寒冷地域でもあたたかさを実感できる暖房性能が高い「エアコン」。ワンルームに対応するコンパクトサイズから、広いリビングでも使用できる製品まで、ラインナップは豊富です。製品ごとに機能性や使いやすさが異なるので、あらかじめ特徴をチェックしておきましょう。
今回は、暖房性能が高いおすすめのエアコンをピックアップ。エアコンの暖房を使用するメリットやデメリット、選び方についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- エアコン暖房のメリット
- エアコン暖房のデメリット
- 暖房能力の高いエアコンの選び方
- 暖房能力の高いエアコンのおすすめメーカー
- 暖房能力の高いエアコンのおすすめ
- エアコン暖房の上手な使い方
- エアコン暖房の1ヶ月の電気代は?
- エアコン暖房はつけっぱなしのほうが電気代を節約できる?
エアコン暖房のメリット
エアコンの暖房は、火を使わないので空気を汚さずに快適に暖をとれるのがメリットです。石油ストーブのように灯油を使ったり、火をつけたりすることはありません。ほかの暖房機器と比べて火傷や火災を起こす可能性が低く、小さい子どもやペットがいる家庭でも気軽に使用できます。
また、エアコンは、灯油を購入する手間やコストもかかりません。石油ストーブと比べて通年エネルギー消費効率も高く、節電効果が期待できます。暖房性能だけでなく、省エネ性能を重視している方にもおすすめです。
エアコン暖房のデメリット
エアコンの暖房は、温度ムラが発生しやすいのがデメリットです。空気の性質上、あたたかい空気は部屋の上部に溜まりやすい傾向があります。暖房能力が低いエアコンは、低い場所があたたまらず、底冷えを解消できない可能性があるので注意しましょう。
寒冷地向けや、暖房能力が高いエアコンは、気流をコントロールする機能を搭載しています。床に向けて温風を届ける機能を搭載した製品は、足元から温もりを実感しやすいのが特徴です。エアコンのデメリットを解消したい方は、暖房能力に優れた製品を選びましょう。
暖房能力の高いエアコンの選び方
適用畳数は暖房の数値を目安に余裕を持って選ぶ
適用畳数とは、部屋の広さに応じた暖房の目安です。適用畳数6〜8畳の場合、木造住宅なら6畳、鉄筋コンクリート住宅なら8畳に適しています。適用畳数の数値が大きいほど、より広い部屋をあたためられるのが特徴です。
鉄筋住宅の方が木造住宅よりも気密性が高いので、同じ間取りでも部屋の種類ごとに適用畳数が異なります。
適用畳数は、あくまでも目安です。住居の間取りや日当たり、地域ごとにあたたかさが変化します。暖房性能を重視している方は、なるべく実際の間取りよりも適用畳数が広い製品を選びましょう。
暖房能力数値の大きいモデルを選ぶ
暖房性能を重視している方は、暖房能力数値の大きい製品を選びましょう。暖房性能は「kW」の単位で表します。「kW」の数値が大きいほど、暖房性能に優れているのが特徴です。
適用畳数が同じ製品でも「kW」が異なります。同じ適用畳数で迷ったときは「kW」をチェックしましょう。暖房性能に優れたエアコンのなかには、4.0kW以上の製品も存在します。
電気代が気になるなら省エネ性能をチェック
毎月の電気代が気になる方は、「省エネ性能達成率」や「通年エネルギー消費効率(APF)」の数値をチェックしてみてください。
「省エネ性能達成率」とは、省エネ目標基準に対してどれくらい達成しているのかを表している数値です。数値が大きいほど、省エネ性能に優れています。
「通年エネルギー消費効率(APF)」とは、1のエネルギーを何倍にできるか表した数値です。エアコンのエネルギー性能を示しています。「通年エネルギー消費効率(APF)」の数値が大きいほど、エネルギー消費効率に優れた製品です。
暖房効果を高める機能をチェック
人感センサー・温度センサー
