長い熟成を経て生まれる、美しい琥珀色に芳醇な香りと深いコクが魅力の「ウイスキー」。産地や原料、樽熟成などで表情が変わる一期一会の味わいと、気分や状況によって多様な飲み方を楽しめる懐の深さが、多くのウイスキー愛好家を魅了し続けています。

今回は、豊富に揃うウイスキーのなかからおすすめの銘柄をランキング形式でご紹介。選ぶ際のポイントも詳しく解説します。ぜひ参考に、お気に入りの1本を見つけてみてください。

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5大ウイスキーの違い

スコッチウイスキー

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「スコッチウイスキー」とは、イギリス北部のスコットランド地方で造られるウイスキーのこと。2009年に制定された「スコッチウイスキー規則」の定義を満たし、スコットランドの蒸留所で糖化から熟成まで行われたモノがスコッチウイスキーを名乗れます。

スコッチウイスキーの製造工程では、麦芽を乾燥させる際にピートを焚いているのが特徴。いぶした香りが麦芽に移るため、仕上がるウイスキーは「ピート香」と呼ばれる独特のスモーキーフレーバーをまとっており、多くのウイスキー愛好家から親しまれています。

なお、スコットランドのモルトウイスキーの主要産地は、ハイランド・ローランド・スペイサイド・アイラ・キャンベルタウンの5地域。産地によっても個性が異なるので、飲み比べしながら好みの味を見つけていくのも醍醐味です。

アイリッシュウイスキー

「アイリッシュウイスキー」とは、イギリスの西側に位置する島国、アイルランドの蒸留所で造られるウイスキーの総称。諸説はありますが、ウイスキーの元祖とも言われるほど長い歴史を有しています。

アイリッシュウイスキーは、大麦麦芽と未発芽の大麦を主体に、小麦・ライ麦・オート麦などの穀物を混ぜた原料で仕込むのが伝統的。多くの銘柄が乾燥時にピートを使用せず、単式蒸留機による3回蒸留で造られています。

そのため、仕上がるウイスキーは雑味が少なく、すっきりと軽やかな飲み口のモノが豊富。穀物本来の華やかな香りをダイレクトに感じられるのも魅力です。

ジャパニーズウイスキー

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「ジャパニーズウイスキー」は、日本国内で採取された水を使用し、国内の蒸留所で糖化・発酵・蒸留・熟成を行ったウイスキーのこと。原酒を700L以下の木製樽に詰め国内で3年以上貯蔵することや、国内で瓶詰めすることなども定義されています。

スコッチウイスキーの製法を手本としていますが、日本人の好みや味覚に合わせてスモーキーフレーバーは控えめのモノが主流。芳醇でバランスのよい香味は、和食をはじめさまざまな料理と相性がよく、ウイスキーを食事と一緒に楽しみたい方にもおすすめです。

近年では、大手メーカーの有名銘柄に加え、全国の酒造メーカーによる個性豊かな地ウイスキーも次々と登場。歴史の浅いジャパニーズウイスキーですが、国際的なスピリッツコンテストでも数々の栄誉ある賞を獲得しており、世界的な認知度と評価を高めています。

アメリカンウイスキー

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「アメリカンウイスキー」は、アメリカで造られるウイスキーのこと。連邦アルコール法で、原料の比率や製法などが細かく定義されており、30を超えるさまざまな種類のウイスキーが展開されています。

なかでも有名なのが、ケンタッキー州バーボン郡で生まれた「バーボンウイスキー」。原料に51%以上のとうもろこしを使用し、内側を焦がしたホワイトオークの新樽で熟成させるのが特徴で、赤みを帯びた独特の液色に華やかな香りとコクを堪能できます。

ほかにも、主原料がライ麦の「ライウイスキー」や小麦の「ウィートウイスキー」、とうもろこしが80%以上の「コーンウイスキー」などとバラエティー豊か。夏は暑く冬は寒さが厳しいアメリカの気候によって育まれた独特の甘みを、ぜひ味わってみてください。

カナディアンウイスキー

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カナダで造られるのが「カナディアンウイスキー」。一般的には、ライ麦やライ麦麦芽などを主原料とした香りが穏やかな「フレーバリングウイスキー」と、とうもろこしを主原料としたピュアな味わいの「ベースウイスキー」をブレンドして仕立てられています。

5大ウイスキーのなかでも、とくにライトな酒質が特徴。なめらかな口当たりで飲みやすいため、ウイスキー初心者の入門編にもぴったりです。

デリケートな香りとライトな風味はアレンジしやすく、好みやシーンに合わせてさまざまな飲み方を楽しめるのも魅力。ストレートやロックなどの王道はもちろん、好みのドリンクで割るカクテルベースとしても活躍します。

ウイスキーの選び方

種類で選ぶ

ウイスキー初心者の方におすすめの「ブレンデッドウイスキー」

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「ブレンデッドウイスキー」は、大麦麦芽を原料にしたモルトウイスキーと、とうもろこしなどの穀物を原料にしたグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーのこと。専門のブレンダーが、原酒ごとの個性を活かしながら一層昇華した味わいへと仕立てています。

芳香で個性的なモルトウイスキーを、ライトですっきりとしたグレーンウイスキーが包み込むため、口当たりがまろやかでバランスのよい味わいの銘柄が豊富。比較的飲みやすいので、とくにウイスキー初心者におすすめです。

