種類が豊富で多彩な味わいを楽しめるワイン。スーパーやコンビニでも数多くの銘柄が並び、日本でも人気の高いお酒です。しかし、選択肢が非常に広いことから、どれを選ぶべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者でも飲みやすいおすすめのワインをタイプ別にピックアップ。ブドウ品種や産地など、選び方のポイントも詳しく解説するので、これからワインを飲んでみたい方はチェックしてみてください。
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- 目次
- 初心者でも飲みやすいワインの選び方
- 初心者でも飲みやすいワインのおすすめ|赤ワイン
- 初心者でも飲みやすいワインのおすすめ|白ワイン
- 初心者でも飲みやすいワインのおすすめ|ロゼワイン
- 初心者でも飲みやすいワインのおすすめ|その他のワイン
初心者でも飲みやすいワインの選び方
ワインの種類を選ぶ
赤ワイン

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赤ワインは、黒ブドウの実を果皮や種子も一緒に発酵させて造られるのが特徴です。黒ブドウの果皮には「アントシアニン」と呼ばれる赤の色素成分が含まれており、その成分がワインの美しい赤色を生み出します。
赤ワイン特有の渋みは「タンニン」によるもので、果皮や種子に含まれるタンニンが多いほど、渋みが際立った味わいになるのがポイント。使用されるブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールなどが代表的です。
赤ワインは味の濃さや渋みの強さに応じて、フルボディ(重口)・ミディアムボディ(中口)・ライトボディ(軽口)の3つのタイプに分類されます。濃厚で力強い味わいが好みならフルボディ、軽やかに飲めるモノを求めるならライトボディがおすすめです。
なかでも、ミディアムボディやライトボディの赤ワインは渋みが控えめで飲みやすく、ワイン初心者にもぴったり。銘柄選びに迷ったら、ボディにも注目してみましょう。
白ワイン

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白ワインは、ブドウの果汁のみを発酵させて造られるのが特徴です。ブドウの収穫後、圧搾の工程で果汁を果皮・種子と分けてから発酵させるため、淡く透明感のある色合いに仕上がります。
タンニンがほとんど抽出されないので、渋みの少ないすっきりとした味わいで、初心者でも飲みやすい銘柄が多く揃っているのが魅力です。代表的なブドウ品種には、シャルドネやリースリング、ソーヴィニヨン・ブランなどがあります。
味のタイプは、赤ワインのようにボディで表現されることもありますが、白ワインでは甘口・辛口で分類されるのが一般的です。辛口はさまざまな料理と合わせやすく、甘口はデザートワインにもぴったり。幅広い飲用シーンに合う銘柄を選べます。
ロゼワイン

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ロゼワインは、華やかなピンク色の外観で、お祝いのシーンにもぴったりの種類です。赤ワインの製法を用いた「セニエ法」と、白ワインの製法を用いた「直接圧搾法」の2つの製法をベースにして造られています。
セニエ法で造られたロゼワインは、フルーティーで力強い風味を持ち、色合いは比較的濃いめ。一方、直接圧搾法で造られるとフレッシュな酸味と香りが際立ち、淡い色合いに仕上がるのが特徴です。原料には、基本的に赤ワイン用のブドウ品種が使用されます。
ロゼワインは見た目の印象から甘口と思われがちですが、実際は辛口が主流。赤でも白でもない中間的な味わいは幅広い料理と相性がよく、気軽に食中酒として取り入れやすい点がおすすめです。
その他のワイン

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ワインは、大きく分けると「スティルワイン」「スパークリングワイン」「フォーティファイドワイン」「フレーバードワイン」の4種類があります。スティルワインは赤・白・ロゼを中心に、オレンジワインなどさまざまなタイプがあり、バリエーション豊かです。
スパークリングワインとは発泡性ワインを指し、瓶内二次発酵製法や炭酸ガス注入方式など、さまざまな製法を用いて造られています。高級スパークリングワインに位置づけされるフランスのシャンパンをはじめ、スペインのカヴァなどが有名です。
