飲み方を変えるだけでさまざまな味わいを楽しめるウイスキー。産地や原料によってその種類はとても豊富で、銘柄ごとの個性を感じられるのが魅力です。

特に、世界5大ウイスキーと称される産地の銘柄はぜひ飲んでおきたいところ。そこで今回はウイスキーのおすすめ人気銘柄をご紹介します。種類や選び方に関しても解説していきますので、ウイスキー初心者の方もぜひ参考にしてください。

ウイスキーの種類と違い

まずは世界5大ウイスキーを知ろう

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スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本はウイスキーの名産地とされていて、この5ヵ国で作られる銘柄は「世界5大ウイスキー」と呼ばれています。それぞれ産地ごとに個性を持っており、自分好みの産地を見つければウイスキー選びの参考となるのでおすすめです。

もし世界5大ウイスキーをひと通り飲んでしまった場合は、”ウイスキーの聖地”と呼ばれるアイラ島の銘柄や、最近注目を集めているタスマニア島の銘柄を試してみるのもおすすめ。産地ごとに変わる味わいを楽しみましょう。

原料や製法で種類が分けられる

個性的なウイスキーを探している方におすすめの「モルトウイスキー」

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穀物原料として大麦麦芽(モルト)だけを使って作られたウイスキーがモルトウイスキーです。1つの蒸溜所のモルトウイスキーだけでできたモノが「シングルモルト」、複数の蒸溜所で作られたモルトウイスキーを混ぜあわせ場合は「ヴァッテッドモルト」と呼ばれます。

モルトウイスキーは蒸溜所ごとの個性が強く、製造年によって香りや味にブレが出やすいのが特徴。スコッチウイスキーのモルトウイスキーはピートという泥炭を燃やして大麦麦芽を乾燥させるので、土の香りのようなピーティで、煙臭いスモーキーと呼ばれるアロマが強くなります。

スコットランドはピートが豊富。地域によってピートの元となった植物やコケの種類が異なるので産地や蒸溜所ごとのモルトウイスキーの個性につながっています。個性が強いウイスキーを探している方、あるいはスコッチウイスキーを深く知りたい方におすすめです。

ウイスキー初心者の方におすすめの「ブレンデッドウイスキー」

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モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜ合わせて作られるウイスキーがブレンデッドウイスキーです。多くのブレンデッドウイスキーは40種類ほどの原酒がブレンドされています。各モルトウイスキーに精通した経験豊富なブレンダーと呼ばれる職人が慎重にブレンドして銘柄独自の香りや風味を守っているのが特徴です。

ブレンデッドウイスキーはスコッチウイスキーの90%以上を占めています。銘柄が豊富で、各ウイスキーに個性がありながらも飲みやすいのが特徴。これからウイスキーのことを知りたいという初心者をはじめ多くの方におすすめです。

クセのないクリアなウイスキーが好きな方におすすめの「グレーンウイスキー」

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大麦麦芽だけが使われるモルトウイスキーに対して、グレーンウイスキーは大麦や小麦そしてトウモロコシなどの穀物を原料として製造されます。アルコール度数100%近くという高純度の蒸留液を生成できる連続式蒸留器を使って蒸留されるので、クセのないクリアな味が特徴です。

ただし、グレーンウイスキーは主にブレンデッドウイスキーの原酒用として作られるので、商品数が少ないのがデメリットです。

ライトな飲み口のウイスキーが好きな方におすすめの「ライウイスキー」

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主原料としてライ麦を用いたウイスキーがライウイスキーです。世界5大ウイスキーのひとつであるカナディアンウイスキーが有名。カナディアンウイスキーはライ麦を主原料とするフレーバーリングウイスキーと、トウモロコシ主体のベースウイスキーをブレンドして作られます。

カナディアンウイスキーは、フレーバーリングウイスキーのスパイシーで豊かな香りが特徴。さらに、ベースウイスキーのクセがないライトな飲み口を受け継いでいます。世界5大ウイスキーの中でもライトで飲みやすいウイスキーです。

コクがあるウイスキーが好きな方におすすめの「コーンウイスキー」

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トウモロコシを主原料として作られるウイスキーがコーンウイスキーです。「ワイルドターキー」などのバーボンや、「ジャックダニエルズ」などのテネシーウイスキーが有名。原料としてトウモロコシが51%以上含まれ、さらにライ麦や小麦が加えられます。

コーンウイスキーの特徴は、トウモロコシ由来の柔らかな甘味とコクのある味わい。特にバーボンは内側を焦がしたホワイトオークの新樽で2年以上熟成されるので、独特の香りと力強い飲み味が楽しめます。

ウイスキーの度数は?

