飲み方を変えるだけでさまざまな味わいを楽しめる「ウイスキー」。産地や原料によっても味わいが変わり、銘柄ごとの個性を感じられるのが魅力です。特に、世界5大ウイスキーと称される産地の銘柄はぜひ飲んでおきたいところ。
そこで今回は、ウイスキーのおすすめ人気銘柄をご紹介します。種類や選び方に関しても解説するので、ウイスキー初心者の方もぜひ参考にしてみてください。
- 目次
- ウイスキーの種類と違い
- 日本のウイスキーと海外のウイスキーって何が違う?
- ウイスキーの選び方
- ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|初心者向け
- ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|安い
- ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|高級
- ウイスキーの売れ筋ランキングをチェック
- 番外編:ウイスキーのおすすめの飲み方
- 番外編:ハイボール作りにおすすめの炭酸水メーカー
ウイスキーの種類と違い
スコッチウイスキー

By: suntory.co.jp
「スコッチウイスキー」とは、ウイスキーの代名詞ともいえるスコットランドのウイスキーのこと。生産地域はハイランド・スペイサイド・ローランド・アイラ・キャンベルタウン・アイランズの6つに分かれていますが、全体的にピート由来のスモーキーさを感じる銘柄の多さが特徴です。
アイリッシュウイスキー

By: amazon.co.jp
「アイリッシュウイスキー」はアイルランドのウイスキー。伝統的な製法を継承しており、未発芽の大麦を使って、蒸溜を3回行うのが特徴です。味わいはオイリーながらもマイルド。世界的なウイスキーブームの影響を受け、最近は多くの蒸留所が稼働しています。
ジャパニーズウイスキー

By: amazon.co.jp
ジャパニーズウイスキーはその名の通り、日本で造られているウイスキー。スコッチウイスキーがベースとなっており、日本人の味覚に合わせてアレンジしたのが起源とされています。
繊細な香りが特徴で、水割りやハイボールに合う穏やかなテイストもポイント。ほかの地域と比べて蒸溜所は少ないもののクオリティは高く、世界から注目されています。
アメリカンウイスキー

By: amazon.co.jp
アメリカのウイスキーはさまざまな穀物を使うのが特徴。トウモロコシを51%以上使う「バーボン・ウイスキー」、80%以上使う「コーンウイスキー」のほか、ライ麦を使う「ライウイスキー」、小麦を使う「ウィートウイスキー」などがあります。
なお、「バーボン」とはケンタッキー州の郡名で、テネシー州で造られるバーボンは「テネシー・ウイスキー」として分類されています。
カナディアンウイスキー

By: suntory.co.jp
クセがなく、カクテルにも使われることが多いカナダ生まれの「カナディアンウイスキー」。主原料にライ麦を使用した原酒、トウモロコシを使用した原酒をそれぞれブレンドしたカナディアン・ブレンデッドウイスキーが主流です。
代表的な銘柄としては、CCの愛称で親しまれている「カナディアンクラブ」が有名。まろやかで飲みやすいので、ウイスキー初心者の方にもおすすめです。
原料や製法で種類が分けられる
個性的なウイスキーを探している方におすすめの「モルトウイスキー」

穀物原料として大麦麦芽(モルト)だけを使って造られたウイスキーがモルトウイスキーです。1つの蒸留所のモルトウイスキーだけでできたモノが「シングルモルト」、複数の蒸留所で造られたモルトウイスキーを混ぜあわせた場合は「ヴァッテッドモルト」と呼ばれます。
モルトウイスキーは蒸留所ごとの個性が強く、製造年によって香りや味に違いが出るのが特徴。スコッチウイスキーのモルトウイスキーはピートという泥炭を燃やして大麦麦芽を乾燥させるので、煙臭くスモーキーなアロマが強くなります。
なお、スコットランドはピートが豊富。地域によってピートの元となった植物やコケの種類が異なり、産地や蒸留所ごとの個性につながっています。個性が強いウイスキーを探している方や、スコッチウイスキーを深く知りたい方におすすめです。
ウイスキー初心者の方におすすめの「ブレンデッドウイスキー」