暖房性能が高いエアコンを探す際には、人感センサーや温度センサーの性能についても確認しておきましょう。エアコンのなかには、センサーで部屋や人の温度を測ることで、快適な温度へと調節するモデルも存在します。
また、日当たりなど部屋の状況を認識して、適切な風向きや風量へと自動調整するモデルや、人感センサーで人を認識すると自動で運転を開始するモデルもあります。使用シーンを想定し、必要なセンサー機能を搭載しているモノを選ぶのもおすすめです。
湿度コントロール
湿度をコントロールする機能が搭載されているエアコンを選ぶと、効率的に部屋をあたためられます。一般的に湿度が上がると体感温度も上がるといわれているため、電気代を抑えながらあたたかい空間をつくるには、湿度に気を配ることも重要です。
湿度は高すぎるとカビや結露のリスクが上がる反面、低すぎるとウイルスの活動が活発化するおそれもあります。ちょうどよい湿度を保つことも暖房を使う際には大切です。
霜取り機能
エアコンを選ぶときには、高性能な霜取り機能を備えているモノを探してみましょう。エアコン暖房にかかせない室外機の霜取り運転ですが、霜取り中は暖房が一時的に停止して室温が下がります。しかし、製品のなかには霜取り運転中に暖房が停止せず、室内のあたたかい環境を維持しやすいモデルもあります。
寒さの厳しい地域でも、運転時にあたたかさが途切れないのが魅力。あたたかさを持続したい場合は、高性能な霜取り機能を備えたモノを取り入れてみるのもおすすめです。
自動掃除機能
自動掃除機能を搭載しているモデルかどうかも、暖房性能が高いエアコンを購入する際には確認しておきたいポイントです。エアコンは複雑な設計のため、汚れがついたとしても内部までお手入れしにくいことも多々あります。
各メーカーのラインナップのなかには、フィルターに付着したホコリを自動で掃除したり、汚れを洗い流してくれるなど、内部を自動でキレイにしてくれるモデルもあります。お手入れがラクなうえ、清潔さを保ちやすいのが魅力です。
スマホ連携機能
専用アプリを使ってスマホ連携ができるモデルを選ぶと、外出先などからもエアコンを操作できて便利です。また、エアコン操作だけでなく、位置情報などの活用によって切り忘れ通知などを確認できるのもメリット。家に近づいた際に通知がきて運転開始をすすめてくれるモノもあり、帰宅前に部屋をあたためられるのもポイントです。
また、電気代を確認できる機能を備えているモデルもあります。使用量の見える化により、節約を意識したい方におすすめです。
北海道や東北・北陸地方の方には寒冷地用エアコンも
北海道や東北・北陸地方の場合、冬の時期は氷点下となります。一般的な室外機だと排水ホースが凍結したり、電器部品が故障したりする可能性が高いので注意。過酷な環境下でエアコンを使用する方は、寒冷地向けのエアコンを選びましょう。
暖房性能に優れたエアコンのなかには、氷点下の環境にも耐えられる製品が存在します。室外機に「ドレンパンヒーター」を備えた製品は、結露水の凍結を防げるのが特徴です。また、降雪地域では、専用の防雪フードを設置しましょう。
暖房能力の高いエアコンのおすすめメーカー
ダイキン(DAIKIN)
ダイキンは、空調・化学・フィルタを柱に事業展開しているメーカーです。個人向けでは、空気清浄機やエアコン、暖房機などの製品を手がけています。
ダイキンは、暖房性能に優れたエアコン「スゴ暖」を展開しているのが特徴。低外気温にも強い暖房能力を発揮します。氷点下でも暖房能力が変わらず、寒い日でも長時間の連続運転が可能です。
「スゴ暖」は、速暖性に優れているのもポイント。起床時や帰宅後も、すばやく室内をあたためられます。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、家庭用電化製品や住宅設備、オフィス向けのサービスなど、幅広い事業を展開している電機メーカーです。