個性的なウイスキーを探している方におすすめの「モルトウイスキー」

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「モルトウイスキー」とは、大麦麦芽のみを使用し、単式蒸留器での蒸留後に樽熟成させるウイスキーのことです。個性が強く、複雑で豊かな香味を感じられるため、異名は「ラウド(声高な)スピリッツ」。とくに、クセのある銘柄を探している方におすすめです。

また、個性的な味わいを好むなら、単一の蒸留所で造られた原酒のみを瓶詰めした「シングルモルトウイスキー」も要チェック。造られる土地や風土、蒸留所のこだわりが詰まった味わいをダイレクトに堪能できるので、飲み比べて表情の違いを楽しむのも一興です。

クセのないクリアなウイスキーが好きな方におすすめの「グレーンウイスキー」

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とうもろこしなどの穀類を主原料とし、連続式蒸留機で蒸留後に樽熟成させたのが「グレーンウイスキー」です。蒸留過程で雑味が取り除かれるため、クセの少ないクリアな酒質に仕上がるのが特徴。穏やかな風味から「サイレントスピリッツ」とも呼ばれています。

ウイスキーの個性的な香味が気になる方は、グレーンウイスキーから試してみるのもおすすめ。ただし、グレーンウイスキーはブレンデッドウイスキーの原酒として利用されるモノが多いため、グレーンウイスキー単体の製品は少なめな点を留意しておきましょう。

ライトな飲み口のウイスキーが好きな方におすすめの「ライウイスキー」

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「ライウイスキー」は、ライ麦を主原料としたウイスキーのこと。アメリカのストレートライウイスキーは、連邦アルコール法により原料の51%以上にライ麦を使用し、内側を焦がしたホワイトオークの新樽で2年以上熟成させることが定義されています。

ライ麦由来の香ばしさとほのかな苦みに、クリスピー感を堪能できるのが特徴。キレのあるライトな飲み口の銘柄が豊富なので、濃厚なフルボディタイプのウイスキーが苦手な方にもおすすめです。

コクがあるウイスキーが好きな方におすすめの「コーンウイスキー」

「コーンウイスキー」は、原料にとうもろこしを用いたアメリカンウイスキーの一種です。バーボンウイスキーと似ていますが、バーボンがとうもろこしの原料比率51%以上なのに対し、コーンウイスキーは80%以上が規定。蒸留後に熟成が不要なのも特徴です。

そのため、伝統的なコーンウイスキーは短熟で仕上げられており、液色は無色透明でアルコールを感じる荒々しい味わいのモノが主流。しかし近年では、樽熟成で仕立てたコクを感じるコーンウイスキーも登場しています。

とくに、変わり種の銘柄を探している方におすすめです。

ピート香や度数の強さで選ぶ

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ピートとは、野草や水生植物などが炭化した泥炭のこと。ピートを焚いて原料の麦芽を乾燥させることで、いぶした香りが麦芽に移り、「ピート香」と呼ばれるウイスキー特有のスモーキーフレーバーが生まれます。

ウイスキー愛好家を魅了するピート香ですが、クセがあり好みが分かれる香りのため、初心者のうちは避けた方が無難。ノンピートやピート香が控えめのフルーティなモノから飲み始めるのがおすすめです。

また、ウイスキーを購入する際にはアルコール度数にも注目。40%程度が一般的で、なかには60%を超える銘柄も存在します。初心者やお酒に弱い方などは、アルコール度数が非常に高い点に留意して選んでみてください。

しかし、ストレート・ロック・ハイボールなどと飲み方を多彩にアレンジできるのがウイスキーの魅力。度数の高い銘柄の場合には、水やソーダ水などで割り、アルコール度数を自分好みに調節して味わうのも楽しみのひとつです。

産地で選ぶ

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ウイスキーの風味は、産地によって大きく異なります。たとえば、スコッチウイスキーなら、豊かなコクとスモーキーな香りが特徴。アメリカンウイスキーなら独特の甘みを、ジャパニーズウイスキーなら食事とも合わせやすい繊細な味わいを堪能できます。

また、アイリッシュウイスキーは穀物由来のすっきりとした香味が、カナディアンウイスキーはマイルドかつ軽やかな口当たりが魅力。ぜひ、産地ごとの個性を押さえて、自分にぴったりのウイスキーを見つけてみてください。

悩んだ際には、各産地の有名銘柄を飲み比べてみるのもおすすめ。じっくりと味わいながら自分好みの1本を探していくのも、ウイスキーの乙な楽しみ方のひとつです。

熟成期間で選ぶ

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一般的にウイスキーは、熟成期間が長いほど酒質がまろやかになり、複雑かつ芳醇な香りをまといます。しかし、熟成期間に比例して高額になりがちなのが留意点。長期熟成ならではの香味を味わうには、ストレートやトワイスアップなどと飲み方も限られます。

一方、短熟のウイスキーは長期熟成のモノに比べると香りが弱く、味わいも荒々しい印象。ただし、熟成度が低い分炭酸水やジュースなどで割る多様な飲み方にも対応でき、グラスに注いでからの香りの変化も楽しめます。

熟成期間の長短にはそれぞれよしあしがある点を踏まえたうえで、ぜひ好みや用途に合う銘柄を選んでみてください。

予算で選ぶ

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ウイスキーは、価格帯の幅が広いのも特徴。数千円のモノから数万円、希少銘柄や長期熟成を経た特別な銘柄などは1本で数十万円するモノも展開されています。

