お取り寄せグルメのひとつとしても人気が高い「日本酒」。最近はインバウンド需要や海外における和食ブームの影響によって、これまで以上に国内外から注目が集まっています。

そこで今回は、日本酒のおすすめ銘柄をランキング形式でご紹介。辛口と甘口に分けてそれぞれピックアップしたので、日本酒好きの方はもちろん、「種類が多くてなかなか選べない」と悩んでいる方もぜひ参考にしてみてください。

日本酒とは?

日本酒とは、主に水とお米、そして麹を原料とした酒のことをいいます。アルコール度数は15%前後のモノが多く、ビールやチューハイと比べて若干高めでワインと同程度。米の旨味を活かした独特な味わいが魅力です。

また、銘柄によって味が大きく異なるため個性を楽しめます。さまざまな銘柄を飲み比べながら自分好みの1本を見つけてゆくのも、日本酒ならではの醍醐味です。

日本酒の選び方

種類で選ぶ

日本酒は、「純米酒」と「本醸造酒」の2種類に分けられます。「純米酒」という名前がついているモノには「醸造アルコール」と呼ばれる材料が入っておらず、米本来の風味を楽しめるのが魅力。米を磨いて味わいと香りを高めた純米酒は、「純米吟醸酒」や「純米大吟醸酒」と呼ばれます。

一方、醸造アルコールが原料に含まれている日本酒は「本醸造酒」に分類されます。醸造アルコールは日本酒の辛味や香りを増す効果があり、比較的爽やかな口当たりに仕上がるのがポイント。原料の米の磨き具合で、「吟醸酒」「大吟醸酒」と名称が変わります。

辛口か甘口かで選ぶ

日本酒の味には「辛口」と「甘口」の2種類が存在しています。その度合いは「日本酒度」と呼ばれる数値で確認することが可能。プラスになるほど辛口でマイナスになるほど甘口になります。

辛口の日本酒はキレのあるサッパリとした味わいなのに対し、甘口の日本酒は濃厚でコクのある味わいなのが特徴。日本酒を選ぶときは辛口と甘口どちらの銘柄を選ぶのかも重要なポイントです。

飲み方で選ぶ

日本酒は冷やして飲むのをはじめ、常温で飲んだりあたためて飲んだりとさまざまな楽しみ方ができます。そのため、好みの飲み方に合わせて銘柄を選ぶのもおすすめです。

日本酒のキレを楽しみたい場合は、辛口の銘柄を冷やして飲むのがベスト。香りを楽しみたい場合は、甘口で濃厚な銘柄をあたためて飲んでみましょう。

いつも口にしている飲み慣れた銘柄でも、飲み方によって味の印象が変わるのが日本酒の魅力です。ぜひさまざまな飲み方を試してみてください。

日本酒のおすすめ銘柄ランキング|辛口

第1位 獺祭 純米大吟醸50

獺祭 純米大吟醸50

獺祭は山口県の旭酒造で造られている日本酒です。度数は16%で、フルーティーな軽い味わいが特徴。プレゼントにも喜ばれる日本酒のひとつです。

「酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を提供したい」という旭酒造のモットーがあり、より多くの方に届けたい想いから、海外展開にも積極的な銘柄。世界中の飲食店に展開しており、山口県出身の安倍首相が、プーチン大統領やオバマ大統領に「獺祭」をプレゼントしたエピソードは有名です。

獺祭は全体的にフルーティーさと辛味のバランスが絶妙に造られており、辛口としてはやわらかい口当たり。冷やして食前酒にしたり、淡泊な魚や香り高い松茸、フルーツに合わせたりすると旨味が引き立ちます。

第2位 久保田 純米大吟醸 萬寿

久保田 純米大吟醸 萬寿

日本の米どころである新潟県が誇る、朝日酒造の「久保田」。米だけでなく水にもこだわりを持っており、朝日酒造が造る酒にはすべて地元の軟水が使用されています。酒造りにおいて一般的ではない軟水を使っているため、辛口のなかでも淡麗で飲みやすい味わいです。

