豊富なラインナップを揃えているダイキンのエアコン。AIを活用した機能やスマートフォン連携機能など、シリーズごとに機能性が異なるので、用途や設置場所に適したモノを選ぶことが大切です。
今回は、ダイキンが手がけるシリーズのなかから、おすすめの製品をピックアップ。選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
ダイキンのエアコンの特徴

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ダイキンのエアコンは、冷房や暖房の基本性能はもちろん、加湿や除湿機能に優れているのが特徴です。
なかには、AIを活用した製品も存在。人の存在や、床・壁の温度を検知して快適な運転を行うのがポイントです。余計な消費電力を低減するため、省エネ効果が期待できます。また、専用アプリを利用し、スマートフォンとエアコンの連携も可能。遠隔で電源や運転モードの操作ができます。
さらに、ダイキンのエアコンは、ラインナップが豊富なのも魅力。一人暮らしやファミリー向けなど、ライフスタイルに適した製品を見つけられます。そのほか、「換気できるエアコン」や「寒冷地向けエアコン」など、用途や設置環境に適した製品を手がけているのもポイントです。
ダイキンのエアコンの選び方
ダイキンのエアコンの機能をチェック
給気換気・排気換気

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「給気換気」とは、屋外の新鮮な空気をあたためて室内に届ける機能のことです。換気をしながら部屋を暖房できるのが魅力。寒い季節や雨天時など、窓を開けて換気しにくいときにも活躍します。「給気換気」を搭載しているのは、R・M・VXの3シリーズです。
「排気換気」とは、室内にこもりがちな熱気などを屋外に排出する機能のこと。エアコンを運転しながら換気を行えるのが特徴です。
なかには、屋内と屋外の温度差を検知し、自動で排気運転を開始する「スマートアシスタント排気」機能を備えたモデルも存在。なお、「排気換気」と「スマートアシスタント排気」を搭載しているのは、Rシリーズのみです。
無給水加湿(うるる加湿)

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無給水加湿とは、外気に含まれる水分を利用して加湿暖房を行う機能のことです。対応している製品なら、乾燥しやすい室内を加湿暖房できます。
無給水加湿は空気中の水分を利用するため、給水不要なのがメリット。お手入れの手間を軽減できるのも魅力です。付属リモコンにより、加湿・除湿などの湿度設定が可能。一般的な加湿器とは加湿方法が異なるため、加湿量は外気の状況によって差が生じる点は留意しておきましょう。
ストリーマ(空気清浄・内部クリーン)

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ダイキンのエアコンは、独自の空気清浄化技術「ストリーマ」を搭載しています。空気成分と合体した高速電子が、有害物質を酸化分解するのが特徴です。ストリーマ技術を活用した「ストリーマ内部クリーン」機能により、熱交換器にストリーマを照射。カビの繁殖やニオイの原因菌を低減できるのも魅力です。
また、ストリーマ空気清浄機能は、エアコン内部だけでなく、浮遊するウイルスを少なくする効果が期待できます。ストリーマによる空気清浄・内部クリーン機能は、さまざまなシリーズで利用可能です。
AI快適自動運転

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「AI快適自動運転」とは、AIが床温度・壁温度を検知して快適な運転を行う機能のことです。過去の使用状況を参考に、自動で運転を切り替えます。また、温度調節だけでなく、除湿・加湿コントロールも可能。細かいリモコン操作不要で、室内環境を過ごしやすい状態に保てます。
さらに、人の存在を検知し、給気換気量を調節する機能も搭載。在室しているときは換気量を増加させ、不在のときは換気量を控えます。
快適気流

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ダイキンのエアコンは、垂直気流やサーキュレーション気流など、空気の流れをコントロールする機能も搭載しています。垂直気流は、フラップを下向きにして壁から床に沿ってあたたかい空気を送風する機能です。空気の性質を利用し、足元から温風を届けます。
サーキュレーション気流は、フラップを上向きにして冷たい空気を天井に沿わせて送風する機能です。部屋の隅まで空気を届けられるので、温度ムラを低減できます。垂直気流・サーキュレーション気流ともに、身体に風があたりにくいのが魅力です。
スマートフォン連携