しかし、価格が高いほどおいしいとは限らず、必ずしも自分の好みに合うとも限りません。そのため、ウイスキー初心者はブレンデッドウイスキーなど比較的安価な銘柄から試し、自分の好みの味を見つけていくのがおすすめです。

デイリー用なら3,000円前後までの銘柄が無難。ちょっとした自分へのご褒美なら5,000円前後、大切な方へのプレゼントなら10,000円程度の銘柄もチェックしてみてください。

プレゼント用ならボトルデザインにも注目

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ボトルデザインは、ウイスキーの魅力を左右する要素のひとつ。国際的な品評会「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」でも、2012年以降テイスト審査に加えてデザインの審査が実施されており、銘柄ごとに造り手のこだわりが詰められています。

そのため、重厚感のあるモノやスタイリッシュなモノなど、部屋のインテリアとしても映えるおしゃれなボトルデザインの銘柄が豊富。とくにプレゼント用なら、ボトルデザインに注目して選ぶのもおすすめです。

ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|人気・定番

第1位 タリスカー(TALISKER) タリスカー 10年

タリスカー(TALISKER) タリスカー 10年

スコットランドの北端にあるスカイ島で造られたスコッチウイスキーです。海洋冒険小説「宝島」の著者であるスチーブンソンが「酒の王様」と称したことでも知られている人気銘柄。海の恵みを存分に味わえるおすすめのシングルモルトウイスキーです。

海塩とスパイシーな黒胡椒に加えて、柑橘系の甘みをイメージさせるスモーキーな味わいを楽しめるのが魅力。しっかりとしたピート香を堪能したい方にぴったりです。

アルコール度数は45.8%。ストレートやロックで味わうのはもちろん、ハイボールにしてもおいしく楽しめます。とくに、黒胡椒をかける「タリスカー スパイシーハイボール」がおすすめ。ステーキ・ソーセージ・ハンバーガーなどの肉料理とよく合います。

第2位 サントリー(SUNTORY) 白州

サントリー(SUNTORY) 白州

仕込み水に南アルプスの天然水を使用したジャパニーズウイスキーです。山梨県北杜市にある白州蒸溜所で造られたモルト原酒だけを使用したシングルモルト。数ある原酒から厳選し、爽やかな香味を楽しめるウイスキーに仕上げています。

色は明るいゴールド。すだちやミントを思わせるフレッシュで爽やかな香りと、やや酸味のあるすっきりとした味わいが特徴です。口当たりが軽やかで飲みやすく、やさしい甘みとキレのあるフィニッシュを楽しめます。

アルコール度数は43%。ロック・水割り・ストレートなどさまざまな飲み方を楽しめますが、とくにおすすめなのはハイボール。仕上げにミントの葉を添えると、さらに爽やかな味わいを堪能できます。清々しい風味のウイスキーを試してみたい方はチェックしてみてください。

第3位 ジャックダニエル(JACK DANIELS) ジャック ダニエル ブラック Old No.7

ジャックダニエル(JACK DANIELS) ジャック ダニエル ブラック Old No.7

創業以来100年以上続く伝統製法「チャコール・メローイング」で造られたアメリカンウイスキーです。約3mの高さに積み上げたサトウカエデの木炭を通して、一滴ずつろ過しているのが特徴。長く愛され続けている人気銘柄を飲んでみたい方におすすめです。

蒸留後の原酒は自社製の樽で熟成後、ひとつずつテイスティングして熟成度をチェック。樽由来のバニラ・キャラメル・アーモンドの香りと、マイルドで調和の取れた味わいが魅力です。あと味はドライでなめらか。琥珀色の美しい色合いを目でも楽しめます。

アルコール度数は40%。シンプルにオン・ザ・ロックで楽しむのはもちろん、コーラとブレンドする「ジャック&コーラ」や、炭酸水で割る「ジャック&ソーダ」にしてもおいしく味わえます。定番のバーボンウイスキーを探している方はチェックしてみてください。

第4位 シーバスリーガル(Chivas Regal) 12年

シーバスリーガル(Chivas Regal) 12年

「スコッチウイスキーの象徴」と称されているウイスキーです。世界100ヵ国以上で愛飲されている人気銘柄。12年以上熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしています。リッチな味わいのブレンデッドウイスキーを求める方におすすめです。

ハーブ・ハチミツ・フルーツの香りが特徴。バニラやヘーゼルナッツの風味に加えて、熟したリンゴとハチミツの味わいが広がります。まろやかでクリーミーな飲み口と、長く続くマイルドな余韻を楽しめるのが魅力です。

アルコール度数は40%。ストレート・ロック・ハイボールのほか、カクテルにしてもおいしく楽しめます。毎日の晩酌やリラックスタイムのお供にぴったりのウイスキーです。

第5位 ラフロイグ(LAPHROAIG) 10年

ラフロイグ(LAPHROAIG) 10年

スコットランドの西岸沖に位置するアイラ島で造られたシングルモルトウイスキーです。「アイラモルトの王」と呼ばれる人気銘柄。スモーキーなピートと潮の香りに加えて、独特のヨード香を楽しめるのが特徴です。クセになる個性的な味わいのウイスキーを試してみたい方はチェックしてみてください。