パナソニックは、暖房強化モデルの「フル暖エオリア」を展開しているのが特徴。該当するシリーズは、UXシリーズとTXシリーズです。「フル暖エオリア」は速暖性に優れているほか、暖かさが長続きします。外気温−25℃の環境でも最高約55℃の運転が可能です。
暖房開始後すぐに温風が吹き出す「すぐでる暖房(AIチャージ)」や、霜取り運転中も暖房が止まらない「エネチャージノンストップ快適暖房」を搭載しています。
日立(HITACHI)
日立は、小平浪平氏が創業した総合電機メーカーです。企業理念として「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を掲げています。
日立は、冷暖房性能ともに優れた「白くまくん」シリーズを展開しているのが特徴です。エアコンのフラップを細かく制御することで、冷えやすい足元に温風を届けられます。約55℃の高温風を吹き出す機能や、部屋の隅々まで温風を広げる「ロング&ワイド気流」を備えているのもポイントです。
三菱電機(MITSUBISHI)
三菱電機は、家庭電器や情報通信システム、産業メカトロニクスなど、幅広い分野の事業に力を入れているメーカーです。
三菱電機は、寒冷地でも快適に使用できる「ズバ暖霧ヶ峰」を展開しています。該当するシリーズは、FDシリーズ・ZDシリーズ・XDシリーズの3種類です。床置形では、HKシリーズも含まれます。
「ズバ暖霧ヶ峰」は、霜取り中もあたたかさが途切れないのが特徴です。室外機の熱交換器を上下に分ける「デュアルオンデロスト回路」を採用。吹き出し温度をキープするため、快適な室内空間を保ちます。
暖房能力の高いエアコンのおすすめ
ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン スゴ暖 DXシリーズ S285ATDP
節電機能がついている暖房エアコンを探している方におすすめの製品です。室内が設定温度と湿度に到達すると、自動で消費電力を抑える機能を搭載。長時間使用しても経済的に部屋をあたためられます。さらに、外気温-25℃での運転も可能。積雪地域でも安心して使えます。
また、「AI快適自動運転」機能がついているのもメリット。床や壁の温度をセンサーで認識することに加えて、ユーザー好みの運転を記憶・学習します。冷房時・暖房時ともに、空間全体を適切な温度に自動調整できるため便利です。
本体のお手入れが簡単なのもうれしいポイント。運転により発生した結露水を利用して熱交換器を洗浄できる「水内部クリーン」機能など、さまざまな清掃機能が充実しています。スマホ連携ができるのも特徴のひとつ。外出先からでも電源のオンオフ操作ができるためおすすめです。
ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン スゴ暖 HXシリーズ S285ATHP
省スペースで設置できる暖房エアコンが欲しい方におすすめのアイテム。大きさは高さ250×奥行き265mmと、窓上やカーテンレール上などにも設置しやすいのが魅力のひとつです。また、本体上部に「ナナメカット」形状を採用しているのもメリット。上方に加えて前方からも空気を吸い込めます。
最大60℃の高温風モードを搭載しているのもポイント。冬場の起床時や帰宅時にもすばやく部屋をあたためられます。室外機には結露水の凍結を防げる「ドレンパンヒーター」を採用。加えて、高性能な霜取り運転機能がついており、寒さの厳しい地域でもしっかりと使えます。
フィルターの自動清掃機能を備えているのも特徴。エアコンの運転後にフィルターを自動ブラッシングすることで、目詰まりを抑えられると謳っています。お手入れは、ダストボックスのホコリを捨てるだけで完了するため便利です。
ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン スゴ暖 KXシリーズ S285ATKP