久保田のなかで最高クラスである「萬寿」は、贈り物にも喜ばれる銘柄で、濃厚で豊かな香りと深い味わいが特徴。知名度が高く、美味しい純米大吟醸ながら手ごろな価格です。

第3位 八海山 純米吟醸 雪室貯蔵三年

八海山 純米吟醸 雪室貯蔵三年

久保田と並んで知名度の高い「八海山」。久保田と同郷の新潟を代表する淡麗酒なので、よく比較の対象にもなります。八海山系の伏流水である、「雷電様の清水」を使用しているのが特徴です。

八海山の純米吟醸は喉越しが穏やかで米の旨味そのものを感じられるため、さまざまな料理に合いやすいのもポイント。飲み口はすっきりとやわらかいですが、後味に苦みが残るので八海山好きのなかでも好みがわかれる面白い銘柄です。熟成酒好きな方はぜひチェックしておきましょう。

第4位 写楽 純米吟醸

 写楽 純米吟醸

2013年から3年連続で全国新酒鑑評会の都道府県別金賞1位を獲得している、福島県の酒を代表する銘柄のひとつです。写楽の純米吟醸は風味がよく、フレッシュな鮮度とややフルーティーな味わいが特徴。また、ほんのりとした酸味が旨味をより引き立てます。

特に食中酒として人気があり、冷やして飲むのがおすすめ。飲みやすいため、女性のファンも多い日本酒です。

第5位 而今 特別純米 火入れ

而今 特別純米 火入れ

2004年から製造を開始した「而今」。「じこん」と読み、1818年創業以来の蔵で造られています。酒銘には「過去にも未来にも囚われず、今をただ精一杯生きる」との意味があるそうで、東京や大阪の目利き店を皮切りに支持を集めている人気銘柄です。

フレッシュで飲みやすい味に仕上がっているのが特徴。ふわっと広がる甘みが美味しく、イタリアンとも相性がよいのでワイン感覚でも楽しめる不思議な日本酒です。

第6位 十四代 本丸 秘伝玉返し

十四代 本丸 秘伝玉返し

まろやかで甘みのある日本酒。淡麗辛口が流行していた時代に「芳醇旨口」として目を引き、評判を呼びました。以来、全国の酒販店がこぞって「十四代」の取り扱いを開始。現在も山形のプレミア銘柄として支持を集めています。

吟醸酒の甘く繊細でやわらかい口当たりはどんな料理にも合い、料理の旨味を引き立ててくれる日本酒です。

第7位 春鹿 超辛口 純米酒

春鹿 超辛口 純米酒

伝統的な技術を伝承している酒造りで支持を集めている酒蔵の日本酒。キレとコクが絶妙に調和し、そのまろやかな口当たりと高精白された原料米ならではの旨味と香りのよさが、辛口好きを虜にしています。

春鹿の製造理念である「米を磨く・水を磨く・技を磨く・心を磨く」に基づいて、華やかで切れ味のよい仕上がりを実現。山海の幸を問わずおすすめしたい、日本酒として評価が高い逸品です。

第8位 剣菱酒造 黒松剣菱

剣菱酒造 黒松剣菱

黒松剣菱は、“肩書き”よりも“味”をポリシーに酒造りをしている剣菱酒造の銘柄。お米のできによって、精米して残った米の割合を表す精米歩合を変えているのが特徴です。濾過で旨味が抜けすぎないように調節されているのもポイント。そのため、通常の日本酒と比べて黄色がかった色合いに仕上がっています。

また、お米の豊かな香りを楽しめるのも魅力。そのなかに酸味や辛味なども感じられるので、複雑で奥深い味わいの日本酒を探している方におすすめです。

第9位 酔鯨 特別純米酒

酔鯨 特別純米酒

原料米をしっかりと磨いた精米歩合55%の日本酒。お米の特性を考えた管理や仕込みが行われており、素材の旨味を存分に引き出しています。

独特の酸味があるほか、飲んだときのキレがあるため、日本酒度+6前後と辛口ながら飲みやすいのが魅力。ほんのりと吟醸香が感じられるので、味はもちろん香りも堪能できます。