味わいは濃厚でオイリー。やや塩気があり、キリッとしたドライなあと味を楽しめます。スモーキーな風味のなかに、なめらかでクリーミーな味わいやバニラのような甘みも感じられるのが魅力です。

アルコール度数は43%。ストレートか水割りにすると、味わいがより引き立っておいしく楽しめます。豊かな香りと深みのある味わいが広がる、おすすめのアイラウイスキーです。

第6位 イチローズモルト(Ichiros Malt) モルト&グレーン

イチローズモルト(Ichiros Malt) モルト&グレーン

ヨーロッパや北米でも高い評価を得ているジャパニーズウイスキーです。9つの蒸溜所で造られたモルト原酒と、2つの蒸溜所で造られたグレーンウイスキーをブレンドしているのが特徴。冷却ろ過や人工的な着色を行わず、自然の風味を活かして仕上げています。

アルコール度数は46%。レモンピールやオレンジピールを想起させる柑橘系フルーツのような香りと、軽やかな甘さを楽しめるのが魅力です。味わいに奥深さがあり、コクのある余韻が残るのもポイント。華やかでフレッシュな飲み口を楽しめるおすすめのウイスキーです。

また、シンプルでおしゃれなボトルデザインを採用しているため、お酒が好きな方への贈り物にもぴったり。誕生日や記念日などのプレゼントを探している方はチェックしてみてください。

第7位 グレンフィディック(GLENFIDDICH) 12年 スペシャルリザーブ

グレンフィディック(GLENFIDDICH) 12年 スペシャルリザーブ

伝統的な製法で造られた原酒を12年熟成させたシングルモルトウイスキーです。シングルモルトウイスキーを世界で初めて発売したことで知られるグレンフィディック蒸溜所が手がけた銘柄。定番のシングルモルトウイスキーを味わってみたい方におすすめです。

アルコール度数は40%。洋梨やレモンのようなフルーティーな香りと、バニラをイメージさせる甘さが特徴です。バタースコッチ・モルティ・クリームの味わいと、ほのかなオークのニュアンスを楽しめます。

また、筒形の専用ボックスとおしゃれなボトルデザインも魅力のひとつ。高級感があるので、ホームパーティーの手土産やプレゼントにもぴったりです。

第8位 ボウモア(BOWMORE) 12年

ボウモア(BOWMORE) 12年

「アイラの女王」と称されているシングルモルトウイスキーです。アイラ島で最も長い歴史を有する老舗蒸溜所が手がけた銘柄。海に面した貯蔵庫内で長い時間をかけて貯蔵されることによって、潮の香りをしっかりと楽しめるウイスキーに仕上がっています。

飲み口はややドライで、ソフトな果実感が心地よく調和。個性的ながらも、すっきりとした爽やかな味わいを楽しめるのが魅力です。アイラウイスキーの特徴でもある独特のスモーキーフレーバーを味わってみたい方はチェックしてみてください。

アルコール度数は40%。お気に入りのグラスに注いで、ロックスタイルで楽しむのがおすすめです。ウイスキーが好きな方へのプレゼントや、お中元・お歳暮・父の日・母の日などの贈り物にも適しています。

第9位 アードベッグ(ARDBEG) 10年

アードベッグ(ARDBEG) 10年

ピート香をしっかり楽しめるアイラウイスキーです。強いスモーキーフレーバーと、繊細な甘さが特徴。2008年には「ワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、世界中で高く評価されている銘柄です。個性的なウイスキーを探している方はチェックしてみてください。

色は淡いゴールド。海をイメージさせるヨード・燻製・炭焼きコーヒーの香りに、柑橘系フルーツやチョコレート、シナモンスパイスのような香りが心地よく調和しています。

アルコール度数は46%。口に含むと最初はやや刺激を感じますが、次第に重厚感のある味わいへと変化します。スモーキーかつピーティーな余韻が広がり、最後までアイラウイスキーの魅力を堪能できるのがポイント。おしゃれなボックス入りなのでプレゼントにもおすすめです。

第10位 I.W.ハーパー(I.W.HARPER) I.W.ハーパー ゴールドメダル

I.W.ハーパー(I.W.HARPER) I.W.ハーパー ゴールドメダル

初心者でも飲みやすいバーボンウイスキーです。原材料にはコーン・ライ麦・大麦麦芽を使用しています。とうもろこしの配合率が86%と高めで、なめらかな口当たりを楽しめるのが特徴。洗練された味わいのウイスキーを求める方におすすめの銘柄です。

バニラやバナナのような甘みと、クリーミーなコクを楽しめるのが魅力。すっきりとした軽やかな飲み口なので、初心者から上級者まで幅広く人気があります。定番のバーボンウイスキーを飲んでみたい方はチェックしてみてください。

おすすめの飲み方は、ソーダで割ったハイボール。雑味のないクリアな味わいを楽しめます。また、オレンジジュースやクランベリージュースなどと割るカクテルにもぴったり。毎日の晩酌やホームパーティーなど、さまざまなシーンで活躍する1本です。

ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|安い・高コスパ

第1位 ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) ブラックニッカ クリア

ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY) ブラックニッカ クリア

スモーキーな香りが苦手な方でもおいしく飲めるウイスキーです。モルトを乾燥させるときにピートを使用しない「ノンピートモルト」で造ったウイスキーと、穀物を原料とするグレーンウイスキーをブレンド。クセが少なく飲みやすいので、ウイスキーに慣れていない初心者にもおすすめです。