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EU圏内の蒸留酒あるいはカナディアンウイスキーなどはアルコール度数40%以上で瓶詰めすることが義務付けられているので、多くのウイスキーのアルコール度数は40%以上です。ブレンデッドウイスキーでは40~43%といったアルコール度数が主流。しかし、シングルモルトスコッチウイスキーの中には46%以上といったアルコール度数が高いモノも少なくありません。

ちなみに、日本にはウイスキーの最低アルコール度数に関する規則がないのが特徴。ジャパニーズウイスキーとして世界的に評価が高いサントリーの「山崎12年」「白州12年」は43%、ニッカ「余市12年」が45%と高めです。

シングルとダブルの違いは?

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居酒屋やバーなどでウイスキーを注文すると「シングル」と「ダブル」のどちらにするのかを聞かれることがあります。この場合のシングルとダブルはウイスキーの量を指しており、先ほどご紹介した種類とは関係がないのでご注意ください。

シングルの量は約30ml、ダブルの量は約60mlです。また、シングルとダブルの間をとった約45mlの「ジガー」と呼ばれる量も存在します。

日本のウイスキーと海外のウイスキーって何が違う?

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日本で生産されるジャパニーズウイスキーは、もともとスコットランドのスコッチウイスキーを参考にして作られたモノでした。味の特徴としては、スコッチウイスキーらしいスモーキーな香りを残しながら、繊細な口当たりに仕上がっているのがポイントです。日本人の舌に合う味わいなので、初めてウイスキーを選ぶ場合はジャパニーズウイスキーをチョイスするとよいでしょう。

ウイスキーの選び方

産地で選ぶ

各産地の特徴を把握すれば、自分好みのウイスキーが見つけやすくなります。たとえば、アメリカが産地のアメリカンウイスキーは甘みが独特で、カナダが産地のカナディアンウイスキーは口当たりが軽快です。

最初はどの産地のモノが自分の舌に合うのかなかなか判断しづらいので、ある程度ウイスキーを味わって絞り込んでいくのもよいでしょう。

予算で選ぶ

ウイスキーの価格はピンからキリまで。シングルモルトウイスキーは比較的高くなる傾向にあるので、リーズナブルな銘柄を探している方はブレンデッドウイスキーの中から見つけるのがおすすめです。

また、同じ銘柄でも熟成した年数によって価格が大きく変わります。中には数十万円する非常に高価なモノもあるので、ウイスキーを選ぶときは、予算にも気をつけながら探してみてください。

ウイスキーのおすすめ銘柄

ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) ブラックラベル 12年 ブレンデッド スコッチウイスキー

ジョニーウォーカーは、世界的に人気の高いスコッチウイスキーブランド。さまざまな蒸溜所から集めた原酒をブレンドしていて、スパイシーな風味と甘さ、そしてスモーキーな味わいが楽しめる贅沢なウイスキーです。12年以上熟成させることで生まれた味の奥深さも魅力のひとつ。ロックで飲むのはもちろん、ハイボールにすれば豊かな香りを楽しめるのでおすすめです。

バランタイン(BALLANTINE) ファイネスト ブレンデッド スコッチウイスキー

バランタインがリリースするベストセラーのブレンデッドウイスキーです。バニラのような甘く豊かな香りとスムーズでまろやかな味わいが魅力。アルコール度数は飲みやすい40%です。

1000円前後という価格もメリット。普段の家飲み用ウイスキーとして気軽に常備しておけます。また、世界の定番スコッチウイスキーなのでプレゼントとして贈っても喜ばれる銘柄です。

ジェーアンドビー(J&B) レア ブレンデッド スコッチウイスキー

J&Bは1749年創業のスコッチウイスキーブランド。本銘柄は老舗のリーズナブルなスタンダードウイスキーです。スコッチの聖地と呼ばれるスコットランド最大の生産地スペイサイド地方のモノを中心に42種類のモルトウイスキーをブレンドして飲みやすいブレンデッドウイスキーとして仕上げています。

リンゴのような甘い香りが特徴。飲み口もスムーズで口当たりがよいウイスキーです。コーラやソーダなど甘味のついた炭酸飲料との相性がよいので、ハイボールなどさまざまなカクテルに使うウイスキーとしてもおすすめします。

