家庭用ゲーム機の映像を録画したり、ライブ配信を行ったりする際に欠かせないキャプチャーボード。2025年6月には任天堂の次世代機「Switch 2」が登場し、機器の性能を十分に活かして、高画質な映像で録画・配信を行いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Switch 2で使えるキャプチャーボードのおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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Switch 2用キャプチャーボードの選び方
映像出力時の遅延を抑えるパススルー対応モデルをチェック

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パススルーとは、メインモニターとは異なる別画面に、キャプチャした映像を表示させる機能のこと。キャプチャ―ボードのプレビュー画面は遅延が発生するため、プレイヤーはパススルー画面でゲームを楽しみ、PC側のモニターで録画や配信の設定・確認を行うのが一般的な使い方です。
とくに、FPS・TPS・アクションゲームなどをプレイする場合は、パススルーに対応したキャプチャーボードを選ぶのがおすすめ。瞬時の操作が求められるゲームタイトルでも、キャプチャ―ボードを介した際に発生する遅延を抑えて、快適にプレイができます。
フレームレート・解像度をチェック

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Switch 2用のキャプチャーボードを探している場合は、製品のフレームレートと解像度を要チェック。キャプチャ―ボードは、ゲーム画面の出力時と録画時で最大フレームレート・解像度が異なる場合があるので、両方の性能を確認しておくのが大切です。
Switch 2はTVモードで使用した場合に、最大4K/60fps、WQHD・フルHD解像度の場合は120fpsでの映像出力が可能。そのため、Switch 2の性能を十分に発揮するには、最大出力以上の数値に対応したモデルを選ぶようにしましょう。
録画・配信・編集ソフト付属モデルはすぐに使えて便利

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キャプチャーボードのなかには、録画・編集・配信用のソフトが付属した製品もあります。ソフト付きのモデルは、別途ソフトを購入するコストや、外部ソフトを設定する手間が省けるのが魅力。まずは気軽に動画投稿や配信を始めてみたいと考えている、初心者の方にもおすすめです。
また、いずれ外部ソフトへのステップアップも検討している場合には、希望する外部ソフトと互換性があるかを事前に確認しておきましょう。
Switch 2用キャプチャーボードのおすすめメーカー
アバーメディア(AVerMedia)

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アバーメディアは、ゲーム録画や配信向け機器の開発・販売を行うメーカーです。台湾に本社を構えており、世界75ヵ国に向けて製品を展開。現在では、キャプチャーボードの代表メーカーとして、ユーザーから高い支持を得ています。
アバーメディアのキャプチャーボードは、多彩なモデルが展開しており、接続機器や用途に適したモノを選びやすいのが魅力。また、Switch 2動作確認済みのモデルが多く、安心して使用できるのもポイントです。
エルガト(Elgato)