第10位 くどき上手 吟醸酒 超辛口 ばくれん

くどき上手 吟醸酒 超辛口 ばくれん

日本酒度が+20の超辛口銘柄。味のキレがよいため飲みやすいのが特徴です。また、上品かつフルーティーな香りも楽しめます。精米歩合は55%で、原料米となる美山錦がしっかりと磨かれており、爽やかな口当たりの1本に仕上がっているのが魅力です。

アルコール度数は約18〜19%と少々高めなので、味わいや香りを堪能しながらじっくりと飲むのがおすすめ。よく冷やしてから飲むと、キリッとした味がより楽しめます。

第11位 秋田酒精 刈穂 山廃純米 生原酒 番外品

秋田酒精 刈穂 山廃純米 生原酒 番外品

日本酒度+21の極辛口銘柄です。麹の力でデンプンを糖に変え、極限までの発酵をおこなう刈穂伝統の「山廃仕込み」を採用しているのが特徴。また、アルコール度数はやや高めで、ハードなキレのよさで飲みごたえのある1本です。

原料に使用している自家栽培酵母(KSP)によってバランスのよい旨味も実現しているのもポイント。淡麗ながら辛口のなかに深みを感じられる、重厚な味わいが魅力です。

そして、冷やしてキレのよさを楽しんだり、常温や燗酒にするとより一層の香りを楽しんだりするのもよし。手軽に辛口の日本酒を楽しみたい方におすすめの1本です。

第12位 新澤醸造店 愛宕の松 別仕込み 本醸造

富久千代酒造 鍋島 純米吟醸 山田錦

宮城にある新澤醸造店が手掛ける、日本酒度+5の淡麗辛口のすっきりとした味わいが特徴のブランド「愛宕の松」。原料に山田錦を使用した精米歩合60%の本醸造酒で、軽やかさを感じられる爽やかな口当たりも魅力の1本です。

また、キレのよい喉越しとお米のふくよかな旨味を同時に楽しめる、バランスのよさが魅力のひとつ。新澤醸造店の創業以来、品質の高さから地元の宮城で根強いに人気を誇る、完成度の高い1本です。

そして、冷酒から燗酒まで幅広いスタイルで楽しめるのもポイント。料理の味を邪魔しないので食中酒としても楽しみたい、おすすめの日本酒です。

第13位 富久千代酒造 鍋島 純米吟醸 山田錦

富久千代酒造 鍋島 純米吟醸 山田錦

兵庫県産山田錦を使用した、富久千代酒造が手掛ける精米歩合50%の純米吟醸酒です。南国フルーツのような、フレッシュでやさしい清涼感が魅力の日本酒です。

そして、日本酒度は+5とやや辛口で、スッキリとした爽快なキレのよさがポイント。飲みやすいので、女性からも人気のある日本酒のひとつです。旨味と香り、喉越しのバランスが整っている完成度の高さも兼ね備えています。

日本酒にあまり慣れていない方や、日頃から気軽に楽しめる、飲みやすい銘柄を探している方は要チェックです。

第14位 高砂酒造 国士無双 本醸造

 高砂酒造 国士無双 本醸造

北海道旭川市に蔵を構えている高砂酒造が手掛けた、キレのある軽やかな口当たりが特徴の日本酒「国士無双」。旭川の厳しい冬の寒さのような、キリリと引き締まった飲み口が特徴の日本酒です。

また国士無双は、北海道産米の美山錦を原料に使用した本醸造酒で、お米の華やかな香りとまろやかな旨味を楽しめるのが魅力。飲み方はとくに熱燗がおすすめで、2018年に開催された全国燗酒コンテストで金賞を獲得しています。

価格が安いのも魅力のひとつ。コストパフォーマンスがよく、日頃から気軽に味わえる淡麗な日本酒を求める方におすすめの1本です。

第15位 日本清酒 千歳鶴 本醸造なまら超辛

日本清酒 千歳鶴 本醸造なまら超辛

北海道札幌市にある日本製酒が手掛ける日本酒。全国新酒鑑評会において14年連続で金賞を獲得するなど、全国でも屈指の酒造技術を持っていることでも有名です。

また、原料に使用している北海道産米「吟風」は、日本酒造りに好都合なやわらかいデンプン層「心白」の割合が大きく、良質な糠を造りやすいのが特徴の品種。本醸造なまら超辛は、千歳鶴のなかでもっとも辛口の日本酒度+15タイプです。