カティサーク(CUTTY SARK) オリジナル ブレンデッド スコッチウイスキー

飲みやすいスコッチウイスキーを探している方におすすめの「カティサークオリジナル」。さまざまな最高級モルトを中心にバランスよくブレンドされているため、軽やかな口当たりに仕上がっています。ハイボールでいただくと爽やかな風味が楽しめるのでおすすめ。また、カクテルのベースとして使用するのにも適しています。価格も1000円前後なので、リーズナブルなスコッチウイスキーを選びたい方にもおすすめです。

シーバスリーガル(Chivas Regal) ミズナラ12年 ブレンデッド スコッチウイスキー

日本原産のミズナラ樽を使用しているウイスキー。厳選された質の高いモルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされており、繊細な味わいを楽しめます。日本のために開発されたウイスキーのため、日本人の舌に合うのも魅力。甘さと香ばしさが同時に感じられるおすすめの1本です。

ザ・マッカラン(MACALLAN)12年 シングルモルト スコッチウイスキー

“シングルモルトのロールスロイス”と称されるスコットランド生まれのシングルモルトウイスキー。シェリー酒の空き樽を流用した「シェリー樽」で最低12年間熟成させることにより、香り高いフルーティーな味わいが特徴です。このウイスキーを生産しているマッカラン蒸溜所は、18世紀初め頃からその名が知られている名門。深い歴史を感じられるおすすめの1本です。

タリスカー(Talisker) 10年 シングルモルト スコッチウイスキー

スコットランドのスカイ島にある蒸溜所で作られているスコッチウイスキー。異なる年代のウイスキーをブレンドすることで、力強さと甘さの入り混じる独特な味に仕上がっているのが特徴です。また、海水を感じさせるほのかな塩の香りも楽しめます。

アルコール度数は45.8%と若干高め。そのガツンとした味わいを堪能するためにも、飲み方はストレートやロックがおすすめです。

アードモア(ARDMORE) レガシー シングルモルト スコッチウイスキー

1898年創業のアードモア蒸留所で作られているシングルモルトウイスキー。自然豊かな森と広大な大麦畑に囲まれたハイランド地方伝統の製法で作られています。深いスモーキーさが感じられるのは、麦芽をピート(泥炭)で乾燥させたピーテッド麦芽を使用しているためです。

ピートによるスモーキーさと、シェリー樽由来のスパイシーさを感じるアードモアは、ウイスキー好きの方にこそおすすめしたい銘柄です。

ザ・グレンリベット(THE GLENLIVET) 12年 シングルモルト スコッチウイスキー

スコッチのシングルモルトは蒸留所の個性が強く出るものが多く、しばしば好みが分かれます。しかしグレンリベットはシングルモルトでありながら、世界的な知名度があり広く愛される銘柄。初心者にもおすすめです。

ピートの香りをつけないためスモーキーさは感じず、1口飲めば咲き誇る花やバニラ、ナッツの香りが広がります。はちみつの甘さの余韻はエレガントでありながら初々しさを感じる味わいです。

グレンリベットは政府公認の蒸留所第1号であり、すべてのシングルモルトの原点ともいえる存在。12年は、特に飲みやすく、ロックやストレート、ソーダ割など、飲み方を選ばす楽しめる、初心者におすすめのシングルモルトです。

グレンフィディック(GLENFIDDICH)12年 シングルモルト スコッチウイスキー

従来主流であったブレンデッドウイスキーの原酒としてではなく、1963年に初めて「シングルモルトウイスキー」として世に出されたグレンフィデック。販売当初はニッチな存在でしたが、その爽やかな香味とすっきりした飲み口で瞬く間に人気の銘柄の1つに仲間入りしました。

洋梨の香りが華やかで、くどさのない優しい味わいのスコッチ入門におすすめの銘柄です。

アベラワー(Aberlour) 12年 ダブルカスクマチュアード シングルモルト スコッチウイスキー

1826年、スコットランドのアベラワー村で創業したアベラワー蒸留所。重すぎない口当たりとフルーティな味わいが特徴的なウイスキーを造っています。

ダブルカスクマチュアードは、シェリーとバーボン2種の樽で熟成され、シェリー樽のりんごのようなフルーティさとバーボン樽のバニラらしい重厚さを併せ持つ非常にバランスの良い仕上がり。ソフトなピート香もアクセントになる味わい深い銘柄です。