ほんのり甘い香りとすっきりした軽快な味わいが特徴。爽やかなあと味で飲み飽きしにくいため、宅飲みやホームパーティーのお酒としてもぴったりです。水割りやロックのほか、ハイボール、ウイスキーフロートなどでおいしく楽しめます。

また、4000ml入りの大容量ボトルと、コスパの高さも魅力のひとつ。毎日の晩酌でウイスキーを飲む方や、たっぷり楽しみたい方に適しています。

第2位 サントリー(SUNTORY) 角瓶

サントリー(SUNTORY) 角瓶

ハイボールにぴったりのジャパニーズウイスキーです。「スコッチに負けない日本のウイスキー」を目指して造られた人気銘柄。山崎と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランスよくブレンドしています。

どっしりとしたコクと甘い香りが特徴。あと味はドライでさっぱりとしています。おすすめの飲み方はハイボール。カレー・餃子・唐揚げなどの料理とよく合います。食事と一緒に楽しめるカジュアルなウイスキーを探している方にぴったりです。

アルコール度数は40%。容量は700mlです。薩摩切子に着想を得た美しいボトルも魅力。日本らしさを感じさせる高級感のあるデザインがポイントです。

第3位 バランタイン(BALLANTYNE) バランタイン ファイネスト

バランタイン(BALLANTYNE) バランタイン ファイネスト

世界160ヵ国以上で愛されているスタンダードなスコッチウイスキーです。数十種類のモルト原酒をブレンドし、豊かでスムースな風味に仕上げているのが特徴。軽すぎず重すぎない程よい飲み心地を楽しめます。初心者から上級者まで幅広く親しまれているおすすめの銘柄です。

色はゴールドで、ハチミツやバニラのような甘い香りが魅力。なめらかでやさしい味わいと、マイルドで複雑なあと味を楽しめます。アルコール度数は40%。ウイスキー本来の風味を堪能したい方は、ハイボールにして味わうのがおすすめです。

また、気品漂うエレガントな1本ながら価格が比較的安いのも嬉しいポイント。気軽に楽しめるおいしいウイスキーを求めている方はチェックしてみてください。おしゃれなボトルデザインなので、自宅用としてはもちろん、ちょっとした手土産にもぴったりです。

第4位 サントリー(SUNTORY) トリス エクストラ

サントリー(SUNTORY) トリス エクストラ

すっきりした味わいのウイスキーです。杉樽由来のキレと爽やかな香りに加えて、しっかりとした飲みごたえを楽しめるのが特徴。バーボン樽原酒をブレンドすることによって、マイルドな味わいに仕上がっています。

アルコール度数は40%。4000ml入りの大容量ボトルで、たっぷり楽しめるのが魅力です。おすすめの飲み方はハイボール。レモンを軽く搾ったグラスにトリスを入れ、冷やしたソーダを注いで楽しんでみてください。コスパを重視する方にぴったりの銘柄です。

第5位 カナディアンクラブ(CANADIAN CLUB) カナディアンクラブ

カナディアンクラブ(CANADIAN CLUB) カナディアンクラブ

「C.C.」の愛称で親しまれているカナディアンウイスキーです。クセのないすっきりとした味わいなので、ウイスキーを飲み慣れていない初心者でも飲みやすいのが魅力。価格も比較的安いため、カジュアルに楽しめるウイスキーとしておすすめです。

色は透き通るようなゴールド。キャラメル・バニラ・スパイスの香りと、アーモンドやオークの風味が特徴です。ライ麦を主体としたフレーバーウイスキーならではの軽やかな口当たりと華やかな香りを楽しめます。

アルコール度数は40%。ストレートやロックで味わうのはもちろん、ハイボールやカクテルベースとしても適しています。さまざまな味わい方を楽しめる、コスパの高い銘柄を求めている方はチェックしてみてください。

第6位 ホワイトホース(WHITE HORSE) ホワイトホース ファインオールド

ホワイトホース(WHITE HORSE) ホワイトホース ファインオールド

1890年の発売以来愛され続けている定番のスコッチウイスキーです。大麦麦芽をスコットランドピートで燻製・乾燥し、できあがった原酒を木樽で3年以上熟成。本格的なスコッチウイスキーを気軽に楽しみたいときにぴったりの1本です。

ハチミツや花をイメージさせるフレッシュな香りと、ドライかつマイルドな飲み口が特徴。豊かな香りとまろやかな風味で、初心者でも飲みやすい味わいに仕上がっています。

アルコール度数は40%。爽やかな風味とスモーキーなフレーバーが、ステーキ・チーズ・ハム・ソーセージなどの料理とよく合います。ホワイトホース1に対してソーダ4の割合で作るハイボールで楽しむのがおすすめです。

第7位 ジムビーム(JIM BEAM) ジムビーム・ライ

ジムビーム(JIM BEAM) ジムビーム・ライ

禁酒法以前のスタイルで造られたライウイスキーです。原料にライ麦を使用しているのが特徴。スパイシーでドライな香りに加えて、フルーティーな芳香を楽しめるのがポイントです。個性的なウイスキーを味わってみたい方はチェックしてみてください。