お米の旨味が活かされている、本製品は爽やかでキレのある味わいが魅力の1本。スッキリとした芳醇な風味を持つ日本酒を楽しみたい方におすすめです。

第16位 大七酒造 大七純米生酛

大七酒造 大七純米生酛

生酛造りに定評がある大七酒造の日本酒。そもそも生酛とは酒母を手作業で造る昔ながらの製法で、素材のポテンシャルを引き出し、深みのある味わいを楽しめるのが特徴です。

飲み方としては熱燗にしてパワフルな旨口を堪能するのがおすすめ。酸味が解け合い、後味のキレもスッキリとしています。燗酒にハマるきっかけとなり得るおすすめの1本です。

第17位 平瀬酒造店 久寿玉 特別本醸造 飛騨乃辛燗

平瀬酒造店 久寿玉 特別本醸造 飛騨乃辛燗

岐阜県・飛騨高山の蔵元「平瀬酒造店」の日本酒。燗酒のために生まれた1本で、きりりとしたキレを楽しめるのが特徴です。

原料米は同県産で、酒造好適米の「ひだほまれ」を使用しているのもポイント。おすすめの飲み方としては上燗から熱燗ぐらいの温度で、良質な米のやわらかな旨味と爽やかな酸味の調和を楽しめます。辛口党の方はぜひチェックしておきましょう。

第18位 大雪渓酒造 大雪渓 吟燗

大雪渓酒造 大雪渓 吟燗

長野県・信州安曇野の蔵元「大雪渓酒造」の日本酒。純米吟醸酒で燗を楽しむために生まれた1本で、お米の旨味と酸が調和し、キレがあるのが特徴です。

熱くして飲むとより味わいが際立ち、十分な余韻が感じられるのも魅力。醤油や味噌ベースの味の濃い料理と相性がよいので、肴との組み合わせを考えて楽しめるのもおすすめポイントです。

日本酒のおすすめ銘柄ランキング|甘口

第1位 両関酒造 花邑 純米酒 陸羽田

両関酒造 花邑 純米酒 陸羽田

十四代を手掛ける高木氏による技術指導のもと生まれたブランド「花邑」。原材料選定・醸造・保管方法・ネーミングまですべてが十四代によって監修され、さらに両関酒造のアレンジによって深みのある味わいを実現しています。

日本酒度はやや甘口の-3。芳醇な旨味と甘味を感じられ、辛口の日本酒のようなキレのよさも兼ね備えており、食中酒としても楽しめるのがポイントです。

そして、徹底した品質管理のもと醸造されているためもともと流通量が少なく、現在では希少な銘柄となっているのも特徴。贈り物としてもおすすめの、完成度の高い1本です。

第2位 紀土-KID- 純米大吟醸

紀土-KID- 純米大吟醸

京都市の松尾大社で開催された「酒-1 グランプリ」で、2016年に優勝した日本酒です。「酒米の王様」と呼ばれる、山田錦を50%まで磨いた純米大吟醸。桜色のようなやわらかいピンク色のラベルが特徴で、女性へのプレゼントにも喜ばれる日本酒のひとつです。

また、メロンに似たまろやかな香りが感じられるのもポイント。ふっくらとしたやさしい味わいが口いっぱいに広がります。

第3位 屋守 純米 中取り 無調整 生

屋守 純米 中取り 無調整 生

濾過などを行っておらず、お米本来の香りが楽しめる日本酒。ほんのりとした吟醸香がありつつ、甘みも感じられる飲みやすい1本です。余韻も短めなので、味が後に引かないすっきりとした味わいを堪能できます。

さらに、甘みに加えて酸味や苦味がほどよく感じられるのも魅力。飲み方としては、冷やであればキリッとした口当たりを楽しめ、熱燗であれば香りをしっかりと楽しめます。全体的にバランスが取れており、甘口の日本酒を初めて飲む方にもおすすめです。