By: amazon.co.jp
モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜ合わせて造られるウイスキーがブレンデッドウイスキーです。多くのブレンデッドウイスキーは、40種類ほどの原酒がブレンドされています。各モルトウイスキーに精通した経験豊富なブレンダーと呼ばれる職人が、慎重にブレンドして銘柄独自の香りや風味を守っているのが特徴です。
ブレンデッドウイスキーは、スコッチウイスキーの全売上のうち90%以上を占めています。銘柄が豊富で、各ウイスキーに個性がありながらも飲みやすいのが特徴。これからウイスキーのことを知りたい初心者をはじめ、多くの方におすすめです。
クセのないクリアなウイスキーが好きな方におすすめの「グレーンウイスキー」

大麦麦芽だけが使われるモルトウイスキーに対して、グレーンウイスキーは大麦や小麦そしてトウモロコシなどの穀物を原料として製造されます。アルコール度数100%近くの高純度の蒸留液を生成できる連続式蒸留器を使って蒸留されるので、クセのないクリアな味が特徴です。
ただし、グレーンウイスキーは主にブレンデッドウイスキーの原酒用として造られるため、製品の数が少ないことを覚えておきましょう。
ライトな飲み口のウイスキーが好きな方におすすめの「ライウイスキー」

By: amazon.co.jp
主原料としてライ麦を用いたウイスキーがライウイスキーです。世界5大ウイスキーのひとつであるカナディアンウイスキーが有名。カナディアンウイスキーはライ麦を主原料とするフレーバリングウイスキーと、トウモロコシ主体のベースウイスキーをブレンドして造られます。
カナディアンウイスキーは、フレーバリングウイスキーのスパイシーで豊かな香りが特徴。さらに、ベースウイスキーのクセがないライトな飲み口を受け継いでいます。世界5大ウイスキーのなかでもライトで飲みやすいウイスキーです。
コクがあるウイスキーが好きな方におすすめの「コーンウイスキー」
トウモロコシを主原料として造られるウイスキーがコーンウイスキーです。原料としてトウモロコシが80%以上含まれ、さらにライ麦や小麦が加えられます。コーンウイスキーの特徴は、トウモロコシ由来の柔らかな甘味とコクのある味わいです。
ウイスキーの度数は?

EU圏内の蒸留酒あるいはカナディアンウイスキーなどはアルコール度数40%以上で瓶詰めすることが義務付けられているので、多くのウイスキーはアルコール度数が40%以上です。ブレンデッドウイスキーでは40~43%といったアルコール度数が主流。しかし、シングルモルトスコッチウイスキーのなかには46%以上といったアルコール度数が高いモノも少なくありません。
ちなみに、日本にはウイスキーの最低アルコール度数に関する規則がないのが特徴。ジャパニーズウイスキーとして世界的に評価が高いサントリーの「山崎12年」「白州」は43%、ニッカ「余市」が45%と高めです。
シングルとダブルの違いは?

居酒屋やバーなどでウイスキーを注文すると「シングル」と「ダブル」のどちらにするのかを聞かれることがあります。この場合のシングルとダブルはウイスキーの量を指しており、ウイスキーの種類とは関係がないので留意しておきましょう。
シングルの量は約30ml、ダブルの量は約60mlです。また、シングルとダブルの間をとった約45mlの「ジガー」と呼ばれる量も存在します。
日本のウイスキーと海外のウイスキーって何が違う?

By: amazon.co.jp
日本で生産されるジャパニーズウイスキーは、もともとスコットランドのスコッチウイスキーを参考にして造られたモノでした。
味の特徴としては、スコッチウイスキーらしいスモーキーな香りを残しながら、繊細な口当たりに仕上がっているのがポイント。日本人の舌に合う味わいなので、初めてウイスキーを選ぶ場合はジャパニーズウイスキーをチョイスするのがおすすめです。
ウイスキーの選び方
産地で選ぶ

各産地の特徴を把握すれば、自分好みのウイスキーが見つけやすくなります。たとえば、アメリカが産地のアメリカンウイスキーは甘みが独特で、カナダが産地のカナディアンウイスキーは口当たりが軽快。
最初はどの産地のモノが自分の舌に合うのかなかなか判断しにくいので、ある程度ウイスキーの銘柄を味わってから絞り込んでいくのがおすすめです。
ピート香の強さで選ぶ