グレンモーレンジィ(Glenmorangie) 10年 オリジナル シングルモルト スコッチウイスキー

イギリスの酒類品評会IWSCでゴールドメダルを数多く受賞している、プロも認めた銘柄。常夏の太陽の下でジューシーに育ったオレンジやモモ、洋ナシを思わせる香味があり、後味のバニラとかすかなミント香が鼻を抜けていきます。

100%オーク樽で熟成させることで、輝くような淡い黄金色に色づいた、心も目も楽しませてくれるシングルモルトのスコッチウイスキーです。

ボウモア(BOWMORE) 12年 シングルモルト スコッチウイスキー

“ウイスキーの聖地”と呼ばれるアイラ島の蒸溜所で作られたシングルモルトウイスキーです。海に面した貯蔵庫で熟成されているので、潮の香りも感じられる個性あふれる味わいが特徴。爽やかに香る柑橘の風味も魅力です。おすすめの飲み方はロック。複雑な味の中にあるコクを存分に楽しめます。

アードベッグ(Ardbeg) 10年 シングルモルト スコッチウイスキー

アイラ島で作られているシングルモルトウイスキー。強烈なスモーキー感があり、独特かつ個性の強い味わいが魅力です。

アルコール度数も46度と強めなので、ウイスキー初心者の方はハイボールや水割りでマイルドにしてから飲むのがおすすめ。ほんのりと甘みもあり、さまざまな味わいを楽しませてくれるのもポイントです。

ラガヴーリン(Lagavulin) 16年 シングルモルト スコッチウイスキー

洋ナシ型の蒸溜機を使用して、創業当初の製法を守りながら作り続けているアイラ島産のシングルモルトウイスキー。16年かけてしっかりと熟成しており、スモーキーかつフルーティーな個性ある味を楽しめるのが特徴です。上品な後味に仕上がっているので、その味を確かめながらロックで少しずつ飲んでみてください。

サントリー(SUNTORY) 角瓶 ジャパニーズウイスキー

言わずと知れた定番のジャパニーズウイスキー。”日本人の舌に合う日本のウイスキーをつくりたい”という思いのもとに誕生しました。甘い香りでありながら後味がすっきりしているため、ウイスキー初心者の方でも飲みやすく人気が高いです。角瓶と相性のよい飲み方はハイボール。口に広がる甘さとドライな後味を引き立ててくれます。

サントリー(SANTORY) 響(HIBIKI) JAPANESE HARMONY ブレンデッド ジャパニーズウイスキー

“日本の四季、日本人の感性、日本の匠の技でつくられたウイスキー”がコンセプトの響。豊富な種類の原酒がバランスよくブレンドされており、味わいの奥深さと柔らかさを両立させています。華やかに広がる香りも特徴。飲み方は、豊かな味わいを存分に楽しめるロックがおすすめです。

ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) ブラックニッカ(BLACK NIKKA) リッチブレンド ジャパニーズウイスキー

髭を生やしたおじさんのロゴが特徴的なブラックニッカのブレンデッドウイスキー。シェリー樽で熟成させたモルトウイスキーと、希少な「カフェ式連続式蒸留機」によるカフェグレーンウイスキーを使用しており、芳醇な香りが楽しめます。豊かでコクのある味わいでありながら口当たりがよく、飲みやすいのも魅力です。

キリン(KIRIN) 富士山麓(FUJI SANROKU) ジャパニーズウイスキー

樽から出したときの香味成分をキープしたジャパニーズウイスキー。冷却ろ過をしないで瓶に詰める「ノンチルフィルタード製法」が用いられていて、ウイスキーのうまみ成分をしっかり閉じ込めています。アルコール度数は50度と高めです。

また、富士山麓はモルトウイスキーと混ぜ合わせるためのグレーンウイスキーに力を入れているのもポイント。こだわりがたくさん詰まった1本です。

サントリー(SANTORY) トリス(TORYS) クラシック ジャパニーズウイスキー

ウイスキーをもっと気軽に、身近に楽しみたいならトリスがおすすめ。芳醇な甘い香りとなめらかな口当たりが特徴的な、多くの人に愛されている「ウイスキーのエントリーモデル」です。