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ダイキンが手がける専用アプリ「Daikin APP」をインストールすると、スマートフォンとエアコンの連携ができます。アプリを利用し、電源や運転モードの設定が可能。直感的に把握できる操作画面で、簡単に使いこなせます。
なかには、GoogleアシスタントやAmazon Alexaなど、スマートスピーカーに対応した製品も存在。声をかけるだけで、各種操作を実行できます。冷暖房だけでなく、使いやすさを重視した設計を採用しているのも魅力です。
シリーズをチェック

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ダイキンは、さまざまなシリーズのエアコンを手がけています。シリーズごとに機能性が異なるため、自分の用途や目的を明確にしておくことが大切です。
「換気できるエアコン」は、Rシリーズ・Mシリーズ・VXシリーズ。また、Aシリーズ・Fシリーズは除湿機能に優れているのが特徴です。Dシリーズ・Hシリーズ・KXシリーズはスゴ暖を採用しており、寒冷地でも優れた暖房性能を発揮します。
Sシリーズ「risora」は、自分好みのパネルカラーを選択できるため、デザイン性を重視している方におすすめです。そのほか、Cシリーズ・Fシリーズ・Eシリーズは、水内部クリーン機能などが充実しています。
対応畳数をチェック

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対応畳数とは、どれくらいの広さまでエアコンの性能を発揮できるのか表した目安です。対応畳数は、木造住宅と鉄筋住宅ごとに異なります。例えば、対応畳数「9〜12畳用」と記載されている場合、木造住宅9畳用・鉄筋住宅12畳用です。
また、冷房・暖房によっても対応畳数が異なる点は留意しておきましょう。ダイキンのエアコンは、一人暮らし向けのモノからオフィス向けのモノまでラインナップが豊富。設置場所に適した製品を見つけられます。
APF値をチェック

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APFとは「Annual Performance Factor」の略称であり、通年のエネルギー消費効率を表します。APF値が大きいほど、省エネ性能に優れているのが特徴です。
同じシリーズのモデルでも、対応畳数によってAPF値が異なります。省エネ設計を重視している方は、通年エネルギー消費効率の数値を参考に製品をチェックしましょう。
ダイキンのエアコンのおすすめ
ダイキン(DAIKIN) VXシリーズ エアコン S25ZTVXS
スタンダードモデルである「VXシリーズ」のエアコンです。「給気換気」機能を搭載。屋外から取り入れた新鮮な空気をあたため、屋内に届けます。寒くて窓を開けられない季節でも室内環境を快適に保ちやすいのが魅力です。
結露水洗浄とストリーマ内部クリーン機能も採用。洗浄・送風・乾燥により、エアコン内部を清潔にできます。また、「おやすみ運転」を搭載しているのも特徴。温度を設定しておけば、就寝時にも気流の向きや風量など快適な運転を行います。
低外気タフネス暖房や高外気タフネス冷房を採用しており、外気温-15〜48℃まで、過酷な環境でも運転可能です。さらに、専用アプリをインストールすると、スマートフォンからエアコンの操作ができるのもポイント。付属リモコンでは実行できない機能が使えるのも魅力です。
ダイキン(DAIKIN) KXシリーズ スゴ暖 S28ZTKXP
寒冷地対策が施された「スゴ暖」のエアコンです。ドレンパンヒーター・着雪防止に加えてドレンパンの凍結予防設計など、厳しい環境下での利用に適した機能を搭載。また、ヒートブースト制御や高温風モードにより、寒冷地でもパワフルな暖房性能を発揮するのも特徴です。
「風ないス運転」モードを搭載。フラップの向きを調節し、足元にあたたかい風を送ります。風が身体にあたりにくいのが魅力です。さらに、自動運転・おやすみ運転・9段階セレクトドライなど、用途に合わせた運転モードを実行でき、利便性に優れています。
ダイキン(DAIKIN) Rシリーズ エアコン うるさらX AN40ZRS
冷暖房に加え、除湿・加湿性能に優れたエアコンです。屋外の新鮮な空気を取り込み、あたためながら室内に届ける「給気換気」を搭載。また、「排気換気」も備えているので、部屋干しや料理のニオイなどの不快な空気を排出できます。
AI快適自動運転を採用。AIが床・壁温度を検知し、過去の使用状況を学習して快適なモードで運転を開始します。無給水加湿や除湿コントロールにより、季節問わず快適な空間を保てるのが魅力です。また、センサーが人を検知すると、自動で給気換気量を上げる機能も搭載しています。
水内部クリーンも採用。加湿水などを利用して熱交換器に付着したホコリや汚れを洗浄します。最大90分の運転を行う「ストリーマ内部クリーン」により、エアコン内部を乾燥できるのも魅力です。
ダイキン(DAIKIN) Rシリーズ エアコン うるさらX AN25ZRS