フォーティファイドワインは「酒精強化ワイン」とも呼ばれ、スティルワインにブランデーなどの蒸留酒を添加して、アルコール度数を高めたワインを指します。スティルワインに比べて酸化に強く、保存性が高い点が特徴です。
フレーバードワインはワインにハーブやスパイス、果汁などを添加した種類であり、個性的な風味を楽しめます。カクテルベースにもおすすめです。
渋みの少ないモノを選ぶ

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初心者でも飲みやすいワインを選ぶなら、渋みの少ない種類がおすすめ。渋みの主成分であるタンニンは主に赤ワインに多く含まれ、フルボディはとくに渋みが強い傾向にあります。赤ワインを選ぶなら、ミディアムボディかライトボディから試してみましょう。
白ワインやロゼワインの場合、発酵時のタンニンの抽出量が少ないので、渋みが控えめで飲みやすく仕上がっているのがポイント。甘口タイプのワインであれば、酸味やアルコール感も抑えられていることが多いため、より負担なく飲めます。
アルコール度数で選ぶ

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ワインのアルコール度数は、約12%が目安とされており、ビールやチューハイなどと比べると高め。ワイン初心者であれば、飲みやすさだけでなく、低アルコールの銘柄を選ぶことも大切なポイントです。
低アルコールのワインは種類も豊富で、なかにはアルコール度数が10%以下のモノもあります。飲み進めるうちに酔いすぎてしまわないよう、自分に合ったアルコール度数のワインを手に取りましょう。
ブドウの品種で選ぶ

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ワイン用のブドウ品種は種類が多く、それぞれに個性があります。お気に入りの1本を見つけるヒントとして、まずは赤ワインと白ワインでよく使用される、定番のブドウ品種の特徴から理解しておきましょう。
「赤ワイン用品種の王者」とも呼ばれるカベルネ・ソーヴィニヨンは、パワフルな渋みと優美で複雑な風味を兼ね備えているのが特徴。対して、同じく赤ワインの代表格であるピノ・ノワールは、渋みが穏やかでフルーティーな味わいを楽しめます。
シャルドネは「白ワイン品種の女王」とも称され、果実味とコクのバランスのよさから、初心者でも飲みやすい銘柄が多くラインナップ。リースリングは甘口から辛口まで幅広く使用され、ソーヴィニヨン・ブランは爽やかな酸味で食中酒にも適しています。
ワインのラベルには、使用されているブドウ品種が記されていることも多いので、好みのブドウ品種をもとに銘柄を選んでみるのもおすすめです。
産地で選ぶ

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ワインは世界各地で造られており、国ごとに違ったスタイルを楽しめるのが魅力。初心者でも飲みやすいワインを求めるなら、世界的に知られる高級銘柄より、まずはカジュアルに飲める種類を選ぶのがおすすめです。
例えば、ワイン王国として知られるフランスは、高級ワインだけでなく、リーズナブルな銘柄も多く揃っているのが特徴。土地や気候に合うブドウ栽培と伝統製法により、多種多様な味わいが生み出されています。
ほかにも、チリは豊かな果実味とコスパのよさで人気が高く、日本への輸出量も多いのが特徴。ドイツは冷涼な気候から、美しい酸と芳香が際立つ良質なワインが多く揃っています。イタリアは気軽に飲めるデイリーワインが充実している点が魅力です。
日本でもワイン造りは盛んで、国産ブドウのみを使用して国内で製造されたワインは「日本ワイン」と呼ばれ、世界的にも高評価を得ています。
初心者でも飲みやすいワインのおすすめ|赤ワイン
ロス ヴァスコス(LOS VASCOS) カベルネ・ソーヴィニヨン
本格的なボルドースタイルをリーズナブルに楽しめる、初心者でも飲みやすいワインです。ブドウ品種には、良質なカベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用。果実のポテンシャルを活かすため、温度管理されたステンレスタンクを用いて発酵・熟成させています。
カベルネ・ソーヴィニヨン特有の渋みとコクを持ち、ブルーベリーやスミレを思わせる心地よい香りや、スパイシーなニュアンスも感じられるのが特徴。チリワインらしいフレッシュな酸味と果実の凝縮感もある、ミディアムボディに仕上がっています。
食事とともに楽しむなら、肉のグリルや煮込み料理のほか、マッシュポテトのグラタンとのペアリングもおすすめ。アルコール度数は14%と高めなので、飲みごたえを求める方もチェックしてみてください。