ピートとは植物などが炭化した泥炭のこと。ウイスキーを造る際に、ピートを燃やした煙で麦芽を乾燥させるため、特有の風味が移ります。この風味がピート香と呼ばれるもので、ウイスキー特有の香ばしくスモーキーな香りです。
ピートを多く使用するほど、ピート香が強いウイスキーになります。初心者にはクセが強すぎると感じることもありますが、愛飲家にとってはウイスキーの醍醐味ともいえる風味。スコットランドのアイラ島で造られるウイスキーは、特にピート香が強いことで知られます。
初心者はピート香が強くないモノから挑戦し、徐々に特有の風味に慣れていくのがおすすめです。
予算で選ぶ

ウイスキーの価格帯もさまざま。シングルモルトウイスキーは比較的高くなる傾向にあるので、リーズナブルな銘柄を探している方はブレンデッドウイスキーのなかから見つけるのがおすすめです。
また、同じ銘柄でも熟成した年数によって価格が大きく変わります。なかには数十万円する非常に高価なモノもあるため、ウイスキーを選ぶときは予算も考慮しながら探してみてください。
ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|初心者向け
第1位 サントリー(SUNTORY) カナディアンクラブ
すっきりとした味わいの、飲みやすいカナディアンウイスキーです。カナダのオンタリオ州ウィンザーにある、豊かな自然で磨かれた水を使用。クセが少なく、ハイボールとも相性のよい銘柄です。
また、本銘柄は軽やかな仕上がりが特徴のベースウイスキーを使用。さらに、複雑で濃厚な風味の「スタースペシャル」と、リッチでフルーティな香りを持つ「スター」という、2種類のフレーバリングウイスキーを加えて造られています。
ロック・ストレート・ハイボールなど、さまざまな飲み方で楽しめる、おすすめのウイスキーです。
第2位 サントリー(SUNTORY) メーカーズマーク
トウモロコシと冬小麦を原料にしたバーボンウイスキー。ふくらみのあるまろやかな風味が特徴です。口当たりもよく、ウイスキーにあまり慣れていない初心者の方でもスムーズに飲めます。
また、特徴的な赤い封蝋は全て手作業で施されているのもポイント。世界に2つと同じモノが存在しない、手造りならではの魅力を楽しめます。
さらに、樽の材料にはアメリカンホワイトオークを使用。絶妙な火入れにより、バニラのような甘味とまろやかさを実現しています。
そのほか、本銘柄は150年以上前から受け継がれてきた酵母や、樹齢100年以上の赤イトスギで作られた発酵槽を使用しているのも特徴のひとつ。伝統の製法を守り続けている、こだわりの品質を堪能できます。
第3位 カティサーク(CUTTY SARK) カティサーク オリジナル
軽い口当たりの、飲みやすいブレンデッド・スコッチウイスキーです。英国の快速帆船「カティサーク号」にちなんだ山吹色のラベルを採用しており、インテリアにも合うおしゃれなボトルがポイントです。
カティサークは、主に5種類のシングルモルトをキーモルトとして使用しているのが特徴。なかでも、シェリー樽由来のフルーティな風味が特徴の「マッカラン」は世界的に有名な銘柄のひとつです。
また、爽やかな香りの「グレンロセス」や、華やかで深みのある風味の「ハイランドパーク」などをブレンドしています。
バニラやハーブのほか、ほのかにミルクチョコレートのような香りが感じられ、すっきりとしたフルーティな余韻が魅力。軽やかな味わいに仕上がっており、手軽に日常で楽しめるウイスキーを探している方にもおすすめです。
第4位 キリン(KIRIN) 富士山麓 シグネチャーブレンド
富士山を一望できる場所にある、富士御殿場蒸溜所が手がけるジャパニーズウイスキー「富士山麓」のフラグシップボトル。熟成のピークを迎えた原酒を厳選してブレンドし、甘い樽熟香とフルーティな香りを楽しめる1本です。
原酒本来の旨みを逃しにくい「ノンチルフィルタード製法」を採用しているのが特徴。アルコール度数は50%と高めですが、水割りなどで希釈することで香りの変化を楽しめます。
トロピカル系のフルーツ・洋梨・オレンジピールのようなフルーティさがあり、さらに黒糖や焼き菓子のような香ばしい甘い風味が共存。複雑でいてバランスのよい、円熟感のある味わいが魅力のウイスキーです。
第5位 ザ・グレンリベット(THE GLENLIVET) ザ・グレンリベット 12年