第4位 楯野川 純米大吟醸 十八

楯野川 純米大吟醸 十八

日本酒度-8の甘口純米大吟醸です。原料には、入手が難しいといわれる酒米の王様「山田錦」を100%使用しています。精米歩合はわずか18%で、華やかさとやさしさを両立した品のよい香りが特徴。米の甘みや旨味が口いっぱいに広がります。

アルコール度数は約14%なので口当たりもよく、飲みやすいのもポイント。特別な日の贈り物にもおすすめの日本酒です。

第5位 一ノ蔵 ひめぜん

一ノ蔵 ひめぜん

アルコール度数が8%ほどと飲みやすい日本酒。ほんのりと甘く爽やかな酸味を感じます。食前酒としても人気が高く、比較的こってりとした料理に合いやすいのが特徴です。

ラベルもかわいらしく、プレゼントとしても喜ばれます。日本酒が好きだけどお酒が強くない方や、日本酒にまだ慣れない方におすすめです。

第6位 八海山 貴醸酒

八海山 貴醸酒

食後酒におすすめで、濃醇な甘味と適度な酸味が絶妙なバランスの貴醸酒です。また、爽やかな味わいで、購入後に長期熟成させる徐々に重厚な琥珀色に変化し、味も一層まろやかに変化します。

三段仕込みの最後である「留仕込み」の際に、仕込み水の代わりに清酒を使うのが特徴です。アルコール度数は17.5%。日本酒度-36と、甘口のなかでも特に甘いジャンルに入ります。

第7位 勝山 純米吟醸 䴇 LEI SAPPHIRE LABEL

 勝山 純米吟醸 䴇 LEI SAPPHIRE LABEL

「䴇 SAPPHIRE LABEL」は、宮城県仙台市の勝山酒造で造られている純米吟醸です。原料米には仙台産の一等米「ひとめぼれ」が使用されているのが特徴。日本酒度は-42と、超甘口銘柄です。

12%までアルコール度数を抑えているため、フランス料理の前菜や魚料理、煮込み系の肉料理に合うように造られているのもポイント。チーズやデザートとの相性もよく、食事と一緒に楽しみたい方にもおすすめです。

第8位 富久錦 純米 Fu.

富久錦  純米 Fu.

甘口の日本酒ながら軽快な味わいで、すっきりと飲める銘柄。白ワインのような酸味を感じられるのが特徴です。また、アルコール度数が8%で日本酒としては低いためスムーズに飲めます。香りも強すぎずほんのりとしたフレーバーが楽しめるので、日本酒のクセが苦手な方にもおすすめです。

冷やしてそのまま飲むのはもちろん、氷を入れてロックで楽しむのもおすすめ。ラベルがおしゃれなため、プレゼント用の日本酒を探している方もぜひチェックしてみてください。

第9位 越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸

越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸

ワイン酵母仕込みで作られている銘柄です。甘口ながら酸味も兼ね備えており、バランスのよい味わいに仕上がっているのが特徴。フルーティーで軽やかな香りが楽しめるため、ロックやソーダ割りでも美味しく飲めるのが魅力です。

精米歩合は60%で、洗練された味わいを堪能できます。さまざまな飲み方で日本酒を楽しみたい方は、ぜひチェックしておきましょう。

第10位 大関 極上の甘口

大関 極上の甘口

日本酒度-50と、非常に甘い銘柄。原料米を贅沢に使用することで、素材本来の旨味を引き出しているのが魅力です。甘口の日本酒ですが、酸味があるため後味がさっぱりしており、甘くなりすぎずスムーズに飲めるのもポイント。

ふくよかな後味が楽しめるので、余韻をしっかり堪能したい方はぜひ検討してみてください。

第11位 白瀧酒造 ロック酒の上善如水 純米

白瀧酒造 上善如水 純米

2018年に開催された、アジア最大級の食品飲料専門展示会「FOODEX JAPAN」でドリンク部門のグランプリを受賞。水のように飲みやすい、スッキリとした口当たりが特徴の、日本酒度-70の超甘口タイプです。

