくなる「Black eQualizer機能」や目に優しい「ブルーライト軽減モード」など、ゲーマーにとって便利な機能が充実しているのもポイントです。

また、PBP(ピクチャーバイピクチャー)やPIP(ピクチャーインピクチャー)と呼ばれる機能を搭載することによって、別々の映像を2つ同時に表示することが可能。動画コンテンツや攻略サイトを見ながらゲームをプレイすることもできます。