軽快な飲み口なので、ストレートではなくハイボールが最もおすすめ。戦後間もない時期から日本人の舌を楽しませてきた、ライトで親近感あふれるウイスキーです。

サントリー(SANTORY) オールド ジャパニーズウイスキー

1950年に販売され、「ダルマ」や「タヌキ」と評されるころんとした見た目で愛されてきたサントリーオールド。「リッチ&メロー」と表現される、果実の甘みを思わせるコクととろみで人気の銘柄です。

飲みやすさとコクのある味わいを併せ持ち、長年にわたり愛し続けるファンが多い銘柄。ロックはもちろんハイボールでもおいしく飲める万能選手です。

サントリー(SANTORY) ホワイト ジャパニーズウイスキー

国産ウイスキー第1号のサントリーホワイト。「シロ」とも呼ばれ親しまれている銘柄です。日本で初めて販売された当初は、日本人になじみの薄いピート香が受け入れられず、失敗に終わりました。しかしその後試行錯誤により、すっきりして飲みやすい銘柄へとリニューアル。

今ではサントリーの定番銘柄としてその名を馳せています。すっきり飲みやすく、初心者の方にもおすすめ。和食によく合う、日本のウイスキーです。

キリン(KIRIN) オークマスター樽薫る ジャパニーズウイスキー

オーク樽で作られた、ナッツやメープルシロップを思わせるほのかな香りが特徴のウイスキーです。さっぱりとキレのある味わいなので、ハイボールで爽快に飲むのがおすすめ。ウイスキーらしいスモーキーさをかすかに感じながらも、癖がなく飲みやすい銘柄です。

サントリー(SANTORY) 山崎(YAMAZAKI) シングルモルト ジャパニーズウイスキー

日本を代表するシングルモルトウイスキーの「山崎」。ミズナラ樽で貯蔵したモルトと、ワイン樽で貯蔵したモルトをそれぞれ使用することで華やかな香りを生み出しています。その味わいは甘くてなめらか。ロックや水割り、ハイボールなどさまざまな飲み方との相性がよく、贅沢な味わいを楽しめるおすすめのジャパニーズウイスキーです。

サントリー(SANTORY) 白州(THE HAKUSHU) シングルモルト ジャパニーズウイスキー

豊かな森に囲まれた白州蒸溜所で作られているシングルモルトウイスキー。みずみずしさが特徴の大麦麦芽「ライトリーピーテッドモルト」を原料として使用しており、軽快でフレッシュな味わいが楽しめます。口に含むとスモーキーな香りがほんのり広がるのも魅力です。

飲み方は、白州が提案している「森香るハイボール」スタイルがおすすめ。ウイスキーと炭酸水を1:3〜4の割合で注いだ後、ミントの葉を添えることで爽やかな風味になります。もちろん、ロックや水割りなど定番の飲み方もおすすめです。

ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) 余市(YOICHI) シングルモルト ジャパニーズウイスキー

日本のウイスキーの父ともいわれる竹鶴政孝氏が、日本で初めてウイスキーづくりを始めたのが北海道にある余市蒸留所。余市のシングルモルトは、重厚で力強いうまみとスモーキーでピートの香りがあります。

一時期のウイスキーブームにより原酒が品薄となってしまい、10年、15年熟成のものは現在生産中止しているため、現在流通している余市は、ノンエイジのウイスキーです。

ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) 宮城峡(MIYAGIKYO) シングルモルト ジャパニーズウイスキー

力強くピート香の特徴が良く出ている余市に対し、フルーティで華やか、女性らしい味わいで人気の「宮城峡(みやぎきょう)」。竹鶴政孝氏が生み出したウイスキーの中でも、余市と宮城峡は比較されやすい銘柄です。

軽やかでまろやかな口当たりと、ドライフルーツに例えられる甘い香りが特徴。水割で飲めばもぎたてリンゴのような爽やかさと甘酸っぱさがあります。日本のウイスキー初心者の方にもおすすめ。余市と同じく、現在はノンエイジ表記です。

サントリー(SANTORY) 知多 シングルグレーン ジャパニーズウイスキー

11年ぶりにサントリーが発売した、ウイスキーの新ブランド。蒸留所はすでに40年を超える歴史ある知多蒸留所で作られています。香り豊かなことで人気のあるモルトウイスキーが主流の一方で、こちらは穏やかで優しい風味のグレーンウイスキー。

ウイスキー特有の香りや強さが苦手な方に、ハイボールでぜひ試してほしい銘柄です。風香るウイスキーと例えられる爽やかな飲み口が癖になります。

ブッシュミルズ(BUSHMILLS)10年 シングルモルト アイリッシュウイスキー

「ブッシュミルズ」はアイルランドで生産されているアイリッシュウィスキー。通常のウイスキーは蒸留が2回程度のところ、ブッシュミルズは3回行うことでまろやかな味わいに仕上がっています。