カール ファフマン(KARL PFAFFMANN) レッド ヴィンヤード ドルンフェルダー クヴァリテーツヴァイン
赤ワインが苦手な方でも親しみやすいワインです。ブドウ品種には、ブラックチェリーやカシスを思わせるフルーティーなアロマを持つ、ドルンフェルダーを全量使用。果実味豊かで渋みが少なく、酸味も抑えられているため、初心者でも飲みやすい仕上がりです。
甘口のミディアムボディで、幅広い温度帯で楽しめるのも魅力的なポイント。冷蔵庫で冷やしてすっきりと飲んだり、カップに注いでホットワインにしたりと、さまざまなスタイルの飲み方に対応しています。
おすすめのペアリングは、シュトーレンやドライフルーツ。リラックスタイムにもぴったりの1本です。
アジィエンダ アグリコーラ コンティ ゼッカ(Azienda Agricola Conti Zecca) ドンナ マルツィア プリミティーヴォ オーク樽熟成
樽熟成ならではのリッチな風味を堪能できる、初心者でも飲みやすいワインです。ステンレスタンクで発酵後、アメリカンオークの新樽のみを使用して3ヶ月熟成。リーズナブルな価格帯ながら、濃厚な熟成感をじっくりと楽しめます。
ブドウ品種にはプリミティーヴォを85%、ネグロアマーロを15%使用。いずれもイタリア・プーリア州を代表する土着品種として知られ、凝縮感のある甘みが特徴です。タンニンは穏やかで、濃厚ながら渋みを抑えた味わいに仕上がっています。
高級感のあるボトルデザインで、テーブルを華やかに演出。ビーフシチューやハンバーグといった、コクのある肉料理とのペアリングがおすすめです。
シレーニ エステート(SILENI ESTATES) セラー セレクション ピノ・ノワール
果実味豊かなピノ・ノワールを使用した、初心者でも飲みやすいワインです。外観は美しいラズベリーレッドで、熟したチェリーやスミレのような香りが特徴。口に含むと心地よい渋みと複雑味がやわらかく広がる、エレガントな仕上がりです。
シレーニのワインは「食事とともに味わう」をコンセプトに造られており、本銘柄も多彩なペアリングを楽しめるのが魅力。焼き鳥やキノコのマリネ、しゃぶしゃぶや鴨鍋など、さまざまな料理と好相性です。
軽やかに楽しめるミディアムボディは、ホームパーティーなどのシーンにもぴったり。10~12℃程度まで軽く冷やして飲むのもおすすめです。
サッポロ(SAPPORO) グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 絢
日本ワインをより身近に楽しんでほしいという想いから生まれたワインです。ブドウ品種には山梨県産のマスカット・ベーリーAを主体に、各地の厳選されたブドウをブレンド。初心者でも飲みやすい、バランスに優れたライトボディに仕上がっています。
イチゴや赤い果実のフルーティーな香りと上品な酸味を持ち、ほどよい熟成感も兼ね備えているのが特徴です。繊細でやさしい味わいは、日本の日常の食卓にもぴったり。すき焼きやハンバーグ、肉じゃがなど幅広い料理とのペアリングを楽しめます。
初心者でも飲みやすいワインのおすすめ|白ワイン
モンテス(MONTES) モンテス アルファ シャルドネ
「天使のワイン」として世界中で親しまれる、モンテスが手がける初心者でも飲みやすいワイン。ブドウ品種にはシャルドネを100%使用しています。デイリーワインながら、発酵や熟成の工程に手間暇をかけてじっくりと造られているのが特徴です。
フレッシュなトロピカルフルーツの香りと樽香のバランスがよく、バターのようなふくよかでクリーミーな口当たりが特徴。豊かな果実味と熟成樽由来の芳醇さが、リッチな味わいを生み出しています。
グラタンやクリームリゾットなどのクリーミーな料理のほか、ローストチキンや白身魚のムニエルといった料理とのペアリングもおすすめです。
テッレ チェヴィコ(Terre Cevico) アウスト シャルドネ オーク樽熟成
オーク樽熟成による、リッチでバランスのよい味わいが魅力の初心者でも飲みやすいワインです。ブドウ品種にはシャルドネを全量使用。マンゴーや白桃、柑橘類などのフルーティーな香りに、樽由来のバニラやタバコのニュアンスも感じられるのが特徴です。
ボリューム感のある辛口タイプながら飲み口は心地よく、食中酒にもぴったり。コクのあるソース系の料理のほか、味つけのしっかりとした魚料理とのペアリングがおすすめです。
トリンバック(TRIMBACH) アルザス リースリング
リースリング本来の生き生きとした果実味を味わえる、初心者でも飲みやすいワインです。トリンバックは1626年創業のフランス・アルザス地方の名門ワイナリーであり、世界的に高く評価されるリースリングマスターが造り手に名を連ねていることで有名です。
