部屋の空調環境を整えるのに欠かせない「エアコン」。なかでも、三菱のエアコンは効率的かつ快適な冷房・暖房運転を実現するとして高く評価されています。

ただし、三菱のエアコンは種類が豊富で、選ぶ際には迷ってしまう場合も。そこで今回は、三菱のエアコンにフォーカスして魅力や特徴を解説します。おすすめモデルも紹介するので、買い替えや増設を検討している方はチェックしてみてください。

三菱電機のエアコンの魅力

赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載

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三菱のエアコンは、赤外線センサーで人や床温度を検知する「ムーブアイ」を搭載しています。ムーブアイとは、三菱独自のアルゴリズムで人や床温度を検知する赤外線センサーのことです。ムーブアイは、実際に温風や冷風が人に届いているのかをチェックするのも特徴。自動で風向きを調節し、快適な空調環境を実現します。

ミドルクラス以下のモデルには「ムーブアイ極」や「ムーブアイ」を採用。人や床などの温度を検知し、過ごしやすい空調に自動調節します。なかでも、上位機種に搭載されている「ムーブアイmirA.I.+」は、360°センシングの高精度赤外線センサーを搭載。AIが室温の変化を分析学習し、運転モードを自動で切り替えます。

ただし、犬や猫などは検知できないほか人の動きや状態、部屋の形状・広さなどの条件によっては正しく検知できない場合がある点には留意しておきましょう。

省エネ運転を実現

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三菱のエアコンは、体感温度に合わせて運転を自動で切り替える「ハイブリッド運転」を採用しています。夏は体感温度に合わせて、冷房と送風を自動的に切り替え。冬は暖房とサーキュレーターを自動で切り替えるなど、無駄のない効率的な運転を実現します。

上位機種には、AIが住宅の遮熱性や気密性などを分析する「おまかせA.I自動」を搭載。ボタンを押すだけで外気温の変化や人の体感温度などを先読みし、運転を自動でコントロールしたり運転モードを無駄のないタイミングで切り替えたりします。

学習機能によって無駄を省くのもポイント。間取りや家具によって温風が届かなかった際には風向きを自動調節してルートを探すほか、発見したルートを学習して次回の運転に反映します。エコな運転を実現するので、電気代の節約にもおすすめです。

便利・安心な機能が充実

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三菱のエアコンには、便利で安心して使用できる機能が充実。部屋にいる人の体感温度を見守る「みまもり機能」が特徴のひとつです。エアコンの停止中でも部屋が高温状態になると自動で冷房運転し、低温時には暖房運転を開始。エアコンの操作や温度設定が苦手な高齢の方や子供がいる部屋でも安心です。

また、スマホと連動して自動で冷房・暖房をオンにする機能も。自宅に近づくと電源を入れ、離れるとオフにします。また、外出先から部屋の温度分布をスマホでチェックできる機能も便利。上位機種にはスマホ画面をタッチして好みの場所に気流を届けられる「タッチ気流」も搭載しています。

部屋に人がいるのかを判断する「スマートSTOP」を備えたモデルなら、無駄な消費電力を抑えられるのもポイントです。誰もいない状態が約3時間続くと自動で運転を停止するため、消し忘れ防止にも役立ちます。

汚れにくくお手入れしやすい

三菱のエアコンには、汚れにくくお手入れしやすい機能を搭載しています。ホコリや油を付きにくくする「よごれんボディ」により、エアコン内部に汚れがたまるのを防止。さらに、気流の通り道に特殊コーティング「ハイブリッドナノコーティング」を施しているほか、ホコリや汚れが付きにくい特殊素材「デュアルバリアマテリアル」を部品に配合しています。

一部の機種を除いて「フィルターおそうじメカ」を搭載しているのも魅力。運転停止後にエアフィルターの汚れをブラシで自動的にかき取って、ダストボックスへ排出します。エアフィルターにウイルスの抑制効果が期待できる「清潔Vフィルター」を採用しているのも魅力です。

三菱電機のエアコンの選び方

シリーズの違いをチェック

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三菱のエアコン「霧ヶ峰」には多くのシリーズがあり、豊富な種類から選択できます。上位シリーズの「FZ」と「Z」は、AIによるハイブリッド運転など、状況を自動で判断して無駄な消費電力を抑えながら運転。広いリビングダイニングのメインエアコンとしておすすめです。

AIは未搭載ながら高機能の「FL」「X」「R」シリーズ。なかでも、Rシリーズはコンパクトなモデルで、設置スペースが限られている場合に適しています。FLシリーズのスタイリッシュなデザインも魅力です。