アメリカンオークの空き樽で熟成されたウイスキー。樽由来のほのかなバニラ香や独特のスムースさを堪能できます。あざやかで明るい金色に仕上がっており、グラスに注いだ時の美しさも魅力。贅沢な気分を楽しめる1本です。
また、夏の草原やトロピカルフルーツのような香りを持つほか、蜂蜜やバニラを彷彿とさせるやさしい甘みを感じられるのもポイント。味と香りのバランスがよく、手軽にシングルモルトの魅力を味わえます。ハイボールとして楽しむのもおすすめです。
ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|安い
第1位 デュワーズ(Dewar’s) ホワイトラベル
ハイボールによく合う、華やかな香りとなめらかな味わいが特徴のブレンデッドスコッチウイスキー。樽熟成後のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、再び樽の中で熟成させる「ダブルエイジ製法」を採用しているのが特徴です。
甘く濃醇なヘザーや、蜂蜜のような香りを楽しめるのが魅力。さらに、舌触りやのど越しが調和したスムースな味わいや、ほのかに洋梨のようなフルーティさも感じられます。
そのほか、ほのかに甘くスモーキーな余韻も有しており、ウイスキーらしい美味しさを手軽に感じられるのもポイント。全体のバランスが取れている、コストパフォーマンスのよい1本です。
第2位 サントリー(SUNTORY) 角瓶
サントリーが展開しており、人気の高い銘柄のひとつ「角瓶」。角ばったボトルの形から定着した愛称が、現在のブランド名になっています。
ベースに山崎や白州蒸溜所のバーボン樽原酒を使用し、バランスよくブレンドして造られているのが特徴。重厚なコクとほのかな甘い香りを有し、ハイボールによく合うドライな後口に仕上がっています。
そのほか、レモンをひと絞りして爽やかさを加味したハイボールは、肉料理との相性もぴったり。毎日の晩酌や食中酒としてもおすすめの、飲みやすいウイスキーです。
第3位 ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) ブラックニッカ クリア
香りにクセのない「ノンピートモルト」を使用し、すっきりとした後味に仕上がっているウイスキー。やわらかな甘さも備えており、軽快な味わいを楽しめるのが魅力です。
モルトウイスキーのほか、軽やかな香りと味わいを有するグレーンウイスキーをブレンドしているのもポイント。飲みやすく、手軽にモルトの甘味と香りを感じられるため、初心者の方にもおすすめの銘柄です。
第4位 サントリー(SUNTORY) トリス クラシック
甘くやさしい香りと、なめらかで丸みのある味わいを持つウイスキーです。ブランドの象徴となっている「アンクルトリス」のアイコンが特徴。親しみやすいデザインのボトルを採用しており、手軽に楽しめるウイスキーとして人気があります。
また、キーモルトとしてスパニッシュオーク樽モルトと、オイリーな香味が特徴の白州モルト原酒を使用。深みのある旨味が生まれ、毎日でも飲み飽きしにくい仕上がりになっています。
ソーダで割っても風味のバランスが崩れにくいため、ハイボールでも楽しめるおすすめの銘柄です。
第5位 ジムビーム(JIM BEAM) ジムビーム
アメリカのケンタッキー州で生まれた、バーボンウイスキー「ジムビーム」。石灰岩の岩棚でろ過された、上質な天然水を使用して造られています。
トウモロコシ・ライ麦・大麦を原料にしており、特有の香ばしさ楽しめるのも魅力。熟成用の樽には、内側をワニの皮のようになるまで焼いた「アリゲーターチャー」を施しているのも特徴です。
まろやかな飲み口とすっきりとした味わいを備え、香味が際立つのがメリット。ハイボールに合う銘柄を探している方はチェックしてみて下さい。
第6位 ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) レッドラベル
世界的にも高い人気を誇るスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」の定番ボトル。力強いスモーキーさと、樽由来のスパイシーな味わいが特徴です。
リンゴや洋梨のようなフルーティで爽やかな甘味と、バニラのような甘いコクを感じられるのもポイント。特有のスモーキーな余韻が長く続き、スコッチウイスキーらしい力強さを堪能できます。
第7位 ワイルドターキー(WILD TURKEY) スタンダード