スマートフォンとの連携機能が使える暖房エアコンを求めている方におすすめの製品です。専用アプリ「ダイキンスマートアプリ」の使用により、外出先からのエアコンオンオフ操作をはじめ、部屋の湿度や温度を確認可能。また、GPSを活用することで自宅に近づいた際に運転を開始したり、切り忘れを通知できたりするのもメリットです。
1年を通してパワフルに運転ができる「タフネス暖房・冷房」設計も魅力。冬場は外気温が-25℃でも暖房運転が可能なうえ、夏場は外気温50℃まで冷房運転ができます。1台で夏も冬も快適に過ごせるため便利です。
加えて、高温防止モードがついているのもポイント。部屋が高温になると自動で冷房運転を行い、適切な温度に調整します。身体に風が直接あたりにくい気流を採用しているのもポイントです。
パナソニック(Panasonic) フル暖エオリア UXシリーズ CS-UX285D2
霜取り運転中でも暖房が止まらないのが特徴の暖房エアコンです。独自技術の「ハイブリッドエネチャージ」により、暖房運転を行いながら蓄えた排熱で室外機の霜取りをするため、あたたかさを維持できます。寒さの厳しい時期でも、室内の温度を下げずに運転を続けられるので便利です。
「室温みはり」機能がついているのもポイント。運転停止中にも部屋の温度と湿度をセンシングし、寒い状態が10分間続くと自動で運転を開始します。暖房をつけるタイミングに迷ってしまう方にもおすすめです。さらに、高い暖房性能を備えているのもメリット。外気温-25℃の場合にも、最高約55℃の温風を吹き出せます。
「ナノイーX」を搭載。清潔な状態を保ちながら使えます。
パナソニック(Panasonic) フル暖エオリア TXシリーズ CS-TX405D2
コンパクトサイズの暖房エアコンを求めている方におすすめのアイテム。大きさは、幅798×奥行き239×高さ295mmです。スタイリッシュなデザインもうれしいポイント。ミニマルな印象のフォルムに加えて、マットな質感を採用しています。空間に調和しやすい製品です。
スマートフォンとの連携ができるのも特徴のひとつ。専用アプリ「エオリアアプリ」により、毎月の電気代を確認したり、切り忘れ通知を受け取ったりできます。
日立(HITACHI) メガ暖白くまくん XKシリーズ RAS-XK2825D
省エネ機能を備えた暖房エアコンを探している方におすすめの製品。寒さの厳しい冬場でも、部屋をしっかりとあたためながら使用コストを抑えられます。「リバースファンデフロスト暖房」機能を備えており、独自技術により霜取りをアシスト。除霜運転時にも室温低下の時間を短くできるため快適です。
また、自動清掃機能がついているのもメリット。凍結洗浄とファンお掃除ロボの組み合わせにより、ファンに付着したホコリと熱交換器や排水トレーの汚れをしっかりと清掃可能です。お手入れの手間を軽減したい方にも適しています。
専用アプリ「白くまくん」との連携により、スマートフォンからの操作でさまざまな便利機能を使えるのもポイント。外出先からエアコン操作ができるほか、切り忘れ通知などにより不要な電力の消費を抑えられます。
日立(HITACHI) メガ暖白くまくん RKシリーズ RAS-RK2525S
設置しやすいモノが欲しい方におすすめの暖房エアコンです。本製品は100V電源で駆動する薄型モデル。奥行きは250mmと、存在感を抑えて部屋の雰囲気に調和しやすいのもメリットです。小さめのお部屋への設置にも適しています。
「おすすめ設定温度モード」を搭載しているのもうれしいポイントです。リモコンでの事前設定により、設定温度の上げすぎや下げすぎを抑えられて便利。「温風プラス」機能を使用すると、外気温が-15℃でも約50℃の高温風を出せるのも特徴のひとつです。
霜取り運転時の室温低下を抑えられる「あらかじめ温風」機能がついているのも魅力。霜取り運転前に強力運転を行うことで、快適な室温を保てます。
日立(HITACHI) メガ暖白くまくん EKシリーズ RAS-EK28R2