「S」「GE」は子供部屋や書斎などの小部屋におすすめのシリーズ。とくに、GEシリーズは基本性能と品質にこだわったスタンダードモデルで、コスパのよさを実現しています。

そのほか、暖房機能を強化した「FD」「ZD」「XD」も展開。省エネや便利・安心機能にくわえて、冬に快適な状態で過ごせる暖房機能が充実しています。

適用畳数をチェック

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三菱のエアコンシリーズには、冷房や暖房能力の異なるモデルが多数ラインナップしており、部屋の広さや間取りなどに合わせて選ぶのが重要です。畳数に合わない大きさのエアコンを選んでしまうと、パワー不足によって無駄に電力を消費したり、快適に過ごしなかったりなどの不具合が生じてしまいます。

まずは適用畳数の目安をチェック。たとえば「冷房11畳・暖房13畳」のように部屋の大きさの目安が表示してあるので確認しておきましょう。木造住宅の場合、鉄筋コンクリート造の建物より大きめを選ぶのがポイント。また、日射が入りやすいハイサッシを備えている部屋や、吹き抜けのある場所に設置する際にも適用畳数より大きめを選ぶのがおすすめです。

三菱電機のエアコンのおすすめ

三菱電機(MITSUBISHI) エアコン MSZ-FZ4022S

多様な機能で快適な空間を

三菱の上位シリーズ「FZ」のエアコンです。360°センシングの高精度赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+」を搭載。人の動きや室内の形状・広さなどを検知して、快適な空調環境を実現するモデルです。

「おまかせA.I自動運転」により住宅性能を分析し、外気温や体感温度などの変化を予測するのが特徴。運転モードや電源のオン・オフを自動で切り替えて、無駄のない効率的な運転で消費電力を抑えられます。

また、「みまもり機能」を採用しており、設定や操作の苦手や高齢の方や子供がいる家庭にもおすすめです。スマホと連携して自宅に近づくと運転を開始したり、不在の状態が3時間続くと自動で運転を停止したりする機能も便利。ピンポイントで気流を送れる「タッチ気流」にも対応しています。本製品の畳数目安は14畳です。

三菱電機(MITSUBISHI) エアコン MSZ-FL5621S

シンプルでモダンなデザイン

スタイリッシュなデザインが印象的な三菱のエアコンです。おしゃれな部屋やインテリアにマッチしやすく、見た目の美しさを重視したい方におすすめ。よごれんボディやおかませボディ、はずせるボディなど、清潔な状態を保てる機能が充実しています。

エアコンと扇風機のメリットを備えたハイブリッド運転により、快適性と省エネ性を両立。赤外線センサー「ムーブアイ極」を搭載し、体感温度に合わせて2つの運転を自動で切り替えるのも魅力です。

また、専用アプリ対応でスマホと連携も可能。自宅に近づくと電源をオンにし、離れるとオフにする機能も便利です。ほかにも、部屋に人がいるのかを判断する「スマートSTOP」も搭載しています。なお、本製品の畳数目安は18畳です。

三菱電機(MITSUBISHI) エアコン MSZ-X5622DS

体感温度を測定し、心地良さをキープ

赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載した三菱のエアコンです。床や壁の温度から人の体感温度を測定。冷えすぎずあたためすぎない、快適な空調環境を実現します。無駄を抑えた効率的なハイブリッド運転で消費電力を抑えられるのもポイントです。

また、最高約60°の温風を直接床へ送れるため、床暖房のような快適さを発揮するのも魅力。左右独立の「匠フラップ」によって2カ所同時空調が可能で、部屋の隅々までしっかりと温風を送れます。なお、本製品の適用畳数は18畳が目安です。

三菱電機(MITSUBISHI) エアコン MSZ-R3622

室内機本体の高さ255mmのコンパクトな三菱のエアコンです。スリムなデザインで設置スペースが限られている場合におすすめ。据付上最小スペース295mmと、ハイサッシやマンションの下がり天井、大型の窓の上に設置したい場合に適しています。

ハイブリッド運転で無駄を省いて消費電力の節約に役立つのもポイント。また、左右独立のビッグWフラップによるワイド気流・ロング気流で部屋の隅々まで温風を届けられます。

ユニットを通過する空気中のウイルスや花粉を高電圧で抑制する「ヘルスエアー機能」もメリット。微細なホコリを帯電させて、部屋の空気をきれいにする効果が期待できます。なお、本製品の適用畳数は12畳が目安です。