原材料は米と米麹だけを使用。果物のようにフレッシュで爽やかな甘味と酸味が特徴で、グラスに氷を入れて楽しむ「オンザロック」など通な飲み方もおすすめです。

また、ペンギンのかわいらしい涼やかなラベルもポイント。女性から多くの支持を獲得している、味覚と視覚の両方で楽しめる1本です。

第12位 阿部酒造 FOMALHAUT

 阿部酒造 FOMALHAUT

新潟の阿部酒造が手掛ける、挑戦的な酒造りで日本酒の可能性を開拓している「スターシリーズ」。本製品は夜空に輝く一等星「フォーマルハウト」の名前を冠した、甘口の1本です。

フォーマルハウトは、原料には柏崎周辺のお米を使用。仕込みの最中に清酒を加えて製造する「貴醸酒」と呼ばれる製法を採用しているのが特徴です。本来アルコールに変わるはずだった糖分を残しているので、非常に甘い口当たりに仕上がっています。

バニラアイスなどにもよく合い、食後酒やデザートと一緒に楽しむのがおすすめ。濃厚な甘味を堪能できる、レアな1本です。

第13位 村祐酒造 村祐 無濾過本生 黒ラベル

村祐酒造 村祐 無濾過本生 黒ラベル

高級砂糖である和三盆糖をイメージして研究し、製造元の村祐酒造が傑作酒と太鼓判を押す甘口の大吟醸酒。透明感がありつつも蜜のように濃厚な甘い口当たり、余韻がきれいに消えていく味わいに高級感が感じられます。

また、日本酒のなかでもかなり甘味を感じる銘柄のひとつでもあり、食後酒としての楽しみ方もおすすめの1本。希少なお酒なため、贈り物としても喜ばれやすく、高級志向の日本酒を求める方におすすめです。

第14位 真名鶴酒造 純米大吟醸 奏雨 sow

真名鶴酒造 純米大吟醸 奏雨 sow

福井県の真名鶴酒蔵が手掛ける純米大吟醸酒「sow」。日本酒度は-18と甘口の銘柄です。柑橘系を彷彿とさせるほどよい酸味と、爽やかな清涼感のある甘さを楽しめます。

スッキリとしていて飲みやすい、軽やかな口当たりもポイント。日本酒に慣れていない初心者の方でも親しみやすい味わいに仕上がっています。

また、和食から洋食まで一緒に楽しめる食中酒としてもおすすめ。カルパッチョなどとも相性がよいので、料理と一緒に楽しめる日本酒を探している方は要チェックです。

第15位 白藤酒造 奥能登の白菊 純米吟醸

白藤酒造 奥能登の白菊 純米吟醸

川県の白藤酒造で造られている純米吟醸酒、白菊は、日本酒度-4のほんのりとしたやさしい甘さが特徴の日本酒です。口に含んだ際に感じる、熟したバナナのように濃厚でフルーティーな甘い風味もポイント。奥深いコクを楽しめる1本に仕上がっています。

また、お米由来の芳醇な甘さを活かしながら、後味はスッキリとしたキレのよさを実現しているのも特徴のひとつ。飲みやすく、ぐいぐい飲めるお酒が好きな方におすすめです。

そして、熱燗にするとより一層芳醇な風味を楽しめるのも魅力。料理にもよく合うため食中酒としても向いている、楽しみ方の幅が広い1本です。

第16位 大七酒造 純米大吟醸雫原酒 宝暦大七

大七酒造 純米大吟醸雫原酒 宝暦大七

国内はもちろん、海外でも評判の日本酒。テイストとしてはまろやかでふっくらとした中甘口で、深いコクと上品な香りを楽しめるのが特徴です。

食前酒・食中酒・食後酒のどれにでも合いますが、飲み方としては冷やして飲むのがおすすめ。特に10℃あたりの「花冷え」で、肴としては濃厚なウニや淡白で旨味のあるハモ、さらには炒め物や揚げ物などこってりとした料理との相性も良好です。