部屋のすみずみまでしっかりとあたためられる暖房エアコンを求めている方におすすめのアイテムです。「ロング・ワイド気流」設計を採用。10m先まで気流が届く大きな上下フラップと最大180°の左右ルーバーにより、部屋のどこにいても快適に過ごせます。
エアコン内部を自動で清潔に保つ機能が充実しているのもメリットです。本体には「ステンレス・クリーン システム」を採用。内部のさまざまなパーツにステンレス素材を使用することで、エアコン内部を清潔に保てます。
また、「温風プラス」機能がついているのもポイント。外気温が-15℃の低温でも、約55℃の高温風運転を30分間継続可能です。帰宅時など、部屋をすばやくあたためたいときにも便利に使えます。
三菱電機(MITSUBISHI) ズバ暖霧ヶ峰 FDシリーズ MSZ-FD5625S
「ハイパワー」運転モードを搭載している暖房エアコン。最高約60℃の温風を足元へ吹き出します。冷えやすい足元から部屋をあたためるため、快適に過ごしやすくおすすめです。
「快適ノンストップ暖房」機能を備えているのも魅力のひとつ。室外機の霜取り時にも、暖房運転を続けられます。霜取り中の室温低下を抑え、運転時には常にあたたかい空間を維持できるため便利です。
また、AIを搭載した省エネ機能がついているのもポイント。バイタルセンサー「エコモアイ」により、室内にいる人の脈を非接触で計測します。脈のゆらぎ方からユーザーの快・不快を判断し、温度や風向きを自動で調整。細かな操作なしでちょうどよい環境をつくれます。
三菱電機(MITSUBISHI) ズバ暖霧ヶ峰 ZDシリーズ MSZ-ZD2825S
赤外線センサーにより、足元を重点的にあたためられるおすすめの暖房エアコン。「室温キープシステム」を搭載しており、霜取り時に暖房運転を続けられるのもポイントです。また、熱交換器に温風を吸い込ませて急速暖房を行う「急速Wヒート」を搭載しています。
スマートフォンとの連携も可能。使用空間をサーモ画像で見守れる機能や、ユーザーの位置情報を活用して消し忘れを防ぐ機能などを備えています。
三菱電機(MITSUBISHI) ズバ暖霧ヶ峰 XDシリーズ MSZ-XD3625S
1台の暖房エアコンで2つの気流をつくれるおすすめのアイテム。「2か所同時空調」機能により、左右2つのフラップを独立制御します。赤外線センサーで人がいる場所を認識し、効率よく温風を届けられるため便利です。
また、お手入れが簡単なのもうれしいポイント。本体には「フィルターおそうじメカ」を搭載しており、運転停止後にホコリなどの汚れを自動で集めます。約10年分相当の大容量ダストボックスを備えているので、ホコリを捨てる手間が少ないのも特徴です。
さらに、前面パネルやフラップは取り外し可能。左右風向フラップは開閉可能なため、通風路の中まで手を入れて掃除できます。
富士通(FUJITSU) ノクリア ZNシリーズ AS-ZN285S2
人がいないときに、室温の下がりすぎを防ぐおすすめの暖房エアコン。「10℃暖房」機能を搭載しており、夜間や外出時にも空間を約10℃に保つことで、帰宅時や起床時にすばやく快適な室温に調整します。
強力運転機能「あったかアップ」がついているのもメリット。暖房運転中に吹き出す風の温度を一時的に上げることで、足元などをしっかりとあたためられます。また、暖房運転を続けながら霜取りができる「バイパス暖房」設計を採用。運転中の室温低下を防げるため便利です。
自動清掃機能が充実しているのもポイント。熱交換器加熱除菌を行うほか、フィルターの自動掃除機能などを備えています。加えて、送風路や風向板に防カビ効果のある素材を使用しているのも魅力のひとつです。
日立(HITACHI) メガ暖白くまくん FDシリーズ RAF-D36F
足元からあたたかい温風を送れるおすすめの暖房エアコン。床置きタイプのため、冷えやすい足元がしっかりとあたたまります。霜取り時に暖房運転が止まらない「デュアルバイパス暖房方式」を採用しているのもうれしいポイント。室外機の熱交換器を2つに分割することで片方ずつ霜取りを行い、暖房運転が途切れることなく続きます。