また、スモークされていないモルトを使用していて、ウイスキー独特の臭みが軽減されているのもポイント。シェリー樽とバーボン樽で10年以上熟成されており、甘い香りが楽しめます。

ジェムソン(JAMESON) アイリッシュウイスキー

「ジェムソン」はシェリー樽で熟成させた後、バーボン樽に移すことでバランスのよい風味に整えたアイリッシュウイスキーです。3回蒸留を採用することで香ばしくて口当たりのよい味わいが特徴。ほのかにバニラの風味が感じられるため、甘みのある飲みやすいウイスキーを探している方におすすめです。

カネマラ(CONNEMARA) アイリッシュウイスキー

4年熟成・6年熟成・8年熟成のモルト原酒をそれぞれブレンドさせたアイリッシュウイスキー。フレッシュな風味やフルーティーさ、バニラの香り、はちみつのような甘みも感じられるのが魅力です。口当たりがよくスムーズに飲めるのもポイント。ロックでウイスキー本来の味を確かめながら飲むのがおすすめです。

ターコネル(TYRCONNELL) アイリッシュウイスキー

大麦麦芽を2回蒸留しており、味に丸みのあるアイリッシュウイスキー。原料に湧き水を使用することで、爽やかな後味に仕上がっており飲みやすいのが特徴です。

麦の味をしっかりと楽しみたいのであれば、ロックやストレートで飲むのがおすすめ。クリアな飲み口を楽しみたいのであれば、ハイボールにして飲むのがおすすめです。

レッドブレスト(REDBREAST) 12年

スコッチウイスキーがピート香のスモーキーさが特徴とすると、レッドブレストはアイリッシュウイスキーの軽快さと、シェリー樽由来の濃い口当たりが特徴の銘柄。

3回蒸留しているため雑味が少なく、すいすい飲めてしまう飲みやすさ。後味はどっしりとしており穀物の味が強く個性的ですが、香りよりも味にこだわりたい人にこそおすすめの銘柄です。

グレンダロウ(Glendalough) 7年 アイリッシュウイスキー

銅製ポットスチルでじっくり7年熟成された、シングルモルトのアイリッシュウイスキー。2回蒸留のすっきりとした飲み口ながら、重厚なクリーミィさが感じられます。チョコレートのようなグッと深い味わいがあり、ウイスキーを飲みなれている人におすすめしたい銘柄です。

ジムビーム(JIM BEAM) バーボンウイスキー

「ジムビーム」は世界的に人気が高いバーボンウイスキーです。「バーボン」とは、原料の半分以上がトウモロコシで作られているアメリカのウイスキーのことを指します。厳選された素材が使われており、トウモロコシが生み出す香ばしさを楽しめるのが魅力。バーボンを作るのに適した質の高い湧き水が使用されているのも特徴です。

ジャックダニエル(JACK DANIELS) ブラック テネシーウイスキー

木炭を重ねて丁寧にろ過する「チャコール・メローイング製法」が採用されたアメリカ・テネシー州産のウイスキー。その製法と生産地からバーボンウイスキーとは区別されており、テネシーウイスキーという分類です。

12日間かけて丁寧にろ過しているのがポイントで、バニラやキャラメルを思わせる独特の香りとまろやかな味わいを楽しめるのが魅力。世界的に有名な銘柄で、瓶の見た目がクールなので贈り物にもおすすめです。

ワイルドターキー(WILD TURKEY) 8年 バーボンウイスキー

アルコール度数が50度の力強いバーボンウイスキー。クロコダイルスキンと呼ばれる深い琥珀色が特徴です。原料となるライ麦と大麦麦芽の比率を上げているため甘さは控えめで、風味の豊かさとコクを強調しています。

ロックや水割り、ハイボールなど定番の飲み方で楽しむのはもちろん、カクテルのベースとして使うのもおすすめ。アメリカの歴代大統領も愛したプレミアムウイスキーです。

アーリータイムズ(EARLY TIMES) イエローラベル バーボンウイスキー

1860年にアメリカで生まれたバーボンウイスキー。活性炭でろ過しており、不純物を取り除いたクリアな味わいに仕上がっています。熟成によって付いたバニラとキャラメルの香りも魅力です。

