飲む点滴ともいわれる甘酒。美容や健康意識の高まりから、日々の生活に取り入れる方もいます。しかし、製品によって米麹や酒粕といった原料や味わいが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、甘酒のおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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甘酒とは?

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甘酒は、米を発酵させて作る日本の伝統的な飲み物です。その歴史は古く、平安時代から親しまれています。古くは「一夜酒」や「醴酒(こざけ)」という名でよばれていました。
甘酒には、大きく分けて「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があります。米麹甘酒は、米麹の酵素がデンプンをブドウ糖に分解して自然な甘みを作り出します。一方で酒粕甘酒は、酒造りの副産物である酒粕を水で溶かして作られるのが特徴です。
甘酒のおすすめ|人気
コーセーフーズ お米と米麹でつくったあまざけ
米麹の自然な甘さを活かしたノンアルコール甘酒。国産米と米麹のみを使用し、砂糖を使わずに仕上げられています。甘さは控えめの方が好みの方におすすめです。
ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれているのも嬉しいポイントです。温めても冷やしても美味しく、豆乳と混ぜるアレンジもおすすめ。125ml×3本の飲みきりサイズで、毎日の健康習慣を始めたい方におすすめです。
森永乳業 甘酒
酒粕のコクと米麹のやさしい甘みを楽しめる甘酒。2つの発酵素材を組み合わせることで、濃厚でありながら飲みやすい味わいを実現しています。米麹の粒感がしっかりと感じられ、口当たりと喉越しのよさが特徴です。
缶タイプと紙パックタイプや、糖質オフタイプもラインナップされています。アルコール分は1%未満で、冷やしても温めても美味しく飲める甘酒をお探しの方におすすめです。
マルコメ プラス糀 糀甘酒LL 糀リッチ粒
糀の粒の食感を楽しめるリッチな甘酒。米糀の量を通常の1.2倍に増やすことで、濃厚な甘みとうまみを実現しており、砂糖不使用でも十分な自然の甘さが堪能できます。アルコール0%、食塩不使用で子どもから大人まで安心して飲める設計です。
常温での長期保存が可能で、まとめ買いにも便利です。そのまま冷やして飲んでも美味しさを味わえますが、温めるとさらに豊かな香りと甘みが広がります。米糀本来の味わいを存分に味わいたい方におすすめです。
宝来屋本店 冷やしあま酒
自然な甘さを楽しめる米糀あま酒。国産米の米糀のみを使用し、砂糖を加えずに仕上げたストレートタイプです。
350mlのペットボトル入りで持ち運びやすく、よく冷やしてゴクゴク飲めるすっきりとした味わい。そのまま飲むのはもちろん、牛乳や炭酸水で割ってアレンジも可能です。ノンアルコールの甘酒を探している方はチェックしてみてください。
マルサン あまざけ
ほどよい濃さでゴクゴク飲める甘酒。砂糖不使用で米と米こうじのみを原料とし、自然な甘みとすっきりとした後味が特徴です。アルコール0%なので子どもから大人まで安心して楽しめます。
甘さが比較的控えめで雑味の少ないクリアな味わいが魅力です。ストレートタイプなので薄める必要がなく、そのまま飲める手軽さも嬉しいポイント。甘酒の粒感やドロッとした食感が苦手な方にもおすすめです。
メロディアン 米糀甘酒
アルコールゼロで粒感が控えめのなめらかな甘酒。しっかりすり潰した米糀を使用し、コク深くまろやかな味わいに仕上げています。甘さ控えめのすっきりとした後味で、甘酒が苦手な方でも飲みやすいのが特徴です。
冷やしても温めても美味しく楽しめるため、季節を問わず味わえます。195gタイプは電子レンジでそのまま温められ、手軽にあたたかい甘酒を味わえる便利さも魅力。子どもから大人まで安心して飲める健康的な飲み物をお探しの方におすすめです。