6・7・8年熟成の原酒をブレンドしており、やわらかな口当たりで飲みやすいバーボンウイスキー。コーンの使用比率を抑え、大麦・ライ麦をブレンドして造られているのが特徴です。
また、バニラのようなメロウ感があり、洋梨のようなフルーティさと樽由来のスパイシーさもバランスよく共存。ストレートで飲んだり、割って飲んだりしても味わい深さを堪能できる、バーボンの王道ともいえる1本です。
第8位 ワイルドターキー(WILD TURKEY) ライ
ライ麦を51%以上使用した、バーボンより控えめな甘さが特徴のライウイスキーです。熟成年数4〜5年の原酒を使用しており、ドライですっきりとした後口に仕上がっています。
また、ほのかなスパイシーさがあり、バナナやリンゴを思わせる甘い香りを有しているのもポイント。さらに、麦のコクが余韻まで続く、複雑でバランスのよい味わいが魅力です。
そのほか、ライの風味はウイスキーベースのカクテルにもよく合い、絶妙なアクセントを加えたい場面に役立ちます。ほかのウイスキーとは一味違う銘柄を探している方はぜひチェックしてみて下さい。
第9位 ジェムソン(JAMESON) スタンダード
ピートを使用せず、大麦・モルト・グレーンを原料にして造られたアイリッシュウイスキー「ジェムソン」。クセが少なく飲みやすいのが特徴で、初心者〜愛好家の方まで幅広い層に支持されているウイスキーブランドです。
蒸溜を3回繰り返して造られているため、なめらかな口当たりとスムースな味わいに仕上がっているのもポイント。さらに、オーク樽で3年以上の熟成を行っており、香りと甘味の絶妙なバランスを堪能できます。
入手しやすく、ノンピートで初心者の方でも楽しみやすいのが魅力。これからアイリッシュウイスキーを試してみたいという方におすすめの1本です。
第10位 プラットバレー(PLATTEVALLEY) ストーンジャグ
原料にトウモロコシを88%使用して造られた、芳醇な甘さが特徴のコーンウイスキーです。独特の陶器ボトルを採用しており、視覚的にも楽しめるのがポイント。インテリアにも合わせられます。
また、オーク樽でじっくりと熟成させて造られているため、まろやかさと深いコクのある余韻を楽しめるのも魅力。ハイボールなどで楽しむのはもちろん、ストレートやトワイスアップで、グラスから立ち昇る香りを楽しむのもおすすめです。
ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|高級
第1位 サントリー(SUNTORY) 山崎12年
「山崎12年」は、ジャパニーズウイスキーを代表する銘柄のひとつです。日本のモルトウイスキーで最古の歴史を持つ山崎蒸溜所で、12年以上熟成させた原酒を厳選。多彩な香りと味わいを備えています。
また、熟したフルーツや、甘いバニラ香のような濃厚さがあり、長期熟成による奥深い甘味を堪能できるのもポイント。ウイスキーが持つコクと香りをじっくり楽しみたい方におすすめです。
そのほか、本銘柄は世界的に権威のある酒類品評会「ISC」にて日本初の金賞を受賞したことも有名。世界的に高い評価を得ており、多くのウイスキー愛好家から根強く支持されている人気のウイスキーです。
第2位 サントリー(SUNTORY) 響 JAPANESE HARMONY
日本の四季や繊細な感性をコンセプトに、匠の技を結集して造られた高級ジャパニーズウイスキーです。サントリーの原酒を厳選してブレンドしており、洗練された飲みやすい味わいを実現しています。
熟成した樽の香りとほのかなローズマリー、ライチのような華やかな香りを楽しめるのも魅力。さらに、はちみつのスムースな甘味や、オレンジピールチョコレートを彷彿とさせる、奥深い旨味とコクも堪能できます。
そのほか、やさしく穏やかに続く余韻のなかに、樽由来のほのかなミズナラを感じる繊細さを有しているのもポイント。ジャパニーズウイスキーの魅力を存分に味わえる、おすすめの1本です。
第3位 ザ・マッカラン(MACALLAN) シェリーオーク12年
豊かで美しい自然に恵まれた、スコットランドのスペイサイド地方で造られているシングルモルトウイスキー「ザ・マッカラン」。ほのかに感じるジンジャーやバニラなどの香りが特徴です。
また、小型のポットスチルを使用して造られているのもポイント。アルコールの移動距離が短いため、凝縮されたリッチな蒸溜酒が抽出できます。