外観は緑がかったレモンイエローで、グラスに注ぐと洋ナシや柑橘類などの華やかな香りが広がります。口当たりはすっきりとしており、フレッシュな果実味と心地よい酸味が特徴。透明感のある味わいで、エレガントな余韻が長く続きます。
辛口タイプで、料理と合わせるなら和食をはじめとした魚料理と好相性。寿司や刺身はもちろん、焼き魚や魚介のフリットといった料理とのペアリングもおすすめです。
ヴィラ マリア(VILLA MARIA) プライベート ビン ソーヴィニヨン・ブラン
ニュージーランド産ワインの「ソーヴィニヨン・ブランのお手本」ともいわれる、初心者でも飲みやすいワイン。ニュージーランド・マールボロ地方の、アワテレ・ヴァレーとワイラウ・ヴァレーで育ったソーヴィニヨン・ブランがブレンドされています。
トロピカルフルーツや柑橘類のアロマに、青草やハーブのような清涼感のある香りも感じられるのが特徴。口当たりはドライでキレのよい酸味があり、余韻をすっきりと引き締めます。
白身魚のグリルやカルパッチョのほか、フレッシュなサラダや野菜の炭火焼など、野菜料理とも好相性。しっかりと冷やして食前酒として飲むのもおすすめです。
はこだてわいん 酸化防止剤無添加 ナイアガラ
北海道で収穫された良質なナイアガラを100%使用して造られる、初心者でも飲みやすいワインです。酸化防止剤を一切使用せず、厳しい品質管理のもと、生の果実からていねいに仕込まれています。自然派志向のワインを求める方にもぴったりの1本です。
フレッシュで華やかな香りが際立つやや甘口タイプで、洋ナシやライチのような爽やかな甘みが特徴。冷やしてから飲めば、よりすっきりとした酸味を楽しめます。ブルーチーズと合わせて楽しめるほか、食後のデザートワインにもおすすめです。
初心者でも飲みやすいワインのおすすめ|ロゼワイン
コノスル(Cono Sur) ビシクレタ レゼルバ ピノ・ノワール ロゼ
チェリーを思わせる赤い果実の香りが際立つ、初心者でも飲みやすいワインです。口当たりはジューシーでやわらかく、フレッシュでエレガントな味わいが特徴。透き通ったピンク色の外観で、食卓を華やかに彩ります。
ブドウ品種にはピノ・ノワールを全量使用しており、やや辛口タイプで食事とも合わせやすいのがポイント。チンジャオロースやエビのチリソース、焼き餃子との相性がよく、食後にフルーツの盛り合わせとともに楽しむのもおすすめです。
コノスルのシンボルである「ビシクレタ」とは、スペイン語で「自転車」を指す言葉であり、ボトルデザインにも採用されているのが特徴。自然のサイクルを尊重したブドウ栽培と、日々ブドウ畑へとペダルをこぐ農夫たちを象徴しています。
ベリンジャー(BERINGER) カリフォルニア ホワイト ジンファンデル
日本人の味覚に合うよう造られた、初心者でも飲みやすいワインです。味覚研究所の所長自らが日本人の味覚調査を実施し、その結果を味わいに反映させた1本。食事に寄り添うフードフレンドリーな仕上がりで、日々の食卓でもカジュアルに楽しめます。
豊かな果実感に加え、ハチミツのような風味とシトラスのニュアンスを感じられるのが特徴。爽やかでバランスの取れた酸味のあるやや甘口タイプで、和食をはじめ、スパイシーなタイ料理などとのペアリングもおすすめです。
ファルケンベルク(P.J VALCKENBERG) マドンナ ロゼ
1786年にドイツ・ラインヘッセンで創業された、歴史あるワイナリーのファルケンベルクが手がける初心者でも飲みやすいワイン。女性だけのプロジェクトチームによって開発されたロゼワインで、日本人女性の好みに合わせ、特別に造り上げた1本です。
ブドウ品種にはポルトギーザーを主体に、ドルンフェルダーも使用。色味は輝きのある明るいバラ色で、ほのかな甘みと心地よい酸味のバランスがよく、すっきりとした後味が特徴です。
アルコール度数は8.5%と控えめなので、ワインのアルコール感が苦手な方にもぴったり。飲む前に6~8℃程度まで冷やしておくのがおすすめです。
アヴェレーダ(AVELEDA) カザル ガルシア ヴィーニョ ヴェルデ ロゼ
フルーティーでフレッシュな味わいが際立つ、爽やかなワインです。グラスに注ぐと赤いベリー系のアロマが立ちのぼり、口に含むと果実をほおばったような豊かな風味が広がります。軽やかなライトボディで、初心者でも飲みやすい仕上がりです。
一般的なワインに比べてアルコール度数が低く設定されているので、気軽に飲みやすいのが魅力。スクリューキャップ仕様なので、ピクニックなどカジュアルなお出かけにも適しています。