給気換気・排気換気に対応したエアコンです。屋外の新鮮な空気を取り込みながら暖房運転が可能。寒い季節や雨天時など、窓を開けられない日も室内環境を快適に保ちやすいのが特徴です。また、排気換気により、部屋干しや料理のニオイも排出できます。
屋外の空気に含まれる水分を利用した「無給水加湿」を搭載。乾燥しやすい時期にもうるおいを届けられます。
「AI快適自動」を採用。AIが床・壁の温度を検知し、快適な運転を行います。エアコン内部のセンサーにより、人の存在を検知して給気換気量をアップするのもポイントです。
ストリーマ内部クリーンを搭載しているので、エアコン内部を清潔に保ちやすいのも魅力。フィルター自動お掃除機能により、お手入れの頻度や手間を軽減できます。
ダイキン(DAIKIN) Aシリーズ エアコン AN36ZAS

湿度・気流をコントロールしながら快適な運転を行うエアコンです。温度や湿度状況に合わせて除湿方式を切り替える「さらら除湿」を搭載しており、冬でも寒くなりにくい除湿が可能。また、「プレミアム冷房」機能では湿度をキープしながら冷房運転できるため、蒸し暑さを感じにくいのが魅力です。
暑い時期に役立つサーキュレーション気流・12mロング気流・クールブースト制御を搭載。サーキュレーション気流は、部屋全体に冷たい風を届けるため、温度ムラを軽減できるのが特徴です。寒い時期は、垂直気流・ヒートブースト制御・高温風モードが活躍。気流の働きにより、季節問わず快適な室内環境を保てます。
「ストリーマ内部クリーン」機能を搭載。エアコン内部や吹き出し口にストリーマを照射することで、カビやニオイの原因菌を低減できると謳われています。さらに、「フィルター自動お掃除」により、お手入れの頻度や負担を軽減できるのも魅力です。
ダイキン(DAIKIN) Sシリーズ エアコン risora AN22YSS

圧迫感を低減する、スタイリッシュなデザインが特徴のエアコンです。ウォルナットブラウン・ブラックウッド・ファブリックホワイトなど、豊富なカラーバリエーションがラインナップされています。
体に温風があたるのを避けながら運転する「垂直気流」と「天井気流」を搭載。人・床温度センサーにより、床面の温度や人の位置を検知し、快適な運転を行います。10mロング気流を採用しているので、エアコンから離れた場所まで風を届けられるのも魅力です。
人の不在を検知すると、自動で運転を控えるモードを搭載。設定時間を過ぎると自動で運転を停止するため、切り忘れを予防できます。さらに、ランドリー運転・おやすみ運転など、利便性に優れた機能を多数備えているのも魅力です。
ダイキン(DAIKIN) Mシリーズ エアコン うるさらmini AN28ZMS

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換気・加湿・暖房を同時に運転できるエアコンです。外気の空気に含まれる水分を用いて加湿を行う「無給水加湿」を搭載しているので、給水の手間が少なく便利に使用できます。加湿・除湿設定は、付属のリモコンから変更可能です。
水内部クリーンを搭載。加湿水を利用してエアコン内部を洗浄します。汚れが付着しやすい熱交換器を清潔に保てるのが魅力。また、ストリーマ照射と送風乾燥により、カビの発生リスクを低減できます。さらに、「フィルター自動お掃除」機能を採用。お手入れの頻度と手間を省けるのも魅力です。
専用アプリ「Daikin APP」をインストールすると、スマートフォンから遠隔操作が可能。電源や運転モードの切り替えなどを手軽に行えます。1週間分の運転予約や複数台のエアコン設定など、付属リモコンでは実行できない機能も使用可能です。
ダイキン(DAIKIN) Fシリーズ エアコン AN40YFP