ハーブのようなニュアンスとバニラをイメージさせる甘みが魅力。キレのある軽やかな飲み心地で、飲み終えたあとにはスパイシーな余韻が残ります。

アルコール度数は40%。ストレートやロックで味わうのはもちろん、レモンを搾ってソーダで割るハイボールもおすすめです。

第8位 サントリー(SUNTORY) 知多

サントリー(SUNTORY) 知多

とうもろこしを原料としたグレーンウイスキーです。愛知県知多半島にある知多蒸溜所で造られているジャパニーズウイスキー。連続式蒸溜機を用いて3タイプの原酒を造り分けたり、貯蔵方法にこだわったりしている珍しい蒸溜所として知られています。

「軽やかな風」をイメージして、個性豊かなグレーン原酒をブレンドしているのが特徴。色は明るいゴールドで、和菓子やハチミツのような甘い香りを楽しめます。味わいはほのかに甘く、やわらかくなめらかな口当たり。キレ味のよいすっきりとした余韻が残ります。

豆腐・だし巻き卵・煮物などの和食と相性がよく、食中酒としてもぴったり。軽快な飲み口と爽やかな甘みを楽しみたいなら、ロックやソーダ割で飲むのがおすすめです。飲みやすい味わいのウイスキーを探している方に適しています。

第9位 デュワーズ(Dewar’s) デュワーズ ホワイトラベル

デュワーズ(Dewar

1899年以来長く愛され続けているスコッチウイスキーです。樽で熟成したモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、できあがったブレンデッドウイスキーを再度樽で熟成させる「ダブルエイジ製法」で造られているのが特徴。調和の取れたなめらかな味わいを楽しめるおすすめの銘柄です。

ヘザーやハチミツを想起させるフローラルで甘い香りと、フレッシュなバニラや洋梨のようなすっきりとした果実味がポイント。ほのかな甘みとスモーキーな余韻が残ります。華やかな香りと飲みやすい味わいを求める方にぴったりです。

アルコール度数は40%。おすすめの飲み方は、ウイスキー1に対してソーダ4の割合でブレンドするハイボールです。毎日の晩酌にはもちろん、友人や家族との宅飲みを盛り上げるウイスキーとしても重宝します。

第10位 シーバスリーガル(Chivas Regal) ミズナラ12年

シーバスリーガル(Chivas Regal) ミズナラ12年

日本原産の希少なミズナラ樽を使用して造られたスコッチウイスキーです。ミズナラ樽を用いることで、なめらかで豊かな味わいの原酒にややスパイシーな風味が加わるのが特徴。バランスの取れた香りと味わいを楽しめる、おすすめのウイスキーです。

モルトウイスキーとグレーンウイスキーを厳選して使用した、美しい琥珀色のブレンデッドウイスキー。オレンジや洋梨を思わせるフルーティーな甘さにタフィーやナッツの香りが加わり、口に含むと甘くなめらかな味わいが広がります。

また、ブルーを基調としたおしゃれなボトルデザインもポイント。ちょっとした手土産やプレゼントにぴったりです。

ウイスキーのおすすめ銘柄ランキング|高級

第1位 ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) ブルーラベル

ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER) ブルーラベル

香水瓶のような美しいボトルが目を引くスコッチウイスキーです。濃い青色を用いたラグジュアリーなデザインが特徴。すべてのボトルにシリアルナンバーが記載されており、希少性の高さを感じられます。特別な日のお祝いやプレゼントにおすすめの銘柄です。

ブルーラベルとして認定されるのは、厳選された1万樽の原酒のうち1樽のみ。芳醇でスモーキーな味わい、フルーツやハチミツの甘い香りが重なり合ったウッディーなアロマを堪能したい方にぴったりです。しっかりとした余韻を長く楽しめます。

チェイサーとともにストレートで味わうもよし、氷を浮かべて水割りにするのもよし。思い思いのスタイルで楽しめるのが魅力です。ゆったりと過ごすリラックスタイムを彩る、とっておきの高級ウイスキーを探している方はチェックしてみてください。

第2位 サントリー(SUNTORY) シングルモルトウイスキー 山崎12年

サントリー(SUNTORY) シングルモルトウイスキー 山崎12年

京都にある山崎蒸溜所で造られたシングルモルトウイスキーです。1984年の登場以来、日本を代表するウイスキーとして親しまれてきた高級銘柄。山崎蒸溜所で12年以上熟成された原酒のなかから、円熟したモノを厳選して使用しています。

繊細かつエレガントな味わいと、バニラや熟したフルーツのような芳醇な香りが特徴。色は落ち着きのある琥珀色で、飲み終えたあとにはホワイトオーク樽の香りが心地よく残ります。さまざまなニュアンスが重なり合う、複雑な香味を楽しめるのが魅力です。

アルコール度数は43%。リッチな香りと味わいを堪能するならストレート、まろやかな口当たりを楽しみたいならオン・ザ・ロックで飲むのがおすすめです。そのほか、水割りやハイボールでもおいしく味わえます。自宅用としてだけでなく、プレゼントにもぴったりの1本です。

第3位 ザ・マッカラン(MACALLAN) ダブルカスク12年

ザ・マッカラン(MACALLAN) ダブルカスク12年

2つのシェリー樽原酒を合わせて造られた高級ウイスキーです。最低12年以上熟成させた原酒をバランスよく融合させ、なめらかな甘みを持つ芳醇なウイスキーに仕上げています。甘みのあるウイスキーが好きな方はチェックしてみてください。