飲み頃温度は8~10℃程度で、食事と楽しむならシーフードやサラダとのペアリングがおすすめです。
都農ワイン キャンベル・アーリー ロゼ
ソムリエからも高く評価される、宮崎県のワイナリー「都農ワイン」を代表するフルーティーな甘口ロゼワインです。ブドウ品種には地元宮崎県産のキャンベル・アーリーを100%使用。都農ワインの名を世に知らしめた1本として、国内外で広く親しまれています。
オレンジがかったピンク色の外観で、ラズベリーや野イチゴのようなやさしい香りと、ハーブや柑橘類のニュアンスが調和したアロマが特徴。ほのかな甘みと穏やかな酸味のある、初心者でも飲みやすいバランスの取れた味わいに仕上がっています。
アルコール度数は9%と低く、さまざまなシーンで気軽に楽しめる汎用性の高さが魅力。食前酒や食中酒のほか、食後のデザートワインにもおすすめです。
初心者でも飲みやすいワインのおすすめ|その他のワイン
フレシネ(Freixenet) コルドン ネグロ
世界150ヶ国以上で愛される、スペインを代表するカヴァブランドが手がけるスパークリングワインです。ブドウ品種にはパレリャ-ダとマカベオ、チャレッロをブレンド。18ヶ月以上じっくりと瓶内熟成された後、世界中へと届けられています。
グラスに注ぐと透明感のある華やかな香りとともに、きめ細やかな泡が立ち上がるのが特徴。口当たりは爽やかで、キレのある酸味が心地よく、初心者にも飲みやすい仕上がりです。食中酒としてもおすすめで、焼き魚やアクアパッツァなど、幅広い魚料理とのペアリングを楽しめます。
「黒い帯」の名を持つ印象的なブラックボトルは、フレシネのアイコンとして有名。カジュアルなホームパーティーなどのシーンにもぴったりの1本です。
北海道ワイン おたる ナイアガラ スパークリング
生食用としても人気の高いブドウ品種、ナイアガラを100%使用して造られる甘口のスパークリングワインです。コルクを開けるとともに豊かな白ブドウの香りが広がり、マスカットをそのままかじったようなフルーティーな味わいを楽しめます。
フレッシュな甘みだけでなく、爽やかな酸味と弾ける炭酸が味わいを引き締めるため、食中酒にもぴったり。サラダや酢豚、イカの醤油焼きとのペアリングがおすすめです。
アルコール度数は10%とやや低めで、初心者でも飲みやすいのがポイント。デイリーワインをはじめ、華やかなパーティーなどのシーンでも活躍する1本です。
ジェラール ベルトラン(GERARD BERTRAND) オレンジ ゴールド
南フランス屈指のヒットメーカーが造る、初心者でも飲みやすいオレンジワインです。シャルドネやグルナッシュ・ブラン、ヴィオニエなど、フランス地中海沿岸で栽培された複数のブドウ品種がブレンドされています。
外観は琥珀がかったオレンジ色で、蜜リンゴやアプリコット、キンモクセイや紅茶などの香りが織り交じったリッチな風味が特徴。軽く冷やすとフレッシュさやミネラル感が際立ち、少し温度を上げるとワインの複雑味を堪能できます。
食事と合わせるなら、スパイスが効いたエスニック料理とのペアリングがおすすめ。食前酒としても楽しめるなど、使い勝手のよい1本です。
ゴンザレス ビアス(GONZALEZ BYASS) ティオ ペペ シェリー
幅広いスタイルで楽しめる、初心者でも飲みやすいフォーティファイドワインです。世界的に名高いシェリーメーカーとして知られるゴンザレス・ビアスが手がけており、本銘柄は世界75ヶ国以上で、年間1000万本以上が愛飲されています。
ブドウ品種にはパロミノを100%使用。黄金色に輝くエレガントな色合いと、シェリー特有の香ばしさが特徴です。食前酒の定番として親しまれていますが、魚料理とのペアリングもおすすめ。カクテルベースとしても活用できます。
チンザノ(CINZANO) ベルモット エクストラドライ
ベルモットの先駆者として知られるイタリアのブランド、チンザノのフレーバードワインです。白ワインをベースに、ハーブやスパイスなどを加え、樽で熟成させて造られています。繊細でスパイシーな風味が際立つ、辛口タイプに仕上がっています。
アルコール度数が18%と高いのが特徴で、しっかりと冷やしてストレートで楽しめるほか、カクテルベースにもおすすめ。シンプルなソーダ割りでも、飲みやすいカクテルに仕上がります。また、料理酒としても活用できるなど、汎用性の高い1本です。
初心者でも飲みやすいワインは世界各地で造られており、ワインのタイプもさまざま。使用されるブドウ品種やアルコール度数など、好みに合う銘柄を幅広い選択肢から選べるのがポイントです。本記事を参考に、お気に入りの1本を見つけてみてください。