第17位 丸山酒造場 雪中梅 本醸造

丸山酒造場 雪中梅 本醸造

新潟県の上越地区を代表する日本酒。酒蔵の「丸山酒造場」は麹造りを手作業で行っていることでも知られており、丁寧かつ丹精を込めた酒造りに定評があります。

本製品は本醸造酒で、酒米には地元の「五百万石」と「山田錦」、水には自家井戸の柔らかな軟水を採用。飲み方としては冷や、常温、ぬる燗程度で、深みのある味わいを楽しむのがおすすめです。なお、ラインナップは普通酒もあり、こちらはより後味がスッキリとしたタイプ。飲みやすい1本に仕上がっているので、併せてチェックしておきましょう。

第18位 川鶴酒造 讃岐くらうでぃ

川鶴酒造 讃岐くらうでぃ

「大人のカルピス」とも称されることがある日本酒。沈殿物はほとんどありませんが白濁しており、クリーミーな甘味を楽しめるのが特徴です。

アルコール度数は6%と低く、日本酒のテイストとしてはかなりライト。また、日本酒で一般的に用いられている黄麹ではなく、焼酎でよく用いられている白麹を使用しており、クエン酸由来のさわやかな酸味を生み出しています。

飲み方としてはストレートのほか、水割りや炭酸割りなどもおすすめです。

番外編:日本酒の飲み方を詳しくご紹介

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日本酒はあたためると雑味が消えてとろみのあるまろやかな味わいになり、少し冷やすと香りが立ち、キンキンに冷やすとキリッとシャープな味わいに変化します。日本酒の飲み方には名前がついており、10段階の温度変化によって区分されるのが特徴です。ほぼ5℃おきに刻まれた日本らしい風情ある呼び名と、それぞれの特徴をご紹介します。

冷や

「冷酒」と「冷や」は似ているようで全く別物です。冷酒は冷蔵したモノですが、冷やは常温を指すので冷蔵していない状態を指します。冷やの温度は季節や環境によって変わりますが、室温程度の20℃前後を指すのが一般的。味のバランスと日本酒本来の風味を感じられる飲み方だといわれています。

純米酒の上品な味を楽しみたい場合は冷やで飲むのがおすすめです。少し冷やすと香りが立ち、キンキンに冷やすとキリッとシャープな味わいに変化します。

涼冷え

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「すずひえ」と読み、15℃で味わう飲み方です。「冷や」よりやや冷たく、香りが立つので淡麗タイプの酒や吟醸酒系によく合います。作るときは、冷蔵庫で冷やしたあとしばらく常温に戻し、手に持った際にひんやりとした冷たさを感じる温度になったら飲み頃です。

涼冷えにすることで、穏やかな香りと、とろみのある味わいを楽しめるのが特徴。お米の風味を感じられる吟醸香が魅力の大吟醸酒や吟醸酒が属する、薫酒に適した温度といわれています。

ちなみに、涼冷えは冷酒のなかでも15℃と温度が高いお酒。ガラス製に限定せず、陶器や金属などの酒器も使えます。酒器でより香りを楽しむためには、口が広いラッパ型がおすすめです。

また、フルーティーな香りが特徴の吟醸酒はあたためると香りが消えやすいので、一般的には涼冷えが好まれます。

花冷え

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「花冷え」は10℃で飲む名称です。このくらいまで冷えていると、人によっては非常に冷たく感じられる温度で、香りだけでなく少しのキレや味のまとまりを求めるお酒に適しています。

冷蔵庫で数時間冷やしたあと、冷たい感触が指に伝わる程度の冷たさで飲むのがポイント。そのまま少し時間をおき、常温に近づけると「冷や」になります。 涼冷えよりも控えめな香りが特徴です。

雪冷え

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冷酒のなかでもっとも冷たい「雪冷え」は、5℃を基準としているため、飲むと喉に冷たい感触があります。冷気が目に見え、瓶に結露ができる冷たさが目安。冷蔵庫で冷やしたうえに、さらに氷水に漬けて冷やして味わう清酒です。

日本酒独特の香りはほとんど感じないので、日本酒独特の強い風味が苦手な方にはおすすめの飲み方。ただし、アルコール度数は変わらないため、飲む量やペースには注意しておきましょう。寒い地域や酒蔵によっては、雪冷えにも負けない強い香りや風味を特徴にしているモノがあります。