そのほか、熟成に使用したシェリー樽に由来する、ドライフルーツやシェリーを彷彿とさせるフルーティさを堪能できるのも魅力。さらに、スパイス感やウッドスモークのような余韻もあり、複雑でバランスのよい風味に仕上がっています。
第4位 サントリー(SUNTORY) 山崎
高級ジャパニーズウイスキー「山崎」のノンビンテージボトルです。ミズナラ樽貯蔵モルトやワイン樽貯蔵モルトなど、山崎蒸溜所のさまざまなモルトを使用。やわらかく華やかな香りを実現しています。
また、はちみつのような甘味や、なめらかな口当たりを堪能できるのもポイント。複雑な風味がバランスよく共存しており、飲みやすく仕上がっています。
ストレートやロックはもちろん、華やかな香りを楽しめるハイボールやトワイスアップもおすすめ。普段とは違う、ワンランク上の贅沢なひとときを過ごしたい場面にぴったりの1本です。
第5位 ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) ブルーラベル
創業者が残したレシピをもとに、厳選された原酒を使用。熟成年数にこだわらず、“一万樽に一樽の奇跡”と謳うブレンドで造られているウイスキーです。ほのかなスモーキーさと芳醇な香りが堪能できます。
日頃の感謝を込めた贈り物としても喜ばれやすい、おすすめの高級ウイスキー。上質な1本を探している方は、ぜひ選んでみてください。
第6位 ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) 余市
スコットランドに似た気候の、北海道余市蒸溜所で作られているシングルモルトウイスキー。ピート由来のスモーキーさがあり、石炭火力での直火蒸溜によって独特の香ばしさを実現しています。ほかの銘柄とはひと味違う、個性的なシングルモルトを味わいたい方にぴったりです。
香り高い銘柄のため、ストレート・トワイスアップ・ハイボールなどで飲むのがおすすめ。贅沢な気分を味わえる高級ウイスキーです。
第7位 ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) 竹鶴ピュアモルト
ニッカウヰスキーが手がける高級銘柄「竹鶴ピュアモルト」。グレーンを使わず、モルトだけを原料にして造られているのが特徴のウイスキーです。
また、シェリー樽熟成の余市モルトや、宮城峡モルトなどをキーモルトに使用しており、重厚なコクと甘味を楽しめるのが魅力。なめらかな口当たりに仕上がっているほか、フルーティで華やかな香りも堪能できます。
さらに、ビターチョコを彷彿とさせる余韻があり、ほのかに樽香やピート感が共存しているのもポイント。なめらかな口当たりと力強さをバランスよく備えた、味わい深い1本です。
第8位 サントリー(SUNTORY) 白州 シングルモルトウイスキー
日本の白川蒸溜所で作られている、軽やかな口あたりが特徴のシングルモルトウイスキーです。みずみずしい若葉を彷彿とさせるフレーバーの原酒を使用しており、爽やかさとキレのよい味わいが楽しめます。
かすかなスモーキーさも備えており、ストレート・ロック・ハイボールなど、さまざまな飲み方で楽しめるのがポイント。飲みやすい仕上がりが魅力です。晩酌でちょっとした贅沢をしたい場合はもちろん、知人へのプレゼント用にも向いています。
第9位 バランタイン(BALLANTYNE) 21年
最低21年以上熟成させた原酒をブレンドし、まろやかで深いコクを楽しめるウイスキー。スコッチウイスキーのなかでも飲みやすく仕上がっており、長期熟成ならではの上品な味わいを堪能できます。
はちみつのような甘い香りや、ほのかに感じられる樽由来のスパイス感も魅力。ドライシェリーのような甘美な余韻も楽しめます。
また、輝きのある黄金色で視覚的にも楽しみやすく、贈り物としてもおすすめ。ウイスキー好きな方へのプレゼントを検討している方は、ぜひチェックしてみて下さい。
第10位 タリスカー(TALIRKER) 18年
スコットランド・スカイ島のタリスカー蒸溜所で作られているウイスキー。バーボン樽とシェリー樽それぞれで最低18年以上熟成させた原酒を組み合わせて造られており、香辛料のようなスパイシーさとスモーキーさを堪能できるのが特徴です。
強い個性を持つ銘柄のため、風味の強いウイスキーを試してみたい方におすすめ。すっきりとした淡麗タイプでは物足りないという方は、ぜひチェックしてみて下さい。
番外編:ウイスキーのおすすめの飲み方
ストレート