アルコール度数は40%。色は深いゴールドで、ハチミツのようなピュアな甘さと柑橘系フルーツのニュアンスを感じさせます。ややスパイシーで奥行きのある味わいが魅力。アップルキャンディーやバニラカスタードを思わせる甘い香りが鼻を抜けていきます。

また、上品な印象を与えるシンプルなボトルデザインもポイント。高級感のあるギフトボックスに入っているため、お中元・お歳暮・父の日・敬老の日などのプレゼントにも適しています。

第4位 グレンモーレンジィ(Glenmorangie) 18年

グレンモーレンジィ(Glenmorangie) 18年

甘美な味わいを堪能できる高級スコッチウイスキーです。1843年創業の老舗蒸溜所が手がけた人気銘柄。バーボン樽で熟成したあと、シェリー樽で再度熟成させているのが特徴です。ハイクラスのウイスキーを味わってみたい方はチェックしてみてください。

アルコール度数は43%。明るいゴールドのシングルモルトウイスキーです。パパイヤなどのエキゾチックなフルーツ感と、潮っぽさを感じさせる香りが魅力。口に含むとバタースコッチやクルミのような複雑な甘みが広がります。プレゼントにも喜ばれるおすすめのウイスキーです。

第5位 ローヤルサルート(ROYAL SALUTE) 21年 シグネチャーブレンド

ローヤルサルート(ROYAL SALUTE) 21年 シグネチャーブレンド

女王エリザベス2世の戴冠式を記念して造られた高級スコッチウイスキーです。ラグジュアリーな雰囲気が漂う、おしゃれなボトルデザインが特徴。特別な日の食卓や、大切な方へのプレゼントにぴったりです。

21年以上熟成させたモルトとグレーンを合わせたブレンデッドウイスキー。洋梨や柑橘系フルーツの力強い香りと花の香りに、甘いバニラやシェリーのニュアンスが加わった複雑で奥深いアロマが魅力です。

ヘーゼルナッツの香ばしい風味や、オレンジマーマレードや洋梨のフルーティーな味わいが広がり、飲み終えたあとも豊かな余韻が残ります。アルコール度数は40%。まろやかでエレガントな味わいのウイスキーを求める方におすすめです。

第6位 ザ・マッカラン(MACALLAN) シェリーオーク12年

ザ・マッカラン(MACALLAN) シェリーオーク12年

スコットランドのハイランド地方にあるスペイサイドで造られた高級ウイスキーです。原木の選定や製樽を自社で行い、徹底的にこだわって造られたシェリー樽を使用しているのが特徴。良質なシェリー樽で熟成したウイスキーならではの華やかで甘い香りを楽しめます。

色はエレガントなゴールド。バニラの甘い香りと、ドライフルーツやシェリーを思わせる重厚な味わいが魅力です。飲み終えたあとには、トフィーの甘みにややスモーキーかつスパイシーなニュアンスが重なった、深みのある余韻が残ります。

アルコール度数は40%。フルーティーで甘みの強いウイスキーを飲んでみたい方におすすめの1本です。

第7位 ハイランドパーク(Highland Park) 18年 ヴァイキング プライド

ハイランドパーク(Highland Park) 18年 ヴァイキング プライド

スコットランド最北の蒸溜所で造られたスコッチウイスキーです。水分を含んだ大麦を床に広げ、職人の手によって撹拌する「フロアモルティング」を行っているのが特徴。仕込み水には硬水を使用し、メインランド島でしか採掘できないピートを用いて造られた個性的なウイスキーです。

色は光沢のあるゴールド。エキゾチックな果物のハチミツ漬けや花の香りと、フルーツジャムやエスプレッソのような味わいが魅力です。飲み終えたあとも、ハーバルで甘い余韻を長く楽しめます。

アルコール度数は43%。まろやかな口当たりと濃厚な飲み口に仕上がっているので、落ち着いた雰囲気のなかで楽しむ食後酒に適しています。また、「ベスト・スピリッツ・イン・ザ・ワールド」を2度獲得するなど、高い評価を得ているのもおすすめのポイントです。

第8位 バルブレア(BALBLAIR) 15年

バルブレア(BALBLAIR) 15年

1790年創業の老舗蒸溜所が手がけたスコッチウイスキーです。アメリカンオークのバーボン樽で熟成後、ファーストフィルのシェリー樽でさらに熟成させているのが特徴。冷却ろ過や着色を行っていないので、ウイスキー本来の色や味わいを堪能できます。

蜜やジンジャーブレッドのあとに熟したプラムやレモンピールの香りが広がり、ダークチョコレート・トロピカルフルーツ・スパイスの味わいを楽しめるのが魅力。なめらかな口当たりと、長く続く甘美な余韻がポイントです。

アルコール度数は46%。美しい琥珀色を目でも楽しめる、クリアなボトルを採用しています。シンプルでおしゃれなデザインなので、リビングやキッチンに出しておいても様になるのがメリット。プレゼントやギフトにも喜ばれます。

第9位 ラガブーリン(LAGAVULIN) 16年

ラガブーリン(LAGAVULIN) 16年

スコットランドのアイラ島にある蒸溜所で造られた高級ウイスキーです。創業当初から受け継がれてきた製法を守り、長い時間をかけてじっくり蒸溜したあと、オーク樽で最低16年熟成しています。伝統のアイラモルトウイスキーを味わってみたい方におすすめです。