フルーティーながら後味にキレがあり、口当たりがよいのでスムーズに飲めます。バランスの取れたアメリカンウイスキーを探している方におすすめ。バーボンウイスキーの代名詞ともいえるロングセラー銘柄です。

I.W.ハーパー(I.W.HARPER) ゴールドメダル バーボンウイスキー

1877年アメリカのケンタッキー州で生まれたバーボンウイスキー。「都会派のバーボン」とも呼ばれるほど、その口当たりは淡麗でスタイリッシュ。重さやくどさを感じさせず、バニラの甘い香りが広がります。

ハイボールで楽しめば、おつまみに揚げ物が欲しくなるドライな味わいに。バーボン初心者の方はもちろん、バーボン好きの方にもおすすめの銘柄です。

メーカーズマーク(MAKER’S MARK) バーボンウイスキー

赤い蝋で封をすることが特徴のバーボンウイスキー。蝋付けの作業はケンタッキー州で1つ1つ手作業で行われています。世界で2つとして同じデザインにならない、まさに一期一会のボトルに出会える銘柄。

原料に小麦を使うことによる上品な甘みととろみのある口当たりが飲みやすく、多くの方に好まれるウイスキーです。

フォアローゼス(Four Roses) バーボンウイスキー

1888年創業、研究熱心なことで定評があるケンタッキー州フォアローゼス社のバーボンウイスキー。花やフルーツ、ハーブの香りを兼ね備えているのが特徴です。トウモロコシを主原料とする原酒とライ麦比率が高い原酒に加えて、香りや味わいを左右する5種の酵母を採用して多彩な香りを作り出しています。

アルコール度数は40%。味わいもなめらかで飲みやすいウイスキーなので、洗練されたバーボンを探している方におすすめします。

オールドクロウ(OLD CROW) バーボンウイスキー

1835年生まれの歴史あるバーボンウイスキー。香りも味わいもしっかり感じ取れる、ミディアムタイプの力強さが魅力。ストレートではアルコールの強さが前面に出るため、ロックや水割りがおすすめ。個性が強めなので、ハイボールならドライにすっきりと味わえます。

ノブ クリーク(KNOB CREEK) バーボンウイスキー

しっかりとした口当たりのバーボンウイスキー。バーボンの中では長期の9年熟成で、深い複雑な味わいと濃厚で芳醇な香りが特長です。アルコール度数は50度と高めなので、水割りかロックがおすすめ。

オーク樽とキャラメルを思わせる強い香ばしさがありながらも、まろやかで爽やかな甘みが後を引きます。軽めのバーボンでは物足りない方にぜひ試してほしい、フルボディなバーボンです。

ベイカーズ(BAKER’S) バーボンウイスキー

ポップでワインを思わせるスタイリッシュなデザインが目を引く、7年熟成のバーボンです。口に含むとレーズンやベリー系のフルーティさが広がり、カラメルソースのようなコクのある甘さが続きます。

非常に飲みやすい銘柄でありながらアルコール度は53度。アルコール度から言えば水割りやハイボールが飲みやすいですが、香りが薄まってしまうのが難点。フルーティな香りを存分に味わうために、ロックで飲むことをおすすめします。

カナディアンクラブ(CANADIAN CLUB) カナディアンウイスキー

「カナディアンクラブ」は、カナダのウイスキーを代表する銘柄。クセがないので飲みやすく、クリアな味わいを楽しめます。ロックで飲むのはもちろん、ハイボールやカクテルのベースとして味わうのもおすすめ。ウイスキー初心者の方でも非常に飲みやすい銘柄です。

アルバータ(ALBERTA) プレミアム カナディアンウイスキー

ライ麦を100%使用しており、豊かな香りが堪能できるカナディアンウイスキー。1946年創業の歴史ある「アルバータ蒸溜所」で作られています。ライ麦の味が強すぎず、滑らかな口当たりで飲みやすいのが特徴。ハイボールにして爽やかに飲むのがおすすめです。

番外編:ウイスキーのおすすめの飲み方

ストレート

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シングルモルトや長期熟成ウイスキーは芳醇なアロマを楽しむためストレートで味わうのが基本です。その際は、飲み口がすぼまったチューリップ型のグラスを使用します。テイスティンググラスなど本格的なモノがない場合は小ぶりのワイングラスで代用してもよいでしょう。口が開いたロックグラスやタンブラーは香りを逃がしてしまうので、ストレートで飲む時のグラスには適していません。