「ホットモード」が使えるのも魅力のひとつ。モードを選択すると吹き出す風の温度を高められます。部屋がある程度あたたまって設定温度に達した後、もうすこし部屋をあたたかくしたい場合にも便利です。なお、本製品は床置きのほか、壁掛けにも対応しています。
「スピード暖房」性能を備えているのもポイント。外気温2℃時には、約6分で足元をあたためられると謳っています。
日立(HITACHI) メガ暖白くまくん PKシリーズ RAP-K28SD
天井に取りつけられる暖房エアコンを求めている方におすすめの製品です。本モデルは一方向天井カセットタイプで、寒冷地でもしっかりと部屋をあたためられるのが魅力のひとつ。外気温-15℃時にも暖房運転できるため便利です。
自動清掃機能がついているのもメリット。「凍結洗浄Light」機能を搭載しており、熱交換器を凍らせてできた霜を一気に溶かすことで、汚れを自動で洗い流せます。エアコン内部の清潔さを保ちやすく、快適に使えるアイテムです。
ステンレスフィルターを採用しているのも特徴のひとつ。油汚れに強く、汚れを落としやすいため簡単にお手入れができます。
三菱電機(MITSUBISHI) ズバ暖霧ヶ峰 HKシリーズ MFZ-HK5022AS
床置きタイプの暖房エアコンを探している方におすすめの製品。本体はマットな質感とスクエア形状のミニマルな外観で、さまざまなインテリアに調和しやすいのもメリットです。
「Wヒートツインフロー」機能を搭載しているのもポイント。上下2方向から気流をつくることで、身体が風にあたるのを抑えながら部屋をあたためられます。
さらに、スマホ連携に対応。専用アプリ「霧ヶ峰REMOTE」の活用で、外出先からのエアコン操作や週間スケジュールタイマーを設定可能です。
エアコン暖房の上手な使い方
エアコン暖房を使うときには、頻繁にスイッチのオンオフをしすぎないことを意識してみましょう。電力を多く消費する場合があるため、オンオフを繰り返すとかえって電気代がかさむ原因になります。
また、加湿器を併用するのもおすすめ。乾燥が気になるときに便利なうえ、湿度が上がると体感温度も上がるといわれています。
さらに、カーテンをうまく使うのも重要。太陽熱を取り入れられる昼間はカーテンをあけて熱を取り込み、夜間はカーテンを閉めて保温効果を高めることで効率よくあたたかさを維持できます。
エアコン暖房の1ヶ月の電気代は?
エアコン暖房の1ヶ月の電気代は、電気代単価(kWh)×1ヶ月あたりの消費電力量から求められます。しかし、エアコンの性能や部屋の広さ、使い方によっても電気代は左右されるので、計算する際は自分の使用状況などをしっかりと考慮しましょう。
また、エアコン暖房は夏場の冷房に比べて電気代が高くなる傾向があります。電気代が気になる方は、快適かつ省エネに使用できるモデルを選んでみてください。
エアコン暖房はつけっぱなしのほうが電気代を節約できる?
24時間電源をつけっぱなしにしたエアコンと、30分間隔で電源をつけたり消したりした場合の消費電力量を比較すると、電源をつけっぱなしにした方が消費電力量が小さいといわれています。
エアコンは設定温度を維持するよりも、運転開始直後の室内温度と設定温度の差をうめるときに多くの電力を消費します。頻繁に電源をつけたり消したりすると、節電とは逆効果になるので注意しましょう。
一方、長時間の外出や就寝時は、つけっぱなしよりも電源を切った方が消費電力は小さいため、留意しておきましょう。
暖房性能に優れたエアコンを探している方は、寒冷地向けエアコンも選択肢のひとつです。氷点下や降雪の環境にも耐えられる製品が存在します。暖房性能を重視する方は、暖房能力数値である「kW」の大きい製品を選びましょう。電気代が気になる方は、省エネ性能をチェックしておくことが大切です。