メロディアン 酒粕甘酒
芳醇な香りとマイルドな甘みが楽しめる酒粕甘酒。国産米100%の酒粕を使用し、兵庫県灘と京都府伏見の厳選された酒蔵の酒粕をブレンドしており、風味豊かな味わいを実現しています。
甘味料にはてんさい糖を使用し、やさしい甘さが特徴です。アルコール分は1%未満のため、幅広い年代の方に安心して飲んでいただけます。温めても冷やしても美味しく、さらっとした飲み口で酒粕甘酒初心者の方にもおすすめです。
大関 甘酒
老舗酒蔵の技術が詰まった酒粕甘酒。しぼりたての新鮮な酒粕を使用し、生姜の風味と蜂蜜のさっぱりとした甘みが楽しめます。昔ながらの懐かしい味わいを楽しめます。
アルコール度数1%未満で清涼飲料水として分類され、温めても冷やしても美味しく飲めるのが魅力。ビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれています。日常のさまざまなシーンで飲みやすいおすすめの甘酒です。
酢屋亀本店 門前甘酒ストレート
米糀の自然な甘みを活かした無加糖甘酒。国産米と麹菌のみで作られており、砂糖を使用していません。ノンアルコールタイプなので、年齢を問わず安心して楽しめるのが魅力です。
350mlのペットボトル入りで持ち運びやすく、そのまま飲めるストレートタイプ。常温で8ヶ月保存できるため、日常の栄養補給や体調管理におすすめです。善光寺門前で明治35年から続く老舗の伝統製法により、米糀本来のやさしい味わいに仕上がっています。
甘酒のおすすめ|無添加
八海山 麹だけでつくったあまさけ
酒造技術を活かした本格的な米麹甘酒。国産米を60%まで削った高精白の米を使用した麹と、雪国魚沼の清らかな水のみで作られています。米麹の酵素で自然な甘さを引き出し、すっきりと上品な味わいが特徴です。
麹菌と麹由来グルコシルセラミド含まれているのもポイント。ノンアルコールなので年齢を問わず、幅広く楽しめる甘酒です。
篠崎 国菊あまざけ AM-01
米と米麹だけで作られた無添加の甘酒。砂糖や防腐剤を使わず、自然な甘みとさっぱりした味わいが魅力です。くせのない風味で飲みやすく、温めても冷やしても楽しめるストレートタイプとなっています。
福岡県朝倉市の老舗蔵元が手がけるアイテムで、厳選された国産米を使用。ノンアルコールなので、子供から年配の方まで幅広く楽しめるのが魅力です。
まろうど酒造 まざけ+乳酸菌 ちほまろ
二段階発酵による甘酒と乳酸菌の発酵飲料。宮崎県高千穂町の自然豊かな環境で作られており、米と糀を使った甘酒にさらに乳酸菌発酵を加えています。無添加・砂糖不使用で自然な甘さを楽しめます。
とろりとしたまろやかな口当たりで、毎日取り入れやすいのが魅力。漬物由来の植物性乳酸菌が含まれているのも特徴です。150gと500gのサイズから選べるため、用途に合わせて選択できます。
前田家 無添加 岡山県産 玄米甘酒
玄米のうまみを活かした濃縮タイプの甘酒。岡山県産玄米「あけぼの」のみを使用し、砂糖・保存料・調味料・着色料・香料を使わない伝統製法で作られています。ノンアルコールのため、子供から年配の方まで安心して楽しめるモデルです。
個包装タイプで持ち運びにも便利。お湯で薄めるだけで濃厚な甘さとコクのある味わいが楽しめます。ジャムのように、トーストに乗せて食べるアレンジもおすすめです。
ホシサン お米と米麹だけでつくった甘酒
シンプルな原料へのこだわりが光る米麹甘酒。九州産のお米と100年以上受け継がれた伝統の米麹のみを使用し、砂糖や保存料を加えずに仕上げています。熟成糖化により引き出された自然な甘みが魅力です。
ノンアルコールで子どもから大人まで安心して楽しめる一品。糖度約46度の濃厚な味わいは2倍希釈で飲むほか、牛乳や豆乳で割ったり調味料としても活用できます。
MURO KOJI DRINK A
米麹が持つ自然な甘さを活かした新感覚の発酵飲料。国産米と国産米麹のみを使用し、なめらかな舌触りと上品な甘みが楽しめます。粒感が気になりにくいのもポイントです。
フォーマルなブラックのギフトボックスに入っているのも魅力。ボトルも高級感のあるデザインなので、プレゼントにもおすすめのアイテムです。
甘酒の選び方
種類をチェック
酒粕甘酒