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エルガトは、コンテンツクリエイター向けのハードウェア・ソフトウェアの販売を行うメーカーです。PCユーザーに人気の「Stream Deck」シリーズのほか、キャプチャ―ボード・マイク・カメラなど、さまざまなアイテムを手掛けています。
キャプチャーボードにおいては、高解像度や高フレームレート録画が可能な、高性能モデルを豊富にラインナップ。最大4K/144fpsのキャプチャ・パススルーに対応したモデルも展開しているため、Switch 2だけでなく、幅広い機器で使えるキャプチャ―ボードを探している方にもおすすめです。
Switch 2で使えるキャプチャーボードのおすすめ
アバーメディア(AVerMedia) LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2
HDMIケーブルやUSBケーブルで簡単に接続ができるキャプチャーボードです。パススルー機能を搭載しており、プレイ画面の遅延を抑えながら、快適にゲームをプレイ可能。また、4K/60fpsでの入出力や、4K/30fpsでの録画にも対応しています。
Line-in・Line-outコネクタが用意されているのもポイント。音声をミキサーに入力したい場合はもちろん、ミックスした音声を配信で使用したい場合にも便利です。Switch 2での動作確認済みで、安心して使えるのも魅力。ほかにも、PS5/4・Nintendo Switch・Xboxなど、幅広い機器での使用に対応しています。
録画・配信用ソフトが付属しており、手軽に動画投稿や配信を開始できるのもメリット。さらに、OBS Studio・Streamlabs OBS・XSplitなど、さまざまなサードパーティー製ソフトとの互換性もあります。比較的手頃な価格ながら、機能性に優れたおすすめのモデルです。
アバーメディア(AVerMedia) StreamLine MINI+ GC311G2
価格が安いエントリーモデルを求める方におすすめの製品。配信開始までのセットアップも簡単で、キャプチャーボードを接続して付属の配信ソフトを立ち上げれば、自動で映像を検知してくれます。
Switch 2の最大映像出力である、4K/60fpsのパススルーに対応しているのもポイント。配信や録画をしながらでも、低遅延かつ高精細な映像でゲームを楽しめるのが魅力です。配信や録画は、最大1080p/60fpsの解像度・フレームレートに対応しています。
本体が112.5×66.1×20.9mmとコンパクトで、デスク上に配置した際に邪魔になりにくい点も特徴。手頃な価格帯ながら十分な性能を備えているので、コスパを重視する方はぜひチェックしてみてください。
アバーメディア(AVerMedia) Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2
高画質で動画を録画したい方に適した、高性能なキャプチャーボードです。WindowsPCでキャプチャ・配信用ソフト「Streaming Center」を使うことで、4K/144fpsでのゲームキャプチャが可能。Macの場合は、外部ソフトの「OBS Studio」を使用して、最大4K/60fpsでキャプチャが行えます。
また、最大4K/144fpsのHDR/VRRパススルー機能を搭載。明暗表現に優れた映像表示が可能な「HDR」と、画面のチラつきやカクつきを抑える「VRR」に対応しているため、美しい映像で快適にゲームをプレイできます。
3440×1440や2560×1080といった解像度でも使えるため、ウルトラワイドモニターを利用している方にもぴったり。ゲーミング環境を鮮やかに彩る「RGBライティング機能」付きで、インテリアとしても活躍するおすすめのSwitch 2向けキャプチャーボードです。
エルガト(Elgato) Game Capture 4K S
遅延を抑えてゲームがプレイできる、パススルー機能を搭載したキャプチャーボードです。対応環境で使用する場合、最小30msの低遅延を実現。マルチOSに加えて、USB-C・UVCに対応しているため、Switch 2だけでなく幅広い機器の画面録画や配信に使えます。
高精細な4K/60fpsや、高フレームレートのWQHD/144fps・フルHD/240fpsでのキャプチャが可能で、Switch 2の性能を活かして録画や配信が行えるのも魅力。また、多様なフレームレート・解像度に対応できるので、幅広いジャンルのゲームをプレイする方にも適しています。
さらに、専用ソフトの「ELGATO STUDIO」使用すれば、簡単に動画の録画が可能。セットアップ不要で使えるので、初心者でも気軽にゲーム実況にチャレンジできます。扱いやすく性能にも優れた、おすすめのSwitch 2向けキャプチャーボードです。
エルガト(Elgato) Game Capture 4K X
最新のHDMI 2.1端子を搭載した、高性能なキャプチャーボードです。最大4K/144fpsのキャプチャ・パススルーに対応しているため、高精細かつ滑らかな映像でゲームをプレイしたり、録画・配信したりできるのが魅力。Switch 2の最大映像出力以上の性能を備えているため、幅広い機器での使用に対応可能です。
WindowsPCで使用する場合には、一部のリフレッシュレート・解像度で、HDR10での映像キャプチャに対応。グラフィックが美しいタイトルをプレイする際にも、鮮やかな色彩や明暗をしっかりと記録できます。
数時間ぶんのゲームプレイがキャッシュとして記録される仕様で、時間をさかのぼって保存が行えるのも便利。また、3.5mmオーディオ入力端子を備えているので、ボイスチャット音声のキャプチャも可能です。





















Switch 2で使うキャプチャーボードを購入する際は、最大フレームレート・解像度を要チェック。Switch 2は、最大4K/60fps、WQHD・フルHD/120fpでの映像出力が可能のため、性能を十分に活かせるモデルを選ぶのが大切です。本記事を参考にして、使用環境に合う1台を探してみてください。