「燗(かん)」とは酒をあたためること。「お燗をする」「燗をつける」というような使い方もあります。あたためられた酒は「燗酒(かんざけ)」と呼ばれ、ビールやカクテルにはない日本酒独特な飲み方です。

お燗の度合いはお猪口に注いだ温度を指します。もし徳利のぬる燗で作った場合、お猪口に注ぐとその温度が伝わり少し冷えてしまって「人肌燗」となるので、店では自分が飲みたいお燗よりも少し熱めを注文しましょう。

日向燗

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30℃の日本酒を指す名称で、「ひなたかん」と読みます。ちょうど日本酒の香りが立ってくる30~35℃の絶妙な温度。なめらかな味わいが特徴で、冷たくも熱くもなく飲みやすい温度です。

30℃というと気温の感覚だとあたたかく感じますが、人の体温より低いので口に含んでもあたたかいとは感じません。日本酒の香りを楽しみたい方に人気の飲み方。なめらかな飲み口なため、日本酒に飲み慣れていない方にもおすすめです。

人肌燗

その名の通り、人肌に近い35℃で飲む名称です。感覚としては、さわるとほんのりあたたかく感じる程度。全体的に味にふくらみを感じられ、米や麹のよい香りがやわらかいのが特徴的です。

日本酒はあたためることでまろやかな口当たりになり、香味成分が強く感じられるため、湯気が出なくても香りがふわりと立ちます。

しかし、同時にアルコールの刺激が強くなるので、ツンとしたアルコール臭をより強く感じがちです。そのため、吟醸香がある吟醸酒や、雑味の多い普通酒は燗酒では飲まない方も多くいます。

ぬる燗

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「ぬる燗」は、40℃で飲む名称です。飲用温度のなかでも、40℃は日本酒の香りがもっとも感じられる温度といわれており、日本酒の香りを楽しみたいときには「ぬる燗」で注文するのをおすすめします。ぬる燗はやけどするほど熱くはありませんが、徳利に触れるとじわっと指先があたたかく感じる程度が目安です。

香りが立ちやすい特性を考慮すると、ぬる燗の場合吟醸酒や純米酒、本醸造酒がおすすめ。米や麹の風味が立ち、新酒の時期にも楽しめる飲み方です。

お酒をあたためるときには、徳利のそそぎ口にラップをすることで香りの成分が飛ぶのを防げます。ちなみに、40℃のお湯で燗をすると10分以上かかり、アルコールが飛んでしまうので注意しておきましょう。2~3分で済むよう燗をするお湯を熱めに調節し、徳利の底に指をあててやや熱いと感じたら飲み頃です。

上燗

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「上燗」は「じょうかん」と読みます。45℃で飲むときの名称で、徳利から注いだときに湯気が出るほどの熱さですが、熱くて飲めないほどではありません。香りからやわらかさが消え、比較的引き締まった香りを感じるのが特徴。ぬる燗とはたった5℃の差ですが、より強い香りが感じられるため、上燗まであたためる場合は吟醸酒よりも本醸造酒や普通酒がおすすめです。

熱燗

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「熱燗」は「あつかん」と読み、50℃程度の飲み方です。徳利から湯気がはっきりと見え、さわると熱く感じる温度。香りがシャープになり、キレのある辛口酒によく合います。

熱燗を作るときは、時間をかけずにさっと熱湯に徳利をつけるのがコツです。温度をあげるのに時間をかけてしまうと、貴重な香りもアルコール成分もどんどん飛んでしまうので気をつけましょう。

とびきり燗

「とびきり」は約55℃が基準となるため、日本酒の飲み方としてはかなり熱めです。日本酒のように、熱くても冷たくても美味しいお酒は世界的にも珍しいので、グローバルな人気があります。徳利を持つとかなり熱く感じられるほどで、香りはシャープになり、辛口度が増すのが特徴です。

ちなみに、電子レンジであたためるときは温度が急激に上がるため、徳利の口にラップをするようにしましょう。さらに、徳利の上部と下部で温度差が出るので、対策としては10~20秒ほどあたためてから1度取り出し、徳利を上下に1度振ることで温度を均一にすることが可能です。