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酒粕甘酒は、日本酒を造る過程で生まれる酒粕を水で溶き、砂糖で甘みを加えて作られます。酒粕特有の芳醇な香りと、しっかりとした甘さが楽しめるのが特徴。昔ながらのコクのある甘酒を味わいたい方におすすめのタイプです。
ただし、酒粕には微量のアルコールが含まれている点に注意が必要です。製品によっては約8%から9%のアルコール分を含むモノもあります。そのため、子供や妊娠中の方、アルコールに弱い方は飲むのを控えましょう。
米麹甘酒

米麹甘酒は、お米と米麹を発酵させて作る甘酒です。砂糖を使わず、麹の力でお米のでんぷんを糖に変えるため、自然でやさしい甘みが生まれます。とろりとした口当たりで、お米本来の甘みを感じられるのが魅力です。
また、アルコールをほとんど含まないため、子供から大人まで、時間帯を問わずに楽しめる点もポイントです。
乳酸発酵甘酒

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乳酸発酵甘酒は、米麹甘酒に乳酸菌を加えてさらに発酵させたモノです。米麹由来のやさしい甘みに乳酸菌のさわやかな酸味が加わり、すっきりとした後味が楽しめます。ヨーグルトのような風味が好きな方にもおすすめです。
製品には加熱殺菌されたタイプと、無殺菌のタイプがあります。加熱殺菌タイプは保存性が高いのがポイントです。一方、無殺菌タイプは生きた乳酸菌をそのまま摂取できるのが魅力なので、目的に合わせて選んでみてください。
玄米甘酒

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玄米甘酒は、白米の代わりに玄米と米麹を原料にして作られます。見た目は白米の甘酒より茶色っぽく、玄米ならではの香ばしさと、少しくせのある風味が特徴です。つぶつぶとした食感が残っている製品も多く見られます。
白米と比べて栄養価が高い玄米を使っているため、ビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素を豊富に摂取できるのが大きな魅力です。健康志向が強く、栄養価を重視して甘酒を選びたい方にぴったりのタイプです。
添加物の有無をチェック

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健康のために甘酒を飲むなら、添加物の有無をしっかり確認しましょう。保存料や着色料、酸味料などの添加物が入っていない「無添加」の製品を選ぶのがポイントです。原材料表示を見て、「米」と「米麹」だけで作られているシンプルなモノが理想的です。
さらに、砂糖や人工甘味料が使われていないかもチェックしましょう。砂糖不使用の米麹甘酒は、お米由来の自然な甘みだけで作られており、甘すぎるのが苦手な方にもおすすめです。
無添加の甘酒は保存料が入っていないため、賞味期限が短いことがあります。開封後は冷蔵庫で保存し、早めに飲み切ると安心です。原材料に国産米を使った製品は、品質にこだわる方に向いています。
タイプをチェック
手軽に飲めるストレートタイプ

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ストレートタイプは、水やお湯で薄める必要がなく、キャップを開けてすぐに飲めるのが魅力です。缶や瓶、紙パックに入った製品が多く、冷蔵庫で冷やしておけばいつでも手軽に楽しめます。持ち運びにも向いており、外出先で飲みたいときにも便利です。
飲み口はさらっとしていて、ドロドロ感が少ない製品がよく見られます。甘酒をはじめて飲む方や、すっきりとした喉ごしが好きな方におすすめです。まずは試してみたいという場合にぴったりのタイプです。
さまざまな用途で使える濃縮・粉末タイプ