三菱電機(MITSUBISHI) エアコン MSZ-S2822

適用畳数の目安10畳で、寝室や子供部屋など小部屋に適した三菱のSシリーズのエアコンです。赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載し、部屋と人を検知して体感温度を測定。天井にたまった暖気や冷えた床などをセンシングするなど、わずらわしい設定不要で快適な空調環境を実現するおすすめモデルです。

屋外温度46℃でも運転が止まらない「STRONG冷房」を搭載し、夏にしっかりと部屋を涼しくしたい場合にもぴったり。冬の暖房運転時には「室温キープシステム」であたたかい状態を保ちます。

さらに、エアコン停止中に部屋の温度が28℃以上になると「高温みまもり機能」により、自動で冷房運転を開始。リモコンを操作できない子供がいる家庭でも安心です。

三菱電機(MITSUBISHI) エアコン MSZ-GE2522

基本性能と品質にこだわって開発された「GE」シリーズの三菱のエアコンです。温度センサー「フロアアイ」を搭載し、床温度を検知するのが特徴。床温度が高いときは冷房、逆に低いときは爽風に切り替えるハイブリッド運転で節電に役立つおすすめモデルです。

弱冷房方式の除湿機能を搭載しており、冷えすぎを防ぎながら湿気を取りたいときに便利。弱・標準・強の3モードから好みに合わせて切り替えできます。最大10mのロング気流により、隅々まで温風を送れます。なお、本製品の適用畳数は8畳が目安です。

基本性能に優れながらも買い求めやすい価格を実現したコスパのよさも魅力。子供部屋や書斎、寝室など小部屋用としてもぴったりです。

三菱電機(MITSUBISHI) ルームエアコン MSZ-FD4023S

暖房機能を強化している「FD」シリーズの三菱のエアコンです。霜取り中もあたたかさが途切れない「快適ノンストップ暖房」が特徴。外気温-15℃でも最高60℃の温風を吹き出すなど、エアコン中心で冬に暖房したい家庭におすすめのモデルです。

高速起動と大容量コンプレッサーにより、暖房の立ち上がり時間を短縮しているのもポイント。日本各地でフィールドテストした確かな暖房性能を実現しています。なお、本製品は14畳が適用畳数の目安です。

フィルターおそうじメカ搭載でお手入れも簡単。さらに、抗菌・撥油・ウイルス抑制効果が期待できる「清潔Vフィルター」を採用しています。

三菱電機(MITSUBISHI) エアコン MSZ-ZD5623S

By: mitsubishielectric.co.jp

AI搭載の暖房強化プレミアムモデル「ZD」シリーズの三菱のエアコンです。360°センシングの高精度赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+」を搭載しており、部屋の状況や人の状態に合わせて運転するのが特徴。

窓などから熱の排出を検知するほか設置壁の窓からの日射熱も判別するなど、手間なく快適な空調環境を実現するおすすめモデルです。

住宅性能を学習して暖房と冷房の強さを調節するのもポイント。断熱性や気密性が異なるそれぞれの建物に合わせた運転を実現します。なお、本製品の適用畳数は18畳です。

また、はずせるボディの採用でお手入れも楽。前面パネルやフラップを取り外せるため、通風路のなかまで手が届いてファンの掃除も簡単です。

三菱電機(MITSUBISHI) 三菱ルームエアコン MSZ-XD5623S

コンパクトモデルである「XDシリーズ」の18畳用です。充実のセンサー機能による快適さがポイント。床や壁などの温度から体感温度を測定し、冷やしすぎやあたためすぎを防止します。また、人の居場所を検知しすることも特徴。独立して動く左右2つのフラップを搭載しており、人のいるエリアを中心に空調します。

運転開始時に熱交換器をあたためる「急速Wヒート」機能により、急速暖房が可能。三菱のエアコンをメインの暖房器具として使いたい方にもおすすめです。

エアコン内部のフィルターは取り外しが可能で、お手入れも簡単。おそうじメカを搭載しているなど、清潔さを保ちやすいことも魅力です。

三菱電機(MITSUBISHI) エアコン MSZ-ZW2823

シンプルな見た目の三菱のエアコン。プレミアムモデルならではの充実した機能がポイントです。「エモコアイ」を搭載しており、人の脈拍を非接触で測定。独自のアルゴリズムにより感情を推定し、快適な風を生み出します。

「A.I.換気アシスト」機能も魅力。あらかじめ設定した排気窓に向け風を送り、部屋の空気を効率よく入れ替えます。また、換気終了の目安はアラームがお知らせ。窓の閉め忘れなどを防止します。

そのほか、菌やウイルスの活動を抑制する「ピュアミスト」や、抗菌や撥油効果のある「清潔Vフィルター」などを搭載。部屋の空気を清潔に保ちます。

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