By: suntory.co.jp
「ストレート」は、水や氷などで希釈せず、ウイスキーそのものを味わう飲み方です。グラスから立ち昇る香りをじっくりと堪能できるため、ウイスキー本来の香味や余韻を楽しみたい場合に向いています。
また、原液をそのまま口に含むことで、銘柄による違いをダイレクトに感じられるのも魅力のひとつ。蒸溜所ごとに異なる個性や、使用されている原料の風味を楽しみたい方にぴったりです。
なお、ストレートでウイスキーを飲む場合は水やソーダなどのチェイサーを用意しておきましょう。
ロック

By: suntory.co.jp
グラスに大きめの氷を入れ、ウイスキーを冷やしながら楽しめるのが魅力の「ロック」。温度が下がることで口当たりがよくなり、アルコール特有の強い香りや刺激を和らげられるのがメリットです。
また、徐々に氷が溶けることでウイスキーが希釈され、ゆっくりと変化する味わいや香りを楽しめます。さらに、グラスと氷が奏でる清涼感のある音も心地よく、視覚や聴覚など五感でウイスキーを堪能できるのもメリット。最後まで飽きの来ない、おすすめの飲み方です。
ハイボール

By: suntory.co.jp
冷えたグラスにウイスキーを入れ、ソーダで割って楽しむ「ハイボール」。ウイスキーの香味成分が炭酸とともに立ち昇る、爽快な飲み口が魅力の飲み方です。
アルコール度数の高いウイスキーを炭酸で希釈して飲むため、気軽に飲めるのがポイント。食事との相性も良好です。
そのほか、銘柄によってはレモンを絞って入れたり、トニックウォーターやジンジャーエールで割ったりするのもおすすめ。気分に応じて組み合わせを変えられます。
番外編:ハイボール作りにおすすめの炭酸水メーカー
初心者でも簡単にソーダ(炭酸水)が作れる「ソーダストリーム Spirit」

本体上部の丸いボタンを押すだけで、簡単にソーダが作れる炭酸水メーカー「ソーダストリーム Spirit」。スナップロック機能により、専用のヒューズボトルもラクに着脱できます。炭酸水メーカーを使ったことがない方でも扱いやすいのが魅力です。
また、スリムなデザインを採用しているため、置き場所を選ばないのもポイント。カラーはホワイト・ブラック・レッドの3種類を展開されています。
ソーダ(炭酸水)の強さを目で確認できる「ソーダストリーム Source v3」

ガスを注入するときに光るLEDライトで、炭酸の強さを確認できる炭酸水メーカー「ソーダストリーム Source v3」。炭酸ガス注入ブロックを押すだけの簡単操作でソーダが作れます。自動ガス抜き機能を搭載しており、ガス抜きをするときの音が小さいのも特徴です。
もちろん、ボトルをラクに着脱できるスナップロック機能も搭載。プラダの香水ボトルなどを手掛ける有名デザイナーと共同開発しており、スタイリッシュな雰囲気を演出するおしゃれなデザインに仕上がっています。カラーバリエーションはホワイト・ブラック・レッドの3種類です。
比較的アルコール度数が高く、味も独特なので敬遠されてしまうことがあるウイスキーですが、自分の舌に合う銘柄を選べばその美味しさを存分に味わえます。落ち着いた雰囲気のなかでゆっくりお酒が飲みたい方におすすめです。飲み方や氷、入れ物を変えて味の変化を楽しみながら、ウイスキーの世界に浸ってみてください。