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濃縮タイプは、水やお湯で割って好みの濃さに調節できるのが特徴です。その日の気分に合わせて甘さやとろみを調整できます。また、牛乳やジュースで割ったり、料理の甘味料として使ったりと、アレンジの幅が広いのも魅力です。
一方の粉末タイプは、お湯や水を注ぐだけで簡単に甘酒が作れます。個包装になっている製品が多く、軽量でかさばらないため、オフィスや旅行先への持ち運びにも向いています。自分のライフスタイルに合わせて選んでみてください。
長く保存できるフリーズドライ

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フリーズドライタイプは、お湯を注ぐだけでできたてのあたたかい甘酒が楽しめるのがポイントです。甘酒の風味や栄養を損なうことなく乾燥させているため、手軽に本格的な味を再現できます。忙しい朝や、少しだけ飲みたいときに便利です。
個包装の製品が多く、軽量で持ち運びやすいのも魅力のひとつです。また、常温での長期保存が可能なので、ストックしておくと重宝します。登山などのアウトドアシーンや、いざというときの非常食として備えておくのもおすすめです。
贈り物用ならギフトセットがおすすめ

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健康や美容を気遣う方への贈り物には、甘酒のギフトセットがおすすめです。特に、無添加で砂糖不使用、ノンアルコールの米麹甘酒は、贈る相手を選ばず、体にやさしい贈り物として人気があります。
父の日や母の日といった特別な日には、見た目がおしゃれなボトルや華やかなパッケージの製品を選ぶと、より気持ちが伝わります。品質にこだわった酒蔵が作る特別な甘酒も、贈り物としておすすめです。
さまざまな味を楽しめる飲み比べセットや、フルーツ果汁を加えたフレーバー甘酒のセットも人気です。相手の好みや家族構成に合わせて、ぴったりのギフトセットを選んでみてください。
甘酒を使ったアレンジレシピ
糀甘酒入りホットケーキ

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砂糖を使う代わりに甘酒を使ったホットケーキレシピです。材料は、ストレートタイプの米麹甘酒約250ml・生塩麹小さじ1・ホットケーキミックス200g・サラダ油適量です。
作り方はまずボウルを用意し、ストレートタイプの米麹甘酒、生塩麹を混ぜ合わせます。さらに、ホットケーキミックスも加えてなめらかになるまで混ぜ合わせたら、生地ができます。
次に、サラダ油を入れたフライパンを熱し、火を弱火~中火にしてみてください。作った生地を流し入れて両面こんがり焼き上げたら完成です。
キウイとアボカドの糀甘酒スムージー

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ストレートタイプの米麹甘酒を使った、朝食にもぴったりのスムージーレシピです。まず、キウイ1個とアボカド1/2個を用意して、適当な大きさに切りましょう。次に、ストレートタイプの米麹甘酒を250ml用意し、カットしたキウイ・アボカドと一緒にミキサーに入れます。なめらかになるまで撹拌したらコップに注いで完成です。
豚肉の糀甘酒角煮

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甘酒の自然な甘さを活かした、角煮のレシピです。調味料はストレートタイプの米麹甘酒125mlのほか、醤油大さじ2、水を適量用意しましょう。具材には、豚バラのかたまり肉400g、長ネギの青い部分、白い部分を各10cm、絹さや4枚、生姜1かけを使います。豚肉は食べやすい大きさ、生姜は薄切り、長ネギは白髪ネギを作るようにカットしておきましょう。また、絹さやは筋を取りさっと茹でておくのがポイントです。
まず、鍋に豚肉と長ネギの青い部分、生姜、豚肉が浸るくらいの水を入れ強火にかけます。沸騰したら火を中火にし、豚肉がやわらかくなるまで火を通してみてください。次に、ゆで汁を150mlだけ取り分けます。
残ったゆで汁を捨てたら鍋をさっと洗い、米麹甘酒・醤油・取り分けたゆで汁を中火にかけ、水分が少なくなるまで煮詰めます。照りが出たら器に盛り、白髪ネギと絹さやを添えて完成です。
甘酒には、米麹由来で自然な甘さが特徴のモノと、酒粕由来で豊かなコクが楽しめるモノがあります。それぞれの風味や栄養価が異なるため、飲む目的や好みにあわせて選ぶのがポイント。飲みきりやすいサイズや保存のしやすさも考慮して選んでみてください。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。