ストレートでのウイスキーテイスティングの基本は、まずウイスキーを30mlほど注ぎます。色を確認したら香りを楽しみます。ワインとは違ってグラスを回す必要はありません。鼻から下30cmほどにグラスを持ちます。嗅覚が麻痺しないよう鼻を徐々に近づけることが大切です。

最初に香りを感じたところで止めて香りを楽しみます。その後グラスの飲みくちあたりででアロマをじっくり感じましょう。香りだけをチェックしたら、口に含んで味と香りを確かめて飲み込みます。最後に飲み込む前の香りの違いを確認するのがポイントです。

トワイスアップ

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シングルモルトなど高価で本格的なウイスキーをストレートで味わいたいけど、アルコールが強いのは苦手という方におすすめの飲み方がトワイスアップです。

作り方は簡単。常温のミネラルウォーターとウイスキーを同量入れてかき混ぜるだけです。氷は使いません。なお、ミネラルウォーターは硬度の低い軟水タイプがおすすめです。ストレートでテイスティングした後に、水を加えた時のウイスキーの香りや味わいの変化を確認する際にもよいでしょう。

オンザロック

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ウイスキーを楽しむ定番オンザロックの作り方を確認しておきましょう。まず、ロックグラスに氷をたっぷり入れてグラスを冷やしておきます。その後、ウイスキーをいれてマドラーでかき混ぜてよく冷やしたら完成です。

ウイスキーを30ml入れるとシングル、60mlの場合はダブル。なお、アメリカではウイスキーを45ml入れたものはジガーと呼ばれています。オンザロックやカクテルを作ることが多い方はメジャーカップを備えておくと便利です。

ハイボール

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ウイスキーをソーダで割った人気のカクテル。強いアルコール度数のウイスキーでもサッパリ飲めるので、食事を楽しみながら飲む食中酒としてもおすすめです。

タンブラーに氷を入れたらウイスキーを注ぎます。標準ではウイスキーの分量は45mlですが、好みに応じて変えるとよいでしょう。ウイスキーを入れたらマドラーでステアしてしっかり冷やしておきます。さらにソーダを加えてかき混ぜたらできあがりです。ソーダでは甘味が強すぎるという場合はトニックウォーターがおすすめ。レモンスライスを加えるとよりサッパリした味になります。

ウイスキーミスト

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細かく砕いたクラッシュアイスの透明感とウイスキーの琥珀色が美しく、目で楽しめる飲み方がウイスキーミスト。グラスに付いた霧のように細かい水滴も涼しげで魅力です。

口の広いロックグラスにクラッシュアイスを入れたらウイスキーを注ぎます。その後マドラーでしっかりかき混ぜて全体がよく冷えるようにするのがポイントです。最後にレモン皮のレモンピールを飾ります。ストローを使って飲むと見た目もスマート。なお、カクテル作りに慣れていない方はグラスを事前に冷やしておくとよいでしょう。

ニューヨーク

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ライウイスキーを使ったカクテルとして有名なニューヨーク。鮮やかなルビー色が印象的でおしゃれなカクテルです。

ライウイスキー45ml、ライムジュース15mlそしてグレナデンシロップをティースプーン1杯分入れてシェークします。ショートカクテルグラスに注いでできあがりです。

グレナデンシロップはザクロを原料とするシロップ。ルビー色が鮮やかで、カクテルで使われることが多いシロップなのでカクテル好きな人は常備しておくと重宝します。

アイリッシュコーヒー

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アイリッシュウイスキーとホットコーヒーを使った温かいカクテル。寒い時期にアイルランドの空港で乗客にサービスされたのが起源です。香りと風味が豊かで生クリームの濃厚な味わいが魅力。身体が温まるので冬の夜におすすめのカクテルです。

アイリッシュウイスキーとホットコーヒーそして砂糖をグラスに入れてスプーンでステアします。最後に泡立てた生クリームを浮かべます。

ウイスキーサワー

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ウイスキーを使った酸っぱいカクテルの代表格がウイスキーサワーです。爽やかなレモンジュースと砂糖の甘味で口当たりがよいのが特徴。暑い時期におすすめのカクテルです。

ウイスキー45ml、レモンジュース20ml、そして砂糖スプーン1杯分をシェークしてグラスに注ぐだけと作り方も簡単なカクテル。仕上げにオレンジやチェリーを飾ると華やかになります。