気流・温度・湿度を快適にコントロールするエアコンです。気流を上向きに制御するフラップ機構を採用しており、天井に沿って冷房・除湿運転を行います。エアコンの風が身体にあたりにくく、長時間の運転でも快適に過ごせるのが特徴。また、「10mロング気流」を搭載しており、エアコンから離れた場所まで風を届けられるのも魅力です。
「プレミアム冷房」を搭載。設定温度に達してからも温度と湿度を制御するため、湿度が上がることによる蒸し暑さを低減できます。さらに、結露水を用いて洗浄する「水内部クリーン」も採用。結露水洗浄とストリーマ内部クリーンにより、エアコン内部を清潔に保てます。
運転終了後に自動でフィルターを掃除するため、お手入れの負担を軽減できるのも特徴です。そのほか、GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーにも対応。声をかけるだけでスムーズに各種操作を行えます。
ダイキン(DAIKIN) Cシリーズ エアコン AN40YCP

コンパクト設計を実現したエアコンです。本体上部の形状に「ナナメカット」を採用し、圧迫感を軽減。半間幅に収まるサイズのため、カーテンレールの上部など、限られたスペースにも設置可能です。
フラップとルーバーを細かく動かす「オートスイング」を採用。立体・上下・左右方向に風を送り出します。また、フラップを上向きにする「天井気流」により、風が直接あたりにくいのも特徴。長時間の運転でも快適な室内環境を保ちます。
9段階のセレクトドライを搭載。0.5℃単位で湿度を調節するため、乾燥が気になる時期にも活躍します。さらに、専用アプリ「Daikin APP」をインストールすれば、スマートフォンからも操作可能。電源のオン・オフや運転モードの切り替えなど、スムーズに便利に使えます。
ダイキン(DAIKIN) Eシリーズ エアコン AN28YES

「Eシリーズ」のベーシックなモデルです。室内機の本体サイズが、高さ285×幅770×奥行233mmのコンパクト設計なので、限られたスペースにも設置できます。
「風ないス運転」機能を採用。フラップの向きを調節することで、冷暖・暖房の風をあたりにくくできます。長時間の運転でも快適に過ごしやすいのが特徴です。また、1時間単位で最大12時間まで設定できるタイマー機能を搭載。あらかじめ運転する時間を決めておけば、電源の切り忘れを予防できます。
専用アプリ「Daikin APP」と連携可能。スマートフォンから、電源のオン・オフや各部屋の設定・運転モードを変更できます。直感的に把握できる操作画面なので、使いやすさも良好です。さらに、GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーにも対応。声をかけるだけで各種操作が可能です。
ダイキン(DAIKIN) Dシリーズ エアコン AN40ZDP

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すばやく暖房を立ち上げる「ヒートブースト制御」を搭載した、「Dシリーズ」のエアコンです。運転開始後から大風量の気流を吹き出すことで、部屋をスピーディーにあたためられます。
最大60℃を実現する「高温風モード」を搭載しており、パワフルな温風を届けられるのも魅力です。室外機にはドレンパンヒーターを搭載するなど、凍結を予防する設計を採用しています。外気温-25℃の寒冷地でも運転可能です。
結露水を利用した「水内部クリーン」機能を搭載。熱交換器に付着したホコリや汚れなどを洗浄できます。また、ストリーマ照射・風乾燥・加熱乾燥を組み合わせた「ストリーマ内部クリーン」により、エアコン内部を清潔に保ちやすいのも魅力です。
ダイキン(DAIKIN) Hシリーズ エアコン AN25ZHS

高さ250×幅798×奥行265mmのコンパクト設計を採用したエアコンです。カーテンレールの上部など、省スペースに設置できます。
ドレンパンヒーター・着雪防止に加えて霜が付きにくい熱交換器など、寒冷地対策に優れているのが特徴。外気温が氷点下になると自動運転を開始するので、ファンに雪が積もるのを予防できます。また、暖房をすばやく立ち上げる「ヒートブースト制御」を搭載しているのも魅力です。
専用アプリ「Daikin APP」をインストールすれば、スマートフォンから自動運転・暖房運転・除湿運転などの各種操作が可能。設定温度を手軽に変更できます。
ダイキンのエアコンの売れ筋ランキングをチェック
ダイキンのエアコンのランキングをチェックしたい方はこちら。
ダイキンのエアコンは、さまざまなシリーズを展開しており、製品ごとに特徴が異なります。エアコンを選ぶときは、適用畳数・機能性・APF値などをチェックしましょう。お手入れの頻度や負担を軽減するなら、ストリーマ技術を採用したモノがおすすめです。選び方を参考に、お気に入りのモデルを見つけてみてください。