アイラモルトならではのヨード・海藻・ピート香と、フルーツの甘い香りが特徴。ややウッディな海塩とピートのスモーキーな風味が混ざり合い、豊かで奥深い味わいに仕上がっています。上品なピート香の余韻を長く楽しめるのも魅力のひとつです。

アルコール度数は43%。風格を感じさせる落ち着いたボトルデザインなので、お酒が好きな方への贈り物や特別な日を祝う食卓にぴったりです。

第10位 シークレットスペイサイド(Secret Speyside) ロングモーン18年

シークレットスペイサイド(Secret Speyside) ロングモーン18年

世界の蒸溜家から愛されている高級ウイスキー。ロングモーン蒸溜所は、「ジャパニーズウイスキーの父」と称される竹鶴政孝がウイスキー造りを学んだ蒸溜所としても知られています。ハイクオリティの高級スコッチウイスキーを探している方におすすめです。

アルコール度数は48%。アメリカンオーク樽とホッグスヘッドによって熟成されています。洋梨やマンゴーの果実香に、クリーミーなトフィーのニュアンスやオレンジマーマレードの香りが重なり、ジューシーな完熟フルーツのような味わいに。なめらかな余韻を長く楽しめます。

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番外編:ウイスキーのおすすめの飲み方

ストレート

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ウイスキー本来の味や香り、舌触りをダイレクトに堪能したい場合には、水や氷を加えずに常温のまま味わう「ストレート」で飲むのがおすすめ。小ぶりなグラスにウイスキーを注ぎ、数回スワリングすれば、空気に触れて膨らむ芳醇な香りを楽しめます。

また、ストレートで飲む際にはチェイサーを用意するのもポイントです。チェイサーとは、メインのお酒よりもアルコール度数の低い飲料や水のこと。ウイスキーと交互に飲めば、口の中がリセットされて、ウイスキーの味をひとくちごとにおいしく満喫できます。

ロック

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じっくり時間をかけてウイスキーを味わいたい場合には、大きめの氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ「ロック」スタイルがぴったり。氷が少しずつ解けるにつれて、味と香りの繊細な変化も堪能できます。

また、氷がグラスにぶつかって奏でる「カラカラ」という軽やかな音を楽しめるのもロックの醍醐味。舌と鼻、耳に冷たい感触と、ウイスキーを五感で優雅に満喫できます。

なお、ロックは冷たさがおいしさを左右するポイント。かたくて溶けにくい大きめの氷を使うのはもちろん、使用するグラスもしっかりと冷やしておくのがおすすめです。また、ロックでウイスキーを飲む際にもチェイサーを忘れずに準備しておきましょう。

ハイボール

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食中酒としてカジュアルにウイスキーを飲みたい場合には、「ハイボール」が好相性です。グラスにたっぷりの氷を入れ、ウイスキー1に対し炭酸水を3~4の比率で注ぐのが基本。炭酸の爽快感がウイスキーの風味やコクを高め、同時に料理の味を引き立てます。

ウイスキーや炭酸水の量を変え、自分流の比率を見つけていくのも楽しみのひとつ。また、レモンなどの柑橘類を添えたりフルーツジュースをプラスしたり、炭酸水のかわりにトニックウォーターやジンジャーエールを使ったりとアレンジするのもおすすめです。

番外編:ハイボール作りにおすすめの炭酸水メーカー

ソーダストリーム(sodastream) E-TERRA スターターキット

ソーダストリーム(sodastream) E-TERRA スターターキット

すべての操作をワンタッチで行える炭酸水メーカーです。人気の高い「TERRAシリーズ」の電動タイプ。ソーダメーカー本体に加えて、電源アダプター・ガスシリンダー60L用・専用ボトルなどが付属しているため、初めて炭酸水メーカーを購入する方におすすめです。

瞬時にシリンダーをセットできる「シリンダークイックコネクト」を採用。片手で簡単に取り付けられるのが魅力です。また、ボトルの装着が容易にできるのも嬉しいポイント。ボタンを押すだけで、ハイボールにぴったりの炭酸水を手軽に作れます。

本体は約幅13×奥行19.6×高さ42.7cmとスリムサイズ。すっきりとしたシンプルなデザインなので、キッチンやリビングに置いても様になります。操作が簡単な電動タイプの炭酸水メーカーが気になる方はチェックしてみてください。

ソーダストリーム(sodastream) ART スターターキット

ソーダストリーム(sodastream) ART スターターキット

機能的でおしゃれな炭酸水メーカーです。レバーを引いて炭酸を注入する手動タイプ。レバーを押す回数で炭酸の強さを自由に調節できます。電源が不要なので、設置場所を選ばずに使えるのがメリット。室内はもちろん、BBQやキャンプなどのアウトドアでも活躍します。

また、ボトルの着脱が簡単にできる「スナップ・ロック機能」や、シリンダーをワンタッチで取り付けられる「シリンダークイックコネクト」など、便利な機能を備えているのも魅力。見た目だけでなく、機能性の高さも注目のポイントです。

スターターキットには本体のほかに専用ボトルやガスシリンダーが付属しているので、手元に届いてすぐに炭酸水を作れます。好みの強さの炭酸でオリジナルのハイボールを楽しみたい方におすすめです。